JPH05344931A - コーヒー機械用ポンプ及び計量装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 ポンプピストンの動きを制御すると同時に水
量を計量するために、特に電子工学を利用するコーヒー
機械用のポンプ及び計量装置を提案する。 【構成】 水の計量と加熱の機能を同時に果たすコーヒ
ー機械用のポンプに関するもので、ポンプはタンクから
水を吸い込み、そしてそれが作用する装置に向ってそれ
を方向付けるピストン５を内部に有するシリンダー１か
ら構成され、ピストン５の運動と水の連続計量の制御を
行うための電気的装置を備えている。加熱は、全体が絶
縁カバーにより順に包まれたシリンダー１外装周辺にコ
イル状に巻かれた抵抗体により実行される。

Description

【発明の詳細な説明】 ［０００１］ ［産業状の利用分野］この新発明は、ポンプピストンの
動きを制御すると同時に水量を計量するために、特に電
子工学を利用するコーヒー機械用のポンプ及び計量装置
を提案する。より正確に言えば、ポンプはタンクから水
を吸い込み、そして排出ダクトを通じて揚水するピスト
ンを内部に有するシリンダーから構成される。これらの
運動は、ポンプで揚げられる水量を正確に計量するため
の電子又は電子機械装置により制御される。 ［０００２］本装置は特に、小型家庭用電気器具に特に
有用であり、コーヒー機械に限られたものではないが、
より小型に、そして低コストでの機械の製造を可能にす
る。 ［０００３］ ［従来の技術］小型家庭電気器具には、液量を測定し、
そしてそれを加熱することも出来る液をポンプで揚げる
ための装置が提供されていることは良く知られている。
これらの機械においては、種々の装置は特にポンプ部と
計量部とに独立、分離している。 ［０００４］ ［発明が解決しようとする課題］故に、例えば、ポンプ
運動が、外部で加熱され、そして計量された水との膜ポ
ンプを介して発生するかも知れない。 ［０００５］これは、出力がユーザー又は独立した計量
装置により制御されなければならないことを意味する。
それで、これを起こす問題は機械の価格と大きさに反映
されるので、これらの両方を低減することが有益とな
る。 ［０００６］それで、新しい方法は、特に水を吸い揚
げ、計量し、そして加熱するコーヒー機械用の計量ポン
プに関わる。 ［０００７］ 【課題を解決するための手段】この新しい計量装置は、
吸い上げ、そして排出される液量を正確に測定するため
の電子的に制御されて運動するピストンを内部に有する
少なくとも一つ以上のシリンダーを有する。 ［０００８］ ［実施例］添付図面を参考に装置の一般的実例を示す詳
細な説明が以下に示される。図を参考にして、装置は基
本的に、壁（２）と（３）により上部が閉じられ、留め
金（４）、又は同等構造物により固定され、そして内部
で運動するピストン（５）を有するシリンダー（１）か
ら構成される。 ［０００９］ピストン（５）の運動はピストンシャフト
（８）上で働くモーター（７）により駆動されるアクチ
ュエーター（６）により制御される。アクチュエーター
（６）は適切にネジ切りされたピストンシャフトである
可動部分を有する循環ボールスクリュータイプであるこ
とが望ましい。シャフト（８）の運動の制御は使用され
る構成要素に依存し、それは異なるポイントにおいて、
シャフトで蹴られて、そして機械コントロール装置に接
続されるマイクロスイッチが使用されるかも知れない
し、交代的に、モーター（７）が電子的に制御されるス
テッパーモーター、又は単純連続電流モーターであるか
も知れない。後者の場合、モーターはモーターの回転と
シャフト（８）の運動を、故にピストン（５）の運動
も、制御するエンコーダ（図示されない）に連係されて
いる。ポンプの下部頭壁（３）において、２つの取り付
け部材が（９と１０）見られる。最初の一つは、シリン
ダー内への流体の通過を可能にするバルブを有し、そし
て水タンクに接続されている。２番目は、流体を排出さ
せる既知のタイプのバルブを有する配管部材である。シ
リンダー（１）はその外部表面上が薄膜で保護されるよ
うに、例えば、ニッケルクローム線（１１）で何十に
も、その周辺を抵抗体でコイル上に巻かれ、電気的に絶
縁されているのが望ましい。 ［００１０］故に、抵抗体を有するシリンダーは適切な
熱絶縁材料の層（１２）でカバーされるのが望ましい。 ［００１１］この説明から、装置の使用が又明白とな
る。使用される水量が一度決定されると、モーター
（７）が始動されて、それは又ピストン（５）を上方に
移動させるシャフト（８）を移動させるアクチュエータ
ー（６）の作動を開始する。 ［００１２］吸い上げられた水量の関数である移動距離
は、使用される装置のタイプにより、マイクロスイッ
チ、又はモーターに接続されたエンコーダのいずれかに
より制御される。 ［００１３］一度必要な水量が吸い込まれると、抵抗
（１１）は、所要の温度に到達するまで電力が供給さ
れ、その後、モーター（７）は逆方向に回転するように
磁励され、排出ダクト（１０）を通じて水をポンプで揚
げる。 ［００１４］吸入相時に排出ダクト（１０）内の戻り防
止バルブは閉じたままであり、しかも揚水相時、吸入ダ
クト内のバルブは閉じられる。 ［００１５］記述されている計量装置は種々の利点を有
しており、その主なものは非常に小型であることであ
る。これは、使用される水量が事前にセットされ、そし
て自動的に計量されるので、独立の計量装置を使用する
必要が無く、ポンプ揚水、計量、そして加熱ユニットを
単一ブロック内に収納出来るようにすることを意味す
る。 ［００１６］それで、そのユニットは小家庭用電気器具
の全てに適合するのが容易であるだけでなく、非常に単
純で、安価な構造である。 ［００１７］当業者は発明それ自身の範囲内でこの考え
を実施する様々の異なる方法を想像しても良い。材料と
同様に、寸法が、発明が実施される使用により変っても
良い。

【図面の簡単な説明】 ［図１］本発明によるポンプ及び計量装置の垂直断面図 ［図２］図１のラインＡ−Ａでの断面図である。 ［符号の説明］ １シリンダー ２、２壁 ４留め金 ５ピストン ６アクチュエーター ７モーター ８ピストンシャフト ９、１０取り付け部材 １１ニッケルクローム巻き線 １２層

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［請求項１］小型電気家庭器具用計量ポンプにおいて、
   その内部で供給ダクトを通じて液体を吸入し、そして排
   出ダクトに沿ってそれを吐出させるピストンが運動する
   シリンダーが提供され、液量を計量するためにピストン
   の運動を制御するための装置を包含することを特徴とす
   る計量ポンプ。 ［請求項２］ピストンシャフトの運動を制御するための
   ネジや／又は循環ボールアクチュエーターで提供される
   ことを特徴とする請求項１に記載の計量ポンプ。 ［請求項３］ピストンシャフトは外周にネジ切りされ、
   循環ボールアクチュエーターの可動ユニットを形成する
   ことを特徴とする請求項２に記載の計量ポンプ。 ［請求項４］前記ピストンを停止させるためにそれに接
   続された部材により作動されるマイクロスイッチを有す
   ることを特徴とする請求項１、３のいずれかに記載の計
   量ポンプ。 ［請求項５］前記線形ネジや／又は循環ボールアクチュ
   エータのスターターモーターはエンコーダーにより制御
   される連続電流モーターであることを特徴とする請求項
   １、３のいずれかに記載の計量ポンプ。 ［請求項６］アクチュエータースターターモーターはス
   テッパーモーターであることを特徴とする請求項１、３
   のいずれかに記載の計量ポンプ。 ［請求項７］それは水を加熱するために前記シリンダー
   カバー周辺にコイル状の電気抵抗対を有することを特徴
   とする前記請求項のいずれかに記載の計量ポンプ。 ［請求項８］前記シリンダーの外部表面はそれを電気的
   に絶縁被覆されていることを特徴とする請求項７に記載
   の計量ポンプ。 ［請求項９］それはシリンダーと抵抗体の周辺に熱絶縁
   材料の層を有することを特徴とする前記請求項のいずれ
   かに記載の計量ポンプ。 ［請求項１０］説明され、例証された計量ポンプ。