JPH05319440A - 封書及びその製造方法 - Google Patents
封書及びその製造方法Info
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- JPH05319440A JPH05319440A JP4127099A JP12709992A JPH05319440A JP H05319440 A JPH05319440 A JP H05319440A JP 4127099 A JP4127099 A JP 4127099A JP 12709992 A JP12709992 A JP 12709992A JP H05319440 A JPH05319440 A JP H05319440A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】糊付部を逃げた切り抜きを有する内容物をはさ
み込んで、表紙,裏紙を糊付けし、内容物の抜止め処理
を施した封書。 【効果】内容物を一体にした連続的な帯状に製作でき、
しかも、繰り返し使用可能であって安価な封書がえられ
る。
み込んで、表紙,裏紙を糊付けし、内容物の抜止め処理
を施した封書。 【効果】内容物を一体にした連続的な帯状に製作でき、
しかも、繰り返し使用可能であって安価な封書がえられ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に製品に添付して顧
客へ渡す保証書等の袋物のように、内容物を収納した袋
状のもので、内容物に印刷あるいは手で記述し、しか
も、複数回の内容物出し入れを行ない、かつ、内容物を
その袋状のもので保管することができる封書及びその製
造方法に関するものである。
客へ渡す保証書等の袋物のように、内容物を収納した袋
状のもので、内容物に印刷あるいは手で記述し、しか
も、複数回の内容物出し入れを行ない、かつ、内容物を
その袋状のもので保管することができる封書及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の袋体を製造する場合、
(a)表紙,裏紙を一体とした、あるいは貼合わせた封
筒とその中に収納する内容物となる封入紙を、各々、別
体として製造していたし、また、(b)表紙,裏紙およ
び内容物を一体として製造するとしても、前述の三者を
糊付等により完全に一体のものとしていたため、表紙ま
たは裏紙に当る部分を破くあるいは切る等の手段で内容
物を取出していた。前記(a)の場合、封書に内容物とな
る封入紙を容易に収納するため、寸法的には、封入紙<
封書であり、いわゆる封書の中で封入紙が遊び状態で収
納されていたし、また、封入紙を外から容易に判断でき
るように、封書の一部に切窓を施すか、あるいは、封書
そのものを透明な材質として封入紙の判別を行なうよう
にしていた。さらに、封入紙の抜け防止として、封書の
開口部を、折曲げて接着剤で固定していた。前記(b)
の場合は、表紙までは裏紙に当る部分(封筒)を破く,
切る等の手段で内容物である封入紙を取出しをしてい
た。
(a)表紙,裏紙を一体とした、あるいは貼合わせた封
筒とその中に収納する内容物となる封入紙を、各々、別
体として製造していたし、また、(b)表紙,裏紙およ
び内容物を一体として製造するとしても、前述の三者を
糊付等により完全に一体のものとしていたため、表紙ま
たは裏紙に当る部分を破くあるいは切る等の手段で内容
物を取出していた。前記(a)の場合、封書に内容物とな
る封入紙を容易に収納するため、寸法的には、封入紙<
封書であり、いわゆる封書の中で封入紙が遊び状態で収
納されていたし、また、封入紙を外から容易に判断でき
るように、封書の一部に切窓を施すか、あるいは、封書
そのものを透明な材質として封入紙の判別を行なうよう
にしていた。さらに、封入紙の抜け防止として、封書の
開口部を、折曲げて接着剤で固定していた。前記(b)
の場合は、表紙までは裏紙に当る部分(封筒)を破く,
切る等の手段で内容物である封入紙を取出しをしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
内容物である封入紙を取り出すのに、表紙と裏紙の一方
若しくは両方を、破くか切る必要があるため、封書を内
容物である封入紙の保管用として利用できない欠点を有
していた。
内容物である封入紙を取り出すのに、表紙と裏紙の一方
若しくは両方を、破くか切る必要があるため、封書を内
容物である封入紙の保管用として利用できない欠点を有
していた。
【0004】本発明の第1の目的とするところは、上記
の欠点にかんがみ、表紙あるいは裏紙を、破いたりある
いは切ったりすることなく、内容物である封入紙を、表
紙と裏紙との間に何回も出し入れすることができ、封入
紙の保管用として再利用できる封書を提供するにある。
の欠点にかんがみ、表紙あるいは裏紙を、破いたりある
いは切ったりすることなく、内容物である封入紙を、表
紙と裏紙との間に何回も出し入れすることができ、封入
紙の保管用として再利用できる封書を提供するにある。
【0005】本発明の第2の目的とするところは、本発
明の、上記第1の目的を達成できる封書を、簡単に作り
える製造方法を提供するにある。
明の、上記第1の目的を達成できる封書を、簡単に作り
える製造方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、方形
状の表紙と、方形状の裏紙と、前記表紙の相対向する2
辺部が前記裏紙の相対向する2辺部に接着されて形成さ
れる袋部に入るところの内容物となる封入紙とを備え、
前記表紙の接着されない相対向する2辺部には、それぞ
れ複数個のガイド穴と、このガイド穴部を分離可能なミ
シン目とを前記表紙の接着されない辺に沿って並列に設
け、前記裏紙の接着されない相対向する2辺部には、前
記ガイド穴と一致するところのガイド穴と前記ミシン目
に一致するところのミシン目とを設け、前記封入紙に
は、相対向する辺部の両方若しくは一方に、前記表紙の
ガイド穴と一致するガイド穴と前記表紙のミシン目と一
致するミシン目とを設けるという構成にすることによ
り、達成される。
状の表紙と、方形状の裏紙と、前記表紙の相対向する2
辺部が前記裏紙の相対向する2辺部に接着されて形成さ
れる袋部に入るところの内容物となる封入紙とを備え、
前記表紙の接着されない相対向する2辺部には、それぞ
れ複数個のガイド穴と、このガイド穴部を分離可能なミ
シン目とを前記表紙の接着されない辺に沿って並列に設
け、前記裏紙の接着されない相対向する2辺部には、前
記ガイド穴と一致するところのガイド穴と前記ミシン目
に一致するところのミシン目とを設け、前記封入紙に
は、相対向する辺部の両方若しくは一方に、前記表紙の
ガイド穴と一致するガイド穴と前記表紙のミシン目と一
致するミシン目とを設けるという構成にすることによ
り、達成される。
【0007】上記第2の目的は、表紙の相対向する2辺
部と、裏紙の相対向する2辺部との、いずれか一方若し
くは両方に、接着剤を施す工程と、前記表紙と前記裏紙
との間に入る封入紙を前記接着剤を逃げた形状に切り抜
く工程と、前記封入紙を前記表紙と前記裏紙との間に入
れた状態で前記表紙と前記裏紙のみを前記接着剤で圧着
固定する工程と、前記表紙の接着されない相対向する2
辺部のいずれか一方に前記封入紙が前記表紙と前記裏紙
との間から抜け出るのを防止する抜け止め手段を施す工
程とからなる工程により、達成される。
部と、裏紙の相対向する2辺部との、いずれか一方若し
くは両方に、接着剤を施す工程と、前記表紙と前記裏紙
との間に入る封入紙を前記接着剤を逃げた形状に切り抜
く工程と、前記封入紙を前記表紙と前記裏紙との間に入
れた状態で前記表紙と前記裏紙のみを前記接着剤で圧着
固定する工程と、前記表紙の接着されない相対向する2
辺部のいずれか一方に前記封入紙が前記表紙と前記裏紙
との間から抜け出るのを防止する抜け止め手段を施す工
程とからなる工程により、達成される。
【0008】
【作用】表紙の接着されない相対向する2辺のうちの一
辺側を、裏紙側から離して開口させ、内容物である封入
紙のガイド穴部分を持って引っ張ると、簡単に封書の袋
部から封入紙が引き出される。
辺側を、裏紙側から離して開口させ、内容物である封入
紙のガイド穴部分を持って引っ張ると、簡単に封書の袋
部から封入紙が引き出される。
【0009】封入紙の内容を確認した後、再び封書の袋
部に封入紙を挿入したい場合には、表紙の接着されない
相対向する2辺のうちの一辺側を、裏紙側から離して開
