JPH05315155A - 静止誘導機器用巻線 - Google Patents
静止誘導機器用巻線Info
- Publication number
- JPH05315155A JPH05315155A JP11294392A JP11294392A JPH05315155A JP H05315155 A JPH05315155 A JP H05315155A JP 11294392 A JP11294392 A JP 11294392A JP 11294392 A JP11294392 A JP 11294392A JP H05315155 A JPH05315155 A JP H05315155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- gel
- insulator
- case
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 負荷の変動などにより絶縁不具合を招く欠陥
を生じない。 【構成】 ケース９内に巻線本体１を収納すると共にゲ
ル状絶縁物５を充填する。ケース９を構成する外周筒７
はゲル状絶縁物５を常時加圧状態に保持する加圧手段１
２により加圧し、巻線の温度上昇によってゲル状絶縁物
５中にボイド等を生じさせないようにする。
を生じない。 【構成】 ケース９内に巻線本体１を収納すると共にゲ
ル状絶縁物５を充填する。ケース９を構成する外周筒７
はゲル状絶縁物５を常時加圧状態に保持する加圧手段１
２により加圧し、巻線の温度上昇によってゲル状絶縁物
５中にボイド等を生じさせないようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、変圧器などの静止誘導
機器用巻線に係り、特に難燃化、軽量・小形化を図った
静止誘導機器用巻線に関する。
機器用巻線に係り、特に難燃化、軽量・小形化を図った
静止誘導機器用巻線に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、都市部への電力需要の拡大に対応
して都市部に電力機器を設置することが多くなってき
た。この種の電力機器の内、ビルや地下街に設置される
機器、とりわけ変圧器のような大型機器には、難燃性、
安全性、環境調和性などが要求されている。
して都市部に電力機器を設置することが多くなってき
た。この種の電力機器の内、ビルや地下街に設置される
機器、とりわけ変圧器のような大型機器には、難燃性、
安全性、環境調和性などが要求されている。
【０００３】また、都市部では地価が高く、搬入制限の
厳しい所に機器を設置するという性格上、機器の軽量・
小形化が最優先の課題である。その為、各種の不・難燃
性絶縁媒体の変圧器への適用研究がなされている。
厳しい所に機器を設置するという性格上、機器の軽量・
小形化が最優先の課題である。その為、各種の不・難燃
性絶縁媒体の変圧器への適用研究がなされている。
【０００４】このような背景のもと、従来からエポキシ
樹脂で注型したモールド変圧器が多く用いられている
が、注型時の硬化反応により発生する熱収縮などでクラ
ック、ボイドなどの欠陥が形成され易く、場合によって
は高電圧化でコロナ放電が発生して絶縁破壊を引き起こ
す可能性もあるため、現状では３３ｋＶが実用上の限界
と言われている。
樹脂で注型したモールド変圧器が多く用いられている
が、注型時の硬化反応により発生する熱収縮などでクラ
ック、ボイドなどの欠陥が形成され易く、場合によって
は高電圧化でコロナ放電が発生して絶縁破壊を引き起こ
す可能性もあるため、現状では３３ｋＶが実用上の限界
と言われている。
【０００５】一方、シリコーン油などの難燃性油につい
ては、真空注油などによって容易に信頼性の高い絶縁性
能が得られるが、液体ゆえに引火点を有するため、モー
ルド変圧器に比べ、防災上は劣るといわざるを得ない。
ては、真空注油などによって容易に信頼性の高い絶縁性
能が得られるが、液体ゆえに引火点を有するため、モー
ルド変圧器に比べ、防災上は劣るといわざるを得ない。
【０００６】そこで、モールド変圧器のような固体絶縁
機器の有する優れた難燃性、シリコーン油入変圧器のよ
うな液体絶縁機器の有する優れた絶縁性を兼ね備えた防
災形変圧器として液体と固体の中間的性状のゲル状絶縁
物を用いたものが期待される。このような変圧器に関す
る提案としては、特開平３−２５０７１４号公報に記載
されたものがある。
機器の有する優れた難燃性、シリコーン油入変圧器のよ
うな液体絶縁機器の有する優れた絶縁性を兼ね備えた防
災形変圧器として液体と固体の中間的性状のゲル状絶縁
物を用いたものが期待される。このような変圧器に関す
