JPH05344475A - 垂直同期乱れ防止装置 - Google Patents

垂直同期乱れ防止装置

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Publication number
JPH05344475A
JPH05344475A JP4149241A JP14924192A JPH05344475A JP H05344475 A JPH05344475 A JP H05344475A JP 4149241 A JP4149241 A JP 4149241A JP 14924192 A JP14924192 A JP 14924192A JP H05344475 A JPH05344475 A JP H05344475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
dropout
period
vertical synchronizing
synchronizing signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4149241A
Other languages
English (en)
Inventor
Mario Takahashi
万里穂 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4149241A priority Critical patent/JPH05344475A/ja
Publication of JPH05344475A publication Critical patent/JPH05344475A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ドロップアウト補償期間が垂直同期信号期間の
前縁付近であっても、同期乱れが生じないようにする。 【構成】再生信号の状態は、検波回路14と比較器15
により監視され、レベルが低下するようなドロップアウ
ト時には、スイッチ16が遅延器17の出力を選択し、
欠落部分に1水平期間前の信号が埋めこまれる。しかし
ながら、垂直同期信号の前縁付近であると、この埋めこ
み信号がかえって同期乱れを生じるので、アンド回路2
1により内部の垂直同期信号とドロップアウト検出信号
との論理積がとられ、この論理積の成立期間は、スイッ
チ18が強制的に制御されて、再生映像信号の垂直同期
期間に強制的な同期信号が挿入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば磁気記録再生
装置(以下VTRと記す)のドロップアウト処理回路に
適用される垂直同期乱れ防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VTRにテープの傷や埃、突発的な走行
変動等により、再生信号のドロップアウトが発生するこ
とがある。このような場合の対策として、信号処理経路
にはドロップアウト補償回路が設けられている。ドロッ
プアウト補償回路は、再生信号のエンベロープを検出
し、エンベロープが所定値以下に低下するとドロップア
ウトが生じたものと判定し(ドロップアウト検出)、こ
れまでに1水平期間分遅延しておいた信号を繰り返して
使用するようにしている。
【0003】図2(A)は、従来のドロップアウト補償
回路を示している。再生信号は、前置増幅器2で増幅さ
れ、信号処理部3及び検波回路4に入力される。検波回
路4は、エンベロープ検波を行いその検波出力を比較器
5に供給する。比較器5は、検波出力と基準レベルを比
較し、検波出力が基準レベルよりも低い場合に、ドロッ
プアウト検出信号(ハイレベル)を出力する。ドロップ
アウト検出信号は、信号処理部3の出力側に接続されて
いるスイッチ6を制御する。
【0004】スイッチ6は、信号処理部3の出力または
遅延器7の出力のいずれかを選択導出するもので、その
選択出力は、遅延器7及び出力端子8に導出される。ド
ロップアウトが生じたときは、スイッチ6が遅延器7の
出力を選択することにより、出力端子8には、前のライ
ンの信号が再度出力されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のドロップアウト
補償回路によると、特に垂直同期信号の前縁近傍でドロ
ップアウトが生じた場合に、垂直同期を乱してしまうと
いう問題があった。図2(B)は、この問題点を説明す
るために示した図である。今、図2(B)の(a)図に
示すように再生信号にドロップアウトが生じたとする
と、(b)のようにドロップアウト検出信号が得られ
る。ところが、本来ならば(c)に示すように垂直同期
信号(V)が復元されるはずであるが、ドロップアウト
期間が垂直同期信号の前縁近傍であると、1H遅延器7
の遅延出力が繰り返し利用されるために、(d)に示す
ように、垂直同期信号(V)の期間に、前の信号が埋め
込まれてしまうことになる。この結果、受像機側で垂直
同期がとれず、画面が流れる等の同期乱れが生じる。
【0006】そこでこの発明は、ドロップアウト補償期
間が垂直同期信号期間の前縁付近であっても、同期乱れ
が生じないようにした垂直同期乱れ防止装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、映像信号の
垂直同期信号前縁付近の信号状態を監視することによ
り、当該同期信号の異常状態を検出する異常検出手段
と、この異常検出手段により異常が検出されたときに前
記映像信号に内部の垂直同期信号を強制的に付加する手
段とを備えるものである。
【0008】
【作用】上記の手段により、垂直同期信号付近でドロッ
プアウトが生じて、不要な補償が行われたとしても、疑
似垂直同期信号が強制的に付与されるので、垂直同期の
乱れが生じることがない。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1はこの発明の一実施例である。再生ヘ
ッド部11でピックアップされた再生信号は、前置増幅
器12で増幅されて、信号処理部13、検波回路14に
