JPH05337238A - パチンコ機における払出し賞品数設定装置 - Google Patents
パチンコ機における払出し賞品数設定装置Info
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- JPH05337238A JPH05337238A JP16988592A JP16988592A JPH05337238A JP H05337238 A JPH05337238 A JP H05337238A JP 16988592 A JP16988592 A JP 16988592A JP 16988592 A JP16988592 A JP 16988592A JP H05337238 A JPH05337238 A JP H05337238A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パチンコ機における払出し賞品球数を払出し
の制御プログラムを変更することなしに、容易にかつ確
実に払出し数を設定変更できる払出し賞品数設定装置を
提供する。 【構成】 回転体5の回転量を設定することにより駆動
制御される賞品球排出装置2と、賞品球排出装置2を駆
動制御する制御部46に、各別の入賞口に対する入賞検
出信号を判別する入賞信号判定手段と、複数の賞品球数
に対応した回転体5の回転量の繰り返し回数が設定記憶
された賞品球数テーブルと、制御部46に電気的に接続
され、複数組の出力信号を切替えることにより賞品球数
テーブルの所定アドレスを制御部46に設定する払出し
個数設定手段35と、払出し個数設定手段35の値と入
賞信号判定手段の判定結果に基づいて、賞品球テーブル
より回転体5の回転量の繰り返し回数を選択して設定す
る払出し賞品球数決定手段とを設ける。
の制御プログラムを変更することなしに、容易にかつ確
実に払出し数を設定変更できる払出し賞品数設定装置を
提供する。 【構成】 回転体5の回転量を設定することにより駆動
制御される賞品球排出装置2と、賞品球排出装置2を駆
動制御する制御部46に、各別の入賞口に対する入賞検
出信号を判別する入賞信号判定手段と、複数の賞品球数
に対応した回転体5の回転量の繰り返し回数が設定記憶
された賞品球数テーブルと、制御部46に電気的に接続
され、複数組の出力信号を切替えることにより賞品球数
テーブルの所定アドレスを制御部46に設定する払出し
個数設定手段35と、払出し個数設定手段35の値と入
賞信号判定手段の判定結果に基づいて、賞品球テーブル
より回転体5の回転量の繰り返し回数を選択して設定す
る払出し賞品球数決定手段とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機における払
出し賞品数を設定する装置に関する。
出し賞品数を設定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機における払出し賞品数
を設定する場合、払出しの制御プログラムにおいて、各
入賞口の入賞検出信号に対応して払出しの個数を固定的
に設定していた。そして、パチンコ機の遊技盤を変更す
るような場合、遊技盤の変更に伴って各入賞口に対応す
る払出し個数も変更する必要が生じる場合があるが、払
出しの制御プログラムにおいて、払出しの個数を固定的
に設定しているものでは、払出しの制御プログラムを変
更して入れ替えせざるを得なく、このため時間と手間が
かかり、パチンコ機が設置される遊技場内において、払
出しの制御プログラムを変更することなしに、短時間に
簡単な操作で払出し個数の設定変更できるものではなか
った。
を設定する場合、払出しの制御プログラムにおいて、各
入賞口の入賞検出信号に対応して払出しの個数を固定的
に設定していた。そして、パチンコ機の遊技盤を変更す
るような場合、遊技盤の変更に伴って各入賞口に対応す
る払出し個数も変更する必要が生じる場合があるが、払
出しの制御プログラムにおいて、払出しの個数を固定的
に設定しているものでは、払出しの制御プログラムを変
更して入れ替えせざるを得なく、このため時間と手間が
かかり、パチンコ機が設置される遊技場内において、払
出しの制御プログラムを変更することなしに、短時間に
簡単な操作で払出し個数の設定変更できるものではなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、パチ
ンコ機における払出し賞品球数を払出しの制御プログラ
ムを変更することなしに、容易にかつ確実に払出し数を
設定変更できる払出し賞品数設定装置を提供することに
ある。
ンコ機における払出し賞品球数を払出しの制御プログラ
ムを変更することなしに、容易にかつ確実に払出し数を
設定変更できる払出し賞品数設定装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のパチンコ機にお
ける払出し賞品数設定装置は、上記課題を解決するため
に、回転体の回転量の繰り返し回数を設定することによ
り駆動制御される賞品球排出装置と、前記賞品球排出装
置を駆動制御する制御部に、各別の入賞口に対する入賞
検出信号を判別する入賞信号判定手段と、複数の賞品球
数に対応した前記回転体の回転量が設定記憶された賞品
球数テーブルと、前記制御部に電気的に接続され、複数
組の出力信号を切替えることにより前記賞品球数テーブ
ルの所定アドレスを該制御部に設定する払出し個数設定
手段と、前記払出し個数設定手段の値と入賞信号判定手
段の判定結果に基づいて、前記賞品球テーブルより前記
回転体の回転量の繰り返し回数を選択して設定する払出
し賞品球数決定手段とを設けたことを特徴とする。
ける払出し賞品数設定装置は、上記課題を解決するため
に、回転体の回転量の繰り返し回数を設定することによ
り駆動制御される賞品球排出装置と、前記賞品球排出装
置を駆動制御する制御部に、各別の入賞口に対する入賞
検出信号を判別する入賞信号判定手段と、複数の賞品球
数に対応した前記回転体の回転量が設定記憶された賞品
球数テーブルと、前記制御部に電気的に接続され、複数
組の出力信号を切替えることにより前記賞品球数テーブ
ルの所定アドレスを該制御部に設定する払出し個数設定
手段と、前記払出し個数設定手段の値と入賞信号判定手
段の判定結果に基づいて、前記賞品球テーブルより前記
回転体の回転量の繰り返し回数を選択して設定する払出
し賞品球数決定手段とを設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】入賞信号判別手段は、各別の入賞口に対する入
賞検出信号を判別し、払出し個数設定手段は賞品球排出
装置の制御部に賞品球数テーブルの所定アドレスを設定
し、払出し賞品数設定手段が、払出し個数設定手段の値
と入賞信号判定手段の判定結果に基づいて、賞品球数テ
ーブルより回転体の回転量の繰り返し回数を選択して設
定し、制御部は、払出し賞品数設定手段によって設定さ
れた回転体の回転量の繰り返し回数に基づいて賞品球排
出装置を駆動し、賞品球を排出する。
賞検出信号を判別し、払出し個数設定手段は賞品球排出
装置の制御部に賞品球数テーブルの所定アドレスを設定
し、払出し賞品数設定手段が、払出し個数設定手段の値
と入賞信号判定手段の判定結果に基づいて、賞品球数テ
ーブルより回転体の回転量の繰り返し回数を選択して設
定し、制御部は、払出し賞品数設定手段によって設定さ
れた回転体の回転量の繰り返し回数に基づいて賞品球排
出装置を駆動し、賞品球を排出する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0007】図1は、パチンコ機における払出し賞品数
設定装置を概略で示した図であり、遊技場内の遊技球補
給手段より補給されるパチンコ球が誘導されるタンクレ
ール22が傾斜をかけられて設けられ、タンクレール2
2には内外の2条の球通路58,59が形成され、パチ
ンコ球は、2条の球通路58,59内に誘導されタンク
レール22の傾斜に沿って移動する。タンクレール22
の内外の2条の球通路の途中には各々通過するパチンコ
球の有無を検出する球切れ検出スイッチSW4,SW5
が配備され、球切れ検出スイッチSW4,SW5は賞品
球がない場合にオフとなる。
設定装置を概略で示した図であり、遊技場内の遊技球補
給手段より補給されるパチンコ球が誘導されるタンクレ
ール22が傾斜をかけられて設けられ、タンクレール2
2には内外の2条の球通路58,59が形成され、パチ
ンコ球は、2条の球通路58,59内に誘導されタンク
レール22の傾斜に沿って移動する。タンクレール22
の内外の2条の球通路の途中には各々通過するパチンコ
球の有無を検出する球切れ検出スイッチSW4,SW5
が配備され、球切れ検出スイッチSW4,SW5は賞品
球がない場合にオフとなる。
【0008】タンクレール22の傾斜方向の先端は、下
方に向けて屈曲されて賞品球排出装置2に連結されてい
る。2条の球通路内に誘導されタンクレール22の傾斜
に沿って移動したパチンコ球は、賞品球排出装置2内に
設けられる2つの通路に入って保持され、賞品球排出装
置2の作動により一定数のパチンコ球が賞品球あるいは
球貸要求に対する使用球、または球抜き操作による排出
球として下方に解放される。
方に向けて屈曲されて賞品球排出装置2に連結されてい
る。2条の球通路内に誘導されタンクレール22の傾斜
に沿って移動したパチンコ球は、賞品球排出装置2内に
設けられる2つの通路に入って保持され、賞品球排出装
置2の作動により一定数のパチンコ球が賞品球あるいは
球貸要求に対する使用球、または球抜き操作による排出
球として下方に解放される。
【0009】賞品球排出装置2は、図2及び図3に示さ
れるように、賞品球排出装置2のケース60に、パチン
コ球の通過が可能な程度にパチンコ球の外径に比べて僅
かに大きく内径を形成された2つの通路61と通路62
が縦方向に穿設され、各々の通路61,62の下部に
は、球を送り出す回転体4,5が各々の通路61,62
に対して直交する同軸上に回転自在に設けられている。
回転体4,5の回転軸65には図示していない払出しモ
ータM3が連結され、回転体4,5は払出しモータM3
の回転軸65に固着されている。また、払出しモータM
3は、賞品球排出装置2のケース60の側部に取付けら
れている。
れるように、賞品球排出装置2のケース60に、パチン
コ球の通過が可能な程度にパチンコ球の外径に比べて僅
かに大きく内径を形成された2つの通路61と通路62
が縦方向に穿設され、各々の通路61,62の下部に
は、球を送り出す回転体4,5が各々の通路61,62
に対して直交する同軸上に回転自在に設けられている。
回転体4,5の回転軸65には図示していない払出しモ
ータM3が連結され、回転体4,5は払出しモータM3
の回転軸65に固着されている。また、払出しモータM
3は、賞品球排出装置2のケース60の側部に取付けら
れている。
【0010】回転体4,5の外周縁は、パチンコ球の外
周に沿うように複数の球体係合部66,67がそれぞれ
形成され、回転体4の球体係合部66の間には一定のピ
ッチで突部68がそれぞれ形成され、回転体5の球体係
合部67の間には一定のピッチで突部69がそれぞれ形
成され、回転体4の突部68と回転体5の突部69とは
半ピッチずらして配置されており、回転体4と回転体5
は同一の形状とされている。そして、突部68の一部
が、通路61に対して突出され、通路61内に送り込ま
れたパチンコ球を保持することにより整列した状態に収
納する。また、突部69の一部が、通路62に対して突
出され、通路62内に送り込まれたパチンコ球を保持す
ることにより整列した状態に収納する。
周に沿うように複数の球体係合部66,67がそれぞれ
形成され、回転体4の球体係合部66の間には一定のピ
ッチで突部68がそれぞれ形成され、回転体5の球体係
合部67の間には一定のピッチで突部69がそれぞれ形
成され、回転体4の突部68と回転体5の突部69とは
半ピッチずらして配置されており、回転体4と回転体5
は同一の形状とされている。そして、突部68の一部
が、通路61に対して突出され、通路61内に送り込ま
れたパチンコ球を保持することにより整列した状態に収
納する。また、突部69の一部が、通路62に対して突
出され、通路62内に送り込まれたパチンコ球を保持す
ることにより整列した状態に収納する。
【0011】さらに、回転体4の通路61に突出される
突部68の径方向に対向する突部70に対して上方より
当接して、回転体4の回転方向に対して抑止するフック
72が回動可能に設けられ、また、回転体5の通路62
に突出される突部69の径方向に対向する突部71に対
して上方より当接して、回転体5の回転方向に対して抑
止するフック73が回動可能に設けられ、それぞれパチ
ンコ球の重さによって回転体4,5が回転することを防
止している。
突部68の径方向に対向する突部70に対して上方より
当接して、回転体4の回転方向に対して抑止するフック
72が回動可能に設けられ、また、回転体5の通路62
に突出される突部69の径方向に対向する突部71に対
して上方より当接して、回転体5の回転方向に対して抑
止するフック73が回動可能に設けられ、それぞれパチ
ンコ球の重さによって回転体4,5が回転することを防
止している。
【0012】また、突部68の一部が突出されている位
置より上方の通路61には、通路61内の球を検出する
球検出スイッチSW6が配備され、突部68の一部が突
出されている位置より下方の通路61には、回転体4の
回転によって解放されたパチンコ球を検出する球検出セ
ンサ50が配備されている。また同じく、突部69の一
部が突出されている位置より上方の通路62には、通路
62内の球を検出する球検出スイッチSW7が配備さ
れ、突部69の一部が突出されている位置より下方の通
路62には、回転体5の回転によって解放されたパチン
コ球を検出する球検出センサ51が配備されている。
置より上方の通路61には、通路61内の球を検出する
球検出スイッチSW6が配備され、突部68の一部が突
出されている位置より下方の通路61には、回転体4の
回転によって解放されたパチンコ球を検出する球検出セ
ンサ50が配備されている。また同じく、突部69の一
部が突出されている位置より上方の通路62には、通路
62内の球を検出する球検出スイッチSW7が配備さ
れ、突部69の一部が突出されている位置より下方の通
路62には、回転体5の回転によって解放されたパチン
コ球を検出する球検出センサ51が配備されている。
【0013】なお、フック72及びフック73は、回転
体4及び回転体5が回転される毎に、フックソレノイド
SOL2の励磁により同時に回動され、突部71及び突
部72への抑止を解除し、所定時間後に回動復帰して突
部71及び突部72への抑止を行い回転体4及び回転体
5の回転が停止するようになっている。
体4及び回転体5が回転される毎に、フックソレノイド
SOL2の励磁により同時に回動され、突部71及び突
部72への抑止を解除し、所定時間後に回動復帰して突
部71及び突部72への抑止を行い回転体4及び回転体
5の回転が停止するようになっている。
【0014】賞品球排出装置2の球排出動作は、回転体
4あるいは回転体5の半ピッチに相当する時間だけフッ
ク72,73を回動させて退却させて払出しモータM3
を回転させると、回転体4と回転体5が半ピッチに応じ
た角度だけ同時に回転し、通路61および通路62内の
パチンコ球がそれぞれ球体係合部66,67に係合しな
