JPH053159Y2 - - Google Patents

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JPH053159Y2
JPH053159Y2 JP1987032758U JP3275887U JPH053159Y2 JP H053159 Y2 JPH053159 Y2 JP H053159Y2 JP 1987032758 U JP1987032758 U JP 1987032758U JP 3275887 U JP3275887 U JP 3275887U JP H053159 Y2 JPH053159 Y2 JP H053159Y2
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pen
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tip
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JP1987032758U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、マニキユア除去液や液状化粧料等を
塗布するための液状化粧料塗布具に関する。
〔従来の技術〕
従来、筒状容器内に液体化粧料を含浸させたフ
エルト材(または綿状体)等を装填し、このフエ
ルト材に浸出性のペン先を接触させた状態で容器
の先端に保持装着したものとしては、例えば第2
図に示す実開昭61−2814号公報に記載の液状化粧
料塗布具がある。即ち、筒状の容器本体1内に揮
発性のマニキユア除去液、紅等の液状化粧料を含
浸させた中綿2が装填され、この中綿2に接触さ
せた状態でペン先3が容器本体1の先端部に保持
装着されている。また、容器本体1の後部には尾
栓4が取り付けられ、この尾栓4に保持する形で
設けられた弾性体5によつて、中綿2をペン先3
に強制的に接触するよう前方に向かつて後方から
押圧付勢している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、マニキユア除去液用としてのこのよ
うな塗布具を使用した場合、数回の使用によつて
汚濁したペン先3を交換する必要がある。したが
つて、交換に際してはペン先3の後端面を中綿2
の前端面に当接させなければ使用に供し得ない。
この点に関して、第2図に示される液状化粧料
塗布具の場合、中綿2に含浸された液状化粧料等
をペン先3に十分に浸透させるために、後方から
中綿2を弾性体5によつて押圧する構造となつい
るが、中綿2がこの押圧力を吸収してしまい、中
綿2の前端面をペン先3の後端面に十分に接触さ
せることができないという問題点がある。
本考案は、このような従来の問題点を解決すべ
くなされたものであり、中綿とペン先とを十分に
接触させることで、液状化粧料をペン先に効果的
に浸透供給できるようにした液状化粧料塗布具の
提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕 かかる従来の問題点を解決して目的を達成する
ために、本考案による化粧料塗布具は次なる構成
とした。
即ち、筒状の容器本体10の前端にペン保持部
11を設け且つ後端を尾栓12で封止し、容器本
体10の内部に液状化粧料含浸の中綿13を装填
すると共に、液状化粧料の浸透が可能な材質のペ
ン先14を、その後端部が中綿13の前端部に接
触するようにペン保持部11の内周に着脱自在に
螺合保持し、またペン先14を被覆保護するキヤ
ツプ15をペン保持部11の外周面に係脱自在に
設けている。
〔作用〕
ペン先14はペン保持部11との螺着によつ
て、後端部が中綿13の前端部との接触から断た
れないようにねじ込み深さを任意にする調節す
る。即ち、このペン先14のねじ込み調整によつ
て中綿13とペン先14の両部材間に間隙が生じ
て化粧料の浸透が断たれるようなことはなく、好
適な状態で常に中綿13の化粧料がペン先14浸
透供給されるようになつている。また、使用中ま
たは使用後、あるいはペン先14の交換後にペン
先14がペン保持部11から抜け出る方向に移動
し、中綿13の前端部から離反するようなことが
あつても、その都度ペン先14をペン保持部11
にねじ込むことによつて、ペン先の後端を中綿1
3の前端部に食い込ませることができる。
〔実施例〕
以下、本考案による化粧料塗布具の実施例につ
いて図面を参照しつつ説明する。
第1図において、筒状の容器本体10の前端には
段付細径としたその外周に雄ネジを有するペン保
持部11が設けられ、後端はその開口端に尾栓1
2のネジ結合によつて封止するようになつてい
る。容器本体10の内部には揮発性のマニキユア
除去液や紅等の形成を含浸させたポリプロピレン
などによる中綿13が装填されている。この中綿
13はフエルト状に成形されたものが実施例とし
て用いられている。尾栓12のねじ込みによつて
後端部に当接し、先端部13aをペン保持部11
側に押し付けるようになつている。
一方、ペン保持部11にはその内周面にペン先
保持用の雌ねじ孔11aが設けられ、外周面には
雄ねじ11bが形成されている。雌ねじ孔11a
にはポリエステル繊維などによる浸透性のペン先
14がその雄ねじ部14aを介して着脱自在に螺
合され、このペン先14は後端部14bが中綿1
3の前端部13aに食い込むようにして螺着され
ている。また、ペン先14を被覆保護するキヤツ
プ15には内周面に雌ネジ15aが形成され、こ
の雌ネジ15aを介してキヤツプ15がペン支持
部11の外周の雄ねじ11bに螺合し係脱自在で
ある。
したがつて、以上のような構成によつて、使用
に際してはキヤツプ15を容器本体10から取り
外す。ペン先14の後端部14bは中綿13の前
端部13aに食い込むようにして接触しているの
で、中綿13とペン先14の両部材間に間隙が生
じて化粧料の浸透が断たれるようなことはなく、
ペン先14に化粧料が好適に供給されるようにな
つている。また、ペン先14がペン保持部11か
ら抜け出る方向に移動して後端部14bが中綿1
3の前端部13aから離脱し、ペン先14による
筆記具合が悪いような場合でも、使用中もしくは
使用後にペン先14のペン保持部11に対するね
じ込みによつて、ペン先14の後端部14bを中
綿13の前端部13aに食い込ませる。また、繰
り返し使用によつてペン先14が汚れた場合は新
たなものに交換されるが、前記と同様にペン保持
部11へのペン先14のねじ込みによつて、中綿
13との接触を確実なものにすることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による液状化粧料
塗布具は、容器本体に装填された中綿を後方の尾
栓によつて支持させた状態で、ペン先をペン保持
部に任意のねじ深さでねじ込み、このペン先の後
端部を中綿の前端部に自在に食い込ませる構造と
なつているので、中綿とペン先とを互いに接触を
断つことなく、中綿に含浸された化粧料をペン先
に対して常に好適な状態で浸透させることができ
る。また、ペン先を交換した後でも接触不良を生
じるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による化粧料塗布具の実施例の
全体断面図であり、第2図は従来例の断面図であ
る。 10……容器本体、11……ペン保持部、12
……尾栓、13……中綿、14……ペン先、15
……キヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の容器本体10の前端にペン保持部11を
    設け且つ後端を尾栓12で封止し、容器本体10
    の内部に液状化粧料含浸の中綿13を装填すると
    共に、液状化粧料の浸透が可能な材質のペン先1
    4を、その後端部が中綿13の前端部に接触する
    ようにペン保持部11の内周に着脱自在に螺合保
    持し、またペン先14を被覆保護するキヤツプ1
    5をペン保持部11の外周面に係脱自在に設けた
    ことを特徴とする化粧料塗布具。
JP1987032758U 1987-03-06 1987-03-06 Expired - Lifetime JPH053159Y2 (ja)

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JP1987032758U JPH053159Y2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06

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JP1987032758U JPH053159Y2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63139811U JPS63139811U (ja) 1988-09-14
JPH053159Y2 true JPH053159Y2 (ja) 1993-01-26

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ID=30839743

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6230715B2 (ja) * 1982-04-14 1987-07-03 Amada Kk

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6230715U (ja) * 1985-08-09 1987-02-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6230715B2 (ja) * 1982-04-14 1987-07-03 Amada Kk

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Publication number Publication date
JPS63139811U (ja) 1988-09-14

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