JPH0531601Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0531601Y2 JPH0531601Y2 JP1985109200U JP10920085U JPH0531601Y2 JP H0531601 Y2 JPH0531601 Y2 JP H0531601Y2 JP 1985109200 U JP1985109200 U JP 1985109200U JP 10920085 U JP10920085 U JP 10920085U JP H0531601 Y2 JPH0531601 Y2 JP H0531601Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- reflected light
- removal plate
- reflected
- field removal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 claims description 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 230000004313 glare Effects 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、テレビジヨン等の画面の前面に設置
して画面における反射光が画面を見ている人の目
に入らないようにする反射光視野外除去板に関す
る。
して画面における反射光が画面を見ている人の目
に入らないようにする反射光視野外除去板に関す
る。
表面に断面鋸歯状の微細な突状を多数設けたフ
レネル面を有する透明材料製反射光視野外除去板
は、本出願人のさきの出願等によつて知られてい
る。
レネル面を有する透明材料製反射光視野外除去板
は、本出願人のさきの出願等によつて知られてい
る。
この反射光視野外除去板は、そのフレネル面に
よつて、表面での反射光を人の視野外へ導き、画
面等を見易くするが、テレビジヨン等の反射ガラ
ス面を有するものの前面に用いた場合には、その
反射ガラス面における表面反射までも除去するこ
とができないという欠点がある。
よつて、表面での反射光を人の視野外へ導き、画
面等を見易くするが、テレビジヨン等の反射ガラ
ス面を有するものの前面に用いた場合には、その
反射ガラス面における表面反射までも除去するこ
とができないという欠点がある。
よつて、本考案はこのような問題点を除去する
ことを目的とする。
ことを目的とする。
本考案では、公知の反射光視野外除去板におい
て、その裏面を軽い光拡散面とする。
て、その裏面を軽い光拡散面とする。
これによつて、反射光視野外除去板を透過する
光は、その背後のテレビジヨン等の画面に達する
前に光拡散面で軽度の拡散を受け、さらに画面に
達してそこで反射した光は、反射光視野外除去板
を透過して前面へ出る前に再び光拡散面で軽度の
拡散を受ける。したがつて、反射光視野外除去板
をその裏面から表面へ透過する反射光は光量も少
くその反射像もぼけたものとなり、画面は一層見
易くなる。
光は、その背後のテレビジヨン等の画面に達する
前に光拡散面で軽度の拡散を受け、さらに画面に
達してそこで反射した光は、反射光視野外除去板
を透過して前面へ出る前に再び光拡散面で軽度の
拡散を受ける。したがつて、反射光視野外除去板
をその裏面から表面へ透過する反射光は光量も少
くその反射像もぼけたものとなり、画面は一層見
易くなる。
第2図において、1はテレビジヨンで画面2を
有している。画面2はガラス面であるから、そこ
での光の反射による画面の見ずらさを軽減するた
めに透明なプラスチツクなどからなる反射光視野
外除去板3が画面2の前面に設置される。
有している。画面2はガラス面であるから、そこ
での光の反射による画面の見ずらさを軽減するた
めに透明なプラスチツクなどからなる反射光視野
外除去板3が画面2の前面に設置される。
第1図に示すように、反射光視野外除去板3
は、その表面にフレネル面4を有している。フレ
ネル面4は、断面鋸歯状の微細な突条5を多数平
行に設けた面であり、突条5は微細なため肉眼で
は容易に識別できない。
は、その表面にフレネル面4を有している。フレ
ネル面4は、断面鋸歯状の微細な突条5を多数平
行に設けた面であり、突条5は微細なため肉眼で
は容易に識別できない。
反射光視野外除去板3の表面に矢印6で示すよ
うに入射する光は、突状5の斜面で反射され、6
aで示すように斜め下方に進む。この反射光6a
は、反射光視野外除去板3の前方にいる人の視野
外へ導かれるから、人の目には反射光が入らず、
まぶしさが感じられず、画面2は見易くなる。な
お、突状5の斜面は、図示のような斜め下方以外
の方向を向いていてもよい。要は、反射光6aが
視野外へ導かれればよい。
うに入射する光は、突状5の斜面で反射され、6
aで示すように斜め下方に進む。この反射光6a
は、反射光視野外除去板3の前方にいる人の視野
外へ導かれるから、人の目には反射光が入らず、
まぶしさが感じられず、画面2は見易くなる。な
お、突状5の斜面は、図示のような斜め下方以外
の方向を向いていてもよい。要は、反射光6aが
視野外へ導かれればよい。
ところで、反射光視野外除去板3の表面へ達す
る光はすべて反射されるのではなく、7,7aで
示すように反射光視野外除去板3を透過して画面
2に達する。そして、ガラス面でできている画面
2で7bで示すように反射し、さらに反射光視野
外除去板3を裏面から表面へ7cで示すように透
過する。光7が窓からの光、照明器具からの光で
ある場合には、透過光7cによつて人の目には窓
や照明器具の反射像がはつきり見え、反射光視野
外除去板3があつても、画面2は必ずしも見易く
はならない。
る光はすべて反射されるのではなく、7,7aで
示すように反射光視野外除去板3を透過して画面
2に達する。そして、ガラス面でできている画面
2で7bで示すように反射し、さらに反射光視野
外除去板3を裏面から表面へ7cで示すように透
過する。光7が窓からの光、照明器具からの光で
ある場合には、透過光7cによつて人の目には窓
や照明器具の反射像がはつきり見え、反射光視野
外除去板3があつても、画面2は必ずしも見易く
はならない。
このような問題を解決するため、本考案では、
反射光視野外除去板3の裏面8を軽い光拡散面と
なるようにする。光拡散面は例えば梨地面であ
る。光拡散面には無数の微小な凹凸があり、この
凹凸でそこを通る光が無数の方向に拡散される。
ただし、光が拡散し過ぎると、拡散面を通る光が
乱れすぎ、画面2の像が見にくくなるから、光拡
散の程度は軽くしておく。
反射光視野外除去板3の裏面8を軽い光拡散面と
なるようにする。光拡散面は例えば梨地面であ
る。光拡散面には無数の微小な凹凸があり、この
