JPH0533833U - ミキサ - Google Patents

ミキサ

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Publication number
JPH0533833U
JPH0533833U JP8885791U JP8885791U JPH0533833U JP H0533833 U JPH0533833 U JP H0533833U JP 8885791 U JP8885791 U JP 8885791U JP 8885791 U JP8885791 U JP 8885791U JP H0533833 U JPH0533833 U JP H0533833U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
rotary shaft
mixer
cylindrical portion
planetary gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP8885791U
Other languages
English (en)
Inventor
孝 安原
Original Assignee
株式会社ウエル
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ウエル filed Critical 株式会社ウエル
Priority to JP8885791U priority Critical patent/JPH0533833U/ja
Publication of JPH0533833U publication Critical patent/JPH0533833U/ja
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Landscapes

  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 練り上げ容量の減少が防止され、しかも、軽
量化されたミキサを提供する。 【構成】 モルタル等の素材が投入されるドラム1と、
ドラム1底面中央に突出状に形成された円筒部1aと、
円筒部1a内に回転自在に支持された回転軸3と、該回
転軸3にカップリング4を介して連結される羽根2とを
備えてなるミキサにおいて、前記回転軸3と、この回転
軸3に連結される遊星歯車装置15と、遊星歯車装置1
5に連結されるモータ7とを円筒ケース8内に一体的に
収納し、この円筒ケース8を前記円筒部1a内に挿入固
定した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、住居壁等に用いるモルタル等の素材を混ぜ合わせ適度の粘度を持た せるミキサに関する。
【0002】
【従来の技術】
住居壁等に用いるモルタル等の素材を混ぜ合わるこの種のミキサは、主に一般 住居建築現場等で使用されるので、軽トラックに乗せられる程度の大きさで、一 人で運搬できるものが望まれる。図4及び図5により、このような要望に対応し た従来のミキサを説明をする。
【0003】 図4及び図5に示すように、ミキサはモルタル等の素材をドラム101内に投 入し、ドラム101内中央にあるカップリング104を介して出力軸103に連 結される羽根102を回転させ混ぜ合わせるものである。そして、運搬に際して 取扱いやすいように、ドラム101と排出板10はキャリア9上に取り外し自在 に取り付けられている。このようなミキサの駆動機構は、図4に示すように、ド ラム101内中央に突出状に形成された円筒部101a内に収納されたものと、 図5に示すように、ドラム101底面下側に出っ張って取り付けられたものとが ある。図4において、ドラム底面中央に突出状に形成された円筒部101aに、 駆動ユニット108が収納され、その出力軸103の先端に取り付けられたカッ プリング104aに、羽根102の回転中心にあるカップリング104bを噛ま せて、羽根102が取り外し可能に取り付けられる。また、図5において、駆動 ユニット108はドラム101の底面下側中央に取り付けられ、ドラム101内 中央に突出した筒体101b内に出力軸103を回転自在に支持し、図5と同様 に、その出力軸103の先端に取り付けられたカップリング104aに、羽根1 02の回転中心にあるカップリング104bを噛ませて、羽根102が取り外し 可能に取り付けられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述したミキサにおいて、一般的に用いられているのが図5のタイプであるが 、運搬の便を考えると、図5のタイプは、ドラム101をキャリア9から取り外 しても背が高く不便である。それを改良したのが図4であるが、図4のタイプは 図5と同じく標準的な減速機付モータを用いている。この減速機は平歯車を数段 に組み合わせたものであり直方体に近い形でかなりの容積を持ち、回転軸に対し てシンメトリーとはならないので、ドラム中央の円筒部101aの径は偏心して いる減速機の最大径で決まり、例えば、1キロワット程度の減速機付モータを挿 入するとなると、直径約200mmとなる。そのため、ドラム101の高さは低 くなるが、ドラム中央の円筒部101aの径はかなり大きくなるため、ドラム内 容積で決まる練り上げ容量が小さくなり、重量もアップするという問題点を有し ている。
【0005】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、練り上げ容量の減少が防止され、しかも、軽量化さ れたミキサを提供せんとすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のミキサは、モルタル等の素材が投入され るドラムと、ドラム底面中央に突出状に形成された円筒部と、円筒部内に回転自 在に支持された回転軸と、該回転軸にカップリングを介して連結される羽根とを 備えてなるミキサにおいて、前記回転軸と、この回転軸に連結される遊星歯車装 置と、遊星歯車装置に連結されるモータとを円筒ケース内に一体的に収納し、こ の円筒ケースを前記円筒部内に挿入固定したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
減速機に遊星歯車装置を使用したので、その形状は、回転軸に対してシンメト リーで減速機の入力軸と出力軸が同一軸芯となり、径が小さい割りに大きな減速 比が得れる。それ故、減速機及びその下に連結される駆動モータを円筒ケース内 に一体的に収納し、この円筒ケースをドラム底面中央に突出状に形成された円筒 部内に挿入し固定しても、この円筒部径が小さくてむ。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。図1は本考案のミキサの 斜視図及び一部断面図、図2および図3は円筒ケースの断面図である。まず、図 1により全体の構造を説明する。
【0009】 図1において、1はドラム、2は羽根、3は出力軸、4はカップリング、6は 減速機、7は駆動モータ、8は円筒ケース、9はキャリア、10は排出板、11 はネジである。減速機6と駆動モータ7は、円筒ケース8内に一体的に収納され 、ドラム1の底面中央に突出状に形成された円筒部1a内にネジ11で取り外し 可能に挿入固定される。そして、円筒部1aより突き出た出力軸3の先端に取り 付けられたカップリング4aに、羽根2の回転中心にあるカップリング4bを噛 ませて、羽根2が取り外し可能に取り付けられる。ドラム1は、底面に排出板1 0が取り外し自在に取り付けられ、キャリア9上に取り外し自在に支持される。 なお、ドラム1は練り返し効果を狙って、ドラム1の外側上辺1bは、内向きに 曲げられている。
【0010】 次に、図2及び図3により、円筒ケース8内の駆動機構を説明をする。図2に おいて、円筒ケース8は天板8a及びフランジ8bを有する円筒である。この円 筒ケース8内にモータ7、減速機6及び軸受ハウジング16が挿入されている。 軸受ハウジング16はボルト17により円筒ケース8に固定され、軸受18を介 して出力軸3を回転自在に支持している。出力軸3は天板8bの孔8cから突出 し、その先端にカップリング4aが固着されている。
【0011】 減速機6はギアケース19の中に3組の遊星歯車装置15を直列に連結したも のである。ギアケース19はボルト20で軸受ハウジング16に固定されている 。一つの遊星歯車装置15は、太陽歯車15aと、遊星枠15bに回転自在に支 持された遊星歯車15cと内歯歯車15dとからなっている。内歯歯車15dは 3つの遊星歯車装置15に共通である。最上段の遊星枠15bには出力軸3が嵌 入され、減速機6の出力が出力軸3に伝達される。最下段の太陽歯車15aには 駆動モータ7の出力軸7aが嵌入され、駆動モータ7の出力が減速機6に伝達さ れる。
【0012】 図3に示されるように、太陽歯車15aが3つの遊星歯車15cに噛み合い、 遊星歯車15cは内歯歯車15dに噛み合っている。太陽歯車15aが方向に 回転すると、遊星歯車15cは方向に自転すると共に方向に公転する。そし て、遊星歯車15cを回転自在に支持する遊星枠15dが減速されつつ回転する 。すなわち、図2のように、駆動モータ7の出力軸7aと遊星歯車装置15の出 力軸3が同一軸芯となり、遊星歯車装置15は中心軸に対してシンメトリーで駆 動モータ7の外径内となっている。
【0013】 駆動モータ7はボルト21でギアケース19に固定され、蓋体22で覆われて いる。この蓋体22には電源コード7bが出る孔22aが設けられている。この 駆動モータ7は直流モータを用いることが好ましい。直流モータであればその直 径が小さい割に高出力を得ることができる。ただし、交流モータでも起動トルク の大きいものを選べば同様の効果が得られる。
