JPH05345205A - 自己起動式の創生工具 - Google Patents

自己起動式の創生工具

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JPH05345205A
JPH05345205A JP1935292A JP1935292A JPH05345205A JP H05345205 A JPH05345205 A JP H05345205A JP 1935292 A JP1935292 A JP 1935292A JP 1935292 A JP1935292 A JP 1935292A JP H05345205 A JPH05345205 A JP H05345205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annular
rotary spindle
reaction member
spindle
machining tool
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1935292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenneth G Noggle
ケネス・ジー・ノグル
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Valenite LLC
Original Assignee
Valenite LLC
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Filing date
Publication date
Application filed by Valenite LLC filed Critical Valenite LLC
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  • Drilling And Boring (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転カッター要素を回転スピンドル内部で軸
方向に移動させるための機構を提供すること。 【構成】 カッター要素12は回転スピンドルのスピン
ドル軸15を横断する方向に移動し得る摺動体14に付
設されそれにより回転スピンドル内部に或はそこから外
側へと移動可能とされる。軸方向に可動の引張棒17が
カッター要素を移動させるために前記回転スピンドルの
内部に位置付けされる。引張棒は前記摺動体14に、引
張棒が図1で右側に移動した場合にカッター要素が引き
込まれ、図1で左側に移動した場合にカッター要素はそ
の作動位置に持ち来たされるよう連結される。引張棒は
回転スピンドル10に関して軸方向に摺動可能である
が、回転スピンドルと相対的に回転することは出来な
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半径方向に可動のカッタ
ー手段をその一方の端部に具備する回転スピンドルを含
む加工工具に関する。前記カッター手段を前記回転スピ
ンドルの内部へと半径方向に於て移動させるための、軸
方向に摺動し得る引張棒が前記回転スピンドル内部に配
設される。
【0002】
【従来技術】伸長した作動位置及び引き込み位置間でカ
ッターを移動させるための回転スピンドルと関連される
種々の従来デバイスが存在する。米国特許第33915
85号にはこの目的のための複作動式の液圧シリンダー
が示される。米国特許第3740161号にもまた、カ
ッターを引き込むための複作動式の液圧シリンダーが示
される。米国特許第4742738号には、回転スピン
ドルに担持されたカッター要素を引き込むための遊星ギ
ア機構が示される。回転カッター要素を引き込むための
調和駆動手段の使用は従来技術に於ては新規なものであ
ると考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】回転カッター要素を回
転スピンドル内部で軸方向に移動させるための機構を提
供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、引張棒
を回転スピンドル内部で軸方向に移動させるための機構
が提供される。この機構は前記回転スピンドルに担持さ
れ通常は不動の調和駆動手段とこの調和駆動手段及び前
記引張棒間を連結するカムとを含み、前記調和駆動手段
が作動することによって引張棒が前記回転スピンドルの
軸方向に起動せしめられる。調和駆動手段は、その内部
の反動部材と係合するよう配列されたブレーキ手段によ
って起動される。該ブレーキ手段は遠隔位置で発生され
た電気信号或は液圧信号によって作動され得る。
【0005】
【実施例】図には引き込み自在のカッター要素12を担
持し、動力駆動される回転スピンドル10を含む加工工
具が示される。前記カッター要素12は回転スピンドル
のスピンドル軸15を横断する方向に移動し得る摺動体
14に付設されそれにより、カッター要素は前記回転ス
ピンドル内部に或はそこから外側へと移動可能とされ
る。軸方向に可動の引張棒17がカッター要素を移動さ
せるために前記回転スピンドルの内部に位置付けされ
る。引張棒は前記摺動体14に、引張棒が図1で右側に
移動した場合にカッター要素が引き込まれ、図1で左側
に移動した場合にカッター要素はその作動位置に持ち来
たされるよう連結される。引張棒の端部は二股状とさ
れ、その傾斜した先端部分は前記摺動体を移動させるた
めのカムとして作用する。図1にはカッター要素が回転
スピンドルから伸延した位置における引張棒が示され
る。引張棒は回転スピンドル10に関して軸方向に摺動
可能であるが、回転スピンドルと相対的に回転すること
は出来ない。キー19が引張棒から回転スピンドル内の
軸方向長孔21内部へと伸延され引張棒及び回転スピン
ドル間の相対回転が防止されるてい。
【0006】例示された加工工具は軸方向に整列した2
つの部材23及び25を含んでいる。これらの2つの部
材を結合するためにボルト27が使用され得る。2部材
から成る回転スピンドルは、抗−摩擦支承体30及び3
1を担持する静止状態の環状ハウジング29内で回転自
在に支持される。環状ハウジング29は、回転スピンド
ルに担持された調和駆動手段の作動を制御する、釈放自
在のブレーキ手段33もまた担持する。調和駆動手段は
環状の反動部材35を含む。該環状の反動部材35は歯
を設けた内面37及びブレーキ手段と係合する外面39
を有する。調和駆動手段に対する環状の入力手段が、回
転スピンドルの肩43から環状の変形性バンド(リン
グ)45によって外接される空間へと軸方向に伸延する
2つのローラー41によって構成される。環状の変形性
バンド45は調和駆動手段のための環状の出力手段を構
成する。当業者には、前記変形性バンド45及び環状の
反動部材35間に支承体を追加し、調和駆動手段の駆動
速度をより高めると共に摩擦を低減させるための改変を
為し得ることを認識されよう。更には、本発明の範囲を
離れることなく、調和駆動手段をその他の減速用のギヤ
配列構成と代替し得る。
【0007】加工工具の通常の使用中に於ては調和駆動
手段は不動状態とされる。調和駆動手段の作動部品(環
状の反動部材35、2つのローラー41、変形性バンド
45)は回転スピンドルと共に1つのユニットとして回
転する。環状のカム要素47が回転スピンドル上に支持
され且つ変形性バンド45に緩くリンク結合される。例
示されたリンク機構には、変形性バンド45における一
連の軸方向長孔49及び、前記環状のカム要素47から
半径方向外側に前記軸方向長孔へと伸延する合致するリ
ブ(スプロケット)51が含まれる。前記リンク機構
は、環状のカム要素47が常に変形性バンド45と共に
回転されるが、しかし変形性バンドは環状のカム要素に
関して半径方向に変形し得るようなものとされている。
環状のカム要素47の図1で左側の端部面53はその半
径方向平面に対して急角度で勾配付けされそれによって
軸方向に伸延するカム面を形成している。引張棒17に
好適に固着されたへん平な半径方向プレート55が前記
カム面53と作動上係合する。コイルばね57が引張棒
17に作用し、前記半径方向プレート55と環状のカム
要素47とを作動係合状態に維持する。半径方向プレー
ト55はカムフォロワーとして作用する。先に言及した
ブレーキ手段33は、前記反動部材35の外面39に向
けて伸延するプランジャー61を有するソレノイド59
を含む。通常の作働中、このプランジャー61は図1及
び図3に示されるように反動部材35から離間される。
カッター要素12を回転スピンドルに向けてまたそこか
ら離間させようとする場合は、ソレノイド59を遠隔操
作してプランジャー61を反動部材35と係合状態とし
それにより、前記反動部材を静止(制動)状態に保持す
る。プランジャー61の端部は前記外面39への進入を
容易化するための鑿形状を有している。
【0008】反動部材35が静止状況にある場合、変形
性バンド45は反動部材35上で比較的ゆっくりと回転
する。ローラー41が回転スピンドル10の速度と比例
した速度で回転(軌道上を回転)しそれにより、変形性
バンド45を前記静止した反動部材35と歯合させる。
変形性バンド45における歯数は反動部材35上の歯数
よりも少なく、従って変形性バンド45は回転スピンド
ル10とは反対方向にゆっくりと回転せしめられる。こ
の動きは相対的なものであり、絶対的なものではない。
環状のカム要素47は変形性バンド45と共に回転し、
引張棒17の図1で右側方向への軸方向運動を(端部面
53及び変形方向プレート55間の相互係合によって)
発生させる。引張棒は端部面を追随してカッター要素1
2を回転スピンドルから離間してまたそこに向けて移動
させそれにより、回転カッター作業の1つの完全サイク
ルを画定する。引張棒17が図1で右側方向に予備決定
距離移動した後、引張棒17の肩63がスイッチ65の
アクチュエーター要素の、図1で僅かに右側に位置付け
られる。これにより前記スイッチはある状態から別の状
態へと作動される。スイッチ65はソレノイド59のた
めの制御回路内に電気的に位置付けされ、スイッチが切
り替えられるとソレノイドが起動されてプランジャー6
1が反動部材35から離間される。かくして反動部材は
その通常の回転状態(回転スピンドルと共に回転する状
態)に復帰する。こうした作動により、環状のカム要素
47は引き込み状態に戻され、引張棒はその通常の不作
動位置或は中立位置へと移動する。
【0009】例示された調和駆動手段はそれが回転スピ
ンドルの動作を駆動源として使用し、外部の駆動力をな
んら必要としない点で有益性を有している。前記調和駆
動手段は更に、比較的コンパクトであり、それをスピン
ドル径或はスピンドル長を多少とも増大させることなく
回転スピンドル内部に組み込み得る利点を有している。
図にはブレーキ手段は電気的ソレノイドによって作動さ
れるプランジャーの形態に於て示されている。別様には
プランジャーは液圧作動され得る。即ちプランジャーは
遠隔位置に設けた液圧源に接続し得る液圧ピストンの一
部であり得る。本発明を実施するに際してその他種々の
変更を為し得ることを銘記されたい。
【0010】
【発明の効果】回転カッター要素を回転スピンドル内部
で軸方向に移動させるための機構が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加工工具の具体例の部分断面図であ
る。
【図2】図1を線2−2で切断した断面図である。
【図3】図1を線3−3で切断した断面図である。
【符号の説明】
10:回転スピンドル 12:カッター要素 14:摺動体 17:引張棒 19:キー 29:環状ハウジング 30:抗−摩擦支承体 31:抗−摩擦支承体 33:ブレーキ手段 35:反動部材 45:変形性バンド 47:環状のカム要素 55:半径方向プレート 59:ソレノイド 61:プランジャー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転スピンドルと、 該回転スピンドルに担持され半径方向に可動のカッター
    手段と、 前記回転スピンドル内部に位置付けられ軸方向に摺動し
    得る引張棒と、 該引張棒及び前記カッター手段を相互結合しそれにより
    前記回転スピンドル内部での前記引張棒の軸方向の移動
    が前記カッター手段をして前記回転スピンドル内部へ或
    はそこから外部へと半径方向に移動せしめるようにする
    ための相互結合手段と、 前記回転スピンドルに担持され通常は不作動の調和駆動
    手段にして、環状の入力手段と環状の反動部材とそして
    環状の出力手段とを含む前記調和駆動手段と、 前記環状の反動部材に向けて或はそこから離間して移動
    し得る釈放自在のブレーキ手段と、 前記環状の出力手段及び前記引張棒間を連結しそれによ
    り、前記環状の出力手段が引張棒を軸方向に駆動させ前
    記カッター手段を引き込めるようにするためのカム結合
    部とによって構成される加工工具。
  2. 【請求項2】 環状の反動部材は歯を設けた内面及び釈
    放自在のブレーキ手段と係合する外面を有している請求
    項1の加工工具。
  3. 【請求項3】 釈放自在のブレーキ手段は、環状の反動
    部材の外面に向けて或はそこから離間して移動し得るプ
    ランジャーを具備するソレノイドを含む請求項2の加工
    工具。
  4. 【請求項4】 環状の反動部材は少なくとも部分的に環
    状の入力手段及び環状の出力手段を包囲している請求項
    1の加工工具。
  5. 【請求項5】 カム結合部は、引張棒から半径方向に伸
    延するプレートと、該プレートと軸方向に整合するカム
    面を有す環状のカム部材とを含みそれにより、該カム部
    材の回転運動によって前記プレート及び関連する引張棒
    が軸方向に移動されるようになっている請求項1の加工
    工具。
  6. 【請求項6】 回転スピンドルを包囲する固定された環
    状ハウジングと、該環状ハウジングによって担持され回
    転スピンドルを回転状態で支持する、軸方向に離間され
    た抗−摩擦支承体とを含む請求項1の加工工具。
  7. 【請求項7】 釈放自在のブレーキ手段は、環状ハウジ
    ングの抗−摩擦支承体間に於て担持された、半径方向に
    可動のプランジャー機構を含んでいる請求項6の加工工
    具。
  8. 【請求項8】 釈放自在のブレーキ手段は、環状ハウジ
    ングに担持されたソレノイドにして、環状の反動部材に
    向けて或はそこから離間して移動し得るプランジャーを
    具備するソレノイドを含んでいる請求項6の加工工具。
JP1935292A 1992-01-09 1992-01-09 自己起動式の創生工具 Withdrawn JPH05345205A (ja)

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JP1935292A JPH05345205A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 自己起動式の創生工具

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JP1935292A JPH05345205A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 自己起動式の創生工具

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JPH05345205A true JPH05345205A (ja) 1993-12-27

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JP1935292A Withdrawn JPH05345205A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 自己起動式の創生工具

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Effective date: 19990408