JPH053566A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
- Publication number
- JPH053566A JPH053566A JP3153062A JP15306291A JPH053566A JP H053566 A JPH053566 A JP H053566A JP 3153062 A JP3153062 A JP 3153062A JP 15306291 A JP15306291 A JP 15306291A JP H053566 A JPH053566 A JP H053566A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- control means
- iris control
- image pickup
- television
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮像範囲内に極端に明るい部分が在ることに
より生じる“にじみ”を解消しながら全体としては適度
な明るさの映像を確保できる撮像装置を提供することを
目的とする。 【構成】 複数のテレビカメラ21…と、各テレビカメ
ラ21に設けられた相互に独立のしぼり調整手段22…
と、各テレビカメラ21で撮像した映像を部分的に取り
出して一つの映像を合成する入力画像合成部23とを備
えた。
より生じる“にじみ”を解消しながら全体としては適度
な明るさの映像を確保できる撮像装置を提供することを
目的とする。 【構成】 複数のテレビカメラ21…と、各テレビカメ
ラ21に設けられた相互に独立のしぼり調整手段22…
と、各テレビカメラ21で撮像した映像を部分的に取り
出して一つの映像を合成する入力画像合成部23とを備
えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像装置に関し、例え
ば、テレビ電話装置に利用される。
ば、テレビ電話装置に利用される。
【0002】
【従来の技術】テレビ電話装置には通話者を撮像するた
めのテレビカメラが装備される。テレビカメラは、レン
ズ系やCCD(固体撮像素子)を備える他、しぼり調整
手段を備えて構成され、このしぼり調整手段にて、適切
な光量の映像が前記CCDに到達するように調整してい
る。
めのテレビカメラが装備される。テレビカメラは、レン
ズ系やCCD(固体撮像素子)を備える他、しぼり調整
手段を備えて構成され、このしぼり調整手段にて、適切
な光量の映像が前記CCDに到達するように調整してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
テレビカメラの撮像範囲内に例えば蛍光灯が存在したり
被写体が部分的に明るく照射されるなど、極端に明るい
部分が存在する場合には、映像のその部分がにじんだよ
うな明るさとなり、像が不鮮明になる現象が生じること
になる。一方、このように極端に明るい部分が存在する
状態で前記しぼり調整手段にて入射光量をしぼるにして
も、全体としての適度な明るさの映像をCCDに到達さ
せつつ前記の“にじみ”を解消するように適切にこれを
行うことは非常に難しいものとなる。
テレビカメラの撮像範囲内に例えば蛍光灯が存在したり
被写体が部分的に明るく照射されるなど、極端に明るい
部分が存在する場合には、映像のその部分がにじんだよ
うな明るさとなり、像が不鮮明になる現象が生じること
になる。一方、このように極端に明るい部分が存在する
状態で前記しぼり調整手段にて入射光量をしぼるにして
も、全体としての適度な明るさの映像をCCDに到達さ
せつつ前記の“にじみ”を解消するように適切にこれを
行うことは非常に難しいものとなる。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、極端に明る
い部分における“にじみ”を解消しながら全体としては
適度な明るさの映像を確保できる撮像装置を提供するこ
とを目的とする。
い部分における“にじみ”を解消しながら全体としては
適度な明るさの映像を確保できる撮像装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る撮像装置
は、上記の課題を解決するために、複数のテレビカメラ
と、各テレビカメラに設けられた相互に独立のしぼり調
整手段と、各テレビカメラで撮像した映像を部分的に取
り出して一つの映像を合成する手段とを備えていること
を特徴としている。
は、上記の課題を解決するために、複数のテレビカメラ
と、各テレビカメラに設けられた相互に独立のしぼり調
整手段と、各テレビカメラで撮像した映像を部分的に取
り出して一つの映像を合成する手段とを備えていること
を特徴としている。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、撮像範囲内に例えば蛍光
灯が存在している場合、その蛍光灯が含まれる部分が取
り出されることとなるテレビカメラにおいては、そのし
ぼり調整手段による光量制限の度合いを比較的大きする
ことで、蛍光灯による極端に明るい部分における“にじ
み”を解消し、一方、蛍光灯が含まれない部分が取り出
されることとなるテレビカメラにおいては、そのしぼり
調整手段による光量制限を前記のしぼり調整手段とは独
立して適切に行うことで、全体として適切な光量の映像
を得ることができる。
灯が存在している場合、その蛍光灯が含まれる部分が取
り出されることとなるテレビカメラにおいては、そのし
ぼり調整手段による光量制限の度合いを比較的大きする
ことで、蛍光灯による極端に明るい部分における“にじ
み”を解消し、一方、蛍光灯が含まれない部分が取り出
されることとなるテレビカメラにおいては、そのしぼり
調整手段による光量制限を前記のしぼり調整手段とは独
立して適切に行うことで、全体として適切な光量の映像
を得ることができる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を、図1ないし図3に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。図2は本発明に係
る撮像装置1を具備したテレビ電話装置の概略構成を示
すブロック図である。このテレビ電話装置は、上記の撮
像装置1と、1フレーム分のビデオ信号を格納するバッ
ファ3と、ビデオ信号を符号化・復号化するビデオコー
デック4と、信号の切り換え操作を行うマルチ・デマル
チプレクサ5と、ネットワークと該テレビ電話装置との
接続を行うネットワークインターフェイス6と、前記の
画像メモリ3に接続されたビデオ出力部7と、このビデ
オ出力部7に接続されたディスプレイ8と、前記のマル
チ・デマルチプレクサ5に接続されたディレイ9と、こ
のディレイ9に接続されたオーディオコーデック10
と、このオーディオコーデック10に接続されたオーデ
ィオ入出力部11と、このオーディオ入出力部11に接
続されたハンドセット12と、前記のマルチ・デマルチ
プレクサ5およびネットワークインターフェイス6に接
続されたシステムコントロール部15とを備えている。
いて説明すれば、以下の通りである。図2は本発明に係
る撮像装置1を具備したテレビ電話装置の概略構成を示
すブロック図である。このテレビ電話装置は、上記の撮
像装置1と、1フレーム分のビデオ信号を格納するバッ
ファ3と、ビデオ信号を符号化・復号化するビデオコー
デック4と、信号の切り換え操作を行うマルチ・デマル
チプレクサ5と、ネットワークと該テレビ電話装置との
接続を行うネットワークインターフェイス6と、前記の
画像メモリ3に接続されたビデオ出力部7と、このビデ
オ出力部7に接続されたディスプレイ8と、前記のマル
チ・デマルチプレクサ5に接続されたディレイ9と、こ
のディレイ9に接続されたオーディオコーデック10
と、このオーディオコーデック10に接続されたオーデ
ィオ入出力部11と、このオーディオ入出力部11に接
続されたハンドセット12と、前記のマルチ・デマルチ
プレクサ5およびネットワークインターフェイス6に接
続されたシステムコントロール部15とを備えている。
【0008】前記の撮像装置1は、図1に示すように、
3台のテレビカメラ21…と、3台のしぼり調整手段2
2…と、入力画像合成部23とを備えて構成される。テ
レビカメラ21…は、それぞれが同一の被写体をほぼ同
一のアングル、同一の大きさ、および同一の位置関係で
捉えるように配置されている。即ち、図3の(a)
(b)(c)に示すように、テレビカメラ21…の出力
画像が、互いにほぼ同一のものとなるように倍率調整や
光軸調整などがされている。
3台のテレビカメラ21…と、3台のしぼり調整手段2
2…と、入力画像合成部23とを備えて構成される。テ
レビカメラ21…は、それぞれが同一の被写体をほぼ同
一のアングル、同一の大きさ、および同一の位置関係で
捉えるように配置されている。即ち、図3の(a)
(b)(c)に示すように、テレビカメラ21…の出力
画像が、互いにほぼ同一のものとなるように倍率調整や
光軸調整などがされている。
【0009】また、しぼり調整手段22…は、個々に独
立して光量調整を行うものであり、各テレビカメラ21
からの入力光量を図示しない検出部にて検出し、この検
出結果に基づいて自動的にしぼり調整するようになって
いる。入力画像合成部23は、各テレビカメラ21で撮
像した映像を部分的に取り出して一つの映像を合成する
ものであり、基本的にはスイッチング回路で構成され、
各テレビカメラ21の出力映像をスイッチング操作で切
り替えて出力させるようになっている。即ち、第1のテ
レビカメラ21aが撮像した映像については、図3
(a)に示すように、3等分に横分割した映像のうち上
側映像(図中ハッチングがされていない部分)を出力さ
せ、第2のテレビカメラ21bが撮像した映像について
は、図3(b)に示すように、3等分に横分割した映像
のうち中央側映像(図中ハッチングがされていない部
分)を出力させ、第3のテレビカメラ21cが撮像した
映像については、図3(c)に示すように、3等分に横
分割した映像のうち下側映像(図中ハッチングがされて
いない部分)を出力させることで、図3(d)に示すよ
うに、一つの完成された映像を生成してこれをビデオコ
ーデック4に出力するようになっている。
立して光量調整を行うものであり、各テレビカメラ21
からの入力光量を図示しない検出部にて検出し、この検
出結果に基づいて自動的にしぼり調整するようになって
いる。入力画像合成部23は、各テレビカメラ21で撮
像した映像を部分的に取り出して一つの映像を合成する
ものであり、基本的にはスイッチング回路で構成され、
各テレビカメラ21の出力映像をスイッチング操作で切
り替えて出力させるようになっている。即ち、第1のテ
レビカメラ21aが撮像した映像については、図3
(a)に示すように、3等分に横分割した映像のうち上
側映像(図中ハッチングがされていない部分)を出力さ
せ、第2のテレビカメラ21bが撮像した映像について
