JPH0532006A - シリアルプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非使用時の携帯性、および収納性に優れ小型
化をはかることのできるシリアルプリンタを提供する。 【構成】 記録用紙４０の搬送方向と直交する方向にガ
イド軸３およびリードスクリュー軸４にガイドされてキ
ャリア２に搭載された記録ヘッド１が往復動される。そ
して、プリンタの非使用時には記録ヘッド１およびキャ
リア２がプリンタケース１０１の一端に保持され、往復
動のための空間にユニット１０４が収納される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、シリアルタイプのプリ
ンタに関する。

【０００２】

【従来の技術】シリアルプリンタにおける印字方式に
は、ワイヤードット方式，熱転写方式、あるいはインク
ジェット方式などがあるが、いずれも、記録用紙が搬送
される主走査方向に対し、この主走査方向に直交する副
走査方向に記録ヘッドを往復動させることによる、記録
ヘッドと記録用紙との相対的な動きに同期させつつ、デ
ータ信号に応じて各々の印字方式による印字動作を行い
記録装置にプリントを行うものである。

【０００３】一方、近年、いわゆるノートタイプ、もし
くはブックタイプと呼ばれる携帯性，収納性に優れた小
型，薄型のパーソナルコンピュータ等が提案され、これ
に伴いプリンタも小型かつ廉価なものとし、ユーザーに
とってより手軽に用いることのできるものが提案されて
いる。

【０００４】さらに、装置の小型化によりプリンタが持
ち運べるようになると、バッテリーによって駆動される
ものも提案されている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置の小型化は、装置を構成する部材のそのものの
小型化や簡略化だけでは自ら限界があり、使用時には機
能を満足し非使用時には外形が小さくなるよう、使用時
と非使用時の装置構成を変えることは考慮されるべきこ
とである。

【０００６】また、このような装置の小型化によってプ
リンタ本体が、携帯性や収納性に優れるようになって
も、ＡＣアダプタやバッテリー，インターフェイスケー
ブルなどの付属品は別に携帯もしくは収納しなければな
らなかった。

【０００７】本発明は主にかかる観点に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、非使用時の携帯
性、および収納性に優れ小型化をはかることのできるシ
リアルプリンタを提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第１の形態は、被記録材の搬送方向と直
交する方向に記録ヘッドを往復動させプリントするシリ
アルプリンタにおいて、前記記録ヘッドと記録ヘッドを
搭載したキャリアが、プリンタ使用時に往復動する空間
内に、非使用時にはプリンタ構成体の一部を収納可能に
構成したことを特徴とする。

【０００９】また、本発明の第２の形態は、被記録材の
搬送方向と直交する方向に記録ヘッドを往復動させプリ
ントするシリアルプリンタにおいて、前記記録ヘッドと
記録ヘッドを搭載したキャリアが、プリンタ使用時に往
復動する空間内に、非使用時には必要付属品を収納可能
に構成したことを特徴とする。

【００１０】

【作用】本発明の第１の形態によれば、非使用時には記
録ヘッドを搭載したキャリアの往復動空間内にプリンタ
構成体の一部が収納できるので、さらに装置本体を小型
化し携帯性，収納性に優れるプリンタを構成できる。

【００１１】また、本発明の第２の形態によれば、非使
用時には記録ヘッドを搭載したキャリアの往復動空間
を、収納スペースとして用いることができるので、装置
本体の小型化のみの場合より、さらに実際の使用状況で
の携帯性，収納性に優れるプリンタを構成できる。

【００１２】

【実施例】以下、インクジェットプリンタを例にし、図
面を参照しつつ本発明の実施例を詳細に説明する。

【００１３】図１および図２は本発明の一実施例である
インクジェットプリンタの使用時を示す外観斜視図およ
び断面図、図３および図４は図１および図２に示した装
置の非使用状態を示す外観斜視図および断面図である。

