JPH05338005A - 発泡体粉砕粒押出し成形機用ホッパー - Google Patents

発泡体粉砕粒押出し成形機用ホッパー

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JPH05338005A
JPH05338005A JP14775892A JP14775892A JPH05338005A JP H05338005 A JPH05338005 A JP H05338005A JP 14775892 A JP14775892 A JP 14775892A JP 14775892 A JP14775892 A JP 14775892A JP H05338005 A JPH05338005 A JP H05338005A
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hopper
crushed
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extrusion molding
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発泡ポリエチレン、発泡ポリスチレン等を細
片状に粉砕し、それを原料として押出し成形するのに適
した押出し成形機用ホッパーをうる。 【構成】 下方流出端を押出し成形機の材料供給部10
に接続した略漏斗状の第1のホッパー110の中心軸心
線から偏心した位置に上方に拡開した筒状部分を有する
第2のホッパー50を設ける。該第1のホッパーの中心
軸心線上には送り出し用の回転スクリューを配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡体粉砕粒押出し成
形機用ホッパーに関し、特に、発泡ポリエチレン、発泡
ポリスチレン等のバージン材あるいは廃材を細片状に粉
砕し、それを原料として押出し成形する場合に、その押
出し成形機に安定した材料供給をするのに有効に用いら
れる押出し成形機用ホッパーに関する。なお、ここでい
う発泡体粉砕粒とは、粒状体のみならず発泡した樹脂体
を適宜の機械的粉砕手段により粉砕した不定型の粉砕片
をすべて含むものとして用いている。
【0002】
【従来の技術】樹脂材料の押出し成形はよく知られてお
りそのための成形機も多く提案されている。通常の押出
し成形においては、粒子状あるいは粉状の樹脂材料を圧
縮しながら溶融させ、これをダイから連続的に押し出し
て所定の形状を連続的に成形していくものであり、材料
の供給は、図6に示すように内部に押出しスクリューを
持つ押出し機本体100に付設された材料供給用のホッ
パー110内に樹脂材料を投入し、材料の自重によりあ
るいは必要に応じてホッパーの側部に設けたモータ等の
適宜の駆動手段120により回転駆動されるホッパー1
10の中心軸心線上に位置させた送り出し用の回転スク
リュー130等の作用を借りて、ホッパー110内の樹
脂材料を押出し機本体内に連続的に供給するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常の押出し成形機
は、成形材料として粒子状あるいは粉状の樹脂材料を用
いることを予定しており前記ホッパー110の容量もそ
れを前提として設計されている。従って、そのような材
料を用いる限りにおいては連続的に成形を行っても何ら
不都合は生じない。
【0004】近年、自然環境保護の観点からあるいは公
害発生防止の観点から廃棄物処理のあり方が大きな関心
を呼ぶようになり、包装補助材、簡易容器等に用いられ
る樹脂発泡体についても、それが一般に嵩容量の大きい
ことに加え焼却処理が必ずしも容易でないこと等の理由
から、その廃棄物の処理手法について多くの研究がなさ
れてきている。その処理手段の一つとして、嵩高の樹脂
発泡体を粉砕して数ミリ程度の粉砕粒としたものを押出
し成形機に成形材料として投入し、再度連続押出し成形
することが行われている。
【0005】一般に、発泡ポリエチレン、発泡ポリスチ
レン等の発泡材料を粗粉砕しさらに必要に応じて微粉砕
したものは嵩密度がきわめて小さい。従って、それを圧
縮、溶融して所要の製品を連続的に押出し成形しようと
する場合、相当の嵩容量の樹脂粉砕粒を押出し成形機の
材料供給側に常時待機させ連続的に供給することが必要
となる。しかしながら、前記のように通常用いられてい
