JPH05338697A - 配管接続装置 - Google Patents
配管接続装置Info
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- JPH05338697A JPH05338697A JP17475492A JP17475492A JPH05338697A JP H05338697 A JPH05338697 A JP H05338697A JP 17475492 A JP17475492 A JP 17475492A JP 17475492 A JP17475492 A JP 17475492A JP H05338697 A JPH05338697 A JP H05338697A
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- tank
- valve
- pipe
- piping
- filling
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 タンクと充填機との接続を自動的に行い、配
管接続作業の作業効率や信頼性等を向上する。 【構成】 複数のタンク1と複数の充填機4とを各主配
管5,副配管6を介してそれぞれ接続し、各タンク1に
はアドレス装置3のスイッチフラグによって開,閉弁す
る開閉弁2を設けると共に、各主配管5と各副配管6と
の間にはアドレス装置8のスイッチフラグによって作動
する切換弁7を設け、コントロールユニット11で作成
した配管計画に基づいて、該各開閉弁2,切換弁7の作
動を制御する構成とした。これにより、所定時刻になる
と、配管計画に基づいて所定のタンク1と所定の充填機
4とが自動的に接続され、該タンク1内の化粧品が充填
機4に供給される。
管接続作業の作業効率や信頼性等を向上する。 【構成】 複数のタンク1と複数の充填機4とを各主配
管5,副配管6を介してそれぞれ接続し、各タンク1に
はアドレス装置3のスイッチフラグによって開,閉弁す
る開閉弁2を設けると共に、各主配管5と各副配管6と
の間にはアドレス装置8のスイッチフラグによって作動
する切換弁7を設け、コントロールユニット11で作成
した配管計画に基づいて、該各開閉弁2,切換弁7の作
動を制御する構成とした。これにより、所定時刻になる
と、配管計画に基づいて所定のタンク1と所定の充填機
4とが自動的に接続され、該タンク1内の化粧品が充填
機4に供給される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば乳液,化粧水等
の充填物を収容する複数のタンクと複数の充填機とを配
管を介して接続する配管接続装置に関する。
の充填物を収容する複数のタンクと複数の充填機とを配
管を介して接続する配管接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、化粧品,薬品等の分野では、例
えば真空乳化槽等の仕込タンク,調合装置等によって乳
液,薬剤等の種々の充填物(内容物)を製造した後、こ
れらの充填物を複数のタンクにそれぞれ小分けして収容
し、該各タンクの充填物を配管接続装置を介して複数の
充填機にそれぞれ供給することにより、該各充填機によ
って容器内に充填物を所定量だけ充填するようになって
いる。
えば真空乳化槽等の仕込タンク,調合装置等によって乳
液,薬剤等の種々の充填物(内容物)を製造した後、こ
れらの充填物を複数のタンクにそれぞれ小分けして収容
し、該各タンクの充填物を配管接続装置を介して複数の
充填機にそれぞれ供給することにより、該各充填機によ
って容器内に充填物を所定量だけ充填するようになって
いる。
【0003】そして、この種の配管接続装置としては、
一端側が各タンクに接続され、他端側が接続パネルにそ
れぞれ開口した主配管と、一端側が各充填機に接続さ
れ、他端側が前記接続パネルにそれぞれ開口した副配管
と、前記接続パネルに着脱可能に設けられ、該各配管の
他端側を選択的に接続する接続用配管とから構成された
手動式のものが知られている。
一端側が各タンクに接続され、他端側が接続パネルにそ
れぞれ開口した主配管と、一端側が各充填機に接続さ
れ、他端側が前記接続パネルにそれぞれ開口した副配管
と、前記接続パネルに着脱可能に設けられ、該各配管の
他端側を選択的に接続する接続用配管とから構成された
手動式のものが知られている。
【0004】このように構成された手動式の配管接続装
置では、生産計画に基づき、作業者が各接続用配管を介
して各主配管と各副配管とを手動で接続することによ
り、所定のタンクと所定の充填機とを接続するようにな
っている。
置では、生産計画に基づき、作業者が各接続用配管を介
して各主配管と各副配管とを手動で接続することによ
り、所定のタンクと所定の充填機とを接続するようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による配管接続装置では、接続パネルに開口した
主配管の開口部と副配管の開口部とを作業者が接続用配
管を介して接続することにより、生産計画に基づいて所
定のタンクと所定の充填機とを接続し、所定の製品を生
産するようになっている。
来技術による配管接続装置では、接続パネルに開口した
主配管の開口部と副配管の開口部とを作業者が接続用配
管を介して接続することにより、生産計画に基づいて所
定のタンクと所定の充填機とを接続し、所定の製品を生
産するようになっている。
【0006】しかし、従来技術によるものでは、作業者
が手動で配管を切換接続するようになっているから、こ
の接続作業に手間がかかり、接続作業の作業効率が大幅