る提案としては、特開平３−２５０７１４号公報に記載
されたものがある。
【０００７】すなわち、高圧巻線および低圧巻線をケー
ス内に収納した後、ゲル状シリコーンを充填するもので
ある。この場合ゲル状シリコーンはゲル化前の低粘度状
態にて充填することにより、被充填物が複雑形状であっ
てもボイド欠陥が生じないように巻線内に充填される。
この構成により、巻線はゲル化反応による発熱もなく、
極めて柔軟性が高いのでクラックなども生じない。
ス内に収納した後、ゲル状シリコーンを充填するもので
ある。この場合ゲル状シリコーンはゲル化前の低粘度状
態にて充填することにより、被充填物が複雑形状であっ
てもボイド欠陥が生じないように巻線内に充填される。
この構成により、巻線はゲル化反応による発熱もなく、
極めて柔軟性が高いのでクラックなども生じない。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成においては、ゲル状シリコーンは気体透過性が
大きいため、負荷の変動などで巻線温度が急に上昇した
場合などに、内部に吸収されていた空気などによってボ
イドが生じ、絶縁不具合を招く虞がある。またゲル状シ
リコーンは熱膨張率が大きい（１００℃の上昇で５〜１
０％体積膨張する）ため、周囲温度や負荷増加による巻
線温度上昇の際に、各部に充填されたゲル状シリコーン
が部分的に巻線導体から剥離して空隙を生じ絶縁不具合
を招く虞がある。
うな構成においては、ゲル状シリコーンは気体透過性が
大きいため、負荷の変動などで巻線温度が急に上昇した
場合などに、内部に吸収されていた空気などによってボ
イドが生じ、絶縁不具合を招く虞がある。またゲル状シ
リコーンは熱膨張率が大きい（１００℃の上昇で５〜１
０％体積膨張する）ため、周囲温度や負荷増加による巻
線温度上昇の際に、各部に充填されたゲル状シリコーン
が部分的に巻線導体から剥離して空隙を生じ絶縁不具合
を招く虞がある。
【０００９】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、負荷の変動などにより絶縁不具合を招くことのな
い変圧器などの大容量、高電圧用に適用した静止誘導機
器用巻線を提供することにある。
ので、負荷の変動などにより絶縁不具合を招くことのな
い変圧器などの大容量、高電圧用に適用した静止誘導機
器用巻線を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の静止誘導機器用
巻線は、ケース内に巻線本体を収納すると共にゲル状絶
縁物を充填したものにおいて、前記ケースまたはその内
側にゲル状絶縁物を常時加圧状態に保持する手段を設け
たことを特徴とする。またゲル状絶縁物を常時加圧状態
に保持する手段を、巻線本体の外周に設けられ、周方向
及び半径方向に伸縮自在な外周筒で構成したことを特徴
とする。更に外周筒の内周面にテフロンコーティング等
の非粘着処理を施したことを特徴とする。
巻線は、ケース内に巻線本体を収納すると共にゲル状絶
縁物を充填したものにおいて、前記ケースまたはその内
側にゲル状絶縁物を常時加圧状態に保持する手段を設け
たことを特徴とする。またゲル状絶縁物を常時加圧状態
に保持する手段を、巻線本体の外周に設けられ、周方向
及び半径方向に伸縮自在な外周筒で構成したことを特徴
とする。更に外周筒の内周面にテフロンコーティング等
の非粘着処理を施したことを特徴とする。
【００１１】
【作用】本発明の静止誘導機器用巻線によれば、負荷の
変動などで巻線温度が急に上昇した場合などに、内部に
吸収されていた空気などによってボイドを生じた場合で
も、常時加圧状態を保つ構成となっているので、ボイド
が絶縁上問題となる大きさに成長し得ず、絶縁不具合を
生じない。
変動などで巻線温度が急に上昇した場合などに、内部に
吸収されていた空気などによってボイドを生じた場合で
も、常時加圧状態を保つ構成となっているので、ボイド
が絶縁上問題となる大きさに成長し得ず、絶縁不具合を
生じない。
【００１２】また周囲温度や負荷増加による巻線温度上
昇の際に、各部に充填されたゲル状絶縁物が体積膨張し
た場合でも、ゲル状絶縁物縮が常時加圧状態に保持され
ていることによって、巻線導体から剥離して空隙を生じ
ることがなく、絶縁不具合を生じない。また外周筒の内
周面には、テフロンコーティング等の非粘着処理が施し
てあるので、ケースの変位に伴うゲル状絶縁物界面でク
ラックを発生することがない。
昇の際に、各部に充填されたゲル状絶縁物が体積膨張し
た場合でも、ゲル状絶縁物縮が常時加圧状態に保持され
ていることによって、巻線導体から剥離して空隙を生じ
ることがなく、絶縁不具合を生じない。また外周筒の内
周面には、テフロンコーティング等の非粘着処理が施し
