JPH05345905A - 高圧水アトマイズ噴霧槽液面計測装置 - Google Patents
高圧水アトマイズ噴霧槽液面計測装置Info
- Publication number
- JPH05345905A JPH05345905A JP4153391A JP15339192A JPH05345905A JP H05345905 A JPH05345905 A JP H05345905A JP 4153391 A JP4153391 A JP 4153391A JP 15339192 A JP15339192 A JP 15339192A JP H05345905 A JPH05345905 A JP H05345905A
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- JP
- Japan
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- differential pressure
- film
- water
- pressure water
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- Pending
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- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高圧水アトマイズ噴霧槽内の液面レベルのメ
ンテナンスフリーの計測装置を提供する。 【構成】 前面に邪魔板７と洗浄用スプレーノズル８を
配し、網目膜１１を設けた差圧伝送式レベル計を用い
る。
ンテナンスフリーの計測装置を提供する。 【構成】 前面に邪魔板７と洗浄用スプレーノズル８を
配し、網目膜１１を設けた差圧伝送式レベル計を用い
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は水アトマイズ鉄粉の製造
装置に関する。
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】噴霧槽内液面高さは、水アトマイズされ
た鉄粉の粒径に大きく影響する。したがって液面高さを
一定に維持することが必須で、液面付近にオーバーフロ
ー管を設けることが一般に行われているが、水アトマイ
ズのさいの激しい水流によりオーバーフロー管だけでは
液面高さ維持機能は期待できない。
た鉄粉の粒径に大きく影響する。したがって液面高さを
一定に維持することが必須で、液面付近にオーバーフロ
ー管を設けることが一般に行われているが、水アトマイ
ズのさいの激しい水流によりオーバーフロー管だけでは
液面高さ維持機能は期待できない。
【０００３】むしろ、液面高さを精度よく計測して、そ
の変化をスラリー抜き出し管からのスラリー排出速度に
フィードバックして、液面高さを一定に維持することが
必須である。従来、水アトマイズ鉄粉製造装置に係わる
噴霧槽の液面計測は図３に示すように、液面付近は水あ
ばれにより水流が激しいので、噴霧槽２本体の下部より
導圧管３を取り出し、差圧変換器４まで導圧し、この差
圧変換器４からの出力により液面計測が行われている。
その他にも浮子式、音波式、電極式などの液面計がある
が、いずれも水あばれによる水流対応、精度、保守性、
信頼性の点で問題があった。
の変化をスラリー抜き出し管からのスラリー排出速度に
フィードバックして、液面高さを一定に維持することが
必須である。従来、水アトマイズ鉄粉製造装置に係わる
噴霧槽の液面計測は図３に示すように、液面付近は水あ
ばれにより水流が激しいので、噴霧槽２本体の下部より
導圧管３を取り出し、差圧変換器４まで導圧し、この差
圧変換器４からの出力により液面計測が行われている。
その他にも浮子式、音波式、電極式などの液面計がある
が、いずれも水あばれによる水流対応、精度、保守性、
信頼性の点で問題があった。
【０００４】従来の導圧管での差圧取り出し方式による
液面計測法では含鉄スラリー１０で導圧管が塞がり、正
しい差圧が取り出せなくなり、誤信号を発信させ、水ア
トマイズ時の異常処理へとインターロックが働くなど混
乱を招くことになる。またこれを防止する目的で導圧管
の掃除を毎チャージ行うこととしたが、今ひとつ信頼性
に欠け、その掃除の手間も大変であるなどの問題があっ
た。またその他の計測手段もテストしたがいずれも満足
の得られるものとはならなかった。
液面計測法では含鉄スラリー１０で導圧管が塞がり、正
しい差圧が取り出せなくなり、誤信号を発信させ、水ア
トマイズ時の異常処理へとインターロックが働くなど混
乱を招くことになる。またこれを防止する目的で導圧管
の掃除を毎チャージ行うこととしたが、今ひとつ信頼性
に欠け、その掃除の手間も大変であるなどの問題があっ
た。またその他の計測手段もテストしたがいずれも満足
の得られるものとはならなかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
