JPH0535996U - ブラインドの角度固定装置 - Google Patents

ブラインドの角度固定装置

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JPH0535996U
JPH0535996U JP9216791U JP9216791U JPH0535996U JP H0535996 U JPH0535996 U JP H0535996U JP 9216791 U JP9216791 U JP 9216791U JP 9216791 U JP9216791 U JP 9216791U JP H0535996 U JPH0535996 U JP H0535996U
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銘 粘
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億豊窗簾工業股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 羽根の角度調整後、回転軸がギヤのバックラ
ッシュによって回転しないようにロックすることによ
り、羽根の角度を安定に設定保持する。 【構成】 上梁22の溝22a内に回転自在に配設され
た回転軸に動き止めブロック70を嵌合固定する。一対
のベース30間に軸棒50によって基部が共通に回動自
在に軸支され、且つばね60によって閉方向の回動習性
を付与された一対のロック部材40を前記動き止めブロ
ック70を挟んで対設し、各ロック部材40のロック爪
42を動き止めブロック70の外周面に形成した溝72
に係合させる。そして、一対のロック部材40により動
き止めブロック70を挟持することにより、動き止めブ
ロック70の回動を阻止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、羽根の角度を調整し光の入射量を可変設定するブラインドの角度固 定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
羽根角度によって光量を可変設定する可変式のブラインドとしては一般に図1 2に示す構造のものが知られている。すなわち、このブラインド20は複数個の 羽根21を紐24によって傾動自在に保持し、羽根21の羽根角度調整装置23 を角度調整棒27、上梁22内に配設された回転軸26、角度調整棒27の回転 を回転軸26に伝達するギヤ(図示せず)等で構成し、回転軸26の回転をプー リ25を介して前記紐24に伝達することにより、前記羽根21の角度を可変設 定するように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のブラインドにあっては角度調整棒27の回転を 回転軸26に伝達するための回転伝達手段としてギヤを用いているため、そのバ ックラッシュにより回転軸26が微小角度回動すると、バックラッシュ自体は僅 かであってもプーリ25は大きな直径を有するため、紐24を比較的大きく位置 ズレさせ、羽根21の角度が変化するという問題があった。
【0004】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、羽根の角度調整後、回転軸がギヤのバックラッシュに よって回動しないようにロックすることにより、羽根角度を安定に設定保持する ようにしたブラインドの角度固定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するためになされたもので、請求項1記載の第1の考 案は、上梁溝内に回転自在に配設され羽根角度調整装置によって回転される回転 軸と、外周面円周方向に複数個の溝が形成され前記回転軸に配設された動き止め ブロックと、この動き止めブロックの両側に位置する一対のベースと、前記動き 止めブロックを挟んで対設され基端部が前記一対のベースに軸棒によって回動自 在に軸支され基端部から離れた位置に前記溝に係合して動き止めブロックを挟持 しその回転を阻止するロック爪がそれぞれ設けられた一対のロック部材と、これ らのロック部材を閉方向に付勢するばねとで構成したものである。 請求項2記載の考案は、上梁溝内に回転自在に配設され羽根角度調整装置によ って回転される回転軸と、外周面円周方向に複数個の溝が形成され前記回転軸に 配設された動き止めブロックと、ばね収納溝を有して前記上梁溝内に配設された ベースと、中央部に前記動き止めブロックの溝のいずれか1つに選択的に係合す る係止部を有して前記ベースのばね収納溝内に収納配置されたばねとで構成した ものである。 請求項3記載の考案は、請求項2に記載の考案において、前記ベースは羽根角 度調整装置のケースに一体に設けられているものである。 請求項4記載の考案は、請求項3に記載の考案において、前記ロック部材には 羽根角度調整装置のギヤが一体に設けられているものである。
【0006】
【作用】
請求項1記載の考案において、一対のロック部材は動き止めブロックの溝に係 合するロック爪を有し、該ブロックをばねによる閉方向の付勢力により挟持する ことにより、回転軸の回動を阻止する。 請求項2記載の考案において、ベース内に配設されたばねは三角形の係止部が 動き止めブロックの溝のうちのいずれか1つに選択的に係合することで、該ブロ ックの回動を阻止する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係るブラインドの角度固定装置の一実施例を示す分解斜視図、 図2は同装置の組立状態を示す外観斜視図、図3は断面図である。なお、図中図 12と同一構成部品のものに対しては同一符号を以て示す。これらの図において 、全体を符号10で示す角度固定装置は、上梁22の溝22a内に配設された左 右一対のベース30、30と、回転軸26に嵌合固定された動き止めブロック7 0と、2つのベース30、30間に動き止めブロック70を挟んで対設された一 対のロック部材40、40と、これらのロック部材40、40を閉方向に付勢す る一対のばね60、60等で構成されている。
【0008】 前記ベース30は、側面視直角三角形のブロックからなり、その底面および垂 直面が上梁22の溝22aの溝底面および一方の溝壁面に固定されており、直角 な隅角部付近に軸棒50が挿通される挿通孔31が貫通形成され、またこの挿通 孔31の一端開口部には逆転止め32が設けられている。
【0009】 前記動き止めブロック70は、円柱状に形成されて中心に回転軸26が嵌合し 得る六角形の嵌合孔71が貫通形成されることにより、該回転軸26と一体に回 転し、外周面にはV字状からなる複数個(偶数個)の溝72が円周方向に所定の 間隔をおいて形成されている。
【0010】 前記一対のロック部材40、40は、若干外側に凸となるよう湾曲した板状に 形成されて、基端部に互いに噛合う一対の軸受部41が一体に突設され、これら の軸受部41が前記軸棒50によって共通に回動自在に軸支されている。ロック 部材40の先端部内側面には前記動き止めブロック70の溝72に係合する三角 形のロック爪42が一体に突設され、また両側面先端部にはピン状のばね係止部 43がそれぞれ一体に突設されている。
【0011】 前記ばね60は、ねじりコイルばねからなり、その屈曲部が前記軸棒50に嵌 着保持され、両端部が前記各ロック部材40、40の一方のばね係止部43に嵌 着保持されることにより、両ロック部材40、40を閉方向、すなわち動き止め ブロック70を挟持する方向に付勢している。 この場合、本実施例においてはロック爪42をロック部材40の内側面先端部 に突設した場合を示したが、図4に示すように内側面中間部に突設してもよく、 また2つのロック部材40、40の先端間を引張りコイルばね60によって連結 し、閉方向に付勢してもよいことは勿論である。
【0012】 かくしてこのような構成からなる角度固定装置によれば、上記した角度調整装 置23(図12)によって羽根21の角度を調整し、各ロック部材40のロック 爪42を動き止めブロック70の溝72に係合させ、両ロック部材40、40に よりばね30の力によって動き止めブロック70を挾持すると、羽根角度調整装 置23のギヤのバックラッシュによる回転軸26の回動を確実に阻止することが できるので、羽根21の角度が変わらず羽根を安定に保持することができる。
【0013】 なお、溝72としては間隔が大きいと、羽根の角度によってロック爪42が係 合しないことがあるので、これを防止するため動き止めブロック70の外周面全 周に亙って溝を密接して形成しておくことが望ましい。 また、羽根角度調整装置23による羽根の角度調整時に回転軸26を回転させ ると、この時のトルクはばね60の力より大きく、したがってロック爪42が溝 72から退出し、羽根の角度調整に何等支障を来すことはない。
【0014】 図5〜図7は本考案の他の実施例を示すものである。この実施例は請求項2に 記載の考案に係るもので1つのベース80と、ロック部材としての板ばね90を 用いたものである。ベース80は、上面が開放する側面視偏平なC字形に形成さ れることにより、前記板ばね90を収納するばね収納溝81を有している。板ば ね90は、平板状に形成されて上面中央に三角形の突状体からなる係止部91が 折り曲げ形成されており、この係止部91が動き止めブロック70に設けられた 溝72のうちのいずれか1つに選択的に係合することにより動き止めブロック7 0の回動を阻止する。なお、板ばね90は、溝71と係止部91の溝71に対す る係合離脱を可能にするため、長手方向に弾性変形自在に且つ上下方向に若干の 移動を許容されてばね収納溝81に収納されている。
【0015】 このような構成においては上記実施例に比べて構造が簡単で部品点数を削減す ることができるという利点を有している。
【0016】 図8および図9は更に本考案の他の実施例を示す分解斜視図および正面図であ る。この実施例はベース80を羽根角度調整装置23のケース23Aと一体に形 成したもので、その他の構成は図5および図6に示した実施例と同様である。
【0017】 図10および図11は更に本考案の他の実施例を示す分解斜視図および断面図 である。この実施例はベース80を羽根角度調整装置23のケース23Aに一体 に形成すると共に、動き止めブロック70の一側面に羽根角度調整装置23のギ ヤ93を一体に形成し、ケース23Aに収納するようにしたものである。 このような構成においては更に部品点数と組立作業工数の削減を図ることがで きる利点を有している。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るブラインドの角度固定装置は、羽根角度調整 装置によって回動される回転軸に、外周面に複数個の溝が形成された動き止めブ ロックを設け、前記溝に係合するロック爪を有するロック部材によって前記動き 止め部材の回転を防止するように構成したので、ギヤのバックラッシュによる回 転軸の回動を確実に阻止することができ、羽根の角度が変化するのを防止するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るブラインドの角度固定装置の一実
施例を示す分解斜視図である。
【図2】同装置の組立状態を示す外観斜視図である。
【図3】断面図である。
【図4】ロック部材の他の実施例を示す断面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示すベースと動き止めブ
ロックの斜視図である。
【図6】正面図である。
【図7】側断面図である。
【図8】ベースの他の実施例を示す斜視図である。
【図9】正面図である。
【図10】動き止めブロックの他の実施例を示す斜視図
である。
【図11】断面図である。
【図12】ブラインドの従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
22 上梁 23 羽根角度調整装置 23A ケース 24 紐 25 プーリ 26 回転軸 27 角度調整棒 30 ベース 40 ロック部材 42 ロック爪 50 軸棒 60 ばね 70 動き止めブロック 72 溝 81 ばね収納溝 90 板ばね 91 係止部 93 ギヤ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上梁溝内に回転自在に配設され羽根角度
    調整装置によって回転される回転軸と、外周面円周方向
    に複数個の溝が形成され前記回転軸に配設された動き止
    めブロックと、この動き止めブロックの両側に位置する
    一対のベースと、前記動き止めブロックを挟んで対設さ
    れ基端部が前記一対のベースに軸棒によって回動自在に
    軸支され基端部から離れた位置に前記溝に係合して動き
    止めブロックを挟持しその回転を阻止するロック爪がそ
    れぞれ設けられた一対のロック部材と、これらのロック
    部材を閉方向に付勢するばねとを備えたことを特徴とす
    るブラインドの角度固定装置。
  2. 【請求項2】 上梁溝内に回転自在に配設され羽根角度
    調整装置によって回転される回転軸と、外周面円周方向
    に複数個の溝が形成され前記回転軸に配設された動き止
    めブロックと、ばね収納溝を有して前記上梁溝内に配設
    されたベースと、中央部に前記動き止めブロックの溝の
    いずれか1つに選択的に係合する係止部を有して前記ベ
    ースのばね収納溝内に収納配置されたばねとを備えたこ
    とを特徴とするブラインドの角度固定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のブラインドの角度固定装
    置において、前記ベースは羽根角度調整装置のケースに
    一体に設けられていることを特徴とするブラインドの角
    度固定装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のブラインドの角度固定装
    置において、前記ロック部材には羽根角度調整装置のギ
    ヤが一体に設けられていることを特徴とするブラインド
    の角度固定装置。
JP9216791U 1991-10-16 1991-10-16 ブラインドの角度固定装置 Expired - Lifetime JPH0636237Y2 (ja)

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JP9216791U JPH0636237Y2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 ブラインドの角度固定装置

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JP9216791U JPH0636237Y2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 ブラインドの角度固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0535996U true JPH0535996U (ja) 1993-05-18
JPH0636237Y2 JPH0636237Y2 (ja) 1994-09-21

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ID=14046880

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JP9216791U Expired - Lifetime JPH0636237Y2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 ブラインドの角度固定装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008297719A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Nichibei Co Ltd ブラインド
JP2009079372A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Nichibei Co Ltd ブラインド
JP2015232201A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 タキゲン製造株式会社 光量調整断熱ルーバー
JP2017190566A (ja) * 2016-04-11 2017-10-19 株式会社ニチベイ ブラインド

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