JPH05316979A - 麺類連続茹上方法 - Google Patents

麺類連続茹上方法

Info

Publication number
JPH05316979A
JPH05316979A JP4125026A JP12502692A JPH05316979A JP H05316979 A JPH05316979 A JP H05316979A JP 4125026 A JP4125026 A JP 4125026A JP 12502692 A JP12502692 A JP 12502692A JP H05316979 A JPH05316979 A JP H05316979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noodles
boiling
screw
boiled
noodle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4125026A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamato
博行 大和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP4125026A priority Critical patent/JPH05316979A/ja
Publication of JPH05316979A publication Critical patent/JPH05316979A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J2027/006Cooking-vessels especially adapted for preparing pasta

Landscapes

  • Noodles (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は茹槽内外に無数の単位量バケットを
用いず簡便に単位量茹麺を製造することを目的とする。 【構成】 茹湯16中に設けた多孔筒2の内部に、スク
リュー回転体1”を嵌合しスクリュー1のピッチp間に
生麺線6を投入し、スクリュー軸1’の回転速度を投入
生麺線6の茹時間に対応させるようにした麺類連続茹上
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は麺類の連続茹上方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】茹麺、特にうどんと称される切刃ロール
#6〜#14の太麺の茹上は、茹上熱湯槽内に10分〜
30分くらい生麺を沸騰湯中に浸漬して茹麺を製造して
いる。切刃ロールで細線状にされた生麺線を、熱湯中に
投入することは、簡単な事であるが、茹上後の1食分
(200g〜280gくらい)等に区分けする作業は大
変な作業である。この玉分け作業を省略するために「自
動茹麺装置」(特公昭39−20203号)が発明され
た。その後部分的には改良もされたが、バケットに生麺
線を1食又は単位量になるように予め分画投入して、そ
の後熱湯中を必要時間移動させることは現在もそのまま
の仕様で茹麺が自動的に製造されている。生麺線分画、
バケット収容自動茹上方法の欠点は多数あるが、最大の
欠点を数例記載してみる。
【0003】(1) バケットが両側のチエンにより運行さ
れているので、スプロケット等の回転部等でバケット間
のピッチが決められてピッチが大きくなり、茹上槽がバ
ケット数の割には大容量のものが必要となる。 (2) チエン、スプロケット、シャフト等バケットを運行
するための機械部分が多大で、槽内(熱湯中)が複雑と
なり、機械的故障が起り易い。 (3) 前記のように機械的回転部分が茹湯中に回動してい
るので、茹麺の品質にも悪い影響が出る。 (4) 構造物が茹湯中に多く、清掃が困難となり、衛生上
の問題が起り易い。 (5) バケットはコンベヤの原理で往復は使えないから多
数の空の遊びバケットが運行上必要となり、生産量の割
に設備が大きくなり、又その設備費用も多大となる。
【0004】以上の説明でも明らかなように、バケット
使用の現在の自動茹麺製造装置は早速に新しい発明と代
わるべきものと考えられる。今日まで新規発明が全く無
く、バケット方法がいまだに使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はバケットを使
用しない新たな茹上方法で、バケット使用方法の上記欠
点を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は茹湯中に設けた多孔筒の内部に、スクリュー
回転体を嵌合しスクリューのピッチ間に生麺線を投入
し、スクリュー軸の回転速度を投入生麺線の茹時間に対
応させるようにした麺類連続茹上方法 スクリュー終端部に設けた茹麺の分画室を経て、茹麺を
外部に取出す上記発明記載の麺類の連続茹上方法によっ
て構成される。
【0007】
【作用】本発明では茹湯16中の多孔筒2の内部におい
て、スクリュー回転体1”をスクリュー軸1’を回転
し、スクリュー回転体1”の始端部のスクリュー1のピ
ッチp間に生麺線6を投入すると、該生麺線6は上記軸
1’の回りに回転することなく多孔筒2の内部に浮上し
該軸1’の方向(矢印a)に移動し、終端部に到るまで
に茹上げられる。
【0008】そして上記終端部から茹麺6’は分画室1
4内に落下し、該分画室14内において1食分又は数食
分毎に分割されて取卸され、次の工程に移送される。
【0009】茹時間はスクリュー軸1’の回転速度を調
節することによって適宜対応させることが可能である。
【0010】
【実施例】図1に示すようにスクリュー1を、外部と流
通のよい多孔筒2に嵌合し、熱湯湯槽3に設置する。上
記筒2及び上記湯槽3内の茹湯16が自由に流通する
が、生麺投入口側4と茹麺取出側5は、茹湯がもれない
様な密閉となっている。一定量の生麺線6を投入ホッパ
ー7に入れると生麺線6は最初は上記多孔筒2内のスク
リュー1のピッチp間で一団となって投入口側4内の底
部に1塊となってスクリュー1の回転によって移動す
る。ところが生麺線6は包含されている空気の膨張と原
料の肥大によって急に浮上して多孔筒2の上側(天上)
に集り、その後は沈むことは無い。このようにして加熱
されている茹湯16(80℃以上)中では、スクリュー
1の回動によって、投入された生麺線6は一団となって
麺取出側5に向って矢印a方向に運ばれる。
【0011】麺取出側5は茹湯16の流通が無いので、
茹でられた茹麺6’は、取出側5の茹湯16の温度低下
と共に、だんだん取出側5の底部に沈んでゆく。あまり
ゆっくり沈むと、前後のピッチ間の茹麺と交ることがあ
るから、急速に沈下させることが必要で、そのため取出
側5にジャケット8を取付けて冷水口9から冷水を注入
し、排出口10から排水するとか、取出側5に小孔を設
けて、冷水を内部に注入する等で急速に冷却して、ピッ
チ内の浮上茹麺をそのままの固りとして、そのピッチp
内で沈下させる。
【0012】前述したように、茹麺6’は、熱湯中では
浮上する性質をもっている。次に図1Bは茹麺排出方法
の1例で、取出側5の排出口にシャッター部を作り(図
示せず)、スクリュー1のピッチpに合わせてシャッタ
ーの開閉を行い、茹麺を外部に取出すことが出来る。と
ころが取出側5とスクリュー1が完全に気密状態になっ
ていれば、シャッターが開いたときの茹麺6’と茹湯1
6の排出量は、1ピッチ間の湯量より少し多いくらいに
なるが、一般にスクリュー1と取出側5との気密は悪い
から、茹湯16の流通が起り、茹湯16は多量に流出し
て経済的に有効でない。説明したように茹麺6’はBの
取出側5の開口部11に来れば、沈下してBの上段シャ
ッター12の上部に載積される。図4のように上段シャ
ッター12が開けば、下段シャッター13の上部に茹麺
6’は茹湯16と共に溜まっている。更に上段シャッタ
ー12が閉じて、下段シャッター13が開くことによっ
て茹麺6’とBの上段シャッター12と下段シャッター
13とで形成される分画室14内の茹湯16が一緒に外
部に放出される茹麺6’と茹湯16とを分離して、茹麺
6’だけ冷水中のケースに収容し冷却するか、冷却しな
いで包装袋に投入して単位量の茹麺を連続して製造する
ことが出来る。
【0013】図1仮想線で示す投入口7は多加水麺等の
ように、生麺線相互に、くっつき易い場合、又は茹上時
間が短い茹麺(細うどん、茹中華、ちゃんぽん麺、日本
そば等)の場合等に、投入口の位置を変えることによっ
て茹時間に合った、生産量は常に一定の茹麺が出来る。
【0014】又、多孔筒2内の生、茹麺を始端部で前後
の麺団と交わらないようにするために急速に浮上させる
ことが必要で、そのためには加熱蒸気の噴出口を多孔筒
2の直下に設置して多孔筒2内の茹湯16を蒸気と一緒
に上方に流したり、茹槽3内の茹湯16を流動させても
よい。
【0015】図2はスクリュー1のピッチpが初め大き
く次に狭く、又大きくなっている例で、生麺投入時はピ
ッチp間が大きいことが容易に1ピッチ間に投入され、
茹上途中は浮上しているので、ピッチは狭くてよく、茹
上後の冷却沈下の時はピッチpが大きくなれば1ピッチ
間での沈下も前後との交流が起らず確実になる。
【0016】茹時間はスクリュー軸1’に減速歯車1
5、16を介して接続したインバーターモータ(図示し
ていない)によって同軸1’の回転速度を調節すること
によって行うことができる。
【0017】図2は平面図で、この図示例での多孔筒2
に入ったスクリュー1は1列であるが、生産量生麺線の
複数化によって、複数列にすることは容易である。従っ
て大量の生産も可能となり、設置場所に限定があれば、
茹槽3を2段又はそれ以上多段にしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述の方法によったので、従来
のバケット茹上の欠点を解決し茹槽内外の多数のバケッ
トを省略し得る効果がある。更にバケット茹上では茹湯
から冷却冷水に移る時も、チエンの回動と同時にしかバ
ケットは進行しないから、工程の移動中に熱湯から離れ
たバケット中の茹麺が、割に長い時間、空中にさらされ
て移行して、冷水に移るまでに品質が低下する原因にも
なっているが、本発明では茹上った茹麺6’は直に次の
工程の冷水に投入し得て包装袋に迅速に密封し得るた
め、茹麺の品質の上からも有効な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の麺類連続茹上方法を示す側面図であ
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】スクリューのピッチを変えた状態の側面図。
【図4】(イ)(ロ)図は分画室の側面図である。
【図5】スクリューの側面図である。
【図6】多孔筒の側面図である。
【符号の説明】
1 スクリュー 1’ スクリュー軸 1” スクリュー回転体 2 多孔筒 p ピッチ 6 生麺線 6’ 茹麺 14 分画室 16 茹湯
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図はスクリュー1のピッチpが初め大き
く次に狭く、又大きくなっている例で、生麺投入時はピ
ッチp間が大きいことが容易に1ピッチ間に投入され、
茹上途中は浮上しているので、ピッチは狭くてよく、茹
上後の冷却沈下の時はピッチpが大きくなれば1ピッチ
間での沈下も前後との交流が起らず確実になる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 茹湯中に設けた多孔筒の内部に、スクリ
    ュー回転体を嵌合しスクリューのピッチ間に生麺線を投
    入し、スクリュー軸の回転速度を投入生麺線の茹時間に
    対応させるようにした麺類連続茹上方法。
  2. 【請求項2】 スクリュー終端部に設けた茹麺の分画室
    を経て、茹麺を外部に取出す請求項(1) 記載の麺類の連
    続茹上方法。
JP4125026A 1992-05-18 1992-05-18 麺類連続茹上方法 Pending JPH05316979A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4125026A JPH05316979A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 麺類連続茹上方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4125026A JPH05316979A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 麺類連続茹上方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05316979A true JPH05316979A (ja) 1993-12-03

