JPH0531415B2 - - Google Patents

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JPH0531415B2
JPH0531415B2 JP62171227A JP17122787A JPH0531415B2 JP H0531415 B2 JPH0531415 B2 JP H0531415B2 JP 62171227 A JP62171227 A JP 62171227A JP 17122787 A JP17122787 A JP 17122787A JP H0531415 B2 JPH0531415 B2 JP H0531415B2
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width
band
perforation
folding device
paper
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Hiroshi Usami
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USAMI SEISAKUSHO JUGEN
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USAMI SEISAKUSHO JUGEN
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は所定幅の連続した帯紙からポケツト
に入る程度の大きさに小さく折畳んだ便座用上敷
き紙を自動的に製造する装置に関する。
(従来の技術) 西洋便器、特に公衆トイレ、百貨店や市役所等
の公共施設での西洋便器の便座に座つて用を足す
場合、誰が前に座つたのか判らないので、衛生上
の見地から便座用上敷き紙を敷き、用便後に便器
内に捨てゝ水で流すことが普及してきた。
この上敷き紙は第2,3図に示す様に水溶性の
薄紙製で、便座の上面全体を覆うために便座の外
形とほゞ同寸法で、内部に長手方向の平行な二つ
のミシン目1と、この両ミシン目の一端間又は両
端間をつなぐ幅方向のミシン目2による四角形、
小判形或いはコ字形の切取り線を有し、一枚宛と
か、袋入りポケツトテイツシユペーパの様に数
枚、例えば10枚宛、小さく畳まれて袋のなかに入
り、懐中やハンドバツク等に収納できるようにな
つている。
使用するには一枚を展げて切取り線沿いに切り
離し、千切られた四角形や小判形の片3′は便器
内に捨て、周囲部3を便座上に敷くか、コ字形切
取線で生じた舌片4′は便器内に垂らして周囲部
4を便座上に敷き、その上に座る。
そして、用便を終つたら、周囲部3を便器内に
捨てゝ水を流す。尚、舌片4′を便器内に垂れ下
げた周囲部4は用便後に水を流すと水流で舌片
4′が押し流される際に周囲部4も一緒に便器内
に引込まれ、自動的に流れて行く。
このような便座用上敷き紙を一連の薄帯紙から
製造する装置は実開昭58−121299号公報により公
知である。
この従来装置は、薄帯紙を、長手方向に折り目
を付して二つに折り、次いで、この二つ折り帯紙
にミシン目を刻み、その後、ミシン目を有する二
つ折り帯片を1片宛に切断し、それから切断片を
幅方向に折り、製品とするのである。
(発明が解決しようとする問題点) 上記製造装置によつて製造できるのは縦と横に
1回宛折つた四つ折りの製品であり、トイレ個室
の壁に掛けた箱に、一枚宛、引き出して使用でき
るように藏つておくには適した大きさであるが、
可成り大きいため、ポケツトに藏うことはできな
い。このため、ポケツトに藏える大きさに小さく
折畳んだ製品は、従来は周囲部3,4の外形に裁
断した薄紙を多数枚積層し、その積層体にミシン
目1や2をプレスして刻設したのち、その一枚宛
を作業員が手で小さく折畳んで作つている。従つ
