JPH0536772U - ケーブル付き電気コネクタ - Google Patents

ケーブル付き電気コネクタ

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JPH0536772U
JPH0536772U JP9465591U JP9465591U JPH0536772U JP H0536772 U JPH0536772 U JP H0536772U JP 9465591 U JP9465591 U JP 9465591U JP 9465591 U JP9465591 U JP 9465591U JP H0536772 U JPH0536772 U JP H0536772U
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JP
Japan
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cable
clamp
housing
main body
wing
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Pending
Application number
JP9465591U
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English (en)
Inventor
満 川井
優 吉田
栄二 国井
耕三 上木戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hirose Electric Co Ltd
NEC Corp
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
NEC Corp
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Publication date
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル付き電気コネクタを、ケーブルを強
固にハウジングに固定してその抜け防止を可能とすると
共にその構造を簡単、小型化することを目的とする。 【構成】 複数の被覆ケーブル20を外皮により結束し
て形成される多心ケーブル18の該外皮が端部にて所定
長だけ剥離された上記多心ケーブルの外皮に、クランプ
本体部22からケーブル半径方向に延出する翼状部23
を有するクランプ金具21が上記クランプ本体部22に
てクランプされ、ハウジング1内にて収容・保持されハ
ウジングからの突出部分で相手方コネクタに挿入される
接触子保持体13に、上記複数の被覆ケーブル20のそ
れぞれの被覆を剥離して露呈せる芯線先端に接続された
接触子が装着され、上記クランプ金具21の範囲でのケ
ーブルの多心ケーブルの軸線を含む面で分割形成された
分割ハウジング2,3内面に形成された係止溝11に上
記クランプ金具の翼状部23が収められ、二つの分割ハ
ウジング2,3が結合されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はケーブル付き電気コネクタ、特にケーブルのハウジングとの固定を図 るものに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電気コネクタとしては、例えば添付図面の図4に示されるごとくのも のが知られている。同図のものは、接触子付ケーブル(図示せず)の外皮端部に 外嵌される変形容易な軟らかい弾性スリーブ51と、ハウジング内にあって上記 接触子付ケーブルの接触子を収容・保持しハウジング開口部に相手方コネクタに 挿入される接触子保持体52と、上記弾性スリーブ51と接触子保持体52を連 結する連結金具53と、ハウジング54とを有している。
【0003】 上記弾性スリーブ51と接触子保持体52は外周面に環状溝が形成されている 。一方、連結金具53はかかる環状溝に対して環状に塑性変形して係止する指状 の係止片53A,53Cと両係止片53A,53Cの基部を結ぶ連結部53Bと を有している。また、連結部53Bには固定用ねじのためのねじ孔が設けられハ ウジング54と該ねじ55により固定されるようになっている。
【0004】 かかる従来の電気コネクタは、使用に際しては、先ず接触子付きケーブルの外 皮部分に弾性スリーブ51を外嵌した後に、各接触子を接触子保持体52に装着 する。しかる後に、上記連結金具53の係止片53A,53Cを上記弾性スリー ブ51と接触子保持体52のそれぞれの溝にてかかえ込むようにした後に圧潰し て環状にせしめる。弾性スリーブ51はやわらかいために係止片53Aの圧潰に よって、該弾性スリーブ内のケーブルもしっかりと緊締されることとなる。かく して、ケーブルは上記連結金具53を介して接触子保持体52に固定される。さ らに、ハウジング54が外嵌された後、上記連結金具53と該ハウジング54と はねじ55によって固定される。これによって、ケーブルはハウジング54にも 固定され、その長手方向に引張られても、容易に抜けたり、接触子との結線部分 に好ましくない外力を伝えることもなくなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のケーブル固定形式にあっては、連結金具の両端部に 係止片を設けること、そしてそれらを連結し固定ねじ孔をもつ連結部を設けねば ならないことに起因して、その構造は大がかりなものとなってしまう。特にケー ブル長手方向での寸法が大きくなる。小型化を要求される電気コネクタにあって はこれは好ましくない。さりとて、上記連結金具をあまり小さなものとすると、 ねじも小さくなり強度が不十分となりその機能が十分でなくなる。さらには、製 造上、部品点数が増えるのでコスト高となると共に作業上も能率向上を図ること ができない。
