JPH0531979Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0531979Y2
JPH0531979Y2 JP15116788U JP15116788U JPH0531979Y2 JP H0531979 Y2 JPH0531979 Y2 JP H0531979Y2 JP 15116788 U JP15116788 U JP 15116788U JP 15116788 U JP15116788 U JP 15116788U JP H0531979 Y2 JPH0531979 Y2 JP H0531979Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headrest
stay
support
fastener
threaded portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15116788U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0271352U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15116788U priority Critical patent/JPH0531979Y2/ja
Publication of JPH0271352U publication Critical patent/JPH0271352U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0531979Y2 publication Critical patent/JPH0531979Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車のヘツドレストの高さ調節装
置に関する。
(従来の技術) 従来の自動車のヘツドレストの高さ調節装置と
しては、例えば添付の図面第4図に図示した構造
が一般的である。これは、図のように、シートバ
ツクの上部に固定されたヘツドレスト用サポート
50のステー挿入部51にヘツドレストのステー
60を挿入して固定するものであるが、その高さ
調節は、ヘツドレストのステー60の2〜3ケ所
に設けられた切欠61内に固定用ピン65ないし
は金具を抜き差し自在に弾着することによつて行
なわれる。
しかしながら、この従来構造にあつては、まず
第一に、ヘツドレストの高さ調節は2〜3ケ所設
けられた切欠61の高さ位置でしかできないとい
う問題があつた。第二に、ヘツドレストのステー
に切欠加工が必要とされるので、パイプステーを
使用する場合にもその肉厚を薄くすることができ
ないという問題があつた。さらに、このほかに、
ピンや金具の加工あるいはこれらをサポートに装
着する煩雑さ等の問題があり、より簡便な構造が
望まれていた。
(考案が解決しようとする課題) この考案は、上の状況に鑑み提案されたもので
あつて、ヘツドレストの高さが無段で調節でき、
簡単な構成で、しかも組付も容易の行なうことが
できる新規なヘツドレストの高さ調節装置を提案
しようとするものである。もちろん、ヘツドレス
トのステーに対しては何らの切欠加工を必要とし
ない構造を提案するものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、この考案は、サポートのステー挿入
部の内面にその開口部から徐々に小径となるテー
パねじ部を形成するとともに、内側にステー挿通
孔を有しかつ外側には前記サポートのテーパねじ
部に螺着する外周ねじ部を備え少なくともその先
端側にはステー挿通孔を縮経する縦割溝が形成さ
れた締め具を前記サポートのテーパねじ部に螺着
したことを特徴とするヘツドレストの高さ調節装
置に係る。
(実施例) 以下添付の図面に従つて説明すると、第1図は
この考案の一例を示すヘツドレスト高さ調節装置
の要部の断面図、第2図は締め具の斜視図、第3
図は締め具を回動してヘツドレストのステーを固
定した状態を示す要部の断面図である。
第1図に示したように、シートバツクSの上部
の左右2ケ所にはヘツドレストの2本のステーT
を挿入して固定するためのサポート10が、シー
トフレーム9にブラケツト8を介してそれぞれ固
着されている。
サポート10にはヘツドレストのステーTを挿
入するステー挿入部11が貫設されていて、該各
挿入部11の内面にはその開口部11aから徐々
に小径となるテーパねじ部15が形成されてい
る。第1図の符号12はサポートの上面フランジ
部を表わす。
そして、このテーパねじ部15には次の構成か
らなる締め具20が螺着される。すなわち、第1
図の断面図および第2図の斜視図からよく理解さ
れるように、締め具20は、その内側にステー挿
通孔21を有し、かつその外側には前記サポート
10のテーパねじ部15に螺着する外周ねじ部2
5が刻設されているとともに、少なくともその先
端側には前記ステー挿通孔21を縮経する縦割溝
25,25……が形成されている。縦割溝25は
実施例のように3ないしは4ケ所、外周ねじ部2
3を刻設したボデイの先端側から3分の2程度は
形成することが好ましい。
なお、締め具20に関して符号22は円板状の
頭部で該締め具を回動するための操作部となる部
分である。
(作用) 第3図はこの考案のヘツドレストの高さ調節装
置の作用を示す断面図であるが、図のように、ヘ
ツドレストのステーTを所望の任意の高さ位置に
保つた後、締め具20をサポート10のテーパね
じ部15に螺着すれば、締め具20の外周ねじ部
は下方へ進むに従つてテーパねじ部15の小径側
によつて圧縮され、縦割溝25によつて内側のス
テー挿通孔21が縮径されるので、その結果ステ
ーは該高さ位置で緊締され固定されることとなる (効果) 以上図示し説明したように、この考案によれ
ば、ヘツドレストの高さ位置が無段で調節でき、
所望位置での固定が可能となる。また、この考案
は上記したように、サポートのテーパねじ部と締
め具という簡単かつ単純な構成で、しかも組付も
容易でほとんど手間を要しない。さらに、従来の
ようにヘツドレストのステーに対しては何らの切
欠加工を必要としないので、パイプステーにおけ
る肉厚の制約もなくなる等、この考案の実用上の
利点は極めて大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一例を示すヘツドレスト高
さ調節装置の要部の断面図、第2図は締め具の斜
視図、第3図は締め具を回動してヘツドレストの
ステーを固定した状態を示す要部の断面図、第4
図は従来構造の一例を示す要部の断面図である。 10……サポート、11……ステー挿入部、1
1a……開口部、15……テーパねじ部、20…
…締め具、21……ステー挿通孔、23……外周
ねじ部、25……縦割溝、S……シートバツク、
T……ステー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サポートのステー挿入部の内面にその開口部か
    ら徐々に小径となるテーパねじ部を形成するとと
    もに、内側にステー挿通孔を有しかつ外側には前
    記サポートのテーパねじ部に螺着する外周ねじ部
    を備え少なくともその先端側にはステー挿通孔を
    縮径する縦割溝が形成された締め具を前記サポー
    トのテーパねじ部に螺着したことを特徴とするヘ
    ツドレストの高さ調節装置。
JP15116788U 1988-11-18 1988-11-18 Expired - Lifetime JPH0531979Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15116788U JPH0531979Y2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15116788U JPH0531979Y2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0271352U JPH0271352U (ja) 1990-05-30
JPH0531979Y2 true JPH0531979Y2 (ja) 1993-08-17

Family

ID=31424969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15116788U Expired - Lifetime JPH0531979Y2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0531979Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012100200A1 (de) * 2012-01-11 2013-07-11 Hettich Franke Gmbh & Co. Kg Haltevorrichtung für eine Kopfstütze
JP6031185B2 (ja) * 2013-03-28 2016-11-24 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニーJohnson Controls Technology Company 乗り物用座席

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0271352U (ja) 1990-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0531979Y2 (ja)
JPS6333896U (ja)
JPS6368317U (ja)
JPH0350784Y2 (ja)
JPS6336337U (ja)
JPH01130450U (ja)
JPS61114925U (ja)
JPS62153944U (ja)
JPH029316U (ja)
JPS6175607U (ja)
JPS61199090U (ja)
JPH0438095U (ja)
JPH02129910U (ja)
JPH01177495U (ja)
JPH0271353U (ja)
JPH02121413U (ja)
JPH0235829U (ja)
JPS6255781U (ja)
JPS63171240U (ja)
JPH0350163U (ja)
JPS61147845U (ja)
JPS6454854U (ja)
JPH0456037U (ja)
JPH0277581U (ja)
JPH0466945U (ja)