JPH0535057A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0535057A JPH0535057A JP3190416A JP19041691A JPH0535057A JP H0535057 A JPH0535057 A JP H0535057A JP 3190416 A JP3190416 A JP 3190416A JP 19041691 A JP19041691 A JP 19041691A JP H0535057 A JPH0535057 A JP H0535057A
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- JP
- Japan
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- optical system
- system unit
- upper section
- image forming
- laser beam
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 54
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レーザービーム走査光学系ユニットを無調整
で装置本体の上部セクションへ組み込むことができる画
像形成装置を提供すること。 【構造】 光学系ユニットは上部セクションに対して取
付けねじとコイルばねによって三次元的に変位可能に取
り付けられている。光学系ユニットは上下(Z)方向に
関してベースプレートの裏面が側部フレーム11,12
の上面に当接することにより位置決めされ、水平(X,
Y)方向に関してベースプレートに設けた突片32,3
3のテーパ面32b,33bが側部フレーム11,12
に形成した基準溝13,14のエッジに当接することに
より位置決めされる。
で装置本体の上部セクションへ組み込むことができる画
像形成装置を提供すること。 【構造】 光学系ユニットは上部セクションに対して取
付けねじとコイルばねによって三次元的に変位可能に取
り付けられている。光学系ユニットは上下(Z)方向に
関してベースプレートの裏面が側部フレーム11,12
の上面に当接することにより位置決めされ、水平(X,
Y)方向に関してベースプレートに設けた突片32,3
3のテーパ面32b,33bが側部フレーム11,12
に形成した基準溝13,14のエッジに当接することに
より位置決めされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置、特にレ
ーザビームを画像書込み手段として用いた電子写真法に
よるプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関す
る。
ーザビームを画像書込み手段として用いた電子写真法に
よるプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザビームプリンタではプリ
ンタ本体を上下に2分割したクラムシェルタイプが採用
され、上部セクションを持ち上げることにより下部セク
ションに対して開放可能としている。通常、上部セクシ
ョンにはレーザビーム走査光学系ユニットが含まれ、下
部セクションには感光体ドラム、現像器、シート搬送路
等が含まれる。
ンタ本体を上下に2分割したクラムシェルタイプが採用
され、上部セクションを持ち上げることにより下部セク
ションに対して開放可能としている。通常、上部セクシ
ョンにはレーザビーム走査光学系ユニットが含まれ、下
部セクションには感光体ドラム、現像器、シート搬送路
等が含まれる。
【0003】このようなクラムシェルタイプにおいて、
光学系ユニットは単品としての組立て終了後にビームの
照射位置等を調整し、さらに上部セクションに組み込む
際にユニット全体を上下、左右方向あるいは高さ方向に
位置決めし、感光体ドラムに対するビーム照射位置を調
整した後、上部セクションにビス止めしていた。しか
し、従来のプリンタでは、(1)光学系ユニットの調整
が組立て終了時とプリンタへの組込み時の2回必要であ
り、(2)出荷後に上カバーが変形した場合、ビーム照
射位置がずれるおそれがある、(3)出荷後に光学系ユ
ニットを交換する必要が生じても、調整が必要なために
サービスマンが交換することはできない、という問題点
を有していた。
光学系ユニットは単品としての組立て終了後にビームの
照射位置等を調整し、さらに上部セクションに組み込む
際にユニット全体を上下、左右方向あるいは高さ方向に
位置決めし、感光体ドラムに対するビーム照射位置を調
整した後、上部セクションにビス止めしていた。しか
し、従来のプリンタでは、(1)光学系ユニットの調整
が組立て終了時とプリンタへの組込み時の2回必要であ
り、(2)出荷後に上カバーが変形した場合、ビーム照
射位置がずれるおそれがある、(3)出荷後に光学系ユ
ニットを交換する必要が生じても、調整が必要なために
サービスマンが交換することはできない、という問題点
を有していた。
【0004】
【発明の目的、構成、作用】そこで、本発明の目的は、
光学ユニットを単品での調整を済ませておけば、無調整
で上部セクションに組み込むことができ、上部セクショ
ンの精度、変形に影響されることなく感光体に対する位
置を自動的に決めることができ、出荷後もその場で光学
系ユニットを交換可能な画像形成装置を提供することに
ある。
光学ユニットを単品での調整を済ませておけば、無調整
で上部セクションに組み込むことができ、上部セクショ
ンの精度、変形に影響されることなく感光体に対する位
置を自動的に決めることができ、出荷後もその場で光学
系ユニットを交換可能な画像形成装置を提供することに
ある。
【0005】以上の目的を達成するため、本発明に係る
画像形成装置は、光学系ユニットを上部セクションに対
して弾性的に変位可能に取り付けるための取付け手段
と、上部セクションが閉じられているとき互いに当接し
合って前記光学系ユニットを少なくともレーザビームの
主走査方向及びそれと直交する方向に位置決めするため
の位置決め手段とを備えている。
画像形成装置は、光学系ユニットを上部セクションに対
して弾性的に変位可能に取り付けるための取付け手段
と、上部セクションが閉じられているとき互いに当接し
合って前記光学系ユニットを少なくともレーザビームの
主走査方向及びそれと直交する方向に位置決めするため
の位置決め手段とを備えている。
【0006】以上の構成において、光学系ユニットは上
部セクションに三次元的に弾性的に変位可能に取り付け
られている。上部セクションが閉じられると位置決め手
段が互いに当接し、光学系ユニットが水平面上において
レーザビームの主走査方向(感光体の回転軸方向)及び
それと直交する方向に位置決めされる。従って、光学系
ユニットは単品に組み立てた状態でビーム照射位置等の
調整を完了しておけば、装置本体へ取り付ける際に位置
調整する必要はなくなる。また、光学系ユニットは下部
セクションによって位置決めされており、上部セクショ
ンとは相対的に変位可能であり、上カバーが多少変形し
ても設置位置がずれることはない。
部セクションに三次元的に弾性的に変位可能に取り付け
られている。上部セクションが閉じられると位置決め手
段が互いに当接し、光学系ユニットが水平面上において
レーザビームの主走査方向(感光体の回転軸方向)及び
それと直交する方向に位置決めされる。従って、光学系
ユニットは単品に組み立てた状態でビーム照射位置等の
調整を完了しておけば、装置本体へ取り付ける際に位置
調整する必要はなくなる。また、光学系ユニットは下部
セクションによって位置決めされており、上部セクショ
ンとは相対的に変位可能であり、上カバーが多少変形し
ても設置位置がずれることはない。
【0007】光学系ユニットの高さ方向の位置決めに関
しては、別途高さ位置決め手段を設けるか、前述の位置
決め手段に兼用させればよい。
しては、別途高さ位置決め手段を設けるか、前述の位置
決め手段に兼用させればよい。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置の実施例に
つき添付図面に従って説明する。なお、以下に示す実施
例は、本発明をレーザビームプリンタに適応したもので
ある。図1において、レーザビームプリンタは、本体を
上下に2分割したクラムシェルタイプとして構成され、
上部セクション1は下部セクション10に対して図1中
右側の支軸2を支点として上方に開放可能とされてい
る。上部セクション1にはレーザビーム走査光学系ユニ
ット30が設置されている。下部セクション10には、
感光体ドラム51を中心として帯電チャージャ52、現
像器53、残留トナーのクリーナ54を含む作像ユニッ
ト50と、給紙ローラ61、搬送ローラ対62、タイミ
ングローラ対63、転写チャージャ64、トナー定着器
65、排出ローラ対66、図示しないシートトレイが設
置されている。さらに、下部セクション10の下段には
給紙カセット70が着脱可能に取り付けられている。
つき添付図面に従って説明する。なお、以下に示す実施
例は、本発明をレーザビームプリンタに適応したもので
ある。図1において、レーザビームプリンタは、本体を
上下に2分割したクラムシェルタイプとして構成され、
上部セクション1は下部セクション10に対して図1中
右側の支軸2を支点として上方に開放可能とされてい
る。上部セクション1にはレーザビーム走査光学系ユニ
ット30が設置されている。下部セクション10には、
感光体ドラム51を中心として帯電チャージャ52、現
像器53、残留トナーのクリーナ54を含む作像ユニッ
ト50と、給紙ローラ61、搬送ローラ対62、タイミ
ングローラ対63、転写チャージャ64、トナー定着器
65、排出ローラ対66、図示しないシートトレイが設
置されている。さらに、下部セクション10の下段には
給紙カセット70が着脱可能に取り付けられている。
【0009】画像のプリント処理は以下のようにして行
われる。即ち、感光体ドラム51の矢印a方向の回転に
伴って、感光体ドラム1の外周面に、帯電チャージャ5
2により所定電位の電荷が付与され、光学系ユニット3
0から照射されるレーザビームにより静電潜像が形成さ
れ、この静電潜像は現像器53によりトナー画像に現像
される。
われる。即ち、感光体ドラム51の矢印a方向の回転に
伴って、感光体ドラム1の外周面に、帯電チャージャ5
2により所定電位の電荷が付与され、光学系ユニット3
