JPH053462B2 - - Google Patents

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JPH053462B2
JPH053462B2 JP59186634A JP18663484A JPH053462B2 JP H053462 B2 JPH053462 B2 JP H053462B2 JP 59186634 A JP59186634 A JP 59186634A JP 18663484 A JP18663484 A JP 18663484A JP H053462 B2 JPH053462 B2 JP H053462B2
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JP
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amino
diaminobenzene
mixture
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ammonia
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Re Buranku Herumuuto
Putsupe Rotaaru
Bedemaiyaa Karurufuriito
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D213/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/04Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D213/60Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D213/72Nitrogen atoms
    • C07D213/73Unsubstituted amino or imino radicals

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 2−アミノ−6−アルキルピリジンは、不活性
溶媒中でα−置換されたピリジンとナトリウムア
ミドとを反応させるチツチバビン
(Tschitschibabin)法によつて製造することがで
きる。ナトリウムアミドを用いるために、この方
法を行う場合に水を完全に排除することに注意し
なければならない。しかしながら、この反応は安
全処置についてかなりの費用を必要とする。更に
この反応の欠点は、生ずる水素化ナトリウムを不
活性条件下で分解しなければならないことであ
り、これには更に費用を伴う。
特開昭54−95576号公報(1979年)によれば、
2−アミノ−6−メチルピリジンは、コバルト含
有触媒の存在下においてα−ピコリンをアンモニ
アと反応させることにより得られる。しかしなが
ら、この反応においては極く並みの収率で2−ア
ミノ−6−メチルピリジンが得られるのみであ
る。
米国特許第2892841号により、2−アミノ−6
−メチルピリジンはα−ピコリン及びクロルアミ
ンから製造し得ることは公知である。この反応の
欠点は、分解しやすいクロルアミンを使用するこ
とであり、従つて取り扱いが困難であり、煩雑な
多段階法でα−アミノ−α′−ピコリンを単離する
ことである。
更に、対応するヒドロキシ化合物とアンモニア
との反応によるα−アミノ−ピリジンの製造はド
イツ国特許出願公開明細書2032403号により公知
である。2−アミノ−6−メチルピリジンの場
合、アミノ化工程は27%の収率でのみ進行する;
加えて、出発物質として用いるα−アルキル−
α′−ヒドロキシピリジンは容易に入手できない。
米国特許第4388461号には、510℃でZSM−5
ゼオライト上にてアンモニア及びフエノールを反
応させ、アニリンのほかに、少量のα−ピコリン
が生成することが開示されている。加えて、比較
的多数の副生成物、例えばトルイジン、キシリジ
ン及びフエニルアミンが生じ、この生成は明らか
にその極めて高い反応温度のためである。この反
応温度は高い工業的費用を伴い、多分、触媒をコ
ークス化し、そして屡々触媒の変化を生じまたは
再生が必要となる。