て手数と時間を非常に要すると共に、作業員が手
で触つて何回も折畳むため衛生上の見地からも好
ましくない。
(問題点を解決するための手段) そこで、本発明は、所定幅の連続した帯紙を長
手方向に折り目を付して二つに折り、二つ折り帯
紙とする縦折り装置と、該縦折り装置の先方に配
置され、上記二つ折り帯紙の途中に所定の間隔で
該帯紙の長手方向に一定長さの縦ミシン目と、該
縦ミシン目の端部から二つ折りの折り目に向いた
横ミシン目とを刻むミシン目付与装置と、該ミシ
ン目付与装置の先方に配置され、該帯紙をミシン
目の前後の間隔で幅方向に切断するカツターと、
該カツターの先方に配置され、カツターが切断し
た切断片を幅方向に折り幅折り装置とを備えてい
る便座用上敷き紙の製造装置において、 前記ミシン目付与装置とカツターとの間にミシ
ン目が刻まれた二つ折り帯紙を更に長手方向に折
り目を付して二つに折り、四つ折り帯紙とする第
2縦折り装置を設けると共に、前記幅折り装置は
カツターが切断した切断片を真二つに折る第1幅
折り装置と、第1幅折り装置が折つた真二つの切
断片を順次1/3の長さ宛折る第2幅折り装置及び
第3幅折り装置とで構成したことを特徴とする。
(実施例) 第1図は本発明の装置により連続した帯紙5が
切断片6となり、更にこの切断片6が幅方向に折
られて小さくなる状態を示すもので、帯紙5の幅
Wは約370mm程度、切断片6の長さLは約430mmで
ある。そして、ミシン目は幅が約150mm、長さ約
250mmである。
装置は数本のスタンドで床上に立設された横長
な箱形の機体7を有し、機体7の後端面からは後
向き柱7′が突出し、該柱の後端側面に連続帯紙
を巻き取つた原反ロール8を片持ち軸で交換可
能、且つ回転可能に支持し、この原反ロールの下
面に摺接して循環駆動される無端ベルトを備えた
繰り出し装置9が原反ロールを矢印方向に摩擦で
回転駆動し、原反ロールに巻き取られている帯紙
5を一定速度で繰り出す。尚、繰り出し装置9は
原反ロールの外径が減少するにつれて流体圧シリ
ンダ9′で起き上つて常に原反ロールの下面に接
触し、帯紙を最後まで一定速度で繰り出す。
第1縦折り装置10は機体7の後端面の傍に設
けてあり、その他のミシン目付与装置20、第2
縦折り装置30、カツター40、幅折り装置50
は機体7の側面に対して設けてある。
第1縦折り装置10、第2縦折り装置30は同
一原理のものであるため、これをまとめて同じ構
成要素で第1縦折り装置のものには10台、第2縦
折り装置のものには30台の符号を付して説明す
る。
各縦折り装置は、紙の進行方向に見て上流部1
1,31と下流部12,32を有し、上流部と下
流部とが幅方向の折曲部で約135゜の角度を保つて
いる主折り板13,33と、主折り板の上流部1
1,31の上に紙を通す間隔を保つて重なつた補
助折り板14,34とを備えている。
第1縦折り装置10の主折り板の上流部11と
下流部12の一側縁11a,12aは一直線に揃
つているが、他側縁は揃つていない。即ち、上流
部11は上流端の幅が帯紙5の幅Wにほゞ等しい
のに対し、下流部との境界の折曲部での幅は帯紙
の幅Wの約1/2であり、これによつて上流端から
折曲部の間、上流部の他方の側縁11bは斜め
で、上流部は梯形になつている。そして、下流部
12の他方の側縁12bは、上流部の前記折曲部
での他方の側縁に連なつた直線で、つまり、下流
部の幅は全長にわたつて連続帯紙の幅Wの約1/2
になつている。第2縦折り装置30は、第1縦折
り装置10が二つに折つた二つ折り帯紙を更に二
つに折るため、その上流部31は上流端の幅が帯
紙の幅Wの約1/2、折曲部での幅が帯紙の幅Wの
約1/4の梯形、下流部32の幅は全長にわたつて
帯紙の幅Wの約1/4で、第2縦折り装置の主折り
板33は第1縦折り装置の主折り板13と相似形
状である。又、主折り板の下流部上に間隔を保つ