口させ、その開口から封入紙を封書の袋部内に押し込め
ばよい、この場合、表紙及び裏紙が破れていないので、
封入紙の保管用として封書が再利用される。
部に封入紙を挿入したい場合には、表紙の接着されない
相対向する2辺のうちの一辺側を、裏紙側から離して開
口させ、その開口から封入紙を封書の袋部内に押し込め
ばよい、この場合、表紙及び裏紙が破れていないので、
封入紙の保管用として封書が再利用される。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図1から図9に基づいて説
明する。
明する。
【0011】図1,図2において、1aは方形状の表
紙、1bは方形状の裏紙、2−1〜2−n(n=1以上
の整数)は内容物となる封入紙を分解したものであり、
n個の複数枚で構成されている。3は両端または一端に
設けた一連のガイド穴、4はガイド穴3部を分離可能と
するためのミシン目、5は表紙1aまたは裏紙1bの貼
付用糊代、6は表紙1a、裏紙1bおよび封入紙2−1
〜2−n迄を各々単品として分離できるようにしたミシ
ン目、7は、表紙1a,裏紙1b,封入紙2−1〜2n
の材料となるロール状の連続紙である。また、表紙1a
と裏紙1bの材質を選択することにより、目的にあわせ
て高級感もだすことができる。連続紙7には、図3に示
すように、表紙1a,裏紙1b若しくは封入紙2−1〜
2−nとしての必要な印刷等の加工を施す。ここで表紙
1aの表面には、開口方向を示す開口部ないしは矢印等
の印刷を行なうものとする。
紙、1bは方形状の裏紙、2−1〜2−n(n=1以上
の整数)は内容物となる封入紙を分解したものであり、
n個の複数枚で構成されている。3は両端または一端に
設けた一連のガイド穴、4はガイド穴3部を分離可能と
するためのミシン目、5は表紙1aまたは裏紙1bの貼
付用糊代、6は表紙1a、裏紙1bおよび封入紙2−1
〜2−n迄を各々単品として分離できるようにしたミシ
ン目、7は、表紙1a,裏紙1b,封入紙2−1〜2n
の材料となるロール状の連続紙である。また、表紙1a
と裏紙1bの材質を選択することにより、目的にあわせ
て高級感もだすことができる。連続紙7には、図3に示
すように、表紙1a,裏紙1b若しくは封入紙2−1〜
2−nとしての必要な印刷等の加工を施す。ここで表紙
1aの表面には、開口方向を示す開口部ないしは矢印等
の印刷を行なうものとする。
【0012】また、最終的に封書となったときに外部か
ら一括して印刷等の処理をする部分については、その該
当する項目部分の裏面に押圧複写ができるような処理を
施しておくものである。8は、表紙1a,裏紙1b、若
しくは封入紙2−1〜2−nとなる連続紙7にガイド穴
3を基準にして印刷等の加工を施したロール状の連続紙
である。図4は、内容物である封入紙2−1〜2−nを
重ねあわせて、かつ、糊逃げの切抜きをしてなる内容物
部組2としたものである。内容物部組2の例としては、
保証書以外に送品案内状,納品書,請求書などがある。
ら一括して印刷等の処理をする部分については、その該
当する項目部分の裏面に押圧複写ができるような処理を
施しておくものである。8は、表紙1a,裏紙1b、若
しくは封入紙2−1〜2−nとなる連続紙7にガイド穴
3を基準にして印刷等の加工を施したロール状の連続紙
である。図4は、内容物である封入紙2−1〜2−nを
重ねあわせて、かつ、糊逃げの切抜きをしてなる内容物
部組2としたものである。内容物部組2の例としては、
保証書以外に送品案内状,納品書,請求書などがある。
【0013】図5は、表紙1a,裏紙1bと内容物部組
2との組合わせ位置を示したものであり、5は表紙1a
または裏紙1bの糊代幅、10は内容物部組2に施す糊
代逃げ用の切抜きを示す。糊代幅5と切抜き10の間の
距離d2は、0.5mm以上とする。糊代幅5の寸法d1 は
1mm以上とする。
2との組合わせ位置を示したものであり、5は表紙1a
または裏紙1bの糊代幅、10は内容物部組2に施す糊
代逃げ用の切抜きを示す。糊代幅5と切抜き10の間の
距離d2は、0.5mm以上とする。糊代幅5の寸法d1 は
1mm以上とする。
【0014】さらに、図5の矢印方向の開口部側のガイ
ド穴3を残すことを基本にして、切抜き10を、図5の