がら下方に送られていき、回転体4と回転体5が半ピッ
チずれているために、通路61および通路62内のパチ
ンコ球のいずれか一方が排出される。さらに、回転体4
あるいは回転体5の半ピッチに相当する時間だけフック
72,73を回動させて退却させて払出しモータM3を
回転させると、先にパチンコ球が排出された通路に対す
るもう一方の通路内のパチンコ球が排出される。即ち、
回転体4及び回転体5による球排出動作の繰り返しによ
り、通路61内のパチンコ球及び通路62内のパチンコ
球が1個ずつ交互に排出される。
4あるいは回転体5の半ピッチに相当する時間だけフッ
ク72,73を回動させて退却させて払出しモータM3
を回転させると、回転体4と回転体5が半ピッチに応じ
た角度だけ同時に回転し、通路61および通路62内の
パチンコ球がそれぞれ球体係合部66,67に係合しな
がら下方に送られていき、回転体4と回転体5が半ピッ
チずれているために、通路61および通路62内のパチ
ンコ球のいずれか一方が排出される。さらに、回転体4
あるいは回転体5の半ピッチに相当する時間だけフック
72,73を回動させて退却させて払出しモータM3を
回転させると、先にパチンコ球が排出された通路に対す
るもう一方の通路内のパチンコ球が排出される。即ち、
回転体4及び回転体5による球排出動作の繰り返しによ
り、通路61内のパチンコ球及び通路62内のパチンコ
球が1個ずつ交互に排出される。
【0015】図7は、払い出し動作要求信号または球貸
要求信号が検出された場合における払出しモータM3に
対して出力される信号とフックソレノイドSOL2に対
する励磁出力信号と球検出スイッチSW6,SW7によ
る球有信号と、球検出センサ50,51の出力信号との
関係を示すタイミングチャートである。
要求信号が検出された場合における払出しモータM3に
対して出力される信号とフックソレノイドSOL2に対
する励磁出力信号と球検出スイッチSW6,SW7によ
る球有信号と、球検出センサ50,51の出力信号との
関係を示すタイミングチャートである。
【0016】本実施例では、払出しモータM3を駆動可
能状態とした後、フックソレノイドSOL2を一定時間
Aだけ励磁させてフック72及びフック73を退却し、
この間に回転体4,5が回転することによって排出され
た賞品球を球検出センサ50,51によって検出するよ
うにしているが、フックソレノイドSOL2の励磁指令
出力時より、球検出センサ50,51のいずれかによる
検出信号の立ち上がりまでの所要時間がCだけかかるの
で、フックソレノイドSOL2の励磁指令出力時より次
のフックソレノイドSOL2の励磁指令出力までの1サ
イクルの時間A+Bとして、時間A+B−C=Zの間
に、球検出センサ50,51のいずれかによる検出信号
があるか否かの判別処理と、球検出スイッチSW6,S
W7による球有信号の確認のための判別処理を行うよう
にしている。
能状態とした後、フックソレノイドSOL2を一定時間
Aだけ励磁させてフック72及びフック73を退却し、
この間に回転体4,5が回転することによって排出され
た賞品球を球検出センサ50,51によって検出するよ
うにしているが、フックソレノイドSOL2の励磁指令
出力時より、球検出センサ50,51のいずれかによる
検出信号の立ち上がりまでの所要時間がCだけかかるの
で、フックソレノイドSOL2の励磁指令出力時より次
のフックソレノイドSOL2の励磁指令出力までの1サ
イクルの時間A+Bとして、時間A+B−C=Zの間
に、球検出センサ50,51のいずれかによる検出信号
があるか否かの判別処理と、球検出スイッチSW6,S
W7による球有信号の確認のための判別処理を行うよう
にしている。
【0017】図1において、賞品球排出装置2の下方に
は、球抜き操作時に励磁される球抜きソレノイドSOL
1によって回動される球抜き放出弁27が取付けられ、
さらに球抜き放出弁27の下方には、賞品球あるいは球
貸要求に対するパチンコ球が球受皿19に対して払い出
される払出し経路24と、球抜きされたパチンコ球が排
出される球排出路26が設けられ、球抜き放出弁27は
球抜き操作を行うことによって励磁される球抜きソレノ
イドSOL1により球排出路26側を開にする方向に回
動して、賞品球排出装置2の作動により解放されたパチ
ンコ球を球排出路26に排出する。球抜き操作が行われ
ていない場合には、球供給装置2の作動により解放され
たパチンコ球は、払い出し経路24に排出される。
は、球抜き操作時に励磁される球抜きソレノイドSOL
1によって回動される球抜き放出弁27が取付けられ、
さらに球抜き放出弁27の下方には、賞品球あるいは球
貸要求に対するパチンコ球が球受皿19に対して払い出
される払出し経路24と、球抜きされたパチンコ球が排
出される球排出路26が設けられ、球抜き放出弁27は
球抜き操作を行うことによって励磁される球抜きソレノ
イドSOL1により球排出路26側を開にする方向に回
動して、賞品球排出装置2の作動により解放されたパチ
ンコ球を球排出路26に排出する。球抜き操作が行われ
ていない場合には、球供給装置2の作動により解放され
たパチンコ球は、払い出し経路24に排出される。
【0018】また、払出し経路24は、図示されていな
い賞品球払出し口に連通され、払出し経路25の内部に
は、払出し経路24における賞品球の満タン状態を検出
する賞品球満タン検出スイッチSW3が配設されてい
る。
い賞品球払出し口に連通され、払出し経路25の内部に
は、払出し経路24における賞品球の満タン状態を検出
する賞品球満タン検出スイッチSW3が配設されてい
る。
【0019】そして、球切れ検出スイッチSW4,SW
5と、球検出スイッチSW6,SW7と、球抜き検出ス
イッチSW2と、球抜きソレノイドSOL1と、フック
ソレノイドSOL2と、払出しモータM3の各々は、賞
品球排出装置を駆動制御するマイクロコンピユータ46
に接続されている。
5と、球検出スイッチSW6,SW7と、球抜き検出ス
イッチSW2と、球抜きソレノイドSOL1と、フック
ソレノイドSOL2と、払出しモータM3の各々は、賞
品球排出装置を駆動制御するマイクロコンピユータ46
に接続されている。
【0020】また、マイクロコンピユータ46には、図
示されない遊技盤に配設された各入賞口に入賞したセー
フ球を検出するセーフ球検出スイッチSW1と、セーフ
球の個数を計数するセーフ球カウンタ15と、複数の設
定ピン群11,12,13と各設定ピン群における各設
定ピン間をショートピン14でショートさせることによ
って、複数組の出力信号を切替えることが可能な払出し
個数設定部35と、カード式パチンコ機における場合に
は、球貸スイッチSW8の各々が接続されている。
示されない遊技盤に配設された各入賞口に入賞したセー
フ球を検出するセーフ球検出スイッチSW1と、セーフ
球の個数を計数するセーフ球カウンタ15と、複数の設
定ピン群11,12,13と各設定ピン群における各設
定ピン間をショートピン14でショートさせることによ
って、複数組の出力信号を切替えることが可能な払出し
個数設定部35と、カード式パチンコ機における場合に
は、球貸スイッチSW8の各々が接続されている。
【0021】図4は、本発明のパチンコ機における払出
し賞品数設定装置を適用したカード式パチンコ機の要部
ブロック図である。カード式パチンコ機の制御部は、カ
ード式パチンコ機の動作制御プログラムや賞品球排出装
置2の駆動制御プログラム及び賞品球数テーブルを格納
したROM31と、データの一時記憶等に用いられるR
AM32及びROM31の制御プログラムに従ってカー
ド式パチンコ機の各部を駆動制御するCPU30を一体
に実装したマイクロコンピユータ46により構成され、
該制御部は入賞信号判定手段と払出し賞品球数設定手段
と条件検出手段を兼ねる。
し賞品数設定装置を適用したカード式パチンコ機の要部
ブロック図である。カード式パチンコ機の制御部は、カ
ード式パチンコ機の動作制御プログラムや賞品球排出装
置2の駆動制御プログラム及び賞品球数テーブルを格納
したROM31と、データの一時記憶等に用いられるR
AM32及びROM31の制御プログラムに従ってカー
ド式パチンコ機の各部を駆動制御するCPU30を一体
に実装したマイクロコンピユータ46により構成され、
該制御部は入賞信号判定手段と払出し賞品球数設定手段
と条件検出手段を兼ねる。
【0022】マイクロコンピユータ46には、各入賞口
に入賞したパチンコ球を検出するセーフ球検出スイッチ
SW1と、満タン検出スイッチSW3と、カードユニッ
ト45を介して球貸スイッチSW8の各々がスイッチ入
力部34を介して接続されている。なお、カードユニッ
ト45は、持球数が記憶されたカードが挿入された後、
このカードに記憶された金額データ及び金額データに対
応した持球数データを読み込みを行い、カード返却時に
持球数データ及び持球数データに対応した金額データの
書き込みを行うものである。
に入賞したパチンコ球を検出するセーフ球検出スイッチ
SW1と、満タン検出スイッチSW3と、カードユニッ
ト45を介して球貸スイッチSW8の各々がスイッチ入
力部34を介して接続されている。なお、カードユニッ
ト45は、持球数が記憶されたカードが挿入された後、
このカードに記憶された金額データ及び金額データに対
応した持球数データを読み込みを行い、カード返却時に
持球数データ及び持球数データに対応した金額データの
書き込みを行うものである。
【0023】また、マイクロコンピユータ46には、セ
ーフ球をセーフ球検出スイッチSW1に送るための球切
りモータM1が球切りモータ制御部37を介して接続さ
れ、遊技球を弾発するための発射モータM2が発射モー
タ制御部38を介して接続され、遊技盤の各入賞口の入
賞発生に応じて発生する払出し信号1及び払出し信号2
を入力する払出し信号入力部33が接続され、球抜きソ
レノイドSOL1がソレノイド駆動回路43を介して接
続され、球抜きスイッチSW2と、発射モータM2を備
えた発射装置を駆動制御する発射装置制御部41と、球
切れ検出スイッチSW4,SW5の各々がスイッチ入力
部36を介して接続され、賞品球の小数の払出しの際に
点灯される少数払出し表示LED44がLED表示部4
2を介して接続され、賞品球排出装置2と払出し個数設
定部35が接続されている。
ーフ球をセーフ球検出スイッチSW1に送るための球切
りモータM1が球切りモータ制御部37を介して接続さ
れ、遊技球を弾発するための発射モータM2が発射モー
タ制御部38を介して接続され、遊技盤の各入賞口の入
賞発生に応じて発生する払出し信号1及び払出し信号2
を入力する払出し信号入力部33が接続され、球抜きソ
レノイドSOL1がソレノイド駆動回路43を介して接
続され、球抜きスイッチSW2と、発射モータM2を備
えた発射装置を駆動制御する発射装置制御部41と、球
切れ検出スイッチSW4,SW5の各々がスイッチ入力
部36を介して接続され、賞品球の小数の払出しの際に
点灯される少数払出し表示LED44がLED表示部4
2を介して接続され、賞品球排出装置2と払出し個数設
定部35が接続されている。
【0024】なお、球切れ検出スイッチSW4,SW5
の入力に対してはスイッチ入力部36においてANDが
取られて出力されるため、球切れ検出スイッチSW4,
SW5のいずれか一方がオフとなる場合、即ち、補給球
切れが検出された場合には、出力がオフとなる。
の入力に対してはスイッチ入力部36においてANDが
取られて出力されるため、球切れ検出スイッチSW4,
SW5のいずれか一方がオフとなる場合、即ち、補給球
切れが検出された場合には、出力がオフとなる。
【0025】さらに、マイクロコンピユータ46には、
CPU30の処理周期を規定するクロック回路39と、
CPU30の無限ループ処理やノイズ等による誤動作等
の異常処理状態時を検出してプログラムのリセット信号
を出力するウォッチドッグタイマ・リセット回路40が
接続されている。
CPU30の処理周期を規定するクロック回路39と、
CPU30の無限ループ処理やノイズ等による誤動作等
の異常処理状態時を検出してプログラムのリセット信号
を出力するウォッチドッグタイマ・リセット回路40が
接続されている。
【0026】賞品球排出装置2は、図5に示すように、
球検出スイッチSW6,SW7と、球検出センサ50及
び球検出センサ51がスイッチ入力部36を介してマイ
クロコンピユータ46に接続され、また、フックソレノ
イドSOL2と払出しモータM3の各々がマイクロコン
ピユータ46に接続されている。なお、球検出スイッチ
SW6,SW7の入力に対してはスイッチ入力部36に
おいてANDが取られて出力されるため、球検出スイッ
チSW6,SW7のいずれか一方がオフとなる場合、即
ち、球無しが検出された場合には、出力がオフとなり、
球検出スイッチSW6,SW7が共にオンであるときに
出力がオン、即ち、球有信号が出力される。
球検出スイッチSW6,SW7と、球検出センサ50及
び球検出センサ51がスイッチ入力部36を介してマイ
クロコンピユータ46に接続され、また、フックソレノ
イドSOL2と払出しモータM3の各々がマイクロコン
ピユータ46に接続されている。なお、球検出スイッチ
SW6,SW7の入力に対してはスイッチ入力部36に
おいてANDが取られて出力されるため、球検出スイッ
チSW6,SW7のいずれか一方がオフとなる場合、即
ち、球無しが検出された場合には、出力がオフとなり、
球検出スイッチSW6,SW7が共にオンであるときに
出力がオン、即ち、球有信号が出力される。
【0027】払出し個数設定部35は、払出しの制御プ
ログラムが格納されるマイクロコンピユータ46とは別
に独立されて設けられ、図6に示されるように、3つの
設定ピン群11,12,13よりなり、各設定ピン群1
1乃至13は、3つの設定ピンa,b,cを備えてお
り、各設定ピン群11乃至13の設定ピンbが、マイク
ロコンピユータ46に接続され、各設定ピン群11乃至
13の設定ピンaと設定ピンcには、それぞれ2つの異
なる所定の電圧がかけられている。そして、これらの設
定ピンa乃至cに対して脱着可能なショートピン14に
よって、設定ピンa−b間もしくは設定ピンb−c間を
ショートさせることによって、設定ピンbを出力端子と
してマイクロコンピユータ46に信号出力され、CPU
30において、1つの設定ピン群における2つの異なる
ショート状態を1ビットのオンオフ状態として見做し、
a−b間ショートの場合には入力値1が入力され、b−
c間ショートの場合には入力値0が入力されるようにな
っている。払出し個数設定部35は、3組の設定ピン群
11乃至13の設定ピンa−b間もしくは設定ピンb−
c間のショート状態の組み合わせによる3ビットデータ
を変更することにより出力信号を切替え、図8に示され
る、制御プログラムに設定された賞品球数テーブルの所
定アドレスをマイクロコンピユータ46に設定する。本
実施例では、設定ピンa−b間もしくは設定ピンb−c
間のショート状態の組み合わせによって出力される値は
0乃至7となる。
ログラムが格納されるマイクロコンピユータ46とは別
に独立されて設けられ、図6に示されるように、3つの
設定ピン群11,12,13よりなり、各設定ピン群1
1乃至13は、3つの設定ピンa,b,cを備えてお
り、各設定ピン群11乃至13の設定ピンbが、マイク
ロコンピユータ46に接続され、各設定ピン群11乃至
13の設定ピンaと設定ピンcには、それぞれ2つの異