更にヨーロツパ特許第0082613号により、ZSM
−5ゼオライト上にて510℃でアニリンをα−ピ
コリンに転位させ得ることは公知である。わずか
8.3〜27.7%のアニリン転化率でも、α−ピコリ
ンに対して32.6〜56.6%の選択率が達成されるの
みである。加えて、他の含窒素化合物、例えどト
ルイジン、キシリジン、ジフエニルアミン、イン
ドール及びキノリンが多数生成する。所望の物質
への乏しい転化率及び低収率は別として、またこ
の場合に、分離の大きな問題が生ずる。
今回、一般式 式中、R1〜R4は同一もしくは相異なるもので
あり、そして水素、アルキル、シクロアルキル、
アラルキルまたはアリールを表わす、 の1,3−ジアミノベンゼンを昇温下で触媒的に
異性化することを特徴とする一般式 式中、R1〜R4は上記の意味を有する、 の2−アミノ−6−アルキルピリジンの製造方法
が見出された。
挙げ得るアルキル基は炭素原子1〜6個、好ま
しくは1〜4個の基、例えばメチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
チル、tert.−ブチル、n−ペンチル、イソペンチ
ル、tert.−ペンチル及びヘキシル基、好ましくは
メチル、エチル、n−プロピル及びイソプロピル
基である。
挙げ得るシクロアルキル基は炭素原子3〜12
個、好ましくは6〜8個の基、例えばシクロヘキ
シル及びメチルシクロヘキシル基、好ましくはシ
クロヘキシル基である;挙げ得るアラルキル基は
炭素原子7〜12個、好ましくは7〜9個の基、例
えばベンジル及びメチルベンジル基、好ましくは
ベンジル基である;そして挙げ得るアリール基は
炭素原子6〜12個、好ましくは6〜9個の基、例
えばフエニル、トリル及びトリメチルフエニル
基、好ましくはフエニル及びトリル基である。
本発明における方法に使用し得るジアミノベン
ゼンの例は、1,3−ジアミノベンゼン、2,6
−ジアミノトルエン、2,4−ジアミノトルエン
及び3,5−ジアミノクメン、好ましくは1,3
−ジアミノベンゼンである。
本発明における方法は一般に約250〜500℃、好
ましくは300〜450℃、そして殊に好ましくは350
〜400℃の温度範囲で行われる。本発明における
方法は常圧下または加圧下で、例えば約10〜250
バール、好ましくは30〜190バール下で行うこと
ができる。
本発明による方法において酸触媒が用いられ
る。プロトン酸及びルイス(Lewis)酸の双方が
適している。挙げ得る例は次のものである:ホモ
−及びヘテロ−ポリ酸、ゼオライト、アルミノケ
イ酸塩並びに酸化アルミニウム。本発明における
異性化はゼオライト、アルミノケイ酸塩及び/ま
たはγ−酸化アルミニウムによつて有利に行うこ
とができる。ZSM−5構造を有するゼオライト、
例えば氷国特許第3702886号に記載されたものが
殊に適している。
本発明における方法を行う際に、適当な1,3
−ジアミノベンゼンを通常不活性溶媒及び/また
は希釈剤、例えば水、トルエン及び/またはアン
モニア、好ましくはアンモニアに採り入れ、一般
に過剰量の溶媒及び/または希釈剤を用いる。各
各の場合に用いる溶媒及び/または希釈剤の量は
臨界的ではなく、広範囲に変えることができる。
適当な量は予備実験によつて容易に決定すること
ができる。
本発明における方法は液相中で或いは気相中
で、好ましくは気相中で行うことができる。不活
性気体、例えば窒素及び/またはアルゴンを反応
混合物中に計量導入して流速を増加させることが
できる。
本発明における反応は回分式または連続的に行
うことができる。
本発明における方法を行うために、例えばアン
モニア及び適当な1,3−ジアミノベンゼンの混
合物を加圧下で触媒上に通す。反応器を離れた
後、反応混合物をそれ自体公知の方法において、
例えば分別蒸留によつて処理する。未反応の1,
3−ジアミノベンゼンを反応にもどして再循環さ
せることができ、実質的に損失を伴わない。
本発明における方法は次の一般式によつて表わ
すことができる。(例えば1,3−ジアミノベン
ゼンを用いる場合): 上記の反応式からわかるように、2−アミノ−
アルキルピリジンは別として、本発明による反応
において或る量の4−アミノ−アルキルピリジン
が常に生成する。生成する4−アミノ−アルキル
ピリジンの量は、なかでも、使用する特定の反応
