JPH0533147Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0533147Y2
JPH0533147Y2 JP1990047804U JP4780490U JPH0533147Y2 JP H0533147 Y2 JPH0533147 Y2 JP H0533147Y2 JP 1990047804 U JP1990047804 U JP 1990047804U JP 4780490 U JP4780490 U JP 4780490U JP H0533147 Y2 JPH0533147 Y2 JP H0533147Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
container
attached
distance
support shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990047804U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH045832U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1990047804U priority Critical patent/JPH0533147Y2/ja
Publication of JPH045832U publication Critical patent/JPH045832U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0533147Y2 publication Critical patent/JPH0533147Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は視力回復訓練装置に係り、特に仮性近
視、遠視、近視等の視力障害の予防回復のための
眼筋強化訓練を簡易に行なうことができるように
した視力回復訓練装置に関する。
【従来の技術】
従来の視力障害の回復訓練を行なうための装置
の代表的なものとしては、特公昭62−15227号に
開示されているように、被視体を直線スライドガ
イド上に乗せて訓練者の視認方向に沿つて前後に
移動させる構造のものが一般的である。そして直
線移動中に自動的に、あるいは必要に応じて視線
に直交する平面内で被視体を回復させ、眼筋の収
縮訓練を行なわせることにより、視力の回復を図
るようにしている。
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の視力回復訓練装置では、
訓練者の視線方向に沿う前後に長い距離を移動す
る構造であるために、装置規模が大きくなつてし
まい、家庭での使用には向かず、充分に広いスペ
ースのある場所でなければ訓練ができない欠点が
ある。しかも従来の装置では被視体の遠近運動距
離が一様に設定される構造のため、被視体が遠近
の大きい運動となつてしまうことが多く、これに
より訓練者が眼筋剥離を起こしてしまう危険性も
あつた。 本考案は、上記従来の問題点に着目し、大きな
設置スペースを要しないコンパクトな構造であつ
て、家庭でいつでも持出して使用することができ
るとともに、被視体に同一運動を行なわせなが
ら、表示文字等の見る箇所を変えることにより、
簡単に表示部の遠近運動の距離を変られ、眼筋へ
の過度の負荷をかけることがなく、眼筋剥離の虞
のない構造とした視力回復訓練装置を提供するこ
とを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る視力
回復訓練装置は、文字、記号等を表示した被視体
を表示面に沿う水平支軸を介して基台に揺動自在
に支持するとともに、この被視体には前記水平支
軸から離隔した位置に往復駆動機構を連結して前
記水平軸を中心とした往復回動を可能とし前記被
視体の表示部を前後に往復扇形回動運動可能とし
たものである。
【作用】 上記構成によれば、被視体は例えばその下端部
に連結された往復駆動機構により往復運動される
が、被視体は支軸を介して軸周りに回復できるよ
うに取り付けられているので、文字や記号が表示
された上部は前後に揺動運動することになる。し
たがつて、被視体の上端の前後移動距離が大き
く、下端に至るほど前後移動距離が小さくなる。
これにより、訓練者は被視体上端の文字・記号を
見れば眼筋収縮量が大きく、逆に下端側を見れば
遠近距離が小さいので眼筋収縮量が小さくなる。
これにより単一の運動を行なわせつつ、見る箇所
で表示部の遠近距離を異ならせることができるの
で、視線の調整により過度の負担を眼筋にかける
ことをなくすることができ、もつて眼筋剥離の心
配もなくなるのである。
【実施例】
以下に、本考案に係る視力回復訓練装置の具体
的実施例に付き、図面を参照しながら詳細に説明
する。 第1図〜第3図に実施例に係る視力回復訓練装
置を示す。図示のように、この装置は取り付け基
台となる上面が開口された箱型容器10を具備し
ている。これは長さ×幅×深さが400×80×100mm
程度の大きさであり、当該容器10には開口部に
適合して蓋を構成することができる被視体12が
取り付けられている。すなわち、被視体12は平
板状に形成され、その一端部寄りの位置の両側縁
にボス14を設け、これに回転支軸16を介して
容器10の側壁に取り付けられている。これは容
器10の側壁に固定した取付板17に前記回転支
軸16を取り付け、これに前記ボス14を嵌合す
ることによつて行なわれる。これにより被視体1
2の他端部を起伏動作可能にし、回転支軸16を
中心として回転させて容器10の開口部を開閉さ
せることができるようになつている。 また、上記被視体12が起立したときの下端部
は容器10の内部に延在されるが、この下端部に
はえL字状に曲げ形成された座板18が設けら
れ、これにブラケツト20を設けている。このブ
