JPH0532747Y2 - - Google Patents

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JPH0532747Y2
JPH0532747Y2 JP15937486U JP15937486U JPH0532747Y2 JP H0532747 Y2 JPH0532747 Y2 JP H0532747Y2 JP 15937486 U JP15937486 U JP 15937486U JP 15937486 U JP15937486 U JP 15937486U JP H0532747 Y2 JPH0532747 Y2 JP H0532747Y2
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solenoid
voltage
holding
switch
resistor
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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は常時通電形ソレノイドを利用した内燃
機関用停止装置の作動力測定器に係り、特に条件
設定を行なう印加電圧回路を改善したものに関す
る。
[従来の技術] デイーゼルエンジンではエンジンを停止させる
ために燃料カツトレバーを操作して燃料カツトを
行なうが、この燃料カツトレバーの操作手段に常
時通電形ソレノイドが使われる。第5図は、この
常時通電形で2コイル式のソレノイド例を示した
ものである。
1は吸引コイル、2は保持コイルで、これらに
通電すると電磁力が作用してプランジヤ3はベロ
ーズ4、リターンバネ4aに抗して吸引され、ボ
ス5に衝合する作動完了の少し手前(+2mm)で
ロツド6に当り、これをスプリング7に抗して押
し付け、ロツド6に設けた可動接点8を固定接点
9から離し、今までONしていた接点をOFFにす
る。接点OFFにすることにより吸引コイル1は
通電しなくなり、その後ボス5とプランジヤ3と
のギヤツプが零となるまでは、プランジヤ3の加
速力と保持コイル2による吸引力でプランジヤ3
をボス5に引き付ける。このようなプランジヤ3
の吸引・保持により燃料カツトは解除される。
吸引コイル1、保持コイル2とも非通電になる
と、電磁力が無くなりプランジヤ3はベローズ
4、リターンバネ4aのばね弾力によつて押し出
される。このようなプランジヤ3の押出しにより
燃料がカツトされる。
したがつて、このような常時通電形ソレノイド
を実機に組み込むに際して、このソレノイドの作
動試験が必要となるが、この吸引力、保持力試験
を従来では印加電圧を変化させることにより行な
つていた。即ち、吸引力試験、保持力試験とも高
い印加電圧と低い印加電圧との2種類の電圧を加
えており、個々に見た場合、吸引から保持に変化
するとき印加電圧を変化させない同一電圧での作
動試験であつた。
ところで、保持力が少ないとプランジヤ3を確
実に保持することができず、プランジヤ3の加速
力と保持コイル2による吸引力でプランジヤ3を
ボス5に引き付けたとしても、一度プランジヤ3
が戻されるためチヤタリングが発生する。このチ
ヤタリングの発生限界を知ることは常時通電形ソ
レノイドの作動試験にとつて重要なことである。
しかし、上述した従来の試験では、同一電圧印
加の作動試験であつたため、チヤタリングの発生
限界を知ることができなかつた。例えば、印加電
圧を6Vに低下して保持力試験を行なう場合、保
持力が6Vに低下するが、吸引力も6Vに低下して
しまうため、例えば12Vで吸引して6Vで保持す
るという厳しい条件での作動力測定がなされてい
なかつた。チヤタリングは吸引力と保持力との差
が大きいとき生じやすいからである。
なお、先行技術として「デイーゼルエンジンの
停止装置」(実開昭57−41号公報)がある。
[考案が解決しようとする問題点] 上記したように従来の常時通電形ソレノイドの
作動測定方法では、同一電圧下で作動力を測力す
るので、実機状態に近い厳しい条件での作動力測
定が出来ないという問題があつた。
そこで本考案の目的は、停止装置の作動力を実
機状態に近い条件で行なうことにより、上記従来
の問題点を解消して、評価の信頼性を向上させる
ことが可能な内燃機関用停止装置の作動力測定器
を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 本考案の内燃機関用停止装置の作動力測定器
は、切換スイツチの切換えで電圧降下用抵抗を介
して又は抵抗を介さないで直接高電圧を常時通電
形ソレノイドに印加する回路に、抵抗を介さない
で直接高電圧を印加する側への切換スイツチの切