0から照射されるレーザビームにより静電潜像が形成さ
れ、この静電潜像は現像器53によりトナー画像に現像
される。
【0010】シートは給紙ローラ61の回転に基づいて
給紙カセット70から1枚ずつ給紙され、搬送ローラ対
62からタイミングローラ対63まで搬送され、ここで
一旦停止する。シートはタイミングローラ対63を感光
体ドラム51上の画像と同期を取って回転駆動すること
により、感光体ドラム51と転写チャージャ64との間
に送り込まれ、ここでトナー画像を転写される。その後
シートは定着器65でトナーの定着を施され、排出ロー
ラ対66へ導かれる。
給紙カセット70から1枚ずつ給紙され、搬送ローラ対
62からタイミングローラ対63まで搬送され、ここで
一旦停止する。シートはタイミングローラ対63を感光
体ドラム51上の画像と同期を取って回転駆動すること
により、感光体ドラム51と転写チャージャ64との間
に送り込まれ、ここでトナー画像を転写される。その後
シートは定着器65でトナーの定着を施され、排出ロー
ラ対66へ導かれる。
【0011】本プリンタにおいては、排出ローラ対66
の直後に通路切換え爪67が設置されている。この切換
え爪67が図1中実線位置にセットされているとき、シ
ートは排出ローラ対66から図示しないシートトレイ上
へ画像形成面を上に向けて排出される。一方、切換え爪
67が若干時計回り方向に回動状態にセットされると、
シートは排出ローラ対66から上方へ案内され、上カバ
ー4の上面に形成されたトレイ5上に上段の排出ローラ
対3から画像形成面を下に向けて排出される。
の直後に通路切換え爪67が設置されている。この切換
え爪67が図1中実線位置にセットされているとき、シ
ートは排出ローラ対66から図示しないシートトレイ上
へ画像形成面を上に向けて排出される。一方、切換え爪
67が若干時計回り方向に回動状態にセットされると、
シートは排出ローラ対66から上方へ案内され、上カバ
ー4の上面に形成されたトレイ5上に上段の排出ローラ
対3から画像形成面を下に向けて排出される。
【0012】次に、光学系ユニット30の構成とその取
付け構造について説明する。光学系ユニット30はベー
スプレート31とカバー34によって一体的にユニット
化されている。その内部は、図2に示すように、レーザ
ダイオード、コリメータレンズを含む光源部35、スリ
ット板36、シリンドリカルレンズ37、ポリゴンミラ
ー38、トロイダルレンズ39、球面ミラー40、平面
ミラー41、SOS(画像書出し開始)信号用センサ4
2によって構成されている。レーザダイオードは図示し
ないホストコンピュータから送られてくる画像情報に基
づいて変調制御され、レーザビームはポリゴンミラー3
8の矢印b方向の回転によって偏向走査され、ベースプ
レート31のスリット31aから感光体ドラム51上に
結像する。
付け構造について説明する。光学系ユニット30はベー
スプレート31とカバー34によって一体的にユニット
化されている。その内部は、図2に示すように、レーザ
ダイオード、コリメータレンズを含む光源部35、スリ
ット板36、シリンドリカルレンズ37、ポリゴンミラ
ー38、トロイダルレンズ39、球面ミラー40、平面
ミラー41、SOS(画像書出し開始)信号用センサ4
2によって構成されている。レーザダイオードは図示し
ないホストコンピュータから送られてくる画像情報に基
づいて変調制御され、レーザビームはポリゴンミラー3
8の矢印b方向の回転によって偏向走査され、ベースプ
レート31のスリット31aから感光体ドラム51上に
結像する。
【0013】光学系ユニット30は、画像形成能力を十
分に発揮するためには、感光体ドラム51に対して正確
に位置決めされる必要がある。位置決め方向は高さ方向
(Z方向)、主走査方向(X方向)及びそれらと直交す
る方向(Y方向)である。光学系ユニット30がこれら
の三方向に正確に位置決めされていれば、感光体ドラム
51までのビームの光路長、ビーム照射位置が設計値ど
おりにセットされることとなる。
分に発揮するためには、感光体ドラム51に対して正確
に位置決めされる必要がある。位置決め方向は高さ方向
(Z方向)、主走査方向(X方向)及びそれらと直交す
る方向(Y方向)である。光学系ユニット30がこれら
の三方向に正確に位置決めされていれば、感光体ドラム
51までのビームの光路長、ビーム照射位置が設計値ど
おりにセットされることとなる。
【0014】ところで、感光体ドラム51は作像ユニッ
ト50に正確に位置決めして固定されている。さらに、
作像ユニット50は下部セクション10の側部フレーム
11,12(図4参照)に正確に位置決めして固定され
ている。そこで、本実施例においては、光学系ユニット
30を上部セクション1の上カバー4に対してX,Y,
Z方向に弾性的に変位可能に取り付け、これらの方向へ
の位置決め基準部を下部セクション10の側部フレーム
11,12に設けることとした。
ト50に正確に位置決めして固定されている。さらに、
作像ユニット50は下部セクション10の側部フレーム
11,12(図4参照)に正確に位置決めして固定され
ている。そこで、本実施例においては、光学系ユニット
30を上部セクション1の上カバー4に対してX,Y,