なる所定の電圧がかけられている。そして、これらの設
定ピンa乃至cに対して脱着可能なショートピン14に
よって、設定ピンa−b間もしくは設定ピンb−c間を
ショートさせることによって、設定ピンbを出力端子と
してマイクロコンピユータ46に信号出力され、CPU
30において、1つの設定ピン群における2つの異なる
ショート状態を1ビットのオンオフ状態として見做し、
a−b間ショートの場合には入力値1が入力され、b−
c間ショートの場合には入力値0が入力されるようにな
っている。払出し個数設定部35は、3組の設定ピン群
11乃至13の設定ピンa−b間もしくは設定ピンb−
c間のショート状態の組み合わせによる3ビットデータ
を変更することにより出力信号を切替え、図8に示され
る、制御プログラムに設定された賞品球数テーブルの所
定アドレスをマイクロコンピユータ46に設定する。本
実施例では、設定ピンa−b間もしくは設定ピンb−c
間のショート状態の組み合わせによって出力される値は
0乃至7となる。
【0028】テーブル1は、多数払出し用の賞品球数テ
ーブルであり、テーブル1の0番地より7番地までに
は、それぞれ多数払出し用の賞品球数に対応した回転体
5の回転量の繰り返し回数が設定記憶され、また、テー
ブル2は、少数払出し用の賞品球数テーブルであり、テ
ーブル2の0番地より7番地までには、それぞれ少数払
出し用の賞品球数に対応した回転体5の回転量の繰り返
し回数が設定記憶されている。
ーブルであり、テーブル1の0番地より7番地までに
は、それぞれ多数払出し用の賞品球数に対応した回転体
5の回転量の繰り返し回数が設定記憶され、また、テー
ブル2は、少数払出し用の賞品球数テーブルであり、テ
ーブル2の0番地より7番地までには、それぞれ少数払
出し用の賞品球数に対応した回転体5の回転量の繰り返
し回数が設定記憶されている。
【0029】また、各設定ピン間のショート状態と設定
される繰り返し回数との関係は、表1に示すとおりであ
って、例えば、図6に示されるショート状態の場合に
は、設定ピン群11がb−c間ショート、即ち、0であ
り、設定ピン群12がa−b間ショート、即ち、1であ
り、設定ピン群13がb−c間ショート、即ち、0であ
ることから、出力値は2となり、繰り返し回数は、入賞
発生が少数払い出しの場合の繰り返し回数5と、入賞発
生が多数払い出しの場合には繰り返し回数15が設定さ
れることを示している。
される繰り返し回数との関係は、表1に示すとおりであ
って、例えば、図6に示されるショート状態の場合に
は、設定ピン群11がb−c間ショート、即ち、0であ
り、設定ピン群12がa−b間ショート、即ち、1であ
り、設定ピン群13がb−c間ショート、即ち、0であ
ることから、出力値は2となり、繰り返し回数は、入賞
発生が少数払い出しの場合の繰り返し回数5と、入賞発
生が多数払い出しの場合には繰り返し回数15が設定さ
れることを示している。
【0030】
【表1】 以下、ROM31に格納された制御プログラムの要部を
示すフローチャート(図9乃至図22)を参照して本実
施例における賞品数設定装置の動作処理と賞品球排出装
置の処理動作を説明する。
示すフローチャート(図9乃至図22)を参照して本実
施例における賞品数設定装置の動作処理と賞品球排出装
置の処理動作を説明する。
【0031】図9乃至図10は、実施例における賞品数
設定装置を適用したカード式パチンコ機の動作処理を示
すブロックチャート図である。CPU30は、電源投入
時の処理開始後、図示されてはいないが、各処理を実行
する際に用いるフラグ類やレジスタ等の初期化処理を行
った後、遊技球を弾発する発射装置の制御処理を実行し
(ステップs1)、遊技盤に配備される各入賞口に落入
して遊技盤裏面に回収されたセーフ球を計数するために
駆動される球切りモータM2の制御処理を実行し(ステ
ップs2)、次いで、各入賞種別に基づく払出し信号1
及び払出し信号2の入力検出に応じ多数・少数設定確認
処理と、セーフ球の検出処理を順次実行する(ステップ
s3)。
設定装置を適用したカード式パチンコ機の動作処理を示
すブロックチャート図である。CPU30は、電源投入
時の処理開始後、図示されてはいないが、各処理を実行
する際に用いるフラグ類やレジスタ等の初期化処理を行
った後、遊技球を弾発する発射装置の制御処理を実行し
(ステップs1)、遊技盤に配備される各入賞口に落入
して遊技盤裏面に回収されたセーフ球を計数するために
駆動される球切りモータM2の制御処理を実行し(ステ
ップs2)、次いで、各入賞種別に基づく払出し信号1
及び払出し信号2の入力検出に応じ多数・少数設定確認
処理と、セーフ球の検出処理を順次実行する(ステップ
s3)。
【0032】CPU30は、ステップs3の実行後、ス
テップs4乃至ステップs9までの処理番号フラグF1
の現在値を判別する処理を実行し、ステップs4乃至ス
テップs9までのいずれかの判別処理において、処理番
号フラグF1の現在値を検出し、検出された処理番号フ
ラグF1の現在値に応じて、ステップs10乃至ステッ
プs17に示される、払出し数設定処理または球抜き検
出処理または球貸処理(ステップs10)、払出し待ち
処理(ステップs12)、払出し処理(ステップs1
3)、払出し動作中処理(ステップs14)、球抜き開
始処理(ステップs15)、球抜き実行中処理(ステッ
プs16)、球抜き待機処理(ステップs17)のうち
のいずれかの処理を実行し、処理結果に応じて処理番号
フラグF1の値を設定変更し(ステップs11)、処理
を終了する。
テップs4乃至ステップs9までの処理番号フラグF1
の現在値を判別する処理を実行し、ステップs4乃至ス
テップs9までのいずれかの判別処理において、処理番
号フラグF1の現在値を検出し、検出された処理番号フ
ラグF1の現在値に応じて、ステップs10乃至ステッ
プs17に示される、払出し数設定処理または球抜き検
出処理または球貸処理(ステップs10)、払出し待ち
処理(ステップs12)、払出し処理(ステップs1
3)、払出し動作中処理(ステップs14)、球抜き開
始処理(ステップs15)、球抜き実行中処理(ステッ
プs16)、球抜き待機処理(ステップs17)のうち
のいずれかの処理を実行し、処理結果に応じて処理番号
フラグF1の値を設定変更し(ステップs11)、処理
を終了する。
【0033】処理番号フラグF1の値は、CPU30の
毎回の所定処理周期において実行する処理を規定するフ
ラグであり、0で払出し数設定処理または球抜き検出処
理または球貸検出処理を行い、1で払出し待ち処理を行
い、2で払出し処理を行い、3で払出し動作中処理を行
い、4で球抜き開始処理を行い、5で球抜き実行中処理
を行い、6で球抜き待機処理を行う。CPU30は、所
定の処理周期でステップs1乃至ステップs3までの処
理と、ステップs10およびステップs12乃至ステッ
プs17の各処理のいずれかを実行する。なお、処理番
号フラグF1の値は、電源投入時の初期化の段階におい
て0セットされるものである。
毎回の所定処理周期において実行する処理を規定するフ
ラグであり、0で払出し数設定処理または球抜き検出処
理または球貸検出処理を行い、1で払出し待ち処理を行
い、2で払出し処理を行い、3で払出し動作中処理を行
い、4で球抜き開始処理を行い、5で球抜き実行中処理
を行い、6で球抜き待機処理を行う。CPU30は、所
定の処理周期でステップs1乃至ステップs3までの処
理と、ステップs10およびステップs12乃至ステッ
プs17の各処理のいずれかを実行する。なお、処理番
号フラグF1の値は、電源投入時の初期化の段階におい
て0セットされるものである。
【0034】CPU30は、ステップs4において処理
番号フラグF1の値が1であるか否かを判別し、処理番
号フラグF1の値が1である場合には、払出し待ち処理
(ステップs12)を実行し、ステップs11の処理を
実行して処理を終了する。
番号フラグF1の値が1であるか否かを判別し、処理番
号フラグF1の値が1である場合には、払出し待ち処理
(ステップs12)を実行し、ステップs11の処理を
実行して処理を終了する。
【0035】ステップs4において処理番号フラグF1
の値が1でないと判定された場合にはCPU30はステ
ップs5に移行して、処理番号フラグF1の値が2であ
るか否かを判別し、処理番号フラグF1の値が2である
場合には、払出し処理(ステップs13)を実行し、ス
テップs11の処理を実行して処理を終了する。
の値が1でないと判定された場合にはCPU30はステ
ップs5に移行して、処理番号フラグF1の値が2であ
るか否かを判別し、処理番号フラグF1の値が2である
場合には、払出し処理(ステップs13)を実行し、ス
テップs11の処理を実行して処理を終了する。
【0036】ステップs5において処理番号フラグF1
の値が2でないと判定された場合にはCPU30はステ
ップs6に移行して、処理番号フラグF1の値が3であ
るか否かを判別し、処理番号フラグF1の値が3である
場合には、払出し動作中処理(ステップs14)を実行
し、ステップs11の処理を実行して処理を終了する。
の値が2でないと判定された場合にはCPU30はステ
ップs6に移行して、処理番号フラグF1の値が3であ
るか否かを判別し、処理番号フラグF1の値が3である
場合には、払出し動作中処理(ステップs14)を実行
し、ステップs11の処理を実行して処理を終了する。
【0037】ステップs6において処理番号フラグF1
の値が3でないと判定された場合にはCPU30はステ
ップs7に移行して、処理番号フラグF1の値が4であ
るか否かを判別し、処理番号フラグF1の値が4である
場合には、球抜き開始処理(ステップs15)を実行
し、ステップs11の処理を実行して処理を終了する。
の値が3でないと判定された場合にはCPU30はステ
ップs7に移行して、処理番号フラグF1の値が4であ
るか否かを判別し、処理番号フラグF1の値が4である
場合には、球抜き開始処理(ステップs15)を実行
し、ステップs11の処理を実行して処理を終了する。
【0038】ステップs7において処理番号フラグF1
の値が4でないと判定された場合にはCPU30はステ
ップs8に移行して、処理番号フラグF1の値が5であ
るか否かを判別し、処理番号フラグF1の値が5である
場合には、球抜き実行中処理(ステップs16)を実行
し、ステップs11の処理を実行して処理を終了する。
の値が4でないと判定された場合にはCPU30はステ
ップs8に移行して、処理番号フラグF1の値が5であ
るか否かを判別し、処理番号フラグF1の値が5である
場合には、球抜き実行中処理(ステップs16)を実行
し、ステップs11の処理を実行して処理を終了する。
【0039】ステップs8において処理番号フラグF1
の値が5でないと判定された場合には、CPU30はス
テップs9に移行して、処理番号フラグF1の値が6で
あるか否かを判別し、処理番号フラグF1の値が6であ
る場合には、球抜き待機処理(ステップs17)を実行
し、ステップs11の処理を実行して処理を終了する。
の値が5でないと判定された場合には、CPU30はス
テップs9に移行して、処理番号フラグF1の値が6で
あるか否かを判別し、処理番号フラグF1の値が6であ
る場合には、球抜き待機処理(ステップs17)を実行
し、ステップs11の処理を実行して処理を終了する。
【0040】ステップs9において処理番号フラグF1
の値が6でないと判定された場合にはCPU30はステ
ップs10に移行し、この場合には処理番号フラグF1
の値は0であり、CPU30は、払出し数設定処理また
は球抜き検出処理または球貸検出処理を実行し(ステッ
プs10)、ステップs11の処理を実行して処理を終
了する。
の値が6でないと判定された場合にはCPU30はステ
ップs10に移行し、この場合には処理番号フラグF1
の値は0であり、CPU30は、払出し数設定処理また
は球抜き検出処理または球貸検出処理を実行し(ステッ
プs10)、ステップs11の処理を実行して処理を終
了する。
【0041】次に、ステップs1の発射装置制御処理に
ついて説明する。CPU30は、まず、発射停止フラグ
fmの値を0セットして初期化し(ステップa1)、次
いで、満タン検出スイッチSW3よりの信号入力がオン
となっているか否かを判別し(ステップa2)、満タン
検出スイッチSW3よりの信号入力がオンである場合に
は、払出し経路24がパチンコ球で満タン状態となって
いるために入賞に対する払出しが行えない状態となって
おり、発射停止フラグfmに1をセットして発射モータ
制御部38に出力し(ステップa3)、発射モータM2
を停止させて、遊技球の弾発を中止し、発射装置制御処
理を終了する。
ついて説明する。CPU30は、まず、発射停止フラグ
fmの値を0セットして初期化し(ステップa1)、次
いで、満タン検出スイッチSW3よりの信号入力がオン
となっているか否かを判別し(ステップa2)、満タン
検出スイッチSW3よりの信号入力がオンである場合に
は、払出し経路24がパチンコ球で満タン状態となって
いるために入賞に対する払出しが行えない状態となって
おり、発射停止フラグfmに1をセットして発射モータ
制御部38に出力し(ステップa3)、発射モータM2
を停止させて、遊技球の弾発を中止し、発射装置制御処
理を終了する。
【0042】ステップa2の判別処理において、満タン
検出スイッチSW3よりの信号入力がオンとなっていな
い場合には、CPU30は、発射装置制御部41よりの
発射停止信号の入力があるか否かを判別し(ステップa
3)、発射停止信号の入力がある場合には、図示されて
いない発射停止ボタンが操作されていることとなり、こ
の場合にもCPU30は、ステップa4の処理に移行し
て発射モータM2を停止させて、遊技球の弾発を中止
し、発射装置制御処理を終了する。
検出スイッチSW3よりの信号入力がオンとなっていな
い場合には、CPU30は、発射装置制御部41よりの
発射停止信号の入力があるか否かを判別し(ステップa
3)、発射停止信号の入力がある場合には、図示されて
いない発射停止ボタンが操作されていることとなり、こ
の場合にもCPU30は、ステップa4の処理に移行し
て発射モータM2を停止させて、遊技球の弾発を中止
し、発射装置制御処理を終了する。
【0043】ステップa3の判別処理において、発射装
置制御部41よりの発射停止信号の入力がないと判定さ
れた場合には、発射装置制御処理を終了する。
置制御部41よりの発射停止信号の入力がないと判定さ
れた場合には、発射装置制御処理を終了する。
【0044】次に、ステップs2の球切りモータ制御処
理について説明する。球切りモータM1は、遊技盤に配
備される各入賞口に落入して遊技盤裏面に回収されたセ
ーフ球を計数するために駆動されるものである。CPU
30は、球切りモータM1に駆動指令を出力し(ステッ
プb1)、セーフ球が検出された時点で値がセットされ
るセーフ球タイマSTの値が0となっているか否かを判
別し(ステップb2)、セーフ球タイマSTの値が0と
なっていない場合には、セーフ球タイマSTの値を1つ
デクリメントして(ステップb3)、球切りモータ制御
処理を終了する。
理について説明する。球切りモータM1は、遊技盤に配
備される各入賞口に落入して遊技盤裏面に回収されたセ
ーフ球を計数するために駆動されるものである。CPU
30は、球切りモータM1に駆動指令を出力し(ステッ
