JPH0532261A - 不正開封防止キヤツプ付容器 - Google Patents
不正開封防止キヤツプ付容器Info
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- JPH0532261A JPH0532261A JP3187576A JP18757691A JPH0532261A JP H0532261 A JPH0532261 A JP H0532261A JP 3187576 A JP3187576 A JP 3187576A JP 18757691 A JP18757691 A JP 18757691A JP H0532261 A JPH0532261 A JP H0532261A
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- JP
- Japan
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- cap
- container
- tamper
- tab
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- Granted
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
- B65D41/34—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
- B65D41/3404—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with ratchet-and-pawl mechanism between the container and the closure skirt or the tamper element
- B65D41/3409—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with ratchet-and-pawl mechanism between the container and the closure skirt or the tamper element the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】プラスチックボトルやガラス瓶などに使用され
るプラスチックキャップに、一度開封されると開封した
ことが明確に認知し得る不正開封防止機能を付与する。 【構成】容器の頚部の外周に形成した雄ネジと螺合する
雌ネジを内周に形成したキャップの裾部に、容器の頚部
の下部に形成したラチェットと嵌合するスリットを有す
るタブと、キャップと易分離小連結部で連結するブリッ
ジを有しタブと易分離小連結部で連結する不正開封防止
リングとを設け、さらに上記のキャップを容器にキャッ
ピングした後、不正開封防止リングを熱変形してキャッ
プを容器の頚部に固定する。
るプラスチックキャップに、一度開封されると開封した
ことが明確に認知し得る不正開封防止機能を付与する。 【構成】容器の頚部の外周に形成した雄ネジと螺合する
雌ネジを内周に形成したキャップの裾部に、容器の頚部
の下部に形成したラチェットと嵌合するスリットを有す
るタブと、キャップと易分離小連結部で連結するブリッ
ジを有しタブと易分離小連結部で連結する不正開封防止
リングとを設け、さらに上記のキャップを容器にキャッ
ピングした後、不正開封防止リングを熱変形してキャッ
プを容器の頚部に固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】プラスチックボトルやガラス瓶な
どの容器において、一度開封されると開封したことが明
確に認知し得る不正開封防止キャップ付容器に関するも
のである。
どの容器において、一度開封されると開封したことが明
確に認知し得る不正開封防止キャップ付容器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】市場の店頭においての商品の不正開封防
止のために、従来から、特殊な構造を持つプラスチック
キャップについて多くの発明や考案がなされており、各
種の特殊キャップが商品に使用されて来た。その代表的
な構造は、容器の首部の外周に形成した雄ネジと螺合す
る雌ネジを内周に形成したキャップの裾部に、特開昭5
4−64649号公報の記載のように、容器の頚部の下
部に形成したラチェットと嵌合するラチェットを内周に
形成した不正開封防止リングを易分離小連結部で部分的
に連結したものか、または、特公昭55−9340号公
報の記載のように、ラチェットを内周に持たない不正開
封防止リングを熱処理によって容器の頚部に単に固定し