Family

ID=14900015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4125026A Pending JPH05316979A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 麺類連続茹上方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05316979A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082172A (ja) 2007-09-27 2009-04-23 Sodick Co Ltd 茹麺装置の運転状況管理システム
KR20190099730A (ko) * 2018-02-19 2019-08-28 권호현 곡물 증숙 및 압출 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082172A (ja) 2007-09-27 2009-04-23 Sodick Co Ltd 茹麺装置の運転状況管理システム
KR20190099730A (ko) * 2018-02-19 2019-08-28 권호현 곡물 증숙 및 압출 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4844931A (en) Process for dehydrating and puffing food particles
US4059046A (en) Apparatus for manufacturing a snack food whose raw material is fruitage or vegetables
CN207860611U (zh) 一种应用于包装机上的电子组合称
US4769249A (en) Process for dehydrating and puffing food particles
CN107983661A (zh) 一种果冻自动称重装置
JPH05316979A (ja) 麺類連続茹上方法
IT8224793A1 (it) Metodo e sistema per la sgusciatura di crostacei
US2676469A (en) Method and apparatus for dehydration of liquids by freezing
US757186A (en) Apparatus for scalding and washing fruits and vegetables.
US2581175A (en) Sugar cane diffusing apparatus
US1252613A (en) Measuring apparatus.
FI83924C (fi) Aongskalningsapparat.
US828888A (en) Vacuum ice-machine.
US2174897A (en) Drying or cooling and aerating apparatus
SE411562B (sv) Sett vid behandling av massgods med ett gas- eller vetskeformigt fluidum samt anordning for att genomfora settet
US20090008300A1 (en) Bean sprouts-like articles refining method and refining device
US1832472A (en) Tained in sugab flants
KR102210466B1 (ko) 자동 당면 불림 장치 및 이를 이용한 당면 불림 방법
JP2791834B2 (ja) 連続式減圧フライ方法及び装置
US1542884A (en) Cocoa powder plant
US1134152A (en) Apparatus for leaching sacchariferous-vegetable slices.
US1324791A (en) boggs
US471684A (en) Daniel l
SU896061A1 (ru) Устройство дл промывки пищевого сырь
KR200166414Y1 (ko) 기름과자 튀김장치