る押出し成形機に付設される材料供給用ホッパーは樹脂
そのものを供給することを前提に設計されているため
に、その容量は発泡体粉砕粒の連続押出し成形には不十
分であり、連続成形を安定して行うためには作業者がホ
ッパー近傍に待機してホッパーの空き状況に応じて逐次
発泡体粉砕粒をホッパー内に補給することが必要であっ
た。
【0006】そのような不都合を解消する一つの手段と
して、図7に示すように、従来のホッパー110の上端
縁部の全周にわたりポッパーの周側壁に連続する拡開す
る筒状部材140を接合し、ホッポーの内容積を拡張し
たものが知られている。このものは相当の嵩容量の発泡
体粉砕粒をホッパー内に収容することができるため、人
手による材料補給回数を低減でき有効なものである。し
かし、図示のように、この形式のホッパーにおいては、
材料送り出し用の回転スクリュー130(なお、発泡体
粉砕粒押出し成形機においては、前記のように成形材料
である発泡体粉砕粒の嵩密度が小さくまたそれ自身軽量
であるために、このような送り手段はどうしても必要と
なる)を駆動するための軸131、132やベベルギア
133等の動力伝達系がホッパー内に位置することとな
り、特に図示しないが、その動力伝達系の支持部材もホ
ッパー内に必要となる。そのために、動力伝達系に発泡
体粉砕粒が入り込み伝達障害を生じ易いばかりでなく、
その補修時にはホッパー内の発泡体粉砕粒を除去しなけ
ればならないという作業上の不都合をも伴っている。さ
らに、ホッパー内に支持部材等が存在することはホッパ
ー内での発泡体粉砕粒の移動を阻害する原因となってい
る。
【0007】上記のような不都合を解消する他の手段と
して、図8に示すように、従来のホッパー110の上端
面の偏心した位置に円筒部材150を立設し、該円筒部
材150の先端に第2のホッパー160を配置したもの
が知られている。この形式のホッパーは回転スクリュー
130を駆動するための動力伝達系がホッパー外に位置
していることから伝達障害に伴う不都合は解消したが、
図7のホツパーと比較して分かるように、ホッパー全体
の高さを一定とした場合に円筒部材150の高さ分だけ
ホッパーの容量損失が生じている。
【0008】上記の不都合を解消するためには、第2の
ホッパー160をその母線の傾斜角度を保ったまま上方
に延長するか、あるいは母線の傾斜角度を大きくするこ
とが考えられるが、前者の場合にはこの押出し成形機を
設置する家屋自体の高さを変更することが必要であり実
際的でなく、後者の手法は第2のホッパー160と円筒
部材150との接続部にブリッジ現象が発生して、材料
供給ホッパーとしての機能そのものを果たさなくなる恐
れが内在する。
【0009】本発明は、従来の発泡体粉砕粒を成形材料
とする押出し成形機用ホッパーの持つ上記のような不都
合を解消したホッパーを得ることを目的としており、よ
り具体的には、容量損失を伴わずかつホッパー内でのブ
リッジ現象の発生を防止した発泡体粉砕粒押出し成形機
用ホッパーを得ることにある。本発明の他の目的は、ホ
ッパー内に設けられる材料送り手段への駆動力伝達系に
駆動障害が発生するのを極力排除した発泡体粉砕粒押出
し成形機用ホッパーを得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決しかつ
目的を達成するために、本発明は、下方流出端を押出し
成形機の材料供給部に接続した略漏斗状の第1のホッパ
ーと、該第1のホッパーの上端面において該第1のホッ
パーの中心軸心線を通らない偏心した位置にその底面開
口を有しかつ上方に拡開した側壁部分を有する第2のホ
ッパーと、該第1のホッパー内において該第1のホッパ
ーの中心軸心線上に位置する送り出し用の回転部材とか
らなることを特徴とする、発泡体粉砕粒押出し機用ホッ
パーを開示する。
【0011】前記第2のホッパーの底面開口の形状とし
ては、該第1のホッパーの上端面の中心軸心線を通らな
い弦と該弦に対して該中心軸心線と反対側に位置する弧
とで形成される形状であることは好ましい態様であり、
さらに、本発明において、前記第1のホッパーと第2の
ホッパーの各側面の母線のなす傾斜角度をほぼ等しい角
度とし、第1のホッパーと第2のホッパーとの接合部分
においてほぼ連続した斜面を形成するようにすることも
好ましい態様である。
【0012】さらに、第2のホッパーの上部に、より大
きな容積を持ちかつ各ホッパーの側面の母線のなす傾斜
角度とほぼ等しい傾斜角度の母線をもつ第3のホッパー
を別部材としてさらに接合するようにしてもよい。
【0013】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明をより詳細に説
明する。図1は本発明によるホッパー構造を備えた押出
し成形機を示している。押出し成形機100自体は従来
知られたものであり、材料供給部10から供給される発
泡体粉砕粒は、駆動、減速部11を介して回転駆動され
る図示しないスクリューにより圧縮及び溶融を受けなが
ら図において右方に送出され、ノズル12から押し出さ
れる。ノズル12の先端には所望の成形金型が接続され
ており、溶融した樹脂はノズル12から金型内において
所望の製品に成形される。押出し成形機100はグラン
ドGに設置された基台20上に配置される。
【0014】材料供給部10には、図2、3、4に明記
されるように、従来の押出し成形機において用いられる
と同様の材料供給用ホッパー110(以下、第1のホッ
パーという)がフランジ111を介して接合されてい
る。材料供給部10に近接した押出し成形機100の機
枠部分101には支柱102が立設されており、該支柱
102の先端には水平方向の支持体103が設けられ、
該水平方向の支持体103上にはモータ121、減速器
122、等が設けられている。減速器122の回転軸先
端にはべベルギア123が設けられ、該ベベルギア12
3に係合するベベルギア124を先端に持つ回転軸13
1が前記支持台103の先端に回動自在に係止されてい
る。
【0015】この回転軸131は第1のホッパー110
の中心軸心線C.L.上に位置するように配置されており、
回転軸131の先端には第1のホッパー110内から前
記材料供給部10にいたるスクリュー状の送り部材13
0が接続している。第1のホッパー110の上端縁には
フランジ112が形成されており、該フランジ112に
は、第1のホッパー110の上端部を覆う蓋体40が取
り付けられる。該蓋体40は図5に示すように周囲に第
1のホッパー110のフランジ112に対向するフラン
ジ部41を有し、かつ、中央部に前記回転軸131が通
過可能な開口42及び覗き窓としての機能を果たす開口
43を有すると共に、さらに、蓋体40の一つ弦44と
該弦44と直径線D.L.と反対側に位置する弧45とで形
成される弓形状の開口46とを有している。従って、こ
の弓形状の開口46は、第1のホッパー110の上端面
の中心軸心線を通らない弦と該弦に対して該中心軸心線
と反対側に位置する弧とで形成される弓形形状を想定し
た場合それと実質上相似した形状となる。なお、47、
48は蓋体40のフランジ部41及び弓形状の開口46
の周囲に形成した取り付け用ボルト穴である。
【0016】蓋体40の前記弓形状の開口46と同一形
状の開口51を下方端に有し、方形の開口52を上方端
(図2、4)に有する第2のホッパー50が、その下方
端の開口51を蓋体40に形成された弓形状の開口46
と合致させた状態で、蓋体40に結合される。すなわ
ち、第2のホッパー50の下方端の開口51周辺にはフ
ランジ53が形成されており、該フランジ53を介し
て、第2のホッパー50は蓋体40にフランジ接合され
ている。
【0017】第2のホッパー50は、前記のように下方
端は弦(弦44に相当)と弧(弧45に相当)とで形成
される弓形状の開口51をなしており、上方端は図4に
示されるように方形開口52をなしている。また、方形
開口52の4周にはフランジ59が設けられる。そし
て、方形開口52の前記回転軸131側の辺53と下方
端開口51の弦部分とは、図2、図4に示すようにスク
リュウ130の回転軸心C.L.を含む平面と平行な垂直平
面である側壁57により連結されており、方形開口52
の他の3辺54、55、56と下方端開口51の弧部分
とは急峻な折曲部を有しない滑らかな曲面を構成する側
壁58により連結されている。そして、この実施例にお
いては、前記曲面をなす側壁58の各母線がなす傾斜角
α(図2)あるいは傾斜角β(図3)を第1のホッパー
の側壁の対応する各母線がなす傾斜角α′あるいは傾斜
角β′をほぼ等しい値となるように設計している。従っ
て、第2のホッパー50の曲面をなす側壁58とそこに
対応して位置する第1のホッパー110の斜面をなす側
壁部分とは、その接合部分においてほぼ連続した斜面を
