JPH0531844Y2 - - Google Patents

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JPH0531844Y2
JPH0531844Y2 JP1987116525U JP11652587U JPH0531844Y2 JP H0531844 Y2 JPH0531844 Y2 JP H0531844Y2 JP 1987116525 U JP1987116525 U JP 1987116525U JP 11652587 U JP11652587 U JP 11652587U JP H0531844 Y2 JPH0531844 Y2 JP H0531844Y2
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JP
Japan
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connecting pin
locking member
fitting recess
slit
path
Prior art date
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JP1987116525U
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JPS6420107U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタと作業機等を連結するため
の着脱自在な連結装置に関する。
(従来の技術) この種の連結装置として、例えば、実開昭59−
110512号公報に記載のものが公知である。
この従来の連結装置は、第3図及び第4図に示
す如く、連結ピン20が受入部材21の進入路2
2から嵌合凹部23に進入して連結されるもので
あるが、この連結ピン20の進入に際し、連結ピ
ン20が弾性ロツク部材24を押圧し、係止部材
25の係合を解除し、係止部材25を下降させ、
嵌合凹部23に嵌合した連結ピン20の抜け止め
を行なうものである。
そして、前記嵌合凹部23の底部には、弾性ロ
ツク部材24の先端部を収納する収納溝26が、
嵌合凹部23の巾方向全長にわたつて設けられて
いた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の装置においては、嵌合凹部23の底
部にその巾方向全長にわたつて収納溝26が形成
されていたので、嵌合凹部23と連結ピン20の
接当面積が少なくなり、連結ピン20の摩耗が早
くなると云う問題があつた。
また、弾性ロツク部材24の先端部が収納溝2
6内にうまく収納され無い場合が生じ易く、完全
に収納されないと、弾性ロツク部材24、嵌合凹
部23、又は、連結ピン20が損傷を受けると言
う問題があつた。
そこで、本考案は、前記問題点を解消した連結
装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記問題点を解決するため、次の手
段を講じた。即ち、本考案の特徴とする処は、互
いに接近して着脱自在に連結される連結部と被連
結部を有し、前記連結部には前記接近方向に直交
した軸心を有する連結ピンが設けられ、前記被連
結部には前記接近方向において前記連結ピンを受
入れる進入路及びそれに続く嵌合凹部を有する受
入部材が設けられ、該受入部材には連結ピンの進
入路を開閉自在として連結ピンの嵌合凹部進入を
許容しかつ同凹部からの離反を防止する係止部材
が設けられ、該係止部材に係合して係止部材を進
入路開放位置に保持し且つ前記嵌合凹部へ進入す
る前記連結ピンに押動されて弾性変形して前記係
止部材との係合を解除し連結ピンが嵌合凹部に嵌
合した後係止部材の進入路閉鎖を許容する弾性ロ
ツク部材が設けられたものにおいて、 前記弾性ロツク部材は、線材を折曲成形してな
り、前記受入部材の進入路の巾方向中途部には、
前記弾性ロツク部材の線径より若干幅広のスリツ
トが上下方向に沿つて開設され、前記弾性ロツク
部材の基端部は前記受入部材の外方に突設された
ブラケツトに保持され、その遊端部は前記スリツ
トを介して進入路内に突出しており、前記嵌合凹
部には、前記進入路に向かつて接近する連結ピン
に押動されて弾性変形する弾性ロツク部材の遊端
部を収納するスリツト状収納部が、前記スリツト
と同じ巾で且つ前記スリツトに連続して上下方向
に沿つて設けらている点にある。
(作用) 本考案によれば、連結部と被連結部が互いに接
近して両者が連結される。即ち、連結部の連結ピ
ンが、被連結部の受入部材の進入路から嵌合凹部
に進入してくる。このとき、進入路を開閉する係
止部材は弾性ロツク部材に係止されて進入路を開
放している。従つて、連結ピンは進入路から嵌合
凹部に進入可能であるが、この進入に際し、連結
ピンは弾性ロツク部材を押動する。この押動によ
り弾性ロツク部材と係止部材の係合が解除され、
係止部材は連結ピンが嵌合凹部に嵌合した後、進
入路を閉じる。従つて、連結ピンは嵌合凹部から
の離反が防止され、連結状態を維持する。
前記連結ピンに押動された弾性ロツク部材は、
スリツト内を移動し、かつ収納部に収納されるの
で、連結ピンと嵌合凹部との係合に邪魔にならな
い。
また、嵌合凹部に設けられた収納部はスリツト
状であるから、その面積は小さく、嵌合凹部と連
結ピンとの接触面積減少は僅少となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図において、1は連結部で、2は被連結部
であり、連結部1と被連結部2は矢印方向に互い
に接近して連結される。連結部1には前記接近方
向に直交する軸心を有する連結ピン3が設けられ
ている。
前記被連結部2には、前記接近方向において連
結ピン3を受入れる進入路4と、それに続く嵌合
凹部5とを有する受入部材6が設けられている。
この受入部材6には前記進入路4を開閉自在と
する係止部材7が上下方向移動自在に設けられて
いる。この係止部材7は丸棒から形成され、スプ
リング(図示省略)によつて常時下方に付勢され
ている。
前記受入部材6の進入路4には、第2図に示す
ように、その巾方向中途部にスリツト8が設けら
れ、かつ、嵌合凹部5には前記スリツト8に続い
てスリツト状の収納部9が設けられている。この
スリツト8を介して弾性ロツク部材10が進入路
4に突出するよう設けられている。この弾性ロツ
ク部材10の一端は、受入部材6の上面に突設さ
れたブラケツト11に係止され、同他端は遊端と
されて前記係止部材7の下端に係脱自在に係合
し、係止部材7の進入路開放状態を維持する。こ
の状態において、弾性ロツク部材10は係止部材
7よりも係合凹部5側に位置している。従つて、
連結ピン3が進入路4から嵌合凹部5に向つて移
動するとき、連結ピン3が係止部材7の下端下方
を通過した後、連結ピン3は弾性ロツク部材10
を押動し、弾性ロツク部材10はスリツト8を移
動して収納部9に収納される。このとき、弾性ロ
ツク部材10と係止部材7の係合が解除される。
そして、連結ピン3が嵌合凹部5内に移動した
後、係止部材7は下降して進入路4を閉じ、連結
ピン3の抜け止めを行なう。
尚、本考案は、前記実施例に限定されるもので
はなく、ブラケツト11は受入部材6の下面側に
設けられていてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、嵌合凹部にスリツト状の収納
部を設けて弾性ロツク部材を収納するようにして
いるので、従来のように同凹部の巾方向全長にわ
たつて収納溝を設けたものに比べ、嵌合凹部の連
結ピン接触面積を減少させず、また、弾性ロツク
部材は、確実に収納部に収納されるので、連結ピ
ン、嵌合凹部、または、弾性ロツク部材の損傷、
摩耗を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は同受入部材の斜視図、第3図は従来例を示す一
部断面正面図、第4図は同斜視図である。 1……連結部、2……被連結部、3……連結ピ
ン、4……進入路、5……嵌合凹部、6……受入
部材、7……係止部材、8……スリツト、9……
収納部、10……ロツク部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに接近して着脱自在に連結される連結部1
    と被連結部2とを有し、前記連結部1には前記接
    近方向に直交した軸心を有する連結ピン3が設け
    られ、前記被連結部2には前記接近方向において
    前記連結ピン3を受入れる進入路4及びそれに続
    く嵌合凹部5を有する受入部材6が設けられ、該
    受入れ部材6には前記進入路4を開閉自在として
    連結ピン3の嵌合凹部5への進入を許容し又は同
    凹部5からの離反を防止する係止部材7が設けら
    れ、該係止部材7に係合して係止部材7を進入路
    4開放位置に保持し且つ前記嵌合凹部5へ進入す
    る前記連結ピン3に押動されて弾性変形して前記
    係止部材7との係合を解除し、連結ピン3が嵌合
    凹部5に嵌合した後の係止部材7の進入路4閉鎖
    を許容する弾性ロツク部材10が設けられたもの
    において、 前記弾性ロツク部材10は、線材を折曲成形し
    てなり、 前記受入部材6の進入路4の巾方向中途部に
    は、前記弾性ロツク部材10の線径より若干幅広
    のスリツト8が上下方向に沿つて開設され、 前記弾性ロツク部材10の基端部は前記受入部
    材6の外方に突設されたブラケツト11に保持さ
    れ、その遊端部は前記スリツト8を介して進入路
    4内に突出しており、 前記嵌合凹部5には、前記進入路4に向かつて
    接近する連結ピン3に押動されて弾性変形する弾
    性ロツク部材10の遊端部を収納するスリツト状
    収納部9が、前記スリツト8と同じ巾で且つ前記
    スリツト8に連続して上下方向に沿つて設けらて
    いることを特徴とする着脱自在な連結装置。
JP1987116525U 1987-07-28 1987-07-28 Expired - Lifetime JPH0531844Y2 (ja)

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JP1987116525U JPH0531844Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28

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JP1987116525U JPH0531844Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28

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JPS6420107U JPS6420107U (ja) 1989-02-01
JPH0531844Y2 true JPH0531844Y2 (ja) 1993-08-17

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ID=31359137

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5933206U (ja) * 1982-08-26 1984-03-01 株式会社島津製作所 可変抵抗器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62116611U (ja) * 1986-01-17 1987-07-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5933206U (ja) * 1982-08-26 1984-03-01 株式会社島津製作所 可変抵抗器

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JPS6420107U (ja) 1989-02-01

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