JPH05334038A - データの符号化及び復元処理装置 - Google Patents

データの符号化及び復元処理装置

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JPH05334038A
JPH05334038A JP14424092A JP14424092A JPH05334038A JP H05334038 A JPH05334038 A JP H05334038A JP 14424092 A JP14424092 A JP 14424092A JP 14424092 A JP14424092 A JP 14424092A JP H05334038 A JPH05334038 A JP H05334038A
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huffman code
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JP14424092A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Terasawa
俊治 寺澤
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Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来より少ないメモリー容量でハフマン符号
化/復元処理を行なうことのできる符号化・復元処理方
式の提供。 【構成】 符号化処理装置20はデータ範囲判定手段2
1、ハフマン符号化処理手段22、非ハフマン符号化処
理手段25、第1のマルチプレクサ28、及び第2のマ
ルチプレクサ29から構成されている。そして、データ
範囲判定手段21は入力した差分データDの値が所定の
範囲内かどうかを判定し、差分データDの値が所定の範
囲内の時、ハフマン符号化処理手段22によって差分デ
ータDからハフマン符号及びハフマン符号長データを
得、差分データDの値が所定の範囲外の時、非ハフマン
符号化処理手段25によって差分データDから非ハフマ
ン符号を得る。ハフマン符号化処理手段22は、ハフマ
ン符号化手段23と、ハフマン符号長決定手段24と、
を含み、非ハフマン符号化処理手段25は、差分コード
Dに範囲外コード子を付加して非ハフマン符号を得る非
ハフマン符号化手段26と、非ハフマン符号長を得る非
ハフマン符号長決定手段27と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理におけるデータ
転送・格納時の圧縮/展開に関し、特に、ハフマン方式
におけるデータ圧縮/展開に関するデータの符号化及び
復元処理方式の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】X線診断装置、画像表示装置、X線CT
装置、内視鏡、MRI装置、核医学装置等、医用画像デ
ータの生成、処理、及び表示を行なう各種医療用装置及
びこれら装置を端末として接続して画像データベースを
構築する医用画像データベースシステムにおいて、膨大
な格納メモリー容量を要する画像データの処理・格納を
行なうために効果的なデータ圧縮/展開手段が必要であ
り、このための代表的な手法の一つとしてハフマン符号
化(Huffman Cording ;Huffman,D.A:A method for the
construction of minimum-redundancy codes,Proc.IRE
40 、 PP.1098 ー1101)によるデータ圧縮/展開方式が
ある。ハフマン符号化アルゴリズムにおいて、被符号化
データがある範囲内にある時はハフマン符号化処理を行
ない、データがその範囲外にある場合には非ハフマン処
理を行なう。ハフマン符号化処理とは被符号化データを
それぞれ1対1で対応するハフマンコードと呼ばれる符
号に変換することをいい、非ハフマン符号化処理とは被
符号化データが範囲外であることを示す範囲外コードと
呼ばれるコードに被符号化データをそのまま付加した符
号に変換することをいう。
【0003】従来、データ圧縮時には、全ての被符号化
データに対応するハフマン符号及び非ハフマン符号を記
憶素子に記憶させておき、入力する被符号化データに対
応した符号を読み出すことで符号化処理を行なってい
た。
【0004】一方、展開時も同様に、全てのハフマン符
号及び非ハフマン符号に対応する復号データを記憶素子
に記憶させておいて、入力する符号(データ列)から対
応した復号データを読み出すことでデータの復元を行な