に低下するという問題がある。また、手動で配管接続を
行っているから、予定外のタンクと充填機とを接続する
という配管の誤接続が生じ易く、充填機の製造効率や信
頼性が大幅に低下するという問題がある。
が手動で配管を切換接続するようになっているから、こ
の接続作業に手間がかかり、接続作業の作業効率が大幅
に低下するという問題がある。また、手動で配管接続を
行っているから、予定外のタンクと充填機とを接続する
という配管の誤接続が生じ易く、充填機の製造効率や信
頼性が大幅に低下するという問題がある。
【0007】特に、化粧品は流行性に富み、多品種少量
生産の傾向が著しいから、多数のタンクと多数の充填機
との接続を頻繁に切換える必要があり、接続作業の負担
が大きく、誤接続が生じ易い。
生産の傾向が著しいから、多数のタンクと多数の充填機
との接続を頻繁に切換える必要があり、接続作業の負担
が大きく、誤接続が生じ易い。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、タンクと充填機との接続を自動的に行う
ことができ、配管接続作業の作業効率や信頼性等を向上
できるようにした配管接続装置を提供することを目的と
する。
されたもので、タンクと充填機との接続を自動的に行う
ことができ、配管接続作業の作業効率や信頼性等を向上
できるようにした配管接続装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成は、充填物を収容する複数
のタンクと、該各タンクから供給された充填物をそれぞ
れ充填する充填機と、前記各タンクにそれぞれ接続され
た主配管と、一端側が該各主配管に接続され、他端側が
前記各充填機にそれぞれ接続された副配管と、前記各主
配管と該各副配管との間に設けられ、制御信号により各
主配管と各副配管とをそれぞれ接続する切換弁と、前記
各タンクと各充填機との配管接続の状態を設定する配管
接続状態設定手段と、該配管接続状態設定手段によって
設定された配管接続状態に基づき、前記各切換弁に制御
信号を出力し、該各切換弁を切換える弁制御手段とから
なる。
ために本発明が採用する構成は、充填物を収容する複数
のタンクと、該各タンクから供給された充填物をそれぞ
れ充填する充填機と、前記各タンクにそれぞれ接続され
た主配管と、一端側が該各主配管に接続され、他端側が
前記各充填機にそれぞれ接続された副配管と、前記各主
配管と該各副配管との間に設けられ、制御信号により各
主配管と各副配管とをそれぞれ接続する切換弁と、前記
各タンクと各充填機との配管接続の状態を設定する配管
接続状態設定手段と、該配管接続状態設定手段によって
設定された配管接続状態に基づき、前記各切換弁に制御
信号を出力し、該各切換弁を切換える弁制御手段とから
なる。
【0010】
【作用】弁制御手段が配管接続状態設定手段により設定
された配管接続状態に基づいて各切換弁に制御信号を出
力すると、該各制御弁は主配管と副配管を接続する。こ
れにより、配管接続状態設定手段で設定された配管接続
状態に応じて、各タンクと各充填機とが主配管および副
配管を介して接続され、所定のタンク内の充填物が所定
の充填機に供給される。
された配管接続状態に基づいて各切換弁に制御信号を出
力すると、該各制御弁は主配管と副配管を接続する。こ
れにより、配管接続状態設定手段で設定された配管接続
状態に応じて、各タンクと各充填機とが主配管および副
配管を介して接続され、所定のタンク内の充填物が所定
の充填機に供給される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図7に基
づき、化粧品の製造に用いた場合を例に挙げて説明す
る。
づき、化粧品の製造に用いた場合を例に挙げて説明す
る。
【0012】図において、1,1,…は化粧水,クリー
ム,乳液等の充填物としての化粧品を収容する複数のタ
ンク(3個のみ図示)を示し、該各タンク1の底部には
後述の開閉弁2が設けられている。
ム,乳液等の充填物としての化粧品を収容する複数のタ
ンク(3個のみ図示)を示し、該各タンク1の底部には
後述の開閉弁2が設けられている。
【0013】2,2,…は各タンク1に設けられた電磁
弁からなる開閉弁を示し、該各開閉弁2には、後述する
所定のアドレス値およびスイッチフラグが予め設定記憶
されたアドレス装置3が設けられている。そして、該各
開閉弁2は、後述するコントロールユニット11からの
制御データ14に基づいて開,閉するようになってい
る。
弁からなる開閉弁を示し、該各開閉弁2には、後述する
所定のアドレス値およびスイッチフラグが予め設定記憶
されたアドレス装置3が設けられている。そして、該各
開閉弁2は、後述するコントロールユニット11からの
制御データ14に基づいて開,閉するようになってい
る。
【0014】4,4,…は各タンク1から供給された化
粧品を所定量ずつ容器内に充填する複数の充填機(2台
のみ図示)を示し、該各充填機4は、化粧水製造,乳液
製造の如く、A系列充填機,B系列充填機,C系列充填
機…N系列充填機に分類されている。
粧品を所定量ずつ容器内に充填する複数の充填機(2台
のみ図示)を示し、該各充填機4は、化粧水製造,乳液
製造の如く、A系列充填機,B系列充填機,C系列充填
機…N系列充填機に分類されている。
【0015】5,5,…は各タンク1にそれぞれ接続さ
れた主配管(3本のみ図示)で、該各主配管5は、その
一端側が開閉弁2を介してタンク1に接続され、その他
端側は最終系列の充填機4まで延設されている。
れた主配管(3本のみ図示)で、該各主配管5は、その
一端側が開閉弁2を介してタンク1に接続され、その他
端側は最終系列の充填機4まで延設されている。
【0016】6,6,…は各主配管5と各充填機4との
間にそれぞれ設けられた副配管を示し、該各副配管6
は、その一端側が主配管5の途中に後述の切換弁7を介
して接続され、その他端側が充填機4に接続されてい
る。そして、該各副配管6は、タンク1から主配管5内
に流入した化粧品を充填機4に導くものである。
間にそれぞれ設けられた副配管を示し、該各副配管6
は、その一端側が主配管5の途中に後述の切換弁7を介
して接続され、その他端側が充填機4に接続されてい
る。そして、該各副配管6は、タンク1から主配管5内
に流入した化粧品を充填機4に導くものである。
【0017】7,7,…は各主配管5と各副配管6との
間にそれぞれ設けられた切換弁を示し、該各切換弁7
は、各充填機4に対応して設けられ、主配管5の上流側
に接続された流入口7Aと、主配管5の下流側に接続さ
れた第1の流出口7Bと、副配管6に接続された第2の
流出口7Cとから3方式電磁切換弁として構成されてい
る。また、該各切換弁7には前記開閉弁2とほぼ同様
に、所定のアドレス値およびスイッチフラグが予め設定
記憶されたアドレス装置8が設けられている。
間にそれぞれ設けられた切換弁を示し、該各切換弁7
は、各充填機4に対応して設けられ、主配管5の上流側
に接続された流入口7Aと、主配管5の下流側に接続さ
れた第1の流出口7Bと、副配管6に接続された第2の
流出口7Cとから3方式電磁切換弁として構成されてい
る。また、該各切換弁7には前記開閉弁2とほぼ同様
に、所定のアドレス値およびスイッチフラグが予め設定
記憶されたアドレス装置8が設けられている。
【0018】そして、前記各切換弁7は、後述するコン
トロールユニット11からの制御データ14により、流
入口7Aから流入した化粧品を各流出口7B,7Cから
選択的に流出させるものである。
トロールユニット11からの制御データ14により、流
入口7Aから流入した化粧品を各流出口7B,7Cから
選択的に流出させるものである。
【0019】9はコントロールユニット11に接続され
た主分配器、10,10,…は各充填機4に対応して設
けられ、該主分配器9に接続された副分配器(2個のみ
図示)をそれぞれ示し、主分配器9には開閉弁2のアド
レス装置3が接続され、各副分配器10には各切換弁7
のアドレス装置8がそれぞれ接続されている。そして、
該各分配器9,10は、コントロールユニット11から
出力された制御データ14を各アドレス装置3,8に分
配して転送すると共に、各アドレス装置3,8から出力
されたデータをコントロールユニット11に伝達するも
のである。
た主分配器、10,10,…は各充填機4に対応して設
けられ、該主分配器9に接続された副分配器(2個のみ
図示)をそれぞれ示し、主分配器9には開閉弁2のアド
レス装置3が接続され、各副分配器10には各切換弁7
のアドレス装置8がそれぞれ接続されている。そして、
該各分配器9,10は、コントロールユニット11から
出力された制御データ14を各アドレス装置3,8に分
配して転送すると共に、各アドレス装置3,8から出力
されたデータをコントロールユニット11に伝達するも
のである。
【0020】11はCPU等からマイクロコンピュータ
として構成されたコントロールユニットを示し、該コン
トロールユニット11には、主分配器9と、ディスプレ
イ12と、キーボードスイッチ13とが接続されてい
る。また、該コントロールユニット11の記憶回路内に
は記憶エリア11Aが設けられ、該記憶エリア11Aに
は、後述する図4に示す配管計画15と、図5ないし図
7に示すプログラム等が記憶されている。そして、該コ
ントロールユニット11は、配管計画15に基づいて各
開閉弁2,切換弁7を作動させるべく、制御データ14
を作成して出力するものである。
として構成されたコントロールユニットを示し、該コン
トロールユニット11には、主分配器9と、ディスプレ
イ12と、キーボードスイッチ13とが接続されてい
る。また、該コントロールユニット11の記憶回路内に
は記憶エリア11Aが設けられ、該記憶エリア11Aに
は、後述する図4に示す配管計画15と、図5ないし図
7に示すプログラム等が記憶されている。そして、該コ
ントロールユニット11は、配管計画15に基づいて各
開閉弁2,切換弁7を作動させるべく、制御データ14
を作成して出力するものである。
【0021】図2および図3において、14はコントロ
ールユニット11により作成され、4ビット単位で区切
られた16ビット信号の制御データを示し、該制御デー
タ14は、「0000」が設定された先頭データ14A
と、該先頭データ14Aに連なり、開閉弁2,切換弁7
の弁動作を制御するスイッチフラグ14Bと、該スイッ
チフラグ14Bに続いて設けられ、開閉弁2,切換弁7
を特定するアドレス値14Cとから大略構成され、該ア
ドレス値14Cは、タンク1,充填機4を意味する機器
データ14Dと、主配管5の番号(ルート)を表わす配
管ルートデータ14Eとから構成されている。
ールユニット11により作成され、4ビット単位で区切
られた16ビット信号の制御データを示し、該制御デー
タ14は、「0000」が設定された先頭データ14A
と、該先頭データ14Aに連なり、開閉弁2,切換弁7
の弁動作を制御するスイッチフラグ14Bと、該スイッ
チフラグ14Bに続いて設けられ、開閉弁2,切換弁7
を特定するアドレス値14Cとから大略構成され、該ア
ドレス値14Cは、タンク1,充填機4を意味する機器
データ14Dと、主配管5の番号(ルート)を表わす配
管ルートデータ14Eとから構成されている。
【0022】ここで、前記スイッチフラグ14Bは、
「0000」,「0001」,「0010」,「001