たものであった。これらのキャップは、容器を開封のた
めにキャップを左廻りに廻すと、不正開封防止リングが
固定されているため、キャップ本体と部分的に連結する
易分離小連結部が切れて、キャップ本体と不正開封防止
リングとが分離するものであった。
止のために、従来から、特殊な構造を持つプラスチック
キャップについて多くの発明や考案がなされており、各
種の特殊キャップが商品に使用されて来た。その代表的
な構造は、容器の首部の外周に形成した雄ネジと螺合す
る雌ネジを内周に形成したキャップの裾部に、特開昭5
4−64649号公報の記載のように、容器の頚部の下
部に形成したラチェットと嵌合するラチェットを内周に
形成した不正開封防止リングを易分離小連結部で部分的
に連結したものか、または、特公昭55−9340号公
報の記載のように、ラチェットを内周に持たない不正開
封防止リングを熱処理によって容器の頚部に単に固定し
たものであった。これらのキャップは、容器を開封のた
めにキャップを左廻りに廻すと、不正開封防止リングが
固定されているため、キャップ本体と部分的に連結する
易分離小連結部が切れて、キャップ本体と不正開封防止
リングとが分離するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
は、店頭での悪戯も巧妙となり、また新しく環境破壊の
問題に係わる資源のリサイクルの対応から、さらに改善
が求められて来た。このため、本発明者らは、次のこと
を解決する課題として、従来の不正開封防止付キャップ
をさらに改善して本発明に至った。一度開封したら、
キャップを容器に再装着しても、明確に開封したことが
認知できること容器の使用後の回収のし易さを考慮し
て、開封時切断した不正開封防止リングがキャップ本体
に付いてきて容器から離脱し、不正開封防止リングが容
器に残らないことキャップ本体に付いてきた不正開封
防止リングは、開封後手で容易に切離し可能であること
改善のために、キャップの製作費を増加しないこと
キャッピングがし易いこと開封したキャップを容器に
再度キャッピングした後に、幼児が容器を簡単に開封出
来ないことなどであった。本発明は、前記の課題を十分
に解決した不正開封防止キャップ付容器を提供するもの
である。
は、店頭での悪戯も巧妙となり、また新しく環境破壊の
問題に係わる資源のリサイクルの対応から、さらに改善
が求められて来た。このため、本発明者らは、次のこと
を解決する課題として、従来の不正開封防止付キャップ
をさらに改善して本発明に至った。一度開封したら、
キャップを容器に再装着しても、明確に開封したことが
認知できること容器の使用後の回収のし易さを考慮し
て、開封時切断した不正開封防止リングがキャップ本体
に付いてきて容器から離脱し、不正開封防止リングが容
器に残らないことキャップ本体に付いてきた不正開封
防止リングは、開封後手で容易に切離し可能であること
改善のために、キャップの製作費を増加しないこと
キャッピングがし易いこと開封したキャップを容器に
再度キャッピングした後に、幼児が容器を簡単に開封出
来ないことなどであった。本発明は、前記の課題を十分
に解決した不正開封防止キャップ付容器を提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】容器の頚部の外周に形成
した雄ネジと螺合する雌ネジを内周に形成したキャップ
の裾部に、容器の頚部の下部に形成したラチェットと嵌
合するスリットを有するタブと、キャップと易分離小連
結部で連結するブリッジを有しタブと易分離小連結部で
連結する不正開封防止リングとを設け、さらに上記のキ
ャップを容器にキャッピングした後、キャップの不正開
封防止リングを熱変形してキャップを容器の頚部に固定
したことを特徴とする不正開封防止キャップ付容器本発
明は、図1及び図2に示したように、容器の頚部(2
1)の外周に形成した雄ネジ(22)と螺合する雌ネジ
(12)を内周に形成したキャップの裾部に、容器の頚
部の下部に部分的に形成したラチェット(24)と嵌合
するスリット(16)を有するタブ(13)と、キャッ
プ本体(11)と易分離小連結部(17)で連結するブ
リッジ(15)を有しタブと易分離小連結部(18,1
9)で連結する不正開封防止リング(14)とを設け、
さらに上記のキャップを容器にキャッピングした後、キ
ャップの不正開封防止リングを熱変形してキャップを容
器の頚部に固定したことを特徴とする不正開封防止キャ
ップ付容器である。
した雄ネジと螺合する雌ネジを内周に形成したキャップ
の裾部に、容器の頚部の下部に形成したラチェットと嵌
合するスリットを有するタブと、キャップと易分離小連
結部で連結するブリッジを有しタブと易分離小連結部で
