JPH05317697A - 硝酸含有水溶液中のセシウムの分離方法 - Google Patents

硝酸含有水溶液中のセシウムの分離方法

Info

Publication number
JPH05317697A
JPH05317697A JP3142272A JP14227291A JPH05317697A JP H05317697 A JPH05317697 A JP H05317697A JP 3142272 A JP3142272 A JP 3142272A JP 14227291 A JP14227291 A JP 14227291A JP H05317697 A JPH05317697 A JP H05317697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cesium
nitric acid
acid
adsorbent
aqueous solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3142272A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0685869B2 (ja
Inventor
Koichi Tanihara
紘一 谷原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP3142272A priority Critical patent/JPH0685869B2/ja
Priority to DE1991605884 priority patent/DE69105884T2/de
Priority to EP19910307879 priority patent/EP0475635B1/en
Publication of JPH05317697A publication Critical patent/JPH05317697A/ja
Publication of JPH0685869B2 publication Critical patent/JPH0685869B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Abstract

(57)【要約】 【構成】 硝酸含有水溶液中のセシウムを不溶性フェロ
シアン化物系吸着剤を用いて吸着分離する際に、チオグ
リコール酸、ヨウ化水素酸、スルファニル酸、スルファ
ニルアミド、ジヒドロキシトルエン及びこれらの誘導体
の中から選ばれたもの、あるいはヒドラジン誘導体を系
内に存在させる。 【効果】 前記化合物を存在させることにより、不溶性
フェロシアン化物系吸着剤の硝酸による酸化が防止さ
れ、そのセシウム吸着力が著しく高くなる。本発明方法
は、例えば原子力関連施設から発生する高濃度硝酸含有
高レベル放射性廃液中の放射性セシウムを分離回収する
のに利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硝酸含有水溶液中のセ
シウムの分離方法の改良に関するものである。さらに詳
しくいえば、本発明は、特に使用済み核燃料の再処理施
設などの原子力関連施設から発生する高濃度硝酸含有高
レベル放射性廃液中の放射性セシウムを効率よく分離回
収する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、使用済み核燃料の再処理方法とし
ては、ピューレックス法が主流となりつつあるが、この
方法では処理に伴って高濃度の硝酸(2〜4M)を含有
する高レベル放射性廃液が発生する。このような高レベ
ル放射性廃液の安全な処理、処分法はまだ確立されてお
らず、現時点で最も有力な処理方法として、高レベル放
射性廃液を一括してガラス固化体とする処理方法の開発
が積極的に進められている。
【0003】しかしながら、この方法においては、例え
ば(1)137Cs134Csなどの放射性セシウムが
ガラス化処理に際して揮発しやすく、その対応が難し
い、(2)浸水時にガラス固化体からの放射性核種の溶
出を完全に抑えることは困難で、しかも放射性セシウム
は最も溶出しやすい核種である、(3)強い放射能と多
量の発生熱がガラス固化体の取扱、運搬に伴う安全性の
確保や、長期にわたる保管、貯蔵時における安定性につ
いての事前評価を困難にしている大きな要因となってい
る、などの問題がある。
【0004】このような問題を解決する手段としては、
全放射能の90%以上を占めている放射性セシウムとス
トロンチウムをあらかじめ除去しておくことが考えられ
る。また、これらの放射性核種は産業面での利用価値が
大きく、特に放射性セシウムは都市下水などの活性汚泥
処理に伴う余剰汚泥や各種食品の殺菌用照射線源とし
て、将来大きな需要が見込まれている。
【0005】このような理由から、高レベル放射性廃液
から放射性ストロンチウムとセシウムとをあらかじめ分
離する方式が近年注目さている[「アン・アルタナティ
ブ・ストラティジ・フォア・コマーシャル・ハイ・レベ
ル・ラジオ・アクティブ・マネイジメント(an al
ternative strategy for co
mmercial high−level radio
−active management)、IAEA−
SM−261/34」第461ページ(1983
年)]。特に放射性セシウムは廃液中のガンマー線源の
大部分を占めているので、これらを除去するだけでも残
留部分の処理や、キャニスターの取扱い・運搬に際し
て、ガンマー線遮ヘいに要する経費を大幅に削減するこ
とができ、回収放射性セシウムの有効利用と相まって大
きな効果が期待できる。
【0006】さらに、最近、高レベル放射性廃液の理想
的処理・処分技術として、廃液中の核種をグループ別に
分離し、有用な成分は資源として活用するとともに、無
用で半減期の長い核種は消滅処理などを行い、最終的に
安全な処理・処分をめざす群分離・消滅処理方式が注目
されているが、この場合も、高レベル放射性廃液からの
主要核種である放射性セシウムの分離は重要な要素技術
となる。
【0007】高レベル放射性廃液からのセシウムの除去
方法としては、例えば無機イオン交換体や選択性イオン
交換樹脂による吸着法、クラウンエーテルなどを用いる
溶媒抽出法、重金属塩と可溶性フェロシアン化物又はフ
ェリシアン化物塩併用による共沈法、セシウム沈殿試薬
による化学処理法などが知られている。これらの方法の
中で除染係数(初濃度÷除染後の濃度)、耐放射線性、
耐熱性などの点から、モルデナイトなどのゼオライト
類、リンモリブデン酸アンモニウムなどのヘテロポリ酸
塩類、リン酸チタンなどの多価金属の酸性塩類、不溶性
フェロシアン化物類などの無機イオン交換体による吸着
法に開発の重点が向けられている。
【0008】しかしながら、このような無機イオン交換
体による吸着法を、高濃度硝酸含有高レベル放射性廃液
に適用する場合、ゼオライト系のものは酸に弱く溶解し
やすいため不適当である。また、高レベル放射性廃液用
吸着剤としてはアクチニドを吸着しないものが求められ
ているが[「テクノロジー・アンド・ロール・オブ・C
sアンドSr・セパレイション・イン・ディスポーザル
・ストラティジ・オブ・ハイ・レベル・ウエイスト(T
echnology and role ofCs a
nd Sr separation in dispo
sal strategy of high leve
l waste)IAEA−TECDOC−337」第
31ページ(1985年)]、リンモリブデン酸アンモ
ニウムなどのヘテロポリ酸塩系のものはアクチニドとの
分離性に劣るし、また、リン酸チタンなどの多価金属の
酸性塩系のものは高酸性域での吸着力や選択的吸着性に
やや難点があるものの、耐酸性には優れているが、該ヘ
テロポリ酸塩系のものと同様にアクチニドとの分離性に
劣るという欠点がある。
【0009】他方、不溶性フェロシアン化物はアクチニ
ドを吸着しないことが知られているが[「アン・アセス
メント・オブ・ザ・アプリケイション・オブ・インオル
ガニック・イオンエクスチェンジャーズ・ツー・ザ・ト
リートメント・オブ・インターメディエイト・レベル・
ウエイスツ(An assessment of th
e application of inorgani
c ion exchangers to the t
reatment of intermediate
level wastes)AERE−R11088」
第118ページ(1984年)]、そのセシウム吸着力
が塩酸存在下と硝酸存在下とでは大きく異なり、後者に
おいては著しく低下する[「ジャーナル・オブ・ニュー
クリアサイエンス・アンド・テクノロジー(Journ
al of Nuclear Science and
Technology)」第4巻、第190ページ
(1967年)、「ジャーナル・オブ・インオルガニッ
ク・アンド・ニュークリア・ケミストリィ(Journ
al of Inorganic and Nucle
arChemistry)」第34巻、第1427ペー
ジ(1972年)]。そして、特に銅系のフェロシアン
化物の場合、この傾向が著しいため、この性質を利用し
て高濃度硝酸水溶液はセシウムを吸着した銅系のフェロ
シアン化物からのセシウム脱着のための溶離剤として考
えられているほどである。
【0010】したがって、不溶性フェロシアン化物の高
濃度硝酸水溶液中でのセシウム吸着能力を増大できれ
ば、その有用性が著しく高まるものと期待される。とこ
ろで、不溶性フェロシアン化物が硝酸中でセシウム吸着
能力を欠くのは、硝酸により酸化されてフェリシアン化
物に変わるためであり、この酸化を防止する手段があれ
ば、セシウムの吸着剤としての利用が可能になる。しか
しながら、この酸化防止に有効と考えられる還元剤は硝
酸による酸化を受けやすいことから、高濃度硝酸存在下
でのフェロシアン化物の酸化防止に有効な化合物はこれ
まで見い出されていなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、硝酸含有水溶液中のセシウム、特に高濃
度硝酸含有高レベル放射性廃液中のセシウム核種を不溶
性フェロシアン化物を吸着剤として効率よく、分離回収
する方法を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記目的を
達成するために研究を重ね、先に、硝酸含有水溶液中の
セシウムを、該水溶液と不溶性フェロシアン化物から成
る吸着剤とを接触させて吸着分離する際の、硝酸による
該フェロシアン化物の酸化防止のために、有効ないくつ
かの化合物を見い出した。本発明はこの知見に基づいて
なされたものである。
【0013】すなわち、本発明は、硝酸含有水溶液中の
セシウムを不溶性フェロシアン化物から成る吸着剤を用
いて吸着分離するに当り、チオグリコール酸、ヨウ化水
素酸、スルファニル酸、スルファニルアミド、ジヒドロ
キシトルエン及びこれらの誘導体の中から選ばれた少な
くとも1種の存在下に、あるいはヒドラジン誘導体の存
在下に、前記硝酸含有水溶液と吸着剤とを接触させるこ
とを特徴とする硝酸含有水溶液中のセシウムの分離方法
を提供するものである。
【0014】本発明方法においては、吸着剤として不溶
性フェロシアン化物が用いられる。この不溶性フェロシ
アン化物は、二価以上のアルカリ土類金属以外の金属を
含む塩類若しくは水酸化物と、フェロシアン化物イオン
を含む塩類若しくは酸とを反応させて得られる水に難溶
若しくは不溶な物質、又は該反応をシリカゲルなどの無
機多孔体や陰イオン若しくは陽イオン交換樹脂などの有
機多孔体の空隙内で行わせて得られた該多孔体を担体と
するものであって、セシウムイオンに対して優れた吸着
能を有している。
【0015】本発明方法においては、硝酸による前記フ
ェロシアン化物の酸化を防止して、そのセシウム吸着力
を高めるために、酸化防止剤としてチオグリコール酸、
ヨウ化水素酸、スルファニル酸、スルファニルアミド、
ジヒドロキシトルエン及びこれらの誘導体の中から選ば
れたものを用いることが必要である。これらは1種用い
てもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0016】さらに、ヒドラジン誘導体も用いることが
できる。このヒドラジン誘導体としては、例えばメチル
ヒドラジン、フェニルヒドラジン、スルファニルヒドラ
ジン−pースルホン酸、1,1−ジフェニルヒドラジ
ン、トリルヒドラジン及びこれらの塩などが好適であ
る。これらのヒドラジン誘導体は1種用いてもよいし、
2種以上を組み合わせて用いてもよく、また、前記酸化
防止剤と組み合わせて用いてもよい。
【0017】本発明方法におけるこれら酸化防止剤の必
要な添加量は、使用される原料溶液中の硝酸濃度、含有
不純物などにより変動するので、それぞれの条件に応じ
て、予備試験を行い最適な量を選択する。
【0018】これらの酸化防止剤の作用機構については
必ずしも明らかではないが、亜硝酸基を分解させるか、
これと反応してニトロソ化合物、ジアゾニウム塩を生成
させる添加物が微量でも有効なことが多かったことか
ら、硝酸中に極微量共存する亜硝酸基が不溶性フェロシ
アン化物の硝酸酸化に触媒的に関与し、該酸化防止剤の
効果は亜硝酸基の除去作用に起因することが考えられ
る。
【0019】一般に酸化防止剤の効果は各不溶性フェロ
シアン化物に対応する不溶性フェリシアン化物によるセ
シウム吸着力の大小によって大きく異なってくる。銅系
の不溶性フェロシアン化物などは、その酸化形態である
フェリシアン化物のセシウム吸着力が低いため、酸化防
止剤の効果が特に強く現われる。
【0020】このような性質を利用して、例えばセシウ
ム吸着を本発明方法により行い、その脱着に酸化防止剤
を含まない高濃度硝酸溶液などの酸化性溶液を溶離剤と
して利用する方式は、好ましい効果をもたらす。一般に
不溶性フェロシアン化物は対応するフェリシアン化物に
比べてセシウム吸着力が大きくしたがって、セシウム分
離に対する該酸化防止剤の効果がほとんどの場合に認め
られる。
【0021】本発明方法で用いられる硝酸含有水溶液の
硝酸濃度については特に制限はないが、酸化防止剤の存
在しない状態で不溶性フェロシアン化物を酸化させる濃
度以上の硝酸を含有する水溶液に対し、本発明方法を適
用するのが効果の面で望ましい。フェロシアン化物の硝
酸酸化は、その種類、処理時間、処理温度などにより左
右されるが、硝酸濃度が1M以上の場合、常温でもかな
り急速に進行する。セシウム含有硝酸水溶液に本発明方
法を適用すると、硝酸濃度が3M以上でも、フェロシア
ン化物の酸化をほぼ完全に防止することができ、酸化防
止剤が存在しない場合に比べて、セシウム吸着力が著し
く向上する。
【0022】
【発明の効果】本発明によると、硝酸含有水溶液中のセ
シウムを不溶性フェロシアン化物から成る吸着剤を用い
て吸着分離する際に、特定の酸化防止剤を存在させるこ
とにより、酸化防止剤が存在しない場合に比べて、該吸
着剤のセシウム吸着力を著しく向上させることができ、
セシウムの分離を効率よく行うことができる。
【0023】したがって、本発明方法は、例えばピュー
レックス法再処理施設より発生する放射性セシウム含有
量の多い高レベル放射性廃液からセシウムを効率よく分
離するのに応用でき、高レベル放射性廃液の処理技術並
びに該廃液中の放射性セシウムの有効利用技術の開発に
とって、極めて価値の大きいものである。
【0024】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。処理液中の残留セシウムの分析は、原
子吸光光度法(空気―アセチレン炎)又は原子発光光度
法(空気―アセチレン炎)によった。分析は増感剤とし
て0.1M塩化カリウム存在下で行った。残留セシウム
濃度の測定結果から、各吸着剤のセシウム吸着力の指標
として分布係数(Kd)を次式により算出した。
【数1】 ただし、Co:セシウム初濃度(M)、C:セシウム残
留濃度(M)、W:吸着剤重量(g)、L:液量(m
l)
【0026】実施例1 無水物換算0.01gのフェロシアン化銅カリウム(K
CuFe(CN))をネジ蓋付き三角フラスコに
秤取し、それに10―3Mのセシウムイオンと10−5
Mのチオグリコール酸ナトリウムを含む3M硝酸溶液1
0mlを添加し、25℃恒温水槽中で振り混ぜ24時間
処理した。処理液中の残留セシウム濃度を測定した結
果、3.07×10−6Mであった。これらのKdを算
出すると、3.2×10ml/gとなる。
【0027】実施例2〜14 実施例1において、10−5Mのチオグリコール酸ナト
リウムの代りに、表1に示す種類と濃度の酸化防止剤を
存在させた以外は、実施例1と同様に実施した。その結
果を表1に示す。
【0028】比較例 実施例1において、チオグリコール酸ナトリウムを用い
なかったこと以外は、実施例1と同様に実施した。その
結果を表1に示す。
【表1】 この表から、各酸化防止剤の存在下では、不在下の場合
に比べ、Kd値が著しく増大することが分かる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硝酸含有水溶液中のセシウムを不溶性フ
    ェロシアン化物から成る吸着剤を用いて吸着分離するに
    当り、チオグリコール酸、ヨウ化水素酸、スルファニル
    酸、スルファニルアミド、ジヒドロキシトルエン及びこ
    れらの誘導体の中から選ばれた少なくとも1種の存在下
    に、前記硝酸含有水溶液と吸着剤とを接触させることを
    特徴とする硝酸含有水溶液中のセシウムの分離方法。
  2. 【請求項2】 硝酸含有水溶液中のセシウムを不溶性フ
    ェロシアン化物から成る吸着剤を用いて吸着分離するに
    当り、ヒドラジン誘導体の存在下に前記硝酸含有水溶液
    と吸着剤とを接触させることを特徴とする硝酸含有水溶
    液中のセシウムの分離方法。
  3. 【請求項3】 ヒドラジン誘導体がメチルヒドラジン、
    フェニルヒドラジン、スルファニルヒドラジン−p−ス
    ルホン酸、1,1−ジフェニルヒドラジン、トリルヒド
    ラジン及びこれらの塩の中から選ばれた少なくとも1種
    である請求項2記載の硝酸含有水溶液中のセシウムの分
    離方法。
JP3142272A 1990-09-10 1991-03-29 硝酸含有水溶液中のセシウムの分離方法 Expired - Lifetime JPH0685869B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3142272A JPH0685869B2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 硝酸含有水溶液中のセシウムの分離方法
DE1991605884 DE69105884T2 (de) 1990-09-10 1991-08-28 Verfahren zum Entfernen von Cesium aus wässrigen Lösungen mit hoher Salpetersäurekonzentration.
EP19910307879 EP0475635B1 (en) 1990-09-10 1991-08-28 Method for removing cesium from aqueous solutions of high nitric acid concentration