1」の4種類の値がセットされるもので、「0000」
と「0011」とが開閉弁2の作動を制御し、「000
1」と「0010」とが切換弁7の作動を制御するもの
である。即ち、スイッチフラグ14Bに「0000」が
セットされると開閉弁2は閉弁し、「0011」がセッ
トされると開閉弁2は開弁する一方、「0001」がセ
ットされると切換弁7の流入口7Aと第1の流出口7B
とが連通し、「0010」がセットされると切換弁7の
流入口7Aと第2の流出口7Cとが連通するようになっ
ている。
「0000」,「0001」,「0010」,「001
1」の4種類の値がセットされるもので、「0000」
と「0011」とが開閉弁2の作動を制御し、「000
1」と「0010」とが切換弁7の作動を制御するもの
である。即ち、スイッチフラグ14Bに「0000」が
セットされると開閉弁2は閉弁し、「0011」がセッ
トされると開閉弁2は開弁する一方、「0001」がセ
ットされると切換弁7の流入口7Aと第1の流出口7B
とが連通し、「0010」がセットされると切換弁7の
流入口7Aと第2の流出口7Cとが連通するようになっ
ている。
【0023】なお、各アドレス装置3,8には、開閉弁
2,切換弁7の現在の作動状態を示すスイッチフラグが
記憶されている。
2,切換弁7の現在の作動状態を示すスイッチフラグが
記憶されている。
【0024】また、前記機器データ14Dは、タンク
1,各充填機4を識別するためのもので、「0000」
がセットされたときはタンク1を示し、「0001」以
降の値がセットされたときは各充填機4を示すものであ
る。即ち、機器データ14Dに「0001」がセットさ
れたときはA系列の充填機4を示し、「0010」がセ
ットされたときは次のB系列の充填機4を示し、「00
11」がセットされたときにはC系列の充填機4を示す
ものである。
1,各充填機4を識別するためのもので、「0000」
がセットされたときはタンク1を示し、「0001」以
降の値がセットされたときは各充填機4を示すものであ
る。即ち、機器データ14Dに「0001」がセットさ
れたときはA系列の充填機4を示し、「0010」がセ
ットされたときは次のB系列の充填機4を示し、「00
11」がセットされたときにはC系列の充填機4を示す
ものである。
【0025】さらに、前記配管ルートデータ14Eは、
主配管5を特定するためのもので、「0001」がセッ
トされると一番目の主配管5を示し、「0010」がセ
ットされると2番目の主配管5を示し、「0011」が
セットされると3番目の主配管5を示し、「0100」
がセットされると4番目の主配管5を示すようになって
いる。
主配管5を特定するためのもので、「0001」がセッ
トされると一番目の主配管5を示し、「0010」がセ
ットされると2番目の主配管5を示し、「0011」が
セットされると3番目の主配管5を示し、「0100」
がセットされると4番目の主配管5を示すようになって
いる。
【0026】従って、機器データ14Dおよび配管ルー
トデータ14Eに所定の値をセットすることにより、所
定の開閉弁2,所定の切換弁7が特定され、これらの特
定された開閉弁2,切換弁7の作動は上述の如くスイッ
チフラグ14Bの内容で決定されるものである。即ち、
図2に示す如く、機器データ14Dに「0000」がセ
ットされ、配管ルートデータ14Eに「0001」がセ
ットされ、スイッチフラグ14Bに「0011」がセッ
トされた場合には、一番目の主配管5が接続されたタン
ク1に設けられた開閉弁2を開弁させることを意味し、
また、図3に示す如く、機器データ14Dに「000
1」がセットされ、配管ルートデータ14Eに「000
1」がセットされ、スイッチフラグ14Bに「001
0」がセットされた場合には、一番目の主配管5とA系
列の充填機4とを接続する切換弁7の流入口7Aと第2
の流出口7Cとを連通させることを意味する。
トデータ14Eに所定の値をセットすることにより、所
定の開閉弁2,所定の切換弁7が特定され、これらの特
定された開閉弁2,切換弁7の作動は上述の如くスイッ
チフラグ14Bの内容で決定されるものである。即ち、
図2に示す如く、機器データ14Dに「0000」がセ
ットされ、配管ルートデータ14Eに「0001」がセ
ットされ、スイッチフラグ14Bに「0011」がセッ
トされた場合には、一番目の主配管5が接続されたタン
ク1に設けられた開閉弁2を開弁させることを意味し、
また、図3に示す如く、機器データ14Dに「000
1」がセットされ、配管ルートデータ14Eに「000
1」がセットされ、スイッチフラグ14Bに「001
0」がセットされた場合には、一番目の主配管5とA系
列の充填機4とを接続する切換弁7の流入口7Aと第2
の流出口7Cとを連通させることを意味する。
【0027】なお、各アドレス装置3,8には、自己を
特定するためのアドレス値が予め設定記憶されている。
特定するためのアドレス値が予め設定記憶されている。
【0028】図4において、15はコントロールユニッ
ト11により作成され、タンク1と充填機4との配管接
続状態を示す配管接続状態としての配管計画を示し、該
配管計画15は、各系列毎の充填機4が表示された充填
機エリア15Aと、各充填機4に接続されるべきタンク
1を指定するためのタンクエリア15B,15Bと、該
タンクエリア15Bで指定したタンク1から化粧品を供
給する時間を指定するための使用時刻エリア15C,1
5Cと、タンク1,使用時刻等に重複が生じたか否かを
判定表示するための判定エリア15D,15Dと、配管
計画が実行される月日を表示するための使用月日エリア
15Eとから構成され、ディスプレイ12に表示されて