プb1)、セーフ球が検出された時点で値がセットされ
るセーフ球タイマSTの値が0となっているか否かを判
別し(ステップb2)、セーフ球タイマSTの値が0と
なっていない場合には、セーフ球タイマSTの値を1つ
デクリメントして(ステップb3)、球切りモータ制御
処理を終了する。
【0045】CPU30は、ステップb2の判別処理に
おいて、セーフ球タイマSTの値が0に達したことが検
出された場合には、検出されたセーフ球の個数を計数す
るセーフ球カウンタC1の値が2に達したか否か判別し
(ステップb4)、セーフ球の個数を計数するセーフ球
カウンタC1の値が2に達している場合には、即ち、セ
ーフ球タイマSTにセットされる時間内に検出されるセ
ーフ球が2個以上である場合には、遊技盤面における入
賞発生が急増していることとなり、この場合には、球切
りモータM1の停止指令を出力してセーフ球の計数動作
を停止し(ステップb5)、球切りモータ制御処理を終
了する。
おいて、セーフ球タイマSTの値が0に達したことが検
出された場合には、検出されたセーフ球の個数を計数す
るセーフ球カウンタC1の値が2に達したか否か判別し
(ステップb4)、セーフ球の個数を計数するセーフ球
カウンタC1の値が2に達している場合には、即ち、セ
ーフ球タイマSTにセットされる時間内に検出されるセ
ーフ球が2個以上である場合には、遊技盤面における入
賞発生が急増していることとなり、この場合には、球切
りモータM1の停止指令を出力してセーフ球の計数動作
を停止し(ステップb5)、球切りモータ制御処理を終
了する。
【0046】ステップb4の判別処理において、セーフ
球カウンタC1の値が2に達していないと判定された場
合には、満タン検出スイッチSW3からの信号入力がオ
フとなっているか否かを判別し(ステップb5)、満タ
ン検出スイッチSW3からの信号入力がオフとなってい
る場合には、球切りモータ制御処理を終了する一方、満
タン検出スイッチSW3からの信号入力が検出された場
合には、入賞に対する払出しが行えない状態であるの
で、ステップb5の処理を実行してセーフ球の計数動作
を停止し(ステップb5)、球切りモータ制御処理を終
了する。
球カウンタC1の値が2に達していないと判定された場
合には、満タン検出スイッチSW3からの信号入力がオ
フとなっているか否かを判別し(ステップb5)、満タ
ン検出スイッチSW3からの信号入力がオフとなってい
る場合には、球切りモータ制御処理を終了する一方、満
タン検出スイッチSW3からの信号入力が検出された場
合には、入賞に対する払出しが行えない状態であるの
で、ステップb5の処理を実行してセーフ球の計数動作
を停止し(ステップb5)、球切りモータ制御処理を終
了する。
【0047】次に、ステップs3の多数・少数設定確認
処理及びセーフ球の検出処理について説明する。図示さ
れていないが、遊技盤には各入賞口が設けられ、各入賞
口には遊技球の入賞発生を検出する各入賞検出手段が配
設されており、各入賞口の入賞種別に応じて払出し信号
1または払出し信号2が出力される。本実施例において
は、払出し信号1は、少数払出しを設定する入賞発生に
対応し、また払出し信号2は、多数払出しを設定する入
賞発生に対応させている。
処理及びセーフ球の検出処理について説明する。図示さ
れていないが、遊技盤には各入賞口が設けられ、各入賞
口には遊技球の入賞発生を検出する各入賞検出手段が配
設されており、各入賞口の入賞種別に応じて払出し信号
1または払出し信号2が出力される。本実施例において
は、払出し信号1は、少数払出しを設定する入賞発生に
対応し、また払出し信号2は、多数払出しを設定する入
賞発生に対応させている。
【0048】CPU30は、まず、払出し信号1の入力
がないか否かを判別し(ステップc1)、払出し信号1
の入力がない場合にはステップc3に移行する一方、払
出し信号1の入力が検出された場合には少数払出しカウ
ンタC2の値を1つインクリメントし(ステップc
2)、ステップc5に移行する。
がないか否かを判別し(ステップc1)、払出し信号1
の入力がない場合にはステップc3に移行する一方、払
出し信号1の入力が検出された場合には少数払出しカウ
ンタC2の値を1つインクリメントし(ステップc
2)、ステップc5に移行する。
【0049】ステップc5へ移行したCPU30は、セ
ーフ球検出スイッチSW1よりの信号入力があるか否
か、即ち、セーフ球が検出されたか否かを判別し(ステ
ップc3)、セーフ球が検出された場合にはセーフ球カ
ウンタC1の値を1つインクリメントし(ステップc
4)、セーフ球タイマSTを所定値t2をセットし(ス
テップc5)、ステップc6に移行する。
ーフ球検出スイッチSW1よりの信号入力があるか否
か、即ち、セーフ球が検出されたか否かを判別し(ステ
ップc3)、セーフ球が検出された場合にはセーフ球カ
ウンタC1の値を1つインクリメントし(ステップc
4)、セーフ球タイマSTを所定値t2をセットし(ス
テップc5)、ステップc6に移行する。
【0050】ステップc3の判別処理において、セーフ
球検出スイッチSW1よりの信号入力が検出されなかっ
た場合には、CPU30は、ステップc6へ移行する。
球検出スイッチSW1よりの信号入力が検出されなかっ
た場合には、CPU30は、ステップc6へ移行する。
【0051】ステップc6に移行したCPU30は、払
出し信号2がの入力がないか否かを判別し(ステップc
6)、払出し信号2の入力がない場合には多数・少数設
定確認処理及びセーフ球の検出処理を終了する一方、払
出し信号2の入力が検出された場合には多数払出しカウ
ンタC3の値を1つインクリメントし(ステップc
7)、多数・少数設定確認処理及びセーフ球の検出処理
を終了する。
出し信号2がの入力がないか否かを判別し(ステップc
6)、払出し信号2の入力がない場合には多数・少数設
定確認処理及びセーフ球の検出処理を終了する一方、払
出し信号2の入力が検出された場合には多数払出しカウ
ンタC3の値を1つインクリメントし(ステップc
7)、多数・少数設定確認処理及びセーフ球の検出処理
を終了する。
【0052】本実施例では、後述の処理において、少数
払出しを多数払出しに優先させて行うようにしているた
め、払出し信号1が検出された時点で少数払出しカウン
タC2の値がカウントアップされることにより少数払出
し要求信号が記憶されることとなり、払出し信号2が検
出されて多数払出しカウンタC3に累積加算されて記憶
されている場合には、少数払出し動作終了後に少数払出
しカウンタC2の値を0とし、少数払出しカウンタC2
の値が0であることを検出した時点で多数払出し動作を
実行するようにしている。
払出しを多数払出しに優先させて行うようにしているた
め、払出し信号1が検出された時点で少数払出しカウン
タC2の値がカウントアップされることにより少数払出
し要求信号が記憶されることとなり、払出し信号2が検
出されて多数払出しカウンタC3に累積加算されて記憶
されている場合には、少数払出し動作終了後に少数払出
しカウンタC2の値を0とし、少数払出しカウンタC2
の値が0であることを検出した時点で多数払出し動作を
実行するようにしている。
【0053】また、少数払出しカウンタC2の値が0と
なっていない場合には、後続のステップs10の処理に
おいて少数払出しの繰り返し数が設定されることとな
る。
なっていない場合には、後続のステップs10の処理に
おいて少数払出しの繰り返し数が設定されることとな
る。
【0054】CPU30は、上述したステップs1,ス
テップs2,ステップs3の処理を順に実行し、ステッ
プs4以下の判別処理を行うこととなるが、払出し動作
が開始されない場合には、処理番号フラグF1の値は0
とされているので、ステップs4乃至ステップs9の判
別処理においては、いずれも判定結果が偽となりステッ
プs10に移行する。
テップs2,ステップs3の処理を順に実行し、ステッ
プs4以下の判別処理を行うこととなるが、払出し動作
が開始されない場合には、処理番号フラグF1の値は0
とされているので、ステップs4乃至ステップs9の判
別処理においては、いずれも判定結果が偽となりステッ
プs10に移行する。
【0055】なお、以下、ステップs11のF1を各値
に設定変更する処理は、各ステップs10及びステップ
s12乃至ステップs20の説明に含めて説明する。
に設定変更する処理は、各ステップs10及びステップ
s12乃至ステップs20の説明に含めて説明する。
【0056】次に、ステップs10の払出し数設定処
理、球抜き検出処理及び球貸処理について説明する。ス
テップs10の処理は、CPU30が、セーフ球カウン
タC1の値と、球抜き検出スイッチの入力の有無と、球
貸スイッチSW8の入力の有無を判別して、セーフ球カ
ウンタC1の値が0以外の値である場合即ち、セーフ球
が検出された場合には、払出し信号1または払出し信号
2の払出し要求に対する払出し動作処理を優先的に実行
開始し、セーフ球カウンタC1の値が0である場合であ
って、球抜きスイッチSW2よりの入力信号が検出され
た場合には、球抜き動作処理の実行を開始し、セーフ球
カウンタC1の値が0であり、かつ球抜きスイッチSW
2よりの入力信号が検出ない場合であって、球貸スイッ
チSW8よりの信号入力が検出された場合に、球貸要求
に対する使用球の払出し動作を実行する。
理、球抜き検出処理及び球貸処理について説明する。ス
テップs10の処理は、CPU30が、セーフ球カウン
タC1の値と、球抜き検出スイッチの入力の有無と、球
貸スイッチSW8の入力の有無を判別して、セーフ球カ
ウンタC1の値が0以外の値である場合即ち、セーフ球
が検出された場合には、払出し信号1または払出し信号
2の払出し要求に対する払出し動作処理を優先的に実行
開始し、セーフ球カウンタC1の値が0である場合であ
って、球抜きスイッチSW2よりの入力信号が検出され
た場合には、球抜き動作処理の実行を開始し、セーフ球
カウンタC1の値が0であり、かつ球抜きスイッチSW
2よりの入力信号が検出ない場合であって、球貸スイッ
チSW8よりの信号入力が検出された場合に、球貸要求
に対する使用球の払出し動作を実行する。
【0057】CPU30は、セーフ球カウンタC1の値
が0であるか否かを判別し(ステップd1)、セーフ球
カウンタC1の値が0である場合には、即ち、セーフ球
が検出されていない場合には、球抜きスイッチSW2よ
りの信号入力があるか否かを判別し(ステップd1
8)、球抜きスイッチSW2よりの信号入力が検出され
ない場合には、球貸スイッチSW8よりの信号入力があ
るか否かを判別し(ステップd22)、球貸スイッチS
W8よりの信号入力が検出されない場合には、この周期
の処理を終了する。
が0であるか否かを判別し(ステップd1)、セーフ球
カウンタC1の値が0である場合には、即ち、セーフ球
が検出されていない場合には、球抜きスイッチSW2よ
りの信号入力があるか否かを判別し(ステップd1
8)、球抜きスイッチSW2よりの信号入力が検出され
ない場合には、球貸スイッチSW8よりの信号入力があ
るか否かを判別し(ステップd22)、球貸スイッチS
W8よりの信号入力が検出されない場合には、この周期
の処理を終了する。
【0058】CPU30は、ステップd1の判定結果が
真で、ステップd18及びステップd22の判別結果が
いずれも偽である場合には、処理番号フラグF1の値が
0のままであるので、ステップs1乃至ステップs9各
処理とステップs10の処理においては、ステップd
1,ステップd18及びステップd22の判別処理を所
定周期で繰り返し実行する。
真で、ステップd18及びステップd22の判別結果が
いずれも偽である場合には、処理番号フラグF1の値が
0のままであるので、ステップs1乃至ステップs9各
処理とステップs10の処理においては、ステップd
1,ステップd18及びステップd22の判別処理を所
定周期で繰り返し実行する。
【0059】そして、払出し信号1もしくは払出し信号
2が入力されると、CPU30は、ステップd1の判別
後ステップd2に移行する。また、球抜きスイッチSW
2が操作されると、CPU30は、ステップd1,ステ
ップd18の判別後ステップd19に移行する。また、
球貸スイッチSW8が操作されると、CPU30は、ス
テップd1,ステップd18,ステップd22の判別後
ステップd23に移行する。
2が入力されると、CPU30は、ステップd1の判別
後ステップd2に移行する。また、球抜きスイッチSW
2が操作されると、CPU30は、ステップd1,ステ
ップd18の判別後ステップd19に移行する。また、
球貸スイッチSW8が操作されると、CPU30は、ス
テップd1,ステップd18,ステップd22の判別後
ステップd23に移行する。
【0060】まず、遊技盤において入賞が発生して、払
出し信号1もしくは払出し信号2がステップs3におい
て検出された場合について述べる。
出し信号1もしくは払出し信号2がステップs3におい
て検出された場合について述べる。
【0061】この場合には、ステップd1の判別処理に
おいて、セーフ球カウンタC1の値が0以外の値である
ため偽と判定され、CPU30はステップd2に移行す
る。
おいて、セーフ球カウンタC1の値が0以外の値である
ため偽と判定され、CPU30はステップd2に移行す
る。
【0062】CPU30は、まず、パチンコ機が払出し
が行える条件であるか否かを判定するため、満タン検出
スイッチSW3よりの信号入力があるか否かを判別し
(ステップd2)、満タン検出スイッチSW3よりの信
号入力が検出されない場合には、補給球切れが検出され
たか否かを判別し(ステップd3)、補給球切れが検出
されない場合には、ステップd4に移行する。また、ス
テップd2の判別処理において、満タン検出スイッチS
W3よりの信号入力が検出された場合及びステップd3
の判別処理において補給球切れが検出された場合には、
CPU30は、処理を終了する。
が行える条件であるか否かを判定するため、満タン検出
スイッチSW3よりの信号入力があるか否かを判別し
(ステップd2)、満タン検出スイッチSW3よりの信
号入力が検出されない場合には、補給球切れが検出され
たか否かを判別し(ステップd3)、補給球切れが検出
されない場合には、ステップd4に移行する。また、ス
テップd2の判別処理において、満タン検出スイッチS
W3よりの信号入力が検出された場合及びステップd3
の判別処理において補給球切れが検出された場合には、
CPU30は、処理を終了する。
【0063】CPU30は、満タン検出スイッチSW3
よりの信号入力が検出されず、かつ補給球切れが検出さ
れない場合に、ステップd4に移行し、セーフ球カウン
タC1の値を1つデクリメントし(ステップd4)、少
数払出しカウンタC2の現在値が0であるか否か、即
ち、今回開始する払出しが少数払出しに関するものであ
るか否かを判別する(ステップd5)。
よりの信号入力が検出されず、かつ補給球切れが検出さ
れない場合に、ステップd4に移行し、セーフ球カウン
タC1の値を1つデクリメントし(ステップd4)、少
数払出しカウンタC2の現在値が0であるか否か、即
ち、今回開始する払出しが少数払出しに関するものであ
るか否かを判別する(ステップd5)。
【0064】ステップd5の判別処理において、少数払
出しカウンタC2の現在値が0であると判定された場合
には、CPU30は多数払出しカウンタC3の値が0で
あるか否か、即ち、今回開始する払出しが多数払出しに