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3142272A JPH0685869B2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 硝酸含有水溶液中のセシウムの分離方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05317697A true JPH05317697A (ja) 1993-12-03
JPH0685869B2 JPH0685869B2 (ja) 1994-11-02

Family

ID=15311496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3142272A Expired - Lifetime JPH0685869B2 (ja) 1990-09-10 1991-03-29 硝酸含有水溶液中のセシウムの分離方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0685869B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340836A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Jfe Kankyo Solutions Kk 有害物分子の処理方法及びこの処理方法に用いられる薬剤
WO2014010417A1 (ja) * 2012-07-10 2014-01-16 東亞合成株式会社 セシウム吸着材の製造方法およびセシウム吸着材
JP2015009179A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 東亞合成株式会社 セシウム吸着材の製造方法およびセシウム吸着材

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340836A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Jfe Kankyo Solutions Kk 有害物分子の処理方法及びこの処理方法に用いられる薬剤
WO2014010417A1 (ja) * 2012-07-10 2014-01-16 東亞合成株式会社 セシウム吸着材の製造方法およびセシウム吸着材
JP2015009179A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 東亞合成株式会社 セシウム吸着材の製造方法およびセシウム吸着材

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0685869B2 (ja) 1994-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lento et al. Separation of cesium from nuclear waste solutions with hexacyanoferrate (II) s and ammonium phosphomolybdate
US4512921A (en) Nuclear reactor cooling system decontamination reagent regeneration
EP0118493B1 (en) Fixation of anionic materials with a complexing agent
EP0032416B2 (en) Descaling process
Bartoś et al. Adsorption of 137 Cs on titanium ferrocyanide and transformation of the sorbent to lithium titanate: a new method for long term immobilization of 137 Cs
EP0475635B1 (en) Method for removing cesium from aqueous solutions of high nitric acid concentration
JPS6243519B2 (ja)
Paviet-Hartmann et al. Treatment of gaseous effluents issued from recycling–A review of the current practices and prospective improvements
Bond et al. Removal of cesium from simulated spent fuel dissolver liquor
JPH0727069B2 (ja) 硝酸含有水溶液中のセシウムの分離方法
JPH05317697A (ja) 硝酸含有水溶液中のセシウムの分離方法
US5298166A (en) Method for aqueous radioactive waste treatment
Remenec The selective separation of 90Sr and 99Tc in nuclear waste using molecular recognition technology products
Collins et al. Evaluation of selected ion exchangers for the removal of cesium from MVST W-25 supernate
KR100764904B1 (ko) 이온교환체를 이용한 세슘 또는 스트론튬의 방사성 핵종 제거방법
Modolo et al. Investigations on the partitioning of 129I from silver-impregnated silica in preparation for future transmutation
Jubin Advances in Off-Gas Treatment for Used Nuclear Fuel Processing
JPS61195400A (ja) 放射性核種を含有する廃液の処理方法
JPS6262295A (ja) 放射性イオン交換樹脂の処理方法
JPS62176913A (ja) ナトリウム塩含有処理液からのセシウムの分離、回収方法
Mercer Jr The removal of cesium and strontium from condensate wastes with clinoptilolite
Burger et al. Technical requirements for the control of 129I in a nuclear fuels reprocessing plant
Tranter et al. Porous crystalline silica (Gubka) as a inorganic support matrix for novel sorbents
JPS62226000A (ja) イオン交換樹脂からの放射性核種分離法
Grant et al. Design and optimization of a zeolite ion exchange system for treatment of radioactive wastes

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term