換えで、ソレノイド作動による接点OFFを持つ
て上記回路をOFFする遮断リレーと、このOFF
した回路に高電圧に代えて低電圧を印加する切替
リレーとを接続したものである。
[作用] 吸引力試験時、切換スイツチは電圧降下用抵抗
を介する側に切換える。これにより常時通電形ソ
レノイドに高電圧が印加されることになるが、ソ
レノイドに流れるこのときの吸引電流が非常に大
きいため電圧降下用抵抗で大きくドロツプしてソ
レノイドには低電圧が印加される。この印加によ
りソレノイドが作動するとその接点がOFFとな
り、ソレノイドの吸引コイルへの通電が断たれて
保持コイルへの通電のみとなる。保持コイルへ流
れる保持電流は非常に小さいため電圧降下用抵抗
ではドロツプがほとんど生じず、ソレノイドには
高電圧がそのまま印加される。この高電圧印加状
態で保持コイルへの保持電流が確保される。
このようにして、ソレノイドは低電圧で吸引さ
せられ、高電圧で保持させられる。
保持力試験時、切換スイツチは電圧降下用抵抗
を介さない側に切換える。これによりソレノイド
に高電圧が直接印加される。この印加によりソレ
ノイドが作動すると、その接点がOFFとなるた
め、遮断リレーが作動して、ソレノイドに高電圧
を印加する回路がOFFとなる。同時に切替リレ
ーも作動してOFFしたこの回路に低電圧が加わ
り、これがソレノイドに印加される。
このようにして、ソレノイドは高電圧で吸引さ
せられ、低電圧で保持させられる。
[実施例] 本実施例を第1図〜第4図に基づいて説明すれ
ば以下の通りである。
第1図〜第4図は本考案の内燃機関用停止装置
の作動力測定器例の作動説明図であるが、このう
ちの第1図を用いてその測定器の構成を説明す
る。
10は常時通電形ソレノイドであり、接点11
と吸引コイル12から成る直列回路に保持コイル
13が並列接続されて、電気回路が構成されてい
る。このようなソレノイド10に高低2種類の電
圧を印加するための12Vバツテリ14と6Vバツ
テリ15とが用意される。この両バツテリの電圧
は、実機での印加電圧(吸引、保持)を判断し、
それ以上の余裕をもつた条件として設定したもの
であり、この値に限定されるものではない。
12Vバツテリ14は切換スイツチに接続され
る。切換スイツチとしては、図示例では有効利用
のためスタータスイツチ17を使つているが、1
回路3接点を有するスイツチであればなんでもよ
い。スタータスイツチ17を予熱位置R1に切換
えると、電圧降下用抵抗18を介して、またON
位置ACCに切換えるとバイパススイツチ19を
介して、12Vはソレノイド10にそれぞれ印加さ
れ、OFF位置にすると印加が解除される。
電圧降下用抵抗18は可変抵抗器で構成され、
ソレノイド10の吸引コイル12と保持コイル1
3とに同時に通電する時、抵抗18の両端に生じ
るドロツプが6Vとなり、保持コイル13のみに
通電する時、ほとんどドロツプが生じないように
抵抗値が調整され、このドロツプ分の観測は電圧
計Vで行なう。またバイパススイツチ19はスタ
ータスイツチ17側への電流廻りこみを防止する
ために介設されたもので、例えばダイオードに置
き換えることも可能である。
6Vバツテリ15は切替リレー20を介してソ
レノイド10に接続される。切替リレー20はス
タータスイツチ17をON位置ACCに切替えたと
きON作動してソレノイド10に6Vを印加する。
このような12Vと6Vとをソレノイド10に印
加する回路21の12Vラインに直列に遮断リレー
22が介設されている。この遮断リレー22は、
スタータスイツチ17がON位置ACCにあり、か
つソレノイド10の作動後、その接点11が
OFFしたとき、作動して12Vラインを遮断し、ソ
レノイド10から12Vバツテリ14を切り離す。
接点11OFFにより、吸引コイル12を介して
遮断リレー22のリレー巻線に通電して作動する
のである。
なお、23はソレノイド10の接点11が
OFFしたとき点灯するランプである。
さて、上記のような構成における作用を次に説
明する。
吸引力試験時は、第1図及び第2図に示すよう
に、6Vで吸引して12Vで保持する。
バイパススイツチ19をOFF位置にしたうえ
で、スタータスイツチ17をOFFから予熱位置
R1に切り換える。すると、12Vバツテリ14から
抵抗18を介してソレノイド10に50A程度の電
流が流れて抵抗18で6Vドロツプするため、ソ
レノイド10には12Vの半分の6Vが印加される。
即ち、ソレノイド10は6Vで吸引させられる
(第1図)。
ソレノイド10が作動して、その接点11が
OFFになるとランプ23が点灯すると共に保持
電流が1A以下になるため、抵抗18でのドロツ
プは無くなり、12Vがそのままソレノイド10に
印加される。即ち、ソレノイド10の保持コイル
