JPH0537066A - 光中継器 - Google Patents
光中継器Info
- Publication number
- JPH0537066A JPH0537066A JP3193019A JP19301991A JPH0537066A JP H0537066 A JPH0537066 A JP H0537066A JP 3193019 A JP3193019 A JP 3193019A JP 19301991 A JP19301991 A JP 19301991A JP H0537066 A JPH0537066 A JP H0537066A
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- JP
- Japan
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- temperature
- repeater
- optical
- output
- signal
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 光直接増幅器を用いた光中継器は出力安定化
の為に励起レーザの電流を制御している。しかるに、励
起レーザの電流−光出力特性が温度により変化するので
中継器出力の制御条件もそれに応じて変える必要があ
る。従って、中継器光出力を温度に影響を受けずに安定
化することを目的としている。 【構成】 励起レーザの温度を検出する温度検出器9
と、温度検出器9の温度情報に基づき中継器の出力安定
化を行う出力制御回路6の制御条件を変化させる温度補
償回路10とを備えている。かかる構成によって、温度
に依存しない中継器出力の安定化が実現できる。
の為に励起レーザの電流を制御している。しかるに、励
起レーザの電流−光出力特性が温度により変化するので
中継器出力の制御条件もそれに応じて変える必要があ
る。従って、中継器光出力を温度に影響を受けずに安定
化することを目的としている。 【構成】 励起レーザの温度を検出する温度検出器9
と、温度検出器9の温度情報に基づき中継器の出力安定
化を行う出力制御回路6の制御条件を変化させる温度補
償回路10とを備えている。かかる構成によって、温度
に依存しない中継器出力の安定化が実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光中継器に関し、特
に、誘導放出効果を利用した光直接増幅器を用いた光中
継器に関する。
に、誘導放出効果を利用した光直接増幅器を用いた光中
継器に関する。
【0002】
【従来の技術】光直接増幅器を用いた中継器の出力安定
化の方法を図2に示すブロック図で説明する。従来の中
継器は、励起レーザ8の励起光と信号光を光合波器1で
合波し、誘導放出を生じる増幅素子(又は光ファイバ)
2に入力して信号光を増幅する。前記増幅素子2によっ
て増幅された信号光を光分波器3で分岐し、O/E変換
回路4で電気に変換し、信号抽出回路5によって信号成
分を抽出する。
化の方法を図2に示すブロック図で説明する。従来の中
継器は、励起レーザ8の励起光と信号光を光合波器1で
合波し、誘導放出を生じる増幅素子(又は光ファイバ)
2に入力して信号光を増幅する。前記増幅素子2によっ
て増幅された信号光を光分波器3で分岐し、O/E変換
回路4で電気に変換し、信号抽出回路5によって信号成
分を抽出する。
【0003】出力制御回路6は前記抽出回路5で抽出さ
れた信号の大きさを判定し、設定値より大きければ励起
光電力を下げる様にレーザ駆動回路7を制御し、逆に信
号が小さければ励起光電力を上げる様にレーザ駆動回路
7を制御する。
れた信号の大きさを判定し、設定値より大きければ励起
光電力を下げる様にレーザ駆動回路7を制御し、逆に信
号が小さければ励起光電力を上げる様にレーザ駆動回路
7を制御する。
【0004】中継器の入力信号レベルが変化すると一般
に光増幅器からの出力信号レベルが変化する為に、上記
の出力安定化方法で常に中継器出力が一定になる様に制
御している。
に光増幅器からの出力信号レベルが変化する為に、上記
の出力安定化方法で常に中継器出力が一定になる様に制
御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光中継器では、励起レーザの電流−光出力特性に温度特
性がある為に、光中継器出力が中継器温度に対し変化す
るという課題があった。
光中継器では、励起レーザの電流−光出力特性に温度特
性がある為に、光中継器出力が中継器温度に対し変化す
るという課題があった。
【0006】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記課題を解決することを可能とした新規な光中継
器を提供することにある。
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記課題を解決することを可能とした新規な光中継
器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る光中継器は、励起レーザの温度を検出
する温度検出器と、励起レーザの温度に応じて出力制御
回路の制御条件を変える温度補償回路を備えている。
に、本発明に係る光中継器は、励起レーザの温度を検出
する温度検出器と、励起レーザの温度に応じて出力制御
回路の制御条件を変える温度補償回路を備えている。
【0008】
【実施例】次に本発明をその好ましい一実施例について
図面を参照しながら具体的に説明する。
図面を参照しながら具体的に説明する。
【0009】図1は本発明に係る光中継器の一実施例を
示す回路ブロック構成図である。
示す回路ブロック構成図である。
【0010】図1を参照するに、本発明の一実施例は、
図2に示された従来の回路に加え、励起レーザの温度を
検出する温度検出器9と、温度検出器9からの温度情報
に応じ中継器の出力安定化を行っている出力制御回路6
の条件(制御パラメータ)を変化させる温度補償回路1
0とを備えている。
図2に示された従来の回路に加え、励起レーザの温度を
検出する温度検出器9と、温度検出器9からの温度情報
に応じ中継器の出力安定化を行っている出力制御回路6
の条件(制御パラメータ)を変化させる温度補償回路1
0とを備えている。
【0011】図3は励起レーザ電流−光出力特性の一例
を示す図である。図3において、温度が上昇すると励起
レーザはしきい値電流が大きくなり、また効率も低下す
る。今、低温(図3Aの特性)において、光中継器の入
力レベルの変動範囲P1 〜P2 において光中継器の出力
レベル安定化の為に励起光出力がPa 〜Pb の範囲で制
御されていると仮定すると、励起レーザ駆動電流はオフ
セット電流IB と制御電流△IB が必要となる。ところ
が、高温(図3Bの特性)において、光中継器の出力レ
ベル安定化に必要な励起レーザ駆動電流はオフセット電
流IB ′、制御電流△IB ′となり、いずれも低温の時
より大きな値になる(IB 〈IB ′、△IB 〈△
IB ′)。
を示す図である。図3において、温度が上昇すると励起
レーザはしきい値電流が大きくなり、また効率も低下す
る。今、低温(図3Aの特性)において、光中継器の入
力レベルの変動範囲P1 〜P2 において光中継器の出力
レベル安定化の為に励起光出力がPa 〜Pb の範囲で制
御されていると仮定すると、励起レーザ駆動電流はオフ
セット電流IB と制御電流△IB が必要となる。ところ
が、高温(図3Bの特性)において、光中継器の出力レ
ベル安定化に必要な励起レーザ駆動電流はオフセット電
流IB ′、制御電流△IB ′となり、いずれも低温の時
より大きな値になる(IB 〈IB ′、△IB 〈△
IB ′)。
【0012】したがって、温度補償回路10は、温度が
高い時にはオフセット電流IB を大きく、かつ制御電流
範囲△IB を広くする様に出力制御回路6のオフセット
および利得を変化させる機能を有している。温度が低い
時にはその逆の動作である。
高い時にはオフセット電流IB を大きく、かつ制御電流
範囲△IB を広くする様に出力制御回路6のオフセット
および利得を変化させる機能を有している。温度が低い