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の符号化/復元処理では、全ての入力データ(圧縮時
は被符号化データ、展開時には符号)をメモリー(記憶
素子)に記憶させるため、被符号化データの長さ、或い
は符号の長さが大きくなると莫大な容量のメモリーが必
要になるという問題点があった。
【0006】例えば、被符号化データのビット数を17ビ
ット、ハフマン符号を最大16ビット、非ハフマン符号を
25ビット、ハフマン符号化範囲を−512 〜511 とする
時、従来の符号化/復元処理では、データ圧縮時には、
図6Aに示すようにハフマン符号化処理ブロック61に
おいて、17ビットの被符号化データを入力して最大ビ
ット数である25ビット(最大ビット数=非ハフマン符号
のビット数)の符号Cと、符号Cの長さを示す5 ビット
の符号長(∴符号化では符号Cは可変長であり、ハフマ
ン符号化範囲±512 を1ブロックとするデータ列を構成
している。従ってそれぞれの符号Cの長さを示す長さ符
号Lを要し、この例では符号Cの最大長25≦ 25 )を出
力する。そして、符号化に必要な記憶容量として、メモ
リーに符号用テーブルとして128Kx25bit=3.2Mビット、
符号長用テーブルとして128Kx5bit=0.64M ビット、合
計約4Mビットを要する。ここで、128Kは2 の17乗を意味
する。
【0007】一方、展開時には、図6Bに示すようにハ
フマン符号復元処理ブロック65において、最大25ビッ
トの符号C(可変長)を入力して、17ビットの復号デ
ータDと符号Cの長さを示す符号長Lを出力する。そし
て、データの復元に必要な記憶容量として、メモリーに
符号復元用テーブルとして32Mx17bit =544Mビット、符
号長復元用テーブルとして32Mx5bit=160Mビット、合計
704Mビットを要する。ここで、32M は2 の25乗を意味す
る。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、従来より少ないメモリー容量でハフマン符号化
/復元処理を行なうことのできる符号化・復元処理方式
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に基づく
データの符号化処理装置は、データの圧縮を行なうハフ
マン符号化による符号化処理において、入力した被符号
化データの値が所定の範囲内かどうかを判定するデータ
範囲判定手段と、該データ範囲判定手段が、被符号化デ
ータの値が所定の範囲内にあると判定した時、被符号化
データからハフマン符号及びハフマン符号長を得るハフ
マン符号化処理手段と、データ範囲判定手段が、被符号
化データの値が所定の範囲外にあると判定した時、被符
号化データから非ハフマン符号及び非ハフマン符号長を
得る非ハフマン符号化処理手段と、第1のマルチプレク
サと、第2のマルチプレクサと、を有し、ハフマン符号
化処理手段が、被符号化データから、ハフマン符号を得
るハフマン符号化手段と、ハフマン符号長を得るハフマ
ン符号長決定手段と、メモリーに記憶された、ハフマン
符号群と、ハフマン符号長群と、を含み、非ハフマン符
号化処理手段が、被符号化データに範囲外識別子を付加
して非ハフマン符号を得る非ハフマン符号化手段と、非
ハフマン符号長を得る非ハフマン符号長決定手段と、を
含み、第1のマルチプレクサが、ハフマン符号化手段か
ら出力されるハフマン符号と非ハフマン符号化手段から
出力される非ハフマン符号とを入力して符号列を出力
し、第2のマルチプレクサが、ハフマン符号長決定手段
から出力されるハフマン符号長と非ハフマン符号長決定
手段から出力される非ハフマン符号長とを入力して符号
長列を出力することを特徴とする。また、上記データの
符号化処理装置において、データ範囲判定手段がコンパ
レータからなることが望ましく、更に、データの符号化
処理装置において、ハフマン符号化処理手段がエラー検
出手段を有することが望ましい。
【0010】また、本発明に基づくデータの符号復元処
理装置は、ハフマン符号化処理により符号として圧縮さ
れたデータの展開を行なう復号データ復元処理におい
て、入力した符号の値が所定の範囲内かどうかを判定す
る符号範囲判定手段と、該符号範囲判定手段が、符号の
値が所定の範囲内にあると判定した時、符号をハフマン
符号として処理し、復号データ及びハフマン符号長を得
るハフマン符号復元処理手段と、符号範囲判定手段が、
符号の値が所定の範囲外にあると判定した時、符号を非
ハフマン符号として処理し、復号データ及び非ハフマン
