JPH0537055U - 採卵用の多段式ケージ - Google Patents

採卵用の多段式ケージ

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JPH0537055U
JPH0537055U JP7964391U JP7964391U JPH0537055U JP H0537055 U JPH0537055 U JP H0537055U JP 7964391 U JP7964391 U JP 7964391U JP 7964391 U JP7964391 U JP 7964391U JP H0537055 U JPH0537055 U JP H0537055U
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eggs
egg
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JP7964391U
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Inventor
栄一 角谷
Original Assignee
株式会社晃伸製機
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 産卵された卵がケージの底網の途中で停滞し
ないようにして、汚卵、破卵を防止する。 【構成】 下部ケージ2の斜天井網3の上端両側部に凸
部3bを形成し、この凸部3bによって上部ケージ1に
おける底網1aの両側部を支持する。底網1aの中間部
は斜天井網3の上端では支持しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は採卵用の多段式ケージに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来採卵用の多段式ケージにおいては、図6に示すように上部ケージ1と下部 ケージ2とを深く重ねて敷地の専有面積を少なくしている。しかし上下のケージ 1,2を深く重ねると、上部ケージ1内の鶏の糞が下部ケージ内の鶏にかかるた め、従来、図6に示すように下部ケージ2の斜天井網3を上部ケージ1の底網1 aにまで延長し、この斜天井網3に図2に示すようなビニールシート5を設置し ている。
【0003】 また、前記の斜天井網3は、その最上端の横線金3aが図6に示すように、上 部ケージ1の底網1aの横方向全長に亘る1本もので形成され、上部ケージ1の 底網1aにおける縦線金の全部を横線金3aで支承し、上部ケージ1を補強して いた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のものにおいては、図4に示すような上部ケージの底網1aにおける 全ての縦線金1bの下面に前記の下部ケージ2における最上端の線金3aが当接 する。
【0005】 そのため、上部ケージ1内の鶏の荷重によって、その底網1aが、前記線金3 aを支点として、図5の鎖線Aの如くたわみ、経年によりこのたわみ形状に塑性 変形し、産卵されて底網1a上をケージの前方へ転動した卵4が図5の如く線金 3a部で停滞し、汚卵、破卵の原因となる問題がある。
【0006】 本考案は、このような卵の停滞を防止し、汚卵、破卵を防止することを目的と するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記の課題を解決するために、上部ケージ(1)における底網(1a )の前部下面を下部ケージ(2)の斜天井網(3)の上端で支持するものにおい て、前記斜天井網(3)の上端両側部に上方への凸部(3b)を設け、該凸部( 3b)により上部ケージ(1)における底網(1a)両側部を支持し、底網(1 a)の中間部は斜天井網(3)では支持しないようにしたことを特徴とするもの である。
【0008】
【作用】
上部ケージ(1)の底網(1a)において、産卵された卵が転がり通過する中 間部の縦線金(1b)は、その下面が斜天井網(3)では支持されていないため 、そのケージ(1)の前壁網部を支点としてたわむ。そのため、このたわみ形状 が塑性変形しても卵が底網(1a)の途中で停滞することなく、前部に形成され た卵受け部1dまで転がって排出される。
【0009】 また、斜天井網(3)による上部ケージ(1)の補強は、その底網(1a)の 両側部を支承するのみで十分である。
【0010】
【実施例】
図1乃至図4に示す本考案の実施例について説明する。 1は上部ケージ、2は下部ケージで、夫々支柱6及び梁7によって所定位置に 保持されている。各ケージ1,2の底網1aは前記図4に示すような平面形状を なし、多数本の横線金1cで形成されていると共に、前部に卵受け部1dが形成 され、図2に示すように前下りに設置されている。
【0011】 3は下部ケージ2の後部を構成する斜天井網で、その上部が下部ケージ2の天 井網2aよりも上方へ突出している。また、該斜天井網3の上端両側部には、中 間部よりも上方へ突出する凸部3bが形成されている。
【0012】 すなわち、両側部における最上端の横線金3a,3aを短尺にしてこれのみが 上部ケージ1の底網1aにおける両側部の縦線金1b′の下面を支持するように し、その他の底網1aにおける中間部の縦線金1bと斜天井網3における上部横 線金3cとの間には所定の間隙Dを設けて、中間部の縦線金1bが、斜天井網3 では支持されないようになっている。 前記両側の縦線金1b′と横線金3aと はシーリング等によって相互に連結されている。
【0013】 図中8はエッグガードである。5は下部ケージ2における斜天井網3にかけた ビニールシートで、上部ケージ1内の鶏からの糞が下部ケージ2内に落ちないよ うにするものである。
【0014】 尚、前記上部ケージ1及び下部ケージ2は夫々1個として図示したが、これら のケージは上下方向に多段に配置され、かつ横方向に多数個連続して配置される 。
【0015】 以上の構成であるから、上部ケージ1の底網1aにおける両側端部の縦線金1 b′,1b′は、下部ケージ2の斜天井網3に形成された凸部3bによって支持 される。そのため、鶏の荷重によって底網1aがたわんだ場合、この縦線金1b ′,1b′は凸部3bの横線金3aを支点として図5の鎖線Aのようにたわむ。 しかし、この縦線金1b′,1b′は側端に位置するため該部分では産卵された 卵が転がり通過しないため、卵が途中で停滞することはない。
【0016】 また、前記両側部の縦線金1b′,1b′以外の中間部の縦線金1bは、その 下部における斜天井網3では支持されていないため、鶏の荷重によって図5の鎖 線Bのようにたわむ。そのため、経年によりこのたわみ形状が塑性変形しても、 この縦線金1b部で産卵された卵は、底網1aの途中で停滞することなく、卵受 け部1dまで転がる。また仮りに卵が縦線金1bの前部支点cで止まっても、エ ッグガード8の存在によって、この卵が鶏に踏まれない。
【0017】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、産卵された卵がケージの底網の途中に停滞しな いため、汚卵、破卵を防止できる。また、上部ケージの底網の補強も十分行なえ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図。
【図2】同側面図。
【図3】斜天井網の正面図。
【図4】底網の平面図。
【図5】底網のたわみ状態を示す図。
【図6】従来構造を示す斜視図。
【符号の説明】
1 上部ケージ 1a 底網 2 下部ケージ 3 斜天井網 3b 凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部ケージ(1)における底網(1a)
    の前部下面を下部ケージ(2)の斜天井網(3)の上端
    で支持するものにおいて、前記斜天井網(3)の上端両
    側部に上方への凸部(3b)を設け、該凸部(3b)に
    より上部ケージ(1)における底網(1a)の両側部を
    支持し、底網(1a)の中間部は斜天井網(3)では支
    持しないようにしたことを特徴とする採卵用の多段式ケ
    ージ。
JP7964391U 1991-10-01 1991-10-01 採卵用の多段式ケージ Expired - Lifetime JPH0725022Y2 (ja)

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JP7964391U JPH0725022Y2 (ja) 1991-10-01 1991-10-01 採卵用の多段式ケージ

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Publication Number Publication Date
JPH0537055U true JPH0537055U (ja) 1993-05-21
JPH0725022Y2 JPH0725022Y2 (ja) 1995-06-07

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JPH0725022Y2 (ja) 1995-06-07

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