(a),(b),(c)と目的にあわせて変更適用すること
によりガイド穴3部のミシン目4部分が少なくとも開口
部側に1箇所は連続的なものになる。
ド穴3を残すことを基本にして、切抜き10を、図5の
(a),(b),(c)と目的にあわせて変更適用すること
によりガイド穴3部のミシン目4部分が少なくとも開口
部側に1箇所は連続的なものになる。
【0015】図6は、表紙1a,裏紙1bおよび内容物
部組2を重ねあわせて、連続的な帯状の封書体11とし
たものの開口部側のガイド穴3間に抜け防止処理12を
施し、帯状に連続させた封書の完成品13を示す。抜け
防止処理12としては、図7に示すように部分抜きして
折り曲げる紙綴じ方式等が簡便で効果がある。この抜け
防止処理12は、一箇所当り複数個の抜け止めを集めて
抜け止めの確実性を増加させることもできる。また、表
紙1a,裏紙1b,内容物部組2−1〜2−nを重ねあ
わせるとき予め糊状のものを点として付け接着する方法
も取ることができる。
部組2を重ねあわせて、連続的な帯状の封書体11とし
たものの開口部側のガイド穴3間に抜け防止処理12を
施し、帯状に連続させた封書の完成品13を示す。抜け
防止処理12としては、図7に示すように部分抜きして
折り曲げる紙綴じ方式等が簡便で効果がある。この抜け
防止処理12は、一箇所当り複数個の抜け止めを集めて
抜け止めの確実性を増加させることもできる。また、表
紙1a,裏紙1b,内容物部組2−1〜2−nを重ねあ
わせるとき予め糊状のものを点として付け接着する方法
も取ることができる。
【0016】図8は、表紙1a,裏紙1b,内容物部組
2の封入紙2−1〜2−3を一貫して製作する一連の工
程概要を示す。表紙1a,裏紙1b、及び内容物部組の
封入紙2−1〜2〜3の帯状としたものを、それぞれ8
(a),8(b),8(2−1),8(2−2),8(2−3)と
して図示している。図8は帯状に連続した封書の製作工
程を示す全体工程図である。15は封入紙2−1〜2−
3の重ね合わせ工程、16は糊代逃げ用の切抜き工程、
17は裏紙1bへの糊付工程、18は裏紙1bへの糊付
4に代えて表紙1aに糊付けする場合の糊付工程、19
は表紙1a,裏紙1b及び封入紙2−1〜2−3の重ね
合わせ工程、20は表紙1aと裏紙1bを糊付け部を圧
着して固定する工程、21は抜け防止処理12を施す工
程を表わす。図9は、帯状に連続させた封書の完成品に
印刷を施す例を示す。たとえば、保証書のように連続し
た製造番号あるいは機種名を印刷する場合は、インパク
ト形プリンタ22により帯状に連続させた封書の完成品
13のガイド穴3で紙送りを行ない、表紙1a,裏紙1
b、内容物部組2に一括して外部から印刷すればよい。
勿論、外部から一括して印刷する部分については前述し
たように、その該当する裏面にはインパクト形プリンタ
で印刷複写できるように予め裏面処理を施してあるもの
とする。
2の封入紙2−1〜2−3を一貫して製作する一連の工
程概要を示す。表紙1a,裏紙1b、及び内容物部組の
封入紙2−1〜2〜3の帯状としたものを、それぞれ8
(a),8(b),8(2−1),8(2−2),8(2−3)と
して図示している。図8は帯状に連続した封書の製作工
程を示す全体工程図である。15は封入紙2−1〜2−
3の重ね合わせ工程、16は糊代逃げ用の切抜き工程、
17は裏紙1bへの糊付工程、18は裏紙1bへの糊付
4に代えて表紙1aに糊付けする場合の糊付工程、19
は表紙1a,裏紙1b及び封入紙2−1〜2−3の重ね
合わせ工程、20は表紙1aと裏紙1bを糊付け部を圧
着して固定する工程、21は抜け防止処理12を施す工
程を表わす。図9は、帯状に連続させた封書の完成品に
印刷を施す例を示す。たとえば、保証書のように連続し
た製造番号あるいは機種名を印刷する場合は、インパク
ト形プリンタ22により帯状に連続させた封書の完成品
13のガイド穴3で紙送りを行ない、表紙1a,裏紙1
b、内容物部組2に一括して外部から印刷すればよい。
勿論、外部から一括して印刷する部分については前述し
たように、その該当する裏面にはインパクト形プリンタ
で印刷複写できるように予め裏面処理を施してあるもの
とする。
【0017】その他、印刷項目を外部から印刷すること
により、内容物を容易に判別できる封書とすることがで
き、あらためて内容物を確認するための切窓が不要とな
る。また、この連続的させた封書の完成品13を、ミシ
ン目6により分離し、単品の封書として使用することが
できる。
により、内容物を容易に判別できる封書とすることがで
き、あらためて内容物を確認するための切窓が不要とな
る。また、この連続的させた封書の完成品13を、ミシ
ン目6により分離し、単品の封書として使用することが
できる。
【0018】さらに、単品の封書とした袋体を、図5の
(a),(b),(c)に合わせて、各々、下記(イ),
(ロ),(ハ)のいずれか1つの処の理を施すことで、開
口部と表示された側の抜け防止処理12を手で簡単に開
放することにより、内容物部組2−1〜2−nを容易に
取りだすことができる。その際、表紙1aと裏紙1bを
破くあるいは切断する必要がないため、表紙1aと裏紙
1bは何回も利用可能である。
(a),(b),(c)に合わせて、各々、下記(イ),
(ロ),(ハ)のいずれか1つの処の理を施すことで、開
口部と表示された側の抜け防止処理12を手で簡単に開
放することにより、内容物部組2−1〜2−nを容易に
取りだすことができる。その際、表紙1aと裏紙1bを
破くあるいは切断する必要がないため、表紙1aと裏紙
1bは何回も利用可能である。
【0019】(イ)図5の(a)の場合には、開口部と反対
側のガイド穴部をミシン目4で切り取る。
側のガイド穴部をミシン目4で切り取る。
【0020】(ロ)図5の(b)の場合には、前記(イ)の処
理をやってもやらなくてもよい。
理をやってもやらなくてもよい。
【0021】(ハ)図5の(c)の場合には、前記(イ)の処
理をやる必要がない。
理をやる必要がない。
【0022】本実施例によれば、(1)袋体の表紙,裏紙
を破くあるいは切断する等が処理が不要で何回でも内容
物を出し入れできる。(2)連続的な帯状とすることで、
一貫した連続生産ができ、安価な袋体を得ることがで
き、(3)一括して外部から印刷する袋体をえることがで
き、切窓等の処理が要らず安価に内容物の判別ができ
る。(4)袋体の製作段階では極端に標準化したものとす
ることができ、使用時に必要にあわせて、容易に印刷処
理等を施すことができ、多用途(他機種,多顧客数等)
に対応することができ、(5)連続的な帯状の封書をロー
ル状にすることにより保管管理が容易であり、さらに、
使用するときは、自動供給が可能となる。
を破くあるいは切断する等が処理が不要で何回でも内容
物を出し入れできる。(2)連続的な帯状とすることで、
一貫した連続生産ができ、安価な袋体を得ることがで
き、(3)一括して外部から印刷する袋体をえることがで
き、切窓等の処理が要らず安価に内容物の判別ができ
る。(4)袋体の製作段階では極端に標準化したものとす
ることができ、使用時に必要にあわせて、容易に印刷処
理等を施すことができ、多用途(他機種,多顧客数等)
に対応することができ、(5)連続的な帯状の封書をロー
ル状にすることにより保管管理が容易であり、さらに、
使用するときは、自動供給が可能となる。
【0023】(6)表紙,裏紙の材質を用途にあわせて自
由に変更することができるため、高級感を出す等の目的
にあった封書の供給が可能である。
由に変更することができるため、高級感を出す等の目的
にあった封書の供給が可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、繰り返し再利用できる
封書とその封書を簡単に作りえる製造方法がえられる。
封書とその封書を簡単に作りえる製造方法がえられる。
【図1】本発明の一実施例を示す単品正面図。
【図2】本発明の一実施例を示す部分図。
【図3】本発明の一実施例を示す部分工程図。
【図4】本発明の一実施例を示す部品構成図。
【図5】本発明の一実施例を示す部分拡大図。
【図6】本発明の一実施例を示す部分工程断面図。
【図7】本発明の一実施例を示す要部断面拡大図。
【図8】本発明の一実施例を示す全体工程図。
【図9】本発明の一実施例を示す図。
1…表紙あるいは裏紙、2…内容物(封入紙)、3…ガ
イド穴、4…ガイド穴部ミシン目、5…糊代、6…単品
に分離するミシン目、7…連続紙、8(1a)…第1連続
紙、8(2−1),8(2−2),8(2−3)…第3連続