関するものであるか否かを判別し(ステップd6)、多
数払出しカウンタC3の値が0以外の値である場合に
は、ステップd7以下の処理に移行し、多数払い出しの
繰り返し回数を設定することとなり、ステップd6の判
別処理において、多数払出しカウンタC3の値が0と判
定された場合には、CPU30は、ステップd16に移
行して少数払出しの繰り返し回数を設定することとな
る。
出しカウンタC2の現在値が0であると判定された場合
には、CPU30は多数払出しカウンタC3の値が0で
あるか否か、即ち、今回開始する払出しが多数払出しに
関するものであるか否かを判別し(ステップd6)、多
数払出しカウンタC3の値が0以外の値である場合に
は、ステップd7以下の処理に移行し、多数払い出しの
繰り返し回数を設定することとなり、ステップd6の判
別処理において、多数払出しカウンタC3の値が0と判
定された場合には、CPU30は、ステップd16に移
行して少数払出しの繰り返し回数を設定することとな
る。
【0065】また、ステップd5の判別処理において、
少数払出しカウンタの値が0でないと判定された場合に
は、CPU30は、ステップd13以下の処理に移行し
て、少数払出しの繰り返し回数を設定することとなる。
少数払出しカウンタの値が0でないと判定された場合に
は、CPU30は、ステップd13以下の処理に移行し
て、少数払出しの繰り返し回数を設定することとなる。
【0066】次に、少数払出しの繰り返し回数が設定さ
れる場合について説明する。この場合には、払出し動作
の開始の検出がステップd1によって検出され、ステッ
プd5の判別処理によって少数払出し動作の開始が検出
されて、CPU30は、ステップd13に移行し、少数
払出しカウンタC2の値を1つデクリメント(ステップ
d13)、少数払出しLEDの点灯指令を出力し(ステ
ップd14)、次いで、設定数データ記憶レジスタr1
に払出し個数設定部35よりのデータを読み込んで格納
する(ステップd16)。前述したように、設定数デー
タ記憶レジスタr1には、0乃至7までの値のいずれか
が格納される。
れる場合について説明する。この場合には、払出し動作
の開始の検出がステップd1によって検出され、ステッ
プd5の判別処理によって少数払出し動作の開始が検出
されて、CPU30は、ステップd13に移行し、少数
払出しカウンタC2の値を1つデクリメント(ステップ
d13)、少数払出しLEDの点灯指令を出力し(ステ
ップd14)、次いで、設定数データ記憶レジスタr1
に払出し個数設定部35よりのデータを読み込んで格納
する(ステップd16)。前述したように、設定数デー
タ記憶レジスタr1には、0乃至7までの値のいずれか
が格納される。
【0067】CPU30は、設定数データ記憶レジスタ
r1に格納された値に応じ、少数払出し用のテーブル2
を検索して、払出しカウンタC4に図8に示されるテー
ブル2に設定されている繰り返し回数データを設定する
(ステップd16)。例えば、設定数データ記憶レジス
タr1に格納された値が5である場合には、テーブル2
+5番地よりの値7が払出しカウンタC4にセットされ
ることとなる。
r1に格納された値に応じ、少数払出し用のテーブル2
を検索して、払出しカウンタC4に図8に示されるテー
ブル2に設定されている繰り返し回数データを設定する
(ステップd16)。例えば、設定数データ記憶レジス
タr1に格納された値が5である場合には、テーブル2
+5番地よりの値7が払出しカウンタC4にセットされ
ることとなる。
【0068】ステップd16の処理後、CPU30は、
ステップd10に移行する。
ステップd10に移行する。
【0069】一方、多数払出しの繰り返し回数が設定さ
れる場合について説明する。この場合には、払出し動作
の開始の検出がステップd1によって検出され、ステッ
プd6の判別処理によって多数払出し動作の開始が検出
されて、CPU30は、ステップd7に移行し、多数払
出しカウンタC3の値を1つデクリメントし(ステップ
d7)、設定数データ記憶レジスタr1に払出し個数設
定部35よりのデータを読み込んで格納する(ステップ
d8)。この場合にも、設定数データ記憶レジスタr1
には、0乃至7までの値のいずれかが格納される。
れる場合について説明する。この場合には、払出し動作
の開始の検出がステップd1によって検出され、ステッ
プd6の判別処理によって多数払出し動作の開始が検出
されて、CPU30は、ステップd7に移行し、多数払
出しカウンタC3の値を1つデクリメントし(ステップ
d7)、設定数データ記憶レジスタr1に払出し個数設
定部35よりのデータを読み込んで格納する(ステップ
d8)。この場合にも、設定数データ記憶レジスタr1
には、0乃至7までの値のいずれかが格納される。
【0070】CPU30は、設定数データ記憶レジスタ
r1に格納された値に応じ、多数払出し用のテーブル1
を検索して、払出しカウンタC4に図8に示されるテー
ブル1に設定されている繰り返し回数データを設定する
(ステップd9)。例えば、設定数データ記憶レジスタ
r1に格納された値が5である場合には、テーブル1+
5番地よりの値13が払出しカウンタC4にセットされ
ることとなる。CPU30は、ステップd9の処理後ス
テップd10に移行する。
r1に格納された値に応じ、多数払出し用のテーブル1
を検索して、払出しカウンタC4に図8に示されるテー
ブル1に設定されている繰り返し回数データを設定する
(ステップd9)。例えば、設定数データ記憶レジスタ
r1に格納された値が5である場合には、テーブル1+
5番地よりの値13が払出しカウンタC4にセットされ
ることとなる。CPU30は、ステップd9の処理後ス
テップd10に移行する。
【0071】ステップd10に移行したCPU30は、
処理番号フラグF1の値に1をセットして切替えて払出
し待ち処理の実行を許可し(ステップd10)、タイマ
Tに払出し待ち処理の実行開始迄の待機時間Xをセット
し(ステップd11)、払出し完了フラグf1を0クリ
アし(ステップd12)、ステップs10の払出し数設
定処理、球抜き検出処理及び球貸処理を終了する。
処理番号フラグF1の値に1をセットして切替えて払出
し待ち処理の実行を許可し(ステップd10)、タイマ
Tに払出し待ち処理の実行開始迄の待機時間Xをセット
し(ステップd11)、払出し完了フラグf1を0クリ
アし(ステップd12)、ステップs10の払出し数設
定処理、球抜き検出処理及び球貸処理を終了する。
【0072】次に、球抜きスイッチSW2が操作された
場合について述べる。この場合には、ステップd1の判
別結果が真、即ち、セーフ球が検出されていないことが
条件となる。CPU30は、ステップd1,ステップd
18の判別後ステップd19に移行し、処理番号フラグ
F1の値に4をセットし(ステップd19)、タイマT
にフックソレノイドSOL2の励磁継続時間Aをセット
し(ステップd20)、タイマT1に球抜き処理の最高
継続時間を規定する値Eをセットし(ステップd2
1)、ステップs10の払出し数設定処理、球抜き検出
処理及び球貸処理を終了する。
場合について述べる。この場合には、ステップd1の判
別結果が真、即ち、セーフ球が検出されていないことが
条件となる。CPU30は、ステップd1,ステップd
18の判別後ステップd19に移行し、処理番号フラグ
F1の値に4をセットし(ステップd19)、タイマT
にフックソレノイドSOL2の励磁継続時間Aをセット
し(ステップd20)、タイマT1に球抜き処理の最高
継続時間を規定する値Eをセットし(ステップd2
1)、ステップs10の払出し数設定処理、球抜き検出
処理及び球貸処理を終了する。
【0073】次に、球貸スイッチSW8が操作された場
合について述べる。この場合には、ステップd1の判別
結果が真であり、かつステップd18の判別結果が偽、
即ち、セーフ球が検出されず、かつ球抜きスイッチSW
2が操作されていないことが条件となる。CPU30
は、ステップd1,ステップd18,ステップd22の
判別処理後ステップd23に移行し、パチンコ機が払出
しが行える条件であるか否かを判定するため、満タン検
出スイッチSW3よりの信号入力があるか否かを判別し
(ステップd23)、満タン検出スイッチSW3よりの
信号入力が検出されない場合には、補給球切れが検出さ
れたか否かを判別し(ステップd24)、補給球切れが
検出されない場合には、ステップd4に移行する。ま
た、ステップd23の判別処理において、満タン検出ス
イッチSW3よりの信号入力が検出された場合及びステ
ップd24の判別処理において補給球切れが検出された
場合には、CPU30は、処理を終了する。
合について述べる。この場合には、ステップd1の判別
結果が真であり、かつステップd18の判別結果が偽、
即ち、セーフ球が検出されず、かつ球抜きスイッチSW
2が操作されていないことが条件となる。CPU30
は、ステップd1,ステップd18,ステップd22の
判別処理後ステップd23に移行し、パチンコ機が払出
しが行える条件であるか否かを判定するため、満タン検
出スイッチSW3よりの信号入力があるか否かを判別し
(ステップd23)、満タン検出スイッチSW3よりの
信号入力が検出されない場合には、補給球切れが検出さ
れたか否かを判別し(ステップd24)、補給球切れが
検出されない場合には、ステップd4に移行する。ま
た、ステップd23の判別処理において、満タン検出ス
イッチSW3よりの信号入力が検出された場合及びステ
ップd24の判別処理において補給球切れが検出された
場合には、CPU30は、処理を終了する。
【0074】CPU30は、満タン検出スイッチSW3
よりの信号入力が検出されず、かつ補給球切れが検出さ
れない場合に、ステップd25に移行し、払出しカウン
タC4に貸出し球払出し数25をセットし(ステップd
25)、処理番号フラグF1の値に1をセットして切替
えて払出し待ち処理の実行を許可し(ステップd2
6)、タイマTに払出し待ち処理の実行開始迄の待機時
間Xをセットし(ステップd27)、払出し完了フラグ
f1を0クリアし(ステップd28)、ステップs13
の払出し数設定処理、球抜き検出処理及び球貸処理を終
了する。
よりの信号入力が検出されず、かつ補給球切れが検出さ
れない場合に、ステップd25に移行し、払出しカウン
タC4に貸出し球払出し数25をセットし(ステップd
25)、処理番号フラグF1の値に1をセットして切替
えて払出し待ち処理の実行を許可し(ステップd2
6)、タイマTに払出し待ち処理の実行開始迄の待機時
間Xをセットし(ステップd27)、払出し完了フラグ
f1を0クリアし(ステップd28)、ステップs13
の払出し数設定処理、球抜き検出処理及び球貸処理を終
了する。
【0075】ステップs10の処理においては、払出し
信号1または払出し信号2による払出し要求を検出した
場合及び球貸スイッチSW8による球貸要求を検出した
場合には、処理番号フラグF1に1がセットされ、ま
た、球抜きスイッチSW2の信号入力を検出した場合に
は、処理番号フラグF1に4がセットされることにな
る。
信号1または払出し信号2による払出し要求を検出した
場合及び球貸スイッチSW8による球貸要求を検出した
場合には、処理番号フラグF1に1がセットされ、ま
た、球抜きスイッチSW2の信号入力を検出した場合に
は、処理番号フラグF1に4がセットされることにな
る。
【0076】次に、処理番号フラグF1に1がセットさ
れた場合について説明する。CPU30は、ステップs
10の処理後、次周期の処理では、ステップs1乃至ス
テップs3の処理後、ステップs4における判定結果が
真となるので、ステップs12の払出し待ち処理を実行
することとなる。
れた場合について説明する。CPU30は、ステップs
10の処理後、次周期の処理では、ステップs1乃至ス
テップs3の処理後、ステップs4における判定結果が
真となるので、ステップs12の払出し待ち処理を実行
することとなる。
【0077】CPU30は、タイマTの値を1つ減じ
(ステップe1)、払出し開始迄の経過時間を計時して
いるタイマTの値が0となったか否かを判別し(ステッ
プe2)、タイマTの値が0となっていない場合には、
当該周期の払出し待ち処理を終了する。
(ステップe1)、払出し開始迄の経過時間を計時して
いるタイマTの値が0となったか否かを判別し(ステッ
プe2)、タイマTの値が0となっていない場合には、
当該周期の払出し待ち処理を終了する。
【0078】次周期以降、CPU30は、タイマTの値
が0となる迄の間ステップs1乃至ステップs3の処理
とステップe1,ステップe2の判別処理を繰り返し実
行し、タイマTの値が0となると(ステップe2)、球
有信号が入力されているか否か、即ち、賞品球排出装置
2内にパチンコ球があるか否かを判別し(ステップe
3)、球有信号が検出された場合には、処理番号フラグ
F1の値を2に切替えてステップs13の処理を許可す
ると共に(ステップe4)、タイマTにフックソレノイ
ドSOL2の励磁継続時間Aをセットし(ステップe
5)、払出しモータM3の駆動指令を出力し(ステップ
e6)、ステップe7及びステップe8の判別処理を実
行して球の排出があるか否かを判別することとなるが、
この場合、フックソレノイドSOL2の励磁が開始され
ていないのでステップe7の判定結果は偽かつステップ
e8の判定結果は真となって、払出し待ち処理を終了す
る。
が0となる迄の間ステップs1乃至ステップs3の処理
とステップe1,ステップe2の判別処理を繰り返し実
行し、タイマTの値が0となると(ステップe2)、球
有信号が入力されているか否か、即ち、賞品球排出装置
2内にパチンコ球があるか否かを判別し(ステップe
3)、球有信号が検出された場合には、処理番号フラグ
F1の値を2に切替えてステップs13の処理を許可す
ると共に(ステップe4)、タイマTにフックソレノイ
ドSOL2の励磁継続時間Aをセットし(ステップe
5)、払出しモータM3の駆動指令を出力し(ステップ
e6)、ステップe7及びステップe8の判別処理を実
行して球の排出があるか否かを判別することとなるが、
この場合、フックソレノイドSOL2の励磁が開始され
ていないのでステップe7の判定結果は偽かつステップ
e8の判定結果は真となって、払出し待ち処理を終了す
る。
【0079】また、ステップe3の判別処理において、
球有信号が検出されない場合には、CPU30は、ステ
ップe7に移行するが、賞品球排出装置2内にパチンコ
球がないために払出されるパチンコ球は検出されないの
で、ステップe7の判定結果は偽かつステップe8の判
定結果は真となって、払出し待ち処理を終了することと
なる。
球有信号が検出されない場合には、CPU30は、ステ
ップe7に移行するが、賞品球排出装置2内にパチンコ
球がないために払出されるパチンコ球は検出されないの
で、ステップe7の判定結果は偽かつステップe8の判
定結果は真となって、払出し待ち処理を終了することと
なる。
【0080】ステップe3の判別処理において、球有信
号が検出された場合には、正常な払出しが行われること
となり、次周期以降の処理では、処理番号フラグF1の
値が2となっているので、CPU30は、ステップs1
乃至ステップs3の処理及びステップs4,ステップs
5の判別処理後、ステップs13の払出し処理に移行す
る。
号が検出された場合には、正常な払出しが行われること
となり、次周期以降の処理では、処理番号フラグF1の