ラケツト20には容器10の中央部に向けて延長
されるロツド22が連結されている。また、容器
10の内部中央位置にはモータ24が設置されて
おり、これに併設して前記ロツド22と直交する
ようにシヤフト26が回転可能に据え付けられて
いる。モータ24の出力軸は減速歯車機構28を
介してシヤフト26に回転伝達可能に連結されて
いる。このシヤフト26にはクランク板30が取
り付けられ、これに前記したロツド22の端部が
連結されているのである。この結果、モータ24
の回転がシヤフト26、クランク板30を通じて
ロツド22の往復運動に変換され、前記被視体1
2を回転支軸16を中心として回転させ、もつて
回転支軸16より上方の被視体12の上部に揺動
運動を付与することができるのである。なお、前
記モータ24はギヤードモータとすれば減速歯車
機構28を省略することができる。 このように揺動運動される被視体12には、そ
の内面側に文字や記号等を付した表示板32が着
脱可能に取り付けられるようになつている。この
ため被視体12には表示板32の側縁を差込み案
内する挿入ガイド34が設けられ、被視体12の
上端側から着脱して任意の文字等を付した表示板
32に変更可能とされる。 また、この装置には前記被視体12に装着され
た表示板32を照す照明手段36が設けられてい
る。この照明手段36はL字状に形成された支持
パイプ38の先端に取り付けられ、パイプ内にケ
ーブルを通して電源を供給し、500ルクス以上の
照度を表示板32に与えるようにしている。照明
手段36を支持しているパイプ38は被視体12
に対して取り付けられるが、これは被視体12に
着脱可能となつている。このため、被視体12の
側縁には切り欠き40が形成され、これにパイプ
38下部のL字形に曲げられた基端を差し込み、
当該基端部に設けた蝶ねじ42とナツト44から
なる固定手段によつて固定させるようにしてい
る。なお、照明手段36の背面側には反射板46
が設けられ、表示板32の照度を上げ、同時に訓
練者側への照射を防止している。なお、照明手段
36は支持パイプ38の上端に固定され、支持パ
イプ38は容器10の内部に収容できるサイズに
設定されている。更に、パイプ38は多管構造と
して差込みスライドか伸縮構造となし、訓練者が
好みの位置に照明手段を設定し得るようにしても
よい。 前記基台としての箱型容器10にはモータ24
の回転速度を調整して被視体12の往復運動速度
を調整するための調整手段48が取り付けられて
いる。これは電源スイツチを兼用し、前記照明手
段36への電源供給も兼ねており、その摘み50
を容器10の側壁に取り付けている。なお、この
調整手段48には電源コード52が接続される
が、これは容器10の側壁に設けた収容ボツクス
54内に収容されるようにしている。 また、前記被視体12によつて箱型容器10の
開口を閉じたときに、被視体12の先端が容器1
0内に落とし込まれないように、容器10の隅部
にはストツパ56を設けている。 上記構成に係る視力回復訓練装置によれば、被
視体12を引起こして起立させた後にモータ24
を駆動すると、被視体12の起立上部はクランク
板30、ロツド22の作用により往復揺動運動を
なす。この場合被視体12が10〜50回/分のサイ
クルで揺動されるように調整設定されている。被
視体12に装着された表示板32には上下方向に
文字や記号等が付されているが、回転中心は被視
体12の下部に位置しているので、その上縁では
遠近動作距離が大きく、下方に至るにしたがつて
遠近動作距離が小さくなる。それ故、訓練者の見
る文字位置により眼筋の収縮強度を簡単に調整す
ることができる。訓練者は、最初に表示板32の
下方部分の遠近動作が少ない部分に視線をおき、
次第に上端の遠近動作の大きい部分に視線を移
し、最後にまた視線を下方側に戻して訓練を終了
させればよい。これにより、眼筋剥離の危険を防
止つつ、視力の回復訓練を行なうことができるの
である。このとき、表示板32にはこれと一定の
距離を保つて配置された照明手段36から明りが
当てられており、照度を一定に保持している。し
たがつて、表示板32の動作によつてその照度が
変らず、常に一定の明るさに維持され、訓練者に
取つて良好な環境が与えられる。訓練が終了した
場合には、第2図に示すように、照明手段36を
被視体12から取外して容器10内に収容し、被
視体12を伏せて容器10の開口を塞ぎ、密閉容
器状態にして収納しておけばよい。この収納に際
して、箱型容器10内に、第2図および第4図に
示したように、平面L字状の仕切板100を設
け、この仕切板100には下縁側に貫通長孔10
2を設けるとともに、コード収容ボツクス54側
の上縁部に切り欠き104を形成し、前記パイプ
38を含む照明手段36の格納空間を形成すれば
よい。このようにすることによつて第4図に示し
たごとくL字型に曲げられたパイプ38を前記長
孔102を利用して格納し、照明手段36のガタ
つきを防止しつつ、収容した照明手段36がロツ
ド22等の部品にぶつかつて損傷するようなこと
を防止できる。 なお、第7図に示したように、被視体12をテ
レスコピツク構造として起立させた状態でその長
さを伸張させるようにすることができ、斯かる場
合には遠近動作距離を更に大きくして訓練強度を
増すようにできる。更に、第8図に示したよう
に、被視体12の揺動運動により表示板32の文
字が見にくい場合には、被視体12の各文字部に
対応して窓200を設けて文字プレート202を
窓の上縁部に吊り下げ支持するようにすれば、文
字プレート202は被視体12の揺動運動に拘ら
ず常に訓練者に垂直に対面して見にくくなること
がない。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る視力回復訓
練装置によれば、被視体を水平軸回りに揺動可能
に取り付けし、これを駆動装置によつて往復扇形
回動運動を与えるように構成し、視線の位置によ
つて遠近距離が変るようにしているので、小型で
訓練機能の高い構造とすることができ、同時に眼
筋剥離の危険性も防止できるという優れた効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係る視力回復訓練装置の斜視
図、第2図は被視体を起立させた状態の平面図、
第3図は密閉状態の同装置断面図、第4図は照明
手段収納状態の装置の断面図、第5図は照明手段
の取り付け部分の側面図、第6図は被視体をテレ
スコピツク構造とした場合の斜視図、第7図は被
視体に窓を開けて文字プレートを吊り下げた構造
とした例の説明図である。 10……箱型容器(基台)、12……被視体、
16……回転支軸、24……モータ、28……減
速歯車機構、32……表示板、36……照明手
段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 文字、記号等を表示した被視体を表示面に沿う
    水平支軸を介して基台に揺動自在に支持するとと
    もに、この被視体には前記水平支軸から離隔した
    位置に往復駆動機構を連結して前記水平軸を中心
    とした往復回動を可能とし前記被視体の表示部を
    前後に往復扇形回動運動可能としたことを特徴と
    する視力回復訓練装置。
JP1990047804U 1990-05-08 1990-05-08 Expired - Lifetime JPH0533147Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990047804U JPH0533147Y2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990047804U JPH0533147Y2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH045832U JPH045832U (ja) 1992-01-20
JPH0533147Y2 true JPH0533147Y2 (ja) 1993-08-24

Family

ID=31564060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990047804U Expired - Lifetime JPH0533147Y2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0533147Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6118103B2 (ja) * 1981-08-11 1986-05-10 Nankinodai Onsen Tochi Kk
JPS6215227A (ja) * 1985-07-15 1987-01-23 Mitsubishi Petrochem Co Ltd 芳香族チオエ−テルアミドイミド重合体

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6118103U (ja) * 1984-07-06 1986-02-01 株式会社 弥生製作所 視力検査器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6118103B2 (ja) * 1981-08-11 1986-05-10 Nankinodai Onsen Tochi Kk
JPS6215227A (ja) * 1985-07-15 1987-01-23 Mitsubishi Petrochem Co Ltd 芳香族チオエ−テルアミドイミド重合体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH045832U (ja) 1992-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2340157A1 (en) Portable automated flagman
US4978984A (en) Surveillance apparatus
CN210227454U (zh) 一种小学美术画作展示架
KR970023525A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 설치용 구조물
JPH0533147Y2 (ja)
US3995580A (en) Flag waving device
CN212140055U (zh) 一种服装设计样衣支撑架
US4998364A (en) Visual display and amusement device
CN208422174U (zh) 教学用标本展示台
CN112148075A (zh) 一种计算式小程序开发用多功能演示板
CN214223024U (zh) 一种舞台用可调节的照明装置
CN219895236U (zh) 一种动漫人物设计绘画用辅助模型
CN221083248U (zh) 一种工具维修配件展示装置
CN218327298U (zh) 一种产品展示装置
CN216849150U (zh) 一种用于公交站亭的电子显示站牌
EP0111915A2 (en) Tuition table
CN215936604U (zh) 一种人工智能教学装置
CN212005525U (zh) 一种用于舞台灯光设备的旋转组件
CN212009446U (zh) 一种具有投影功能的计算机显示装置
CN211582458U (zh) 一种便于观展与文物取放的新型展柜
CN212480607U (zh) 一种计算机教学用的演示平台
CN214467549U (zh) 可调节结构的互动折页显示屏
CN220829621U (zh) 一种装配式显微镜
CN219389609U (zh) 一种展览馆用利于调节的智能灯
CN211455082U (zh) 一种硬件开发教学用沙盘演示设备