JPH0535652Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0535652Y2
JPH0535652Y2 JP1986128307U JP12830786U JPH0535652Y2 JP H0535652 Y2 JPH0535652 Y2 JP H0535652Y2 JP 1986128307 U JP1986128307 U JP 1986128307U JP 12830786 U JP12830786 U JP 12830786U JP H0535652 Y2 JPH0535652 Y2 JP H0535652Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
lens mount
groove
threaded
threaded barrel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986128307U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6335378U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986128307U priority Critical patent/JPH0535652Y2/ja
Publication of JPS6335378U publication Critical patent/JPS6335378U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0535652Y2 publication Critical patent/JPH0535652Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テレビカメラ等において、カメラ本
体に内蔵した撮像素子又は撮像管と、レンズとの
距離を調整するための装置に関する。
〔従来の技術〕
テレビカメラ等において撮像素子又は撮像管
(以下単に撮像素子という)と、レンズとの距離
(以下焦点距離という)は、あらかじめテレビカ
メラごとに調整されているが、レンズの交換等に
より変わつてしまう場合が屡々ある。その場合
は、当然のこととして焦点距離が調整しなれけ
ば、モニターテレビ側で鮮明な画像を得ることが
できない。このため、従来からこれを調整するた
めの提案が種々なされている。
このような焦点距離調整装置の一例として、実
開昭55−36609号公報に開示された考案がある。
この考案は、撮像素子を内蔵するテレビカメラの
前面パネルに、外周ねじが設けられたねじ筒を取
付け、このねじ筒に周壁にレバーを有する固定環
と、周壁に上記レバーと嵌合する凹部を有しレン
ズが取付けられるレンズマウントとを螺合し、レ
バーを左右に移動させてレンズマウントを回転さ
せることにより、焦点距離を調整するようにした
ものである。
また、実開昭50−61725号公報に開示された考
案は、テレビカメラの前面パネルに、内外周にね
じが設けられ、さらに内側にヨークアツセンブリ
が挿入される截頭円錐状の固定片を有する固定ね
じ環を固定し、この固定ねじ環の内側ねじに、内
外周にねじが設けられ先端部が上記固定片に締付
ける楔状に形成された筒体を有する締付環を螺入
し、固定片を締付けてヨークアツセンブリを固定
する。ついでレンズが取付けられたレンズマウン
トを締付環の内側ねじに螺入し、ビスによりレン
ズマウントを締付環に固定する。焦点距離を調整
する場合は、ビスを緩めてレンズマウンを回転
し、調整後再びビスで固定する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
実開昭55−36609号公報に開示された考案は、
固定環とレンズマウントの2つの調整部を有する
ため調整が面倒であるばかりでなく、調整部にロ
ツク手段がないので、調整後振動や衝撃によつて
調整がずれ、精度が低下するおそれがある。
また実開昭50−61725号公報に開示された考案
は、構造がきわめて複雑で部品点数も多く、製
作、調整も面倒で大幅なコストアツプになる。ま
た焦点距離の調整後は、ビスによりレンズマウン
トを締付環に固定するようにしているが、調整の
都度締付環の外周面をビスの先端で押圧固定する
ので、締付環の外周面に傷が生ずると共にビスの
先端部やねじがつぶれ、正確な位置に確実に固定
できなくなる等の問題がある。
本考案は、上記の問題点を解決すべくなされた
もので、取扱が容易でレンズを調整位置に確実に
固定することができ、その上コストを低減するこ
とのできるテレビカメラ等の焦点距離調整装置を
得ることを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るテレビカメラ等の焦点距離調整装
置は、外周にねじが、また内周の底部に段部が形
成され、さらに内壁に一端が端部に開口する幅広
の縦溝、該縦溝の奥端部から前記端部と平行に形
成された横溝及び該横溝の端部から前記縦溝と平
行に立上がつて先端部が閉鎖された係止溝からな
るほぼL字状の凹部が対向して設けられ、カメラ
本体の前面パネルに設けられたねじ筒と、 該ねじ筒の内径とほぼ整合する外径を有し、該
ねじ筒内に挿入させるばねと、 内周にねじを有し前記ねじ筒の内径とほぼ整合
する外形に形成され、かつ外周に前記ねじ筒の凹
部の縦溝及び係止溝に対応してそれぞれ突条及び
小突起が設けられ、該ねじ筒内に嵌合されるレン
ズマウントと、 内周に前記ねじ筒のねじに螺合するねじを有
し、前端部に前記レンズマウントの外径と整合す
る穴が貫設された調整リングとからなるものであ
る。
〔作用〕 ねじ筒内にばねを挿入し、突条及び小突起をね
じ筒の縦溝に整合させ、ばねに抗してレンズマウ
ントをねじ筒内に挿入し、ついでレンズマウント
を回動させて手を離す。これにより小突起が係止
溝内に入つてその上端部まで弾発され、その位置
で停止する。そして調整リングのねじをねじ筒の
ねじに螺合する。焦点距離の調整や撮像を行なう
ときは、レンズマウントのねじにレンズのねじを
螺入する。
焦点距離を調整する場合は、調整リングを左又
は右に回転すれば、レンズマウントは前進又は後
退し、撮像素子とレンズとの距離を調整すること
ができる。このとき、レンズマウントはこれに設
けた突条及び小突起がねじ筒の縦溝及び係止溝を
ガイドとして移動するので、正確に平行移動す
る。また、調整後は、レンズマウントはばねによ
つて常時弾発されているので、振動や衝撃によつ
て動くことはない。
〔実施例〕
第1図は本考案実施例の分解斜視図、第2図は
その要部の縦断面図である。両図において、1は
カメラ本体の前面パネルで、背面にはヨ−クアツ
センブリ(図示せず)の装着部2が、また前面に
は外周にねじ4が形成されたねじ筒3が突設され
ている。なお、装着部2及びねじ筒3は前面パネ
ル1と一体に成型してもよい、あるいは後から取
付けてもよい。5は装着部2とねじ筒3との間に
形成された、ねじ筒3の内径よりやゝ小径の段
部、6a〜6dはねじ筒3の内壁に、一端がねじ
筒3の端部に開口し、他端がほゞその中央部に達
する幅広の複数(図には4個示してある)の縦溝
で、そのうちの対向する一対の縦溝(例えば6a
と6c)は、奥端部から端部と平行に横溝7が設
けられ、この横溝7から縦溝6aと平行に立上が
つて先端部が閉鎖された係止溝8が設けられ、全
体としてほぼL字状の凹部が形成されている(第
3図b参照)。9はその外径がねじ筒3の内径と
同じか又は僅かに小さいコイルばねである。
10は内周面にねじ11が設けられた環状のレ
ンズマウントで、外径はねじ筒3の内径と整合す
る大きさに形成されている。12a〜12dはレ
ンズマウント10の外周に、ねじ筒3の縦溝6a
〜6dに対応して長さ方向のほゞ中央部まで突設
された突条で、そのうちの対向する一対の突条
(例えば12a,12c)には、第3図a,bに
示すように円周方向において、ねじ筒3の縦溝6
aの幅W1より僅かに狭い範囲W2(W1>W2)に
小突起13が設けられている。なお突条12a〜
12dの先端部はレンズマウント10の端面より
若干突出し、コイルばね9のガイドを形成してい
る。
15は調整リングで、内周面にはねじ筒3のね
じ4に螺合するねじ16が設けられており、前端
部にはレンズマウント10の外径と整合する径の
穴17が形成されている。18はレンズで、後端
部にはレンズマウント10のねじ11に螺入する
ねじ19が設けられている。
次に上記のような各部からなる本考案の組立順
序を説明する。
(1) ねじ筒3内にコイルばね9を装入し、先端部
を段部5に当接させる。
(2) レンズマウント10の各突条12a〜12d
をねじ筒3の各縦溝6a〜6dに整合させ、コ
イルばね9の弾性に抗してねじ筒3内に押込み
(第3図c参照)、ついでレンズマウント10を
右方向に回転させて離す。これにより突起13
は係止溝8内に入つて第3図dに示すようにそ
の端部まで弾発され、その位置で停止する。
(3) ついで、調整リング15のねじ16をねじ筒
3のねじ4に螺合する。焦点距離の調整、撮像
等を行なう場合には、レンズマウント10のね
じ11にレンズ18のねじ19を螺入する。
次に焦点距離を調整する場合は、第2図におい
て調整リング15を左回転すれば、レンズマウン
ト10はコイルばね9の弾性によつて前進し、コ
イルばね9の弾性に抗して右方向に回転すれば、
レンズマウント10を後退させることができるの
で、これに取付けられたレンズ18を前進又は後
退させて焦点距離を調整する。このときレンズマ
ウント10はこれに設けた突条12a〜12d
が、ねじ筒3の縦溝6a〜6dをガイドとして移
動するので、正確に平行移動することができる。
また調整後はレンズマウント10はコイルばね9
によつて常時弾発されているので、振動や衝撃等
によつて動くおそれがない。なお、実施例によれ
ば、焦点の調整距離は3mmであつた(第3図bの
S参照)。
上記の説明では、ねじ筒3とレンズマウント1
0との間にコイルばね9を介装した場合を示した
が、本考案はこれに限定するものではなく、その
他のばね(例えば皿ばね)を介装してもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば構造が簡単なので製作が容易であり、コストを
低減できるばかりではなく、調整リングを回転す
るだけで焦点距離を正確に調整することができ
る。また、レンズマウントは、その突条及び小突
起がねじ筒に設けた縦溝及び係止溝をガイドとし
て移動するため正確に平行移動することができ、
調整後はばねにより常時弾発されているので、振
動や衝撃によつて調整がずれるおそれもない等、
実用に供して効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の分解斜視図、第2図は
その要部の縦断面図、第3図a〜dは要部の作用
説明図である。 1……カメラ本体、3……ねじ筒、5……段
部、6a〜6d……縦溝、7……横溝、8……係
止溝、9……コイルばね、10……レンズマウン
ト、12a〜12d……突条、13……突起、1
5……調整リング、18……レンズ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外周にねじが、また内周の底部に段部が形成さ
    れ、さらに内壁に一端が端部に開口する幅広の縦
    溝、該縦溝の奥端部から前記端部と平行に形成さ
    れた横溝及び該横溝の端部から前記縦溝と平行に
    立上がつて先端部が閉鎖された係止溝からなるほ
    ぼL字状の凹部が対向して設けられ、カメラ本体
    の前面パネルに設けられたねじ筒と、 該ねじ筒の内径とほぼ整合する外径を有し、該
    ねじ筒内に挿入されるばねと、 内周にねじを有し前記ねじ筒の内径とほぼ整合
    する外形に形成され、かつ外周に前記ねじ筒の凹
    部の縦溝及び係止溝に対応してそれぞれ突条及び
    小突起が設けられ、該ねじ筒内に嵌入されるレン
    ズマウントと、 内周に前記ねじ筒のねじに螺合するねじを有
    し、前端部に前記レンズマウントの外径と整合す
    る穴が貫設された調整リングとからなるテレビカ
    メラ等の焦点距離調整装置。
JP1986128307U 1986-08-25 1986-08-25 Expired - Lifetime JPH0535652Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986128307U JPH0535652Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986128307U JPH0535652Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6335378U JPS6335378U (ja) 1988-03-07
JPH0535652Y2 true JPH0535652Y2 (ja) 1993-09-09

Family

ID=31023863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986128307U Expired - Lifetime JPH0535652Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0535652Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60198976A (ja) * 1984-03-22 1985-10-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビカメラ
JPS60214167A (ja) * 1984-04-09 1985-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビカメラ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60198976A (ja) * 1984-03-22 1985-10-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビカメラ
JPS60214167A (ja) * 1984-04-09 1985-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビカメラ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6335378U (ja) 1988-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4439030A (en) Connecting device for an endoscopic television camera
US7802931B2 (en) Lens accessory mounting device
JP2003215417A (ja) レンズ保持装置
JPH0535652Y2 (ja)
CN108761709B (zh) 一种镜头接口紧固装置
KR200197614Y1 (ko) 전자결합소자 및 유선케이블티브이 카메라용 렌즈의 체결구조
JPH08327914A (ja) 双眼鏡
KR0117619Y1 (ko) 감시용 카메라의 렌즈 마운트장치
JP2645820B2 (ja) ビデオカメラのフランジバツク調整機構
US20240201468A1 (en) Lens device
CN219624598U (zh) 一种瞄准镜录制支架
CN217542335U (zh) 一种传感器单元以及成像设备
CN211979395U (zh) 镜头组件及摄像装置
US20230152576A1 (en) Image pickup apparatus
KR0117620Y1 (ko) 감시용 카메라 렌즈의 촛점거리 조정장치
KR0118327Y1 (ko) 폐쇄회로카메라용 렌즈경통의 거리조정기구(compact c-mount for closed-circuit TV camera)
KR0159667B1 (ko) 뷰파인더의 디옵터 조정장치
JPH08179180A (ja) 一次元撮像素子を用いる画像入力装置用のレンズ鏡筒
JP2606956Y2 (ja) 撮像装置
KR200175059Y1 (ko) 감시용 카메라 렌즈의 촛점거리 조정장치
JPH0742790Y2 (ja) 押出式筆記具
KR880001119Y1 (ko) 비디오 카메라용 측정기의 신축조절장치
KR0159668B1 (ko) 감시용 카메라 렌즈의 촛점거리 조정장치
JPS6114005Y2 (ja)
JPH0143690Y2 (ja)