Z方向に弾性的に変位可能に取り付け、これらの方向へ
の位置決め基準部を下部セクション10の側部フレーム
11,12に設けることとした。
【0015】詳しくは、図1において、光学系ユニット
30のカバー34に座34aを設け、ベースプレート3
1に形成した孔31b(図4参照)から取付けねじ8
を、座34aを貫通させて、上カバー4に設けたボス部
4aに埋設したナット7に螺着させた。また、ベースプ
レート31の床面に設けたボス部31cと上カバー4と
の間にコイルばね9を圧縮状態で装着した。光学系ユニ
ット30は座34aが取付けねじ8の頭部に係合した状
態で、かつ、コイルばね9によって弾性的に下方に付勢
された状態で上カバー4に装着される。取付けねじ8と
座34aとの間には若干のクリアランスが存在し、光学
系ユニット30はX,Y,Z方向に変位可能である。本
実施例において、クリアランスの量(変位量)はX,Y
方向に1mm、Z方向に2mmである。
30のカバー34に座34aを設け、ベースプレート3
1に形成した孔31b(図4参照)から取付けねじ8
を、座34aを貫通させて、上カバー4に設けたボス部
4aに埋設したナット7に螺着させた。また、ベースプ
レート31の床面に設けたボス部31cと上カバー4と
の間にコイルばね9を圧縮状態で装着した。光学系ユニ
ット30は座34aが取付けねじ8の頭部に係合した状
態で、かつ、コイルばね9によって弾性的に下方に付勢
された状態で上カバー4に装着される。取付けねじ8と
座34aとの間には若干のクリアランスが存在し、光学
系ユニット30はX,Y,Z方向に変位可能である。本
実施例において、クリアランスの量(変位量)はX,Y
方向に1mm、Z方向に2mmである。
【0016】次に、光学系ユニット30の位置決め機構
について説明する。高さ(Z)方向については、図4に
示すように、下部セクション10の側部フレーム11,
12の上面4箇所を基準面11a,11a,12a,1
2aとし、光学系ユニット30のベースプレート31の
裏面であってこれらに対向する4箇所を基準面31dと
した(図3参照)。上部セクション1が閉じられると、
コイルばね9のばね力によってベースプレート31の基
準面31dが側部フレーム11,12の基準面11a,
11a,12a,12aに当接し、光学系ユニット30
が下部セクション(感光体ドラム51)に対して高さ
(Z)方向に位置決めされる。
について説明する。高さ(Z)方向については、図4に
示すように、下部セクション10の側部フレーム11,
12の上面4箇所を基準面11a,11a,12a,1
2aとし、光学系ユニット30のベースプレート31の
裏面であってこれらに対向する4箇所を基準面31dと
した(図3参照)。上部セクション1が閉じられると、
コイルばね9のばね力によってベースプレート31の基
準面31dが側部フレーム11,12の基準面11a,
11a,12a,12aに当接し、光学系ユニット30
が下部セクション(感光体ドラム51)に対して高さ
(Z)方向に位置決めされる。
【0017】水平(X,Y)方向については、側部フレ
ーム11,12にU字形の基準溝13,14を形成し
(図4、図5参照)、ベースプレート31の裏面にこれ
らに対向する突片32,33を設けた(図3、図5参
照)。突片32,33はU字形の基準溝13,14に遊
嵌可能な台部32a,33aと基準溝13,14の幅よ
りも広いテーパ面32b,33bを有している。上部セ
クション1が閉じられると、突片32,33の台部32
a,33aが基準溝13,14へ侵入し、テーパ面32
b,33bが基準溝13,14のエッジに当接する(図
5、図6参照)。この当接部m,nの間隔Qによって光
学系ユニット30がY方向に位置決めされる。また、当
接部m,m間及びn,n間の間隔Rによって光学系ユニ
ット30がX方向に位置決めされる。
ーム11,12にU字形の基準溝13,14を形成し
(図4、図5参照)、ベースプレート31の裏面にこれ
らに対向する突片32,33を設けた(図3、図5参
照)。突片32,33はU字形の基準溝13,14に遊
嵌可能な台部32a,33aと基準溝13,14の幅よ
りも広いテーパ面32b,33bを有している。上部セ
クション1が閉じられると、突片32,33の台部32
a,33aが基準溝13,14へ侵入し、テーパ面32
b,33bが基準溝13,14のエッジに当接する(図
5、図6参照)。この当接部m,nの間隔Qによって光
学系ユニット30がY方向に位置決めされる。また、当
接部m,m間及びn,n間の間隔Rによって光学系ユニ
ット30がX方向に位置決めされる。
【0018】以上の説明の如く、本実施例においては、
光学系ユニット30を上カバー4に取り付け、上部セク
ション1が閉じられたときに、上下方向(Z方向)に対
しては基準面31dが基準面11a,11a,12a,
12aに当接することにより、主走査方向(X方向)及
びそれと直交する方向(Y方向)に対しては突片32,
33のテーパ面32b,33bが基準溝13,14のエ
ッジに当接することにより、それぞれ位置決めされる。
従って、光学系ユニット30は単品での組立て終了時に
ビーム照射位置等の調整を行っておけば、上部セクショ
ン1へ組み付ける際に再調整する必要はなく、上部セク
ション1を閉じるだけで下部セクション10の感光体ド
ラム51に対して正確に位置決めされる。また、上カバ
ー4が多少変形しても、光学系ユニット30と上カバー
4との間には余裕があるため、光学系ユニット30の感
光体ドラム51に対する位置が変動することもない。さ
らに、出荷後に光学系ユニット30を交換する場合に
も、調整が不要なためにサービスマンがその場で交換す
ることができる。
光学系ユニット30を上カバー4に取り付け、上部セク
ション1が閉じられたときに、上下方向(Z方向)に対
しては基準面31dが基準面11a,11a,12a,
12aに当接することにより、主走査方向(X方向)及
びそれと直交する方向(Y方向)に対しては突片32,
33のテーパ面32b,33bが基準溝13,14のエ
ッジに当接することにより、それぞれ位置決めされる。
従って、光学系ユニット30は単品での組立て終了時に
ビーム照射位置等の調整を行っておけば、上部セクショ
ン1へ組み付ける際に再調整する必要はなく、上部セク
ション1を閉じるだけで下部セクション10の感光体ド
ラム51に対して正確に位置決めされる。また、上カバ
ー4が多少変形しても、光学系ユニット30と上カバー
4との間には余裕があるため、光学系ユニット30の感
光体ドラム51に対する位置が変動することもない。さ
らに、出荷後に光学系ユニット30を交換する場合に
も、調整が不要なためにサービスマンがその場で交換す
ることができる。
【0019】なお、本発明に係る画像形成装置は前記実
施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々
に変更できる。例えば、光学系ユニット30を位置決め
するための位置決め手段は、基準面11a,12a,3
1d、基準溝13,14、突片32,33に限定するこ
となく、種々の形状とすることができる。特に、上下方
向(Z方向)の位置決めは、基準溝13,14と突片3
2,33によって兼用するようにしてもよい。また、突
片32,33のテーパ面32b,33bは外向きではな
く、内向きに形成されていてもよい。あるいは、基準溝
をベースプレート31に形成し、突片を側部フレーム1
1,12に設けてもよい。さらに、基準溝や突片の形状
はU字形のみならずV字形や他の形状であってもよい。
施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々
に変更できる。例えば、光学系ユニット30を位置決め
するための位置決め手段は、基準面11a,12a,3
1d、基準溝13,14、突片32,33に限定するこ
となく、種々の形状とすることができる。特に、上下方
向(Z方向)の位置決めは、基準溝13,14と突片3
2,33によって兼用するようにしてもよい。また、突
片32,33のテーパ面32b,33bは外向きではな
く、内向きに形成されていてもよい。あるいは、基準溝
をベースプレート31に形成し、突片を側部フレーム1
1,12に設けてもよい。さらに、基準溝や突片の形状
はU字形のみならずV字形や他の形状であってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、光学系ユニットを上部セクションに弾圧的に変
位可能に取り付け、上部セクションが閉じられると光学
系ユニットを少なくともレーザビームの主走査方向及び
それと直交する方向に位置決めする位置決め手段を設け
たため、光学系ユニットは上部セクションを閉じること
によって下部セクションに対して自動的に位置決めされ
る。従って、光学系ユニットに対して上部セクションへ
の組み込み時にビーム照射位置等を調整する必要がな
く、出荷後でもサービスマンによって光学系ユニットを
交換することができる。しかも、光学系ユニットの位置
が上部セクションの変形によって変動することもない。
よれば、光学系ユニットを上部セクションに弾圧的に変
位可能に取り付け、上部セクションが閉じられると光学
系ユニットを少なくともレーザビームの主走査方向及び
それと直交する方向に位置決めする位置決め手段を設け
たため、光学系ユニットは上部セクションを閉じること
によって下部セクションに対して自動的に位置決めされ
る。従って、光学系ユニットに対して上部セクションへ
の組み込み時にビーム照射位置等を調整する必要がな
く、出荷後でもサービスマンによって光学系ユニットを
交換することができる。しかも、光学系ユニットの位置
が上部セクションの変形によって変動することもない。
図面は本発明に係る一実施例としてのレーザービームプ
リンタを示す。
リンタを示す。
【図1】レーザービームプリンタの内部構成を示す断面
図。
図。
【図2】レーザビーム走査光学系ユニットの概略構成を
示す平面図。
示す平面図。
【図3】レーザビーム走査光学系ユニットを裏面から見
た斜視図。
た斜視図。
【図4】(A),(B)はそれぞれ下部セクションの側
部フレームを示す斜視図。
部フレームを示す斜視図。
【図5】(A),(B)はそれぞれ位置決め手段を示す
斜視図。
斜視図。
【図6】図5に示した位置決め手段の当接状態を示し、
(A)は平面図、(B)は正面図。
(A)は平面図、(B)は正面図。
1…上部セクション
4…上カバー
8…取付けねじ
9…コイルばね
10…下部セクション
11,12…側部フレーム
11a,12a…基準面
13,14…基準溝
30…光学系ユニット
31…ベースプレート
31d…基準面
32,33…突片
51…感光体ドラム
Claims (3)
- 【請求項1】 装置本体を上下に2分割して上部セクシ
ョンを下部セクションに対して開放可能に設け、上部セ
クションにレーザビーム走査光学系ユニットを含み、下
部セクションに感光体、現像器、シート搬送路を含む画
像形成装置において、 前記光学系ユニットを上部セクションに対して弾性的に
変位可能に取り付けるための取付け手段と、 上部セクションが閉じられているとき互いに当接し合っ
て前記光学系ユニットを少なくともレーザビームの主走
査方向及びそれと直交する方向に位置決めするための位
置決め手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】 上部セクションが閉じられているとき互
いに当接し合って前記光学系ユニットを高さ方向に位置
決めするための高さ位置決め手段を備えたことを特徴と
する請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記位置決め手段が前記光学系ユニット
を高さ方向に位置決めする機能をも兼ね備えていること
を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3190416A JPH0535057A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3190416A JPH0535057A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0535057A true JPH0535057A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16257776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3190416A Pending JPH0535057A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535057A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5812180A (en) * | 1995-09-20 | 1998-09-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Laser recording apparatus which maintains the laser recording unit in a horizontal position |
JP2007164128A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US7653328B2 (en) | 2006-07-26 | 2010-01-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device capable of closing door with high accuracy |
US11571847B2 (en) | 2017-07-27 | 2023-02-07 | Nissei Asb Machine Co., Ltd. | Hollow article molding method and molding apparatus and hollow article |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP3190416A patent/JPH0535057A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5812180A (en) * | 1995-09-20 | 1998-09-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Laser recording apparatus which maintains the laser recording unit in a horizontal position |
JP2007164128A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US7653328B2 (en) | 2006-07-26 | 2010-01-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device capable of closing door with high accuracy |
US11571847B2 (en) | 2017-07-27 | 2023-02-07 | Nissei Asb Machine Co., Ltd. | Hollow article molding method and molding apparatus and hollow article |
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