【００１４】図において、１００はインクジェット印字
方式のシリアルプリンタ全体を示す。

【００１５】１０１はプリンタ本体を構成するプリンタ
ケース、１０２はプリンタケース１０１に開閉自在に設
けられた外蓋である。

【００１６】プリンタケース１０１は概ね直方体状に形
成され、外蓋１０２によって閉じられるその上面および
正面の一部に開口部を有している。１はキャリア２に搭
載される記録ヘッドであり、本例ではインク吐出を行う
ためのヘッドエレメント１ａとインク供給源をなすイン
クタンク１ｂとを一体化してキャリア２に着脱可能とし
たカートリッジの形態を有し、インクが消費されたとき
等に交換可能な使い捨て型のものとしてある。３はガイ
ド軸、４はガイド軸３と平行に配設されガイド軸をも兼
ねたリードスクリュー軸であり、それぞれの端部は、底
壁１０３の両端が折曲げられ、プリンタケース１０１の
内側に配置された折曲部１０３ａに支持されている（片
方の折曲部は不図示）。リードスクリュー軸４はキャリ
アモータ５によってタイミングベルト６を介して駆動さ
れ、この回転によりキャリア２はガイド軸３およびリー
ドスクリュー軸４に沿って往復動される。７は紙等の被
記録媒体を搬送するための紙送りローラであり、プリン
タケース１０１に回転自在に支承され、紙送りモータ８
により駆動される。９は印字後の記録用紙４０を前記送
りローラ７に圧接する拍車、１０は前記印字ヘッド１の
吐出口の目詰まり等を防止するための回復動作を行い、
また印字を行わないときの吐出口の乾燥を防ぐためのキ
ャッピングを行う回復系である。

【００１７】次に、１０４はプリンタ構成体の一部とし
ての、電気回路（基板を含む）１１０を収めたユニット
であり、基本的に断面Ｌ字状を有し、その正面に前記プ
リンタケース１０１と同じ高さの蓋部１０４ａが形成さ
れている。そして、その側面１０４ｂに設けられたレー
ル溝１０４ｃがプリンタケース１０１に形成した突起状
ガイド部１０１ａに嵌合され、収納および引き出し位置
間で平行移動可能とされている。ユニット１０４の上面
１０４ｄには、操作キーおよび表示部１０５が設けられ
ており、また側面１０４ｂの一方にはインターフェイス
コネクタが設けられている。そして、コンピュータから
の印字信号を伝える。インターフェイスケーブル１０６
と係合されるインターフェイスコネクタは前記電気回路
を収めたユニット１０４が図３および図４に示すよう
に、プリンタ本体に収納されると、前記プリンタケース
１０１によって蓋をされる。電気回路を収めたユニット
１０４とプリンタ本体との電気的接続は図示しないフレ
キシブルケーブルもしくはリード線等により行う。

【００１８】次に、図３および図４を参照して非使用状
態を説明する。

【００１９】非使用時は記録ヘッド１を搭載したキャリ
ア２が図３に示すように、回復系１０によるキャッピン
グ位置にあり、その結果生じた空間内に向け、ユニット
１０４を奥へ平行移動させ外蓋１０２を閉じる。そのと
き、外蓋１０２の端部に直立形成された爪部１０２ａ
が、電気回路を収めたユニット１０４の端部に対応して
形成された受け部１０４ｅと係合し、ユニット１０４の
抜け止めとして機能する。

【００２０】次に、本発明の第２の形態における実施例
について、インクジェットプリンタを例にして図面を参
照しつつ詳細に説明する。

【００２１】図５は本発明の第２の形態における第１実
施例としてのインクジェットプリンタの非使用時の状態
を示す透視斜視図、図６は図５に示した装置の使用状態
を示す外観斜視図である。

【００２２】図５において、２００はインクジェット印
字方式のシリアルプリンタ全体を示す。

【００２３】２０１はプリンタケースであり、前述の実
施例におけるユニット１０４を引き出した形態の外郭を
有しつつ基本的に直方体に形成されている。そして、プ
リンタを構成する各部材、例えば、記録ヘッド１，キャ
リア２，ガイド軸３、およびリードスクリュー軸４等は
前述した実施例と同じであるから、同一部位には同一符
号を付しその説明に替える。さらに、２０２はプリンタ
ケース２０１の上面に設けた開口部を覆う外蓋、２０３
は開口部を避けた上面に設けられた操作キーおよび表示
部である。そして、２０４はプリンタに電気を供給する
ためのＡＣアダプタ、２０５および２０６はＡＣアダプ
タ２０４およびそのジャック２０４ａをプリンタに固定
するべく、プリンタケース２０１の底壁２０１ａに形成
された係止部材であり、ガイド軸３とリードスクリュー
軸４との間において、キャリア２と干渉しない高さおよ
び位置に配設されている。

