JPH05328355A - 防犯カメラ装置 - Google Patents
防犯カメラ装置Info
- Publication number
- JPH05328355A JPH05328355A JP3141252A JP14125291A JPH05328355A JP H05328355 A JPH05328355 A JP H05328355A JP 3141252 A JP3141252 A JP 3141252A JP 14125291 A JP14125291 A JP 14125291A JP H05328355 A JPH05328355 A JP H05328355A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
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- moving object
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- height
- area
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
〔目的〕ガードマンの誤出動を防止し得るとともに、画
像伝送のための回線容量も削減する防犯カメラを提供す
ることを目的とする。 〔構成〕画像処理部と伝送装置を備えた防犯カメラ装置
において、前記画像処理部は、移動物体の重心を算出
し、その移動物体の重心の高さが一定範囲内であると
き、移動物体を人間と判断して、その画像を中央監視セ
ンターに伝送することを特徴とする。
像伝送のための回線容量も削減する防犯カメラを提供す
ることを目的とする。 〔構成〕画像処理部と伝送装置を備えた防犯カメラ装置
において、前記画像処理部は、移動物体の重心を算出
し、その移動物体の重心の高さが一定範囲内であると
き、移動物体を人間と判断して、その画像を中央監視セ
ンターに伝送することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遠隔監視のための防
犯カメラ装置に関する。
犯カメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔監視のための防止装置として
は、磁気または光センサ、あるいは機械的なタッチセン
サ等を侵入センサとして用い、これらセンサに所定レベ
ル以上の反応があったときに中央監視センターに警報を
伝送するものが多く、この警報に基づいてガードマンの
出動が行われていた。ここに、これらセンサは被検出物
体が何であるかには無関係に警報を発し、風に煽られた
カーテンなどの無生物や、鼠等小動物によっても警報が
出るため、誤出動の可能性が比較的高かった。
は、磁気または光センサ、あるいは機械的なタッチセン
サ等を侵入センサとして用い、これらセンサに所定レベ
ル以上の反応があったときに中央監視センターに警報を
伝送するものが多く、この警報に基づいてガードマンの
出動が行われていた。ここに、これらセンサは被検出物
体が何であるかには無関係に警報を発し、風に煽られた
カーテンなどの無生物や、鼠等小動物によっても警報が
出るため、誤出動の可能性が比較的高かった。
【0003】また、スーパーマーケットや金融機関では
一般に防犯カメラが設置され、カメラから取り込んだ画
像をビデオテープに記録しているが、この場合犯罪に対
する即応性は期待できず、またビデオテープのチェック
は煩雑な作業である。さらに、防犯カメラの画像を常時
中央監視センターに伝送する防犯システムを存在する
が、電話回線を使用する場合、多くの回線を占有するこ
とになり、むしろローカルな用途が一般的である。そし
ていずれの場合にも、中央監視センターにおける常時監
視体制が不可欠であり、その人的負担は多大である。
一般に防犯カメラが設置され、カメラから取り込んだ画
像をビデオテープに記録しているが、この場合犯罪に対
する即応性は期待できず、またビデオテープのチェック
は煩雑な作業である。さらに、防犯カメラの画像を常時
中央監視センターに伝送する防犯システムを存在する
が、電話回線を使用する場合、多くの回線を占有するこ
とになり、むしろローカルな用途が一般的である。そし
ていずれの場合にも、中央監視センターにおける常時監
視体制が不可欠であり、その人的負担は多大である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
従来の問題点を解消すべく創案されたもので、ガードマ
ンの誤出動を防止し得るとともに、画像伝送のための回
線容量も削減し得る防犯カメラ装置を提供することを目
的とする。
従来の問題点を解消すべく創案されたもので、ガードマ
ンの誤出動を防止し得るとともに、画像伝送のための回
線容量も削減し得る防犯カメラ装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決する手段】この発明に係る防犯装置は、画
像処理部により移動物体の重心の高さを求め、その値が
所定範囲内のときに、その移動物体を人間と判断し、こ
の判断が行われたときのみ画像を中央監視センターに伝
送するものである。
像処理部により移動物体の重心の高さを求め、その値が
所定範囲内のときに、その移動物体を人間と判断し、こ
の判断が行われたときのみ画像を中央監視センターに伝
送するものである。
【0006】
【実施例】次に、この発明に係る防犯カメラ装置の1実
施例を図面に基づいて説明する。図1は、防犯カメラ装
置のブロック図である。この防犯装置は、カメラ1、画