は、図3(b)に示すように、3等分に横分割した映像
のうち中央側映像(図中ハッチングがされていない部
分)を出力させ、第3のテレビカメラ21cが撮像した
映像については、図3(c)に示すように、3等分に横
分割した映像のうち下側映像(図中ハッチングがされて
いない部分)を出力させることで、図3(d)に示すよ
うに、一つの完成された映像を生成してこれをビデオコ
ーデック4に出力するようになっている。
【0010】また、入力画像合成部23は、各テレビカ
メラ21で撮像された分割画像のそれぞれについて、各
しぼり調整手段22におけるしぼり量に応じた補正を行
うようにもなっている。即ち、個々のしぼり調整手段2
2によりしぼり調整された後の光量と実際の光量との差
を解消するように出力データに必要な演算処理を加える
などして補正を行うようになっている。
メラ21で撮像された分割画像のそれぞれについて、各
しぼり調整手段22におけるしぼり量に応じた補正を行
うようにもなっている。即ち、個々のしぼり調整手段2
2によりしぼり調整された後の光量と実際の光量との差
を解消するように出力データに必要な演算処理を加える
などして補正を行うようになっている。
【0011】上記の構成によれば、撮像範囲内に例えば
蛍光灯が存在している場合、その蛍光灯が含まれる部分
が取り出されることとなるテレビカメラ21aにおいて
は、そのしぼり調整手段22aによる光量制限の度合い
を比較的大きすることで、蛍光灯による極端に明るい部
分における“にじみ”を解消し、一方、蛍光灯が含まれ
ない部分が取り出されることとなるテレビカメラ21b
・21cにおいては、そのしぼり調整手段22b・22
cによる光量制限を前記のしぼり調整手段22aとは独
立して適切に行うことで、全体として適切な光量の映像
を得ることができる。
蛍光灯が存在している場合、その蛍光灯が含まれる部分
が取り出されることとなるテレビカメラ21aにおいて
は、そのしぼり調整手段22aによる光量制限の度合い
を比較的大きすることで、蛍光灯による極端に明るい部
分における“にじみ”を解消し、一方、蛍光灯が含まれ
ない部分が取り出されることとなるテレビカメラ21b
・21cにおいては、そのしぼり調整手段22b・22
cによる光量制限を前記のしぼり調整手段22aとは独
立して適切に行うことで、全体として適切な光量の映像
を得ることができる。
【0012】また、前述のように、入力画像合成部23
により、各テレビカメラ21で撮像された分割画像のそ
れぞれについて、各しぼり調整手段22におけるしぼり
量に応じた補正を行うので、合成された画面において分
割画面の境目に明度の段差ができて画像が不自然になる
などの不具合は解消されることになる。
により、各テレビカメラ21で撮像された分割画像のそ
れぞれについて、各しぼり調整手段22におけるしぼり
量に応じた補正を行うので、合成された画面において分
割画面の境目に明度の段差ができて画像が不自然になる
などの不具合は解消されることになる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、極端に
明るい部分における“にじみ”を容易に解消しながら全
体としての適度な明るさの映像を確保することができる
という効果を奏する。
明るい部分における“にじみ”を容易に解消しながら全
体としての適度な明るさの映像を確保することができる
という効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例としての撮像装置の構成図で
ある。
ある。
【図2】撮像装置を含むテレビ電話の構成図である。
【図3】各テレビカメラで捉えた映像およびその映像の
一部分を各々取り出して全体として一つに完成された映
像を示す説明図である。
一部分を各々取り出して全体として一つに完成された映
像を示す説明図である。
1 撮像装置 21 テレビカメラ 22 しぼり調整手段 23 入力画像合成部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数のテレビカメラと、各テレビカメラ
に設けられた相互に独立のしぼり調整手段と、各テレビ
カメラで撮像した映像を部分的に取り出して一つの映像
を合成する手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3153062A JPH053566A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3153062A JPH053566A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053566A true JPH053566A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15554155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3153062A Pending JPH053566A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053566A (ja) |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3153062A patent/JPH053566A/ja active Pending
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