【００２４】２０７はプリンタケース２０１の側壁に設
けられたコネクタであり、ＡＣアダプタ２０４のジャッ
ク２０４ａが嵌挿される。

【００２５】なお、係止部材２０５はＡＣアダプタ２０
４をプリンタケース２０１の側壁との間で挾持すべくフ
ック状に形成され、係止部材２０６はジャック２０４ａ
の嵌合部が挿入されるべく半円弧状とされている。

【００２６】しかして、図６に示すように、プリンタ２
００の使用状態では、外蓋２０２が開かれ、装置内より
取り出されたＡＣアダプタ２０４のジャック２０４ａが
コネクタ２０７に接続されて用いられる。

【００２７】次に、本発明の第２の形態の第２実施例に
ついて図７および図８を参照して説明する。

【００２８】図７は第１実施例におけるＡＣアダプタ２
０４に替え、充電式のバッテリパック２１０を収納する
場合、その非使用時の状態を示す透視斜視図である。プ
リンタの使用時には図８に示すようにプリンタケース２
０１に外付けされる。すなわち、バッテリー２１０はそ
の下面に並列に電気接点２１１および２１２が設けられ
ており、さらに下面両側に結合用フック部２１３，２１
４が設けられている。

【００２９】一方、本実施例にかかるプリンタケース２
０１にあっては、その底壁２０１ａに第１および第２の
ブロック体２１５および２１６が設けられており、この
両ブロック体は前述の実施例と同様に、ガイド軸３とリ
ードスクリュー軸４との間において、キャリア２の往復
動時にそれと干渉しないようにされている。そして、第
１のブロック体２１５には、前述のフック部２１３が結
合される受け部２１７と電気接点２１１，２１２が当接
される接点２１８，２１９とが設けられ、第２のブロッ
ク体２１６にはフック部２１４が結合される受け部２２
０が設けられている。また、この第１および第２のブロ
ック体２１５および２１６はプリンタケース２０１の側
壁部にも同様のレイアウトで設けられ、図８に示すよう
に、バッテリーパック２１０が矢印で示す方向に移動さ
れ外付けされる。このときは、電気接点２１１，２１２
を介してプリンタ本体に電力が供給される。そして、バ
ッテリーパック２１０の収納時には、プリンタケース２
０１の底壁に設けられたブロック体２１５，２１６の受
け部２１７，２２０にフック部２１３，２１４が挿入さ
れてバッテリー２１０が収納され、このときバッテリー
２１０は接点２１８，２１９および２１１，２１２を介
して充電される。

【００３０】なお、上述の実施例の他に、コンピュータ
とプリンタとをつなぐインターフェイスケーブルをも収
納できるようにすることも可能であり、図示は省略する
が、この場合もインターフェイスケーブルをプリンタ内
に固定する部材はキャリア２やヘッド１の動きと干渉し
ない底部等に配設される。

【００３１】さらにプリンタケースおよびＡＣアダプ
タ，バッテリーパック，インターフェイスケーブル等の
付属品の大きさによっては、これらを組み合わせて収納
するようにすればさらに収納性，携帯性に優れる。

【００３２】（その他）なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
（例えば電気熱変換体やレーザ光等）を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化，高精細化が
達成できるからである。

【００３３】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第４７２３１２９号明細書，同第４７４０
７９６号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型，
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体（インク）が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも１つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体（インク）
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長，収縮により吐出用開口を介して液体（インク）を吐
出させて、少なくとも１つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体（インク）の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第４４６３３５９号明細書，同第
４３４５２６２号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第４３１３１２４号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。

【００３４】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口，液路，電気熱変換体
の組合せ構成（直線状液流路または直角液流路）の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第４５５８３３３号明細書，米国特許第４４
５９６００号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭５９−１２３６７０号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭５９−１３８４６１号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。

【００３５】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された１個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。

【００３６】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。

【００３７】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。

【００３８】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して１個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。

【００３９】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を３０℃以上７０℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭５４−５６８４７号公報あるいは特開昭６０−７
１２６０号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。

【００４０】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。

【００４１】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第１の形態によれば、プリンタを使わないときには電
気回路を収めたユニットを、記録ヘッドとキャリアとが
往復動される空間に収納するので、そのとき内部の空間
に無駄がなく携帯時や収納時の大きさを最大限に小さく
でき、この結果、よりコンパクトなシリアルプリンタを
提供できる。

【００４２】また、実施例によると、電気回路を収めた
ユニットを収納するとき、インターフェイスコネクタも
収納されるので、別に蓋を設ける必要がない。

【００４３】さらに、本発明の第２の形態によれば、Ａ
Ｃアダアプタ，バッテリーパック，インターフェイスケ
ーブル等の付属品を、記録ヘッドとキャリアとが往復動
される空間に収納するので、そのために本体を大きくす
る必要がない。

【００４４】この結果、携帯性，収納性に優れたシリア
ルプリンタを提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の形態の一実施例に係るインクジ
ェット記録装置を示す外観斜視図であり、その使用状態
を示す。

【図２】図１に示す装置の断面図である。

【図３】図１に示した装置の非使用時を表す斜視図であ
る。

【図４】図３に示す装置の断面図である。

【図５】本発明の第２の形態の一実施例に係るインクジ
ェット記録装置を示す透視斜視図であり、その非使用時
を示す。

【図６】図５に示す装置の使用時を示す斜視図である。

【図７】本発明の第２の形態の他の実施例に係るインク
ジェット記録装置を示す透視斜視図であり、その非使用
時を示す。

【図８】図７に示す装置の使用時とバッテリーの装着態
様を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 記録ヘッド ２ キャリア ３ ガイド軸 ４ リードスクリュー軸 ５ キャリアモータ ６ タイミングベルト ７ 紙送りローラ ８ 紙送りモータ ９ 拍車 １０ 回復系 ４０ 記録紙 １００，２００ インクジェット記録装置 １０１，２０１ プリンタケース １０２，２０２ 外蓋 １０４ 電気回路を収めたユニット ２０４ ＡＣアダプタ ２０５，２０６ 係止部材 ２１０ バッテリーパック

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 被記録材の搬送方向と直交する方向に記
   録ヘッドを往復動させプリントするシリアルプリンタに
   おいて、 前記記録ヘッドと記録ヘッドを搭載したキャリアが、プ
   リンタ使用時に往復動する空間内に、非使用時にはプリ
   ンタ構成体の一部を収納可能に構成したことを特徴とす
   るシリアルプリンタ。
2. 【請求項２】 前記プリンタ構成体の一部は電気回路を
   収めたユニットであることを特徴とする請求項１記載の
   シリアルプリンタ。
3. 【請求項３】 前記収納時にインターフェイスコネクタ
   も収納されることを特徴とする請求項１または２に記載
   のシリアルプリンタ。
4. 【請求項４】 前記記録ヘッドが熱エネルギーを利用し
   てインクに気泡を生成させ、該気泡の生成に伴ってイン
   クを吐出することを特徴とする請求項１ないし３項のい
   ずれかに記載のシリアルプリンタ。
5. 【請求項５】 被記録材の搬送方向と直交する方向に記
   録ヘッドを往復動させプリントするシリアルプリンタに
   おいて、 前記記録ヘッドと記録ヘッドを搭載したキャリアが、プ
   リンタ使用時に往復動する空間内に、非使用時には必要
   付属品を収納可能に構成したことを特徴とするシリアル
   プリンタ。
6. 【請求項６】 前記必要付属品がＡＣアダプタであるこ
   とを特徴とするシリアルプリンタ。
7. 【請求項７】 前記記録ヘッドが熱エネルギーを利用し
   てインクに気泡を生成させ、該気泡の生成に伴ってイン
   クを吐出することを特徴とする請求項５または６項のい
   ずれかに記載のシリアルプリンタ。