連結する不正開封防止リングとを設け、さらに上記のキ
ャップを容器にキャッピングした後、キャップの不正開
封防止リングを熱変形してキャップを容器の頚部に固定
したことを特徴とする不正開封防止キャップ付容器本発
明は、図1及び図2に示したように、容器の頚部(2
1)の外周に形成した雄ネジ(22)と螺合する雌ネジ
(12)を内周に形成したキャップの裾部に、容器の頚
部の下部に部分的に形成したラチェット(24)と嵌合
するスリット(16)を有するタブ(13)と、キャッ
プ本体(11)と易分離小連結部(17)で連結するブ
リッジ(15)を有しタブと易分離小連結部(18,1
9)で連結する不正開封防止リング(14)とを設け、
さらに上記のキャップを容器にキャッピングした後、キ
ャップの不正開封防止リングを熱変形してキャップを容
器の頚部に固定したことを特徴とする不正開封防止キャ
ップ付容器である。
【0005】本発明の容器の頚部の下部に部分的に形成
したラチェットは、キャップが閉まる右廻りの時にはキ
ャップのタブにあるスリットと嵌合しないが、キャップ
が開封する左廻りの時にキャップのタブにあるスリット
と嵌合してキャップを固定するものである。
したラチェットは、キャップが閉まる右廻りの時にはキ
ャップのタブにあるスリットと嵌合しないが、キャップ
が開封する左廻りの時にキャップのタブにあるスリット
と嵌合してキャップを固定するものである。
【0006】本発明のキャップ本体とブリッジ又は不正
開封防止リングとタブとを接続する易分離小連結部は、
厚みが0.1〜1.0mmで、さらに好ましくは0.2〜
0.5mmであり、幅は0.2〜1.5mmで、さらに好ま
しくは0.3〜0.8mmのものである。
開封防止リングとタブとを接続する易分離小連結部は、
厚みが0.1〜1.0mmで、さらに好ましくは0.2〜
0.5mmであり、幅は0.2〜1.5mmで、さらに好ま
しくは0.3〜0.8mmのものである。
【0007】本発明の不正開封防止リングの内径は、容
器の頚部にあるどの部分の外径より大きいか又は少なく
とも同じものである。また、タブの内径は、容器の頚部
の下部に部分的に形成したラチェットの外径よりも小さ
いものである。
器の頚部にあるどの部分の外径より大きいか又は少なく
とも同じものである。また、タブの内径は、容器の頚部
の下部に部分的に形成したラチェットの外径よりも小さ
いものである。
【0008】本発明の不正開封防止キャップは、ポリエ
チレンやポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を射出成形
法によって、キャップ本体とタブ及びブリッジ付き不正
開封防止リングとを一体成形するものである。
チレンやポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を射出成形
法によって、キャップ本体とタブ及びブリッジ付き不正
開封防止リングとを一体成形するものである。
【0009】本発明の容器の頚部にある容器サポートリ
ングに部分的に設けられるラチェットは、キャップが容
器を完全に密封した時にキャップのタブにあるスリット
と嵌合するように設けられたものである。
ングに部分的に設けられるラチェットは、キャップが容
器を完全に密封した時にキャップのタブにあるスリット
と嵌合するように設けられたものである。
【0010】
【作用】本発明の不正開封防止キャップの不正開封防止
リングの内径は、容器の頚部のどの部分の外径より小さ
くないためキャッピングが可能である。キャッピング後
に不正開封防止リングを熱変形して密封された本発明の
不正開封防止キャップ付容器は、開封のためキャップを
左廻り廻そうとしても、図3に示したように、キャップ
のタブにあるスリット(16)と容器の容器サポートリ
ングに設けられたラチェット(24)とが嵌合して、キ
ャップを廻すことは不可能である。開封のためタブの下
部を斜め上方外側に引き上げると、タブの下部の両端に
ある易分離小連結部(18、19)が切断し、さらにタ
ブのスリットがラチェットから外れて、キャップを左廻
りに廻すことが可能となり、容器を開封することが出来
る。キャップに付いて来た不正開封防止リングは、ブリ
ッジ(15)とキャップ本体(11)とに連結している
細い易分離小連結部(17)によって、容易に手で切断
して分離することが可能である。不正開封防止リングを
取り去ったキャップを再度キャッピングして図4に示し
たように密閉した容器は、キャップのタブ(13)の下
部を斜め上方外側に引き上げて、容器の容器サポートリ
ングのラチェット(24)からキャップのタブのスリッ
ト(16)を外さない限り、キャップが左廻りに廻らな
いため、容器を開封することは不可能である。
リングの内径は、容器の頚部のどの部分の外径より小さ