を解決し、水あばれの避けられない噴霧槽内の含鉄スラ
リーの液面計測装置を提供するものである。
を解決し、水あばれの避けられない噴霧槽内の含鉄スラ
リーの液面計測装置を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶融金属に高
圧水を吹き付け、金属粉末を製造する水アトマイズ鉄粉
製造法での噴霧槽中のスラリー液面高さを計測する装置
において、噴霧槽本体の下部側面に、入り口に網目膜を
設けた差圧伝送式レベル計と、該差圧伝送式レベル計の
前面に配置した邪魔板および網目膜の洗浄用スプレーノ
ズルとを設けたことを特徴とする高圧水アトマイズ噴霧
槽液面計測装置である。
圧水を吹き付け、金属粉末を製造する水アトマイズ鉄粉
製造法での噴霧槽中のスラリー液面高さを計測する装置
において、噴霧槽本体の下部側面に、入り口に網目膜を
設けた差圧伝送式レベル計と、該差圧伝送式レベル計の
前面に配置した邪魔板および網目膜の洗浄用スプレーノ
ズルとを設けたことを特徴とする高圧水アトマイズ噴霧
槽液面計測装置である。
【０００７】
【作用】本発明は、次の対応策により前記問題点を解決
した。 １．レベル計本体は、接液部に網目膜を貼り付け、直接
差圧伝送式とする。したがって差圧取り出し導圧管は不
要となり、導圧管が塞がって差圧測定が不正確になる
か、あるいは毎チャージ導圧管を掃除しなければならな
いなどの問題がなくなった。
した。 １．レベル計本体は、接液部に網目膜を貼り付け、直接
差圧伝送式とする。したがって差圧取り出し導圧管は不
要となり、導圧管が塞がって差圧測定が不正確になる
か、あるいは毎チャージ導圧管を掃除しなければならな
いなどの問題がなくなった。
【０００８】２．邪魔板を配設したので、高圧水アトマ
イズ時の含鉄スラリーの水あばれによる水流から接液部
が保護された。 ３．含鉄スラリーによる接液部網目膜の汚れ防止を目的
に接液部に網目膜の洗浄用のスプレーノズルを設けたの
で、網目膜の汚れは防止できた。すなわち、噴霧槽本体
から導圧管で差圧を取り出す方式から接液部が槽本体に
フランジなどにて取り合う網目膜貼り付け式とし、一方
網目膜の直接取り合いで予想される接液部の磨耗、破損
に対し、邪魔板を配置した。さらに網目膜の汚れに対し
て洗浄用スプレーノズルから常時少量のスプレー水吹き
付けを行うようにしたので常に信頼性のある液面測定が
可能となり、水アトマイズ装置全体としての信頼性が増
し、安定操業ができるようになる。
イズ時の含鉄スラリーの水あばれによる水流から接液部
が保護された。 ３．含鉄スラリーによる接液部網目膜の汚れ防止を目的
に接液部に網目膜の洗浄用のスプレーノズルを設けたの
で、網目膜の汚れは防止できた。すなわち、噴霧槽本体
から導圧管で差圧を取り出す方式から接液部が槽本体に
フランジなどにて取り合う網目膜貼り付け式とし、一方
網目膜の直接取り合いで予想される接液部の磨耗、破損
に対し、邪魔板を配置した。さらに網目膜の汚れに対し
て洗浄用スプレーノズルから常時少量のスプレー水吹き
付けを行うようにしたので常に信頼性のある液面測定が
可能となり、水アトマイズ装置全体としての信頼性が増
し、安定操業ができるようになる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の１実施例を示す全体構成図で
ある。図２は本発明の１実施例を示す図１のＡ部詳細断
面図である。図１、図２に従って実施例を説明する。す
なわち、従来法に示す差圧取り出し導圧管３を省略し、
接液部にテフロンの網目膜を設けた差圧伝送式レベル計
６とし、磨耗対策として邪魔板７と、汚れ対策としてテ
フロン網目膜を洗浄する洗浄用スプレーノズル８を設置
したのでメンテナンスフリーで長期的に信頼性の得られ
る良好な結果が得られた。
ある。図２は本発明の１実施例を示す図１のＡ部詳細断
面図である。図１、図２に従って実施例を説明する。す
なわち、従来法に示す差圧取り出し導圧管３を省略し、
接液部にテフロンの網目膜を設けた差圧伝送式レベル計
６とし、磨耗対策として邪魔板７と、汚れ対策としてテ
フロン網目膜を洗浄する洗浄用スプレーノズル８を設置
したのでメンテナンスフリーで長期的に信頼性の得られ
る良好な結果が得られた。
【００１０】なお本発明の対象は含鉄スラリーに限られ
るものではなく、その他使用条件の厳しい装置にも応用
できる。
るものではなく、その他使用条件の厳しい装置にも応用
できる。
【００１１】
【発明の効果】本発明の装置は、長期的に信頼性がある
ので、水アトマイズ装置全体としての制御ループの信頼
性が増し、操業の安定化も図れるようになり、品質のバ
ラツキ低減効果も著しい。また、水洗浄作業が不要とな
り、メンテナンスフリーとなった効果も大きい。
ので、水アトマイズ装置全体としての制御ループの信頼
性が増し、操業の安定化も図れるようになり、品質のバ
ラツキ低減効果も著しい。また、水洗浄作業が不要とな
り、メンテナンスフリーとなった効果も大きい。
【図１】本発明の１実施例を示す全体構成図である。
【図２】本発明の１実施例を示す図１のＡ部詳細断面図
である。
である。
【図３】従来装置を示す構成図である。
１ アトマイズノズルヘッダー ２ 噴霧槽 ３ 導圧管 ４ 差圧伝送式レベル計 ５ オーバーフロー管 ６ 差圧伝送器 ７ 邪魔板 ８ 洗浄用スプレーノズル ９ スラリー抜き出し管 １０ 含鉄スラリー １１ 網目膜
Claims (1)
- 【請求項１】 溶融金属に高圧水を吹き付け、金属粉末
を製造する水アトマイズ鉄粉製造装置の噴霧槽中のスラ
リー液面高さを計測する装置において、噴霧槽本体の下
部側面に、入り口に網目膜を設けた差圧伝送式レベル計
と、該差圧伝送式レベル計の前面に配置した邪魔板およ
び網目膜の洗浄用スプレーノズルとを設けたことを特徴
とする高圧水アトマイズ噴霧槽液面計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4153391A JPH05345905A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 高圧水アトマイズ噴霧槽液面計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4153391A JPH05345905A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 高圧水アトマイズ噴霧槽液面計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05345905A true JPH05345905A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15561467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4153391A Pending JPH05345905A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 高圧水アトマイズ噴霧槽液面計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05345905A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018118108A1 (en) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | Puris Llc | Titanium powder production apparatus and method |
| CN109975623A (zh) * | 2019-03-15 | 2019-07-05 | 江苏大学 | 一种静电雾化喷头荷质比测量系统及其测量方法 |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP4153391A patent/JPH05345905A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018118108A1 (en) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | Puris Llc | Titanium powder production apparatus and method |
| CN110267761A (zh) * | 2016-12-21 | 2019-09-20 | 卡本特科技公司 | 生产钛粉的设备和方法 |
| US10583492B2 (en) | 2016-12-21 | 2020-03-10 | Carpenter Technology Corporation | Titanium powder production apparatus and method |
| CN109975623A (zh) * | 2019-03-15 | 2019-07-05 | 江苏大学 | 一种静电雾化喷头荷质比测量系统及其测量方法 |
| WO2020186682A1 (zh) * | 2019-03-15 | 2020-09-24 | 江苏大学 | 一种静电雾化喷头荷质比测量系统及其测量方法 |
| US11150288B2 (en) | 2019-03-15 | 2021-10-19 | Jiangsu University | System for measuring charge-to-mass ratio of electrostatic atomization nozzle and measurement method using the same |
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