いる。
ト11により作成され、タンク1と充填機4との配管接
続状態を示す配管接続状態としての配管計画を示し、該
配管計画15は、各系列毎の充填機4が表示された充填
機エリア15Aと、各充填機4に接続されるべきタンク
1を指定するためのタンクエリア15B,15Bと、該
タンクエリア15Bで指定したタンク1から化粧品を供
給する時間を指定するための使用時刻エリア15C,1
5Cと、タンク1,使用時刻等に重複が生じたか否かを
判定表示するための判定エリア15D,15Dと、配管
計画が実行される月日を表示するための使用月日エリア
15Eとから構成され、ディスプレイ12に表示されて
いる。
【0029】本実施例による配管接続装置は上述の如き
構成を有するもので、次に、配管計画15を設定する配
管計画設定処理について図5を参照しつつ説明する。
構成を有するもので、次に、配管計画15を設定する配
管計画設定処理について図5を参照しつつ説明する。
【0030】まず、ステップ1で、作業者はキーボード
スイッチ13を介して、各系列の充填機4に接続すべき
タンク1の番号,タンク1から充填機4への供給時間
(使用時刻),充填を行う使用月日を入力する。
スイッチ13を介して、各系列の充填機4に接続すべき
タンク1の番号,タンク1から充填機4への供給時間
(使用時刻),充填を行う使用月日を入力する。
【0031】次に、ステップ2では、使用時刻が入力さ
れたか否かを判定し、使用時刻が入力された場合は「Y
ES」と判定してステップ3に移り、このステップ3で
は、タンク番号が入力されたか否かを判定する。このス
テップ3で「YES」と判定した場合は、前記ステップ
1でタンク1が指定されているときだからステップ4に
移り、このステップ4では使用時刻が入力されたか否か
を判定する。
れたか否かを判定し、使用時刻が入力された場合は「Y
ES」と判定してステップ3に移り、このステップ3で
は、タンク番号が入力されたか否かを判定する。このス
テップ3で「YES」と判定した場合は、前記ステップ
1でタンク1が指定されているときだからステップ4に
移り、このステップ4では使用時刻が入力されたか否か
を判定する。
【0032】そして、前記ステップ4で「YES」と判
定した場合は、使用時刻が指定された場合だから、次の
ステップ5に移り、このステップ5では、前回までに指
定された内容と今回指定された内容とが重複するか否か
を判定する。
定した場合は、使用時刻が指定された場合だから、次の
ステップ5に移り、このステップ5では、前回までに指
定された内容と今回指定された内容とが重複するか否か
を判定する。
【0033】即ち、図4に示す如く、A系列の充填機4
は、15時30分から24時までの間に3番目のタンク
1から化粧品が供給されると共に、20時から23時ま
での間には5番目のタンクから化粧品が供給されるよう
に指定されているが、この場合には、20時から23時
までの3時間について3番目のタンク1と5番目のタン
ク1とが重複している。
は、15時30分から24時までの間に3番目のタンク
1から化粧品が供給されると共に、20時から23時ま
での間には5番目のタンクから化粧品が供給されるよう
に指定されているが、この場合には、20時から23時
までの3時間について3番目のタンク1と5番目のタン
ク1とが重複している。
【0034】そして、前記ステップ5で「YES」と判
定した場合は、上述の如く使用時刻やタンク番号等に重
複が生じている場合だから、ステップ6に移って、図4
に示す如く判定エリア15Dに「NG」を表示し、作業
者の注意を促す。また、前記ステップ5で「NO」と判
定した場合は、前記ステップ1で指定した内容が前回ま
でに指定した内容と重複していないときだからプログラ
ムを終了する。
定した場合は、上述の如く使用時刻やタンク番号等に重
複が生じている場合だから、ステップ6に移って、図4
に示す如く判定エリア15Dに「NG」を表示し、作業
者の注意を促す。また、前記ステップ5で「NO」と判
定した場合は、前記ステップ1で指定した内容が前回ま
でに指定した内容と重複していないときだからプログラ
ムを終了する。
【0035】一方、前記ステップ3で「NO」と判定し
た場合は、タンク番号が指定されていないときだから、
ステップ7に移り、このステップ7では、前記ステップ
4と同様に使用時刻が入力されたか否かを判定する。こ
のステップ7で「NO」と判定したときは、結局タンク
番号も使用時刻も指定していないとき、即ち、無計画の
場合だからステップ5に移る。また、前記ステップ7で
「YES」と判定した場合は、タンク番号のみが入力さ
れ使用時刻の指定がされていないときだから、ステップ
6に移って「NG」を表示する。
た場合は、タンク番号が指定されていないときだから、
ステップ7に移り、このステップ7では、前記ステップ
4と同様に使用時刻が入力されたか否かを判定する。こ
のステップ7で「NO」と判定したときは、結局タンク
番号も使用時刻も指定していないとき、即ち、無計画の
場合だからステップ5に移る。また、前記ステップ7で
「YES」と判定した場合は、タンク番号のみが入力さ
れ使用時刻の指定がされていないときだから、ステップ
6に移って「NG」を表示する。
【0036】かくして、上述したステップ1〜7までの
処理を繰返すことにより、各系列の充填機4に所定時間
(使用時刻)に接続されるタンク1が指定され、配管計
画15が設定される。
処理を繰返すことにより、各系列の充填機4に所定時間
(使用時刻)に接続されるタンク1が指定され、配管計
画15が設定される。
【0037】次に、このように設定された配管計画15
を実行に移す弁制御処理について、図6を参照しつつ説