てあるので、ケースの変位に伴うゲル状絶縁物界面でク
ラックを発生することがない。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の静止誘導機器用巻線の一実施
例につき図１及び図２を参照しながら説明する。巻線本
体１は、内周筒２の上に、巻線導体を半径方向スペーサ
３及び軸方向スペーサ４を介して巻回して構成されてい
る。その後、底板６および外周筒７，カバー８を取付け
てケース９を構成し、このケース９内にゲル化前の低粘
度の状態のゲル状シリコーン等のゲル状絶縁物５を充填
し、硬化（ゲル化）させる。この場合、外周筒７は図２
に示すように周方向に所定長さだけラップした円筒状に
形成されており、その自由な状態（ゲル状絶縁物を充填
する前）での内径寸法は運転時の最低温度（収縮状態）
におけるゲル状絶縁物の絶縁厚さの外径寸法以下となる
ように予め成形してある。
例につき図１及び図２を参照しながら説明する。巻線本
体１は、内周筒２の上に、巻線導体を半径方向スペーサ
３及び軸方向スペーサ４を介して巻回して構成されてい
る。その後、底板６および外周筒７，カバー８を取付け
てケース９を構成し、このケース９内にゲル化前の低粘
度の状態のゲル状シリコーン等のゲル状絶縁物５を充填
し、硬化（ゲル化）させる。この場合、外周筒７は図２
に示すように周方向に所定長さだけラップした円筒状に
形成されており、その自由な状態（ゲル状絶縁物を充填
する前）での内径寸法は運転時の最低温度（収縮状態）
におけるゲル状絶縁物の絶縁厚さの外径寸法以下となる
ように予め成形してある。
【００１４】この外周筒７は運転時の温度でも長期に亘
って復元力を失わない耐熱性のＦＲＰやあるいは金属な
どにより形成されており、その内周面にはテフロンコー
ティング等の非粘着処理が施してある。金属の場合、内
周面の非粘着処理コーティングをテフロン等の絶縁材料
とすることで１ターンの形成を防止できる。
って復元力を失わない耐熱性のＦＲＰやあるいは金属な
どにより形成されており、その内周面にはテフロンコー
ティング等の非粘着処理が施してある。金属の場合、内
周面の非粘着処理コーティングをテフロン等の絶縁材料
とすることで１ターンの形成を防止できる。
【００１５】このような構成であると、外周筒７は所定
の径に拡げた状態でゲル状絶縁物５の充填、硬化をすれ
ば、運転時の温度変化に伴いゲル状絶縁物５に膨張収縮
が生じても外周筒７自身の復元力によりゲル状絶縁物５
を常時加圧状態を保つことができる。
の径に拡げた状態でゲル状絶縁物５の充填、硬化をすれ
ば、運転時の温度変化に伴いゲル状絶縁物５に膨張収縮
が生じても外周筒７自身の復元力によりゲル状絶縁物５
を常時加圧状態を保つことができる。
【００１６】従って、ケース９内は常に加圧状態である
ため負荷の変動などで巻線温度が急に上昇した場合で
も、ゲル状絶縁物５中に吸収されていた空気やガスなど
によってボイドを生じる可能性が小さく、また巻線温度
が上がる程ケース９の内圧も上昇するので、たとえゲル
状絶縁物５中にボイドが生じたとしても、そのボイドが
絶縁上問題となる大きさに成長し得ないため、絶縁不具
合を生じることはない。また、周囲温度や負荷増加によ
る巻線温度上昇の際に、各部に充填されたゲル状絶縁物
５が体積膨張した場合も、外周筒７はそれに応じて周方
向に伸びて半径方向に均等にゲル状絶縁物５の膨張を吸
収し、しかも縮む方向に復元力が作用する。従ってゲル
状絶縁物５は常に巻線導体に密着するように加圧される
ので、巻線導体から剥離して空隙を生じることにより絶
縁不具合を生じることはない。
ため負荷の変動などで巻線温度が急に上昇した場合で
も、ゲル状絶縁物５中に吸収されていた空気やガスなど
によってボイドを生じる可能性が小さく、また巻線温度
が上がる程ケース９の内圧も上昇するので、たとえゲル
状絶縁物５中にボイドが生じたとしても、そのボイドが
絶縁上問題となる大きさに成長し得ないため、絶縁不具
合を生じることはない。また、周囲温度や負荷増加によ
る巻線温度上昇の際に、各部に充填されたゲル状絶縁物
５が体積膨張した場合も、外周筒７はそれに応じて周方
向に伸びて半径方向に均等にゲル状絶縁物５の膨張を吸
収し、しかも縮む方向に復元力が作用する。従ってゲル
状絶縁物５は常に巻線導体に密着するように加圧される
ので、巻線導体から剥離して空隙を生じることにより絶
縁不具合を生じることはない。
【００１７】更に、外周筒７の内周面にはテフロンコー
ティング等の非粘着処理を施しているため、外周筒７の
周方向変位に伴ってゲル状絶縁物５界面でクラックを発
生することもない。
ティング等の非粘着処理を施しているため、外周筒７の
周方向変位に伴ってゲル状絶縁物５界面でクラックを発