形成するようになる。
【0018】さらに、図2、図3から明らかなように、
第2のホッパー50の高さすなわちその上方端の開口5
2の位置は、前記した、押出し成形機100の機枠部分
101に立設した支柱102上に配置したモータ12
1、減速器122、等からなる部材130の駆動手段の
最も高い部分よりも高位に位置するように構成されてい
る。なお、図2において、80は第2のホッパー50の
下方端開口近傍に設けた開閉シャッターである。
【0019】図1に示すように、第2のホッパー50の
方形開口52にはそこに設けたフランジ59を介してよ
り大きな容量を持つ第3のホッパー70が接合されてお
り、該第3のホッパー70はグランドGに立設した支柱
21、22により係止されている。この実施例におい
て、第3のホッパー70は全体として上方に拡開したほ
ぼ漏斗状の形状をなしかつその傾斜角は他のホッパーの
側壁の各母線がなす傾斜角とほぼ等しく設計されてい
る。また、ホッパーは、布地のような通気性と柔軟性を
持つ素材により形成されている。さらに、特に図示しな
いが、第3のホッパー70の上方開口部71には、樹脂
発泡体を粉砕する粉砕装置から空気流等の手段により送
られてくる発泡体粉砕粒を、サイクロン等の適宜の分離
手段を介してあるいは直接ホッパー70内に供給するた
めの適宜の供給ノズルが配置されている。
【0020】本発明による発泡体粉砕粒押出し成形機用
ホッパーの好ましい態様は上記のような構成を有してい
る。従って、粉砕装置から空気流等の手段により送られ
てくる発泡体粉砕粒は、第1及び第2のホッパーに加え
大きな容量を持つ第3のホッパー70内にも貯留するこ
とができ、押出し成形機への長時間にわたる連続した供
給が可能となる。その際に、該貯留された発泡体粉砕粒
はほぼ連続した斜面角度(各母線のなす傾斜角)を持つ
斜面に沿い第3、第2及び第1のホッパーへと落下する
ことができ、流下過程でのブリッジ現象の発生を大きく
減少することが可能となる。
【0021】さらに、第3のホッパーと第1のホッパー
とは、従来のホッパー構造におけるような単なる円柱体
により接続するのではなく、第1のホッパーの中央軸心
線から側方に幾分偏位した位置において、下方端に弓形
開口を、上方端により大きな方形開口を有し両者間を前
記のような曲面を持つ側壁で接合した第2のホッパーに
より接続したので、ホッパーの容量損失を従来のものよ
りも小さくすることができると同時に、該第2のホッパ
ーが位置しない第1のホッパーの上部空間にスクリュー
等の材料送り手段の動力伝達機構を配置することができ
るので、動力伝達系に成形材料である発泡体粉砕粒が食
い込み伝導障害が発生することを防止できると共に万一
故障が生じたとしてもそのメンテナンスは容易となる。
【0022】以上の説明は、本発明による発泡体粉砕粒
押出し成形機用ホッパーの一実施例の説明であって、他
に多くの変形例が存在する。例えば、ホッパー全体を3
つのホッパーの集積構造体として説明したが、第3のホ
ッパー70は必ずしも必須でなく、第2のホッパー50
自体を必要に応じてより大きな高さを持つ形状のものと
することにより同じ効果を奏することができることは容
易に理解できよう。
【0023】また、第1のホッパーに対して蓋体40を
設けるものとして説明したが、この蓋体はホッパー内の
発泡体粉砕粒が外部に散乱するのを防止するのを主目的
として設けられるものであって、成形材料の性状によっ
ては必ずしも必須のものでないことも理解されよう。そ
の場合には、第2のホッパーのフランジ部と第1のホッ
パーのフランジ部とを直接接合するようにしてもよく、
第1及び第2のホッパーとを一枚の板材により一体のも
のとして製造してもよい(その際に、第1のホッパーの
開放部分に係止可能な蓋体を別途用意し、着脱自在に蓋
体装着するようにしてもよい)。
【0024】さらに、第2のホッパー50の上方開口を
方形のものとして説明したが、方形に限るものではな
く、要は、側壁が成形材料にブリッジを生じさせない形
状を持ちうるものであれば長円等どのような形状でもよ
いものであり、同時に、各ホッパーの側壁部の傾斜角
も、必ずしもすべてが等しい傾斜角である必要はなく、
各ホッパーにより幾分異なった傾斜角を有していても目
的は十分達成できることも容易に理解されよう。同時
に、蓋体40に形成する弦44と弧45とからなる開口
(蓋体40を用いない場合には第2のホッパーの下方端
