JPH05325613A - 色調整装置、および、この色調整装置を備えた装置 - Google Patents

色調整装置、および、この色調整装置を備えた装置

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JPH05325613A
JPH05325613A JP4133934A JP13393492A JPH05325613A JP H05325613 A JPH05325613 A JP H05325613A JP 4133934 A JP4133934 A JP 4133934A JP 13393492 A JP13393492 A JP 13393492A JP H05325613 A JPH05325613 A JP H05325613A
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JP
Japan
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filter
light
color
adjusting device
angle
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Pending
Application number
JP4133934A
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English (en)
Inventor
Masanobu Wakumoto
正信 和久本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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  • Optical Filters (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ないフィルター枚数で多種類の対象物に対
しよく合った微妙な色調整や照明が容易に行える色調整
装置を提供する。 【構成】 この発明にかかる色調整装置は、前記光学多
層干渉膜フィルタとして、光透過率低下の最も深い部分
が波長:約590〜605nmの範囲にあって光透過
率:約25〜45%であるフィルタA、および、光透過
率低下の最も深い部分が波長:約540〜560nmの
範囲にあって光透過率:約55〜80%であるフィルタ
Bのうちの少なくとも一方が用いられていることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、色調整装置、およ
び、この色調整装置を備えた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に対象物に対し、対象物の色の補色
の光を一定割合でカットした照明光を当てると対象物の
色が強調され、対象物が美しく見えるため、照明効果が
顕著であるといわれている。この現象は、人間が記憶し
ている物体の色が、実際の色よりも彩度が高くなってい
て、補色の光を一定割合でカットして当てると対象物の
色の彩度が上がるため、記憶している色と一致するよう
になることに起因しており、対象物が生鮮食品等の自然
物の場合に良く当てはまる現象である。人工的な着色物
(例えば、衣類など)の場合に適用しても単なる色違い
としてしか認識されず、効果は薄いとされている。
【0003】しかし、実際に多数の評価者を使って官能
試験を行った結果、必ずしも補色の光をカットするのが
好ましいとは限らず、補色とはかなりずれたところで光
をカットした場合の方が照明効果がよかったのである。
一方、特定波長範囲の光をカットするのに適した光学素
子として、可視光波長範囲において光透過率が大きく低
下する低透過率域が一箇所ある分光特性をもつ光学多層
干渉膜フィルタがある。この光学多層干渉膜フィルタを
使って食品の色と適当な光カット形態の関係を調べたと
ころ、以下の7通りのカット形態〜で殆どの食品に
対し優れた照明効果を演出することができるという結果
が得られた。
【0004】 対象色 カット態様 カット形態 オレンジ 緑系 595nm 40% カット形態 赤、薄茶、青系 590nm 20% カット形態 肌色、茶系 585nm 50% カット形態 赤、オレンジ、紫系 580nm 22% カット形態 茶系 560nm 40% カット形態 肌色系 550nm 70% カット形態 茶系 520nm 65% 照明効果の程度は、食品の種類と人間の好みに強く関係
する。例えば、590nm,20%で赤、薄茶、青系に
効果が現れるというのは、それぞれ、牛肉、フライ、サ
ンマなどに対応しており、補色との間では直接の関係を
見いだせない。単に、これらの食品が好ましく見えると
いう関係に過ぎないようなのである。
【0005】殆どの自然物食品は、赤系、黄・オレンジ
系、緑色系のいずれかである。これ以外の青魚の暗青
色、銀色、あるいは、ナスの紫などは数えるほどしかな
い。また、加工食品は、素材である前記自然物食品の色
か、煮物、揚げ物、焼き物に見られる色、すなわち焦げ
目や、醤油、ソースなどの色であることが多く、大多数
は黄から茶系の色のものである。そのため、上記カット