【0006】 本考案は、かかる問題を解決し、十分な強度もちかつ小型化を図れるケーブル 固定構造をもつケーブル付き電気コネクタを提供することを目的する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、上記目的は、複数の被覆ケーブルを外皮により結束して形成 される多心ケーブルの該外皮が端部にて所定長だけ剥離された上記多心ケーブル の外皮に、クランプ本体部からケーブル半径方向に延出する翼状部を有するクラ ンプ金具が上記クランプ本体部にてクランプされ、ハウジング内にて収容・保持 されハウジングからの突出部分で相手方コネクタに挿入される接触子保持体に上 記複数の被覆ケーブルのそれぞれの被覆を剥離して露呈せる芯線先端に接続され た接触子が装着され、上記クランプ金具の範囲でのケーブルの多心ケーブルの軸 線を含む面で分割形成された分割ハウジング内面に形成された係止溝に上記クラ ンプ金具の翼状部が収められ、二つの分割ハウジングが結合されていることによ り達成される。
【0008】
【作用】 上述の本考案によるケーブル付き電気コネクタは次の要領で製作される。 先ず、多心ケーブルの外皮を所定長だけ剥離し、各被覆ケーブルの端部を自 由状態にし、また各被覆ケーブルの被覆をも所定長だけ剥離し、芯線に接触子を 接続する。 上記接触子を接触子保持体の所定の接触子保持孔内に装着する。 次に、クランプ金具のクランプ本体部を上記多心ケーブルの外皮端部にクラ ンプする。なお、このクランプ金具の取りつけは、上記における外皮剥離以後 ならば上記以前に行ってもよい。 しかる後、クランプ金具の翼状部を分割ハウジングの係止溝内に収める。 最後に、二つの分割ハウジングを結合させて、作業は完了する。
【0009】
【実施例】
以下、添付図面の図1ないし図3にもとづき本考案の実施例を説明する。
【0010】 図1は本実施例のケーブル付き電気コネクタの各部を分離状態で示す一部破断 斜視図、図2は組立後における図1でのII−II断面図、図3はハウジングに収め られるケーブルがクランプ金具でクランプされた状態を示す斜視図である。
【0011】 図1において、ハウジング1は収められる多心ケーブルの軸線を含む面にて分 割された上下二つの分割ハウジング2,3により構成されている。
【0012】 上分割ハウジング2は鏃状の係止鉤をもつ係止脚4と、下分割ハウジングの係 止脚と係止し合う係止窓5とが設けられている。
【0013】 一方、下分割ハウジング3には、上記上分割ハウジング2の係止脚4が挿入さ れ係止するための係止孔6(図2をも参照)と、上記上分割ハウジング2の係止 窓5に係止するための係止脚7を有している。また、下分割ハウジング3には、 後述する接触子保持体8を案内挿入する四角形の挿入孔9が下方に貫通して形成 されている。該挿入孔9の内壁の一辺には、上記接触子保持体8の周方向での挿 入向きを確定するために、上記係止脚7が挿入孔9にわずかに突出するように設 けられている。さらに、挿入孔9の内壁面中間部には、上記接触子保持体8の挿 入方向での位置を決める段部10が形成されている。
【0014】 さらに、上記下分割ハウジング3には、後述するクランプ金具の翼状部を受け 入れる係止溝11と、これに隣接して、後述の弾性スリーブの一方のフランジ部 を受け入れる係止溝12とが形成されている。なお、上述の上分割ハウジング2 にも、これらに対応した係止溝が形成されている。
【0015】 上記下分割ハウジング3の挿入孔9に挿入される接触子保持体13は上記挿入 孔9に適合した四角筒状をなし、周面には周方向での挿入向きを定めるために上 記係止脚7を案内する案内溝14が形成されている。そして、上部には下面が上 記下部分割ハウジング3の挿入孔9の段部10と係止し合うストッパとしてのフ ランジ部15が設けられている。該フランジ部15が上記段部10に当接する位 置まで、接触子保持体13が挿入孔9内に挿入されると、該接触子保持体13は 下分割ハウジング3より下方に突出し、突出部分が相手方コネクタ(図示せず) と嵌合する部分となる。そのとき、接触子保持体13の周面に形成された他の案 内溝16が相手コネクタとの周方向での挿入向きを定めるようになる。
【0016】 さらに、上記接触子保持体13の接触子挿入孔17には多心ケーブルの各被覆 ケーブルの芯線に接続された接触子(図示せず)が装着されている。
【0017】 多心ケーブル18は、弾性スリーブ19が外嵌された後、複数の被覆ケーブル 20を結束している外皮が先端部で所定長だけ剥離され(図3参照)、ばらばら になった各被覆ケーブル20が先端部で被覆が剥離されて芯線に接触子(図示せ ず)が接続されている。
【0018】 かかる接触子付き多心ケーブル18の外皮端部にはクランプ金具21が締めら れている。該クランプ金具21はクランプ本体部22と翼状部23とから成って いる。クランプ本体部22は断面がU字状をなし係止片を形成している。そして その先端は鋸歯状となっている。該クランプ本体部22と一体に形成された翼状 部23はケーブルの半径方向に延出している。かかる構成のクランプ金具21は 、使用に際しては、上記係止片をなすクランプ本体部22を図3のごとく円筒状 に圧潰して多心ケーブル18の外皮上に強く締めつけられる。
【0019】 弾性スリーブ19は、多心ケーブル18の外皮上で案内される円筒部24と、 その両端部に設けられたフランジ部25,26と、後部に設けられたさらに可撓 性を与えるべく溝を設けられた保護部27とを有している。かかる弾性スリーブ 19は、図3のごとく上記クランプ金具21のクランプ本体部22上に強く押し 込まれ、円筒部24と前方のフランジ部25の内径が弾性変形により拡径して上 記クランプ本体部22上に外嵌される(図2参照)。
【0020】 かかる本実施例においてケーブル付き電気コネクタは次の要領で製作される。 先ず、図3のごとくの弾性スリーブ19をクランプ金具21のクランプ本体 部22上に強く押し込む。 図1において、すでに接触子が装着された接触子保持体13を下分割ハウジ ング3の挿入孔9内に挿入すると共に、上記クランプ金具21の翼状部23を下 分割ハウジングの係止溝11に、そして弾性スリーブ19の前方のフランジ部2 5を係止溝12内に収める。なお、その際、弾性スリーブ19の後方のフランジ 部26は下分割ハウジング3の外部にあってその後端面に係止するようになる。
【0021】 このようにして、ケーブルはその長手方向にはクランプ金具21の翼状部23 によってハウジングに固定されることとなる。 しかる後、上記下分割ハウジング3に対し上分割ハウジングをそれらの係止 脚4,7によって結合せしめる。その結果、ケーブル及び接触子保持体は上下方 向に位置決めされつつ、保持される。
【0022】 本考案は、弾性スリーブを用いた例を示したが、これは必須ではなくクランプ 金具のみで十分である。また、コネクタハウジングはL字状に屈曲された形式の ものを例示したが、本考案は、これに限定されず、直状のものでもよい。さらに は、接触子保持体は円柱状あるいは他の形状でもよいことは勿論である。
【0023】
【考案の効果】
本考案は以上のごとく翼状部をもつクランプ金具を用いてケーブルをハウジン グに固定することとしたので、コネクタをきわめて簡単かつ小型な構造とするこ とができる。その結果、コストの低下、作業能率の向上、コネクタを使用する装 置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としてのケーブル付き電気コ
ネクタの各部を分離して示す一部破断斜視図である。
【図2】コネクタ組立後における図1におけるII−II断
面図である。
【図3】図1に示されたクランプ金具及び弾性スリーブ
をもつケーブルの斜視図である。
【図4】従来の電気コネクタの断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2,3 分割ハウジング 11 係止溝 13 接触子保持体 18 多心ケーブル 20 被覆ケーブル 21 クランプ金具 22 クランプ本体部 23 翼状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 国井 栄二 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロセ 電機株式会社内 (72)考案者 上木戸 耕三 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被覆ケーブルを外皮により結束し
    て形成される多心ケーブルの該外皮が端部にて所定長だ
    け剥離された上記多心ケーブルの外皮に、クランプ本体
    部からケーブル半径方向に延出する翼状部を有するクラ
    ンプ金具が上記クランプ本体部にてクランプされ、ハウ
    ジング内にて収容・保持されハウジングからの突出部分
    で相手方コネクタに挿入される接触子保持体に上記複数
    の被覆ケーブルのそれぞれの被覆を剥離して露呈せる芯
    線先端に接続された接触子が装着され、上記クランプ金
    具の範囲でのケーブルの多心ケーブルの軸線を含む面で
    分割形成された分割ハウジング内面に形成された係止溝
    に上記クランプ金具の翼状部が収められ、二つの分割ハ
    ウジングが結合されてなるケーブル付き電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 クランプ本体部はクランプ後に円筒体に
    変形され、多心ケーブルの外皮上に弾性材より成る可撓
    スリーブが、クランプ本体部の少なくとも後部に弾圧を
    もって外嵌されていることとする請求項1に記載のケー
    ブル付き電気コネクタ。
JP9465591U 1991-10-23 1991-10-23 ケーブル付き電気コネクタ Pending JPH0536772U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9465591U JPH0536772U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 ケーブル付き電気コネクタ
US07/958,233 US5295859A (en) 1991-10-23 1992-10-08 Electric connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9465591U JPH0536772U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 ケーブル付き電気コネクタ

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JPH0536772U true JPH0536772U (ja) 1993-05-18

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ID=14116272

Family Applications (1)

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JP9465591U Pending JPH0536772U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 ケーブル付き電気コネクタ

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JP (1) JPH0536772U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012199188A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Hitachi Cable Ltd コネクタ付きケーブル
JP2017139227A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 ヤザキ・ヨーロッパ・リミテッド 電気コネクタ
WO2023127407A1 (ja) * 2021-12-28 2023-07-06 矢崎総業株式会社 コネクタ

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