符号長を得る非ハフマン符号復元処理手段と、第1のマ
ルチプレクサと、第2のマルチプレクサと、を有し、ハ
フマン符号復元処理手段が、ハフマン符号から復号デー
タを得るハフマン符号復元手段と、ハフマン符号長を得
るハフマン符号長決定手段と、メモリーに記憶された、
復号データ群と、ハフマン符号長群と、を含み、非ハフ
マン符号復元処理手段が、非ハフマン符号から範囲外識
別子を取り除いて復号データを得る非ハフマン符号復元
手段と、非ハフマン符号長を得る非ハフマン符号長決定
手段と、を含み、第1のマルチプレクサが、ハフマン符
号復元手段から出力される復号データと非ハフマン符号
復元手段から出力される復号データとを入力して復号デ
ータ列を出力し、第2のマルチプレクサが、ハフマン符
号長決定手段から出力されるハフマン符号長と非ハフマ
ン符号長決定手段から出力される非ハフマン符号長とを
入力して符号長列を出力することを特徴とする。また、
上記データの復元処理装置において、符号範囲定手段が
コンパレータからなることが望ましく、更に、ハフマン
符号復元処理手段がエラー検出手段を有することが望ま
しい。
【0011】
【作用】上記構成により、データの圧縮時には、本発明
に基づくデータの符号化処理装置のデータ範囲判定手段
によって、入力した被符号化データの値が所定の範囲内
かどうかが判定され、被符号化データの値が所定の範囲
内の時、ハフマン符号化処理手段により被符号化データ
からハフマン符号及びハフマン符号長を得、被符号化デ
ータの値が所定の範囲外の時、非ハフマン符号化処理手
段によって前記被符号化データに範囲外識別子を付加し
てから非ハフマン符号及び非ハフマン符号長を得る。一
方、データの展開復元時には、本発明に基づくデータの
復元処理装置の符号範囲判定手段によって、入力した符
号の値が所定の範囲内かどうかが判定され、符号の値が
所定の範囲内の時、ハフマン符号復元処理手段によっ
て、符号をハフマン符号として処理し、復号データ及び
非ハフマン符号長を得、符号の値が所定の範囲外にある
と判定した時、非ハフマン符号復元処理手段によって符
号から範囲外識別子を取り除いて復号データ及び非ハフ
マン符号長を得る。
【0012】
【実施例】図1は本発明に基づくデータの符号化装置及
び復元装置の一適用例としてのワークステーションの構
成例を示すブロック図である。図1のワークステーショ
ン1はワークステーション1全体の動作を制御するCP
U2、医療用画像データベース、X線CT装置、及び他
の複数のワークステーション等の端末を接続するローカ
ルネットワーク(図示せず)とデータの受授を行なうイ
ンターフェイス3、本発明に基づくデータの符号化処理
装置のハフマン符号化ロジック(ハフマン符号化手段、
ハフマン符号長決定手段、非ハフマン符号化手段、及び
非ハフマン符号長決定手段(後述))と復元処理装置の
ハフマン符号復元ロジック(ハフマン符号復元手段、ハ
フマン符号長決定手段、非ハフマン符号復元手段、及び
非ハフマン符号長決定手段(後述))を記憶するROM
4、内部メモリーとしてのRAM5、外部記憶装置とし
て画像データを格納する磁気ディスク6、画像表示装置
7、及びキーボード8から構成されている。
【0013】ここで、説明上ワークステーション1で処
理(加工)したデータをネットワークを介して他の端末
に送る場合に、データの圧縮をワークステーション1で
行ない、また、ネットワークを介してワークステーショ
ン1に転送されてくるデータは全てハフマン符号化され
ており、ワークステーション1で転送されてきたデータ
を処理、例えば、表示装置7にデータを表示する場合
に、圧縮データの展開をワークステーション1で行なう
ものとする。そして、データの圧縮時にはROM4に記
憶されているハフマン符号化ロジックが逐次CPU2に
よって実行される。一方、データの展開時にはハフマン
符号復元ロジックが逐次CPU2によって実行される。
なお、この場合、ハフマン符号化ロジック及びハフマン
符号復元ロジックはROM3ではなくRAM4に記憶し
てもよい。
【0014】なお、上記説明では本発明のデータの符号
化処理装置及び復元装置をワークステーションに適用し
たが本発明のデータの符号化処理装置及び復元装置は、
これに限られることなく、例えば、画像データベースを
構築する医用画像データベースや、医用画像データベー
スにネットワークを介して接続する端末としての、X線
診断装置、画像表示装置、X線CT装置、内視鏡、MR
I装置、核医学装置等、医用画像データの生成、処理、
及び表示を行なう各種医療用装置及びこれら装置や、医
用画像データベースに限ることなく他のデータ処理シス
テム及び端末装置に適用することができる。