条件及び用いるジアミノベンゼンに依存する。
本発明の方法において、またm−フエニレンジ
アミンの代りに、レゾルシノールまたは対応する
置換されたレゾルシノール、或いはm−アミノフ
エノールまたは対応する置換されたm−アミノフ
エノールを用いることもできる。この場合、反応
をアンモニア性媒質中で行うことが必要である。
用いるレゾルシノールまたはアミノフエノール1
モル当りアンモニア約2〜150モル、好ましくは
5〜120モル、殊に好ましくは10〜60モルの過剰
量を用いる。純粋なアンモニアの代りに、また水
−アンモニア性溶液、例えば30%アンモニア水溶
液を用いることもできる。
本発明における方法の利点は、2−アミノ−ア
ルキルピリジンを生成する高度の選択率及び2−
アミノ−アルキルピリジンの良好な収率の双方か
ら知ることができる。
本発明における方法は2−アミノ−6−アルキ
ルピリジンの工業的製造に対して殊に適してお
り、その理由は、用いるm−フエニレンジアミン
及び殊に1,3−ジアミノベンゼン自体が取り扱
いの簡単な容易に入手し得る基本有機化合物であ
り、未反応の供給生成物を目的生成物から容易に
留去することができ、そして実質的な損失を伴わ
ずに反応に再循環させ得るためである。更に利点
は本発明における方法を特定の安全処置せずに行
うことができ、そして溶出液がないために、殊に
環境を汚染しないことである。
これらの利点は驚くべきことであり、その理由
は、従来の技術によれば、そして特に米国特許第
4388461号及びヨーロツパ特許第82613号を考慮す
れば、多数の副生成物が予想されるためであり、
特に本発明において用いられる随時置換されてい
てもよい1,3−ジアミノベンゼンが1個の代り
に2個のアミノ基をもつためである。かかる副生
成物は例えば核に2個の窒素原子をもつ随時置換
されていてもよい複素環式化合物である。フエノ
ール及びNH3から生成させ得るアニリンの転位
と比較して、またかなり低い反応温度も驚くべき
ことである。最後に、反応の高度の特異性は驚く
べきことであり、その理由は、対応するo−及び
p−ジアミノベンゼンがこの方法で反応しないた
めである。
2−アミノ−アルキルピリジンは植物保護剤及
び薬剤に対する出発物質として用いられる。例え
ば2−アミノ−6−メチルピリジンは製薬学的活
性化合物、例えばナリジキン酸を製造するための
重要な中間体である〔J.Med.Pharm.Chem.
1063(1962)参照〕。
本発明における方法を以下の実施例によつて更
に詳しく説明することができるが、但し本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
実施例 1 長さ76cm及び直径1cmの且つ触媒60mlを充填し
た反応器を塩浴中で350℃まで加熱した。触媒は
ZSM−5構造のゼオライトであつた(米国特許
第3702886号参照)。触媒は粒径0.5〜1.0mmをもつ
ていた。
1時間当りアンモニア12.1g及び1.3−ジアミ
ノベンゼン1.3gの混合物(モル比60:1)を予
備蒸発器中で気化させ、反応温度にもたらしたガ
ス混合物を190バールの圧力下で反応器に通した。
混合物を降圧し、次に凝縮させ、ガスクロマトグ
ラフイーによつて分析した。生成物は2−アミノ
−6−メチルピリジン35.8%、2−メチル−4−
アミノピリジン6.6%及び1,3−ジアミノベン
ゼン56.8%を含有していた。
アミノピリジンの立体配置をNMR分光学によ
つて確認した。融点:2−アミノ−6−メチルピ
リジンの融点44.5〜45℃(文献:41℃);2−メ
チル−4−アミノピリジンの融点95℃(文献;95
〜96℃)。
実施例 2 1時間当りアンモニア11.4g及び1,3−アミ
ノベンゼンの混合物(モル比60:1)を400℃の
温度で反応器に通すことに変更して、実施例1の
方法をくり返し行つた。生成物の混合物は2−ア
ミノ−6−メチルピリジン56.4%、4−メチル−
2−アミノピリジン15.4%及び1,3−ジアミノ
ベンゼン26.6%を含有していた。
実施例 3 1時間当りアンモニア7.4g及び1,3−ジア
ミノベンゼン4.7gの混合物(モル比10:1)を
反応器に通すことに変更して、実施例1の方法を
くり返し行つた。生成物は2−アミノ−6−メチ
ルピリジン11.0%、2−メチル−4−アミノピリ