明する。
を実行に移す弁制御処理について、図6を参照しつつ説
明する。
【0038】まず、配管計画設定処理で設定された時刻
になると、割込みによってプログラムがスタートし、ス
テップ11では、配管計画15に基づいた制御データ1
4を各分配器9,10を介して各アドレス装置3,8に
送信する。
になると、割込みによってプログラムがスタートし、ス
テップ11では、配管計画15に基づいた制御データ1
4を各分配器9,10を介して各アドレス装置3,8に
送信する。
【0039】次に、ステップ12で、各アドレス装置
3,8がコントロールユニット11から送信された制御
データ14を受信すると、該各アドレス装置3,8は、
現在の弁動作を示す自己のスイッチフラグを制御データ
14のスイッチフラグ14Bの内容に更新する。
3,8がコントロールユニット11から送信された制御
データ14を受信すると、該各アドレス装置3,8は、
現在の弁動作を示す自己のスイッチフラグを制御データ
14のスイッチフラグ14Bの内容に更新する。
【0040】即ち、各アドレス装置3,8は、コントロ
ールユニット11から連続的に送信されてくる制御デー
タ14を順次読込み、該各制御データ14のアドレス値
14Cが自己のアドレス値と一致する場合のみ、自己の
スイッチフラグの内容を当該制御データ14中のスイッ
チフラグ14Bの内容に更新し、上述の如く、このスイ
ッチフラグに応じて開閉弁2,切換弁7を作動させる。
これにより、配管計画15に応じた所定の開閉弁2,切
換弁7が作動し、所定のタンク1内の化粧品が主配管5
内に流入する。
ールユニット11から連続的に送信されてくる制御デー
タ14を順次読込み、該各制御データ14のアドレス値
14Cが自己のアドレス値と一致する場合のみ、自己の
スイッチフラグの内容を当該制御データ14中のスイッ
チフラグ14Bの内容に更新し、上述の如く、このスイ
ッチフラグに応じて開閉弁2,切換弁7を作動させる。
これにより、配管計画15に応じた所定の開閉弁2,切
換弁7が作動し、所定のタンク1内の化粧品が主配管5
内に流入する。
【0041】次に、ステップ13では、各アドレス装置
3,8から自己のデータ内容、即ち前記ステップ12で
更新されたスイッチフラグの内容をコントロールユニッ
ト11に送信し、ステップ14では、この各アドレス装
置3,8から受信したデータ内容と前記ステップ11で
送信した制御データ14の内容とが一致するか否かを判
定する。このステップ14で「YES」と判定した場合
は、コントロールユニット11から送信した制御データ
14の内容と各アドレス装置3,8から受信したデータ
の内容とが一致し、各開閉弁2,切換弁7の作動状態が
配管計画15に一致するときだから、ステップ15に移
って配管計画15の判定エリア15Dに「OK」と表示
し、これにより、ステップ16で、配管計画15に基づ
き、所定のタンク1から所定の充填機4に化粧品が供給
される。
3,8から自己のデータ内容、即ち前記ステップ12で
更新されたスイッチフラグの内容をコントロールユニッ
ト11に送信し、ステップ14では、この各アドレス装
置3,8から受信したデータ内容と前記ステップ11で
送信した制御データ14の内容とが一致するか否かを判
定する。このステップ14で「YES」と判定した場合
は、コントロールユニット11から送信した制御データ
14の内容と各アドレス装置3,8から受信したデータ
の内容とが一致し、各開閉弁2,切換弁7の作動状態が
配管計画15に一致するときだから、ステップ15に移
って配管計画15の判定エリア15Dに「OK」と表示
し、これにより、ステップ16で、配管計画15に基づ
き、所定のタンク1から所定の充填機4に化粧品が供給
される。
【0042】一方、前記ステップ14で「NO」と判定
した場合は、コントロールユニット11から送信した制
御データ14の内容と各アドレス装置3,8から受信し
たデータの内容とが不一致であり、全ての開閉弁2,切
換弁7が配管計画15に基づいて切換わっていないと
き、即ち、誤接続等が発生している場合だから、ステッ
プ17に移って判定エリア15Dに「NG」を表示し、
ステップ18では、タンク1から化粧品が流出するのを
防止すべく、このタンク1に対応するアドレス装置3に
閉弁データを送信し、ステップ19で開閉弁2を閉弁さ
せてプログラムを終了する。なお、主配管5等に流出し
た化粧品は、作業者により充填機4等を介して外部に排
出される。
した場合は、コントロールユニット11から送信した制
御データ14の内容と各アドレス装置3,8から受信し
たデータの内容とが不一致であり、全ての開閉弁2,切
換弁7が配管計画15に基づいて切換わっていないと
き、即ち、誤接続等が発生している場合だから、ステッ
プ17に移って判定エリア15Dに「NG」を表示し、
ステップ18では、タンク1から化粧品が流出するのを
防止すべく、このタンク1に対応するアドレス装置3に
閉弁データを送信し、ステップ19で開閉弁2を閉弁さ
せてプログラムを終了する。なお、主配管5等に流出し
た化粧品は、作業者により充填機4等を介して外部に排
出される。
【0043】ここで、前記閉弁データとは、制御データ
14のスイッチフラグ14Bに開閉弁2を閉弁させる
「0000」をセットしたデータのことである。
14のスイッチフラグ14Bに開閉弁2を閉弁させる
「0000」をセットしたデータのことである。
【0044】最後に、このようにして実行された配管計
画15を終了させる制御終了処理について図7を参照し
つつ説明する。
画15を終了させる制御終了処理について図7を参照し
つつ説明する。
【0045】まず、配管計画15に指定した使用時刻の