像処理部6、制御装置7、電送装置8及び通信回路9か
ら構成されており、画像処理部6は、A/D変換部2、
フレームメモリ3、画像処理プロセッサ4及びメモリ5
を有している。
施例を図面に基づいて説明する。図1は、防犯カメラ装
置のブロック図である。この防犯装置は、カメラ1、画
像処理部6、制御装置7、電送装置8及び通信回路9か
ら構成されており、画像処理部6は、A/D変換部2、
フレームメモリ3、画像処理プロセッサ4及びメモリ5
を有している。
【0007】次に、図4のフローチャートに沿って説明
する。まず、ステップ101で移動物体の存在しない監
視区域の背景画像をカメラ1を通じて取り込む。スッテ
プ102で、監視区域内に移動物体が侵入しない場合
は、画像上には変化は生まれず、その場合はステップ1
01に戻り、背景画像の取り込みが繰り返されることに
なる。逆に、変化が生じた場合は、何らかの移動物体が
出現したことを意味し、ステップ103で背景の除去が
行われる。
する。まず、ステップ101で移動物体の存在しない監
視区域の背景画像をカメラ1を通じて取り込む。スッテ
プ102で、監視区域内に移動物体が侵入しない場合
は、画像上には変化は生まれず、その場合はステップ1
01に戻り、背景画像の取り込みが繰り返されることに
なる。逆に、変化が生じた場合は、何らかの移動物体が
出現したことを意味し、ステップ103で背景の除去が
行われる。
【0008】ステップ103のこの処理は、変化の生じ
ていない背景画像と変化の生じた背景画像と差に対する
変化の生じていない背景画像との論理積を求めることに
より実行され、移動物体のみの多値画像を得ることが可
能である。これにより、ステップ104で最適2値化が
可能となり、背景画像の排除が可能となる。
ていない背景画像と変化の生じた背景画像と差に対する
変化の生じていない背景画像との論理積を求めることに
より実行され、移動物体のみの多値画像を得ることが可
能である。これにより、ステップ104で最適2値化が
可能となり、背景画像の排除が可能となる。
【0009】次に、スッテプ105で2値画像にラベリ
ング処理を施し、ステップ106で移動物体の面積を求
める。ステップ107では、ステップ106で求められ
た面積値と直後の画像の移動物体の面積値との差が所定
値以内、例えば+−20%以内であるか否かを判断す
る。所定値以外の場合は、移動物体が監視区域を離れた
もの、あるいは画像のノイズであると判断し、ステップ
101からの処理が繰り返される。逆に、差が所定値以
内である場合は、移動物体が監視区域に存在していると
判断し、ステップ108でその移動物体の重心を算出す
る。
ング処理を施し、ステップ106で移動物体の面積を求
める。ステップ107では、ステップ106で求められ
た面積値と直後の画像の移動物体の面積値との差が所定
値以内、例えば+−20%以内であるか否かを判断す
る。所定値以外の場合は、移動物体が監視区域を離れた
もの、あるいは画像のノイズであると判断し、ステップ
101からの処理が繰り返される。逆に、差が所定値以
内である場合は、移動物体が監視区域に存在していると
判断し、ステップ108でその移動物体の重心を算出す
る。
【0010】ステップ109では、次のステップ110
で移動物体の重心分布を算出するために充分な一定時
間、例えば、10秒間、ステップ108からの処理が繰
り返される。一定時間の経過後は、ステップ110で重
心分布を算出し、ステップ111で、分布集中度の高い
ところを、その移動物体の重心の高さの代表値とする。
で移動物体の重心分布を算出するために充分な一定時
間、例えば、10秒間、ステップ108からの処理が繰
り返される。一定時間の経過後は、ステップ110で重
心分布を算出し、ステップ111で、分布集中度の高い
ところを、その移動物体の重心の高さの代表値とする。
【0011】ステップ112では、予め記憶されている
人間の重心の高さとされる一定範囲内(図2)に、ステ
ップ111で求められた移動物体の重心の高さの代表値
が当てはまるか否かを判断する。当てはまらない場合
は、ステップ113で小動物等、人間以外と判定し、ス
テップ101からの処理が繰り返される。逆に、一定範
囲に該当する場合は、ステップ114で人間(侵入者)
であると判定し、ステップ115で、伝送装置8から、
通信回路9を通じて監視センターに警報および侵入者の
画像が監視センター(図示省略)に送られる。
人間の重心の高さとされる一定範囲内(図2)に、ステ
ップ111で求められた移動物体の重心の高さの代表値
が当てはまるか否かを判断する。当てはまらない場合
は、ステップ113で小動物等、人間以外と判定し、ス
テップ101からの処理が繰り返される。逆に、一定範
囲に該当する場合は、ステップ114で人間(侵入者)
であると判定し、ステップ115で、伝送装置8から、
通信回路9を通じて監視センターに警報および侵入者の
画像が監視センター(図示省略)に送られる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ガードマ
ンの誤出動を防止し得るとともに、画像伝送のための回
線容量も削減する効果を得ることが可能である。
ンの誤出動を防止し得るとともに、画像伝送のための回
線容量も削減する効果を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】人間の重心と人間以外、例えば犬等の重心の位
置の差を示す図である。
置の差を示す図である。
【図3】本発明の実施例を説明するフローチャートであ
る。
る。