て重なる第1,第2各縦折り装置の補助折り板1
4,34は下流端の幅が主折り板の下流部の下流
端と同幅、上流端は主折り板の上流部の下流端で
ある屈曲部上に一点で位置し、これにより各補助
折り板14,34は直角三角形になつている。
第1縦折り装置では幅Wの帯紙はその幅のまゝ
で主折り板の上流部11の下面に沿つて進入し、
折り目を主折り板の下流部12の側縁12bに沿
わせて該下流部を間に挟み、上に重なつた紙の幅
の一半部は補助折り板14と下流部の間を通過
し、二つに折られて補助折り板14と下流部12
の各下流端から外に出る。
第2縦折り装置では幅が1/2Wの二つ折り帯
紙が同様に更に二つに折られ、四折り帯紙として
補助折り板34と下流部32の各下流端から外に
出る。その間、第1,第2各縦折り装置では主折
り板の下流部12,32上に重なり、補助折り板
14,34との間を通るべき紙の幅の一半部Pは
主折り板上流部を通過する際に上流部の斜辺(側
縁11b)沿いに次第に折り立てられ、下流部を
通過する際には補助折り板14,34の直角三角
形の斜辺沿いに折り立てられ、主折り板13,3
3上を帆を張つた様に進み、スムースに二つに折
られる。
尚、第1縦折り装置の補助折り板14は機体7
の後端面から外に突出させたブラケツト15に
ほゞ垂直に固定してあり、主折り板13は柱7′
から直角に突出した軸16にブラケツト17を介
して上流部11を固定してあり、下流部12は補
助折り板14とほゞ平行に垂直になつている。1
8は主折り板の上流端下面に帯紙を導くガイドロ
ール、19は二つ折りされて垂直上向きに出る帯
紙の進行方向を水平にしてミシン目付与装置20
に供給する転向ロール、13′は折曲部によつて
角度をなす主折り板13の上流部11と下流部1
2とを連結する補強材を示す。
これに対し、第2縦折り装置30の主折り板3
3及び補助折り板34は機体7の側面に対し固定
してあり、主折り板の上流部31は斜め下向き、
下流部32及び補助折り板34は平行な斜め上向
きになつている。このため、ミシン目付与装置2
0から出た二つ折り帯紙を斜め下向きに向きを変
えるための転向ロール35を入口に設け、出口に
は斜め上向きに出て来る四つ折り帯紙を水平に向
ける転向ロール36を設けてある。
ミシン目付与装置20は、第1縦折り装置10
から出た二つ折り帯紙に長手方向のミシン目1を
一定間隔で刻む縦ミシン目刻み装置21と、上記
ミシン目1の一端又は両端から帯紙の折り目にか
けて幅方向のミシン目2を刻む横ミシン目刻み装
置22からなり、一枚の便座用上敷き紙の長さが
430mm、長手方向に長さ250mmのミシン目1を有す
る場合、縦ミシン目刻み装置21は長さ250mmの
ミシン目1を紙の長手方向に180mmの間隔で形成
する。
この実施例では二つ折り帯紙の進行方向に対し
て縦ミシン目刻み装置21を手前、横ミシン目刻
み装置22を先方に配置してある。
縦ミシン目刻み装置21は二つ折り帯紙に上下
から接触することができる円形薄刃ナイフ23
と、受けロール24からなり、上記ナイフは帯紙
の進行によつて従動回転し、受けロール24は所
定の周速で駆動される。受けロールの円周長さは
上敷き紙の長さ(430mm)に対応し、第6図に示
す様にその円周中、180mmの長さの部分24aは
残部24bよりも半径を少し小さくして破線の如
く帯紙をナイフに接触させず、残部は帯紙を少し
持ち上げて接触させミシン目を刻ませる。この残
部には軸方向の凹条24′を離して設け、ミシン
目間の不連続部1′を形成する。そして、幅方向
のミシン目2の長さが150mmの場合、ナイフ23
は二つ折り連続帯紙の折り目から約75mm離れた位
置に折り目と平行にミシン目1を形成する様に配
置してある。
こうして縦ミシン目刻み装置21は二つ折り帯
紙の折り目から所定距離離れた個所に所定の長さ