【0015】以下、本発明の実施例を図2〜図5により
説明する。なお、図2〜図5において括弧内の数字は本
実施例で説明上、被符号化データとしての差分データと
複合データビット長を17ビット、ハフマン符号のビット
長を最大16ビット、非ハフマン符号のビット長を25ビッ
ト、ハフマン符号範囲を−512 〜511 とし、範囲外コー
ド(識別子)を8 ビットとした時の各構成部分における
入出力ビット長を示す。
【0016】<実施例1>図2は本発明に基づく符号化
処理装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【0017】符号化処理装置20はデータ範囲判定手段
21、ハフマン符号化処理手段22、非ハフマン符号化
処理手段25、第1のマルチプレクサ28、及び第2の
マルチプレクサ29から構成されている。そして、デー
タ範囲判定手段21は入力した差分データDの値が所定
の範囲内かどうかを判定し、差分データDの値が所定の
範囲内の時、ハフマン符号化処理手段22によって差分
データDからハフマン符号及びハフマン符号長を得、差
分データDの値が所定の範囲外の時、非ハフマン符号化
処理手段25によって差分データDから非ハフマン符号
及び非ハフマン符号長を得る。
【0018】さらに、ハフマン符号化処理手段22は、
差分データDから、ハフマン符号及びハフマン符号長を
得るハフマン符号化手段23と、ハフマン符号長を得る
ハフマン符号長決定手段24と、メモリーに記憶され
た、ハフマン符号群(図示せず)と、ハフマン符号長群
(図示せず)と、を含み、非ハフマン符号化処理手段2
5は、差分データDに範囲外コード(識別子)を付加し
て非ハフマン符号を得る非ハフマン符号化手段26と、
非ハフマン符号長を得る非ハフマン符号長決定手段27
と、を含み、前記第1のマルチプレクサ28が、ハフマ
ン符号化手段23から出力されるハフマン符号と非ハフ
マン符号化手段26から出力される非ハフマン符号とを
入力して符号列Cを出力し、第2のマルチプレクサ29
が、ハフマン符号長決定手段24から出力されるハフマ
ン符号長と非ハフマン符号長決定手段27から出力され
る非ハフマン符号長とを入力して符号長列Lを出力す
る。符号長は可変長である符号の長さを表す。
【0019】図2の例では、入力した17ビットの差分デ
ータは±512 の範囲内かどうかを知るため、データ範囲
判定手段でチェックされ、範囲内ならハフマン符号化処
理手段22で処理し、範囲外なら非ハフマン符号化処理
手段25で処理する。
【0020】ハフマン符号化処理手段22による処理と
して、入力した10ビット(∴−512〜511 迄の補数表現
が出来ればよいので、差分データ17ビットのMSB(サ
インビット)とLSBから9 ビット目までの10ビットが
あればよい)の差分データに対応するハフマン符号をハ
フマン符号化手段23によりメモリー5のハフマン符号
群から読み出し最大16ビットまでの可変調なので16ビッ
トのハフマン符号として出力する。また、ハフマン符号
長決定手段24はハフマン符号長をメモリー5のハフマ
ン符号長群から読み出し、5 ビットの長さのハフマン符
号長として出力する。
【0021】非ハフマン符号化処理手段25による処理
として、入力した17ビットの差分データDに8 ビットの
範囲外コードを加え、25ビットの非ハフマン符号として
出力する。また、ハフマン符号長決定手段27は非ハフ
マン符号の長さをメモリー5から読み出し5 ビットの非
ハフマン符号長として出力する。
【0022】そして、出力した16ビットのハフマン符号
と25ビットの非ハフマン符号及び1ビットのデータ範囲
判定結果は逐次第1のマルチプレクサ28に入力され、
大きい方の符号長(最大ビットである25ビット)の符号
列Cとして出力される。また、出力した5 ビットのハフ
マン符号長と5 ビットの非ハフマン符号長と1 ビットの
データ範囲判定結果は逐次第2のマルチプレクサ29に
入力され、符号長列Lとして出力される。
【0023】<実施例2>図3は本発明に基づく復元処
理装置の一実施例の構成を示すブロック図である。復元
処理装置30は符号範囲判定手段31、ハフマン符号復
元処理手段32、非ハフマン符号復元処理手段35、第
1のマルチプレクサ38、及び第2のマルチプレクサ3
9から構成されている。そして、符号範囲判定手段31
は、入力した符号Cの値が所定の範囲内かどうかを判定
し、符号Cの値が所定の範囲内の時、符号復元処理手段
32により符号Cをハフマン符号として処理し、差分デ
ータ及びハフマン符号長を得、符号Cの値が所定の範囲
外の時、非ハフマン符号復元処理手段35によって、符
