JPH0533426U - スイツチ構造 - Google Patents

スイツチ構造

Info

Publication number
JPH0533426U
JPH0533426U JP9065491U JP9065491U JPH0533426U JP H0533426 U JPH0533426 U JP H0533426U JP 9065491 U JP9065491 U JP 9065491U JP 9065491 U JP9065491 U JP 9065491U JP H0533426 U JPH0533426 U JP H0533426U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock wire
spring
lock
insertion locking
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9065491U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2578124Y2 (ja
Inventor
昭義 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP1991090654U priority Critical patent/JP2578124Y2/ja
Publication of JPH0533426U publication Critical patent/JPH0533426U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2578124Y2 publication Critical patent/JP2578124Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 押えばねがロックワイヤのみに接してこれを
押えていて、作動中での押えばねの変形が防止されて、
押えばねが確実にロックワイヤを押え得て確実なオルタ
ネイトロックがなされるスイッチ構造を提供することで
ある。 【構成】 押えばね45は、その差込み係止片40をロ
ックワイヤ取付部32の差込み係止穴部43に差し込ま
れて係止してあり、また、左右の挟持片38、39がロ
ックワイヤ取付部32を挟み付けているために、押えば
ね45はロックワイヤ取付部32に確実に保持されてお
り、押えばね45のロックワイヤ押え部35はロックワ
イヤ31のみに接してこれを押える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は照光押ボタンスイッチ等のスイッチ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のスイッチ構造はオルタネイト機構50を備えており、オルタネ イト機構50は図9に示すようにロックワイヤ51を備えており、このロックワ イヤ51の両端部は直角に曲げてあり、その一端部51aは端子ブロック52の 周面に形成したロッワイヤ取付部53の支承穴54に回転可能に支承されており 、ロックワイヤ51の他端部51bはプランジャ55に形成されたハ−トカム( 図示せず)に引っ掛けてある。そして、このように構成されたオルタネイト機構 50にはオルタネイトロックを確実化するために押えばね56が設けてある。こ の押えばね56は板ばねよりなり、その一端部56aが端子ブロック52の周面 に形成したロッワイヤ取付部53の係止穴57に係止されており、基部56bと 先端部56cをケ−ス58の内面に当接させて、その中間部56dをロックワイ ヤ51に当ててこのロックワイヤ51を押えている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来例にあっては、押えばね56は板ばねよりな り、その一端部56aが端子ブロック52の周面に形成したロッワイヤ取付部5 3の係止穴57に係止されており、基部56bと先端部56cをケ−ス58の内 面に当接させて、その中間部56dをロックワイヤ51に当ててこのロックワイ ヤ51を押えており、この押えばね56がロックワイヤ51を押えるための支点 が基部56bと先端部56cとの2点であるために、作動中に押えばね56が変 形しやすく、押えばね56が確実にロックワイヤ51を押え得ず確実なオルタネ イトロックがなされないという問題点があった。
【0004】 本考案は上記の問題点を解消するものであって、その目的とするところは、押 えばねがロックワイヤのみに接してこれを押えていて、作動中での押えばねの変 形が防止されて、押えばねが確実にロックワイヤを押え得て確実なオルタネイト ロックがなされるスイッチ構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、左右の挟持片と端部の差込み係止片 を有する保持部と、この保持部に連ねたロックワイヤ押え部とから成る押えばね を備え、オルタネイト機構のロックワイヤの一端部が回転可能に支承された端子 ブロックのロッワイヤ取付部に差込み係止穴部を設け、この差込み係止穴部に差 込み係止片を差し込んで係止すると共に、左右の挟持片でロッワイヤ取付部を左 右から挟持して押えばねをロッワイヤ取付部に取り付け、押えばねのロックワイ ヤ押え部でロックワイヤを押えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
かかる構成により、押えばねは、その差込み係止片をロックワイヤ取付部の差 込み係止穴部に差し込まれて係止してあり、また、左右の挟持片がロックワイヤ 取付部を挟み付けているために、押えばねはロックワイヤ取付部に確実に保持さ れており、押えばねのロックワイヤ押え部はロックワイヤのみに接してこれを押 えているために、作動中での押えばねの変形が防止される。このために、押えば ねのロックワイヤ押え部は確実にロックワイヤを押え得て確実なオルタネイトロ ックがなされる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1乃至図8は、本考案の 一実施例に係わるスイッチ構造を示すもので、照光式の押ボタンスイッチを一例 としている。この照光式の押ボタンスイッチは、スイッチ操作ユニットAと、ス イッチユニットBとより成る。スイッチ操作ユニットAは、大略本体ケ−ス1と 、押しボタン2と、ランプ3を備えた照光部4と、プランジャ5と、端子ブロッ ク6とオルタネイト機構30とを備えている。
【0008】 スイッチ操作ユニットAにおいて、端子ブロック6はケ−ス本体1の端部内に 収容固定されており、この端子ブロック6には一対のランプ端子9がインサ−ト 成形されていて、ランプ端子9は端子ブロック6の端面から外方に突出している 。そして、端子ブロック6にはランプ端子9とは位相を90度ずらした位置にプ ランジャ脚挿通部10、10が形成してある。
【0009】 そして、照光部4はランプホルダ14とこのランプホルダ14に取り付けられ たランプ3とを備え、ランプホルダ14は、ランプ端子14aを端子ブロック6 のランプ端子9に接続させてこの端子ブロック6に設けてある。
【0010】 ケ−ス本体1内にはプランジャ5がこのケ−ス本体1の軸方向に移動可能に設 けてあり、このプランジャ5は円筒状のプランジャ本体11を備えており、この プランジャ本体11の下端部にはプランジャ脚12が相対向して突設してあり、 また、プランジャ本体11の内周部には係合突起(図示せず)が相対向して突設 してある。そして、プランジャ脚12を端子ブロック6のプランジャ脚挿通部1 0に挿通しており、しかも、プランジャ本体11内に前記ランプ3のランプホル ダ14が位置している。
【0011】 押ボタン2は、合成樹脂材で角形筒状の上部本体16に円筒状の下部本体17 を一体に成形して成されており、この下部本体17には係合部(図示せず)が形 成してあり、この係合部を前記プランジャ5の係合突起に係合させて押ボタン2 がプランジャ5に結合されている。押ボタン2の上部本体16はランプ4の発光 色に合わせて着色された半透明の合成樹脂材から成る拡散プレ−ト18と彫刻プ レ−ト19とで覆われていてその上にキャップ20が被せてある。