くないためキャッピングが可能である。キャッピング後
に不正開封防止リングを熱変形して密封された本発明の
不正開封防止キャップ付容器は、開封のためキャップを
左廻り廻そうとしても、図3に示したように、キャップ
のタブにあるスリット(16)と容器の容器サポートリ
ングに設けられたラチェット(24)とが嵌合して、キ
ャップを廻すことは不可能である。開封のためタブの下
部を斜め上方外側に引き上げると、タブの下部の両端に
ある易分離小連結部(18、19)が切断し、さらにタ
ブのスリットがラチェットから外れて、キャップを左廻
りに廻すことが可能となり、容器を開封することが出来
る。キャップに付いて来た不正開封防止リングは、ブリ
ッジ(15)とキャップ本体(11)とに連結している
細い易分離小連結部(17)によって、容易に手で切断
して分離することが可能である。不正開封防止リングを
取り去ったキャップを再度キャッピングして図4に示し
たように密閉した容器は、キャップのタブ(13)の下
部を斜め上方外側に引き上げて、容器の容器サポートリ
ングのラチェット(24)からキャップのタブのスリッ
ト(16)を外さない限り、キャップが左廻りに廻らな
いため、容器を開封することは不可能である。
【0011】
【実施例】図1及び図2は、実施例に用いた本発明の不
正開封防止キャップと容器の側面図及び部分側面断面図
である。
正開封防止キャップと容器の側面図及び部分側面断面図
である。
【0012】まず、1000mlの容器に用いる外径4
0.5mm、外高20.0mmの本発明の不正開封防止キャ
ップを80トン射出成形機を用いて、2個取り金型によ
り、オレンジ着色ポリエチレン(ショウレックス500
8)を成形材料として作製した。なお、キャップ本体と
ブリッジ又は不正開封防止リングとタブとを接続する易
分離小連結部は、厚みが0.3mm、幅が0.7mmであっ
た。
0.5mm、外高20.0mmの本発明の不正開封防止キャ
ップを80トン射出成形機を用いて、2個取り金型によ
り、オレンジ着色ポリエチレン(ショウレックス500
8)を成形材料として作製した。なお、キャップ本体と
ブリッジ又は不正開封防止リングとタブとを接続する易
分離小連結部は、厚みが0.3mm、幅が0.7mmであっ
た。
【0013】次に、内容量が1000mlの本発明の容器
を2軸延伸ブロー成形機(日精ASB250)にて、ポ
リエチレンテレフタレート(PETP 極限粘度0.7
2)を成形材料として作製した。なお、ラチェットは、
容器の頚部の下部にある内容物の充填時に容器を固定す
るための容器サポートリングに設け、その位置は、容器
密閉時のキャップのタブにあるスリットの位置付近に3
個横に並列して設けた。
を2軸延伸ブロー成形機(日精ASB250)にて、ポ
リエチレンテレフタレート(PETP 極限粘度0.7
2)を成形材料として作製した。なお、ラチェットは、
容器の頚部の下部にある内容物の充填時に容器を固定す
るための容器サポートリングに設け、その位置は、容器
密閉時のキャップのタブにあるスリットの位置付近に3
個横に並列して設けた。
【0014】次に、本発明のキャップと容器を評価する
ために、作製した本発明の容器を充填ラインに流して、
80本/分の充填速度で1000mlの水を充填し、さら
に、作製した本発明の不正開封防止キャップをキャッピ
ングした。この結果では、充填ライン上での充填及びキ
ャッピング時におけるトラブルは、全く発生しなかっ
た。その後、容器にキャッピングされた本発明の不正開
封防止キャップのブリッジと不正開封防止リングとを加
熱加圧治具で熱変形してキャップを容器の頚部に固定し
た。
ために、作製した本発明の容器を充填ラインに流して、
80本/分の充填速度で1000mlの水を充填し、さら
に、作製した本発明の不正開封防止キャップをキャッピ
ングした。この結果では、充填ライン上での充填及びキ
ャッピング時におけるトラブルは、全く発生しなかっ
た。その後、容器にキャッピングされた本発明の不正開
封防止キャップのブリッジと不正開封防止リングとを加
熱加圧治具で熱変形してキャップを容器の頚部に固定し
た。
【0015】次に、上述の本発明の不正開封防止キャッ
プをキャッピングした500本の本発明の不正開封防止
キャップ付容器を手で開封した。開封のため本発明の不
正開封防止キャップのタブの下部を斜め上方外側に引き
上げると、タブの下部の両端にある易分離小連結部が容
易に切断し、タブのスリットがラチェットから外れて、
キャップを左廻りに廻すことが可能となり、容器を開封
することが出来た。キャップに不正開封防止リングが付
着した状態で元のようにキャップを締め直しても、一度
開封したことは外観上から容易に認知された。さらに、
キャップを完全に容器から取り外して、キャップ本体に