号Cを非ハフマン符号として処理し、差分データ及び非
ハフマン符号長を得る。
【0024】さらに、ハフマン符号復元処理手段32
は、ハフマン符号から差分データを得るハフマン符号復
元手段33と、ハフマン符号長を得るハフマン符号長決
定手段34と、メモリー5に記憶された、差分データ群
(図示せず)と、ハフマン符号長群(図示せず)と、を
含み、非ハフマン符号復元処理手段35は、非ハフマン
符号から範囲外コード(識別子)を取り除いて差分デー
タを得る非ハフマン符号復元手段36と、非ハフマン符
号長を得る非ハフマン符号長決定手段37と、を含み、
第1のマルチプレクサ38が、ハフマン符号復元手段3
3から出力される差分データと非ハフマン符号復元手段
36から出力される差分データとを入力して差分データ
列を出力し、第2のマルチプレクサ39が、ハフマン符
号長決定手段34から出力されるハフマン符号長と非ハ
フマン符号長決定手段37から出力される非ハフマン符
号長とを入力して符号長列を出力する。符号長は可変長
である符号の長さを表す。
【0025】図3の例では、入力した25ビットの符号は
−512 〜511 の範囲内かどうかを知るため、先頭8 ビッ
トをデータ範囲判定手段でチェックされ、先頭8 ビット
が範囲外コードでない(−512 〜511 の範囲内である)
ならハフマン符号復元処理手段32で処理し、範囲外コ
ードである(−512 〜511 の範囲外である)なら非ハフ
マン符号復元処理手段35で処理する。
【0026】ハフマン符号復元処理手段32による処理
として、入力した16ビット(∴ハフマン符号は最大16ビ
ットなので、入力した25ビットの符号の先頭16ビットが
あればよい。)のハフマン符号に対応する差分データを
ハフマン符号復元手段33によりメモリー5の差分デー
タ群から読み出し17ビットの差分データとして出力す
る。また、ハフマン符号長決定手段34はハフマン符号
長をメモリー5のハフマン符号長群から読み出し5 ビッ
トの長さのハフマン符号長として出力する。
【0027】非ハフマン符号復元処理手段35による処
理として、入力した25ビットの符号から8 ビットの範囲
外コードを取り除き、17ビットの差分データとして出力
する。また、非ハフマン符号長決定手段37は非ハフマ
ン符号長の長さをメモリー5から読み出して5 ビットの
非ハフマン符号長として出力する。
【0028】そして、出力したそれぞれ17ビットの差分
データと1 ビットの符号範囲判定結果は逐次第1のマル
チプレクサ38に入力され、差分データ列Dとして出力
される。また、出力したそれぞれ5 ビットの符号長と1
ビットの符号範囲判定結果は逐次第2のマルチプレクサ
39に入力され、符号長列Lとして出力される。
【0029】本発明によれば、データ圧縮時の処理用メ
モリー容量は、ハフマン符号化処理手段22用としてハ
フマン符号化範囲内(実施例1では−512 〜511 )分に
対応するハフマン符号群の大きさ(実施例では1kx16bi
t;∴1k= 210)とハフマン符号長群の大きさ(実施例
では1kx5bit )であり、非ハフマン符号化処理手段25
用としては、範囲外コードの大きさ(実施例では8bit)
と非ハフマン符号長の大きさ(実施例では5bit)及びデ
ータ範囲判定手段21用として上限値及び下限値の大き
さ(実施例では17bit ×2 )だけである。
【0030】また、データ展開時の処理用メモリー容量
は、ハフマン符号復元処理手段32用としてハフマン符
号化範囲内(実施例1では−512 〜511 )分に対応する
差分データ群の大きさ(実施例では64kx17bit ;∴64k
= 216)とハフマン符号長群の大きさ(実施例では64kx
5bit)であり、非ハフマン符号復元処理手段35用とし
て非ハフマン符号長の大きさ(実施例では5bit) 及び符
号範囲判定手段31用として範囲外コードの大きさ(実
施例では8bit)だけである。
【0031】従って、前述の従来のハフマン符号化/復
元方式による使用メモリー容量と本発明に基づくハフマ
ン符号化/復元方式による使用メモリー容量とでは著し
い差がある。表1にその比較を示す。但し、差分データ
のビット長を17ビット、ハフマン符号のビット長を最大
16ビット、非ハフマン符号のビット長を25ビット、ハフ
マン符号範囲を−512 〜511 とし、範囲外コード(識別
子)を8 ビットとした場合の比較である。
【0032】
【表1】 また、上記実施例においてデータ範囲判定手段及び符号
範囲判定手段としてコンパレータを用いることができ
る。
【0033】<実施例3>図4、図5は図3に示した復