形態〜で殆どの食品に対して対応することが出来る
のである。
【0006】上記のカット形態〜の各カット態様毎
に対応する専用のフィルタを7個使って、優れた照明効
果を演出することが考えられる。しかし、7個もフィル
ターがあると多種類の対象物について適切なフィルター
を選択することが結構手間である。というのは、カット
対象の光が補色とは関係がないため、対象物の色から適
当なフィルターが直ぐには分からないからである。フィ
ルター枚数を減らせば選択の手間が少なくなるが、フィ
ルター枚数を減らすのは困難である。カット形態〜
は広い範囲に散らばっており、1個のフィルターで2つ
のカット形態を兼ねることは出来ないからである。ま
た、自然物食品などは同種のものでも色の個体差が結構
に大きく、これらに合わせた照明効果を演出するには、
さらにフィルター枚数を増さねばならない。フィルター
枚数が増えればコストが上昇するし、数が余り大いとフ
ィルター選択にはより手間がかかることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記事情
に鑑み、少ないフィルター枚数で多種類の対象物に対し
よく合った微妙な色調整が行える色調整装置およびこれ
を利用し適切な色彩効果を発揮する装置を提供すること
を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明者らは、上記課題を
解決するため、可視光波長範囲において光透過率が大き
く低下する低透過率域が一箇所ある分光特性をもつ光学
多層干渉膜フィルタを光の通る位置に配し、フィルタの
光に対する角度を変えることにより、フィルタを通った
後の光が呈する色を調整する方式に着目した。フィルタ
枚数が少なくても光とフィルタの角度を変化させること
で調整範囲が拡がるし連続的に角度を変化させることで
微妙な調整も容易に可能となるからである。フィルタ角
度可変タイプの色調整方式の場合、傾斜させるつれて
(最初はフィルタに光が直角に入るようにしておく)分
光特性は光透過率全体が少し低下しつつ短波長側に低透
過率域の底がシフトするように変わってゆく。
【0009】そこで、発明者らは、光学多層干渉膜フィ
ルタを幾つも作製し、フィルタ角度可変タイプの色調整
方式により官能評価実験を繰り返し行った結果、一枚で
も多種類の対象物に対応できる適切な光学特性(分光光
透過特性)をもつフィルタを見いだすことが出来、その
結果、この発明を完成させるに至ったのである。したが
って、この発明は、可視光波長範囲において光透過率が
大きく低下する低透過率域が一箇所ある分光特性をもつ
光学多層干渉膜フィルタが光の通る位置に配置されてい
るとともに、光に対するフィルタの角度を変化させるフ
ィルタ角度調整手段が設けられていて、この角度調整手
段で、光の入射角度を変えることにより、フィルタを通
った後の光が呈する色を調整できるようになっている色
調整装置において、前記光学多層干渉膜フィルタとし
て、前記光透過率低下の最も深い部分が波長:約590
〜605nmの範囲にあって光透過率:約25〜45%
であるフィルタA、および、前記光透過率低下の最も深
い部分が波長:約540〜560nmの範囲にあって光
透過率:約55〜80%であるフィルタBのうちの少な
くとも一方が用いられていることを特徴とする。なお、
フィルタA,Bの上記分光特性は、光が正規入射(フィ
ルタに対し光が直角に入射)状態で測定したものであ
る。
【0010】以下、この発明をより具体的に説明する。
図1は、この発明の色調整装置の概略構成例をあらわ
す。図1にみるように、色調整装置1では、ハウジング
2内の光の通る位置にフィルタA又はフィルタBを傾斜
可能に支持しておいて、光とフィルタA(B)の角度θ
を変化させることで適切な色の調整が行えるようになっ
ているのである。フィルタ角度調整手段は通常の回転調
整機構で十分であり、特殊な機構を用いる必要はない。
また、角度の変化は完全連続可変が微妙な調整に適して
いて好ましいが、可変段数が多ければステップ可変でも
十分である。
【0011】なお、この発明の色調整装置に使用する光
学多層干渉膜フィルタは、透明ガラス基板の上に透明な
高屈折率膜と低屈折率膜を交互に堆積形成した構成のも
のであり、薄膜形成材料や積層数を調節することで所望
の分光光透過率特性をもたせたものである。色調整装置
は、フィルタAとフィルタBを一方だけを備えるようで
あってもよいし両方のフィルタA,Bを備えているよう
であってもよい。ただ、両フィルタA,Bを備える場
合、2枚のフィルタA,Bが同時に光の通る位置に配置
されることはなく、フィルタAとフィルタBのいずれか
一方だけが光の通る位置にあるように切り換え配置され
る。例えば、スライド方式でフィルタAとフィルタBの
一方を光が通るようにすればよい。
【0012】この発明の色調整装置を用いた照明装置で
は、光源の光が色調整装置の光学多層干渉膜フィルタを
通って照明光として照射される構成になっている。例え
ば、白色光源用の照明器具の白色光源の前面にこの発明
の色調整装置を設置した形態が具体的に挙げられる。勿
論、この照明光を対象物に当てるようにして使うことは
言うまでもない。
【0013】また、この発明の色調整装置を用いた視覚