の縦ミシン目1を所定の間隔で形成する。
横ミシン目刻み装置22は刃付きロール25
と、受けロール26からなり、刃付きロール25
は所定の周速で回転駆動され、受けロール26は
帯紙によつて従動回転する。
刃付きロール25は円周方向に離して二枚の刃
板27を軸方向に取付ける様になつて居り、この
刃板27の刃27′と受けロール26が上下から
二つ折り帯紙に接触する。刃板の刃27′が刃付
きロールの回転によつて画く円の軌跡の長さ及び
受けロール26の外周の円周長さは夫々上敷き紙
の1枚の長さ(430mm)に対応させてあり、一方
の刃板の刃は縦ミシン目1の一端から、又、他方
の刃板の刃は縦ミシン目1の他端から夫々二つ折
り帯紙の折り目にかけて幅方向のミシン目2を刻
む。つまり、両刃板27の刃は、刃付きロールの
回転方向に見て一方の刃と、他方の刃は円周方向
に縦ミシン目1の長さ(250mm)だけ離し、同じ
回転方向に見て他方の刃と一方の刃は円周方向に
180mmの間隔を保つように取付けてある。
そして、この横ミシン目2の不連続部2′を形
成するため刃27′に軸方向に間隔を保つてスリ
ツト28を形成するか(第7,8図)、或いは刃
27′は直線状に連続した刃とし、受けロール2
6に軸方向に間隔を保つた環状ないし螺旋状の凹
条29を形成する(第9,10図)。
従つて、縦ミシン目1,1と相俟ち四角形の千
切り片3′を得る二つの横方向ミシン目2,2を
形成するときは二つの刃板27を刃付きロール2
5に取付け、切取り線をコ字形に形成するときは
どちらか一方の刃板27だけを刃付きロール25
に対して取付ければよい。
こうして縦横のミシン1,2による切取り線が
刻まれた二つ折り帯紙は、次に前述の第2縦折り
装置30を通過して更に長手方向に二つに折ら
れ、その四つ折り帯紙は前述の転向ロール36に
かゝつて進行方向の向きを水平にされ、カツター
40に供給されて縦ミシン目1,1の間隔の中央
で幅方向に切断され、前述の切断片6にされる。
このカツター40は四つ折り帯紙に上下から接触
する刃付きカツターロール41と、受けロール4
2とからなり、刃付きカツターロール41は四つ
折り帯紙を全幅にわたつて切断する刃43を先端
に備えて回転駆動され、その受けロール42は帯
紙によて従動回転する。
この実施例では原反ロール8に巻き取られた帯
紙5を繰り出し装置9とほゞ同周速で引き出すた
め、四つ折り帯紙に上下から接触する一対の無端
の循環帯44,45を有する引き出し装置46が
カツター40と、第2縦折り装置30との間に設
けてあり、各循環帯44と45は複数個宛の一部
は駆動されるロールの回りを循環する。この引き
出し装置46によつて、繰り出し装置9が繰り出
した帯紙5は第1縦折り装置10、ミシン目付与
装置20、第2縦折り装置30を経て引き出さ
れ、カツター40に供給されて一枚宛の上敷き紙
の切断片6になるのであり、引き出し装置は四つ
折り帯紙を引き出すので帯紙を横ミシン目2で千
切ることがない。
カツター40で切断された切断片6は幅折り装
置50に引取られ、こゝで幅方向の折り目で折り
畳まれ、製品となる。
この実施例では幅折り装置50は切断片6を先
ず真二つに折り、次いで長さが半減した切断片を
1/3の長さ宛二回折つて製品とする。従つて、製
品の大きさは、幅が帯紙5の幅(370mm)を四つ
折りした約90mm強、長さがカツター40の切断長
さ(430mm)を六つに折つた約70mm強で、袋入り
ポケツトテイツシユペーパの折り畳んだ大きさと
ほゞ同じである。
このため、幅折り装置50は切断片6を真二つ
に折る第1幅折り装置51と、真二つに折られた
切断片を前後からほゞ1/3の位置で折る二つの第
2,第3幅折り装置52,53からなる。
各幅折り装置51,52,53は一端をクラン
クに連結したコンロツドの他端に連結され、該ク
ランクの一回転で直線往復動する折り板50−
,50−,50−を備えている。
