JPH0533535Y2 - - Google Patents

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JPH0533535Y2
JPH0533535Y2 JP1986127705U JP12770586U JPH0533535Y2 JP H0533535 Y2 JPH0533535 Y2 JP H0533535Y2 JP 1986127705 U JP1986127705 U JP 1986127705U JP 12770586 U JP12770586 U JP 12770586U JP H0533535 Y2 JPH0533535 Y2 JP H0533535Y2
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liquid crystal
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crystal device
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、数字、文字、記号、図形若しくはこ
れらの組合せから成る交通標識用の所定の表示が
設けられている表示面を具備し、この表示面が光
反射性及び/又は夜光性である道路用、鉄道用な
どの交通標識装置に関するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、光反射性及び/又は夜光性でありか
つ交通標識用の所定の表示が設けられている表示
面を具備する交通標識装置において、液晶装置を
前記表示面の前に配設し、前記液晶装置から構成
される光シヤツターに透視状態と不透視状態とを
周期的に繰り返させることによつて、比較的簡単
な構成であるにもかかわらず、前記交通標識用表
示が見掛け上点滅した状態に見えるようにして交
通標識のアピール効果を高めるようにしたもので
ある。
〔従来の技術〕
道路や鉄道においては多数の交通標識が用いら
れているが、これらの交通標識は輸送機関の安全
を確保するために欠くことのできないものであ
る。なおこれらの交通標識は、一般に、黄、白、
青、赤色などの色彩効果の高い色を組み合せてコ
ントラストを付けることによつて、その表示内容
が認識され易いようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の交通標識の場合には、そ
の表示内容の認識のされ易さ、即ちアピール効果
に限界があつて、遠方からの視認が特に夜間には
困難であつた。
本考案は従来の交通標識における上述のような
欠点を是正すべく考案されたものであつて、昼夜
を問わずその表示内容の認識が容易でアピール効
果の高い交通標識装置を提供するようにしたもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、数字、文字、記号、図形若しくはこ
れらの組合せから成る交通標識用の所定の表示が
設けられかつ光反射性及び/又は夜光性である表
示面と、一対の透明電極の間に液晶を配してなり
かつ前記表示面の前に配設された液晶装置とをそ
れぞれ具備し、前記液晶装置は、前記一対の透明
電極間に印加する電圧を制御してその透明性を変
化させることによつて、透視状態と不透視状態と
を可逆的に保持し得る光シヤツターを構成してお
り、前記一対の透明電極間に印加する電圧を周期
的に変化させて前記光シヤツターに透視状態と不
透視状態と周期的に繰り返させることによつて、
前記光反射性及び/又は夜光性表示面に設けられ
た交通標識用表示を前記液晶装置を通して見掛け
上点滅状態で透視し得るように構成したことを特
徴とする交通標識装置に係るものである。
〔実施例〕
次に本考案の一実施例を図面に付き説明する。
第1図〜第3図から明らかなように、交通標識装
置は地面1などにその下端部を取付け支持されて
いる支持杆2を具備し、この支持杆2の上方部分
には、その表示面に交通標識用の所定の表示3が
附された表示板4に取付けられている。なおこの
表示板4においては、その表示面の上記交通標識
用表示3の部分、若しくはこの表示3を除く一部
分又は全部が光反射性又は夜光性となつている。
そしてこの表示板4の上記表示面には、この表示
面とほぼ同形で光シヤツター機能を有する平板状
の液晶装置5がこの表示面に隣接して配設されて
いる。
支持杆2の上端には太陽電池6が取付けられ、
またこの支持杆2には上記太陽電池6と表示板3
との間においてバツテリー7及び電圧制御器8が
それぞれ配設されている。なお上記バツテリー7
は太陽電池6にらつて充電されるように構成さ