装置では、入射光が色調整装置の光学多層干渉膜フィル
タを通ったあと検知される構成になっている。視覚装置
の具体的なものとしては、覗き式スコープやビデオカメ
ラなどが挙げられるが、これらに限らない。
【0014】
【作用】この発明の色調整装置の場合、光学多層干渉膜
フィルタとして、光透過率低下の最も深い部分が波長:
約590〜605nmの範囲にあって光透過率:約25
〜45%であるフィルタA、あるいは、光透過率低下の
最も深い部分が波長:約540〜560nmの範囲にあ
って光透過率:約55〜80%であるフィルタBを用い
るとともに光とフィルタの角度を変化させられる構成で
あるため、1枚のフィルタで多種類の対象物に対した色
調整が行える。
【0015】それに、フィルターの角度変化を連続的に
行うようにすることが出来るため、微妙な調整も容易に
行えるようになる。フィルタAは、前記のカット形態
〜をカバーするのに適した光学特性であり、また、フ
ィルターBは、前記のカット形態,をカバーするの
に適した光学特性である。
【0016】両フィルタA,Bがあれば〜に対し殆
ど完璧な対応が可能である。しかし、フィルタA,Bの
いずれか片方だけでも、十分に広い範囲がカバーでき
る。フィルタAの場合、殆ど全ての食品に対応できる
し、フィルタBの場合、黄・茶系の加工食品に幅広く対
応できる。発明者らは、様々なフィルタを試作し検討し
たが、上記以外のフィルタでは対応できる範囲が急激に
狭くなり、実用性が低かったのである。
【0017】この発明の色調整装置を利用した装置の場
合、色調整装置で多種類の対象物に対しよく合った微妙
な色調整が行えるため、適切な色彩効果を発揮させられ
る上、色調整装置のフィルター枚数が少ないため操作も
容易である。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。 −実施例1− 実施例1はフィルタAを備えた色調整装置と光源として
の白熱灯(色温度3050°K)を照明器具に装備して
なる照明装置である。
【0019】フィルタAは透明ガラス基板の上に厚み3
30nmのTiO2 膜と厚み255nmのSiO2 膜を
交互に合計10層、最表面にSiO2 膜がくるようにし
て設けたものである。図2にみるように、光透過率低下
の最も深い部分が、波長:595nmにあって光透過
率:40%である。フィルタAの傾斜角(光とフィルタ
ーが直角となる場合を0°とする)θを10°,20
°,30°,40°と変化させた時の分光透過特性を図
3に示す。なお、図3にはカット形態〜を併記して
ある。
【0020】無作為に選出した20人の評価者により、
実施例1の照明装置で傾斜角度を変化させながら各種の
食品を照明した場合について、好ましいか好ましくない
かを官能評価(5段階評価)してもらった。80%以上
の評価者が好ましいとした食品と傾斜角度の関係は以下
の通りである。 傾斜角0° 付近 緑色野菜 黄色野菜 傾斜角10°付近 牛肉 青魚 赤魚 フライ類 傾斜角20°付近 豚肉 傾斜角30°付近 赤色果物 オレンジ マグロ
刺し身 傾斜角40°付近 焼き魚 殆どの食品に対し優れた照明演出が行えていることが分
かる。
【0021】−実施例2− 実施例1の色調整装置を装備した覗き式のスコープ(視
覚装置)を準備し、逆に各種の食品を白熱灯(色温度3
050°K)で照らすとともに、フィルタAの傾斜角θ
を10°,20°,30°,40°と同様に変化させな
がら、色調の評価を行った。 無作為に選出した20人
の評価者により、各種の食品の色調について好ましいか
好ましくないかを官能評価(5段階評価)してもらっ
た。評価結果は、実施例1と同様であった。この結果か
ら、フィルタAを備えた色調整装置はビデオカメラやメ
ガネ等の視覚装置に適用できることが分かった。
【0022】−実施例3− 実施例3はフィルタBを備えた色調整装置と光源として
の白熱灯(色温度3050°K)を照明器具に装備して
なる照明装置である。フィルタBは透明ガラス基板の上
に厚み305nmのTiO2 膜と厚み235nmのSi
2 膜を交互に合計6層、最表面にSiO2 膜がくるよ
うにして設けたものである。
【0023】図4にみるように、光透過率低下の最も深
い部分が、波長:550nmにあって光透過率:74%
である。フィルタBの傾斜角(垂直状態を0°とする)
を10°、20°、30°、40°、50°と変化させ
た時の分光透過特性を図5に示す。なお、図4にはカッ
ト形態,を併記してある。無作為に選出した20人
の評価者により、実施例3の照明装置で傾斜角度を変化
させながら各種の食品を照明した場合について、好まし
いか好ましくないかを官能評価(5段階評価)してもら
った。80%以上の評価者が好ましいとした食品は、正
規入射(0°)では、鶏肉(ささみ)があり、傾斜角3
0〜45°付近では、各種のパン、テンプラ、フライ類
など茶・黄系の食品であった。個人差があって食品の種
類と角度の一義的な関係の特定は困難であるが、この範
囲外での評価とは大差が認められた。殆どの加工食品
は、このような色であるため、利用価値は非常に高い。
【0024】殆どの食品に対し優れた照明演出が行える
ことが分かる。 −実施例4− 実施例3のフィルタ機構を装備した覗き式のスコープ