ジン2.6%及び1,3−ジアミノベンゼン86.2%
を含有していた。
実施例 4 1時間当りアンモニア16.3g及び1,3−ジア
ミノベンゼン1.7gの混合物(モル比60:1)を
30バールの圧力下で反応器に通すことに変更し
て、実施例1の方法をくり返し行つた。生成物の
混合物は2−アミノ−6−メチルピリジン13.1
%、2−メチル4−アミノピリジン3.8%及び1,
3−ジアミノベンゼン81.4%を含有していた。
実施例 5 1時間当りアンモニア12.1g及び1,3−ジア
ミノベンゼン1.3gの混合物(モル比60:1)を、
Al2O3約15%及びSiO285%を含むケイ酸アルミニ
ウム(Akzo製LA−5P)で充填した反応器に通
すことに変更して、実施例1の方法をくり返し行
つた。生成物の混合物は2−アミノ−6−メチル
ピリジン8.9%、2−メチル−4−アミノピリジ
ン1.3%及び1,3−ジアミノベンゼン84.2%を
含有していた。
実施例 6 1時間当りアンモニア10.1g及び3−アミノフ
エノール1.1gの混合物(モル比60:1)を、高
純度γ−酸化アルミニウム(BASF製D10−10)
で充填した反応器に400℃の温度で通すことに変
更して、実施例1の方法をくり返し行つた。生成
物の混合物は2−アミノ−6−メチルピリジン
29.1%及び1,3−ジアミノベンゼン68.4%を含
有していた。
実施例 7 1時間当りアンモニア11.4g及び3−アミノフ
エノール1.2gの混合物(モル比60:1)を、γ
−酸化アルミニウム(D10−10)で充填した反応
器に温度350℃及び圧力30バールで通すことに変
更して、実施例1の方法をくり返し行つた。生成
物の混合物は2−アミノ−6−メチルピリジン
25.4%及び1,3−ジアミノベンゼン71.6%を含
有していた。
実施例 8 1時間当りアンモニア11.4及びレゾルシノール
1.2gの混合物(モル比60:1)を、γ−酸化ア
ルミニウム(D10−10)で充填した反応器に温度
320℃で通すことに変更して、実施例1の方法を
くり返し行つた。生成物の混合物は2−アミノ−
6−メチルピリジン15%及び1,3−ジアミノベ
ンゼン84%を含有していた。
実施例 9 1時間当りアンモニア11.4g、水1.3g及び3
−アミノフエノール1.2gの混合物を、高純度γ
−酸化アルミニウム(Kali Chemie製BR1597)
で充填した反応器に温度380℃で通すことに変更
して、実施例1の方法をくり返し行つた。生成物
の混合物は2−アミノ−6−メチルピリジン24.0
%及び1,3−ジアミノベンゼン71.0%を含有し
ていた。
実施例 10 1時間当りアンモニア3.5g及び2,6−ジア
ミノトルエン0.4gの混合物(モル比60:1)を、
γ−酸化アルミニウム(D10−10)で充填した反
応器に通すこと変更して、実施例1の方法をくり
返し行つた。生成物の混合物は2−アミノ−6−
メチルピリジン14.9%及び1,3−ジアミノベン
ゼン83.5%を含有していた。
実施例 11 1時間当りアンモニア3.6g及び2,4−ジア
ミノトルエン0.4gの混合物(モル比60:1)を、
γ−酸化アルミニウム(D10−10)で充填した反
応器に通すことに変更して、実施例1の方法をく
り返し行つた。生成物の混合物は2−アミノ−
5,6−ジメチルピリジン7.1%、2−アミノ−
3,6−ジメチルピリジン11.6%及び2,4−ジ
アミノトルエン73.5%を含有していた。
実施例 12 1時間当りアンモニア15.2g及び3,5−ジア
ミノクメン1.5gの混合物(モル比90:1)を、
γ−酸化アルミニウム(BR1597)で充填した反
応器に通すことに変更して、実施例1の方法をく
り返し行つた。生成物の混合物は2−アミノ−4
−イソプロピル−6−メチルピリジン10.1%及び
3,5−ジアミノクメン86.7%を含有していた。
2−アミノ−4−イソプロピル−6−メチルピリ
ジンの融点59℃;3,5−ジアミノクメンの融点
61℃。
実施例 13 1,3−ジアミノベンゼン60g、アンモニア80
g及びゼオライト(ZSM−5粉末)30gの混合
物を容量0.7のスチール製オートクレーブ中に
て350℃で12時間攪拌した。
高真空下で蒸留した粗製の生成物(留出物収
量:47.8g=理論量の80%)は2−アミノ−6−
メチルピリジン8.2%、2−メチル−4−アミノ