生することもない。
【００１８】図３に本発明の他の実施例を示す。外周筒
７の外周に空間１０をおいて保護筒１１を設け、その保
護筒１１と外周筒７との間にスプリング等の加圧手段１
２を設けて外周筒７を押圧するようにしたものである。
これにより、外周筒７を内側に加圧する作用がより効果
的に働き、ゲル状絶縁物５の巻線導体からの剥離を防止
する効果が大きくなる。
７の外周に空間１０をおいて保護筒１１を設け、その保
護筒１１と外周筒７との間にスプリング等の加圧手段１
２を設けて外周筒７を押圧するようにしたものである。
これにより、外周筒７を内側に加圧する作用がより効果
的に働き、ゲル状絶縁物５の巻線導体からの剥離を防止
する効果が大きくなる。
【００１９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ケースまたはその内側にゲル状絶縁物を常時
加圧状態に保持する手段を設けたことにより、大容量、
高電圧に適用した場合にも、負荷の変動などにより絶縁
不具合を招くことがなく、難燃性で信頼性の高い静止誘
導機器用巻線を提供することができる。
によれば、ケースまたはその内側にゲル状絶縁物を常時
加圧状態に保持する手段を設けたことにより、大容量、
高電圧に適用した場合にも、負荷の変動などにより絶縁
不具合を招くことがなく、難燃性で信頼性の高い静止誘
導機器用巻線を提供することができる。
【図１】本発明の静止誘導機器用巻線の一実施例を示す
一部断面斜視図
一部断面斜視図
【図２】本発明の一実施例で用いた外周筒を示す斜視図
【図３】本発明の静止誘導機器用巻線の他の実施例を示
す一部断面斜視図
す一部断面斜視図
１は巻線本体、２は内周筒、３は半径方向スペーサ、４
は軸方向スペーサ、５はゲル状絶縁物、６は底板、７は
外周筒、８はカバー、９はケース、１０は空間、１１は
保護筒、１２は加圧手段を示す。
は軸方向スペーサ、５はゲル状絶縁物、６は底板、７は
外周筒、８はカバー、９はケース、１０は空間、１１は
保護筒、１２は加圧手段を示す。
Claims (3)
- 【請求項１】 ケース内に巻線本体を収納すると共にゲ
ル状絶縁物を充填したものにおいて、前記ケースまたは
その内側にゲル状絶縁物を常時加圧状態に保持する手段
を設けたことを特徴とする静止誘導機器用巻線。 - 【請求項２】 ゲル状絶縁物を常時加圧状態に保持する
手段を、巻線本体の外周に周方向及び半径方向に伸縮自
在な外周筒で構成したことを特徴とする請求項１に記載
の静止誘導機器用巻線。 - 【請求項３】 外周筒の内周面にテフロンコーティング
等の非粘着処理を施したことを特徴とする請求項２に記
載の静止誘導機器用巻線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11294392A JPH05315155A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 静止誘導機器用巻線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11294392A JPH05315155A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 静止誘導機器用巻線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05315155A true JPH05315155A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14599395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11294392A Pending JPH05315155A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 静止誘導機器用巻線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05315155A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3239997A1 (en) * | 2016-04-25 | 2017-11-01 | ABB Schweiz AG | A hv apparatus and a method of manufacturing such apparatus |
-
1992
