JPH053592Y2 - - Google Patents

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JPH053592Y2
JPH053592Y2 JP12638687U JP12638687U JPH053592Y2 JP H053592 Y2 JPH053592 Y2 JP H053592Y2 JP 12638687 U JP12638687 U JP 12638687U JP 12638687 U JP12638687 U JP 12638687U JP H053592 Y2 JPH053592 Y2 JP H053592Y2
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hole
truncated conical
lubricant
cylindrical part
lubricant injection
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は推進工事に適用されるヒユーム管にお
ける滑材注入装置に係るものである。
(従来の技術) 推進工事ではヒユーム管と外周地盤との摩擦を
軽減するため、滑材がヒユーム管の裏込材注入口
を利用して外周地盤に圧入される。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の方法によれば、ヒユーム管の裏込注
入口を利用して滑材を注入するため、滑材がヒユ
ーム管の外周に回る量が少なく、十分な減摩効果
が発揮されず、また減摩効果を大きくするため注
入圧を上げると、滑材は地山内の間隙等に逃げ、
減摩効果が挙がらないという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたものであつて、ヒユーム管の管壁に設け
た内側円筒ねじ孔の外側に、末広がり状の截頭円
錐形孔が連設された裏込材注入口における、前記
円筒ねじ孔に螺着する下端ねじ筒の上端面より前
記裏込注入口における截頭円錐形孔に嵌合する截
頭円錐体が連設され、同截頭円錐体の頂面中心よ
り円柱部が垂設され、同部頂面より取付用突子が
突設され、且つ前記下端ねじ筒及び截頭円錐体並
に円柱部に亘つて滑材注入用縦孔が穿設されると
ともに、前記円柱部に同縦孔に連通し、且つ後部
に開口する横孔を穿設してなる滑材注入部材と、
前記裏込材注入口における截頭円錐形孔に嵌合す
る末広がり状の截頭円錐状部の中心に、前記滑材
注入部材の円柱部に嵌合する中心縦孔が穿設さ
れ、後方上部には前記円柱部における横孔に連通
する切欠部が欠截された中間部材と、前記滑材注
入部材の取付用突子に嵌着される中心取付孔を有
し、上面には前後方向に延びるローリング防止用
突隆条が穿設され、後方下面にはほぼ180°の中心
角を有する弧状凹部が設けられた、前記滑材注入
部材を掩覆する頂部片とよりなることを特徴とす
るヒユーム管における滑材注入装置に係るもので
ある。
(作用) 本考案は前記したように構成されているので、
滑材注入部材の下端ねじ筒をヒユーム管の管壁に
設けた裏込材注入口における円筒ねじ孔に螺着
し、前記下端ねじ筒より裏込材注入口内に突設す
る円柱部に中間部材の截頭円錐状部に設けた中心
縦孔を嵌入して同截頭円錐体を前記裏込材注入口
の截頭円錐形孔に嵌着し、更に前記滑材注入部材
における円柱部の頂面より突設された取付用突子
に頂部片の中心取付孔を嵌合して固着し、同頂部
片によつて前記滑材注入口を掩覆する。
而して前記滑材注入部材の縦孔に滑材を注入す
ると、同滑材は前記縦孔内を上昇し、同縦孔に連
通する横孔を介して前記円柱部の後方に排出さ
れ、前記中間部材における截頭円錐状部の後方上
部に欠截された切欠部と、前記上部片の後方下面
に配設された弧状凹部に入り、同部よりヒユーム
管の外周に沿つて後方180°に拡つて地盤内に注入
される。
また前記頂部片には前後方向に突隆条が突設さ
れているので、ヒユーム管推進時のローリングが
防止される。
(考案の効果) このように本考案によればヒユーム管における
裏込材注入口に嵌装される滑材注入部材、及び中
間部材、並に同滑材注入部材を掩覆する頂部片に
よつて、前記滑材注入部材の滑材注入用縦孔より
注入される滑材を、同縦孔に連通する前記中間部
材の截頭円錐状部の後方上部切欠部と、前記頂部
片の下面の弧状凹部との間隙より、注入圧とヒユ
ーム管の推進とによつてヒユーム管外周に沿つて
後方180°に拡つて外周地盤内に効果的に注入さ
れ、滑材によるヒユーム管と外周地盤との減摩効
果が著しく増大され、ヒユーム管の長距離推進が
可能となる。
また前記頂部片の上面には、前後方向に延びる
ローリング防止用突隆条が突設されているので、
ヒユーム管推進時のローリングが防止される。
更に前記中間部材は前記滑材注入部材の上部に
突設された円柱部に嵌着され、同滑材注入部材の
上部を補強するものである。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
Aはヒユーム管、1は同ヒユーム管Aの管壁に
穿設された裏込材注入口で、内側円筒ねじ孔1a
と、その外側に連設された末広がりの外側截頭円
錐形孔1bとより構成されている。(第4図参照) Bは滑材注入部材で、前記裏込材注入口のねじ
孔1aに螺着する下端ねじ筒2の上端面より、前
記裏込材注入口の截頭円錐形孔1bの下半部に嵌
着する截頭円錐体3が連設され、同截頭円錐体3
の頂部中心より円柱部4が垂設され、同部4頂面
より取付用突子5が突設され、更に同突子5より
螺桿6が突設されている。
前記下端ねじ筒2、截頭円錐体3、及び円柱部
4に亘つて滑材注入用縦孔7が穿設され、前記円
柱部4には同縦孔7に連通し、同部4の後面に開
口する横孔8が穿設されている。(第5図乃至第
7図参照) Cは中間部材で、前記裏込材注入口の截頭円錐
形孔1bの上半部に嵌着する末広がり状の截頭円
錐状部9の中心に、前記滑材注入部材Bの円柱部
4に嵌合する中心縦孔10が穿設され、後方上部
には前記滑材注入部材Bにおける円柱部4の横孔
8に連通する切欠部11が欠截され、前端上部に
は傾斜部12が欠截されている。(第8図及び第
9図参照) Dは頂部片で、前記滑材注入部材Bの取付用突
子5に嵌合する中心取付孔13が穿設され、上面
には前後方向に延びるローリング防止用突隆条1
4が突設され、下面後方には前記中間部材Cの切
欠部11の上部位置に、中心角が約180°の弧状凹
部15が設けられ、下面前端には前記中間部材C
の傾斜部12に係止する傾斜縁16が設けられて
いる。(第10図乃至第12図参照) 而して前記滑材注入部材Bの下端ねじ筒2をヒ
ユーム管Aの裏込材注入口1の内側円筒ねじ孔1
aに螺着するとともに、截頭円錐体3を前記裏込
材注入口1の截頭円錐形孔1bに嵌着し、次いで
截頭円錐体3の上面に突出する円柱部4に、中間
部材Cの截頭円錐状部9の中心縦孔10を嵌合
し、同部9を前記注入口1の截頭円錐形孔1bに
嵌着するとともに、前記滑材注入部材Bの截頭円
錐体3上に着座せしめると、前記截頭円錐状部9
の切欠部11が前記円柱部4に設けられた横孔8
に連通する。
次いで前記滑材注入部材Bの取付用突子5に頂
部片Dの中心取付孔13を嵌合するとともに、同
頂部片Dの前部傾斜縁16を中間部材Cの截頭円
錐状部9の前端傾斜部12に係合させ、前記頂部
片Dの頂面より突出する螺桿6にナツトEを螺
着、緊締して滑材注入装置を組立てる。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、前記滑材注入部材Bの滑材注入用縦孔7か
ら矢印Pに示すように滑材を注入すると、同材は
前記縦孔7の上端部より横孔8を経て、前記中間
部材Cにおける截頭円錐状部9の切欠部11と頂
部片Dの弧状凹部15との間隙Xから、滑材注入
圧力とヒユーム管Aの推進とによつて、同管Aの
外周に沿つて後方へほぼ180°の角度で拡つて外周
地盤に注入されるので、滑材によるヒユーム管A
と外周地盤との間の減摩効果が著しく増大し、ヒ
ユーム管Aの長距離推進が可能となる。
また前記頂部片Dの上面に、前後方向に亘つて
突設されたローリング防止用突隆条14によつ
て、ヒユーム管A推進時のローリングが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るヒユーム管における滑材
注入装置の一実施例を示す縦断側面図で第3図の
矢視−図、第2図はその縦断面図で第3図の
矢視−図、第3図はその平面図、第4図はヒ
ユーム管の裏込材注入口を示す縦断側面図、第5
図及び第6図並に第7図は夫々滑材注入部材の側
面図及び正面図並に平面図、第8図及び第9図は
夫々中間部材の側面図並に正面図、第10図及び
第11図並に第12図は夫々頂部片の側面図並に
背面図並に底面図である。 A……ヒユーム管、B……滑材注入部材、C…
…中間部材、D……頂部片、E……ナツト、1…
…裏込材注入口、1a……内側円筒ねじ孔、1b
……外側截頭円錐形孔、2……下端ねじ筒、3…
…截頭円錐体、4……円柱部、5……取付用突
子、6……螺桿、7……滑材注入用縦孔、8……
横孔、9……截頭円錐状部、10……中心縦孔、
11……切欠部、13……中心取付孔、14……
ローリング防止用突隆条、15……弧状凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒユーム管の管壁に設けた内側円筒ねじ孔の外
    側に、末広がり状の截頭円錐形孔が連設された裏
    込材注入口における、前記円筒ねじ孔に螺着する
    下端ねじ筒の上端面より前記裏込材注入口におけ
    る截頭円錐形孔に嵌合する截頭円錐体が連設さ
    れ、同截頭円錐体の頂面中心より円柱部が垂設さ
    れ、同部頂面より取付用突子が突設され、且つ前
    記下端ねじ筒及び截頭円錐体並に円柱部に亘つて
    滑材注入用縦孔が穿設されるとともに、前記円柱
    部に同縦孔に連通し、且つ後部に開口する横孔を
    穿設してなる滑材注入部材と、前記裏込材注入口
    における截頭円錐形孔に嵌合する末広がり状の截
    頭円錐状部の中心に、前記滑材注入部材の円柱部
    に嵌合する中心縦孔が穿設され、後方上部には前
    記円柱部における横孔に連通する切欠部が欠截さ
    れた中間部材と、前記滑材注入部材の取付用突子
    に嵌着される中心取付孔を有し、上面には前後方
    向に延びるローリング防止用突隆条が穿設され、
    後方下面にはほぼ180°の中心角を有する弧状凹部
    が設けられた、前記滑材注入部材を掩覆する頂部
    片とよりなることを特徴とするヒユーム管におけ
    る滑材注入装置。
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