値が2となっているので、CPU30は、ステップs1
乃至ステップs3の処理及びステップs4,ステップs
5の判別処理後、ステップs13の払出し処理に移行す
る。
【0081】CPU30は、タイマTの値を1つ減じ
(ステップf1)、フックソレノイドSOL2の励磁継
続時間を計時するタイマTの値が0となっているか否か
を判別し(ステップf2)、タイマTの値が0となって
いない場合にはフックソレノイドSOL2の励磁指令を
出力する(ステップf3)。フックソレノイドSOL2
が励磁されることにより、フック72,73が退却し回
転体4,5が回転してパチンコ球が排出されることとな
る。ステップf3の終了後CPU30は、前述した払出
し待ち処理におけるステップe7に移行して、払い出さ
れるパチンコ球の検出を行う。
(ステップf1)、フックソレノイドSOL2の励磁継
続時間を計時するタイマTの値が0となっているか否か
を判別し(ステップf2)、タイマTの値が0となって
いない場合にはフックソレノイドSOL2の励磁指令を
出力する(ステップf3)。フックソレノイドSOL2
が励磁されることにより、フック72,73が退却し回
転体4,5が回転してパチンコ球が排出されることとな
る。ステップf3の終了後CPU30は、前述した払出
し待ち処理におけるステップe7に移行して、払い出さ
れるパチンコ球の検出を行う。
【0082】ステップe7あるいはステップe8の判別
処理において、払出し球が検出されない場合には、CP
U30は、処理番号フラグF1の現在値2に基づいて、
ステップs1乃至ステップs3の処理とステップs4及
びステップs5の判別処理とステップf1,ステップf
2,ステップf3及びステップe7及びステップe8の
判別処理を、フックソレノイドSOL2の励磁継続時間
を計時するタイマTの値が0となるまでの間繰り返し実
行し、ステップe7またはステップe8の判別処理で払
出し球が検出された場合には、払出しカウンタC4の値
が0となっているか否かを判別し(ステップe9)、払
出しカウンタC4の値が0以外の値である場合には、払
出しカウンタC4の値を1つデクリメントし(ステップ
e10)、払出し完了フラグf1の値に1をセットして
払出し球の検出を記憶し(ステップe11)、当該周期
の処理を終了する。
処理において、払出し球が検出されない場合には、CP
U30は、処理番号フラグF1の現在値2に基づいて、
ステップs1乃至ステップs3の処理とステップs4及
びステップs5の判別処理とステップf1,ステップf
2,ステップf3及びステップe7及びステップe8の
判別処理を、フックソレノイドSOL2の励磁継続時間
を計時するタイマTの値が0となるまでの間繰り返し実
行し、ステップe7またはステップe8の判別処理で払
出し球が検出された場合には、払出しカウンタC4の値
が0となっているか否かを判別し(ステップe9)、払
出しカウンタC4の値が0以外の値である場合には、払
出しカウンタC4の値を1つデクリメントし(ステップ
e10)、払出し完了フラグf1の値に1をセットして
払出し球の検出を記憶し(ステップe11)、当該周期
の処理を終了する。
【0083】ステップe7またはステップe8の判別処
理で払出し球が検出された場合、フックソレノイドSO
L2の励磁継続時間Aがパチンコ球1個を排出する回転
体4あるいは回転体5の回転量、即ち、回転体4あるい
は回転体5の半ピッチが回転するのに相当する時間に対
応しているため、以後、励磁継続時間A内には、払出し
球は検出されないこととなる。
理で払出し球が検出された場合、フックソレノイドSO
L2の励磁継続時間Aがパチンコ球1個を排出する回転
体4あるいは回転体5の回転量、即ち、回転体4あるい
は回転体5の半ピッチが回転するのに相当する時間に対
応しているため、以後、励磁継続時間A内には、払出し
球は検出されないこととなる。
【0084】また、ステップe9の判別処理において、
払出しカウンタC4の値が0である場合には、即ち、設
定された払出し個数をすべて排出したこととなり、この
場合には、CPU30は、払出しモータM1の駆動停止
指令を出力し(ステップe12)、少数払出しLEDの
消灯指令を出力し(ステップe13)、当該周期の処理
を終了し、後続のステップs14の払出し動作中処理に
おけるステップg4の判別処理で払出し完了フラグf1
の現在値1が検出され、ステップg5の判別処理後、処
理番号フラグF1の値が0セットされて初期化されるこ
ととなる。
払出しカウンタC4の値が0である場合には、即ち、設
定された払出し個数をすべて排出したこととなり、この
場合には、CPU30は、払出しモータM1の駆動停止
指令を出力し(ステップe12)、少数払出しLEDの
消灯指令を出力し(ステップe13)、当該周期の処理
を終了し、後続のステップs14の払出し動作中処理に
おけるステップg4の判別処理で払出し完了フラグf1
の現在値1が検出され、ステップg5の判別処理後、処
理番号フラグF1の値が0セットされて初期化されるこ
ととなる。
【0085】ステップe7またはステップe8の判別処
理結果によらず、CPU30は、フックソレノイドSO
L2の励磁継続時間を計時するタイマTの値が0となる
までの間、ステップs1乃至ステップs3の処理とステ
ップs4及びステップs5の判別処理とステップf1,
ステップf2,ステップf3及びステップe7及びステ
ップe8の判別処理を繰り返し実行し、タイマTの値が
0となると(ステップf2)、フックソレノイドSOL
2の励磁解除指令を出力して排出動作を停止し(ステッ
プf4)、処理番号フラグF1の値を3に切替えてステ
ップs14の払出し動作中処理の実行開始を許可し(ス
テップf5)、タイマTに次回のフックソレノイドSO
L2の励磁指令出力までの時間Bをセットし(ステップ
f6)、ステップe7,ステップe8の判別処理を実行
して、当該周期の処理を終了する。
理結果によらず、CPU30は、フックソレノイドSO
L2の励磁継続時間を計時するタイマTの値が0となる
までの間、ステップs1乃至ステップs3の処理とステ
ップs4及びステップs5の判別処理とステップf1,
ステップf2,ステップf3及びステップe7及びステ
ップe8の判別処理を繰り返し実行し、タイマTの値が
0となると(ステップf2)、フックソレノイドSOL
2の励磁解除指令を出力して排出動作を停止し(ステッ
プf4)、処理番号フラグF1の値を3に切替えてステ
ップs14の払出し動作中処理の実行開始を許可し(ス
テップf5)、タイマTに次回のフックソレノイドSO
L2の励磁指令出力までの時間Bをセットし(ステップ
f6)、ステップe7,ステップe8の判別処理を実行
して、当該周期の処理を終了する。
【0086】ステップe7またはステップe8の判別処
理で払出し球が検出された場合には、払出し完了フラグ
f1の値は、1となっているが、ステップe7またはス
テップe8の判別処理で払出し球が検出されなかった場
合には、払出し完了フラグf1の値は、0となっている
点が異なる。
理で払出し球が検出された場合には、払出し完了フラグ
f1の値は、1となっているが、ステップe7またはス
テップe8の判別処理で払出し球が検出されなかった場
合には、払出し完了フラグf1の値は、0となっている
点が異なる。
【0087】次周期の処理では、処理番号フラグF1の
値が3となっているため、CPU30は、ステップs1
乃至ステップs3の処理及びステップs4,ステップs
5及びステップs6の判別処理後、タイマTの値を1つ
デクリメントし(ステップg1)、タイマTの値が0と
なっているか否かを判別し(ステップg2)、タイマT
の値が0となっていない場合には、即ち、フックソレノ
イドSOL2の励磁指令出力までの経過時間が所定時間
Bに達していなければ、タイマTの値が所定値Z以上か
否かを判別する(ステップg3)。
値が3となっているため、CPU30は、ステップs1
乃至ステップs3の処理及びステップs4,ステップs
5及びステップs6の判別処理後、タイマTの値を1つ
デクリメントし(ステップg1)、タイマTの値が0と
なっているか否かを判別し(ステップg2)、タイマT
の値が0となっていない場合には、即ち、フックソレノ
イドSOL2の励磁指令出力までの経過時間が所定時間
Bに達していなければ、タイマTの値が所定値Z以上か
否かを判別する(ステップg3)。
【0088】図7に示されるように、タイマTにセット
される値Bは所定値Zより大であるので、払出し動作処
理の開始当初はステップg3の判定結果は真となり、C
PU30は、ステップe7及びステップe8の払出し球
検出処理を実行した後、当該周期の処理を終了する。
される値Bは所定値Zより大であるので、払出し動作処
理の開始当初はステップg3の判定結果は真となり、C
PU30は、ステップe7及びステップe8の払出し球
検出処理を実行した後、当該周期の処理を終了する。
【0089】次周期以降の処理では、CPU30は、ス
テップs1乃至ステップs3及びステップs4乃至ステ
ップs6の判別処理と、ステップg1,ステップg2を
実行後、ステップg3の判別処理を繰り返し実行し、毎
回のステップg1の処理でタイマTの値がデクリメント
されるので、ステップg3の判別結果が偽となると、払
出し完了フラグf1の値が1であるか否かを判別する
(ステップg4)。
テップs1乃至ステップs3及びステップs4乃至ステ
ップs6の判別処理と、ステップg1,ステップg2を
実行後、ステップg3の判別処理を繰り返し実行し、毎
回のステップg1の処理でタイマTの値がデクリメント
されるので、ステップg3の判別結果が偽となると、払
出し完了フラグf1の値が1であるか否かを判別する
(ステップg4)。
【0090】この時点において、払出し完了フラグf1
の値が1である場合には、それまでの処理周期における
ステップe7またはステップe8で払出し球が検出され
ていることになる。この場合CPU30は、払出しカウ
ンタC4の値が0となっているか否かを判別し(ステッ
プg5)、払出しカウンタの値が0でない場合には、処
理番号フラグF1の値を再び1に戻し(ステップg
7)、タイマTに所定値dをセットし(ステップg
8)、払出し完了フラグf1を0クリアし(ステップg
9)、ステップe7以下の処理を実行後、次周期の処理
では、処理番号フラグF1の値が1となっているので、
再び払出しカウンタC4の値が0となるまで、ステップ
s12,ステップs13,ステップs14の処理を実行
する。
の値が1である場合には、それまでの処理周期における
ステップe7またはステップe8で払出し球が検出され
ていることになる。この場合CPU30は、払出しカウ
ンタC4の値が0となっているか否かを判別し(ステッ
プg5)、払出しカウンタの値が0でない場合には、処
理番号フラグF1の値を再び1に戻し(ステップg
7)、タイマTに所定値dをセットし(ステップg
8)、払出し完了フラグf1を0クリアし(ステップg
9)、ステップe7以下の処理を実行後、次周期の処理
では、処理番号フラグF1の値が1となっているので、
再び払出しカウンタC4の値が0となるまで、ステップ
s12,ステップs13,ステップs14の処理を実行
する。
【0091】また、ステップg5の判別処理において、
払出しカウンタの値が0となっている場合には、CPU
30は、処理番号フラグF1の値を0セットして初期化
し(ステップg6)、ステップe12に移行して払出し
モータM3の駆動停止指令を出力してモータ停止し、処
理を終了する。
払出しカウンタの値が0となっている場合には、CPU
30は、処理番号フラグF1の値を0セットして初期化
し(ステップg6)、ステップe12に移行して払出し
モータM3の駆動停止指令を出力してモータ停止し、処
理を終了する。
【0092】また、ステップg4の判別処理において、
払出し完了フラグf1の値が1でない場合には、CPU
30は、ステップe7以下の処理を実行し、当該周期の
処理を終了する。
払出し完了フラグf1の値が1でない場合には、CPU
30は、ステップe7以下の処理を実行し、当該周期の
処理を終了する。
【0093】次に、球抜きスイッチSW2が操作された
場合について説明する。この場合には、前述したよう
に、CPU30は、ステップd19乃至ステップd21
の処理実行後、処理番号フラグF1の値が4となってい
るので、ステップs1乃至ステップs3の処理と、ステ
ップs4,ステップs5,ステップs6及びステップs
7の判別処理後、タイマTの値を1つデクリメントし
(ステップh1)、タイマTの値が0となっているか否
かを判別し(ステップh2)、フックソレノイドSOL
2の励磁継続時間Aに達するまでの間、ステップh3以
下の処理を実行する。
場合について説明する。この場合には、前述したよう
に、CPU30は、ステップd19乃至ステップd21
の処理実行後、処理番号フラグF1の値が4となってい
るので、ステップs1乃至ステップs3の処理と、ステ
ップs4,ステップs5,ステップs6及びステップs
7の判別処理後、タイマTの値を1つデクリメントし
(ステップh1)、タイマTの値が0となっているか否
かを判別し(ステップh2)、フックソレノイドSOL
2の励磁継続時間Aに達するまでの間、ステップh3以
下の処理を実行する。
【0094】CPU30は、フックソレノイドSOL2
の励磁指令を出力してフック72,73を退却させ(ス
テップh3)、球抜きソレノイドSOL1の励磁指令を
出力して球抜き放出弁27を回動し球排出路26に排出
路を切替える(ステップh4)。この時点で、パチンコ
球の自重により賞品球排出装置2よりパチンコ球が排出
されることとなる。
の励磁指令を出力してフック72,73を退却させ(ス
テップh3)、球抜きソレノイドSOL1の励磁指令を
出力して球抜き放出弁27を回動し球排出路26に排出
路を切替える(ステップh4)。この時点で、パチンコ
球の自重により賞品球排出装置2よりパチンコ球が排出
されることとなる。
【0095】次いで、CPU30は、球抜き処理の最高
継続時間を計測するタイマT2の値を1つデクリメント
し(ステップh5)、タイマT2の値が0となっている
か否かを判別し(ステップh6)、タイマT2の値は、
タイマTに設定されている値Aよりも十分大であるの
で、球抜き処理開始当初では、ステップh6の判別結果
は偽となる。タイマT2の値が0となっていない場合に
は、CPU30は、球抜き検出スイッチSW2がオンと
なっているか否かを判別し(ステップh7)、判定結果
が真ならば当該周期の処理を終了する一方、判定結果が
偽ならば、処理番号フラグの値を6に切替えて球抜き待
機処理の実行を許可し(ステップh8)、タイマT3に
球抜き待機時間t1をセットして(ステップh9)、当
該周期の処理を終了する。
継続時間を計測するタイマT2の値を1つデクリメント
し(ステップh5)、タイマT2の値が0となっている
か否かを判別し(ステップh6)、タイマT2の値は、
タイマTに設定されている値Aよりも十分大であるの
で、球抜き処理開始当初では、ステップh6の判別結果
は偽となる。タイマT2の値が0となっていない場合に
は、CPU30は、球抜き検出スイッチSW2がオンと
なっているか否かを判別し(ステップh7)、判定結果
が真ならば当該周期の処理を終了する一方、判定結果が
偽ならば、処理番号フラグの値を6に切替えて球抜き待
機処理の実行を許可し(ステップh8)、タイマT3に
球抜き待機時間t1をセットして(ステップh9)、当