【0014】 次に、上述した本考案のミキサの作動を説明する。図2において、スイッチを ONにすると駆動モータ7の出力軸7aに連結された遊星歯車装置15の3つの 直列接続により例えば1/64に減速され、出力軸3が回転する。図1において 、この出力軸3に固着されたカップリング4aは、カップリング4bと噛み合い 、羽根2を回転させドラム1内のモルタル等の素材を掻き混ぜる。この際、円筒 ケース5内の減速機6に遊星歯車装置15を用いているので、出力軸と入力軸が 同一軸芯上にあり、1キロワット程度の駆動モータ7の場合で円筒ケース5の径 は約90mmと小さくてすむ。それに伴い、ドラム中央の円筒部1aの径も約1 10mmと小さくなり、ドラム1内の容積が少なくなる割合が小さい。また、円 筒部1aが細くなるので見た目もスマートになる。さらに、駆動部分の軽量化に より、ミキサの全体重量が約30kg程度になる。ただし、現場までの運搬時に は、キャリア9からドラム1を下ろして、ドラム1を横にして転がして運搬する ことが多くなる。この場合、ドラム1の底面に突出物がなく、また、ドラム1の 外側上辺1bを内側に曲げてあるので、転がしやすく、軽トラック等から運び出 しやすい。なお、ドラム1の外側上辺1bの内側の曲げはドラム1自体の変形も 防止する。
【0015】
【考案の効果】
本考案のミキサは、遊星歯車装置を直列に連結したものを減速機に使用したの で、その形状は回転軸に対してシンメトリーで入出力軸が同一軸芯となっている ので、従来に比べ減速機の径が小さくできる。そのため、減速機及びその下に連 結される駆動モータを円筒ケース内に一体的に収納し、この円筒ケースをドラム 底面中央に突出状に形成された円筒部内に挿入し固定しても、この円筒部の径が 小さくてすみ、ドラム内の練り上げ量の減少が防止され、軽量化が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案のミキサの一部断面斜視図であ
る。
【図2】図2は本考案のミキサの円筒部の断面図であ
る。
【図3】図3は、図2のA−A部の断面図である。
【図4】図4は、従来のミキサの一部断面斜視図であ
る。
【図5】図5は、従来のミキサの一部断面斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ドラム 2 羽根 3 出力軸 6 減速機 7 駆動モータ 15 遊星歯車装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モルタル等の素材が投入されるドラム
    と、ドラム底面中央に突出状に形成された円筒部と、円
    筒部内に回転自在に支持された回転軸と、該回転軸にカ
    ップリングを介して連結される羽根とを備えてなるミキ
    サにおいて、前記回転軸と、この回転軸に連結される遊
    星歯車装置と、遊星歯車装置に連結されるモータとを円
    筒ケース内に一体的に収納し、この円筒ケースを前記円
    筒部内に挿入固定したことを特徴とするミキサ
JP8885791U 1991-10-02 1991-10-02 ミキサ Pending JPH0533833U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8885791U JPH0533833U (ja) 1991-10-02 1991-10-02 ミキサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8885791U JPH0533833U (ja) 1991-10-02 1991-10-02 ミキサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0533833U true JPH0533833U (ja) 1993-05-07

Family

ID=13954661

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JP8885791U Pending JPH0533833U (ja) 1991-10-02 1991-10-02 ミキサ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101535884B1 (ko) * 2014-01-03 2015-07-13 박종남 혼합믹서기
KR200481673Y1 (ko) * 2015-05-15 2016-10-28 타이완 믹서 테크놀로지 인코포레이티드 교반기 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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