紙、8(1b)…第2連続紙、9…印刷、10…糊付部逃
げ用の切抜き、11…袋体部組、12…抜け防止、13
…帯状に連続させた封書の完成品、14…外部一括印
刷、22…インパクト形プリンタ。
イド穴、4…ガイド穴部ミシン目、5…糊代、6…単品
に分離するミシン目、7…連続紙、8(1a)…第1連続
紙、8(2−1),8(2−2),8(2−3)…第3連続
紙、8(1b)…第2連続紙、9…印刷、10…糊付部逃
げ用の切抜き、11…袋体部組、12…抜け防止、13
…帯状に連続させた封書の完成品、14…外部一括印
刷、22…インパクト形プリンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田丸 時司 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 高木 昇 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日 立多賀エンジニアリング株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】方形状の表紙と、方形状の裏紙と、前記表
紙の相対向する2辺部が前記裏紙の相対向する2辺部に
接着されて形成される袋部に入るところの内容物となる
封入紙とを備え、前記表紙の接着されない相対向する2
辺部には、それぞれ複数個のガイド穴と、このガイド穴
部を分離可能なミシン目とを前記表紙の接着されない辺
に沿って並列に設け、前記裏紙の接着されない相対向す
る2辺部には、前記ガイド穴と一致するところのガイド
穴と前記ミシン目に一致するところのミシン目とを設
け、前記封入紙には、相対向する辺部の両方若しくは一
方に、前記表紙のガイド穴と一致するガイド穴と前記表
紙のミシン目と一致するミシン目とを設けたことを特徴
とする封書。 - 【請求項2】前記表紙と前記裏紙のガイド穴間には、前
記封入紙が前記袋部から抜け出るのを防止する仮り止め
手段を施したことを特徴とする請求項1記載の封書。 - 【請求項3】前記抜け止め手段は、人の手で取り除くこ
とのできる構成にしたことを特徴とする請求項1若しく
は2記載の封書。 - 【請求項4】前記封入紙は、複数枚重ねたものであるこ
とを特徴とする請求項1,2若しくは3記載の封書。 - 【請求項5】前記表紙、前記封入紙及び前記裏紙の共通
の表示あるいは印刷項目を、前記ガイド穴を基準して位
置決めし、前記表紙若しくは前記裏紙の外方より、一括
して印刷してなることを特徴とする請求項1,2,3若
しくは4記載の封書。 - 【請求項6】表紙の相対向する2辺部と、裏紙の相対向
する2辺部との、いずれか一方若しくは両方に、接着剤
を施す工程と、前記表紙と前記裏紙との間に入る封入紙
を前記接着剤を逃げた形状に切り抜く工程と、前記封入
紙を前記表紙と前記裏紙との間に入れた状態で、前記表
紙と前記裏紙のみを前記接着剤で圧着固定する工程と、
前記表紙の接着されない相対向する2辺部のいずれか一
方に前記封入紙が前記表紙と前記裏紙との間から抜け出
るのを防止する抜け止め手段を施す工程とからなる封書
の製造方法。 - 【請求項7】両表辺部に沿ってそれぞれ設けた複数個の
ガイド穴とこのガイド穴部を分離可能な第1ミシン目
と、前記両長辺部に対して垂直方向に設けられ封書の表
紙の大きさに分離可能な第2ミシン目とを形成してなる
第1連続紙と、 両長辺部に沿ってそれぞれ設けた複数個のガイド穴とこ
のガイド穴部を分離可能な第1ミシン目と前記両長辺部
に対して垂直方向に設けられ封書の裏紙の大きさに分離
可能な第2ミシン目とを形成してなる第2連続紙と、 両長辺部に沿ってそれぞれ設けた複数個のガイド穴とこ
のガイド穴部を分離可能な第1ミシン目と前記両長辺部
に対して垂直方向に設けられた封書の表紙若しくは裏紙
の大きさに分離可能な第2ミシン目とを形成してなる封
書の封入紙となるところの第3連続紙とを備え、 前記第1連続紙の第2ミシン目の左右と、前記第2連続
紙の第2ミシン目の左右とのいずれか一方若しくは両方
に接着剤を施す工程と、 前記第3連続紙の第2ミシン目に沿って、前記第1連続
紙若しくは前記第2連続紙に施した接着剤を逃げる形状
に切り抜く工程と、 前記第3連続紙を前記第1連続紙と前記第2連続紙との
