JPH0535899A - ニユ−ラルネツトワ−クの周波数特性学習装置 - Google Patents
ニユ−ラルネツトワ−クの周波数特性学習装置Info
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- JPH0535899A JPH0535899A JP3193093A JP19309391A JPH0535899A JP H0535899 A JPH0535899 A JP H0535899A JP 3193093 A JP3193093 A JP 3193093A JP 19309391 A JP19309391 A JP 19309391A JP H0535899 A JPH0535899 A JP H0535899A
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Abstract
およびロバスト性に優れた制御器を実現するニュ−ラル
ネットワ−クの周波数特性学習装置の提供にある。 【構成】 入力信号を変換して出力し、かつ、シナプス
荷重の修正により学習できるニュ−ラルネットワ−ク1
3と、このニュ−ラルネットワ−ク13へ入力信号を発
信する第1の正弦波発信器11と、この正弦波発振器1
1と等しい周波数で指定された振幅と位相をもつ正弦波
である教師信号を発信する第2の正弦波発信器12と、
この教師信号と前記ニュ−ラルネットワ−ク13の出力
との差に基づき前記シナプス荷重を修正する学習機構1
5と、前記正弦波発信器11および前記正弦波発信器1
2に、発信する正弦波の周波数を順次指令し、かつ、そ
の周波数に対して予め指定された振幅および位相を正弦
波発信器12へ順次指令するスケジュ−ラ10とを備え
たニュ−ラルネットワ−クの周波数特性学習装置。
Description
する各種の制御システムに利用されるニュ−ラルネット
ワ−クの周波数特性学習装置に関する。
るにつれ、その制御システムも多種多様にわたってい
る。従って、かかるプラントで使用される制御器として
は、その制御対象となるプラントに応じて固有の特性を
もたせる必要がある。ところで最近、ニュ−ラルネット
ワ−クを制御器として使用する各種の試みがなされてい
る。
制御器があり、これはニュ−ラルネットワ−クに対し
て、制御量が目標値に一致するように学習させたもの、
および外乱入力に対して制御量が乱されないように学習
させたものである。
した制御器があり、これはボ−ド線図上で一巡伝達関数
のゲイン特性が経験的に良いとされる形になるように試
行錯誤的に伝達関数を設計したり、H∞制御理論に基づ
いてゲインの最大値であるH∞のノルム(大きさ)を最
小にするように伝達関数を設計するようにしたものであ
る。
な制御器では種々の制御システムに対応させるには以下
のような理由により不十分である。
値追従性や外乱抑制性などの時間応答に関する制御性
と、それ以上の安定性やロバスト性(強さ)などの確保
が重要である。しかし、従来のニュ−ラルネットワ−ク
を用いた制御器は時間応答に関する学習により作られて
いるため、安定性やロバスト性に欠ける傾向があり、実
用上問題があった。特に、充分な学習を行い優れた時間
応答が得られるもの程、その傾向が強く現れる。
制御器を設計する試みは、所望とするゲイン特性から試
行錯誤的に伝達関数を見出すには熟練を要し、しかも、
制御対象の特性が複雑な場合は、非常に困難である。そ
の上、このような手法で設計できる制御器の伝達関数は
簡単なものに限定されるので、制御性も自ずと限定され
た制御器となってしまう。
計する場合には、数学的に非常に高度な知識および技術
を要し、解が求まる条件設定が難しく、その上、設計さ
れた制御器の伝達関数も非常に複雑になり、現実の制御
器として実現させるには困難であった。しかもこの複雑
な伝達関数を本質を失わずに簡略化する方法も分かって
いなかった。
定性やロバスト性に優れた周波数特性を、学習によって
容易にニュ−ラルネットワ−クに教示させることができ
るニュ−ラルネットワ−クの周波数特性学習装置を提供
することにある。
に、先ず、本発明は、正弦波入力信号を演算して前記入
力信号と異なる波形の正弦波信号を出力し、かつ、この
演算の際に係数として用いられるシナプス荷重の修正に
より学習可能なニュ−ラルネットワ−クと、ある周波数
特性に対して、指定された周波数の正弦波入力信号を学
習用入力信号として前記ニュ−ラルネットワ−クへ発信