凹凸でそこを通る光が無数の方向に拡散される。
ただし、光が拡散し過ぎると、拡散面を通る光が
乱れすぎ、画面2の像が見にくくなるから、光拡
散の程度は軽くしておく。
このようにすることによつて、入射透過光7a
は入射光7より少く、また入射像の輪郭は光拡散
により幾分かぼける。このように光量が減りしか
も幾分かぼけた入射透過光7aによる入射像は、
画面2での反射後光拡散面である裏面8を通つて
反射光7cとして反射光視野外除去板3の外側へ
出る程度で、再び光量の減少とぼけの処理を受け
る。したがつて、このように光拡散用裏面8を2
度通ることによつて、反射像は薄くぼけてきて、
画面2での反射像がほとんどわからなくなる。
は入射光7より少く、また入射像の輪郭は光拡散
により幾分かぼける。このように光量が減りしか
も幾分かぼけた入射透過光7aによる入射像は、
画面2での反射後光拡散面である裏面8を通つて
反射光7cとして反射光視野外除去板3の外側へ
出る程度で、再び光量の減少とぼけの処理を受け
る。したがつて、このように光拡散用裏面8を2
度通ることによつて、反射像は薄くぼけてきて、
画面2での反射像がほとんどわからなくなる。
一方、画面2から出るテレビジヨンの像は、軽
い光拡散用裏面8を1回通るだけであるから、そ
の光量の減少とぼけは僅かであり、光拡散用裏面
8はテレビシヨン画面2自体の像には殆んど影響
を与えない。
い光拡散用裏面8を1回通るだけであるから、そ
の光量の減少とぼけは僅かであり、光拡散用裏面
8はテレビシヨン画面2自体の像には殆んど影響
を与えない。
なお、本考案の反射光視野外除去板3は、テレ
ビジヨン以外に、額縁などの前面にも設置でき
る。
ビジヨン以外に、額縁などの前面にも設置でき
る。
以上のように、本考案では、特に外部からの
窓、照明器具などの反射像を、反射光視野外除去
板の裏面の軽い光拡散面を2回通すことにより、
光量の減少とぼけを与え、殆んど無視できる程度
に減少させることができ、しかも反射光視野外除
去板の背後の本来見るべき像に対しては殆んど影
響を与えないようにすることができる。
窓、照明器具などの反射像を、反射光視野外除去
板の裏面の軽い光拡散面を2回通すことにより、
光量の減少とぼけを与え、殆んど無視できる程度
に減少させることができ、しかも反射光視野外除
去板の背後の本来見るべき像に対しては殆んど影
響を与えないようにすることができる。
第1図は本考案の反射光視野外除去板の断面図
で、第2図の−線断面図、第2図は反射光視
野外除去板をテレビジヨンの前面に設置した状態
を示す斜視図である。 2……画面、3……反射光視野外除去板、4…
…フレネル面、5……突状、7,7a,7b,7
c……透過反射光、8……光拡散用裏面。
で、第2図の−線断面図、第2図は反射光視
野外除去板をテレビジヨンの前面に設置した状態
を示す斜視図である。 2……画面、3……反射光視野外除去板、4…
…フレネル面、5……突状、7,7a,7b,7
c……透過反射光、8……光拡散用裏面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表面に断面鋸歯状の微細な突条を多数平行に
設けたフレネル面を有する透明材料の反射光視
野外除去板において、裏面を軽い光拡散面とし
てなる反射光視野外除去板。 (2) 光拡散面を梨地面とした実用新案登録請求の
範囲第1項記載の反射光視野外除去板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985109200U JPH0531601Y2 (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985109200U JPH0531601Y2 (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6216901U JPS6216901U (ja) | 1987-01-31 |
JPH0531601Y2 true JPH0531601Y2 (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=30987084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985109200U Expired - Lifetime JPH0531601Y2 (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0531601Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6432619U (ja) * | 1987-08-24 | 1989-03-01 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57165801A (en) * | 1981-04-06 | 1982-10-13 | Masayasu Negishi | Removing device for out-of-field surface reflection having less image movement and less color generation |
JPS5847681A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-19 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の液体タンク付車体フレ−ム |
-
1985
- 1985-07-17 JP JP1985109200U patent/JPH0531601Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57165801A (en) * | 1981-04-06 | 1982-10-13 | Masayasu Negishi | Removing device for out-of-field surface reflection having less image movement and less color generation |
JPS5847681A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-19 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の液体タンク付車体フレ−ム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6216901U (ja) | 1987-01-31 |
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