JPH0534366A - 密度流の流向測定装置 - Google Patents

密度流の流向測定装置

Info

Publication number
JPH0534366A
JPH0534366A JP3187674A JP18767491A JPH0534366A JP H0534366 A JPH0534366 A JP H0534366A JP 3187674 A JP3187674 A JP 3187674A JP 18767491 A JP18767491 A JP 18767491A JP H0534366 A JPH0534366 A JP H0534366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow
flow direction
ring body
sensor unit
serial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3187674A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Kobayashi
幹夫 小林
Masumasa Tomita
益正 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAMAYA KEISOKU SYST KK
Original Assignee
TAMAYA KEISOKU SYST KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAMAYA KEISOKU SYST KK filed Critical TAMAYA KEISOKU SYST KK
Priority to JP3187674A priority Critical patent/JPH0534366A/ja
Publication of JPH0534366A publication Critical patent/JPH0534366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 河川等の流向を横方向及び深さ方向にほぼリ
アルタイムに測定する流向測定装置を提供することを目
的とする。 【構成】 流水中に垂直にセンサーユニット9の管軸1
を立て、検出部3の環体31の一つの半径方向に固定さ
れた矢羽根32の方向が、流向により下流側に向くの
で、環体31内のマグネット33による管軸1内の対応
するリードスイッチ5のONの状態を検出して矢羽根3
2の向き即ち流向を測定するように構成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は河川や海岸での流向の測
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】河川や海岸等での流向測定は次の様な場
合の測定データを得るために必要である。即ち、 1)河口等での入退潮による淡水と海水との緩やかな混
合の場合に発生する塩水くさびの測定 2)湖水の温度変化による密度流の測定 3)洪水時における水門の操作 4)農業用水路の水門の操作 5)水理実験の測定 等である。
【0003】これらのデータを得る一つの方法として、
従来は流向・流速計の検出器をワイヤー等で吊り下げ、
深さを変えて深さと流向との関係データを得ていた。
【0004】又、他の方法として、水面から水中に超音
波を発射し、水底等からの反射超音波を受け、その位置
ずれから流向を検出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】流向・流速計を上下に
移動して測定する方法では上と下との測定値に時間差が
大きく、更に横方向に移動させる必要がある場合には、
この時間差が更に拡大されてしまい、データとしての価
値が減少してしまう。
【0006】超音波の反射を利用する測定では、反射超
音波を受ける位置を探す必要があると共に、超音波の通
過経路の平均流向しか測定出来ず、各層の流向の測定は
出来ない。
【0007】本発明は上述の問題を解決して、ほぼリア
ルタイムで各位置の流向をほぼ同時に測定することが出
来る流向測定装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、密度流の流向測定装置において、上下方向に複数
の検出部3を設けたセンサーユニット9と、前記複数の
検出部3の検出信号を順次接続して時系列のシリアル信
号とする並直列変換部8と、この並直列変換部8の動作
を指令すると共に前記シリアル信号による前記検出部3
の検出信号を表示する表示装置12に動作指令を出す制
御部10とを設けたものである。
【0009】又、前記検出部3は縦方向に設けられた管
軸1の所定位置にこの管軸1を中心にして回転自在に設
けられた環体31と、前記管軸1の内部で前記環体31
に対向する位置の内面円周に沿って均等に配列された複
数個のリードスイッチ5とからなり、前記環体31には
一つの半径方向に設けられた矢羽根32と、この矢羽根
32と反対側の内面に設けられたマグネット33とを具
備するものである。
【0010】更に、前記管軸1の所定位置が一定間隔の
複数個所で、それぞれの位置に前記環体31が設けられ
ていることにより、上下位置の流向を同時に検出可能に
構成したものである。
【0011】
【実施例】図1は本発明の密度流の流向測定装置の検出
部3の部分斜視図で、1個所のみを表示してあるが、実
際は上下方向に一定間隔で複数個設けられている。図2
は同じく部分側面図、図3は図1、図2のA−A断面図
である。
【0012】管軸1に一定間隔で止め環2、2、・・が
固定してあり、この止め環2、2の間に検出部3が管軸
1と同軸にかつ回転可能に緩嵌してある。
【0013】検出部3は管軸1に緩嵌する環体31と、
この環体31の一つの半径方向に設けられた矢羽根32
とよりなり、環体31の内部で前記矢羽根32と反対側
の内周に沿った位置に1個のマグネット33が埋め込ま
れている。
【0014】管軸1には、前記検出部3を緩嵌する一定
間隔の止め環2、2の間の内周に沿った位置に4個以上
のリードスイッチ5、5、5、・・が等間隔で分散配置
されている。図3の場合は最少の4個の例である。
【0015】上述の検出部3が1本の管軸1の上下方向
に一定間隔で複数個が緩嵌されて一つのセンサーユニッ
ト9を構成している。
【0016】図4は1個のセンサーユニット9の複数の
検出部3に対応する各リードスイッチ5、5、・・に対
する接続図で、各リードスイッチ5はそれぞれが並列の
状態で管軸1の内部を通って並直列変換部8に接続され
ている。
【0017】制御部10は走査順・取込番地指定信号発
生部101、シリアルデータ取込部102、第一伝送信
号変換部103よりなり、各センサーユニット9に対応
するリードスイッチ5の動作状況に応じたRS232信
号を出力する。
【0018】第一伝送信号変換部103より出力された
RS232信号は、表示装置12に入力して、センサー
ユニット9の各矢羽根32の方向を表示するか、又は第
二伝送信号変換部13でRS422信号に変換されて遠
隔値の第三伝送信号変換部14で再びRS232信号に
変換され、コンピュータ15に入力される。
【0019】次に、本発明の密度流の流向測定装置の使
用方法について説明する。図5は河川にセンサーユニッ
ト9を設置する一例である。3本の杭21、21、21
を上流側に1本、下流側に2本を垂直に打ち込み、上下