れ、夜間にはこのバツテリー7が液晶装置5の電
源として機能し得るようになつている。また電圧
制御器8は太陽電池6が電圧を発生している昼間
には太陽電池を電源として、またそれ以外の夜間
等にはバツテリー7を電源として、液晶装置5の
一対の透明電極の間に一定の周期で以つて間欠的
にかつ繰り返して電圧を印加するように構成され
ている。
液晶装置5は、真空蒸着等によつてそれらの内
側面に一対の透明電極がそれぞれ形成されている
マイラー(Mylar)等のプラスチツク材料又はガ
ラス等からなる一対の透明な板状体の間に液晶層
を配し、一対の透明な板状体の間の外周囲をシー
ル部材によつてシールしたものであつてよい。従
つて上記液晶層は表示板4の表示面とほぼ同形の
液晶装置5のほぼ全体に亘つて存在している。な
お液晶装置5において、上記一対の透明電極の厚
みはそれぞれ200オングストローム程度であつて
よく、また上記液晶層の厚みは2.5μm程度であつ
てよい。
上記液晶層として、昭和58年特許出願公表第
501631号公報に開示されているように、分極した
高分子からなるネマチツク液晶が封入されかつポ
リビニルアルコール(PVA)等の高分子材料等
からなる球殻状のカプセルを溶液中に多数散在さ
せたものを用いることができる。即ち、PVAの
水溶液とネマチツク液晶とをコロイドミルにより
混合、懸濁させれば、液晶がPVAの球殻(カプ
セル)に封入されてなる懸濁粒子が分散された
PVA担体が得られるので、このPVA担体を上記
一対の透明電極の一方又は両方に塗布することに
よつてこのPVA担体から成る液晶層を得ること
ができる。そして上記カプセルの周囲の担体の種
類や濃度を適宜選択することによつて、これらの
カプセルを液晶層中に固定することができる。
このような液晶装置5においては、上記一対の
透明電極の間に電圧制御器8によつて電圧が印加
されていないときには、液晶がカプセルの壁面に
沿うように配列しており、しかも液晶装置5に対
するカプセルの向きには規則性がない。従つて上
記一対の透明電極に電圧が印加されていないとき
には、液晶装置5は表示板4の表示面に向う光を
同様に散乱させる。従つてこの場合には液晶装置
5は不透視状態となつていて、運転者等は表示板
4の交通標識用表示3を液晶装置5を通して透視
することはできない。
これに対して、上記一対の透明電極の間に電圧
制御器8によつて例えば40〜100vの交流電圧が
印加されているときには、カプセル内の液晶がこ
の印加電圧に応じて電界の方向へ配列するので、
表示板4の表示面に向う外光は液晶装置5で散乱
させられることなくこの液晶装置5を透過すると
共に、上記表示面から外方へ向う光も同様に透過
する。そしてこれらの透過の割合、即ち透光状態
は印加電圧の大きさに応じて大きくなる。従つて
一対の透明電極に電圧が印加されているときに
は、液晶装置5は透視状態となつていて、運転者
等は表示板4の交通標識用表示3を液晶装置5を
通して透視することができる。
この交通標識装置の場合、一対の透明電極の間
には電圧制御器8によつて一定の周期でもつて間
欠的にかつ繰り返して電圧が印加される。従つて
液晶装置5は一定の周期で以つて上述のような透
視状態と不透視状態とを繰り返すことになる。な
おこの場合、一対の透明電極の間に印加される上
記電圧は、例えば0.7秒間〜3秒間の周期で以つ
て例えば0.5秒間〜2秒間ずつ印加されるように
なつていてよい。従つて液晶装置5は、0.5秒間
〜2秒間透視状態となり次いで0.2秒間〜1秒間
不透視状態となることを0.7秒間〜3秒間の周期
で繰り返すようになつていてよい。
このように構成された交通標識装置によれば、
表示板4の表示面に昼間は太陽光線が、また夜間
は自動車や鉄道車輌のヘツドライトの光がそれぞ
れ照射するので、この表示面の交通標識用表示3
が見掛け上一定の周期で以つて点滅する。このよ
うに交通標識用表示3は見掛け上点滅し、また上
記表示面は光反射性又は夜光性であるから、運転
者等は夜間であつても上記交通標識用表示3を極
めて容易に認識することができ、このために上記
表示3のアピール効果は非常に高いものとなる。
またこの交通標識装置の場合、液晶装置5を駆
動及び制御するための電圧制御器8の電源、ひい
ては液晶装置5の電源として、太陽電池6を具備
すると共に、この太陽電池6によつて充電される
バツテリー7を具備している。従つて昼間には太
陽電池6において発生する電圧によつて電圧制御
器8、ひいては液晶装置5を駆動すると共にバツ
テリー7を充電し、また夜間にはこのバツテリー
7を電源として電圧制御器8、ひいては液晶装置