第1幅折り装置51はカツター40が切断した
切断片6を上下から挟み、それまでの帯紙5の進
行速度よりも早い速度で折り板50−の真下に
供給する一対の無端の引取り循環帯54,55を
有し、その下側の循環帯55は折り板50−の
上下方向の直線往復動の進路沿いの下向き延長部
55′を備えている。そして、その下向き延長部
55′には無端の中継循環帯56の垂直部56a
が対向する。これにより引取り循環帯54,55
が切断片6を引取り、切断片6の前半が両循環帯
54,55の出口端から外に出たとき、折り板5
0−はクランクの一回転で下向き延長部55′
と中継循環帯の垂直部56aの間に下向きに突入
して切断片6を真二つに折ると共に、折つた切断
片を該両部55′と56aの間に挟ませたのち元
の待機位置に上向し、次の切断片が来るのを待
つ。
第2幅折り装置52の折り板50−は前記中
継循環帯56の水平延長部56bの下面沿いに水
平に往復動し、この水平延長部56bには第2中
継循環帯57の水平部57aが対向する。従つ
て、前記循環帯55の下向き延長部55′と中継
循環帯の垂直部56aの間に挟まれて下向きに進
む真二つに折られた切断片が、両部55′と56
aの出口端から下に半減した長さの1/3だけ突出
したとき、折り板50−は中継循環帯の水平延
長部56bと、第2中継循環帯57の水平部57
aの間に前進して切断片を折ると同時に該両部5
6bと57aの間に挟ませ、それから元の待機位
置に後退して次の切断片が来るのを待つ。
こうして両中継循環帯56,57で挟まれて進
む長さを2/3に短縮した切断片がその長さの半分
だけ両循環帯から外に出たとき第3幅折り装置の
折り板50−が斜め下向きに進出して切断片を
真二つに折り、製品とする。この折り板50−
は第2中継循環帯57の斜め下向き延長部57b
と、これに対向した第3循環帯58の斜め下向き
部58aの間に進出して突入するため、真二つに
折られた切断片は両循環帯56,57に挟まれて
進み、折り板50−は元の待機位置に後退して
次の切断片を待つ。
第3循環帯58は下向きの短い延長部58bを
有し、この延長部には垂直に配置した第4循環帯
59の上半部が対向する。
そして、この実施例では整列装置60を備え、
その水平な無端コンベア61が第4循環帯59の
下部に対しほゞ直角に配置してある。従つて、第
2循環帯57、第3循環帯58で挟まれて進む製
品は、その後第3循環帯58の延長部58bと第
4循環帯59の間に挟まれて下向きに進んだの
ち、第4循環帯の下半部に寄り掛つてコンベア6
1の上面上に立つ。各循環帯54,55…59は
等速で循環する。又、各折り板50−,,
も上記循環帯とほゞ等速で前進し、前述した様に
各循環帯で挟まれて進む切断片が対の循環帯の間
から所定長さ突出したときに夫々同期して一回宛
前進と後退の往復動を行う。
そして、第1折り板50−の下に切断片を供
給する下側の循環帯55の延長線上には該折り板
の進路間隔を保つて支持板51′を設け、循環帯
54,55の間から突出した切断片の前半部を下
から受け止める。同様に中継循環帯56の垂直部
56aの延長線状に、第2折り板50−の進路
間隔を保つて支持板52′、第2中継循環帯57
の延長線状に第3折り板50−の進路間隔を保
つて斜め上向きの支持板53′を設け、循環帯間
から外に出る切断片の部分を夫々支える。
第4循環帯59は軸方向に間隔を保つた複数本
の紐で構成され、整列装置60は上記紐の間隔か
ら受コンベア61上に水平に進出するプツシヤ6
2を備えている。このプツシヤ62も各折り板と
同様にクランク63に一端を連結したコンロツド
64の他端に連結され、クランクの一回転で水平
に往復動し、クランクは製品がコンベア61上に
第4循環帯59にもたれて立つたときに同期して
一回転し、プツシヤ62は第4循環帯59の紐の
間から前進して製品を前に押す。
コンベア61の上面には本立て形のストツパ6
5が固定してあり、プツシヤは一番最初の製品を
このストツパに押し付けて後退し、製品は該スト
ツパにもたれてコンベア上に立つ。こうしてスト
ツパは第4循環帯にもたれて立つ製品を1個宛ス
トツパに向かつて押し、ストツパ65にもたれて
立ち並ぶ製品によつてコンベア61は徐々に上面
を前向きに循環する。
整列装置60には光電式などの枚数カウンタを
設け、製品の製造枚数を表示する様にしてもよ
い。更に、一袋のなかに納める製品数が例えば10
枚である場合、最初の10枚はコンベア61上に立
たせ、次の10枚はコンベア61上に少し浮かせて
立たせるなど交互の10枚宛に高低差をもたせると
か、各10枚宛の最初の1枚や、2,3枚をコンベ
ア上に浮かせて立たせ、残りの製品はコンベア上
に立たせる等、10枚宛の区切りを判らせる公知の
区切り機構を整列装置に組込んでもよい。
そして、この実施例では第1縦折り装置10は
機体に対してほゞ垂直に設けたが、これは機体の
長さを短縮し、且つ工場での設置スペースを小さ
く済ませるためであつて、それを考慮しなくても
よいのであれば第2縦折り装置30と同様な向き
で機体の側面に設けてもよい。
又、ミシン目付与装置20は二つ折り帯紙に最
初に縦ミシン目1を刻んだが、これに限らず最初
に刻むのは幅方向の横ミシン目2でもよい。
更に、幅折り装置50の中継循環帯56,57
は第2折り板50−が折つた切断片を斜め上向
きに進ませ、第3折り板50−に供給するが、
これは第3折り板で折つた製品を整列装置60に
下向きに供給するためだからであつて、整列装置
を使用せず、第3折り板が折つた製品を段ボール
箱内に受けるだけで良ければ第2折り板が折つた
切断片を水平に挟んで進め、第1折り板と同様に
垂直下向きに配置した第3折り板で折つて製品と
し、対の循環帯で挟んで垂直に上から箱内に入れ
る様にしてもよい。
又、幅折り装置は3枚の折り板を使用し、カツ
ターが切断した帯紙の長さを1/6に短縮したが、
例えば折り板を2枚使用して長さを1/4に短縮し
たり、同じ3枚の折り板を使用し、夫々の折り板
で真二つに折つて長さを1/8に短縮したりするな
ど幅方向に折る数は最終製品の大きさに合わせて
自由に定めることができる。同様に第2縦折り装
置30は省略可能であると共に、第2縦折り装置
30で帯紙の幅の1/3を、残りの2/3の上に重ねて
折り、次にもう一つの縦折り装置を設置し、2/3
幅になつた帯紙が1/3幅となる様に再度重ねて折
り、製品の幅を1/4ではなく、1/3にするなどして
もよい。
更に、ミシン目付与装置20の縦ミシン目刻み
装置21のうち円形薄刃ナイフ23は、第6図に
示す様にベルクランク形レバー70の横向きアー
ム70aの先端に交換可能に軸着する。そして、
機体7の側面に当てた座板71の上に前記レバー
70を重ね、レバー70の中央部と座板71を貫
通するボルト72でレバーと座板を機体7の側面
に枢着すると共に、該座板71には前記ボルト7
2を中心とする弧状孔73を1個ないし数個設
け、この弧状孔73に通して機体7に締付けたボ
ルト74の頭で弧状孔73の縁を抑えて座板71
を機体側面に固定し、座板71にはベルクランク
形レバー70の上向きアーム70bを一側から押
してナイフ23を受けロール24上に押し付ける
ためのバネ75とネジ76を含んだ弾圧装置77
と、上向きアーム70bの他側に当接し、受けロ
ール24にナイフ23が押し付けられる程度を調
整する調整ネジ78を設ける。これによりナイフ
23の受けロール24に対する当りを調整ネジ7
8で最適に調節し、ナイフ23が摩耗して直径が
小さくなつたら弧状孔73に通して締付けたボル
ト74の締付けを弛め、座板71をボルト72を
中心にナイフ23が受けロール24に近付く方向
に回動したのち再びボルト74を締付け、ナイフ
の受けロールに対する当りを調整ネジ78で調整
する。これによりナイフ23は直径が大幅に減少
するまで長寿命に使用することができる。
(発明の効果) 本発明によつて一連の長尺の帯紙から、ポケツ
トに入る程度に小さく折り畳んだ便座の上敷き紙
を自動的に、高能率に、且つ衛生的に量産するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によつて一連の帯紙が、折り畳
まれて製品となる順序を示す説明図、第2図と、
第3図は便座用上敷き紙の展開図、第4図は装置
全体の側面図、第5図は第1縦折り装置、ミシン
目付与装置、第2縦折り装置の斜視図、第6図は
縦ミシン目刻み装置の側面図、第7図は横ミシン
目刻み装置の一例の側面図、第8図は第7図の正
面図、第9図は横ミシン目刻み装置の他の一例の
側面図、第10図は第9図の正面図、第11図は
第4図の幅折り装置の拡大図である。 図中、1は縦ミシン目、2は横ミシン目、5は
帯紙、6は切断片、7は機体、8は原反ロール、
10は第1縦折り装置、20はミシン目付与装
置、21はその縦ミシン目刻み装置、22は横ミ
シン目刻み装置、30は第2縦折り装置、40は
カツター、50は幅折り装置、51は第1幅折り
装置、52は第2幅折り装置、53は第3幅折り
装置、50−,,は折り板を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定幅の連続した帯紙を長手方向に折り目を
    付して二つに折り、二つ折り帯紙とする縦折り装
    置と、該縦折り装置の先方に配置され、上記二つ
    折り帯紙の途中に所定の間隔で該帯紙の長手方向
    に一定長さの縦ミシン目と、該縦ミシン目の端部
    から二つ折りの折り目に向いた横ミシン目とを刻
    むミシン目付与装置と、該ミシン目付与装置の先
    方に配置され、該帯紙をミシン目の前後の間隔で
    幅方向に切断するカツターと、該カツターの先方
    に配置され、カツターが切断した切断片を幅方向
    に折り幅折り装置とを備えている便座用上敷き紙
    の製造装置において、 前記ミシン目付与装置とカツターとの間にミシ
    ン目が刻まれた二つ折り帯紙を更に長手方向に折
    り目を付して二つに折り、四つ折り帯紙とする第
    2縦折り装置を設けると共に、前記幅折り装置は
    カツターが切断した切断片を真二つに折る第1幅
    折り装置と、第1幅折り装置が折つた真二つの切
    断片を順次1/3の長さ宛折る第2幅折り装置及び
    第3幅折り装置とで構成したことを特徴とする便
    座上敷き紙の製造装置。
JP17122787A 1987-07-10 1987-07-10 Apparatus for producing laying paper for toilet seat Granted JPS6415019A (en)

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JPS6415019A JPS6415019A (en) 1989-01-19
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58121299A (ja) * 1981-12-28 1983-07-19 Toyo Jozo Co Ltd 4’,4”―ジデオキシ―19―デホルミルデスマイコシン

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58121299A (ja) * 1981-12-28 1983-07-19 Toyo Jozo Co Ltd 4’,4”―ジデオキシ―19―デホルミルデスマイコシン

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