【0012】 オルタネイト機構30はロックワイヤ31を備えており、このロックワイヤの 両端部は直角に曲げてあり、その一端部31aは端子ブロック6の周面に形成し たロッワイヤ取付部32の支承穴33に回転可能に支承されており、ロックワイ ヤ31の他端部31bはプランジャ5に形成されたハ−トカム(図示せず)に引 っ掛けてある。
【0013】 このように構成されたオルタネイト機構30にはオルタネイトロックを確実化 するために押えばね機構34が設けてある。この押えばね機構34の押えばね4 5は図5乃至図8に示すように一枚のばね板材を折り曲げ加工して形成されたも のであって、ロックワイヤ押え部35とこのロックワイヤ押え部35を取り付け るための保持部36とを備えている。そして、保持部36は、正面部42の対し て直角に折り曲げられた左右の挟持片38、39と同じく正面部42に対して直 角に折り曲げられた端部の差込み係止片40を有し、差込み係止片40には切り 起こしによる係止片41が形成してある。そして、保持部36の正面部42に連 ねてロックワイヤ押えばね部35が形成してあり、このロックワイヤ押え部35 は内側に傾斜させてある。
【0014】 前記ロックワイヤ取付部32にはスリット状の差込み係止穴43が形成してあ り、ロックワイヤ取付部32の端面32aには係止穴44が形成してあり、この 係止穴44は差込み係止穴43に通じている。
【0015】 そして、押えばね35の差込み係止片40をロックワイヤ取付部32の差込み 係止穴43に差し込むことにより、これの係止片41を係止穴44に突入させて 係止し、左右の挟持片38、39でロックワイヤ取付部32を挟み付けて押えば ね35がロックワイヤ取付部32に取り付けてあり、この押えばね35のロック ワイヤ押え部37がロックワイヤ31を押えている。
【0016】 スイッチユニットBはスイッチ部26と接続端子25を備えたソケット部27 とが設けてある。
【0017】 上記のように構成されたスイッチ操作ユニットAは、そのランプ端子9をスイ ッチユニットBのソケット部26に差込み、これの接触端子25に接触させてこ のスイッチユニットBに結合させてある。
【0018】 そして、押ボタン2が押された場合は、この押ボタン2に連動してプランジャ 5が移動してスイッチユニットBのスイッチ部26が押されスイッチオンの状態 になる。
【0019】 前記オルタネイト機構30においては、押ボタン2に連動してプランジャ5が 移動した場合、ロックワイヤ31の他端部31bがハ−トカムに係合して、押ボ タン2の押し込み状態、すなわちスイッチオンの状態を保持し、再び押ボタン2 を押すことによりロックワイヤ31の他端部31bのハ−トカムへの係合を解除 してスイッチオフの状態にする。
【0020】 前記押えばね機構34においては、押えばね45は、その差込み係止片40を ロックワイヤ取付部32の差込み係止穴43に差し込まれて、これの係止片41 が係止穴44に係止してあり、また、左右の挟持片38、39がロックワイヤ取 付部32を挟み付けているために、押えばね35はロックワイヤ取付部32に確 実に保持されていて、作動中での押えばね35の変形が防止されている。このた めに、押えばね35のロックワイヤ押え部37は確実にロックワイヤ31を押え て、確実なオルタネイトロックがなされいる。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案は、左右の挟持片と端部の差込み係止片を有する 保持部と、この保持部に連ねたロックワイヤ押え部とから成る押えばねを備え、 オルタネイト機構のロックワイヤの一端部が回転可能に支承された端子ブロック のロッワイヤ取付部に差込み係止穴部を設け、この差込み係止穴部に差込み係止 片を差し込んで係止すると共に、左右の挟持片でロッワイヤ取付部を左右から挟 持して押えばねをロッワイヤ取付部に取り付け、押えばねのロックワイヤ押え部 でロックワイヤを押えたものである。したがって、押えばねは、その差込み係止 片をロックワイヤ取付部の差込み係止穴部に差し込まれて係止してあり、また、 左右の挟持片がロックワイヤ取付部を挟み付けているために、押えばねはロック ワイヤ取付部に確実に保持されており、押えばねのロックワイヤ押え部はロック ワイヤのみに接してこれを押えているために、作動中での押えばねの変形が防止 される。このために、押えばねのロックワイヤ押え部は確実にロックワイヤを押 え得て確実なオルタネイトロックがなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスイッチ構造の縦断面および破断図で
ある。
【図2】図1において90度位相をずらした位置での断
面および破断図である。
【図3】本考案のスイッチ構造におけるオルタネイト構
造の正面図である。
【図4】同断面図である。
【図5】押えばねの平面図である。
【図6】同正面図である。
【図7】同底面図である。
【図8】同側面図である。
【図9】従来のスイッチ構造のスイッチ操作ユニットを
示す縦断面および破断図である。
【符号の説明】
A スイッチ操作ユニット B スイッチユニット 31 ロックワイヤ 32 ロックワイヤ取付部 38、39 挟持片 40 差込み係止片 43 差込み係止穴部 45 押えばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の挟持片と端部の差込み係止片を有
    する保持部と、この保持部に連ねたロックワイヤ押え部
    とから成る押えばねを備え、オルタネイト機構のロック
    ワイヤの一端部が回転可能に支承された端子ブロックの
    ロッワイヤ取付部に差込み係止穴部を設け、この差込み
    係止穴部に差込み係止片を差し込んで係止すると共に、
    左右の挟持片でロッワイヤ取付部を左右から挟持して押
    えばねをロッワイヤ取付部に取り付け、押えばねのロッ
    クワイヤ押え部でロックワイヤを押えたことを特徴とす
    るスイッチ構造。
JP1991090654U 1991-10-09 1991-10-09 スイッチ構造 Expired - Fee Related JP2578124Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991090654U JP2578124Y2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 スイッチ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991090654U JP2578124Y2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 スイッチ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0533426U true JPH0533426U (ja) 1993-04-30
JP2578124Y2 JP2578124Y2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=14004513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991090654U Expired - Fee Related JP2578124Y2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 スイッチ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2578124Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61146829U (ja) * 1985-03-04 1986-09-10
JPS63191525U (ja) * 1987-05-29 1988-12-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61146829U (ja) * 1985-03-04 1986-09-10
JPS63191525U (ja) * 1987-05-29 1988-12-09