該周期の処理を終了する。
【0096】球抜き処理開始直後は、球抜き検出スイッ
チSW2はオンされていると考えられるので、次周期以
降の処理では、CPU30は、処理番号フラグF1の値
4に応じて、ステップs1乃至ステップs3の処理及び
ステップs4乃至ステップs7の判別後、再びステップ
h1乃至ステップh7の各処理を繰り返し実行し、フッ
クソレノイドSOL2の励磁継続時間Aだけ経過する
と、タイマTの値が0となり、ステップh2の判定結果
が真となって検出され、CPU30は、ステップh10
に移行する。
チSW2はオンされていると考えられるので、次周期以
降の処理では、CPU30は、処理番号フラグF1の値
4に応じて、ステップs1乃至ステップs3の処理及び
ステップs4乃至ステップs7の判別後、再びステップ
h1乃至ステップh7の各処理を繰り返し実行し、フッ
クソレノイドSOL2の励磁継続時間Aだけ経過する
と、タイマTの値が0となり、ステップh2の判定結果
が真となって検出され、CPU30は、ステップh10
に移行する。
【0097】ステップh10に移行したCPU30は、
処理番号フラグF1の値を5に切替えてステップs16
の球抜き実行中処理の実行を許可すると共に(ステップ
h10)、タイマTに排出球検出処理時間Yをセットし
(ステップh11)、フックソレノイドSOL2の励磁
解除指令を出力し(ステップh12)、タイマT3に球
無状態が検出された時に実行する排出球検出判別処理の
処理時間t1をセットし(ステップh13)、ステップ
h4以降の処理を実行して当該周期の処理を終了する。
処理番号フラグF1の値を5に切替えてステップs16
の球抜き実行中処理の実行を許可すると共に(ステップ
h10)、タイマTに排出球検出処理時間Yをセットし
(ステップh11)、フックソレノイドSOL2の励磁
解除指令を出力し(ステップh12)、タイマT3に球
無状態が検出された時に実行する排出球検出判別処理の
処理時間t1をセットし(ステップh13)、ステップ
h4以降の処理を実行して当該周期の処理を終了する。
【0098】次周期以降の処理では、処理番号フラグF
1の値が5となっているので、CPU0は、ステップs
1乃至ステップs3の処理及びステップs4乃至ステッ
プs8の判別後、ステップs16の球抜き実行中処理を
実行する。
1の値が5となっているので、CPU0は、ステップs
1乃至ステップs3の処理及びステップs4乃至ステッ
プs8の判別後、ステップs16の球抜き実行中処理を
実行する。
【0099】CPU30は、タイマTの値を1つデクリ
メントし(ステップj1)、タイマTの値が0となって
いるか否かを判別し(ステップj2)、タイマTの値が
0となっていない場合には、ステップj3及びステップ
j4の判別処理を実行し、即ち、球計数入力2があるか
否かを判別し(ステップj3)、球計数入力2がない場
合には球計数入力1がないか否かを判別する(ステップ
j4)。
メントし(ステップj1)、タイマTの値が0となって
いるか否かを判別し(ステップj2)、タイマTの値が
0となっていない場合には、ステップj3及びステップ
j4の判別処理を実行し、即ち、球計数入力2があるか
否かを判別し(ステップj3)、球計数入力2がない場
合には球計数入力1がないか否かを判別する(ステップ
j4)。
【0100】ステップj3またはステップj4の判別処
理において、球計数入力2または球計数入力1がある場
合には、即ち、排出球が検出される場合には、CPU3
0は、処理番号フラグF1の値を4に切替え(ステップ
j5)、タイマTにフックソレノイドSOL2の励磁継
続時間Aをセットし(ステップj6)、ステップh4以
下の処理を実行して当該周期の処理を終了し、次周期以
降の処理では、処理番号フラグの値が4となっているの
で、ステップh1,ステップh2の処理後、,ステップ
h3に移行し、再び、球抜き処理を開始する。
理において、球計数入力2または球計数入力1がある場
合には、即ち、排出球が検出される場合には、CPU3
0は、処理番号フラグF1の値を4に切替え(ステップ
j5)、タイマTにフックソレノイドSOL2の励磁継
続時間Aをセットし(ステップj6)、ステップh4以
下の処理を実行して当該周期の処理を終了し、次周期以
降の処理では、処理番号フラグの値が4となっているの
で、ステップh1,ステップh2の処理後、,ステップ
h3に移行し、再び、球抜き処理を開始する。
【0101】また、ステップj3とステップj4の判別
処理における判定結果が、いずれも球計数入力2及び球
計数入力1がないと判定された場合、即ち、排出球が検
出されない場合には、CPU30は、ステップj7に移
行する。CPU30は、球無状態が検出されてからの排
出球検出判別処理を開始することとなり、ステップh1
3の処理においてセットされた処理時間t1の範囲内
で、ステップj3とステップj4の判別処理における判
定結果が、いずれも球計数入力2及び球計数入力1がな
いと判定されるか否かを判別することとなる。
処理における判定結果が、いずれも球計数入力2及び球
計数入力1がないと判定された場合、即ち、排出球が検
出されない場合には、CPU30は、ステップj7に移
行する。CPU30は、球無状態が検出されてからの排
出球検出判別処理を開始することとなり、ステップh1
3の処理においてセットされた処理時間t1の範囲内
で、ステップj3とステップj4の判別処理における判
定結果が、いずれも球計数入力2及び球計数入力1がな
いと判定されるか否かを判別することとなる。
【0102】ステップj7に移行したCPU30は、球
抜きソレノイドSOL1の励磁指令を出力し(ステップ
j7)、球抜き処理の最高継続時間を計測するタイマT
2の値を1つデクリメントし(ステップj8)、タイマ
T2の値が0となっているか否かを判別し(ステップj
6)、タイマT2の値が0となっていない場合には、処
理時間がセットされているタイマT3の値を1つデクリ
メントし(ステップj10)、タイマT3の値が0とな
っているか否か、即ち、排出球検出判別処理の終了時間
に達したか否かを判別する(ステップj11)。
抜きソレノイドSOL1の励磁指令を出力し(ステップ
j7)、球抜き処理の最高継続時間を計測するタイマT
2の値を1つデクリメントし(ステップj8)、タイマ
T2の値が0となっているか否かを判別し(ステップj
6)、タイマT2の値が0となっていない場合には、処
理時間がセットされているタイマT3の値を1つデクリ
メントし(ステップj10)、タイマT3の値が0とな
っているか否か、即ち、排出球検出判別処理の終了時間
に達したか否かを判別する(ステップj11)。
【0103】ステップj11の判別処理において、タイ
マT3の値が0となっていない場合には、CPU30
は、排出球検出判別処理を継続する。CPU30は、ス
テップh7の判別処理実行後、球抜きスイッチSW2が
オンであれば、当該周期の処理を終了し、次周期以降の
処理において、処理番号フラグF1の値が5となってい
るので、再び、ステップj1,ステップj2の判別後、
ステップj3とステップj4の判別処理を実行すること
となる。
マT3の値が0となっていない場合には、CPU30
は、排出球検出判別処理を継続する。CPU30は、ス
テップh7の判別処理実行後、球抜きスイッチSW2が
オンであれば、当該周期の処理を終了し、次周期以降の
処理において、処理番号フラグF1の値が5となってい
るので、再び、ステップj1,ステップj2の判別後、
ステップj3とステップj4の判別処理を実行すること
となる。
【0104】そして、排出球検出判別処理の処理時間内
に、ステップj3またはステップj4の判別処理におい
て、球計数入力2または球計数入力1がある場合には、
即ち、排出球が検出される場合には、排出球検出判別処
理を抜けてステップj5を実行するので、再び、球抜き
処理が開始されることになるが、排出球検出判別処理の
処理時間内に、ステップj3またはステップj4の判別
処理において、排出球が検出されることがない場合に
は、CPU30は、処理番号フラグF1の値が5である
ので排出球検出判別処理が継続して行われる。
に、ステップj3またはステップj4の判別処理におい
て、球計数入力2または球計数入力1がある場合には、
即ち、排出球が検出される場合には、排出球検出判別処
理を抜けてステップj5を実行するので、再び、球抜き
処理が開始されることになるが、排出球検出判別処理の
処理時間内に、ステップj3またはステップj4の判別
処理において、排出球が検出されることがない場合に
は、CPU30は、処理番号フラグF1の値が5である
ので排出球検出判別処理が継続して行われる。
【0105】そして、ステップj11の判別処理におい
て、タイマT3の値が0となって検出されると(ステッ
プj11)、CPU30は、ステップh8に移行し、処
理番号フラグF1の値を6に切替え、タイマT3に球抜
き処理の処理時間t1をセットして当該周期の処理を終
了する。
て、タイマT3の値が0となって検出されると(ステッ
プj11)、CPU30は、ステップh8に移行し、処
理番号フラグF1の値を6に切替え、タイマT3に球抜
き処理の処理時間t1をセットして当該周期の処理を終
了する。
【0106】また、上述した球抜き開始処理及び球抜き
実行中処理を繰り返して行ううちに、球抜き処理の最高
継続時間を計測するタイマT2の値が0となると、ステ
ップh6の判別処理またはステップj9の判別処理にお
いて、真と判定されて検出され、この場合にも、CPU
30は、ステップh8及びステップh9の処理を実行し
て球抜き待機処理を実行するすることとなる。
実行中処理を繰り返して行ううちに、球抜き処理の最高
継続時間を計測するタイマT2の値が0となると、ステ
ップh6の判別処理またはステップj9の判別処理にお
いて、真と判定されて検出され、この場合にも、CPU
30は、ステップh8及びステップh9の処理を実行し
て球抜き待機処理を実行するすることとなる。
【0107】次に、ステップs17の球抜き待機処理に
ついて説明する。球抜き開始処理または球抜き実行中処
理において、処理番号フラグF1に6がセットされる
と、ステップs17の球抜き待機処理が実行される。
ついて説明する。球抜き開始処理または球抜き実行中処
理において、処理番号フラグF1に6がセットされる
と、ステップs17の球抜き待機処理が実行される。
【0108】CPU30は、ステップs9の判別処理に
おいて、処理番号フラグF1の現在値6が検出され、ス
テップk1に移行し、タイマT3の値を1つデクリメン
トし(ステップk1)、球抜き待機時間t1がセットさ
れたタイマT3の値が0となっているか否か、即ち、球
抜き待機時間t1が経過したか否かを判別し(ステップ
k2)、タイマT3の値が0となっていないと判定され
た場合には、CPU30は、球抜きスイッチSW2がオ
フであるか否かを判別し(ステップk3)、球抜きスイ
ッチSW2がオフとなっている場合には、当該周期の処
理を終了する一方、球抜きスイッチSW2がオフとなっ
ていない場合には、即ち、球抜きスイッチSW2がオン
の場合には、改めてタイマT3に球抜き待機時間t1を
セットし(ステップk4)、当該周期の処理を終了す
る。
おいて、処理番号フラグF1の現在値6が検出され、ス
テップk1に移行し、タイマT3の値を1つデクリメン
トし(ステップk1)、球抜き待機時間t1がセットさ
れたタイマT3の値が0となっているか否か、即ち、球
抜き待機時間t1が経過したか否かを判別し(ステップ
k2)、タイマT3の値が0となっていないと判定され
た場合には、CPU30は、球抜きスイッチSW2がオ
フであるか否かを判別し(ステップk3)、球抜きスイ
ッチSW2がオフとなっている場合には、当該周期の処
理を終了する一方、球抜きスイッチSW2がオフとなっ
ていない場合には、即ち、球抜きスイッチSW2がオン
の場合には、改めてタイマT3に球抜き待機時間t1を
セットし(ステップk4)、当該周期の処理を終了す
る。
【0109】球抜きスイッチSW2よりの入力がオフと
なっている場合には、CPU30は、次周期以降の処理
では、タイマT3の値が0となるまでの間、処理番号フ
ラグF1の現在値6に応じて、ステップs1乃至ステッ
プs3の処理及びステップs4乃至ステップs9の判別
処理を実行後、ステップk1,ステップk2及びステッ
プk3の処理を繰り返し実行し、球抜き待機時間t1が
経過してタイマT3の値が0となると、ステップk2の
判別処理において真と判定され、処理番号フラグF1を
0セットして初期化し(ステップk5)、球抜きソレノ
イドSOL1の励磁解除指令を出力し(ステップk
6)、球抜き待機処理を終了する。
なっている場合には、CPU30は、次周期以降の処理
では、タイマT3の値が0となるまでの間、処理番号フ
ラグF1の現在値6に応じて、ステップs1乃至ステッ
プs3の処理及びステップs4乃至ステップs9の判別
処理を実行後、ステップk1,ステップk2及びステッ
プk3の処理を繰り返し実行し、球抜き待機時間t1が
経過してタイマT3の値が0となると、ステップk2の
判別処理において真と判定され、処理番号フラグF1を
0セットして初期化し(ステップk5)、球抜きソレノ
イドSOL1の励磁解除指令を出力し(ステップk
6)、球抜き待機処理を終了する。
【0110】また、球抜きスイッチSW2よりの入力が
オンとなっている場合には、CPU30は、処理番号フ
ラグF1の値が6となっているため、ステップs1乃至
ステップs3の処理及びステップs4乃至ステップs9
の判別処理を実行後、ステップk1実行後、ステップk
2に移行するが、ステップk4の処理で球抜き待機時間
t1が新たにセットされているため、ステップk3の判
別処理実行後ステップk4を実行して、当該周期の処理
を終了する。
オンとなっている場合には、CPU30は、処理番号フ
ラグF1の値が6となっているため、ステップs1乃至
ステップs3の処理及びステップs4乃至ステップs9
の判別処理を実行後、ステップk1実行後、ステップk
2に移行するが、ステップk4の処理で球抜き待機時間
t1が新たにセットされているため、ステップk3の判
別処理実行後ステップk4を実行して、当該周期の処理
を終了する。
【0111】球抜きスイッチSW2よりの入力がオンと
なっている場合は、毎回の処理において、球抜き待機時
間t1がタイマT3にセットしなおされるので、ステッ
プk2の判別結果が真とはならない。従って、球抜きス
イッチSW2がオフされるまで球抜き待機処理を実行す
ることとなる。
なっている場合は、毎回の処理において、球抜き待機時
間t1がタイマT3にセットしなおされるので、ステッ
プk2の判別結果が真とはならない。従って、球抜きス
イッチSW2がオフされるまで球抜き待機処理を実行す
ることとなる。
【0112】以上、ステップs10乃至ステップs17
の各処理について説明したが、本実施例では、払出しの
制御プログラムとは別に、パチンコ機内に独立された払
出し個数設定部35を設け、払出し個数設定部35を3
つの設定ピン群11,12,13により構成し、各設定
ピン群の各々に3つの設定ピンa,b,cを設けてこの
内の1つをマイクロコンピユータ46に接続しておき、
残る2つの設定ピンに2つの異なる所定電圧をかけ、こ
れらの3つの設定ピンa,b,cに対して脱着自在なシ
ョートピン14によって、各設定ピン群11,12,1
3において、2つの設定ピン間ショート状態、即ち、a
