JPH0533234U - 入力用ペン先 - Google Patents
入力用ペン先Info
- Publication number
- JPH0533234U JPH0533234U JP7900391U JP7900391U JPH0533234U JP H0533234 U JPH0533234 U JP H0533234U JP 7900391 U JP7900391 U JP 7900391U JP 7900391 U JP7900391 U JP 7900391U JP H0533234 U JPH0533234 U JP H0533234U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラスから成るタブレット面にペン先を接触
させ、タブレット面に文字等を描いて信号を入力する入
力装置の操作感を改善する。 【構成】 ペン先となるチップをカーボン或は導電プラ
スチックのような非金属性材料によって形成し、この非
金属性導電材料によって形成したチップの表面に金属メ
ッキ層を被着形成した構造のペン先。
させ、タブレット面に文字等を描いて信号を入力する入
力装置の操作感を改善する。 【構成】 ペン先となるチップをカーボン或は導電プラ
スチックのような非金属性材料によって形成し、この非
金属性導電材料によって形成したチップの表面に金属メ
ッキ層を被着形成した構造のペン先。
Description
【0001】
この考案は例えばタブレット式入力装置等に利用する入力用ペンのペン先に関 する。
【0002】
従来より入力操作の簡素化を目的として、タブレット面に例えば手書で文字を 描き、この文字をデータ処理装置等に入力する入力装置、或はタブレット面を複 数の区画に区分けし、この各区画に文字或は図形等を割当て、入力を希望する文 字又は図形が描かれた区画をペン先で指定することによりその指定された区画に 対応した内容をデータ処理装置に入力する入力装置が各種実用されている。
【0003】 この種の入力装置に用いる入力用ペンは、先端が導電性であることが要求され る。このため従来はステンレス等の金属によって形成されている。 図2にこの種の入力用ペンの構造を示す。図中1はペン軸を示す。このペン軸 は絶縁材によって形成され筒状に形成される。 ペン軸1の後端側から直流又は高周波の電流を供給する電流供給用のリード線 2が導入され、リード線2の先端に雌コンタクト3が接続される。ペン軸1の先 端に雄コンタクト4が嵌着されて支持され、この雄コンタクト4の後端がペン軸 1内に延長突出され、その先端に雌コンタクト3が嵌合し、電気的接続状態を維 持する。これと共に雄コンタクト4の先端はペン軸1から突出し、この突出端部 にペン先5が嵌着される。ペン先5はホルダ6によってペン軸1の先端部分に締 付けられ、固定される。
【0004】 従来のペン先5は先にも説明したようにステンレスのような金属によって形成 される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 ペン先5を接触させて例えば手書入力するタブレット面は一般にガラスの面に 抵抗体層を被着形成して構成されている。このためペン先5が金属の場合、接触 の都度カチ、カチと言う音がし、感触が硬く、操作性が悪い欠点がある。 ペン先に導電プラスチック或はカーボンのような硬度の低い材料を使うことが 考えられるが、これらの材料はタブレット面に慴動痕を残し、タブレット面を汚 す欠点が生じる。また抵抗が比較的大きいため、入力装置が誤動作するおそれも ある。
【0006】 この考案の目的は操作感が良く、然も抵抗値が低く、入力装置を誤動作させる ことのない入力用ペン先を提供しようとするものである。
【0007】
この考案ではカーボン或は導電プラスチック等の非金属性導電材料によってペ ン先となるチップを形成し、このチップの表面に金属メッキ層を被着形成した構 造としたものである。 この考案の構造によればペン先をガラスに接触させた場合、その感触は主に芯 となるカーボン或は導電プラスチックによって決まり、金属より柔らかい感触が 得られる。然も表面に金属メッキ層を形成したから抵抗値が低下し、入力装置を 誤動作させることはない。また表面が金属メッキ層で覆われるため、カーボン等 の露出がない。よってタブレット面を慴動痕によって汚すこともない。等の実益 が得られる。
【0008】
図1にこの考案によるペン先の構造を示す。この考案においては、ペン先5を 構成するチップ5Aをカーボン或は導電プラスチックのような非金属性材料によ って形成し、この非金属性材料によって形成したチップ5Aの表面に金属メッキ 層5Bを被着形成する。
【0009】 チップ5Aは例えばカーボン粉とタールを混練したものを金型に入れ、高温で 焼成して形成する。また導電プラスチックは例えばポリアセタール樹脂にカーボ ン粉、或は金属粉を混入し、型に入れて高温加圧して形成することができる。 チップ5Aの表面に被着する金属メッキ層5Bは例えば銀、或は銅等の良導体 を用いる。これらの良導体によって金属メッキ層5Bを形成することによってチ ップ5Aの抵抗値を低くすることができる。
【0010】
以上説明したようにこの考案によればペン先5の芯部材として非金属性導電材 料を用いたから、ガラスによって構成されるタブレット面に接触させたときの感 触は柔らかく、あたかも鉛筆を用いて筆記しているかの如き感触が得られる。 特にチップ5Aをカーボンとし、金属メッキ層5Bを銀によって形成した場合 は、その点が強調され優れた操作感が得られることが確認された。
【0011】 またこの考案の構成によれば非金属性導電材料によって形成したチップ5Aの 表面に金属メッキ層5Bを被着形成した構造としたから、チップ5Aの抵抗値が 低下し、入力装置が誤動作することはない。 更にこの考案ではチップ5Aの表面が金属メッキ層5Bで覆われているからカ ーボン或はプラスチック等の露出が避けられる。よってタブレット面に慴動痕が 付着することも回避され、タブレット面を汚す欠点は一掃され、その効果は実用 に供して頗る大である。
【0012】 尚、上述の実施例ではペン先が導電性であることが必須条件として説明したか ら、入力装置は直流入力型に限定され勝ちであるが、ペン先が導電性であること を必須条件としない入力装置、例えば高周波電流をタブレット面に注入して入力 を行なう静電給合型の入力装置或は他の型式の入力装置にもこの考案によるペン 先を用いることができることは容易に理解できよう。静電結合型の場合、タブレ ット面はガラスの裏側に導電層が形成され、ペン先とこの導電層との間が静電結 合される。
【図1】この考案の一実施例を説明するための断面図。
【図2】入力用ペンの全体の構造を説明するための断面
図。
図。
【図3】従来の技術を説明するための断面図。
1 ペン軸 2 リード線 3 雌コンタクト 4 雄コンタクト 5 ペン先 5A チップ 5B 金属メッキ層 6 ホルダ
Claims (1)
- 【請求項1】 丸棒状のチップによって構成され、この
チップがペン軸の先端に取付けられ、チップの先端で入
力装置を構成するタブレット面に文字・図形等を描き、
その位置を電気信号としてデータ処理装置等に入力する
入力装置用の入力用ペン先において、 上記チップを非金属性導電材料によって形成し、この非
金属性導電材料によって形成したチップの表面に金属メ
ッキ層を被着形成した入力用ペン先。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7900391U JPH0533234U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 入力用ペン先 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7900391U JPH0533234U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 入力用ペン先 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533234U true JPH0533234U (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=13677784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7900391U Pending JPH0533234U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 入力用ペン先 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0533234U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012048437A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 静電容量型入力装置用の入力ペン |
JP2012252525A (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-20 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 情報入力用ペン |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP7900391U patent/JPH0533234U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012048437A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 静電容量型入力装置用の入力ペン |
JP2012252525A (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-20 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 情報入力用ペン |
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