終了時刻になると、ステップ21では、化粧品を供給し
ているタンク1に対応するアドレス装置3に向けて、制
御データ14のスイッチフラグ14Bに「0000」が
セットされた閉弁データを送信する。
終了時刻になると、ステップ21では、化粧品を供給し
ているタンク1に対応するアドレス装置3に向けて、制
御データ14のスイッチフラグ14Bに「0000」が
セットされた閉弁データを送信する。
【0046】そして、ステップ22で、この閉弁データ
を受信したアドレス装置3は自己のスイッチフラグを
「0000」に更新し、開閉弁2を閉弁させてプログラ
ムを終了する。これにより、所定のタンク1からの化粧
品が所定の充填機4に所定時間だけ供給されたことにな
る。
を受信したアドレス装置3は自己のスイッチフラグを
「0000」に更新し、開閉弁2を閉弁させてプログラ
ムを終了する。これにより、所定のタンク1からの化粧
品が所定の充填機4に所定時間だけ供給されたことにな
る。
【0047】かくして、本実施例によれば、複数のタン
ク1と複数の充填機4とを各主配管5,副配管6を介し
てそれぞれ接続し、各タンク1にはアドレス装置3のス
イッチフラグによって開,閉弁する開閉弁2を設けると
共に、各主配管5と各副配管6との間にアドレス装置8
のスイッチフラグによって作動する切換弁7を設け、コ
ントロールユニット11で作成した配管計画15に基づ
いて、該各開閉弁2,切換弁7の作動を制御する構成と
したから、配管計画15に基づいて自動的に所定のタン
ク1と所定の充填機4とを確実に接続することができ
る。
ク1と複数の充填機4とを各主配管5,副配管6を介し
てそれぞれ接続し、各タンク1にはアドレス装置3のス
イッチフラグによって開,閉弁する開閉弁2を設けると
共に、各主配管5と各副配管6との間にアドレス装置8
のスイッチフラグによって作動する切換弁7を設け、コ
ントロールユニット11で作成した配管計画15に基づ
いて、該各開閉弁2,切換弁7の作動を制御する構成と
したから、配管計画15に基づいて自動的に所定のタン
ク1と所定の充填機4とを確実に接続することができ
る。
【0048】この結果、配管接続作業を自動化して、作
業者の負担を大幅に低減することができ、人為的ミスに
よる誤接続の発生を防止して、配管接続の信頼性を大幅
に向上することができる。また、各開閉弁2,切換弁7
によってタンク1と充填機4との接続状態を速やかに変
更することができるから、従来技術によるものと比較し
て段取り替え時間を大幅に短縮することができ、接続作
業の作業効率を高めることができる。
業者の負担を大幅に低減することができ、人為的ミスに
よる誤接続の発生を防止して、配管接続の信頼性を大幅
に向上することができる。また、各開閉弁2,切換弁7
によってタンク1と充填機4との接続状態を速やかに変
更することができるから、従来技術によるものと比較し
て段取り替え時間を大幅に短縮することができ、接続作
業の作業効率を高めることができる。
【0049】さらに、コントロールユニット11によっ
て配管計画15を作成し、該配管計画15をデイスプレ
イ12に表示する構成としたから、各タンク1と充填機
4との接続状態,接続予定等を容易に把握することがで
きる。
て配管計画15を作成し、該配管計画15をデイスプレ
イ12に表示する構成としたから、各タンク1と充填機
4との接続状態,接続予定等を容易に把握することがで
きる。
【0050】さらにまた、図5に示すステップ5で、配
管計画15の重複の有無を判定し、この判定結果を配管
計画15の判定エリア15Dに表示する構成としたか
ら、配管接続のミスを未然に防止することができ、使い
勝手を大幅に向上することができる。
管計画15の重複の有無を判定し、この判定結果を配管
計画15の判定エリア15Dに表示する構成としたか
ら、配管接続のミスを未然に防止することができ、使い
勝手を大幅に向上することができる。
【0051】なお、前記実施例では、図5に示すプログ
ラムが本発明の構成要件である配管接続状態設定手段の
具体例を示し、図6および図7に示すプログラムが本発
明の構成要件である弁制御手段の具体例である。
ラムが本発明の構成要件である配管接続状態設定手段の
具体例を示し、図6および図7に示すプログラムが本発
明の構成要件である弁制御手段の具体例である。
【0052】また、前記実施例では、各開閉弁2,切換
弁7にアドレス装置3,8を設け、該各アドレス装置
3,8のスイッチフラグを制御データ14のスイッチフ
ラグ14Bの内容に更新することにより、各開閉弁2,
切換弁7の作動を制御する構成としたが、本発明はこれ
に限らず、例えばタンク1,充填機4の台数が少ない場
合等には、各開閉弁,切換弁を直接コントロールユニッ
トからのオンオフ信号によって制御する構成としてもよ
い。
弁7にアドレス装置3,8を設け、該各アドレス装置
3,8のスイッチフラグを制御データ14のスイッチフ
ラグ14Bの内容に更新することにより、各開閉弁2,
切換弁7の作動を制御する構成としたが、本発明はこれ
に限らず、例えばタンク1,充填機4の台数が少ない場
合等には、各開閉弁,切換弁を直接コントロールユニッ
トからのオンオフ信号によって制御する構成としてもよ
い。
【0053】さらに、前記実施例では、化粧品の製造に
用いる場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限
らず、薬品,食品等にも広く適用することができる。
用いる場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限
らず、薬品,食品等にも広く適用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、充