5を駆動すればよい。なおこの場合、液晶装置5
として電界効果型のものを用いれば、消費電力が
極めて小さいので、太陽電池6の受光面が小面積
で良く極めて実用的である。
なお上述の実施例においては、液晶装置5の液
晶層として、カプセル内に封入されている液晶を
用いてこの液晶装置5を光シヤツター構造とした
が、これに代えて、カプセル内に封入されておら
ずかつねじれネマチツク効果を有するように一対
の透明電極の間に配されている液晶をその前後に
偏光子及び検光子を配置して用いるようにしても
よい。
また上述の実施例においては、液晶装置5を表
示板4の表示面とほぼ同形にして液晶層が上記表
示面のほぼ全体に亘つて存在するように構成した
が、必ずしもそのように構成する必要はなく、例
えば、交通標識用表示3の部分のみ、若しくはこ
の部分とその近傍のみに存在するようにしてもよ
い。
また上述の実施例においては、液晶装置5を一
対の透明電極の間に電圧が印加されていないとき
に不透視状態で電圧が印加されているときに透視
状態となるように構成したが、これとは逆に電圧
が印加されていないときに透視状態で電圧が印加
されているときに不透視状態となるようにしても
よい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、多種で任意の色彩と複雑な形
状とを有する表示を行い易い光反射性及び/又は
夜光性表示面に設けられていて本来アピール効果
の大きい交通標識用表示を、光シヤツターを構成
する液晶装置を通して見掛け上点滅状態で透視し
得るから、アピール効果の非常に高い交通標識用
表示を得ることができる。
また、数字、文字、記号、図形若しくはこれら
の組合せから成る交通標識用表示は、液晶装置に
直接設けられるのではなく、多種で任意の色彩と
複雑な形状とを有する表示を行い易い光反射性及
び/又は夜光性表示面に設けられ、液晶装置は単
に光シヤツターを構成するだけでよいから、交通
標識用表示のアピール効果が非常に高いにもかか
らず、多種で任意の色彩と複雑な形状とを有する
交通標識用表示でも、簡単にかつ安価に構成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は交通標識用表示が透視し得ない状態にお
ける交通標識装置の正面図、第2図は交通標識用
表示が透視し得る状態における交通標識装置の正
面図、第3図は交通標識装置の側面図である。 なお図面に用いた符号において、3……交通標
識用表示、4……表示板、5……液晶装置、6…
…太陽電池、7……バツテリー、8……電圧制御
器、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 数字、文字、記号、図形若しくはこれらの組
    合せから成る交通標識用の所定の表示が設けら
    れかつ光反射性及び/又は夜光性である表示面
    と、 一対の透明電極の間に液晶を配してなりかつ
    前記表示面の前に配設された液晶装置とをそれ
    ぞれ具備し、 前記液晶装置は、前記一対の透明電極間に印
    加する電圧を制御してその透明性を変化させる
    ことによつて、透視状態と不透視状態とを可逆
    的に保持し得る光シヤツターを構成しており、 前記一対の透明電極間に印加する電圧を周期
    的に変化させて前記光シヤツターに透視状態と
    不透視状態とを周期的に繰り返させることによ
    つて、前記光反射性及び/又は夜光性表示面に
    設けられた交通標識用表示を前記液晶装置を通
    して見掛け上点滅状態で透視し得るように構成
    した交通標識装置。 2 液晶がネマチツク液晶である実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の装置。 3 液晶が複数のカプセルにそれぞれ封入され、
    これらの複数のカプセルが一対の透明電極の間
    に配されている実用新案登録請求の範囲第2項
    に記載の装置。 4 液晶がねじれネマチツク効果を有するように
    一対の透明電極の間に配されている実用新案登
    録請求の範囲第2項に記載の装置。 5 液晶装置の電源として機能する太陽電池を具
    備する実用新案登録請求の範囲第1項〜第4項
    のうちの何れか1つに記載の装置。 6 太陽電池によつて充電されるバツテリーを具
    備し、夜間にはこのバツテリーが液晶装置の電
    源として機能し得るように構成した実用新案登
    録請求の範囲第5項に記載の装置。
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