する周波数可変の第1の正弦波発信器と、この第1の正
弦波発振器と等しい周波数で指定された振幅または振幅
および位相の正弦波を前記ニュ−ラルネットワ−クの教
師信号として発信する第2の正弦波発信器と、この教師
信号に対する前記ニュ−ラルネットワ−クの出力誤差に
基づいてニュ−ラルネットワ−クの前記シナプス荷重を
修正する学習機構とを備えた構成である。
信号と異なる波形の正弦波信号を出力し、かつ、この演
算の際に係数として用いられるシナプス荷重の修正によ
り学習可能なニュ−ラルネットワ−クと、ある周波数特
性に対して、指定された周波数の正弦波入力信号を学習
用入力信号として前記ニュ−ラルネットワ−クへ発信す
る周波数可変の第1の正弦波発信器と、この第1の正弦
波発振器と等しい周波数で指定された振幅または振幅お
よび位相の正弦波を前記ニュ−ラルネットワ−クの教師
信号として発信する第2の正弦波発信器と、この教師信
号に対する前記ニュ−ラルネットワ−クの出力誤差に基
づいてニュ−ラルネットワ−クの前記シナプス荷重を修
正する学習機構と、ある周波数特性に対して、指定され
た複数点の周波数、振幅および位相のデ−タが各指定点
ごとに保持された設定値テ−ブルを有し、この設定値テ
−ブルに保持されたデ−タに基づき、各指定点での前記
出力誤差が所定の学習収束条件を満たすまで、前記第1
の正弦波発信器に発信周波数を指令するとともに前記第
2の正弦波発信器にはその発信周波数に対応する振幅ま
たは振幅および位相を指令するスケジュ−ラとを備えた
構成である。
力信号と異なる波形の正弦波信号を出力し、かつ、この
演算の際に係数として用いられるシナプス荷重の修正に
より学習可能なニュ−ラルネットワ−クと、ある周波数
特性に対して、指定された周波数の正弦波入力信号を学
習用入力信号として前記ニュ−ラルネットワ−クへ発信
する周波数可変の第1の正弦波発信器と、この第1の正
弦波発振器と等しい周波数で指定された振幅または振幅
および位相の正弦波を前記ニュ−ラルネットワ−クの教
師信号として発信する第2の正弦波発信器と、この教師
信号に対する前記ニュ−ラルネットワ−クの出力誤差に
基づいてニュ−ラルネットワ−クの前記シナプス荷重を
修正する学習機構とを備え、前記ニュ−ラルネットワ−
クは、前記シナプス荷重の修正指令が入力される学習対
象ニュ−ラルネットワ−クと、この学習対象ニュ−ラル
ネットワ−クに直列に接続された制御モデルニュ−ラル
ネットワ−クとを備えた構成である。
ニュ−ラルネットワ−クの出力誤差を検出するには比較
器を用いることができ、学習機構は出力誤差に基づく学
習状況をスケジュ−ラに知らせることができるものとす
る。
とにより、第1の正弦波発信器より、ある周波数特性に
対して、指定された周波数の正弦波信号が入力されるニ
ュ−ラルネットワ−クの出力正弦波信号と、第2の正弦
波発信器より出力される、ある周波数特性に対して、指
定された振幅および位相の正弦波である教師信号を一致
するように、出力正弦波信号と教師信号との誤差に基づ
き学習機構がニュ−ラルネットワ−クのシナプス荷重を
修正させていくので、ニュ−ラルネットワ−クに所望と
する周波数特性を学習させることができる。
から送られる学習状況に基づいて、自動的に第1および
第2の正弦波発信器に発信する正弦波信号の指定を行う
ので、容易にニュ−ラルネットワ−クに所望とする周波
数特性を学習させることができる。
ネットワ−ク全体の内部を、学習対象ニュ−ラルネット
ワ−クと制御モデルニュ−ラルネットワ−クとに分けて
直列接続し、実際にプラントを接続したことを想定した
学習を行わせることにより、所望とする周波数特性の一
巡伝達関数をニュ−ラルネットワ−クに学習させること
ができる。
が、その前に本発明の構成要素であるニュ−ラルネット
ワ−クの構成例について図面を参照して説明する。この
ニュ−ラルネットワ−クは学習可能で時系列信号を扱え
るものを対象とする。
関数計算を行う人口ニュ−ロン素子が互いに重みつきの
方向性リンクで結合されてネットワ−クを構成し、各々
の人口ニュ−ロン素子は出力値をリンクを介し伝播しな
がら情報処理を行うものである。
成する人口ニュ−ロン素子について説明し、次に、前記
素子の組み合わせにより構成されるニュ−ラルネットワ
−クについて説明する。
る。図14において、人口ニュ−ロン素子は入力デ−タ
Xj(j=1,2,…,N)にシナプス荷重Wj(シナ
プス可変結合係数)を乗算して得られたXj・Wjを受
信する。その後に、(1)式で表される総和uを求め
る。 この総和uから、しきい値θを減算して出力関数f(例
えば、シグモイド関数)で変換することにより、以下の
(2)式で示す出力Yを得る機能をもつ。
ロン素子の模式図で、図14に示す人口ニュ−ロン素子
の出力Yに遅延要素を付加したものである。この人口ニ
ュ−ロン素子は、自らの出力Yを遅延させてフィ−ドバ
ックし、あるいは、同一層内の他の人口ニュ−ロン素子
の出力を遅延させて入力することにより、時系列信号を
扱え、非線形性も包含した機能を有する。次に、これら
の人口ニュ−ロン素子を組み合わせたニュ−ラルネット
ワ−クの構成例をいくつか説明する。
ュ−ラルネットワ−クにおける構成を示す図である。同
図において、入力信号は、そのまま、あるいは1以上の
変換要素1を介して複数個ある入力層人口ニュ−ロン2
のどれかに入力される。ここで変換要素1は入力信号を
微分または遅延させる要素である。入力層人口ニュ−ロ
ン2に入った入力信号は複数個ある中間層人口ニュ−ロ
ン3のいずれかを介し、一つの出力層人口ニュ−ロン4
から出力信号となってでてくる。このとき各層人口ニュ
−ロンでそれぞれ入力信号に対し(1)式の演算を行っ
て出力している。このように構成したニュ−ラルネット
ワ−クは、線形特性の場合のモ−メント表現モデル、あ
るいはAR(Auto Regressive:自己回帰)モデルに相当
し、時系列信号を扱え、非線形性も包含した動特性要素
となる。
は移動平均モデルタイプのニュ−ラルネットワ−クにお
ける構成を示す図である。図示するように、入力層人口
ニュ−ロン2に入力する信号として、このニュ−ラルネ
ットワ−クへの入力信号、このニュ−ラルネットワ−ク
からの出力信号、および1以上の変換要素1で前記出力
信号を微分あるいは遅延させた信号を用いる構成であ
る。この構成によるニュ−ラルネットワ−クは、線形特
性の場合の分母系列表現モデル、あるいはMA(Moving
Average: 移動平均)モデルに相当し、時系列信号を扱
える非線形性も包含した動特性要素となる。
に自己回帰移動平均モデルタイプのニュ−ラルネットワ
−クの構成を示す。この図12に示す構成は、図10お
よび図11で示したニュ−ラルネットワ−クの構成をそ
れぞれ並列に組み合わせたものである。但し、入力信号
が入力層人口ニュ−ロン2に直接入るのは1ケ所とし、
出力層人口ニュ−ロン4も1ケ所とする。このようにA
RモデルとMAとを組み合わせたニュ−ラルネットワ−
クは、線形特性の場合の有理関数表現モデル、あるいは
ARMA(Auto Regressive Moving Average: 自己回帰
移動平均)モデルに相当している。
る。図13に状態遷移方程式モデルタイプのニュ−ラル
ネットワ−クの構成を示す。同図においては、出力層人
口ニュ−ロン4が複数個ある。この出力層人口ニュ−ロ
ン4のうち、ニュ−ラルネットワ−クとしての出力信号
を出すのは1個であり、他の出力層人口ニュ−ロン4か
らの出力は中間状態量信号として、入力層人口ニュ−ロ
ン2に入る。他に入力層人口ニュ−ロン2に入る信号と
しては、ニュ−ラルネットワ−クへの入力信号および1
個しかない出力層人口ニュ−ロン4からフィ−ドバック
した出力信号がある。この構成によるニュ−ラルネット
ワ−クは、線形特性の場合の状態遷移方程式モデルに相
当し、時系列信号を扱え、非線形性も包含した動特性要
素となる。次に、本発明の第1の実施例に係るニュ−ラ
ルネットワ−クの周波数特性学習装置について図面を用
いて説明する。
性学習装置の構成を示す図である。本実施例では図1に
示すように、予め指定した周波数、振幅および位相を後
述する学習状況に基づき順次指令するスケジュ−ラ10
と、このスケジュ−ラ10からの周波数指令により正弦
波信号を発信する第1の正弦波発信器11と、前記スケ
ジュ−ラ10からの周波数、振幅および位相の指令に基
づいた教師信号を発信する第2の正弦波発信器12と、
前記第1の正弦波発信器からの正弦波信号を取り込んだ
後に特性変換して正弦波信号を出力するニュ−ラルネッ
トワ−ク13と、このニュ−ラルネットワ−ク13から
の出力正弦波信号と前記教師信号とを比較して誤差信号
を出力する比較器14と、この誤差信号により前記誤差
が減少するように前記ニュ−ラルネットワ−ク13にシ
ナプス荷重の修正指令を出力し、かつ、この誤差の収束
状況等の学習状況を前記スケジュ−ラ10に知らせる学
習機構15とを有する構成である。
−クの周波数特性学習装置の動作を図2を用いて説明す
る。図2はニュ−ラルネットワ−クの周波数特性学習装
置におけるスケジュ−ラの機能を示すフロ−チャ−トで
ある。同図において、Iは正弦波信号を指定する際のデ
−タ順序番号である。このデ−タ順序番号Iに基づき、
周波数と振幅および位相を示すデ−タの組や学習収束条
件は、スケジュ−ラ10内の設定値テ−ブルに設定され
る。Jはニュ−ラルネットワ−ク13の学習回数であっ
てカウンタで数えられる。
−ド線図上の周波数特性(PID特性)に対して、複数
の点を指定し、各指定点の周波数に対する振幅(ゲイ
ン)と位相のデ−タを読み取る。また、学習収束条件を
選ぶ。そして、前記スケジュ−ラ10内の設定値テ−ブ
ルに前記周波数特性に係るデ−タおよび学習条件の設定
を行うと、ニュ−ラルネットワ−クの周波数特性学習装
置の準備が整う。
る。カウンタは学習回数Jをリセット(ST1)後、カ
ウントアップ(ST2)する。さらに、デ−タ順序番号
Iもリセット(ST3)後、カウントアップ(ST4)
する。デ−タ順序番号Iに応じた周波数、振幅および位
相を示すデ−タは設定値テ−ブルから読み出されて、第
1の正弦波発信器11には周波数のデ−タが、第2の正
弦波発信器12には周波数、振幅および位相を示すデ−
タが、それぞれ指令される(ST5)。ニュ−ラルネッ
トワ−ク13は、第1の正弦波発信器11から発信され
た正弦波信号を入力し、所定の演算を行って特性変換し
た後に正弦波信号を出力する。
発信された教師信号と、前記ニュ−ラルネットワ−ク1
3が出力した正弦波信号との比較を行い、その偏差を誤
差信号として学習機構15に出力する。
ュ−ラルネットワ−ク13のシナプス荷重を修正する指
令を出してニュ−ラルネットワ−ク13が前記教師信号
と誤差の少ない正弦波信号を出力するよう逆伝播学習則
などによって学習させるとともに、学習状況をスケジュ
−ラ10に知らせる。
と、予め学習回数Jに対し定めた学習収束条件内に入っ
たかどうかチェックを行う。この学習収束条件は学習回
数Jが少ない最初の方は緩くしておき、しだいに厳しく
する。そして学習収束条件が満たされるか、その周波数
に関して所定の学習時間が経過(ST6)したら、ST
4に戻り、デ−タ順序番号Iを一つ増やして次の指定し
た周波数に対し、指定した正弦波を出力する学習を続け
る。かくして、指定した全ての周波数に対し前記学習が
完了すると(ST7)、ST2に戻って学習回数Jが一
つ増えるとともに厳しくなった学習収束条件に対して学
習を続ける。このような処理を学習回数Jが最大になる
まで繰り返す(ST8)。
任意に設定できるので、学習回数Jごとに変えたり、あ
るいは、ある周波数以下では振幅誤差が負でなければ収
束と判定し、ある周波数以上では振幅誤差が正でなけれ
ば収束と判定するなど、周波数によって変えることがで
きる。
説明する。図3はニュ−ラルネットワ−クの周波数特性
学習装置の構成を示す図であり、図1と同一部分には同
一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分
についてのみ述べる。すなわち、本実施例では図3に示
すように、図1における第2の正弦波発信器12に代え
て、第1の正弦波発信器11が発信する正弦波を入力
し、この正弦波をスケジュ−ラ10から指令された振幅
および位相の正弦波に変換後、教師信号として出力する
機能をもつ第2の正弦波発信器16を設けたものであ
る。従って、この場合の第2の正弦波発信器16は、周
波数をつくらなくてもいいので、図1のものに比べて簡
素でよい利点がある。
て説明する。図4はニュ−ラルネットワ−クの周波数特
性学習装置の構成を示す図であり、前述した図3の説明
と同様に図1と異なる部分についてのみ述べる。すなわ
ち、本実施例では図4に示すように、図1における第2
の正弦波発信器12に代えて、ニュ−ラルネットワ−ク
13が出力する正弦波を入力し、この正弦波をスケジュ
−ラ10から指令された振幅の正弦波に変換後、教師信
号として出力する機能をもつ第2の正弦波発信器17を
設けるものである。
する正弦波の周波数が第1の正弦波発信器11が発信す
る正弦波の周波数と異なる場合には、後者の周波数を優
先させる機能を有している。この実施例のニュ−ラルネ
ットワ−クの周波数特性学習装置は、ニュ−ラルネット
ワ−クに、周波数特性のうちゲイン特性を指定した特性
として学習させる場合に適している。
実施例は、制御対象、目標値変化および外乱の特性など
に基づいて設計した望ましい周波数特性をスケジュ−ラ
10に設定し、このスケジュ−ラ10の指令により、ニ
ュ−ラルネットワ−ク13が学習するので、ニュ−ラル
ネットワ−クに所望の周波数特性を持たせることができ
る。
性を学習させるときに、設計仕様がボ−ド線図で与えら
れた簡単な場合について述べた。続いて、設計仕様が感
度関数および相補感度関数で与えられた複雑な場合につ
いての本発明の適用例を、図面を参照しながら具体的に
説明する。
ル化した複合ニュ−ラルネットワ−クの構成図を示す。
同図において、20は一巡伝達周波数特性R(jω)をも
つ複合ニュ−ラルネットワ−クであって、学習対象ニュ
−ラルネットワ−クに対応するフィ−ドバック制御用ニ
ュ−ラルネットワ−ク21とそれに直列に接続された制
御モデルニュ−ラルネットワ−ク22から構成される。
この複合ニュ−ラルネットワ−ク20は、図1と図3お
よび図4におけるニュ−ラルネットワ−ク13に対応す
る。
トワ−ク21は伝達関数C(jω)をもち、この伝達関数
C(jω)が目標とする周波数特性をもつように学習機構
15からの指令によりシナプス荷重を修正する。
2は、制御したい対象と同じ特性の伝達関数P(jω)を
学習させたニュ−ラルネットワ−クであるが、前記伝達
関数P(jω)をもつ制御器としてもよい。制御モデルニ
ュ−ラルネットワ−ク22は、前記フィ−ドバック制御
用ニュ−ラルネットワ−ク21の学習用として接続され
ているので、これ自体は学習を行わない。なお、図6に
おけるフィ−ドバック制御用ニュ−ラルネットワ−ク2
1と制御モデルニュ−ラルネットワ−ク22の接続順序
は学習の都合で逆にしてもよい。
ルネットワ−ク20を用いて、所望とする制御特性が制
御対象を含んだ一巡伝達周波数特性R(jω)で与えられ
た場合の学習を説明する。
図7で示されるように所定のゲイン余裕および位相余裕
を持たせたボ−ド線図で与えられたとする。このボ−ド
線図から幾つかの周波数に対する振幅(ゲイン)と位相
を読み取り、スケジュ−ラ10の設定値テ−ブルに設定
し、スケジュ−ラ10をスタ−トさせてニュ−ラルネッ
トワ−クの周波数特性学習装置を起動させる。
ルフィ−ドバック22に関しては誤差信号を逆伝播さ
せ、かつ、シナプス荷重の修正をフィ−ドバック制御用
ニュ−ラルネットワ−ク21に対してのみ行うことで複
合ニュ−ラルネットワ−ク20が所望の一巡伝達周波数
特性R(jω)となるように学習する。
から図5を用いた説明ではニュ−ラルネットワ−ク13
は一体となって学習していたが、本適用例においては前
記ニュ−ラルネットワ−ク13に対応する複合ニュ−ラ
ルネットワ−ク20は二つのニュ−ラルネットワ−クか
らなり、その片方しか学習を行わない点である。
周波数特性を学習させる場合について説明する。ここで
は先ず、設計仕様が、例えば図8に示すフィ−ドバック
制御系において、図9(a)で示す感度関数S(jω)で
与えられた場合について述べる。一般にフィ−ドバック
制御系とは、目標入力r(jω)が、直列に接続された制
御器31と制御対象32とを介して制御量Y(jω)に変
換され出力される際に、出力先を分岐点aで分岐し、片
方の制御量Y(jω)を図示しない制御先に送り、もう片
方の制御量Y(jω)を前記目標入力r(jω)に負帰還さ
せるような制御系をいう。
とその出力側の分岐点aとの間に外乱d(jω)が加わ
り、かつ、分岐後の制御量Y(jω)が目標入力r(jω)
に負帰還される間に観測ノイズn(jω)が加わるフィ−
ドバック制御系とする。前記感度関数S(jω)とは、次
の(3)式で表される、外乱d(jω)の制御量Yへの伝
達周波数特性のことである。 S(jω)=1/{1+C(jω)・P(jω)} …(3)
御量に最も悪影響を与える周波数または周波数帯域の外
乱d(jω)に対して、|S(jω)|を小さくするような
伝達関数C(jω)のフィ−ドバック制御器31を設計
し、ニュ−ラルネットワ−クに学習させて用いればよ
い。
ときに許容される|S(jω)|との関数を求め、この関
数を周波数重み関数の逆特性W1 (jω)-1としたとき
の、例えば図9(a)に示す周波数特性によって|S(j
ω)|の大きさを規制する。
波数が上がるにつれて、マイナス一定状態から序々に上
昇してくる所望の周波数重み関数の逆特性W1 (jω)-1
の下方(斜線部)に入ることが|S(jω)|には要求さ
れる。すなわち、 |S(jω)|<|W1 (jω)-1| (但し、0≦ω≦∞) …(4) という要求であり、同時に(2)式は、W1 (jω)・S
(jω)の最大ゲインを1より小さくすればよいことを示
している。これは結局、 という上限条件(5)式に合えば設計仕様を満たすこと
になる。ここで(5)式を下限条件(6)式に変換する
と、 となる。
ワ−ク20を図6(a)で示すよううにC(jω)・P(j
ω)の形で構成した場合の教師信号の設定は、周波数お
よび位相を複合ニュ−ラルネットワ−ク20から出力さ
れる正弦波信号と等しくし、振幅は|W1 (jω)+1|
になるように行う。
ネットワ−ク20からの出力正弦波信号の振幅が教師信
号の振幅|W1 (jω)+1|を越えることとする。本発
明装置は、この学習収束条件を指定した全ての周波数が
満たすまでフィ−ドバック制御用ニュ−ラルネットワ−
ク21のシナプス荷重を修正して学習を続けさせるの
で、外乱に優れた周波数特性をフィ−ドバック制御用ニ
ュ−ラルネットワ−ク21に学習させることができる。
なお、(5)式の条件は(7)式の下限条件にも変換で
きる。
1+C(jω)・P(jω)の形で構成した場合に相当す
る。図6(b)にその構成図を示す。同図は前述した図
6(a)における入力を分岐して、加算要素23により
出力にも加え合わせた構成である。この場合には教師信
号の振幅を|W1 (jω)|とする。この場合の複合ニュ
−ラルネットワ−ク24は、入力信号の周波数全てに対
し出力正弦波信号の振幅が|W1 (jω)|を越えるまで
学習を続けて、所定の周波数帯域で感度関数S(jω)が
低くなるようにフィ−ドバック制御用ニュ−ラルネット
ワ−ク21に学習させることができる。
御偏差e(jω)への伝達周波数特性でもある。従って、
目標入力変化に対して制御量Y(jω)を追従させたい周
波数帯域では、その周波数重み関数の絶対値|W1 (j
ω)|を大きくすることにより(5)式から感度関数の
絶対値|S(jω)|は小さくなるので、(3)式は1に
近づいて目標入力変化に対して優れた追従制御を実現で
きる。
おいて、観測ノイズn(jω)の影響を減らすようにフィ
−ドバック制御用ニュ−ラルネットワ−クを学習させる
場合について説明する。観測ノイズn(jω)から制御量
Y(jω)への伝達周波数特性である相補感度関数T(j
ω)は以下に示す(8)式で表される。
御量に最も悪影響を与える周波数または周波数帯域にお
ける観測ノイズn(jω)に対して|T(jω)|を小さく
するような伝達関数C(jω)をフィ−ドバック制御用ニ
ュ−ラルネットワ−クに学習させて用いればよい。それ
には、例えば、図9(b)に示す周波数重み関数の逆特
性W2 (jω)-1を決めて、W2 (jω)・T(jω)の最大
ゲインを1以下にすればよい。
閉ル−プの安定性を保証する条件式でもある。この条件
式を、制御系の伝達関数と出力正弦波の振幅との関係に
書き直すと(10)式になる。
ニュ−ラルネットワ−ク20を図6(a)のように、C
(jω)・P(jω)の形で構成する。また、教師信号の設
定は、周波数および位相を複合ニュ−ラルネットワ−ク
20からの出力正弦波と等しくし、振幅は|1/{W2
(jω)−1}|とする。
ルネットワ−ク20からの出力正弦波信号の振幅が、教
師信号の振幅|1/{W2 (jω)−1}|以下になるこ
ととする。この学習収束条件を指定した全ての周波数が
満たすまでフィ−ドバック制御用ニュ−ラルネットワ−
ク21のシナプス荷重を修正して学習を続ける。従っ
て、観測ノイズに乱されないフィ−ドバック制御用ニュ
−ラルネットワ−ク21を実現できる。
御器と、観測ノイズn(jω)に乱されない制御器とを組
み合わせて、低・中間周波数帯域では感度関数S(jω)
のゲインが図9(a)の斜線部に入るようにし、また高
周波帯域では相補感度関数T(jω)のゲインが図9
(b)の斜線部に入るようにフィ−ドバック制御用ニュ
−ラルネットワ−ク21を学習させると、H∞制御理論
における混合感度問題として設計された制御器の特性に
近い制御器が高度の数学を用いることなく機械的に自動
に得られる。
て低感度で、かつ、目標入力変化に対して追従性が良
く、観測ノイズにより乱されることのない制御対象の特
性変動に対してロバストな優れた制御を実行できる。
対象のニュ−ラルネットワ−クの中に、学習を行うフィ
−ドバック制御用ニュ−ラルネットワ−ク21とは別
に、制御モデルニュ−ラルネットワ−ク22を設けた構
成としたので、実際のプラントに接続して学習しなくて
も、所望とする周波数特性をもつニュ−ラルネットワ−
クを実現できる。
系のニュ−ラルネットワ−クを実現したい場合でも、実
際のプラントに接続して外乱等の信号を入れることな
く、所望とする周波数特性をニュ−ラルネットワ−クに
学習させることができる。なお、本発明は上述し、か
つ、図面に示す実施例にのみ限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
1の正弦波発信器より、ある周波数特性に対して、指定
された周波数の正弦波信号が入力されるニュ−ラルネッ
トワ−クの出力正弦波信号と、第2の正弦波発信器より
出力される、ある周波数特性に対して、指定された振幅
および位相の正弦波である教師信号を一致するように、
出力正弦波信号と教師信号との誤差に基づき学習機構が
ニュ−ラルネットワ−クのシナプス荷重を修正するよう
にしたので、制御器等に求められる安定性やロバスト性
に優れた周波数特性を、学習によって容易にニュ−ラル
ネットワ−クに教示させることができるニュ−ラルネッ
トワ−クの周波数特性学習装置を提供できる。
ワ−クの周波数特性学習装置の構成を示す図。
を示すフロ−チャ−ト。
ワ−クの周波数特性学習装置の構成を示す図。
トワ−クの周波数特性学習装置の構成を示す図。
図。
−ラルネットワ−クの構成を示す図。 (b)は感度関数の逆特性をモデル化した複合ニュ−ラ
ルネットワ−クの構成を示す図。
−ド線図。
重み関数の逆特性の一例を示す図。 (b)設計仕様とする相補感度関数に対する周波数重み
関数の逆特性の一例を示す図。
−クにおける構成を示す図。
−クにおける構成を示す図。
ネットワ−クの構成を示す図。
ットワ−クの構成を示す図。
図。
ニュ−ロンの模式図。
…第2の正弦波発信器、13…ニュ−ラルネットワ−
ク、15…学習機構、20…複合ニュ−ラルネットワ−
ク、21…フィ−ドバック制御用ニュ−ラルネットワ−
ク、22…制御モデルニュ−ラルネットワ−ク。
Claims (3)
- 【請求項1】 正弦波入力信号を演算して前記入力信号
と異なる波形の正弦波信号を出力し、かつ、この演算の
際に係数として用いられるシナプス荷重の修正により学
習可能なニュ−ラルネットワ−クと、 ある周波数特性に対して、指定された周波数の正弦波入
力信号を学習用入力信号として前記ニュ−ラルネットワ
−クへ発信する周波数可変の第1の正弦波発信器と、 この第1の正弦波発振器と等しい周波数で指定された振
幅または振幅および位相の正弦波を前記ニュ−ラルネッ
トワ−クの教師信号として発信する第2の正弦波発信器
と、 この教師信号に対する前記ニュ−ラルネットワ−クの出
力誤差に基づいてニュ−ラルネットワ−クの前記シナプ
ス荷重を修正する学習機構とを備えたことを特徴とする
ニュ−ラルネットワ−クの周波数特性学習装置。 - 【請求項2】 正弦波入力信号を演算して前記入力信号
と異なる波形の正弦波信号を出力し、かつ、この演算の
際に係数として用いられるシナプス荷重の修正により学
習可能なニュ−ラルネットワ−クと、 ある周波数特性に対して、指定された周波数の正弦波入
力信号を学習用入力信号として前記ニュ−ラルネットワ
−クへ発信する周波数可変の第1の正弦波発信器と、 この第1の正弦波発振器と等しい周波数で指定された振
幅または振幅および位相の正弦波を前記ニュ−ラルネッ
トワ−クの教師信号として発信する第2の正弦波発信器
と、 この教師信号に対する前記ニュ−ラルネットワ−クの出
力誤差に基づいてニュ−ラルネットワ−クの前記シナプ
ス荷重を修正する学習機構と、 ある周波数特性に対して、指定された複数点の周波数、
振幅および位相のデ−タが各指定点ごとに保持された設
定値テ−ブルを有し、この設定値テ−ブルに保持された
デ−タに基づき、各指定点での前記出力誤差が所定の学
習収束条件を満たすまで、前記第1の正弦波発信器に発
信周波数を指令するとともに前記第2の正弦波発信器に
はその発信周波数に対応する振幅または振幅および位相
を指令するスケジュ−ラとを備えたことを特徴とするニ
ュ−ラルネットワ−クの周波数特性学習装置。 - 【請求項3】 正弦波入力信号を演算して前記入力信号
と異なる波形の正弦波信号を出力し、かつ、この演算の
際に係数として用いられるシナプス荷重の修正により学
習可能なニュ−ラルネットワ−クと、 ある周波数特性に対して、指定された周波数の正弦波入
力信号を学習用入力信号として前記ニュ−ラルネットワ
−クへ発信する周波数可変の第1の正弦波発信器と、 この第1の正弦波発振器と等しい周波数で指定された振
幅または振幅および位相の正弦波を前記ニュ−ラルネッ
トワ−クの教師信号として発信する第2の正弦波発信器
と、 この教師信号に対する前記ニュ−ラルネットワ−クの出
力誤差に基づいてニュ−ラルネットワ−クの前記シナプ
ス荷重を修正する学習機構とを備え、 前記ニュ−ラルネットワ−クは、 前記シナプス荷重の修正指令が入力される学習対象ニュ
−ラルネットワ−クと、 この学習対象ニュ−ラルネットワ−クに直列に接続され
た制御モデルニュ−ラルネットワ−クとを備えたことを
特徴とするニュ−ラルネットワ−クの周波数特性学習装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3193093A JPH0535899A (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | ニユ−ラルネツトワ−クの周波数特性学習装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3193093A JPH0535899A (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | ニユ−ラルネツトワ−クの周波数特性学習装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0535899A true JPH0535899A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16302118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3193093A Pending JPH0535899A (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | ニユ−ラルネツトワ−クの周波数特性学習装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535899A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5960391A (en) * | 1995-12-13 | 1999-09-28 | Denso Corporation | Signal extraction system, system and method for speech restoration, learning method for neural network model, constructing method of neural network model, and signal processing system |
JP2017084104A (ja) * | 2015-10-28 | 2017-05-18 | ファナック株式会社 | 学習制御器の自動調整を行う機能を有するサーボ制御装置 |
CN109003500A (zh) * | 2018-08-02 | 2018-12-14 | 徐州市广联科技有限公司 | 一种智能型电工实操考核系统 |
JPWO2023026314A1 (ja) * | 2021-08-23 | 2023-03-02 |
-
1991
- 1991-08-01 JP JP3193093A patent/JPH0535899A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10281884B2 (en) | 2015-10-28 | 2019-05-07 | Fanuc Corporation | Learning controller for automatically adjusting servo control activity |
DE102016012756B4 (de) | 2015-10-28 | 2019-06-19 | Fanuc Corporation | Servosteuersystem mit Funktion zum automatischen Einstellen einer Lernsteuereinheit |
CN109003500A (zh) * | 2018-08-02 | 2018-12-14 | 徐州市广联科技有限公司 | 一种智能型电工实操考核系统 |
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