- 1992-05-06 JP JP11294392A patent/JPH05315155A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3239997A1 (en) * | 2016-04-25 | 2017-11-01 | ABB Schweiz AG | A hv apparatus and a method of manufacturing such apparatus |
| WO2017186324A1 (en) | 2016-04-25 | 2017-11-02 | Abb Schweiz Ag | A hv apparatus and a method of manufacturing such apparatus |
| CN109074948A (zh) * | 2016-04-25 | 2018-12-21 | Abb瑞士股份有限公司 | Hv设备和制造此类设备的方法 |
| CN109074948B (zh) * | 2016-04-25 | 2022-07-01 | 日立能源瑞士股份公司 | Hv设备和制造此类设备的方法 |
| US11605501B2 (en) | 2016-04-25 | 2023-03-14 | Hitachi Energy Switzerland Ag | HV apparatus and a method of manufacturing such apparatus |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7875803B2 (en) | Electric bushing and a method of manufacturing an electric bushing | |
| US3394455A (en) | Method of constructing cast electrical bushings | |
| US3041562A (en) | Ignition coil | |
| JPS6019653B2 (ja) | コンデンサ | |
| US6767036B2 (en) | Gas tight housing joint using an interference fit with adhesive | |
| JPH05315155A (ja) | 静止誘導機器用巻線 | |
| US3440587A (en) | Electrical induction apparatus construction | |
| US2945912A (en) | High voltage insulator | |
| US2141141A (en) | Ignition coil | |
| US3775207A (en) | Producing a filament wound fuseholder | |
| US4609775A (en) | Bushing including an expansion compensation seal | |
| DK142736B (da) | Elektrisk kabelsamling til forbindelse af kabler med ledere, der er isoleret med et extruderet dielektrikum. | |
| US3504106A (en) | Electrical bushings | |
| CN201503735U (zh) | 高压直流套管 | |
| JPH065439A (ja) | 静止誘導機器用巻線 | |
| US2746020A (en) | Electric coil assembly | |
| JPH06176936A (ja) | 静止誘導機器用巻線 | |
| US2887729A (en) | Method of embedding electrical high voltage apparatus | |
| JPH05196174A (ja) | 絶縁真空バルブ | |
| EP3544032A1 (en) | Electrical device with gel composite insulation | |
| US2650259A (en) | High-pressure seal for cable end terminals | |
| US2717338A (en) | Molded reactor | |
| US3936784A (en) | Oil-filled apparatus with means for achieving pressure between parts thereof | |
| US2377355A (en) | Casing for electrical devices | |
| JPH05243068A (ja) | 静止誘導機器巻線の製造方法 |