JPH0535118U - 腰保護用圧迫ベルト - Google Patents

腰保護用圧迫ベルト

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JPH0535118U
JPH0535118U JP9376091U JP9376091U JPH0535118U JP H0535118 U JPH0535118 U JP H0535118U JP 9376091 U JP9376091 U JP 9376091U JP 9376091 U JP9376091 U JP 9376091U JP H0535118 U JPH0535118 U JP H0535118U
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JP
Japan
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compression belt
belt
waist protection
waist
protection compression
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Application number
JP9376091U
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English (en)
Inventor
昭邦 原
卓司 原
Original Assignee
株式会社ベステツク
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 腰保護用圧迫ベルトに関するものである。 【構成】 空気圧袋体を内蔵する幅広の中央帯部分と、
その両端にフィット金具によって連結される左、右止め
帯部分よりなり、中央帯部分には空気圧袋体に作動本体
部を付設したことを特徴とする腰保護用圧迫ベルト、フ
ィット金具が三角形状に構成されたことを特徴とする前
記記載の腰保護用圧迫ベルト、フィット金具が相互に回
動する円盤状の構成としたことを特徴とする前記記載の
腰保護用圧迫ベルト皮革または厚手の固い材質を表生地
にし、比較的伸びのよい布地を裏地としたことを特徴と
する前記記載の腰保護用圧迫ベルト。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、腰保護用圧迫ベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
人の腰は文字通り身体の要であって、ちょっとした腰痛のために日常生活、ス ポーツ、仕事が台無しになることが多い。このため腰痛を防御する各種のベルト や腹帯の類は従来、数多く存在するがそれらのいずれももう一段の効果がないし 、また使い勝手もよくない。この腹帯や防御ベルトは緩く締めても効果はないし 、また締め過ぎても苦しくなるばかりで、むしろ長時間の締めすぎは害になるこ ともある。このような腹帯や防御ベルトの欠点と、その必要とする条件をのべる と、[1] 締め過ぎ、緩め過ぎがなく適度に締め圧の微調節ができること、これは ベルトにあける穴の位置だけでは不十分である、とくに緩いと圧迫帯としての効 果がない。[2] 腰部をベルトや腹帯でたとえ適度に締められたとしても、立位、 座位、屈曲位(腰を曲げたとき)で圧迫力が変わるので、その都度、ベルトを締 め直す必要がでてくる。すなわち立ったときにベルトの穴位置を合わせても、座 った時はそれでは苦しい。[3] 長時間の締め放しは血行を阻害するのでよくない 、すなわち時々締めたり緩めたりすることが簡易にできると良い、それは一々、 付けたり外したりするのは不便であるし、ベルトの穴の位置を変えるのも面倒で ある。[4] 腰痛の防止にはとくに腰背部に幅広ベルト(いわゆる帯)が具合が良 いが、幅を広くするほど身体の曲線にそぐわなくなり易い。すなわち圧迫ベルト (帯)の場合、とくに腰背部にくるベルト部分は腰を伸ばすに足る固さが必要で あるので、身体の曲線に余計そぐわなくなる。これらの点から適宜、締めたり緩 めたり、また姿勢に応じて微妙な締め圧が、簡便で迅速に得られる使い勝手のよ い保護ベルトが必要である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の従来の腰保護用圧迫ベルトの欠点を除いて、適宜、締めたり緩めたり、 また姿勢に応じて微妙な締め圧が、簡便で、迅速に得られる使い勝手のよい圧迫 ベルトが必要であり、この考案の腰保護用圧迫ベルトは、それに応ずる製品を得 ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
空気圧袋体を内蔵する幅広の中央帯部分と、その両端にフィット金具によって 連結されるベルト金具、ベルト止め穴などをそれぞれ有する左、右止め帯部分よ りなり、中央帯部分には空気圧袋体に作動本体部を付設したことを特徴とする腰 保護用圧迫ベルト、フィット金具が三角形状に構成されたことを特徴とする前記 記載の腰保護用圧迫ベルト、フィット金具が相互に回動する円盤状の構成とした ことを特徴とする前記記載の腰保護用圧迫ベルト、皮革または厚手の固い材質を 表生地にし、比較的伸びのよい布地を裏地としたことを特徴とする前記記載の腰 保護用圧迫ベルトの構成とする。
【0005】
【作用】
この考案の腰保護用圧迫ベルト(A')は、空気圧袋体(a) を内蔵する幅広の中央 帯部分と、その両端にフィット金具(b) によって連結されるベルト止め金具(d) 、ベルト止め穴(e) をそれぞれ有する左、右止め帯部分よりなり、中央帯部分に は空気圧袋体(a) に作動本体部(c) が付設されている。そして幅広の中央帯部分 を丁度、腰背部に当てるようにして装着する。つぎに空気圧の送風ボタンとなる 電源スイッチ(17)を押すと、腰背部の空気圧袋体(a) に空気(エアー)が注入さ れ、空気圧袋体(a) が徐々に膨らんでくる。このとき電源スイッチ(17)から手を 放すとエアーの注入は止まる。このようにして適度にエアーを注入して腰部の締 め具合を調節する。エアーの入れ過ぎで腰保護用圧迫ベルト(A')が締まり過ぎた ときは、一方の排気ボタン(7) を押すとエアーが少しずつ抜けて、適度の締まり 具合に調節できる。また同じように押し続けるとエアーは抜けて行き、排気ボタ ン(7) から手を放すとその時点でエアーの抜けは止まる。このようにしてこれら の二つのボタンの押し具合で腰保護用圧迫ベルト(A')の締まり具合を速やかにそ して微妙に変えるとができる。これは従来の通常のベルトの穴止めや、マジック ベルト止めでは不可能な微妙な適合(フィット)感が得られることとなる。電源 スイッチ(17)を押し続ければ強く締めることができるし、反対に排気ボタン(7) で全部空気を抜けば締めた状態は完全に無くなる。
【0006】
【実施例】
まずこの考案の腰保護用圧迫ベルト(A')を腰に当てるに先立って図1(イ)[後面 ]、図2(ロ)[前面]に示すように、従来のこの種のベルト(A) を腰に当てた状態 をのべると、通常の直線ベルトであると、図1(ハ)[側面]に示すように背後に隙 間(X) があく。これらは幅広の場合、とくにこの隙間(X) があく。そこで身体に 適合(フィット)させるために、図2(イ) に示すように斜め止め(クロス止め) とした場合では、図2(ロ) のように前面では交差して、これでは止めた状態が程 よく適合しない。図3(イ) 、(ロ) はこの考案の腰保護用圧迫ベルト(A')を適合し た状態で、これは図4(イ) に示すように、側部において三角形状のフィット金具 (b) を用い、これによって身体にフィットするようにした。図4(ロ) はこの三角 形状のフィット金具(b) の部分を拡大して示すものである。これによって腰背部 の隙間やクロス止めの問題を解消している。なお、この三角形状のフィット金具 (b) は、相互に重ねて回転する二枚の円盤状の金具の構成でもよい。図5に示す のはこの考案の腰保護用圧迫ベルト(A')の全体であって、それは空気圧袋体(a) を内蔵する幅広の中央帯部分と、その両端に三角形状のフィット金具(b) によっ て連結される、ベルト止め金具(d) 、ベルト止め穴(e) をそれぞれ有する左、右 の止め帯部分よりなり、中央帯部分には、空気圧袋帯(a) に付属する作動本体部 (c) が付設されている。
【0007】 図6、図7に示すのは作動本体部(c) の詳細で、(1) は乾電池、(2) は電池ボ ックス、(3) は下部外ケース、(4) は上部外ケース、(5) はオーリング、(6) は 排気筒、(7) は排気ボタン、(8) はDCモーター、(9) は偏心軸、(10)はダイヤ フラム、(11)は吸気口、(12)は吸気弁、(13)は吐出弁、(14)は吐出口、(15)は排 気管、(16)はスプリング、(17)は電源スイッチ、(18)は偏心プーリーである。こ の考案の腰保護用圧迫ベルト(A')を腰部に固定した後、作動本体部(c) の電源ス イッチ(17)を入れると、図7に示すようにDCモーター(8) が回転し、偏心プー リー(18)により偏心軸(9) 、ダイヤフラム(10)が上下のピストン運動を起こす。 ここで図8に示すようにダイアフラム(10)が上方へ引き上げられるとき、空気室 (f) は陰圧となり、吐出弁(13)が閉まって同時に吸気弁(12)が開いて吸気口(11) からエアーが注入される。さらに続いてDCモーター(8) が回転すると、図9に 示すようにダイアフラム(10)が下方へ押し下げられ、このとき吸気弁(12)は加圧 により閉じられ、吐出弁(13)が開いてエアーが押し出される。以後、順次このよ うな動作を繰り返して、吐出口(14)に接続された空気圧袋体(a) にエアーが圧入 され膨らんでくる。このようにして腰部に固定した腰保護用圧迫ベルト(A')に徐 々にエアーを圧入して行くと、その分、腰部が締めつけられて、身体の曲線に添 ってフィットすることになる。
【0008】 なお電源スイッチ(17)は、そのボタンを押したときだけ入り(ON)、指を離すと OFF となるスイッチ構造として、自分で適度の締め圧と感じるまで押し続けるこ とになるが、3〜10秒程度の加圧速度とすれば、急激に締め過ぎて人体の害と なる心配はない。また少し長く電源スイッチ(17)を押し続けて締めが強いと感じ られた場合は、図7〜図10で示すように排気ボタン(7) は空気圧袋体(a) と排 気管(15)でつながっているので、排気ボタン(7) を押した時間分だけエアーが抜 けて適圧に戻り、さらに押し続けるとすべてのエアーが抜けて腰部の圧迫は解除 される。それは図7〜図9に示すように排気ボタン(7) に関連する構成は、排気 筒(6) 内においてオーリング(5) で密封されるように、排気ボタン(7) の下部は 半球状になっており、これをスプリング(16)でオーリング(5) に押しつけている ので、エアーの密閉が保持されている。したがって図10に示すように排気ボタ ン(7) を押すと、この密閉が解除され、エアーが放出され空気圧が下がって締め 圧が低下する。押した状態を止めるとスプリング(16)の力で密閉する。ここにお いて電源スイッチ(17)と排気ボタン(7) の操作で、その時々の自分の体の状況に 合った締め具合を迅速で微妙に選択することができる。なお前記で図5に示した 腰保護用圧迫ベルト(A')の中央帯部分の構成は、皮革または厚手の固い材料を表 生地にして、比較的伸びのよい布地を裏地とし(左右の止め帯は同様または適宜 の材料で構成する)、袋状に縫製加工したものの中に、ラテックスゴム袋または 合成樹脂製シートのウエルダー加工袋を配し、作動本体部(c) の吐出口(14)に配 管したものである。
【0009】
【考案の効果】
腰保護用圧迫ベルトは重い荷物の上げ下げなどでは、腰保護のため強く締めた いし、また立位、座位での姿勢によって締め圧を迅速に調節したいし、さらに自 動車などの長時間運転で常時は緩めておいて、締めたい時だけ締めるという場合 も多いが、この考案の腰保護用圧迫ベルトは、そのような如何なる状況でも、締 めと緩めが迅速で微妙にでき、適圧を得ることができ腰部の好適な保護帯となる ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の腰保護用圧迫ベルトを当てた状態の説明
図。
【図2】従来の腰保護用圧迫ベルトを当てた他の状態の
説明図。
【図3】この考案の腰保護用圧迫ベルトを当てた状態の
説明図。
【図4】この考案の腰保護用圧迫ベルトを当てた状態の
側部の説明図。
【図5】この考案の腰保護用圧迫ベルトの全体平面図。
【図6】この考案の作動本体部の内部斜視図。
【図7】図6のVI-VI'線断面図。
【図8】この考案の作動本体部の作動状態の説明図。
【図9】この考案の作動本体部の図8に続く作動状態の
説明図。
【図10】この考案の作動本体部のエアー開放時の作動
状態の説明図。
【符号の説明】
(A) 腰保護用圧迫ベルト (A') 腰保護用圧迫ベルト (a) 空気圧袋体 (b) フィット金具 (c) 作動本体部 (d) ベルト金具 (e) ベルト止め穴 (f) 空気室 (1) 乾電池 (2) 電池ボックス (3) 下部外ケース (4) 上部外ケース (5) オーリング (6) 排気筒 (7) 排気ボタン (8) DCモーター (9) 偏心軸 (10) ダイヤフラム (11) 吸気口 (12) 吸気弁 (13) 吐出弁 (14) 吐出口 (15) 排気管 (16) スプリング (17) 電源スイッチ (18) 偏心プーリー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧袋体を内蔵する幅広の中央帯部分
    と、その両端にフィット金具によって連結される左、右
    止め帯部分よりなり、中央帯部分には空気圧袋体に作動
    本体部を付設したことを特徴とする腰保護用圧迫ベル
    ト。
  2. 【請求項2】 フィット金具が三角形状に構成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の腰保護用圧迫ベルト。
  3. 【請求項3】 フィット金具が相互に回動する円盤状の
    構成としたことを特徴とする請求項1記載の腰保護用圧
    迫ベルト。
  4. 【請求項4】 皮革または厚手の固い材質を表生地に
    し、比較的伸びのよい布地を裏地としたことを特徴とす
    る請求項1記載の腰保護用圧迫ベルト。
JP9376091U 1991-10-19 1991-10-19 腰保護用圧迫ベルト Pending JPH0535118U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220104377A (ko) * 2021-01-18 2022-07-26 주식회사 삼육오엠씨네트웍스 지방 흡입 수술용 복대

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6160745A (ja) * 1984-08-31 1986-03-28 Ube Ind Ltd 接着性ポリオレフィン組成物
JPS6368157A (ja) * 1986-09-09 1988-03-28 迫田 俊夫 腰椎匡正帯
JPS63119759A (ja) * 1986-08-29 1988-05-24 セイフガード・インダストリアル・コーポレーション 医療用コルセット

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