入力される。検波回路14の検波出力は、比較器15に
入力されて基準レベルと比較される。検波出力が基準レ
ベルよりも低下した場合には、比較器15からハイレベ
ルのドロップアウト検出信号が得られる。ドロップアウ
ト検出信号は、ドロップアウト補償部のスイッチ16を
制御することができる。スイッチ16は、通常は信号処
理部13の出力を選択導出するが、ドロップアウト検出
信号により、遅延回路17の出力を選択導出する。遅延
回路17は、例えば1水平期間分の遅延量を有し、スイ
ッチ16の出力を入力としている。
【0011】スイッチ16の選択出力は、さらにスイッ
チ18の一方に供給されている。このスイッチ18の他
方には、所定の垂直同期レベル(VL)が与えられてい
る。スイッチ18の選択出力は、出力端子19に導出さ
れる。ところでこのスイッチ18は、以下説明する垂直
同期補償回路により制御される。即ち、ドロップアウト
検出信号は、アンド回路21の一方に供給されている。
このアンド回路21の他方には、垂直同期発生回路22
からの垂直同期信号が供給されている。この結果、ドロ
ップアウトが生じたときは、アンド回路21が導通状態
となり、垂直同期発生回路22からの垂直同期信号をス
イッチ18に制御信号として与えることになる。スイッ
チ18は、通常は、スイッチ16の出力を選択導出して
いるが、制御信号が与えられると、垂直同期レベル(V
L)を選択する。この結果、出力端子19には、垂直同
期信号の前縁付近でドロップアウトが生じたとしても、
垂直同期期間は、強制的に垂直同期レベル(VL)が選
択されるので、垂直同期期間にドロップアウト補償信号
が漏れ込むことがない。
【0012】なお垂直同期発生回路22は、内部クロッ
ク発生回路のクロックを用いて、通常状態における水
平、及び垂直同期信号に同期して連続的に同期信号を発
生している回路であり、チャンネル切り換え時や、電源
投入時、特別な同期乱れ以外ではフラーホイール作用に
より安定した同期信号を出力している。
【0013】上記実施例によると、図1(B)に示すよ
うに、垂直同期信号(V)の期間の前縁付近でドロップ
アウトが生じたとしても、垂直同期信号期間には、強制
的に内部の垂直同期信号が挿入されるために、本来の映
像信号と実際に復元された映像信号との間で垂直同期信
号の違いはない。この結果、同期乱れを生じることがな
く安定した映像信号を得ることができる。強制的な同期
信号の挿入は、垂直同期信号の前縁付近で映像信号に異
常が生じたときに実行されるもので、通常の状態におい
ては垂直同期信号の挿入は行われない。
【0014】この発明の考え方は、ドロップアウト発生
時に限らず、垂直同期信号の前縁付近の信号が乱れた場
合にも適用できる。垂直同期信号の前縁付近は、予め取
決められた波形であるから、この所定の波形が得られな
い場合には、垂直同期信号が乱れているものと判定し、
強制的に内部の垂直同期信号を挿入するようにしても良
い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ドロップアウト補償期間が垂直同期信号期間の前縁付近
であっても、同期乱れが生じないようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す回路図とその動作説
明のためのタイミング図。
【図2】従来のドロップアウト補償回路を示す図とその
動作説明のためのタイミング図。
【符号の説明】
12…前置増幅器、13…信号処理部、14…検波回
路、15…比較器、16、18…スイッチ、17…遅延
器、21…アンド回路、22…垂直同期発生回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号の垂直同期信号前縁付近の信号状
    態を監視することにより、当該同期信号の異常状態を検
    出する異常検出手段と、 この異常検出手段により異常が検出されたときに前記映
    像信号に内部の垂直同期信号を強制的に付加する手段と
    を具備したことを特徴とする垂直同期乱れ防止装置。
  2. 【請求項2】記録媒体から再生された再生信号のドロッ
    プアウトを検出するドロップアウト検出手段と、 このドロップアウト検出手段がドロップアウト検出信号
    を出力したときに、内部発生した垂直同期信号と前記ド
    ロップアウト検出信号の論理積による出力期間に前記再
    生信号を復調した映像信号に対して、強制的に垂直同期
    信号を付加する手段とを具備したことを特徴とする垂直
    同期乱れ防止装置。
JP4149241A 1992-06-09 1992-06-09 垂直同期乱れ防止装置 Pending JPH05344475A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4149241A JPH05344475A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 垂直同期乱れ防止装置

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JP4149241A JPH05344475A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 垂直同期乱れ防止装置

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JPH05344475A true JPH05344475A (ja) 1993-12-24

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ID=15470968

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JP4149241A Pending JPH05344475A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 垂直同期乱れ防止装置

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