開口)の形状も必ずしも直線状の弦と弧とからなる形状
でなくてもよく、中央軸心線側の側壁がスクリューの動
力伝達系に障害とならない形状であれば、全体として楕
円あるいは長円の形状であってもよく、さらには中央軸
心線側の側壁が凹状曲面を持つ形状のものでもよいもの
である。
【0025】また、特に図示しないが、蓋体40の中央
部に設けた回転軸131が通過可能な開口42に、前記
回転軸131を支持する回転軸受けをもうけてもよく、
覗き窓てである開口43には透明な樹脂材料等よりなる
閉鎖部材を設けてもよいものである。
【0026】
【発明の効果】本発明の発泡体粉砕粒押出し成形機用ホ
ッパーは上記のような構成を有するので、嵩密度の小さ
い発泡体粉砕粒を押出し成形機に対して連続的にかつ安
定して供給することが可能となる。また、スクリュー等
への動力伝達系に支障が生じるのを極力排除することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による発泡体粉砕粒押出し成形機用ホ
ッパーを装着した押出し成形機の立面図。
【図2】 ホッパーの一実施例を示す拡大一部断面側面
図。
【図3】 同ホッパーの一部断面背面図。
【図4】 同ホッパーの平面図。
【図5】 蓋体の斜視図。
【図6】 従来のホッパーを装着した押出し成形機を示
す図。
【図7】 従来のホッパーを装着した発泡体粉砕粒押出
し成形機を示す図。
【図8】 従来のホッパーを装着した発泡体粉砕粒押出
し成形機を示す図。
【符号の説明】
100…発泡体粉砕粒押出し成形機、10…材料供給
部、110…第1のホッパー、130…回転スクリュ
ウ、50、160…第2のホッパー、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方流出端を押出し成形機の材料供給部
    に接続した略漏斗状の第1のホッパーと、該第1のホッ
    パーの上端面において該第1のホッパーの中心軸心線を
    通らない偏心した位置にその底面開口を有しかつ上方に
    拡開した側壁部分を有する第2のホッパーと、該第1の
    ホッパー内において該第1のホッパーの中心軸心線上に
    位置する送り出し用の回転部材とからなることを特徴と
    する、発泡体粉砕粒押出し機用ホッパー。
  2. 【請求項2】 下方流出端を押出し成形機の材料供給部
    に接続した略漏斗状の第1のホッパーと、該第1のホッ
    パーの上端面の中心軸心線を通らない弦と該弦に対して
    該中心軸心線と反対側に位置する弧とで形成される底面
    開口を有しかつ上方に拡開した側壁部分を有する第2の
    ホッパーであって該底面開口を該第1のホッパーの上方
    端に接続している第2のホッパーと、該第1のホッパー
    内において該第1のホッパーの中心軸心線上に位置する
    送り出し用の回転部材とからなることを特徴とする、発
    泡体粉砕粒押出し機用ホッパー。
  3. 【請求項3】 第1のホッパーと第2のホッパーの各側
    面の母線がほぼ等しい傾斜角を有しており、第1のホッ
    パーと第2のホッパーとの接合部分においてほぼ連続し
    た斜面を形成するようになっていることを特徴とする、
    請求項1又は2記載の発泡体粉砕粒押出し機用ホッパ
    ー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003016026A1 (fr) * 2001-08-17 2003-02-27 Toyobo Co., Ltd. Rouleau de film de resine a base de polystyrene thermoretractable, procede permettant sa production, et etiquette thermoretractable
JP2009160842A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Minoru Kasei Kk プラスチックの押出方法及び押出機
CN104029368A (zh) * 2014-03-25 2014-09-10 广东达诚机械有限公司 挤出片材机的强制喂料装置

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