ピリジン2.3%及び1,3−ジアミノベンゼン
88.8%を含有していた。
実施例 14 1時間当りNH311.5g及び1,3−ジアミノベ
ンゼン1.2gの混合物を反応器に温度380℃で通す
ことに変更して、実施例1の方法をくり返し行つ
た。得られた生成物の混合物は2−アミノ−6−
メチルピリジン41.1%、2−メチル−4−アミノ
ピリジン13.6%及び1,3−ジアミノベンゼン
44.1%を含有していた。
実施例15 (比較例) 1時間当りNH39.9g及びアニリン0.9gの混合
物を温度380℃で反応器に通すことに変更して、
実施例1の方法をくり返し行つた。得られた生成
物の混合物はα−ピコリン2.9%及びアニリン
96.7%を含有していた。
350℃では、他は同一条件下において、α−ピ
コリン1%以下が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 式中、R1〜R4は同一もしくは相異なるもので
    あり、そして水素、アルキル、アラルキルまたは
    アリールを表わす、 の1,3−ジアミノベンゼンを昇温下で触媒的に
    異性化することを特徴とする式 式中、R1〜R4は上記の意味を有する、 の2−アミノ−アルキルピリジンの製造方法。 2 異性化を酸触媒の存在下において行う特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 3 異性化をプロトン酸及び/またはルイス酸の
    存在下において行う特許請求の範囲第1または2
    項記載の方法。 4 異性化をゼオライト、アルミノケイ酸塩及
    び/またはγ−酸化アルミニウムの存在下におい
    て行う特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記
    載の方法。 5 異性化をZSM−5構造を有するゼオライト
    の存在下において行う特許請求の範囲第1〜4項
    のいずれかに記載の方法。 6 異性化を250〜500℃の温度で行う特許請求の
    範囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。 7 異性化を350〜400℃の温度で行う特許請求の
    範囲第1〜6項のいずかに記載の方法。 8 1,3−ジアミノベンゼンの代りに、対応す
    る1,3−ジヒドロキシベンゼンまたは対応する
    m−アミノフエノールを用い、そして異性化をア
    ンモニア性媒質中で行うことを特徴とする特許請
    求の範囲第1〜7項のいずれかに記載の方法。
JP59186634A 1983-09-10 1984-09-07 2‐アミノ‐アルキルピリジン類の製造方法 Granted JPS6072864A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3332687.8 1983-09-10
DE19833332687 DE3332687A1 (de) 1983-09-10 1983-09-10 Verfahren zur herstellung von 2-amino-alkylpyridinen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6072864A JPS6072864A (ja) 1985-04-24
JPH053462B2 true JPH053462B2 (ja) 1993-01-14

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ID=6208725

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59186634A Granted JPS6072864A (ja) 1983-09-10 1984-09-07 2‐アミノ‐アルキルピリジン類の製造方法

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US (1) US4628097A (ja)
EP (1) EP0135833B1 (ja)
JP (1) JPS6072864A (ja)
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