−b間ショートまたはb−c間ショートを発生させ、3
つの設定ピン群のそれぞれで発生させたショート状態の
組合せを3ビットの設定アドレス信号としてマイクロコ
ンピユータ46に出力し、マイクロコンピユータ46側
には、払出し個数に対応した賞品球排出装置2の動作繰
り返し回数が記憶されたテーブルを設け、払出しの制御
プログラムにより払出し個数設定部35よりのアドレス
信号に対応してテーブルを検索することにより、払出し
個数の設定を行う。
の各処理について説明したが、本実施例では、払出しの
制御プログラムとは別に、パチンコ機内に独立された払
出し個数設定部35を設け、払出し個数設定部35を3
つの設定ピン群11,12,13により構成し、各設定
ピン群の各々に3つの設定ピンa,b,cを設けてこの
内の1つをマイクロコンピユータ46に接続しておき、
残る2つの設定ピンに2つの異なる所定電圧をかけ、こ
れらの3つの設定ピンa,b,cに対して脱着自在なシ
ョートピン14によって、各設定ピン群11,12,1
3において、2つの設定ピン間ショート状態、即ち、a
−b間ショートまたはb−c間ショートを発生させ、3
つの設定ピン群のそれぞれで発生させたショート状態の
組合せを3ビットの設定アドレス信号としてマイクロコ
ンピユータ46に出力し、マイクロコンピユータ46側
には、払出し個数に対応した賞品球排出装置2の動作繰
り返し回数が記憶されたテーブルを設け、払出しの制御
プログラムにより払出し個数設定部35よりのアドレス
信号に対応してテーブルを検索することにより、払出し
個数の設定を行う。
【0113】このため、パチンコ機の遊技盤を変更する
ような場合、遊技盤の変更に伴って各入賞口に対応する
払出し個数も変更する必要が生じる場合には、払出し個
数設定部35のショートピン14のショート位置を脱着
変更することにより、変更される払出し個数に対応した
賞品球排出装置2の動作繰り返し回数が記憶されたテー
ブルのアドレスを検索するようにして、払出し個数を変
更すればよく、ショートピン14の脱着操作を行うだけ
で容易にかつ確実に、パチンコ機が設置される遊技場内
において、払出しの制御プログラムを変更することなし
に、短時間に払出し個数の設定変更できるものである。
ような場合、遊技盤の変更に伴って各入賞口に対応する
払出し個数も変更する必要が生じる場合には、払出し個
数設定部35のショートピン14のショート位置を脱着
変更することにより、変更される払出し個数に対応した
賞品球排出装置2の動作繰り返し回数が記憶されたテー
ブルのアドレスを検索するようにして、払出し個数を変
更すればよく、ショートピン14の脱着操作を行うだけ
で容易にかつ確実に、パチンコ機が設置される遊技場内
において、払出しの制御プログラムを変更することなし
に、短時間に払出し個数の設定変更できるものである。
【0114】なお、上記説明においては、貸出し球数の
単位を25個、例えば、100円の投入金額に対して2
5個のパチンコ球の貸出しを可能として例示したが、貸
出し球数を球貸スイッチSW8の操作回数に応じて、操
作の繰り返し回数により25個,50個,75個のよう
に増分設定するようにしてもよい。この場合には、球貸
スイッチSW8への球貸要求分は払出しカウンタC4に
おいて累積記憶するようにする。払出しカウンタC4に
おいて記憶された値が払出しモータM1の払出し駆動に
よりカウンタ値が減算されて0となった時点で、払出し
処理は終了する。図23は、この場合の処理の概略を示
すフロー図である。
単位を25個、例えば、100円の投入金額に対して2
5個のパチンコ球の貸出しを可能として例示したが、貸
出し球数を球貸スイッチSW8の操作回数に応じて、操
作の繰り返し回数により25個,50個,75個のよう
に増分設定するようにしてもよい。この場合には、球貸
スイッチSW8への球貸要求分は払出しカウンタC4に
おいて累積記憶するようにする。払出しカウンタC4に
おいて記憶された値が払出しモータM1の払出し駆動に
よりカウンタ値が減算されて0となった時点で、払出し
処理は終了する。図23は、この場合の処理の概略を示
すフロー図である。
【0115】CPU30は、球貸要求があるか否かを判
別し(ステップp1)、球貸要求が検出された場合に
は、払出しカウンタC4に値25を累積加算して記憶し
(ステップp2)、貸球の払出し処理を実行し(ステッ
プp3)、払出しカウンタC4の値を1つデクリメント
し(ステップp4)、払出しカウンタの値が0となって
いるか否かを判別して(ステップp5)、払出しカウン
タC4の値が0でない場合には、再度球貸要求があるか
否かを判別し(ステップp6)、球貸要求が検出された
場合に、ステップp2に戻って、ステップp2の処理を
実行して払出しカウンタC4に値25を累積加算した後
払出し処理を行う一方、球貸要求が検出されない場合に
は、ステップp3に戻って払いだし処理を実行する。
別し(ステップp1)、球貸要求が検出された場合に
は、払出しカウンタC4に値25を累積加算して記憶し
(ステップp2)、貸球の払出し処理を実行し(ステッ
プp3)、払出しカウンタC4の値を1つデクリメント
し(ステップp4)、払出しカウンタの値が0となって
いるか否かを判別して(ステップp5)、払出しカウン
タC4の値が0でない場合には、再度球貸要求があるか
否かを判別し(ステップp6)、球貸要求が検出された
場合に、ステップp2に戻って、ステップp2の処理を
実行して払出しカウンタC4に値25を累積加算した後
払出し処理を行う一方、球貸要求が検出されない場合に
は、ステップp3に戻って払いだし処理を実行する。
【0116】CPU30は、ステップp6の判別処理に
おいて、払いだしカウンタC4の値が0となるまで上記
処理を繰り返し、払出しカウンタC4の値がとなると球
貸処理を終了する。
おいて、払いだしカウンタC4の値が0となるまで上記
処理を繰り返し、払出しカウンタC4の値がとなると球
貸処理を終了する。
【0117】
【発明の効果】本発明のパチンコ機における払出し賞品
数設定装置は、回転体の回転量を設定することにより駆
動制御される賞品球排出装置と、賞品球排出装置を駆動
制御する制御部に、各別の入賞口に対する入賞検出信号
を判別する入賞信号判定手段と、複数の賞品球数に対応
した回転体の回転量の繰り返し回数が設定記憶された賞
品球数テーブルと、制御部に電気的に接続され、複数組
の出力信号を切替えることにより賞品球数テーブルの所
定アドレスを制御部に設定する払出し個数設定手段と、
払出し個数設定手段の値と入賞信号判定手段の判定結果
に基づいて、賞品球テーブルより回転体の回転量の繰り
返し回数を選択して設定する払出し賞品球数決定手段と
を設けたので、短時間に簡単な操作で容易にかつ確実
に、パチンコ機が設置される遊技場内において、払出し
の制御プログラムを変更することなしに、払出し個数の
設定変更することが可能であり、通常のパチンコ機に限
定されずカード式パチンコ機にも適用することができ
る。
数設定装置は、回転体の回転量を設定することにより駆
動制御される賞品球排出装置と、賞品球排出装置を駆動
制御する制御部に、各別の入賞口に対する入賞検出信号
を判別する入賞信号判定手段と、複数の賞品球数に対応
した回転体の回転量の繰り返し回数が設定記憶された賞
品球数テーブルと、制御部に電気的に接続され、複数組
の出力信号を切替えることにより賞品球数テーブルの所
定アドレスを制御部に設定する払出し個数設定手段と、
払出し個数設定手段の値と入賞信号判定手段の判定結果
に基づいて、賞品球テーブルより回転体の回転量の繰り
返し回数を選択して設定する払出し賞品球数決定手段と
を設けたので、短時間に簡単な操作で容易にかつ確実
に、パチンコ機が設置される遊技場内において、払出し
の制御プログラムを変更することなしに、払出し個数の
設定変更することが可能であり、通常のパチンコ機に限
定されずカード式パチンコ機にも適用することができ
る。
【図1】本発明の実施例に係る払出し賞品数設定装置の
要部を示すブロック図
要部を示すブロック図
【図2】実施例の賞品球排出装置の断面図
【図3】実施例の賞品球排出装置の別の断面図
【図4】実施例のカード式パチンコ機の制御部を示す要
部ブロック図
部ブロック図
【図5】実施例の賞品球排出装置の要部ブロック図
【図6】実施例における払出し個数設定手段を示す図
【図7】実施例の賞品球排出装置の排出動作処理を示す
タイミングチャート
タイミングチャート
【図8】実施例における賞品球数テーブルを示す図
【図9】本発明の実施例に係るカード式パチンコ機に配
備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図10】図9のフロー図のつづき
【図11】本発明の実施例に係るカード式パチンコ機に
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図12】本発明の実施例に係るカード式パチンコ機に
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図13】本発明の実施例に係るカード式パチンコ機に
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図14】本発明の実施例に係るカード式パチンコ機に
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図15】図14のフロー図のつづき
【図16】図14のフロー図のつづき
【図17】本発明の実施例に係るカード式パチンコ機に
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図18】本発明の実施例に係るカード式パチンコ機に
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図19】本発明の実施例に係るカード式パチンコ機に
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図20】本発明の実施例に係るカード式パチンコ機に
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図21】本発明の実施例に係るカード式パチンコ機に
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図22】本発明の実施例に係るカード式パチンコ機に
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図23】実施例のカード式パチンコ機に配備したCP
Uによる球貸処理の他の実施例を示すフロー図
Uによる球貸処理の他の実施例を示すフロー図
1 カード式パチンコ機 2 賞品球排出装置 4 回転体 5 回転体 9 制御基板 10 打球ハンドル 11 設定ピン群 12 設定ピン群 13 設定ピン群 14 ショートピン 15 セーフ球カウンタ 16 賞品球払出口 17 上皿 18 賞品球払出口 19 球受皿 22 タンクレール 24 払い出し経路 26 球排出路 27 球抜き放出弁 30 CPU 31 ROM 32 RAM 33 払出し信号入力部 34 スイッチ入力部 35 払出し個数設定部 36 スイッチ入力部 37 球切りモータ制御部 38 発射モータ制御部 39 クロック回路 40 ウォッチドッグタイマ・リセット回路 41 発射装置制御部 42 LED表示回路 43 ソレノイド駆動回路 44 少数払出し表示LED 45 カードユニット 46 マイクロコンピユータ 50 球計数センサ 51 球係数センサ 53 スピーカ 60 ケース 61 通路 62 通路 63 球送出車 64 球送出車 65 回転軸 66 球体係合部 67 球体係合部 68 突部 69 突部 70 突部 71 突部 72 フック 73 フック SW1 セーフ球検出スイッチ SW2 球抜き検出スイッチ SW3 満タン検出スイッチ SW4 球切れ検出スイッチ SW5 球切れ検出スイッチ SW6 球検出スイッチ SW7 球検出スイッチ SW8 球貸スイッチ M1 球切りモータ M2 発射モータ M3 払出しモータ SOL1 球抜きソレノイド SOL2 フックソレノイド
Claims (1)
- 【請求項1】 回転体の回転量を設定することにより駆
動制御される賞品球排出装置と、前記賞品球排出装置を
駆動制御する制御部に、各別の入賞口に対する入賞検出
信号を判別する入賞信号判定手段と、複数の賞品球数に
対応した前記回転体の回転量の繰り返し回数が設定記憶
された賞品球数テーブルと、前記制御部に電気的に接続
され、複数組の出力信号を切替えることにより前記賞品
球数テーブルの所定アドレスを該制御部に設定する払出
し個数設定手段と、前記払出し個数設定手段の値と入賞
信号判定手段の判定結果に基づいて、前記賞品球テーブ
ルより前記回転体の回転量の繰り返し回数を選択して設
定する払出し賞品球数決定手段とを設けたことを特徴と
するパチンコ機における払出し賞品数設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16988592A JPH05337238A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | パチンコ機における払出し賞品数設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16988592A JPH05337238A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | パチンコ機における払出し賞品数設定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05337238A true JPH05337238A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15894765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16988592A Pending JPH05337238A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | パチンコ機における払出し賞品数設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05337238A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015126877A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-07-09 | 株式会社三共 | 遊技盤 |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP16988592A patent/JPH05337238A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015126877A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-07-09 | 株式会社三共 | 遊技盤 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040816 |