13に12Vが印加され、ソレノイド10は12Vで
保持させられる(第2図)。試験終了後スタータ
スイツチ17はOFFに戻す。
したがつて、6Vで吸引して12Vで保持すると
いう吸引力試験にとつて厳しい条件をソレノイド
10に課すことができる。
保持力試験時は、第3図及び第4図に示すよう
に、12Vで吸引して6Vで保持する。
バイパススイツチ19をON位置にしたうえ
で、スタータスイツチ17をOFFからON位置
ACCに切り換える。すると、12Vバツテリ14か
らバイパススイツチ19を介してソレノイド10
に12Vがそのまま印加される。同時に切替リレー
20がONとなつて6Vバツテリ15を12Vバツテ
リ14と並列にソレノイド10に接続し、6V印
加の準備をする。即ち、6Vバツテリ15は12V
バツテリ14によつて一時的に充電されることに
なるだけで、ソレノイド10は12Vで吸引させら
れる(第3図)。
ソレノイド10が作動してその接点11が
OFFすると、遮断リレー22が働いて12Vバツテ
リ14をソレノイド10から切り離すため、ソレ
ノイド10には6Vバツテリ15が単独で接続さ
れることになる。即ち、ソレノイド10は6Vで
保持させられる(第4図)。試験終了後スタータ
スイツチ17はOFFに戻す。
したがつて、12Vで吸引して6Vで保持すると
いう保持力試験にとつて厳しい条件をソレノイド
に課すことができる。
上述したように本実施例では実機での印加電圧
(吸引、保持)を判断し、それ以上の余裕をもつ
た条件で作動確認を行なうことにより、製品の信
頼性を適切に評価することができる。また、12V
バツテリ14やスタータスイツチ17を測定器の
構成部品としているので、ソレノイドを実機に組
み込んだ状態で試験することができ、特に試験用
のために必要とする部品も従来に比して切替リレ
ー20や抵抗18等僅かに増加しただけである。
なお、上記実施例では電圧印加手段としてバツ
テリを使用したが、バツテリの代りに定電圧電源
を用いることも可能であり、これにより幅広い範
囲の作動評価を行なうことができる。例えば、保
持力試験にあつて、高電圧と低電圧を相互に変化
させることにより、ソレノイドのチヤタリング発
生限界を知ることもできる。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば、吸引力試験時に
電圧降下用抵抗を介して、吸引時に低電圧、保持
時に高電圧を印加させ、保持力試験時に遮断リレ
ーと切替リレーとを作動して、吸引時に高電圧、
保持時に低電圧を印加させ、ソレノイドの吸引か
ら保持に移る段階で印加電圧を切換えて変化させ
るようにしたので、同一電圧での作動試験を行な
う従来のものと異なり、実機に近い厳しい条件で
試験を行なうことができ、評価の信頼性を可及的
に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例に係る内燃
機関用停止装置の作動力測定器の作動説明図であ
り、第1図及び第2図は吸引力試験を、第3図及
び第4図は保持力試験を示す。また、第5図は本
考案が適用される常時通電形ソレノイド例の構造
図である。 図中、10は常時通電形ソレノイド、11はソ
レノイドの接点、14は高電圧としての12Vバツ
テリ、15は低電圧としての6Vバツテリ、17
は切換スイツチとしてのスタータスイツチ、18
は電圧降下用抵抗、20は切替リレー、21は回
路、22は遮断リレーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切換スイツチの切換えで電圧降下用抵抗を介し
    て又は介さないで高電圧を常時通電形ソレノイド
    に印加する回路に、抵抗を介さない側への切換え
    でソレノイド作動による接点OFFを持つて回路
    をOFFする遮断リレーと、OFFした回路に低電
    圧を印加する切替リレーとを接続した内燃機関用
    停止装置の作動力測定器。
JP15937486U 1986-10-20 1986-10-20 Expired - Lifetime JPH0532747Y2 (ja)

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JP15937486U JPH0532747Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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JPS6367881U JPS6367881U (ja) 1988-05-07
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