間に入れた状態で前記第1連続紙と前記第2連続紙のみ
を前記接着剤で接着固定する工程と、 前記第1連続紙のガイド穴間部分に、前記第1連続紙と
前記第2連続紙と前記第3連続を仮り止めする工程と、 前記第1連続紙と前記第2連続紙と前記第3連続紙を前
記第2ミシン目で切り離して一個の封書とする工程とか
らなる封書の製造方法。 - 【請求項8】前記第1連続紙と前記第2連続紙と前記第
3連続紙はいずれもロール状に巻かれていることを特徴
とする請求項8記載の封書の製造方法。 - 【請求項9】前記第3連続紙は、複数枚重ねたものであ
ることを特徴とする請求項8記載の封書の製造方法。 - 【請求項10】前記第2連続紙の上に、前記第3連続
紙、前記第1連続紙の順で、前記ガイド穴を基準に積み
重ねた後、前記第1連続紙と前記第2連続紙を前記糊で
一体にしたことを特徴とする請求項8記載の封書の製造
方法。 - 【請求項11】前記第1連続紙には封書の表紙としての
必要な印刷を、前記第2連続紙には封書の裏紙としての
必要な印刷を、前記第3連続紙には内容物としての必要
な印刷を、それぞれ施してなることを特徴とする請求項
8記載の封書の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4127099A JP2804201B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 封 書 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4127099A JP2804201B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 封 書 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05319440A true JPH05319440A (ja) | 1993-12-03 |
JP2804201B2 JP2804201B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=14951570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4127099A Expired - Fee Related JP2804201B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 封 書 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2804201B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4921446U (ja) * | 1972-05-26 | 1974-02-23 | ||
JPS57196649U (ja) * | 1982-03-30 | 1982-12-13 | ||
JPS5936582A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | Yamato Scient Co Ltd | 蒸留装置 |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP4127099A patent/JP2804201B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4921446U (ja) * | 1972-05-26 | 1974-02-23 | ||
JPS57196649U (ja) * | 1982-03-30 | 1982-12-13 | ||
JPS5936582A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | Yamato Scient Co Ltd | 蒸留装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2804201B2 (ja) | 1998-09-24 |
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