の支持板22、22を3本の杭21に固定する。この支
持板22の中心部の挿孔221にセンサーユニット9の
管軸1を挿入して固定し、管軸1内からの図示しないケ
ーブルを外部の並直列変換部8に接続する。太矢印は流
向を示す。なお、本図は図面を簡潔にするために、検出
部3は1個所のみ記載してあるが、実際には上下に複数
個設けるものである。
【0020】図6は河川にセンサーユニット9を設置す
る状態の説明図で、この場合は流向(図中白矢印方向)
に対して直角方向に3本のセンサーユニット9を設置し
た例である。各センサーユニット9はそれぞれ並直列変
換部8にケーブルで接続してある。この並直列変換部8
に対しては、上述のように制御部10等が接続してあ
る。
【0021】図7は側面が垂直な流路の場合に、センサ
ーユニット9を垂直側面に固定した場合の斜視図であ
る。垂直側面の上下に支持具23、23を設け、この支
持具23、23の間にセンサーユニット9の管軸1を固
定したものである。その他は図5の場合と同じである。
【0022】次に上述のセンサーユニット9の動作につ
いて説明する。図1、図3に示すように、流向により矢
羽根32は下流方向に向き、従って環体31内のマグネ
ット33は上流方向に位置していることになる。
【0023】この結果、管軸1内に設けられているリー
ドスイッチ5はマグネット33が最も近い位置にある場
合は1個、又は隣接している2個のリードスイッチ5、
5の中間の位置にある場合は両側の2個がONの状態と
なり、他の位置にあるものは全部OFFの状態のままで
ある。この状態の説明図が図8で、(イ)は接続例、
(ロ)は表示説明図である。
【0024】図8の場合、リードスイッチ5は4個所に
均等配置されている場合である。〜方向のリードス
イッチ5のON、OFF状態は説明上表示面の黒丸(点
灯)、白丸(消灯)で表示してある。
【0025】この場合、流向がa方向からの時はが点
灯し、b方向の時はが点灯し、c方向の時はが
点灯し、d方向の時はが点灯し、e方向の時はが
点灯し、f方向の時はが点灯する等の動作で、4個
のリードスイッチ5、5、5、5で6方向の流向が検出
可能である。(横方向の流向は実際には存在しないの
で、省略してある)
【0026】これらのリードスイッチ群は1個の検出部
3ごとにそれぞれのケーブルにより並直列変換部8に接
続されているので、制御部10の走査順・取込番地指定
信号発生部101の指令により順次切り換えられて一定
時間間隔でシリアルデータ取込部102に取込まれてゆ
く。この一定時間間隔は1〜2秒程度であるので、一順
しても大した時間でなく、ほぼリアルタイムと見なされ
る。
【0027】このことにより、リードスイッチ5のON
−OFF情報はシリアル信号として制御部10に入力
し、この結果を表示装置12に表示するか、又は遠隔地
のコンピュータに入力して必要な処理作業がされる。
【0028】図9は実際に河川に設置した場合の深さに
よる動作状況の説明図である。この図は上潮の場合の塩
水くさびの測定例である。河川の淡水は上流から白矢印
の淡水流となって流れており、海水は淡水との比重差に
より河口から上流方向に黒矢印の塩水流となってある程
度上流方向に流れ込んでくる。この塩水くさびの境界面
24を境に上側と下側とでは流向が逆となっている。
【0029】このような場合、水流に垂直に管軸1を立
てておくと、各位置の検出部3は流れの下流方向に矢羽
根32が向かい、従って流れの上流方向のリードスイッ
チ5がONの状態となる。このONの位置を検出して表
示装置12で表示することにより、上下方向の流向分布
を目視することが出来る。
【0030】更に、このような装置を図6に示したよう
に流れ方向に対して直角方向に複数個設置しておくと、
全体の流れの状況を把握することが出来る。
【0031】
【発明の効果】水中に設置する検出部3は構造が簡単
で、必要とする数の検出部3を設置しても、コスト的に
高価なものにはならない。
【0032】上述のように、複数個所の流向をほぼリア
ルタイムで測定出来るので、正確な流向情報を得ること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流向測定装置のセンサーユニットの部
分斜視図である。
【図2】同じくセンサーユニットの部分側面図である。
【図3】図1、図2のA−A断面図である。
【図4】同じく流向測定装置の接続図である。
【図5】河川にセンサーユニットを設置する場合の斜視
図である。
【図6】河川にセンサーユニットを設置した状態の説明
図である。
【図7】垂直側面へのセンサーユニットの設置図であ
る。
【図8】動作表示状態の説明図で、(イ)は接続例の説
明図、(ロ)は表示面の説明図である。
【図9】河川にセンサーユニットを設置した場合の深さ
による動作状況説明図である。
【符号の説明】
1 管軸 3 検出部 31 環体 32 矢羽根 33 マグネット 8 並直列変換部 9 センサーユニット 10 制御部 101 走査順・取込番地指定信号発生部 102 シリアルデータ取込部 103 第一伝送信号変換部 12 表示装置 13 第二伝送信号変換部 14 第三伝送信号変換部 15 コンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密度流の流向測定装置において、上下方
    向に複数の検出部を設けたセンサーユニットと、前記複
    数の検出部の検出信号を順次接続して時系列のシリアル
    信号とする並直列変換部と、この並直列変換部の動作を
    指令すると共に前記シリアル信号による前記検出部の検
    出信号を表示する表示装置に動作指令を出す制御部とを
    設けたことを特徴とする密度流の流向測定装置。
  2. 【請求項2】 前記検出部は縦方向に設けられた管軸の
    所定位置にこの管軸を中心にして回転自在に設けられた
    環体と、前記管軸の内部で前記環体に対向する位置の内
    面円周に沿って均等に配列された複数個のリードスイッ
    チとからなり、前記環体には一つの半径方向に設けられ
    た矢羽根と、この矢羽根と反対側の内面に設けられたマ
    グネットとを具備することを特徴とする請求項1の密度
    流の流向測定装置。
  3. 【請求項3】 前記管軸の所定位置が一定間隔の複数個
    所で、それぞれの位置に前記環体が設けられており、上
    下方向の位置の流向を同時に検出可能に構成したことを
    特徴とする請求項2の密度流の流向測定装置。
JP3187674A 1991-07-26 1991-07-26 密度流の流向測定装置 Pending JPH0534366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3187674A JPH0534366A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 密度流の流向測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3187674A JPH0534366A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 密度流の流向測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0534366A true JPH0534366A (ja) 1993-02-09

Family

ID=16210168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3187674A Pending JPH0534366A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 密度流の流向測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0534366A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006226755A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Kanto Regional Development Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport 流量測定装置
JP2006226754A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Kanto Regional Development Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport 河川流量観測システム
CN117166440A (zh) * 2023-11-02 2023-12-05 青岛理工大学 一种改进结构的海洋平台柱腿结构

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006226755A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Kanto Regional Development Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport 流量測定装置
JP2006226754A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Kanto Regional Development Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport 河川流量観測システム
JP4520878B2 (ja) * 2005-02-16 2010-08-11 国土交通省関東地方整備局長 河川流量観測システム
CN117166440A (zh) * 2023-11-02 2023-12-05 青岛理工大学 一种改进结构的海洋平台柱腿结构
CN117166440B (zh) * 2023-11-02 2024-02-23 青岛理工大学 一种改进结构的海洋平台柱腿结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009063578A (ja) 管、開放または閉鎖した運河および水路内の液体の表面速度と流量を測定する方法および装置
JP3230500U (ja) 風波流動の完全連成動力の模擬実験システム
CN109253765A (zh) 河流流量在线监测测量系统及流量计算方法
Noble et al. Spatial variation in currents generated in the FloWave Ocean Energy Research Facility
CN111487439B (zh) 一种基于无人船的声学多普勒流速剖面仪校准装置及方法
JP4009696B2 (ja) 流体の流速算出方法
US3610039A (en) Ducted wave meter
US4855966A (en) Method and apparatus for monitoring bridge structures for scouring
JPH0534366A (ja) 密度流の流向測定装置
CN212721982U (zh) 一种海洋试验装置
JP2010190775A (ja) 超音波式流量計測方法および流量計測装置
CN110057413A (zh) 基于动态网格的流量测量装置及其方法
CN211528401U (zh) 模拟风沙水沙交互作用的实验系统
JP2996349B2 (ja) ガス漏洩源検出装置
JPH0674797A (ja) 河川の流量測定方法
JPH02176009A (ja) ダム取水口付近の堆積状態計測装置
JPH0429065A (ja) 開放水面下における流水速度測定法
CN109297471A (zh) 一种用于水电站坝下河道流场的监测装置
Cabrera et al. Small scale laboratory flow measurements with the ADV-1
JP2010203865A (ja) 超音波式流量測定方法および流量測定装置
CN210398411U (zh) 管道节点处水力特性测试装置
JPH04331394A (ja) 養殖網の網状態監視装置
CN115324844B (zh) 无人艇小型风力发电机性能测量装置
CA1333934C (en) Method and apparatus for monitoring structures for scouring
Walker Field measurements of local pier scour in a tidal inlet