填物を収容する複数のタンクと、該各タンクから供給さ
れた充填物をそれぞれ充填する充填機と、前記各タンク
にそれぞれ接続された主配管と、一端側が該各主配管に
接続され、他端側が前記各充填機にそれぞれ接続された
副配管と、前記各主配管と該各副配管との間に設けら
れ、制御信号により各主配管と各副配管とをそれぞれ接
続する切換弁と、前記各タンクと各充填機との配管接続
の状態を設定する配管接続状態設定手段と、該配管接続
状態設定手段によって設定された配管接続状態に基づ
き、前記各切換弁に制御信号を出力し、前記各切換弁を
切換える弁制御手段とから構成したから、配管接続状態
設定手段により設定された配管接続状態に基づいて各切
換弁を制御し、所定のタンクと所定の充填機とを自動的
に接続することができる。この結果、配管接続作業を自
動化して、作業者の負担を低減することができ、人為的
ミスによる誤接続の発生を防止して、配管接続の信頼性
や接続作業の作業効率を向上することができる。
填物を収容する複数のタンクと、該各タンクから供給さ
れた充填物をそれぞれ充填する充填機と、前記各タンク
にそれぞれ接続された主配管と、一端側が該各主配管に
接続され、他端側が前記各充填機にそれぞれ接続された
副配管と、前記各主配管と該各副配管との間に設けら
れ、制御信号により各主配管と各副配管とをそれぞれ接
続する切換弁と、前記各タンクと各充填機との配管接続
の状態を設定する配管接続状態設定手段と、該配管接続
状態設定手段によって設定された配管接続状態に基づ
き、前記各切換弁に制御信号を出力し、前記各切換弁を
切換える弁制御手段とから構成したから、配管接続状態
設定手段により設定された配管接続状態に基づいて各切
換弁を制御し、所定のタンクと所定の充填機とを自動的
に接続することができる。この結果、配管接続作業を自
動化して、作業者の負担を低減することができ、人為的
ミスによる誤接続の発生を防止して、配管接続の信頼性
や接続作業の作業効率を向上することができる。
【図1】本発明の実施例による配管接続装置を示す全体
構成図である。
構成図である。
【図2】図1中のコントロールユニットにより作成され
る制御データを示す説明図である。
る制御データを示す説明図である。
【図3】図2に示す制御データと異なる制御内容を示す
制御データの説明図である。
制御データの説明図である。
【図4】配管計画を示す説明図である。
【図5】配管計画設定処理を示す流れ図である。
【図6】弁制御処理を示す流れ図である。
【図7】弁の作動を終了させる制御終了処理を示す流れ
図である。
図である。
1 タンク 4 充填機 5 主配管 6 副配管 7 切換弁 15 配管計画(配管接続状態)
Claims (1)
- 【請求項1】 充填物を収容する複数のタンクと、該各
タンクから供給された充填物をそれぞれ充填する充填機
と、前記各タンクにそれぞれ接続された主配管と、一端
側が該各主配管に接続され、他端側が前記各充填機にそ
れぞれ接続された副配管と、前記各主配管と該各副配管
との間に設けられ、制御信号により各主配管と各副配管
とをそれぞれ接続する切換弁と、前記各タンクと各充填
機との配管接続の状態を設定する配管接続状態設定手段
と、該配管接続状態設定手段によって設定された配管接
続状態に基づき、前記各切換弁に制御信号を出力し、該
各切換弁を切換える弁制御手段とから構成してなる配管
接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17475492A JPH05338697A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 配管接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17475492A JPH05338697A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 配管接続装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05338697A true JPH05338697A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15984104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17475492A Pending JPH05338697A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 配管接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05338697A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023190411A1 (ja) * | 2022-03-28 | 2023-10-05 | 大日本印刷株式会社 | 内容物充填システム |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP17475492A patent/JPH05338697A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023190411A1 (ja) * | 2022-03-28 | 2023-10-05 | 大日本印刷株式会社 | 内容物充填システム |
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