Also Published As

Publication number Publication date
JP2578124Y2 (ja) 1998-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3644258B2 (ja) スイッチ
JPH0533426U (ja) スイツチ構造
JPH0542580Y2 (ja)
JPH0216488Y2 (ja)
JPS643141Y2 (ja)
JPH02108219U (ja)
JPH0526661Y2 (ja)
JPH0631619Y2 (ja) 照光式押ボタンスイッチ
KR910005918Y1 (ko) 푸쉬버튼 스위치
JPH0249669Y2 (ja)
GB2207818A (en) Bulb holders
KR0126639Y1 (ko) 랜턴
JPS6022510Y2 (ja) 照光押ボタンスイッチ
JP2592654Y2 (ja) スイッチ構造
JPS596577Y2 (ja) 照光式押ボタンスイッチ
JPH0138827Y2 (ja)
JPS6325443U (ja)
JPS6111865Y2 (ja)
JPH0561929U (ja) 照光式押釦スイッチ
JPS6230742Y2 (ja)
JPH0531045U (ja) 押し釦スイツチのスイツチユニツト連結構造
JPH0643955Y2 (ja) 押釦スイッチのロック装置
JPS5928579Y2 (ja) 押ボタンスイツチ
JPH0237423U (ja)
JPH0231952Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees