JPH05322339A - 複合型パルス管式冷凍機 - Google Patents

複合型パルス管式冷凍機

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JPH05322339A
JPH05322339A JP12884392A JP12884392A JPH05322339A JP H05322339 A JPH05322339 A JP H05322339A JP 12884392 A JP12884392 A JP 12884392A JP 12884392 A JP12884392 A JP 12884392A JP H05322339 A JPH05322339 A JP H05322339A
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cold head
pulse tube
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compression
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JP12884392A
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Yoshihiro Ishizaki
崎 嘉 宏 石
Takayuki Matsui
井 隆 行 松
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • F25B2309/1426Pulse tubes with basic schematic including at the pulse tube warm end a so called warm end expander

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、パルス管式冷凍機の冷凍出力温度
の低温化を目的とする。 【構成】 第2冷凍発生系の第2放熱器を第1冷凍発生
系の第1コールドヘッドにより冷却し、第2冷凍発生系
への作動流体の供給にあたっては、第1冷凍発生系の第
1蓄冷器により予冷するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合型パルス管式冷凍
機に関し、超電導の磁石やセンサ、固体の冷凍、各種気
体の液化等に利用できる。
【0002】
【従来の技術】本発明に係わる従来技術を図1に基づい
て説明すると、圧縮空間100内の作動流体(所要冷凍
・液化温度や出力規模等によりヘリウム,水素,その他
の気体や混合気体、以後これらを総称して単に流体と
し、十数気圧から数十気圧で封入されている)は、ほぼ
常温度の圧縮シリンダ101、図示しないピストン駆動
機構(ガイドピストンをもつクランクシャフト、揺動
板、回転斜板、リニアモータ等)にコンロッド113を
介して連結し往復動する圧縮ピストン102と流体の膨
張空間103を構成するほぼ常温にある膨張シリンダ1
04内のピストン駆動機構にコンロッド114を介して
接続された膨張ピストン105、流体の圧縮熱を大気や
他の流体に放出する放熱器106、無数の金属メッシ
ュ、金属や稀土類の小球体を蓄冷材として詰められた蓄
冷器107、コールドヘッド108、ガスピストンの役
目を果たすパルス管109、配管110,111、ピス
トンリング112によって構成されている。
【0003】なお、配管111には、膨張ピストン10
5の膨張仕事量が大きい場合や、コールドヘッド108
の温度が高い場合には、図示しないが配管110と同様
に、他の流体で熱回収する放熱器が膨張空間103とパ
ルス管109との間に接続される。また、圧縮ピストン
102と膨張ピストン105が上死点にあるときは、位
相角(クランク角)は0である。
【0004】通常は、コールドヘッド108の所要温度
や圧縮空間100の最大の掃気容積Vcと膨張空間10
3の最大の掃気容積Veとの容積比Vc/Ve=Ω、配
管110,111の長さと配管110,111内の容
積、蓄冷器107の死容積、コールドヘッド108の内
容積や長さ、などによって異なるが、膨張ピストン10
5は圧縮ピストン102より0度(同位相)から60度
ほど進んだ位相角で往復駆動され容積を可変する。コー
ルドヘッド108での所要温度が例えば200K領域で
は60度に近づく。また、容積比Vc/Ve=Ωは、コ
ールドヘッド108の所要温度が高くなるにしたがって
小さくなるが、80Kの場合の実験での最適値は7ぐら
いで、位相角は15度から35度の範囲である。
【0005】実験では、Vc=420cc、回転数=3
40rpm、蓄冷器=ステンレス150メッシュ800
枚+鉛球0.03cmΦ 200g、死容積40cc、
パルス管2cmΦ 25cm長さで説明する。
【0006】圧縮空間100内の平均圧力20気圧のヘ
リウムの流体は、ピストン駆動機構でコンロッド113
を介して圧縮ピストン102が上死点に向かうとほぼ3
0気圧に圧縮され、配管110より放熱器106に入り
大気に放熱してほぼ常温となる。次に、蓄冷器107の
蓄冷材によって冷やされ、コールドヘッド108よりパ
ルス管109で膨張ピストン105が下死点に30度進
んでいるため断熱膨張(実際にはポリトロピック過程)
し、配管111より膨張空間103に入り、膨張ピスト
ン105を押しコンロッド114を介して仕事をして約
15気圧になる。
【0007】この過程では、パルス管109内の流体は
ほぼ常温にある膨張ピストン105の常温から低温度ま
での温度勾配をもつガスピストンの役目を果たしてお
り、このガスピストンの常温側からみて最先端となるコ
ールドヘッド108内の流体温度が最低となって冷凍発
生になる。
【0008】更に、膨張空間103の流体は、配管11
1、パルス管109、コールドヘッド108、蓄冷器1
07で温められ、配管110より圧縮空間100に戻っ
て1サイクルが終わる。これが連続的に行われる。この
とき、コールドヘッド108は最低温度が約26Kとな
り、80Kでの冷凍出力は60Wで、性能指数=消費動
力/冷凍出力=25となった。この値は、冷凍サイクル
の中でも最高効率が得られるスターリング冷凍機に近
い。
【0009】また、Ωを条件(回転数、所要冷凍・液化
温度、死容積等)によるが、1.5〜6にすると、20
0Kから270K領域での食品の冷凍、真空乾燥、空調
等における高効率の冷凍機にすることができる。
【0010】図1に示す構成がスターリングサイクルの
構成と大きく異なる最大の特徴は、スターリングサイク
ルのような比較的長い形状で往復運動し、製作費も高
く、低温度になるディスプレーサや膨張ピストンやその
駆動機構を必要としないことである。当然、薄肉で低熱
伝導材料で製作されていた長い形状の膨張シリンダの必
要もなくなる。
【0011】従って、図1に示す構成では、コールドヘ
ッド108での機械振動が極度に低くなり、例えば、コ
ールドヘッド108の被冷却体をエレクトロニックセン
サとすると、今まで数十ミクロンもあった機械振動によ
り発生していたノイズが無くなり、計測分野にも応用で
きるようになったことである。機械振動は流体の出入り
で鉛直方向で4ミクロン以下である。
【0012】また、通常エポキシ系樹脂を含浸させたF
RPやベークライト材料で作られた比較的長い形状のデ
ィスプレーサや膨張ピストンの使用は、機械振動発生の
みならず、材料自体やシリンダとの接触や摩擦振動によ
って不純ガスや塵芥を発生させて作動流体や蓄冷器を汚
しその性能劣化を起こしたり、また、塵芥が配管やシリ
ンダとピストンとの間、更には、ピストンリングに詰ま
って冷凍機が停止するといった低信頼性の原因にもなっ
ていた。
【0013】図1に示す構成によって、このディスプレ
ーサや膨張ピストンを必要とせず、単純構造のため、高
信頼度で低価格のマシンを提供できるようになったこと
は明らかである。
【0014】熱力学的なサイクルの過程は、流体のパル
ス管109内の挙動の解析が不十分ではあるが、スター
リングサイクルの場合のディスプレーサや膨張ピストン
の役目をガスピストンとして行っていると考えられる。
【0015】実験では、圧縮空間100と膨張空間10
3でのPV測定において流体の圧力波形が正弦波に近
く、2つの等容積過程と2つの等温度過程からなるスタ
ーリングサイクルに近いが、実際にはそれぞれの4過程
では非効率を伴うポリトロピックサイクルであった。
【0016】図2のTS線図において冷凍機の動作のと
きの流体は、A−Bが放熱しながら等温度Trで圧縮さ
れる等温過程、B−Cが蓄冷器107で冷却されながら
容積一定で低温度になる等容過程、C−Dが温度Tmの
一定で吸熱しながら膨張する等温過程であり、この過程
で冷凍が得られ、D−Eで蓄冷器107を冷やしながら
容積一定で温度上昇する等容過程である。これは、スタ
ーリングサイクルの理想的なサイクル過程であるが、本
基本型の実際の過程では、非効率を伴って一点鎖線のA
−b−c−d−Aのようにポリトロピック過程になる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな構成においてコールドヘッドで得られる冷凍温度は
十分なものではなく、更なる低温冷凍温度が要求されて
いた。
【0018】そこで、本発明では、パルス管式冷凍機の
冷凍出力温度の低温化を、その技術的課題とする。
【0019】
【発明の構成】
【0020】
【課題を解決するための手段】前述した本発明の技術的
課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、圧
縮空間,放熱器,蓄冷器,コールドヘッド,パルス管お
よび膨張空間からなるパルス管式冷凍機において、作動
流体の比較的大きな第1圧縮空間と比較的小さな第1膨
張空間との間に、第1放熱器,第1蓄冷器,第1コール
ドヘッドおよび第1パルス管を連結して第1冷凍発生系
とし、前記第1コールドヘッドにて発生した冷凍を、第
2圧縮空間,第2放熱器,第2蓄冷器,第2コールドヘ
ッド,第2パルス管,第2膨張空間からなる第2冷凍発
生系の第2圧縮空間で発生した圧縮熱の除去に用いて第
2のコールドヘッドの発生冷凍温度を第1コールドヘッ
ドの発生冷凍温度よりも低くなるようにしたことであ
る。
【0021】
【作用】上述した本発明の技術的手段によれば、第2冷
凍発生系の作動流体が吸熱した熱が第1冷凍発生系によ
って除去される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の技術的手段を具体化した実施
例について添付図面に基づいて説明する。
【0023】図1の第1実施例において、図示しないピ
ストン往復動機構に連結したコンロッド16,17を介
して往復動する圧縮ピストン19と膨張ピストン27に
より圧縮シリンダ13内の第1圧縮空間20と膨張シリ
ンダ26内の第1膨張空間28との間に大気に放熱や水
冷される第1放熱器21,第1蓄冷器22,第1コール
ドヘッド23,第1パルス管24および配管25を接続
して第1冷凍発生系300が構成される。第1圧力制御
弁29は、配管30,流体を高純度にするフィルタと精
製器31および配管32を介して図示しないバッファタ
ンクやクランクケース内に接続され、高純度の作動流体
の供給と出力を流体圧で制御する機能をもつ。
【0024】第1冷凍発生系301は、第1冷凍発生系
300と同様のピストン往復動機構に連結されるコンロ
ッド33,34により往復動される比較的長い圧縮ピス
トン35とシリンダ36により形成される圧縮空間37
と比較的長い膨張ピストン38と膨張シリンダ39によ
り形成される膨張空間40との間に配管41,第1コー
ルドヘッド23で冷却される低温放熱器(第2放熱器)
43,配管44,第2蓄冷器45,第2コールドヘッド
46,第2パルス管および配管48を介して接続され
る。
【0025】本実施例では、第2冷凍発生系301で放
熱しなければならない熱量を低温放熱器43を第1コー
ルドヘッド23で冷却して第2のコールドヘッド46の
温度をより低温度にしている。
【0026】本実施例では、第1コールドヘッド23の
温度を80Kにし、第2蓄冷器45の蓄冷材に鉛の小球
や磁気比熱の大きい稀土類,セラミック球を用いれば、
第2コールドヘッド46で10K以下4Kを精製するこ
とは容易であり、地区歴45の蓄冷材量を増やせば4K
以下の精製も可能である。
【0027】また、図示しない第3冷凍発生系を付加さ
せれば、より低温度の生成が効率よく可能になることは
もちろんである。また、第1,第2冷凍発生系300,
301の回転数、即ち圧縮ピストンおよび膨張ピストン
の周波数を変えて運転することもあり、このときには第
2冷凍発生系の方が遅い。
【0028】尚、第2冷凍発生系での出力制御は、高純
度の流体を第1蓄冷器2に接触する熱交換器49で冷却
されて低温制御弁42で供給して行われる。また、比較
的長い形状のピストンおよびシリンダは常温からの熱進
入を少なくするためであり、熱伝導度の小さい材料、例
えばセラミックスやステンレスで作られている。
【0029】50は、真空断熱容器中の輻射遮蔽板であ
り、常温からの熱侵入をこの位置で除去するため第1コ
ールドヘッド23で冷やされ、第2冷凍発生系301へ
の熱侵入を防いで総合効率を高めることを目的としてい
る。51はピストンリングである。
【0030】図4のTS線図で説明すれば、第2冷凍発
生系301の流体の圧縮過程E−Fで発熱し、放熱しな
ければならない熱量を第1冷凍発生系300の等温膨張
過程C−Dで得られる冷凍量で冷却して回収している。
そして、本実施例によれば温度Tmを下げることと、こ
の温度で得た熱を逐次回収して常温Trで放出するヒー
ポンピングをしていることになる。なお、第2の冷凍発
生系の過程は、それぞれポリトロピック過程となってE
−f−g−h−Eとなる。
【0031】図2は第2実施例を示し、コンロッド5
2,53に連結し、凸型のシリンダ55,57内の凸型
の圧縮ピストンと凸型の膨張ピストンの往復動により形
成される常温の第1圧縮空間56と常温の第1膨張空間
59の間に第1段冷凍発生系400の常温の第1放熱器
60,第1蓄冷器61,第1コールドヘッド62,第1
パルス管63および配管64が、低温の圧縮空間65と
低温の膨張空間66の間に、第2段冷凍発生系400の
配管67,低温放熱器(第2放熱器)68,第2蓄冷器
69,第1コールドヘッド70,第2パルス管71およ
び配管72が接続されている。
【0032】凸型膨張ピストン58を凸型圧縮ピストン
54から10度から35度の範囲で位相を進めて往復動
させれば、図1の構成と同様にコールドヘッド70で1
0K以下の温度が生成できる。尚、圧力制御弁を図示し
ないが図1と同様に付加している。
【0033】本実施例では、最低2本の凸型ピストン,
シリンダで図1の4本のピストン,シリンダによる構成
と同様な目的を満足させる。
【0034】また、本実施例では、凸型圧縮ピストン5
4と凸型膨張ピストン58の2本によって構成されてい
るが、複数本に増やしたり、一部を図1の単純円筒構造
の膨張や圧縮ピストンのいずれかにして運転することも
可能である。73は真空断熱容器中の輻射遮蔽板であ
り、74,75はピストンリングである。
【0035】
【発明の効果】上述したように、第2冷凍発生系が排出
する熱を第1冷凍発生系にて除去しているので、第2冷
凍発生系のコールドヘッドには第1冷凍発生系のコール
ドヘッドよりも低温の冷凍が発生する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の複合型パルス管式冷凍機の
構成図を示す。
【図2】本発明第2実施例の複合型パルス管式冷凍機の
構成図を示す。
【図3】従来技術のパルス管式サイクルの構成図を示
す。
【図4】図3におけるTS線図を示す。
【符号の説明】
20 第1圧縮空間、 21 第1放熱器、 22 第1蓄冷器、 23 第1コールドヘッド、 24 第1パルス管、 28 第1膨張空間、 37 第2圧縮空間、 40 第2膨張空間、 43 第2放熱器、 45 第2蓄冷器、 46 第2コールドヘッド、 47 第2パルス管、 300 第1冷凍発生系、 301 第2冷凍発生系、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空間,放熱器,蓄冷器,コールドヘ
    ッド,パルス管および膨張空間からなるパルス管式冷凍
    機において、 作動流体の比較的大きな第1圧縮空間と比較的小さな第
    1膨張空間との間に、第1放熱器,第1蓄冷器,第1コ
    ールドヘッドおよび第1パルス管を連結して第1冷凍発
    生系とし、 前記第1コールドヘッドにて発生した冷凍を、第2圧縮
    空間,第2放熱器,第2蓄冷器,第2コールドヘッド,
    第2パルス管,第2膨張空間からなる第2冷凍発生系の
    第2圧縮空間で発生した圧縮熱の除去に用いて第2のコ
    ールドヘッドの発生冷凍温度を第1コールドヘッドの発
    生冷凍温度よりも低くなるようにしたことを特徴とする
    複合型パルス管式冷凍機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の複合型パルス管式冷凍機
    において、第1圧縮空間と第1放熱器との間、および第
    2圧縮空間と第2放熱器との間にそれぞれ作動流体の第
    1,第2圧力調整弁を取り付け、第1圧力調整弁にクラ
    ンクケース内やバッファタンクからフィルタ又は精製器
    等を介して高純度の常温作動流体を供給し、第2圧力調
    整弁には高純度の作動流体を第1蓄冷器或いは第1蓄冷
    器及び第1コールドヘッドで冷却して低温度にて供給
    し、前記第1,第2圧力調整弁で作動流体の圧力調整に
    より冷凍出力を調整するようにしたことを特徴とする複
    合型パルス管式冷凍機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の複合型パルス管式冷凍機
    において、第1圧縮空間と第1膨張空間、並びに第2圧
    縮空間と第2膨張空間との位相角を同じ又はそれぞれ独
    立の位相角に設定して第1,第2圧縮空間および第1,
    第2膨張空間の容積を可変とすることにより第2コール
    ドヘッドの発生温度を第1コールドヘッドよりも低い温
    度で得るようにしたことを特徴とする複合型パルス管式
    冷凍機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の複合型パルス管式冷凍機
    において、凸型圧縮ピストン,シリンダと凸型膨張ピス
    トン,シリンダをそれぞれ1組、または複数組用いて,
    第1,第2圧縮空間および第1,第2膨張空間を同時に
    形成するようにしたことを特徴とする複合型パルス管式
    冷凍機。
JP12884392A 1992-05-21 1992-05-21 複合型パルス管式冷凍機 Pending JPH05322339A (ja)

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