JPH0534960Y2 - - Google Patents

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JPH0534960Y2
JPH0534960Y2 JP3130388U JP3130388U JPH0534960Y2 JP H0534960 Y2 JPH0534960 Y2 JP H0534960Y2 JP 3130388 U JP3130388 U JP 3130388U JP 3130388 U JP3130388 U JP 3130388U JP H0534960 Y2 JPH0534960 Y2 JP H0534960Y2
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JP
Japan
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container
painting
paint
vertical groove
peripheral wall
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JP3130388U
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JPH01137300U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は塗装工事の際に使用する塗装用容器
に係り、詳しくは塗装用容器に嵌合して使用する
内容器に関する。
(従来の技術) 塗装工事の際には、塗装現場において作業者が
それぞれ塗料を入れた専用の塗装用容器を携帯し
て塗装作業を行つている。
第6図は従来使用されている塗装用容器であ
り、上部開口部に向かつて次第に拡径した金属製
容器本体1に提手2を取り付けたバケツ状容器で
あり、提手2は容器本体1の上部の透孔に外側か
ら差し込み内側に折返部2aを形成することによ
つて回動自在に取り付けられている。
この塗装用容器は塗装現場に携帯するので、そ
れぞれ作業者ごとに必要となり、また、塗料が異
なれば当然同一の容器を使用することはできない
から、塗料の種類だけの容器が必要となる。
(考案が解決しようとする課題) 従来の容器には次のような問題があつた。
即ち、一度使用した容器は同種の塗料を継続し
て使用する場合はそのまま使用することができる
が、塗料の種類が異なればそのまま使用すること
はできない。同一容器を再使用するためには容器
内の塗料を完全に除去しなければならない。
通常、この塗料の除去は次のようにして行なわ
れている。
その1つはシンナー等の洗浄液による洗浄であ
る。洗浄液による場合も単に洗浄液で拭いただけ
では落ちないので、容器を洗浄液中に一晩漬けて
置かなければならない。
しかしながら、容器内の塗料を完全に洗浄する
ことは困難であつた。また、洗浄に手間がかかる
とともに、大量の洗浄液を必要とし、使用後の洗
浄液の処理が大きな問題となつていた。
その2つは塗料の焼却である。塗料の焼却は塗
料が付着した容器ごと焼却することによつて行な
われる。
この焼却方法の場合は排煙による公害が発生す
るために焼却する場所が限定される。また、使用
済みの容器をその都度焼却することは手間がかか
るばかりでなく、容器の寿命が短くなり、通常2
回焼却すればその容器は廃棄しなければならなか
つた。
さらに、使用済みの容器は嵌合することができ
ないから、運搬の際にも並べて運搬しなければな
らず、それだけ広い面積を必要とし、取り扱いも
面倒であつた。
また、従来の容器は金属製であるから高価であ
つた。
この考案はかかる現況に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは廃棄が簡単で、従来
の塗装用容器を長期間使用可能とし、その取り扱
いが簡単なプラスチツク製内容器を提供しようと
するものである。
(問題点を解決するための手段) そこで、この考案におけるパレツトは上記目的
を達成するため次のような構成とした。
即ち、周壁を上部開口部に向かつて次第に拡径
したテーパー面とするとともに、周壁の対向面に
は塗装用容器の提手折返部挿入用の縦溝を設け、
前記縦溝の側壁を上方内側に向かうテーパー面と
し、上端には水平フランジを設けて閉塞し、さら
に、周壁上端には外方向に向かつて逆U字状に折
り曲げた係止部を形成したものである。
(作用) 対向する縦溝内に塗装用容器提手の折返部を挿
入することによつて、塗装用容器の内容器として
着脱自在に嵌合することができ、また、内容器が
回転するのを防止する。
逆U字状係止部と縦溝上端のフランジは塗装用
容器との隙間への塗料の流入を防止する。
(実施例) 以下に、この考案を実施例に基づき詳細に説明
する。
第1図はこの考案に係る塗装用内容器の平面
図、第2図は左半分を断面した正面図、第3図は
側面図、第4図は横断面図である。
プラスチツク製内容器本体10の周壁11は上
部開口部に向かつて次第に拡径したテーパー面に
形成されており、さらに、周壁11の対向面には
縦溝13が設けられている。縦溝13の下端は容
器底面14に開口しており、上端は水平フランジ
15によつて閉塞されている。
この縦溝13の下端開口から塗装用容器の提手
折返部2aを挿入することによつて塗装用容器と
着脱自在に嵌合することが可能となる。
また、周壁11の上端には外方向に向かつて逆
U字状に折り曲げた係止部12が形成されてい
る。そして、水平フランジ15の先端では係止部
12が除去されているので平面において凹部16
とされ、この凹部16によつて塗装用容器の提手
が圧接することなく回動自在に操作することがで
きる。
前記縦溝13は塗装用容器の提手折返部2aが
回動するのに十分な幅に形成され、さらに、側壁
17は上方内側に向かうテーパー面とされてい
る。提手折返部2aが側壁17に係止することに
よつて内容器の回転が防止されるので、刷毛で容
易に塗料を掻き混ぜることができる。また、刷毛
に付いた塗料は容器上端にこすりつけてその量を
調節するが、このような場合にも係止部12及び
水平フランジ15によつて塗装用容器上端は被覆
されているので、塗装用容器との隙間に塗料が流
入するのは防止される。
周壁11を上部開口部に向かつて拡径するテー
パー面とし、縦溝13の側壁17を上方内側に向
かうテーパー面とすることによつて、内容器本体
は交互に嵌合することが可能となる。
尚、前記係止部12の大きさは塗装用容器上部
を覆う程度であればよく、特に限定されるもので
はない。
次に、上記構成にかかる内容器本体10の使用
方法について説明すると、まず、縦溝12の底部
開口から塗装用容器の提手折返部2aを挿入しな
がら塗装用容器本体に嵌合するとともに、上端に
係止部11を係止させればよい。また、内容器本
体10を引き抜くときは係止部12下端に指を掛
けて引き上げればよい。このように簡単に着脱自
在に嵌合することができる。
(考案の効果) この考案は上述の通り構成されているので、次
のような効果を奏することができる。
従来の塗装用容器に嵌合する内容器であるか
ら、塗装用容器を多数備えることが不要とな
り、容器のコストダウンを図ることができる。
塗装用容器の洗浄、焼却の手間が省けるとと
もに、洗浄液の廃棄、焼却による公害問題等が
解消される。
内容器はプラスチツク製であるから、廃棄が
簡単である。
係止部及び水平フランジによつて塗装用容器
上端は被覆されているので、塗装用容器との隙
間に塗料が流入するのは防止される。
提手折返部を挿入する縦溝によつて塗装用容
器への嵌合が可能となるとともに、回転が防止
されているので塗料を刷毛に付け易い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る内容器の平面図、第2
図は左半分を断面した正面図、第3図は側面図、
第4図は横断面図、第5図は左半分を断面した使
用状態の正面図、第6図は従来の塗装用容器の斜
視図である。 11は周壁、12は係止部、13は縦溝、15
はフランジ、16は凹部、17は縦溝の側壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周壁11を上部開口部に向かつて次第に拡径し
    たテーパー面とするとともに、周壁11の対向面
    には塗装用容器の提手折返部2a挿入用の縦溝1
    3を設け、前記縦溝13の側壁17を上方内側に
    向かうテーパー面とし、上端には水平フランジ1
    5を設けて閉塞し、さらに、周壁上端には外方向
    に向かつて逆U字状に折り曲げた係止部12を形
    成したことを特徴とする塗装用内容器。
JP3130388U 1988-03-09 1988-03-09 Expired - Lifetime JPH0534960Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3130388U JPH0534960Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09

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JP3130388U JPH0534960Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09

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Publication Number Publication Date
JPH01137300U JPH01137300U (ja) 1989-09-20
JPH0534960Y2 true JPH0534960Y2 (ja) 1993-09-03

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JP3130388U Expired - Lifetime JPH0534960Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6246253B2 (ja) * 2016-04-06 2017-12-13 株式会社Mizuki 塗装内容器

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JPH01137300U (ja) 1989-09-20

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