(視覚装置)を準備し、逆に各種の食品を白熱灯(色温
度3050°K)で照らすとともに、フィルタBの傾斜
角(垂直状態を0°とする)0〜50°の範囲で変化さ
せながら、色調の評価を行った。
【0025】無作為に選出した20人の評価者により、
各種の食品の色調を好ましいか好ましくないか官能評価
(5段階評価)してもらった。評価結果は、実施例3と
同様であった。この結果から、フィルタBを備えた色調
整装置もビデオカメラやメガネ等に適用できることが分
かった。 −実施例5− 実施例5はフィルタAを備えた色調整装置と光源として
の白熱灯(色温度3050°K)を照明器具に装着して
なる照明装置である。フィルタAの傾斜角は連続可変で
きる。
【0026】実施例5のフィルタAは低透過率域の底
が、波長:600nmにあって光透過率:40%であ
る。フィルタAの傾斜角θを10°,20°,30°,
40°と変化させて照明効果評価を行った。無作為に2
0人の評価者を選出し、フィルタAの傾斜角θを0〜4
0°と変化させ、鏡に映った自分の顔(肌色)をフィル
タA有りとフィルタA無しの場合のいずれが好ましいか
評価してもらった。
【0027】傾斜角θ0〜30°の範囲において、20
人全てがフィルタA有が好ましいとしたが、設定角度は
15°を中心に大きくばらついており、個人差が見られ
た。この結果から、適切な色調整にはフィルタの微調整
に適した傾斜角連続可変方式が非常に好ましいことが分
かる。
【0028】
【発明の効果】この発明の色調整装置および照明装置の
場合、光学多層干渉膜フィルタとして、適切な分光特性
のフィルタA、あるいは、フィルタBを光に対する角度
変化可能に用いているため、少ない枚数のフィルタで多
種類の対象物に対し対応できるようになり、しかも、フ
ィルターの角度変化を連続的に行うようにすることが出
来るため、微妙な調整も容易に行え、非常に有用性が高
い。
【0029】この発明の色調整装置を利用した装置の場
合、色調整装置で多種類の対象物に対しよく合った微妙
な色調整が行えるために、適切な色彩効果を発揮させら
れる上、色調整装置のフィルター枚数が少ないため操作
も容易であるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の色調整装置の概略構成例をあらわす
断面図である。
【図2】実施例1,2で用いたフィルタAの分光透過率
をあらわすグラフである。
【図3】実施例1,2のフィルタAの分光透過率と傾斜
角の関係を示すグラフである。
【図4】実施例3,4で用いたフィルタBの分光透過率
をあらわすグラフである。
【図5】実施例3,4のフィルタBの分光透過率と傾斜
角の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 色調整装置 A フィルタ B フィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視光波長範囲において光透過率が大き
    く低下する低透過率域が一箇所ある分光特性をもつ光学
    多層干渉膜フィルタが光の通る位置に配置されていると
    ともに、光に対するフィルタの角度を変化させるフィル
    タ角度調整手段が設けられていて、この角度調整手段
    で、光の入射角度を変えることにより、フィルタを通っ
    た後の光が呈する色を調整できるようになっている色調
    整装置において、前記光学多層干渉膜フィルタとして、
    前記光透過率低下の最も深い部分が波長:約590〜6
    05nmの範囲にあって光透過率:約25〜45%であ
    るフィルタA、および、前記光透過率の低下の最も深い
    部分が前記低透過率域の底が波長:約540〜560n
    mの範囲にあって光透過率:約55〜80%であるフィ
    ルタBのうちの少なくとも一方が用いられていることを
    特徴とする色調整装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の色調整装置を備え、光源
    の光が前記色調整装置の光学多層干渉膜フィルタを通っ
    て照明光として照射されるようになっている照明装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の色調整装置を備え、入射
    光が前記色調整装置の光学多層干渉膜フィルタを通った
    あとで検知されるようになっている視覚装置。
JP4133934A 1992-05-26 1992-05-26 色調整装置、および、この色調整装置を備えた装置 Pending JPH05325613A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015072458A (ja) * 2013-09-09 2015-04-16 株式会社ニコン 観察装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015072458A (ja) * 2013-09-09 2015-04-16 株式会社ニコン 観察装置

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