元処理装置30のハフマン符号復元処理手段32に1 ビ
ットのエラー検出手段を設けたものである。図4の復元
処理装置40はハフマン符号復元処理手段32がハフマ
ン符号から差分データを得るハフマン符号復元手段33
と、ハフマン符号長を得るハフマン符号長決定手段34
と、エラー検出手段41と、メモリー5に記憶された、
差分データ群(図示せず)と、ハフマン符号長群(図示
せず)と、エラー群(図示せず)と, を含み、エラー検
出手段41は1 ビットのエラーフラグを出力する。その
他の構成及び動作は図3の復元処理装置30と同様であ
る。
【0034】エラーフラグの値が'1' なら復元エラーが
起こったことを意味し、'0' なら処理が正常に行なわれ
たことを意味する。CPU2はエラーフラグを検査しエ
ラーがあった場合には所定の処置、例えば、符号Cの再
処理、等の実行を指示する。
【0035】図5は図4の復元処理装置40の変形例で
あり、復元処理装置45ではハフマン符号復元手段33
からの出力をコンパレータ46に入力する。エラーが発
生した場合は図4の復元処理装置40と同様である。
【0036】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】上記により、データの圧縮時には本発明
に基づく符号化処理装置により非ハフマン処理の時には
範囲外識別子に差分データを加えて符号を出力し、デー
タの展開時には本発明に基づく復元処理装置により非ハ
フマン処理の時には符号から範囲外識別子を取除いて差
分データを出力するので、必要なメモリー容量はハフマ
ン符号化範囲内の入力データに対応する容量で十分とな
り、従って、従来の処理に比べ、データのハフマン符号
化/復元処理に必要なメモリー容量が大幅に削減され
る。また、メモリー容量が少なくて済むので本発明のデ
ータの符号化処理装置及び/またはデータの復元装置の
構成が簡素化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくデータの符号化装置及び復元装
置の一適用例としてのしたワークステーションの構成例
を示すブロック図である。
【図2】本発明に基づく符号化処理装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明に基づく復元処理装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図4】本発明に基づく復元処理装置の他の実施例の構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明に基づく復元処理装置の他の実施例の構
成を示すブロック図である。
【図6】従来のハフマン符号化/復元装置の概略ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
20 符号化処理装置 21 データ範囲判定手段 22 ハフマン符号化処理手段 23 ハフマン符号化手段 24 ハフマン符号長決定手段 25 非ハフマン符号化処理手段 26 非ハフマン符号化手段 27 非ハフマン符号長決定手段 28 第1のマルチプレクサ 29 第2のマルチプレクサ 30、40、45 復元処理装置 31 符号範囲判定手段 32 ハフマン符号復元処理手段 33 ハフマン符号復元手段 34 ハフマン符号長決定手段 35 非ハフマン符号復元処理手段 36 非ハフマン符号復元手段 37 非ハフマン符号長決定手段 38 第1のマルチプレクサ 39 第2のマルチプレクサ 41 エラー検出手段 46 コンパレータ(エラー検出手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの圧縮を行なうハフマン符号化に
    よる符号化処理において、入力した被符号化データの値
    が所定の範囲内かどうかを判定するデータ範囲判定手段
    と、該データ範囲判定手段が、前記被符号化データの値
    が所定の範囲内にあると判定した時、前記被符号化デー
    タからハフマン符号及びハフマン符号長を得るハフマン
    符号化処理手段と、前記データ範囲判定手段が、前記被
    符号化データの値が所定の範囲外にあると判定した時、
    前記被符号化データから非ハフマン符号及び非ハフマン
    符号長を得る非ハフマン符号化処理手段と、第1のマル
    チプレクサと、第2のマルチプレクサと、を有し、前記
    ハフマン符号化処理手段が、被符号化データから、ハフ
    マン符号を得るハフマン符号化手段と、ハフマン符号長
    を得るハフマン符号長決定手段と、メモリーに記憶され