1 カメラ 6 画像処理部 8 伝送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦元 康成 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 環境映像を取り込むカメラと、このカメ
ラから取り込まれた画像を処理する画像処理部と、この
画像処理部の処理結果を中央監視センターに伝送する伝
送装置とを備えた防犯カメラ装置において、前記画像処
理部は、移動物体の重心を算出し、その移動物体の重心
の高さが一定範囲内であるとき、移動物体を人間と判断
して、その画像を中央監視センターに伝送することを特
徴とする防犯カメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3141252A JPH05328355A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 防犯カメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3141252A JPH05328355A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 防犯カメラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05328355A true JPH05328355A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15287604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3141252A Pending JPH05328355A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 防犯カメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05328355A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002252848A (ja) * | 2001-10-31 | 2002-09-06 | Toshiba Corp | 画像監視装置 |
US7526105B2 (en) | 2006-03-29 | 2009-04-28 | Mark Dronge | Security alarm system |
JP2012046062A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Central Japan Railway Co | 物体検知システム及び方法 |
GB2512444A (en) * | 2013-02-05 | 2014-10-01 | Honeywell Int Inc | Apparatus and method for rapid human detection with pet immunity |
CN109640821A (zh) * | 2016-06-30 | 2019-04-16 | 皇家飞利浦有限公司 | 用于面部检测/识别系统的方法和装置 |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP3141252A patent/JPH05328355A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002252848A (ja) * | 2001-10-31 | 2002-09-06 | Toshiba Corp | 画像監視装置 |
US7526105B2 (en) | 2006-03-29 | 2009-04-28 | Mark Dronge | Security alarm system |
US7864983B2 (en) | 2006-03-29 | 2011-01-04 | Mark Dronge | Security alarm system |
JP2012046062A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Central Japan Railway Co | 物体検知システム及び方法 |
GB2512444A (en) * | 2013-02-05 | 2014-10-01 | Honeywell Int Inc | Apparatus and method for rapid human detection with pet immunity |
GB2512444B (en) * | 2013-02-05 | 2015-02-25 | Honeywell Int Inc | Apparatus and method for rapid human detection with pet immunity |
US9613510B2 (en) | 2013-02-05 | 2017-04-04 | Honeywell International Inc. | Apparatus and method for rapid human detection with pet immunity |
CN109640821A (zh) * | 2016-06-30 | 2019-04-16 | 皇家飞利浦有限公司 | 用于面部检测/识别系统的方法和装置 |
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