時にはその逆の動作である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光中
継器によれば、励起レーザの温度を検出する温度検出器
と、その温度情報に応じて中継器出力の安定化を行う出
力制御回路の制御条件を変化させる温度補償回路とを備
えることにより、中継器光出力が温度に依存せずに安定
化できるという効果が得られる。
継器によれば、励起レーザの温度を検出する温度検出器
と、その温度情報に応じて中継器出力の安定化を行う出
力制御回路の制御条件を変化させる温度補償回路とを備
えることにより、中継器光出力が温度に依存せずに安定
化できるという効果が得られる。
【図1】本発明に係る光中継器の一実施例を示すブロッ
ク構成図である。
ク構成図である。
【図2】従来における光中継器のブロック図である。
【図3】励起レーザの電流−光出力特性の一例を示す図
である。
である。
1…光合波器 2…光増幅素子(または光ファイバ) 3…光分波器 4…O/E変換器 5…信号抽出回路 6…出力制御回路 7…レーザ駆動回路 8…励起レーザ 9…温度検出器 10…温度補償回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 9/00 S 8426−5K
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 信号光と励起レーザ光を光合波器で合波
し、各種の元素を添加した光ファイバあるいは導波路に
入力して誘導放出によって信号光を直接増幅する光直接
増幅器の出力信号光を光分波器で分岐し、O/E変換器
で電気信号に変換し、信号抽出回路において信号成分の
みを抽出し、中継器出力制御回路において前記抽出され
た信号成分の大きさに応じてレーザ駆動回路を制御する
ことで励起レーザ光電力を変化させて中継器出力を一定
に保持する出力安定化の機能を備えた光中継器におい
て、前記励起レーザの温度を検出して電気に変換する温
度検出器と、この温度情報によって前記出力制御回路の
制御条件を変える温度補償回路とを備えることを特徴と
する光中継器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3193019A JPH0537066A (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 光中継器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3193019A JPH0537066A (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 光中継器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0537066A true JPH0537066A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16300827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3193019A Pending JPH0537066A (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 光中継器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537066A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001020733A1 (fr) * | 1999-09-10 | 2001-03-22 | Nikon Corporation | Source lumineuse et procede de commande de stabilisation de longueur d'onde, appareil et procede d'exposition, procede de production d'un appareil d'exposition et procede de fabrication d'un dispositif et dispositif associe |
WO2018155405A1 (ja) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | 日本電気株式会社 | 光出力モジュールおよび発光制御方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5955083A (ja) * | 1982-09-24 | 1984-03-29 | Fujitsu Ltd | 半導体レ−ザ−出力安定化方式 |
JPH02222184A (ja) * | 1989-02-23 | 1990-09-04 | Nec Corp | レーザ出力制御回路 |
JPH02308581A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-21 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光増幅方法 |
JPH02308584A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-21 | Toshiba Corp | レーザダイオードの光出力制御回路 |
-
1991
- 1991-08-01 JP JP3193019A patent/JPH0537066A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5955083A (ja) * | 1982-09-24 | 1984-03-29 | Fujitsu Ltd | 半導体レ−ザ−出力安定化方式 |
JPH02222184A (ja) * | 1989-02-23 | 1990-09-04 | Nec Corp | レーザ出力制御回路 |
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JPH02308584A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-21 | Toshiba Corp | レーザダイオードの光出力制御回路 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001020733A1 (fr) * | 1999-09-10 | 2001-03-22 | Nikon Corporation | Source lumineuse et procede de commande de stabilisation de longueur d'onde, appareil et procede d'exposition, procede de production d'un appareil d'exposition et procede de fabrication d'un dispositif et dispositif associe |
US7098992B2 (en) | 1999-09-10 | 2006-08-29 | Nikon Corporation | Light source unit and wavelength stabilizing control method, exposure apparatus and exposure method, method of making exposure apparatus, and device manufacturing method and device |
WO2018155405A1 (ja) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | 日本電気株式会社 | 光出力モジュールおよび発光制御方法 |
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