    た、ハフマン符号群と、ハフマン符号長群と、を含み、
    前記非ハフマン符号化処理手段が、被符号化データに範
    囲外識別子を付加して非ハフマン符号を得る非ハフマン
    符号化手段と、非ハフマン符号長を得る非ハフマン符号
    長決定手段と、を含み、前記第1のマルチプレクサが、
    前記ハフマン符号化手段から出力されるハフマン符号と
    前記非ハフマン符号化手段から出力される非ハフマン符
    号とを入力して符号列を出力し、前記第2のマルチプレ
    クサが、前記ハフマン符号長決定手段から出力されるハ
    フマン符号長と前記非ハフマン符号長決定手段から出力
    される非ハフマン符号長とを入力して符号長列を出力す
    ることを特徴とするデータの符号化処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータの符号化処理装置に
    おいて、データ範囲判定手段がコンパレータからなるこ
    とを特徴とするデータの符号化処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のデータの符号化処
    理装置において、ハフマン符号化処理手段がエラー検出
    手段を有することを特徴とするデータの符号化処理装
    置。
  4. 【請求項4】ハフマン符号化処理により符号として圧縮
    されたデータの展開を行なう復号データ復元処理におい
    て、入力した符号の値が所定の範囲内かどうかを判定す
    る符号範囲判定手段と、該符号範囲判定手段が、前記符
    号の値が所定の範囲内にあると判定した時、前記符号を
    ハフマン符号として処理し、復号データ及びハフマン符
    号長を得るハフマン符号復元処理手段と、前記符号範囲
    定手段が、前記符号の値が所定の範囲外にあると判定し
    た時、前記符号を非ハフマン符号として処理し、復号デ
    ータ及び非ハフマン符号長を得る非ハフマン符号復元処
    理手段と、第1のマルチプレクサと、第2のマルチプレ
    クサと、を有し、前記ハフマン符号復元処理手段が、ハ
    フマン符号から復号データを得るハフマン符号復元手段
    と、ハフマン符号長を得るハフマン符号長決定手段と、
    メモリーに記憶された、復号データ群と、ハフマン符号
    長群と、を含み、前記非ハフマン符号復元処理手段が、
    非ハフマン符号から範囲外識別子を取り除いて復号デー
    タを得る非ハフマン符号復元手段と、非ハフマン符号長
    を得る非ハフマン符号長決定手段と、を含み、前記第1
    のマルチプレクサが、前記ハフマン符号復元手段から出
    力される復号データと前記非ハフマン符号復元手段から
    出力される復号データとを入力して復号データ列を出力
    し、前記第2のマルチプレクサが、前記ハフマン符号長
    決定手段から出力されるハフマン符号長と前記非ハフマ
    ン符号長決定手段から出力される非ハフマン符号長とを
    入力して符号長列を出力することを特徴とするデータの
    復元処理装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のデータの復元処理装置にお
    いて、符号範囲定手段がコンパレータからなることを特
    徴とするデータの復元処理装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5記載のデータの復元処理
    装置において、ハフマン符号復元処理手段がエラー検出
    手段を有することを特徴とするデータの復元処理装置。
JP14424092A 1992-06-04 1992-06-04 データの符号化及び復元処理装置 Pending JPH05334038A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1989707A2 (fr) * 2006-02-24 2008-11-12 France Telecom Procede de codage binaire d'indices de quantification d'une enveloppe d'un signal, procede de decodage d'une enveloppe d'un signal et modules de codage et decodage correspondants

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