JPH0536520U - 色 票 - Google Patents

色 票

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JPH0536520U
JPH0536520U JP8585991U JP8585991U JPH0536520U JP H0536520 U JPH0536520 U JP H0536520U JP 8585991 U JP8585991 U JP 8585991U JP 8585991 U JP8585991 U JP 8585991U JP H0536520 U JPH0536520 U JP H0536520U
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耀 北畠
純治 村本
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株式会社カラーアトラス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】色の識別等の作業を容易、そして正確迅速に行
なえるようにすること。 【構成】同一系統に属する色見本4…を同一平面上に配
列し、これら色見本4…の隣接位置に、対象色を視覚し
て色の対比を行なう比色窓5…を欠成した色票。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、印刷業や製本業など、さらには教育の場において、色の 識別や記録、伝達等に利用するような色票に関する。
【0002】
【従来の技術】
色票は紙片に色付けをして色見本を形成し、これらの色見本を束にして構成さ れている。色付けは、塗装や染色、さらには印刷によって行なわれ、各色見本を 束にする場合の配列は、似通った色の色見本順にして、系統的に行なっている。 各色見本の色は、裏面に記載した符号によって知ることができる。
【0003】 この色票を使用して、例えばある色が分類上どの色に特定されるかを知る場合 には、そのある色の紙片などを、色票の数ある各色見本にそれぞれ個別に、隣合 わせて置いたり、一部を重ね合わせたりして対比することで、同一の色を探し、 色を特定していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述したような色票で色の識別を行なう場合、色見本を一枚一枚捲っ て対比させなければならず、しかも、一目で断定し難いような似通った色は、前 か後か、他の頁にあるので、判定に時間と手間を要し、迅速な作業が充分に行な えなかった。
【0005】 また、色を見ている目には色順応が起こるため、すなわち、色の対比を行なっ ている時に、何色かを特定したいある色については、色見本に比して長く見るこ とになるので、そのある色が無彩色に近付くように感ぜられ、色の正確な識別が 阻害される。
【0006】 つまり、この考案の課題は、色の判定作業を容易に行なわしめることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するための手段を実施例の図1を用いて説明すると、複数 の色見本のうち同一系統に属する色見本を同一平面上に配列し、各色見本4…部 に、対象色を視覚し、色の対比を行なう比色窓5…を欠成した色票であることを 特徴とする。
【0008】
【作用】
すなわち上述の構成によれば、例えばある色の着いた紙の色名を特定する場合 、その色と同系統の色票の下に、何色かを知りたい色の紙を挟み込めばよい。そ うすれば、各色見本部に欠成した比色窓から、挟み込んだ紙の色が表われ、即座 に色の対比が行なえる。対比の結果は、色票に記す符号、たとえばマンセル(Mu nsell )表色系に従って系統的に配列した場合では、色相(H)、明度(V)、 彩度(C)という色の三属性を用いた表現によって知ることができる。、
【0009】
【考案の効果】
上述の結果、この考案によると、同一系統に属する似通った色でも瞬時にして 一目で対比できるので、従来のような手間をかけずに迅速な判定が行なえ、特に 実務の場で使用する場合には、作業性が大幅に向上する。
【0010】 しかも、前述したような作業でよいため、対比する色同士を見る時間の長さに 差をなくすことができ、色順応の発生を阻止して、正確な色の識別が行なえ、信 頼性を向上できる。
【0011】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。なお、この実施例におい ては、色見本の配列をマンセル表色系に従ってなしたもので説明するとこととす る。また、上述した図面、図1と図2は、それぞれ色票を構成する一色票面1, 2を示している。
【0012】 まず初めに、この色票が採用するマンセル表色系について簡単に説明する。 マンセル表色系では、色の三属性である色相(hue )[H]、明度(value ) [V]、彩度(chroma)[C]を用いて表面色を表す。例えば「さえた赤」は、 5R4/14となる。
【0013】 すなわち、5R4/14の一般式はHV/Cであり、Hに相当する「5R」は 、図2に示すように、R(赤),Y(黄),G(緑),B(青),P(紫)の5 色と、これらの中間色、YR,GY,BG,PB,RPの合計10色相をそれぞ れ、さらに4等分した40色相環の一部を示している。
【0014】 Vに相当する「4」は、完全黒を0、完全白を10とする明るさの段階の一部 を示し、Cに相当する「14」は、無彩色を0としての有彩色の色のさえ度合を 示した尺度の一部を示す。そして、これら明度[V]と彩度[C]とは、図1に 示したような関係に配列できる。
【0015】 したがって、色相R(赤)のうちY(黄)からもP(紫)からも遠い、Rの中 間に位置し、「4」という、極端に高い明度を持たず、また色のさえ具合が良く 、「14」を示す色は、「さえた赤」と、特定されることになる。
【0016】 つぎに、マンセル表色系に従った色票の構成を説明すると、マンセル表色系が 上述したような表色系であるため、色票は、色相環を表した一色票面2(図2参 照)と、この色相環に表れる色相のうち適宜必要な色相について、例えば各色相 ごとに5と10(5R,10R,5YR,10YR…)の色相について明度と彩 度の尺度を用いて細分化した複数枚の一色票面1(図1参照)、さらに、色相環 には表れない無彩色を表した一色票面(図示せず)とを綴じ合わせて構成する。
【0017】 図2に示すように、40色相環を表す一色票面2には、各色相に相当する色見 本3…を順に環状に並べ、各色見本3…ごとにそれぞれの各色相名を5R,7. 5R,10R,2.5YR,5YR,7.5YR…と順に付している。
【0018】 図1は、図2に表した色相環のうちの「色相5R」について例示した一色票面 1を表しており、横軸に彩度(C)を、縦軸に明度(V)をとった表のように、 同形状の色見本4…を配列し、横方向と縦方向にそれぞれ彩度と明度を示す記号 を付している。そして、縦に並ぶ色見本群の隣接位置には、比色窓5…を欠成し ている。具体的には、彩度「N」〜「/14」まで16本ある色見本群に対して 、比色窓を15本欠成している。「N」の色見本群については、「/0.5と」 のそれとの間の比色窓を、「/14」の色見本については「/13」とで挟む比 色窓を利用し、他の色見本については、左右いずれの比色窓でも利用できる。
【0019】 なお、上述した各色見本3…,4…は、樹脂塗料を用いて、有彩色については ロール方式で、無彩色についてはストライプ方式で塗色し、膜厚を28±3ミク ロンに、光沢度をグロス78±3に設定している。
【0020】 以上のように構成した色票を用いて、ある色が何色であるかを特定する場合に は、まず、図2に示す色相環をで色相を判定してから、その色相について明度と 彩度の尺度で表した、図1に示すような一色票面1を利用する。すなわち、その 特定したいある色を有する紙片などを、綴じ合わせられた一色票面の下に挟み込 めばよい。
【0021】 すると、挟み込んだ紙片は、比色窓5…から表れ、各色見本4…と一目で対比 可能となる。同一の色を発見したならば、その色の明度と彩度とを知ることがで きるので、色の特定が出来る。
【0022】 また、マンセル表色系の記号で示されたある色を探す場合には、一般式HV/ Cで表される「H」部分、すなわち「色相」の部分から、彩度と明度とで細分化 された一色票面を探して開き、つぎに「V」と「C」の記号を辿れば目的の色を 知ることができる。確認する必要があれば、その一色相面の下に目的色の紙片な どを挟み込めば、比色窓で容易に行なえる。
【0023】 したがって、色の識別は迅速に行なえ、殊に実務の場においては作業性が向上 し、有益であり、また、一般的に用いられているマンセル表色系に沿って構成し たので広範囲で活用できる。
【0024】 しかもその作業は、作業者に色順応が起こらないので正確であり、信頼性の大 幅な向上も期待できる。そしてこのことは、塗膜の厚みや光沢の安定した色見本 3…,4…によって助長され、隔離した場所同士での色の伝達もより一そう正確 さを増す。 以上、この考案の一実施例を説明した。
【0025】 なお、先の実施例においてはマンセル表色系を採用したが、他の表色系、たと えばオストワルド(Ostwald )等を採用するもよく、オフセット印刷に便利なよ うに4色の配合割合に基づいて配列するようにするも、また使用する色のみを系 統的に配列するようにするもよい。
【0026】 また色相環を表した一色票面2にも比色窓を欠成するもよく、さらに、先の実 施例では比色窓5…を色見本4…と同形状になるように、そしてその隣接位置に 欠成したが、例えば色見本中に欠成するもよい。この場合、その比色窓の形状を 面積の大きい部分も小さい部分も含めて様々に設定すれば、配色の研究に使用す ることもできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】色票を構成する一色票面を示す平面図。
【図2】色票を構成する一色票面を示す平面図。
【符号の説明】
1,2…一色票面 3,4…色見本 5…比色窓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の色見本を有する色票であって、 上記色見本のうち、同一系統の色見本を同一平面上に配
    列し、 上記色見本部に、対象色を視覚して色の対比を行なう比
    色窓を欠成した色票。
JP1991085859U 1991-09-24 1991-09-24 色 票 Expired - Lifetime JP2576290Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991085859U JP2576290Y2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 色 票

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JP1991085859U JP2576290Y2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 色 票

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0536520U true JPH0536520U (ja) 1993-05-18
JP2576290Y2 JP2576290Y2 (ja) 1998-07-09

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ID=13870607

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5650467A (en) * 1979-09-29 1981-05-07 Suga Shikenki Kk Section figure for chromaticity display

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5650467A (en) * 1979-09-29 1981-05-07 Suga Shikenki Kk Section figure for chromaticity display

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