JPH05319164A - 長尺物加工装置を搭載した作業自動車 - Google Patents

長尺物加工装置を搭載した作業自動車

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JPH05319164A
JPH05319164A JP14675192A JP14675192A JPH05319164A JP H05319164 A JPH05319164 A JP H05319164A JP 14675192 A JP14675192 A JP 14675192A JP 14675192 A JP14675192 A JP 14675192A JP H05319164 A JPH05319164 A JP H05319164A
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JP
Japan
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vehicle
turntable
outside
pulling
long
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Application number
JP14675192A
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English (en)
Inventor
Akihiro Murakami
明弘 村上
Nobuaki Miyao
信昭 宮尾
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SHIKOKU YOUZAI SHOJI KK
Original Assignee
SHIKOKU YOUZAI SHOJI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺物加工装置をワゴン車等作業自動車の荷
台から下ろすことなく、長尺物の加工を可能にする長尺
物加工装置を搭載した作業自動車の提供。 【構成】 ワゴン車等作業自動車の荷台に、長尺物加工
装置を長手方向に移動自在に設置し、該装置を後方車外
へ引き出して回動可能に構成した長尺物加工装置を搭載
した作業自動車。上記長尺物加工装置を車外に引き出
し、90°回動し、かつ固定可能に構成し、長尺物を作
業自動車内のスペースに制限されることなく加工作業が
できるようにすることが好ましい。被加工物である長尺
物としては、長尺のパイプ、長尺のボルト・ワイヤー、
長尺の異形鉄筋等が挙げられ、またそれらの加工処理と
しては、ねじ切り加工、切断加工、溶接加工、曲げ加工
等が挙げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワゴン車等作業自動車
の荷台に設置した長尺物加工装置を、後方車外へ引き出
して、適宜に回動可能に構成し、長尺パイプのねじ切り
作業等を容易とした長尺物加工装置を搭載した作業自動
車に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス配管工事、水道配管工事等において
は、現場合せでパイプ加工をする必要から、パイプねじ
切り機、パイプ切断機等をワゴン車やホロ付き小型自動
車等作業自動車の荷台に搭載し、現場に持ち込んで施工
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車のス
ペースの限界から、前記のパイプ加工装置を荷台に搭載
したままで、長尺もののパイプ加工を行うことは不可能
であった。そこで、該装置を荷台から地面に下ろして広
い外部空間で作業を行っていたが、例えば管径2インチ
のねじ切り機となると本体重量が60kgを越えるのでか
なりの重労働となり、2人掛かりで上げ下ろしする必要
も生じ、省力化面での大きな課題となっていた。また、
該機械を地面に下ろしたのでは作業線の高さが低くなり
過ぎて作業しにくく、かい物等で機械を高く据え付けて
作業をし易くするわずらわしさが問題となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題の解決
を目的とするもので、長尺物加工装置をワゴン車等作業
自動車の荷台から下ろすことなく、長尺物の加工を可能
にする長尺物加工装置を搭載した作業自動車を提供する
ものである。すなわち本発明は、ワゴン車等作業自動車
の荷台に、長尺物加工装置を長手方向に移動自在に設置
し、該装置を後方車外へ引き出して回動可能に構成した
ことを特徴とする長尺物加工装置を搭載した作業自動車
である。また特に、上記長尺物加工装置を車外に引き出
し、90°回動し、かつ固定可能に構成したことを特徴
とする。さらに詳しく好ましい上記本発明の長尺物加工
装置を搭載した作業自動車は、荷台上に固定された支台
と、長尺物加工装置を載置可能とした角箱状のターンテ
ーブルと、該ターンテーブルを上方で回動自在に保持す
る引き出し用テーブルと、該引き出し用テーブルの底面
に一部突出させて固定されたスライドレールと、前記支
台の両側面に固着され、前記スライドレールに係合して
該引き出しテーブルを後方車外まで移動可能とした直線
運動用ベアリング装置を備えてなるものである。本発明
において、被加工物である長尺物としては、長尺のパイ
プ、長尺のボルト・ワイヤー、長尺の異形鉄筋等が挙げ
られ、またそれらの加工処理としては、ねじ切り加工、
切断加工、溶接加工、曲げ加工等が挙げられる。
【0005】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づき説明
する。本例は、被加工物である長尺物が長尺のパイプで
あり、それの加工処理がねじ切り加工の場合の実施例で
ある。図1はワゴン車外へ引き出したパイプ加工装置を
搭載した作業自動車の斜視図、図2は車の荷台に設置し
た状態の本発明実施例に係るパイプねじ切り機の車外引
き出し装置の平面図、図2は図1のA〜A線に沿った装
置の側面図、図3は一部断面を表示した実施例装置の正
面図、図4は直線運動用ベアリング装置の要部側面図で
ある。図中、Pは長尺パイプ、1は車外引き出し装置、
2は荷台、3はパイプ加工装置(パイプねじ切り機)、
4は支台、5はターンテーブル、6は引き出し用テーブ
ル、7はスライドレール、8は直線運動用ベアリング装
置である。本実施例の概略は、図1にその作業状態斜視
図を示すごとく、パイプ加工装置3が、作業自動車の荷
台から車外に引き出され、かつ90°回動され、固定さ
れた状態で、長尺パイプPに対するねじ切り、切断等の
加工作業が施される。
【0006】本実施例に係る車外引き出し装置1は、基
本的にはターンテーブル5を回動自在に保持する引き出
し用テーブル6が支台4上で移動自在に構成されたもの
であって、該ターンテーブル5に市販のパイプねじ切り
機3を載置し、該支台4をワゴン車等の荷台2上の長手
方向に固定することにより、パイプねじ切り機3は荷台
2上で長手方向に移動自在に設置される。さらに車外引
き出し装置1は、図2のごとく、引き出しテーブル6及
びターンテーブル5が荷台2の後端面20より後方車外
へストロークLだけ移動可能に構成されており、車外へ
引き出されてからターンテーブル5を中心軸21上で9
0°回動でき、載置されたパイプねじ切り機(図示せず)
を90°方向変えして長尺もののパイプ加工を可能とす
る。なお、図2及び図3では前記引き出しテーブル6及
びターンテーブル5が後方車外へ引き出され、90°回
動された状態を想像線にて図示する。
【0007】以下に各部の構成を詳記する。パイプねじ
切り機3は図4のごとく、角箱状のターンテーブル5内
に落し込んで載置され、その外側面とテーブル5の周縁
との間には適宜にかい物23が挿入されて安定保持され
る。下方の角板状の引き出し用テーブル6は上方のター
ンテーブル5と同じ大きさに作られ、該テーブル6の中
心に穿設された中心軸穴22には、前記ターンテーブル
5の底面中心に突設された円柱状の中心軸21が嵌入さ
れている。また引き出し用テーブル6の中心軸穴22上
にはスラストベアリング9が、周りの4方向には転動方
向自由なフリーベアリング10がそれぞれ設置されて、
機械3を載置して重くなったターンテーブル5を回動自
在に保持している。また、上方のターンテーブル5には
1ケ所のロックピン孔18が穿設され、下方の引き出し
用テーブル6には前記テーブル5の長手方向と90°回
動方向の2方向に係合する2ケ所のロックピン孔19が
穿設され、着脱自在のロックピン18を介して、ターン
テーブル5は引き出しテーブル6上で長手方向か又は9
0゜方向に固定される。なお、前記のロックピン孔19
の穿孔位置を任意に角度設定することによって、その他
の角度方向への固定も可能となる。
【0008】また、引き出し用テーブル6の底面の両側
には、長手方向に平行して一対の長尺のアングル11,
11が対向して固定され、更にそれぞれの内側には一対
のスライドレール7,7が対向して固定されている。ま
た、荷台2上に固定された板状の支台4の両側端には長
手方向に、アングル12,12が対向して立設され、該
アングル12,12の側面にはそれぞれに、前記のスラ
イドレール7,7に係合する各2組の直線運動用ベアリ
ング装置8,8が固着されている。なお、該アングル1
2の後方の部分は前記ベアリング装置8とは無関係なの
で、図3のごとく部分的に切り欠かれている。直線運動
用ベアリング装置8は図5のごとく、ベアリングケース
16と内封されたベアリング用ボール17とから形設さ
れ、ベアリングケース16の取付板15がアングル12
に固着され、ボール17はスライドレール7上を転動
し、ターンテーブル5、引き出し用テーブル6及びスラ
イドレール7の3者は一体となって、長手方向に軽快に
直線移動できる。また、該ターンテーブル5等は後方車
外へストロークLだけ移動するが、スライドレール7が
ベアリング装置8に係合できるように十分に長く形設さ
れているので、該ターンテーブル5等は車外に引き出さ
れた状態でスライドレール7を介して支台4に安全に保
持される。なお、ストロークLの移動をしたとき、引き
出しテーブル6の底面に下設した1組の当接具13,1
3が支台4上に上設した受け具14の当てボルトに当接
するので、ストロークL以上に移動できないように安定
位置に規制される。ターンテーブル5は車外に引き出さ
れてから、前記のごとく90゜回動可能となっている
が、該テーブル5の前縁を手掴みにして容易に移動や回
動を行うことができる。
【0009】なお、パイプ加工装置の重量が過大であっ
て、車外へ引き出した際に作業部が上下に揺動して不安
定となる虞れがある場合は、車外の地面と引き出された
アングル又は引き出し用テーブルとの間に、長さ調整可
能な例えば三脚等の支持用具を介在させて安定化を図る
ことも好ましい。
【0010】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明の長尺物加
工装置を搭載した作業自動車によれば、長尺物加工装置
を後方車外に安全かつ軽快に引き出して、回動して適宜
位置で車外で加工作業ができるため、数メートルに及ぶ
長尺物の加工に際しても、従来のように加工装置を荷台
から地面に下ろす必要がなくなり、かつ作業線の高さも
そのままで容易に作業ができる。また、長尺物加工装置
の取り付け構造が簡単で取り扱い易い。よって、長尺物
加工作業の省力化、効率化に資するところが大である。
さらに、本考案のワゴン車タイプのものにあっては、作
業時に常時、後部扉を引き上げてその下で作業すること
となるため、降雨時においても容易に長尺物加工作業が
できる。また、後部扉を利用してテントを張ることもで
き、雨中作業、炎天下作業等においても快適に長尺物加
工作業が実施できる。したがって本発明は、ガス配管工
事等の出張現場におけるパイプ等の長尺物加工作業に著
しく貢献できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】車外へ引き出した長尺のパイプ加工装置を搭載
した作業自動車の斜視図。
【図2】車の荷台に設置した状態の、本発明実施例に係
るパイプねじ切り機の車外引き出し装置の平面図。
【図3】図2のA〜A線に沿った装置の側面図、
【図4】一部断面を表示したパイプねじ切り機の正面
図。
【図5】直線運動用ベアリング装置の要部側面図。
【符号の説明】
1 車外引き出し装置 2 荷台 3 パイプねじ切り機 4 支台 5 ターンテーブル 6 引き出し用テーブ
ル 7 スライドレール 8 直線運動用ベアリ
ング装置 9 スラストベアリング 10 フリーベアリング 11 アングル 12 アングル 13 当接具 14 受け具 15 ケース取付板 16 ベアリングケー
ス 17 ベアリング用ボール 18 ロックピン 19 ロックピン用孔 20 後端面 21 中心軸 22 中心軸孔 23 かい物 L ストローク P 長尺パイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワゴン車等作業自動車の荷台に、長尺物
    加工装置を長手方向に移動自在に設置し、該装置を後方
    車外へ引き出して回動可能に構成したことを特徴とする
    長尺物加工装置を搭載した作業自動車。
  2. 【請求項2】 回動角度が、90°で、かつ同角度で固
    定可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の長尺
    物加工装置を搭載した作業自動車。
  3. 【請求項3】 荷台上に固定された支台と、長尺物加工
    装置を載置可能とした角箱状のターンテーブルと、該タ
    ーンテーブルを上方で回動自在に保持する引き出し用テ
    ーブルと、該引き出し用テーブルの底面に一部突出させ
    て固定されたスライドレールと、前記支台の両側面に固
    着され、前記スライドレールに係合して該引き出しテー
    ブルを後方車外まで移動可能とした直線運動用ベアリン
    グ装置とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の長尺物加工装置を搭載した作業自動車。
JP14675192A 1992-05-14 1992-05-14 長尺物加工装置を搭載した作業自動車 Pending JPH05319164A (ja)

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JP (1) JPH05319164A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8256818B1 (en) 2006-10-10 2012-09-04 Ernest Peter Tovani Vehicle table system
US10793043B2 (en) 2018-01-02 2020-10-06 Ernest Peter Tovani Vehicle-mounted expandable table system
WO2022264769A1 (ja) 2021-06-14 2022-12-22 株式会社アマダ 構造体切断システム、構造体切断方法、及び切断機システム

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US8256818B1 (en) 2006-10-10 2012-09-04 Ernest Peter Tovani Vehicle table system
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