付着している不正開封防止リングを手で取り除くため、
ブリッジとキャップ本体と連結している易分離小連結部
を手で切断したが、容易に不正開封防止リングをキャッ
プ本体から取り除くことが出来た。また、不正開封防止
リングを取り去ったキャップを再度キャッピングして密
閉した容器は、キャップのタブの下部を斜め上方外側に
引き上げて、容器の容器サポートリングのラチェットか
らキャップのタブのスリットを外さない限り、容器を開
封することは不可能であり、幼児が簡単に容器を開封す
ることは困難と考えられた。
プをキャッピングした500本の本発明の不正開封防止
キャップ付容器を手で開封した。開封のため本発明の不
正開封防止キャップのタブの下部を斜め上方外側に引き
上げると、タブの下部の両端にある易分離小連結部が容
易に切断し、タブのスリットがラチェットから外れて、
キャップを左廻りに廻すことが可能となり、容器を開封
することが出来た。キャップに不正開封防止リングが付
着した状態で元のようにキャップを締め直しても、一度
開封したことは外観上から容易に認知された。さらに、
キャップを完全に容器から取り外して、キャップ本体に
付着している不正開封防止リングを手で取り除くため、
ブリッジとキャップ本体と連結している易分離小連結部
を手で切断したが、容易に不正開封防止リングをキャッ
プ本体から取り除くことが出来た。また、不正開封防止
リングを取り去ったキャップを再度キャッピングして密
閉した容器は、キャップのタブの下部を斜め上方外側に
引き上げて、容器の容器サポートリングのラチェットか
らキャップのタブのスリットを外さない限り、容器を開
封することは不可能であり、幼児が簡単に容器を開封す
ることは困難と考えられた。
【0016】
【発明の効果】以上実施例に示すように、本発明の不正
開封防止キャップをキャッピングした本発明の不正開封
防止キャップ付容器は、開封のためキャップのタブの下
部を斜め上方外側に引き上げると、タブの下部の両端に
ある易分離小連結部が容易に切断し、タブのスリットが
ラチェットから外れて、キャップを左廻りに廻すことが
可能となり、容器を開封することが出来た。キャップに
不正開封防止リングが付着した状態で元のようにキャッ
プを締め直しても、一度開封したことが容易に外観上か
ら認知できた。さらに、キャップを完全に取り外して、
キャップに付着している不正開封防止リングを手で取り
除いて見たが、容易に容器から取り除くことが出来た。
開封防止キャップをキャッピングした本発明の不正開封
防止キャップ付容器は、開封のためキャップのタブの下
部を斜め上方外側に引き上げると、タブの下部の両端に
ある易分離小連結部が容易に切断し、タブのスリットが
ラチェットから外れて、キャップを左廻りに廻すことが
可能となり、容器を開封することが出来た。キャップに
不正開封防止リングが付着した状態で元のようにキャッ
プを締め直しても、一度開封したことが容易に外観上か
ら認知できた。さらに、キャップを完全に取り外して、
キャップに付着している不正開封防止リングを手で取り
除いて見たが、容易に容器から取り除くことが出来た。
【0017】また、本発明の不正開封防止キャップと容
器を、充填ラインに80本/分の充填速度で流して見た
が、充填ライン上での充填及びキャッピング時における
トラブルは、全く発生しなかった。
器を、充填ラインに80本/分の充填速度で流して見た
が、充填ライン上での充填及びキャッピング時における
トラブルは、全く発生しなかった。
【0018】本発明の不正開封防止キャップは、改善の
ためのタブとブリッジ及び不正開封防止リングとをキャ
ップ本体と一体成形できるので、成形費用が増加するこ
とは無かった。
ためのタブとブリッジ及び不正開封防止リングとをキャ
ップ本体と一体成形できるので、成形費用が増加するこ
とは無かった。
【0019】不正開封防止リングを取り去った本発明の
キャップを再度キャッピングして密閉した容器は、キャ
ップのタブを斜め上方外側に引き上げてラチェットから
キャップのタブのスリットを外さない限り、容器を開封
することは不可能であり、幼児には簡単に容器を開封す
ることは困難と考えられた。
キャップを再度キャッピングして密閉した容器は、キャ
ップのタブを斜め上方外側に引き上げてラチェットから
キャップのタブのスリットを外さない限り、容器を開封
することは不可能であり、幼児には簡単に容器を開封す
ることは困難と考えられた。
【0020】本発明の不正開封防止キャップ付容器は、
開封後に容器とキャップと不正開封防止リングとを完全
に別々に分離するため、廃棄物処理のための回収がし易
く、最近の環境破壊の問題に対応する今後のリサイクル
社会に適応したものである。
開封後に容器とキャップと不正開封防止リングとを完全
に別々に分離するため、廃棄物処理のための回収がし易
く、最近の環境破壊の問題に対応する今後のリサイクル
社会に適応したものである。
【図1】本発明の不正開封防止キャップ付容器の側面図
である。
である。
【図2】本発明の不正開封防止キャップのタブにあるス
リットと容器の容器サポートリングにあるラチェットと
が嵌合した時の本発明の不正開封防止キャップ付容器の
部分側面断面図である。
リットと容器の容器サポートリングにあるラチェットと
が嵌合した時の本発明の不正開封防止キャップ付容器の
部分側面断面図である。
【図3】本発明の不正開封防止キャップを本発明の容器
にキャッビングした後に、不正開封防止リングを熱変形
してキャップを容器の頚部に固定した時の側面図であ
る。
にキャッビングした後に、不正開封防止リングを熱変形
してキャップを容器の頚部に固定した時の側面図であ
る。
【図4】本発明の不正開封防止キャップを開封後に不正
開封防止リングを切り離し、再度キャッピングした時の
本発明のキャップと容器の状態を示した斜視図である。
開封防止リングを切り離し、再度キャッピングした時の
本発明のキャップと容器の状態を示した斜視図である。
10……不正開封防止キャップ 11……キャップ本体 12……雌ネジ 13……タブ 14……不正開封防止リング 15……ブリッジ 16……スリット 17,18,19……易分離小連結部 20……容器 21……容器の頚部 22……雄ネジ 23……容器サポートリング 24……ラチェット
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】容器の頚部の外周に形成した雄ネジと螺合
する雌ネジを内周に形成したキャップの裾部に、容器の
頚部の下部に形成したラチェットと嵌合するスリットを
有するタブと、キャップと易分離小連結部で連結するブ
リッジを有しタブと易分離小連結部で連結する不正開封
防止リングとを設け、さらに上記のキャップを容器にキ
ャッピングした後、キャップの不正開封防止リングを熱
変形してキャップを容器の頚部に固定したことを特徴と
する不正開封防止キャップ付容器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3187576A JP2745876B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 不正開封防止キャップ付容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3187576A JP2745876B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 不正開封防止キャップ付容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532261A true JPH0532261A (ja) | 1993-02-09 |
JP2745876B2 JP2745876B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=16208522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3187576A Expired - Fee Related JP2745876B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 不正開封防止キャップ付容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2745876B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5464649U (ja) * | 1977-10-17 | 1979-05-08 | ||
JPS61141235U (ja) * | 1985-02-20 | 1986-09-01 |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP3187576A patent/JP2745876B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5464649U (ja) * | 1977-10-17 | 1979-05-08 | ||
JPS61141235U (ja) * | 1985-02-20 | 1986-09-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2745876B2 (ja) | 1998-04-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |