JPH0531412A - 手動式トリガ−タイプデイスペンサ−および二次弁 - Google Patents

手動式トリガ−タイプデイスペンサ−および二次弁

Info

Publication number
JPH0531412A
JPH0531412A JP3214500A JP21450091A JPH0531412A JP H0531412 A JPH0531412 A JP H0531412A JP 3214500 A JP3214500 A JP 3214500A JP 21450091 A JP21450091 A JP 21450091A JP H0531412 A JPH0531412 A JP H0531412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
valve
trigger
secondary valve
flare
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3214500A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Tada
哲也 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP3214500A priority Critical patent/JPH0531412A/ja
Publication of JPH0531412A publication Critical patent/JPH0531412A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1001Piston pumps
    • B05B11/1009Piston pumps actuated by a lever
    • B05B11/1011Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルブスプリング、二次弁を一体化し、ロッ
クポジションを設定でき、適切な力のもとで二次弁を弁
座に押圧可能とする。 【構成】 二次弁54は、筒形の弁体64と、弁体の外方に
フレア−形状にのびて弾性を生じるフレア−体66とを一
体に備えてプラスチックから成形され、本体前面にスピ
ンナが形成されている。そして、ノズルキャップ56が前
にあると、フレア−体のフランジ66a は、ノズル壁面22
aにフレア−体の弾性のもとで押圧される。ノズルキャ
ップ56が押し込まれると、弁体64はノズルの弁座24に強
制的に押圧されて、二次弁54がロックされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、容器の口部に取付け
られ、トリガ−の牽引に連動したピストンの往復動によ
って、容器内の液体をシリンダ内に吸上げ加圧して流出
させる手動式トリガ−タイプディスペンサ−およびその
二次弁に関する。
【0002】
【従来の技術】フロンガスによるオゾン層の破壊という
環境問題から、フロンガスを使用せずピストンのポンプ
操作で液体を加圧して流出させる手動式トリガ−タイプ
ディスペンサ−が注目されている。
【0003】通常、この種のディスペンサ−は、液体の
収納された容器の口部のおねじにボトルキャップを螺着
して着脱可能に装着されている。
【0004】リタ−ンばねに抗したトリガ−の牽引(押
し込み)に連動してピストンがシリンダ内を往復動し、
ピストンが押し込み位置から初期位置に戻されると、シ
リンダが負圧化される。すると、一次弁は開放され、二
次弁は閉じられる。そして、容器内の液体は、サクショ
ンチュ−ブ、一次弁を経てシリンダに吸い上げられる。
その後、ピストンがリタ−ンばねの偏倚力に抗して押し
込まれると、シリンダ内の液体は加圧され、加圧液は二
次弁を開放して流出口から流出される。
【0005】容器内の液体がシリンダに吸上げられ、加
圧されて流出すると、容器内の液面が低下する。そのた
め、液体の流出に対応して外気を容器内に流入させて容
器内の負圧化を防止する負圧防止孔が、ディスペンサ−
本体内のバルブケ−スの側壁に形成されている。ピスト
ンが押し込まれて液体を流出したとき、容器内が負圧防
止孔を介して外気に連通し、ピストンの押し込み前での
容器内、外気の連通を遮断するように、負圧防止孔は設
けられている。
【0006】ガイドロッド付のプラスチックの弁体をデ
ィスペンサ−の二次弁とし、ガイドロッドの回りに設け
た圧縮コイルばね(バルブスプリング)によって、弁体
を弁座に押圧する構成が従来から知られている(たとえ
ば、USP 第3897006 号)。しかし、この構成では、バル
ブスプリングが二次弁と別に必要となり、部品点数が増
加して組立てが複雑化する。また、液体の種類によって
は、金属製のバルブスプリングが腐食し、流出可能な液
体が制限される。
【0007】流出口、二次弁間にスピンナ(渦流化部
材)を配置し、加圧液を渦流化して、噴霧液として流出
する構成も知られている。この構成では、二次弁、バル
ブスプリングに加えて、スプンナが必要となる。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】波形または中空の円形のバルブスプリング
を二次弁、スピンナとともにプラスチックから一体成形
した手動式トリガ−タイプディスペンサ−が、たとえ
ば、USP 第4273290 号、USP 第4365751 号、USP 第4558
821 号に開示されている。この構成では、部品点数が削
減されて、組立てが容易に行える。また、金属製のバル
ブスプリングを使用しないため、バルブスプリングの腐
食を考慮することなく、広範囲の液体が流出できる。
【0009】また、前面にスピンナを形成した円錐台形
の弁体と、オ−リング形状やリップ形状のシ−ルとをエ
ラストマ−のような弾性体から一体成形した有底筒形
(王冠形)の二次弁を具備するディスペンサ−が、たと
えば、USP 第4161288 号、USP第4358057 号に開示され
ている。
【0010】このディスペンサ−では、二次弁をノズル
の流出路の先端に取付け、二次弁を覆ってノズルの先端
にノズルキャップを螺着している。そして、サイドの環
状シ−ルと中央の円錐台形の弁体とを連結する揺動部
(バルブスプリング部)の弾性によって、弁体を弁座に
押圧して、ノズルキャップのオリフィス、ノズルの流出
路間の連通を遮断している。
【0011】この構成では、スピンナ、バルブスプリン
グが二次弁に渾然一体化されるため、部品点数が削減さ
れ、組立てが容易に行える。また、広範囲の液体が流出
できる。
【0012】ディスペンサ−は、液体の収納された容器
に装着された状態で梱包されて、搬送、展示され、搬送
中、展示中での液体の漏れを防止しなければならない。
【0013】スピンナ、弁体をエラストマ−のような弾
性体から一体成形した二次弁においては、ノズルキャッ
プを螺退させて円錐台形の弁体を弁座に強制的に押圧し
て、いわゆるロックポジション(オフポジション)を設
定すれば、搬送中、展示中での液体の漏出が防止でき
る。
【0014】しかし、揺動部が平坦に形成されているた
め、大きなたわみ量が得られず、オンポジションにおい
て、大きな力のもとで弁体が弁座に押圧される。そのた
め、弁体を弁座から離反させて二次弁を開くために大き
な液圧が必要となり、トリガ−を大きな力(牽引力)で
牽引しなければならず、ポンプ操作が重くなる。
【0015】シリンダ内の残存空気を液体の流出前に除
く必要があり、残存空気を事前に排出するために、トリ
ガ−が、前作業として、繰り返し牽引される(前作業で
のトリガ−の牽引は”空打ち”と称される)。しかし、
弁体が弁座に大きな力で押圧されていると、一度の空打
ちで排出される空気量が少ないため、空打ちの回数が多
くなり、前作業が煩雑化する。
【0016】他方、二次弁、スピンナがバルブスプリン
グを介在してプラスチックから一体成形された構成で
は、ノズルキャップの螺退によって、二次弁を弁座に直
接押圧することが難しく、スピンナ、バルブスプリング
を介在して、二次弁が弁座に押圧される。しかし、バル
ブスプリングを介在させた構成では、二次弁を弁座に強
制的に押圧できず、ロックポジションが設定されないた
め、液体の漏出が防止できない。
【0017】この発明は、少なくともバルブスプリン
グ、二次弁を一体化するとともに、ロックポジションを
設定でき、適切な力のもとで弁体を弁座に押圧できる手
動式トリガ−タイプディスペンサ−の提供を目的として
いる。
【0018】また、この発明は、ロックポジションの設
定可能な部品点数の少ない手動式トリガ−タイプディス
ペンサ−用二次弁の提供を別の目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明では、二次弁の弁体から外方にのびるフレ
ア−体が、弁体と一体にプラスチックから成形されてい
る。フレア−体は、その端を自らの弾性のもとでノズル
先端の壁面に押圧する弾性を生じ得る形状に作られてい
る。
【0020】また、ノズルキャップを後退させて二次弁
をノズルキャップ、ノズル間に挟持するとき、ノズルの
流出路先端の弁座に強制的に押圧されてロックポジショ
ンを設定する弁体を備えて二次弁が成形されている。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
【0022】図1に示すように、この発明に係る手動式
トリガ−タイプディスペンサ−10は、シリンダ12と、シ
リンダ内を往復動可能なピストン14と、ピストンと連動
可能なトリガ−16とを具備し、シリンダはディスペンサ
−本体18の一部として成形されている。
【0023】ディスペンサ−本体18は、上縁から一対の
側壁19の垂下した略コ字形の上半部18U と、上半部の上
縁からほぼ垂直下方にのびた円筒形の下半部18L とを備
え、下半部の左サイドで上半部の側壁間にシリンダ12が
設けられている。
【0024】シリンダ12、ピストン14、トリガ−16、デ
ィスペンサ−本体18は、いずれも、プラスチックから射
出成形によって成形されている。実施例では、シリンダ
12、ディスペンサ−本体18の一体化に加えて、後述する
ように、ピストン14、トリガ−16も一体化されている。
【0025】嵌合突起付の中空の嵌合筒20が、シリンダ
12の上部でシリンダと平行にディスペンサ−本体上半部
18U と一体に成形され、ノズル22が嵌合筒に嵌合されて
いる。ノズル22は流出路23を持つ中空形状とされ、先端
に二次弁用の弁座24が形成されている。
【0026】枢支孔26がノズル22の左右の側壁に形成さ
れている。トリガ−16の上端は、弾性を生じるように二
又のフォ−ク形状とされ、上端の対向する内壁から枢支
ピン28がのびている。そして、この枢支ピン28をノズル
側壁の枢支孔26に、トリガ−16の弾性を利用して係合さ
せることにより、トリガ−は、ノズル22、いいかえれ
ば、ディスペンサ−本体18に揺動可能に枢支される。
【0027】また、バルブケ−ス30が、ディスペンサ−
本体下半部18L に下方から嵌合されている。このバルブ
ブケ−ス30は、流入路32を持ち下端にフランジ33の形成
された中空形状とされ、一次弁用の弁座34がバルブケ−
ス上端に形成されている。実施例では、一次弁36はプラ
スチックよりなるガイドロッド付形状となっているが、
これに限定されない。そして、サクションチュ−ブ38が
バルブケ−ス30に下方から嵌合されている。
【0028】ボトルキャップ40が、バルブケ−スのフラ
ンジ33を挟持して、容器42の口部44のおねじに螺着され
ることによって、ディスペンサ−本体18、つまりは、デ
ィスペンサ−10が容器に着脱自在に装着されている。
【0029】実施例では、バルブハウジングのフランジ
33を利用して、ディスペンサ−本体18が容器42に装着さ
れているが、容器へのディスペンサ−本体18の装着方法
はこれに限定されない。たとえば、ディスペンサ−本体
18に切欠き付のフランジを設け、このフランジを利用し
て容器42に装着してもよい。
【0030】負圧防止孔(換気孔)46が、バルブケ−ス
のフランジ33を貫いて形成されている。そして、容器内
の液体の漏出を防止するパッキング(ベントパッキン
グ)48が、フランジ33、容器口部44間に配設されてい
る。
【0031】負圧防止孔46が、バルブケ−ス30の側壁で
なく、バルブケ−スのフランジ33を貫通して設けられて
いるため、負圧防止孔成形用のピンが、バルブケ−ス30
の軸線と交差する方向でなく、軸線方向にフランジ方向
からのばされる。そのため、バルブケ−ス30の金型は、
スライドされる一対のダイから構成でき、金型設計が構
成的に制約されることなく自由に行え、金型が構成的に
簡単化されて安価に作られるとともに、バルブケ−スの
生産性が向上する。
【0032】図1に加えて図2(A) を見るとよくわかる
ように、パッキング48は、環状の基部48a と円板形状の
本体48b とをポリプロピレン、ポリエチレン等のプラス
チックから一体成形した有底筒形(王冠形)に成形され
ている。環状基部48a は、バルブケ−スのフランジ33の
縁に嵌合可能な内径に形成されている。また、本体48b
は中央にサクションパイプ38の挿通孔を持ち、軸線方向
に弾性を生じる伸縮自在な環状の屈曲部49が本体に成形
されている。
【0033】環状突起50が、負圧防止孔46の半径方向内
方でパッキング48に形成され、屈曲部49の弾性のもと
で、バルブケ−スのフランジ33に押圧されて、負圧防止
孔46を介した外気、容器内の連通を遮断している。外
気、容器内の連通の遮断によって、負圧防止孔46を介し
た容器内の液体の漏出が防止される。
【0034】ピストン14のポンプ操作によって液体が流
出されて、容器内が負圧化されそうになると、直ちに、
パッキングの本体48b は、弾性変形し、環状突起50をフ
ランジ33から離反させて、パッキングを開く。すると、
外気は、図2(B) に矢視するように、負圧防止孔46か
ら、フランジ33と環状突起50との隙間を経て、容器内に
流入し、それによって、容器内の負圧化が防止される。
【0035】公知の手動式トリガ−タイプディスペンサ
−では、たとえば、USP 第3897006号に示すように、ト
リガ−と一体の操作ロッドによって、パッキングを強制
的に開放している。この公知の構成では、操作ロッド
(操作部材)を一体に有しているためトリガ−が構成的
に複雑化するとともに、操作ロッドが露出し、美的外観
が損なわれる。
【0036】これに対して、実施例のディスペンサ−10
では、負圧防止用のパッキング48は、容器内の圧力に応
じて負圧防止孔46を自動的に開き、操作部材を特に必要
としないため、構成的に複雑化しない。また、露出され
る操作部材を有しないため、美的外観を損なわない。
【0037】実施例では、環状突起50が、断面略三角形
状に形成されて、フランジ33に線接触している。線接触
可能な環状突起50を本体48b に形成したこの構成では、
パッキング48をさほど高品質にすることなく、フランジ
33との間の気密が確実に得られる。
【0038】略三角形状以外の断面形状で線接触を確保
したり、環状突起50を複数個形成してもよい。また、図
3に示すように、負圧防止孔46を挾んで環状突起50を本
体48b にそれぞれ設けてもよく、この構成では、環状基
部48a、本体48b を複数個、たとえば、120 °離反した3
個の蛇行片52で連結する構成が採用できる。
【0039】図1からわかるように、二次弁54がノズル
22の先端に配置され、ノズルキャップ56が、二次弁を収
納して、ノズルの先端に進退自在に取付けられている。
ノズルキャップ56は、ポリプロピレン、ポリエチレンの
ようなプラスチックから有底の矩形に成形され、ノズル
の流出路を介してシリンダ12に連通するオリフィス(流
出口)58がノズルキャップの基部(底部)に形成されて
いる。
【0040】実施例では、ノズルキャップ56は、ディス
ペンサ−本体上半部18U の先端に前後にスライド可能と
され、ディスペンサ−本体上半部18U の上縁に形成され
た2個の係合孔60-1、60-2 のいずれかに、ノズルキャッ
プの対応する係合突起62が係合されてノズルキャップの
位置が設定される。
【0041】係合突起62を前の係合孔60-1に係合させる
と、オンポジション(流出位置)が設定される(図4
(A)、(B) 参照)。他方、ノズルキャップ56をオンポジシ
ョンから押し込んで、係合突起62を後の係合孔60-2に係
合させると、後述するように、二次弁54がノズルキャッ
プ、ノズル間に挟持され、二次弁の弁体64が弁座24に強
制的に押圧されて、ロックポジジョン(オフポジショ
ン)が設定される(図4(C) 参照)。
【0042】図1に加えて図4、図5を見るとよくわか
るように、二次弁54は、筒形の弁体64と、弁体の外方に
フレア−形状にのびて弾性を生じるフレア−体66とを一
体に備えて、ポリプロピレン、ポリエチレンのようなプ
ラスチックから成形されている。
【0043】フレア−体66は端にフランジ66a を持ち、
そのフランジを自らの弾性のもとでノズル先端の壁面22
a に押圧させて、ノズルキャップのオリフィス58、 ノズ
ルの流出路23間の連通、つまりは、オリフィス、シリン
ダ12間の連通を遮断している。そのため、二次弁54がロ
ックされていなくとも、液体の漏出が防止される。フラ
ンジを設けず、フレア−体66の端をノズルの壁面22a に
直接押圧してもよい。
【0044】弁体64は肉厚を一定化するために有底筒形
とされ、スピンナ(渦流化部材)がノズルキャップ56の
背面に面して弁体前面に形成されている。つまり、ノズ
ルキャップのオリフィス58に連通する凹部68が、弁体先
端の中央に形成され、凹部の接線方向に一対の流路70が
のびている(図5参照)。
【0045】フレア−体66は、フランジ66a をノズルの
壁面22a に押圧すると同時に、弁体64の前端(左端)を
ノズルキャップ56の背面に押圧している。つまり、図4
(A)に示すように、二次弁54は、その弾性のもとで、前
端(左端)をノズルキャップ56に、後端(右端)をノズ
ル22に押圧させて、ノズルキャップ、ノズル間に弾性的
に支持されている。
【0046】ピストン14のポンプ操作によって、加圧さ
れた液体(加圧液)がシリンダ12からノズルの流出路23
を流れて二次弁54に至ると、加圧液は、フレア−体66の
弾性に抗してフレア−体をたわませ、フレア−体のフラ
ンジ66a をノズルの壁面22aから離反させて二次弁54を
開く。すると、流出路23、オリフィス58が連通され、加
圧液は、フランジ66a 、ノズルの壁面22a 間の隙間を流
れ、流路70から凹部68に流入するとき渦流化されて噴霧
流としてオリフィス58から流出される(図4(B) 参
照)。
【0047】フレア−体66は、その形状(フレア−形
状)から比較的大きなたわみ量を設定でき、フレア−体
66の長さ、肉厚等を調整すれば、適切な弾性が容易に得
られる。そのため、適切な弾性の二次弁54が容易に得ら
れ、フレア−体のフランジ66aをノズルの壁面22a に押
圧する力として最適な値が自由に選択できる。
【0048】弁体の後端(右端)はテ−パ面64a となっ
ている。ノズルキャップ56を図4(A)、(B) に示すオンポ
ジションから押し込んで、係合突起62を後の係合孔60-2
に係合させると、ノズルキャップ56は、フレア−体66を
たわませながら、二次弁の本体64の前端(左端)を押し
て二次弁54と一体的に移動する。そして、係合突起62が
係合孔60-2に係合すると、二次弁の弁体のテ−パ面64a
がノズルの弁座24に強制的に押圧されるように、弁体64
の長さが予め決められている。
【0049】つまり、ノズルキャップ56を押し込んで、
係合突起62を係合孔60-2に係合させと、ロックポジショ
ン(オフポジション)が設定される。いうまでもなく、
ロックポジションでは、二次弁54は、弁座24に強制的に
押圧されて、ノズルキャップ56、ノズル22間に挟持され
る。そのため、トリガ−16が誤って牽引されても、二次
弁54は開かれず、液体の漏出が十分に防止される。
【0050】上記のように、この発明では、フレア−体
のフランジ66a をノズル壁面22a に自らの弾性のもとで
押圧するとともに、弁体のテ−パ面64a をノズルの弁座
24に強制的に押圧してロックしている。つまり、液圧の
もとで開かれる部分(フレア−体66、ノズル壁面22a)
と、ロックされて開かない部分(弁体64、弁座24)とを
別個に設けている。
【0051】この構成では、バルブスプリングとして機
能するフレア−体66が、大きなたわみ量を有して形成で
きるとともに、厚さ、長さ等を変えることにより、適切
な弾性の二次弁54が容易に設計できる。そのため、液体
の種類に対応した最適な液圧で液体を流出する種々なデ
ィスペンサ−10が設計できる。たとえば、小さな弾性の
もとで二次弁54を閉じる構成とすれば、軽いポンプ操作
で(トリガ−16を小さな牽引力で引いだけで)液体を流
出するディスペンサ−10が得られる。
【0052】ポンプ操作が軽くなるため、シリンダ12の
残存空気を液体の流出前に除くためのトリガ−16の牽引
(空打ち)においても、一度の空打ちで多数の空気量を
排出できる。そのため、残存空気を迅速に搬出でき、前
作業が短時間で終了する。
【0053】また、ノズルキャップ56のスライドによっ
て、オンポジション、ロックポジション(オフポジショ
ン)が、確実に設定できる。実施例では、ノズルキャッ
プ56はスライド可能にディスペンサ−本体上半部18U に
取付けられているが、ディスペンサ−本体上半部に設け
たおねじに螺着する構成としてもよい。
【0054】弁体64からのびたフレア−体66がバルブス
プリングとして機能するとともに、弁体の前面にスピン
ナが形成されて、バルブスプリング、スピンナが二次弁
54に渾然一体化されている。そのため、部品点数として
は二次弁54の一点だけとなり、部品点数が少なく、組立
てが容易に行える。
【0055】そして、二次弁54がプラスチックから成形
されているため、腐食の虞れがなく、ディスペンサ−10
が広範囲の液体の流出に利用できる。
【0056】図6(A) に示すように、フランジ66a に断
面略三角形の環状突起70を設けて、ノズル壁面22a に線
接触する構成とすれば、フランジ、ノズル壁面間の液密
が確実に得られる。線接触する構成は図示の形状に限定
されない。たとえば、図6(B) に示すように、フレア−
体66の端を外方に折り返して成形すれば、簡単な構成に
も拘らず、線接触が確保される。
【0057】図1に示すように、ディスペンサ−本体上
半部の一対の側壁19は、下半部18Lを覆ってボトルキャ
ップ40のすぐ上まで垂れている。ピストン12の上縁がプ
レ−ト状にのび、このプレ−ト部12a 、ディスペンサ−
本体上半部の一対の側壁19、ノズル22によって空所72が
規定されている。そして、この空所72にリタ−ンばね74
が配設されている。
【0058】リタ−ンばね74は、プラスチックの弾性を
ばね力とするようにプラスチックから成形され、実施例
では、プラスチックの中空パイプ74aを5個直列に配置
して構成されている。なお、リタ−ンばね72は、空所70
のただ一つの開口である左端72a から挿入、配置され、
リタ−ンばねの脱落を防止するリブ76が、トリガ−16の
側壁に一体成形されている。
【0059】トリガ−16が牽引されると、図7に示すよ
うに、トリガ−のリブ76が中空パイプ74a を押圧し変形
しながら、ピストン14を押し込み、シリンダ12内の液体
を加圧する。すると、加圧液は二次弁54を開いてオリフ
ィス58から流出される。そして、トリガ−16の牽引力を
除くと、変形による弾性によって、ピストン14、トリガ
−が初期位置に戻される。
【0060】上記のようにディスペンサ−本体上半部18
U の側壁19を利用してリタ−ンばね74のための空所72を
設けた構成では、この空所をシリンダ12から隔離して形
成できる。そのため、リタ−ンばね74は液体に触れるこ
とがなく、腐食を考慮する必要がない。従って、金属製
のリタ−ンばねも採用できる。
【0061】図示のような、プラスチックの中空パイプ
74a からリタ−ンばね74を構成すれば、中空パイプの肉
厚、直径、配列、数等を変えることによって、種々な弾
性(ばね力)が確保できる。
【0062】中空パイプ74a の形状は、図示のものに限
定されず、楕円、矩形等でもよく、また、立てた状態で
並べたり、連結して配置してもよい。さらに、多数の波
形部を一体成形した波形プレ−トや、中空パイプの前後
にT 字形の脚を一体成形した一体物をリタ−ンばね74と
してもよい。
【0063】図1、図8からわかるように、トリガ−の
前壁16a を介して、トリガ−16、ピストン14は、プラス
チックから一体成形されている。ここで、トリガ−16は
その枢支ピン28を中心として揺動するのに対して、ピス
トン14は、直線状に往復動してピストン12に押し込まれ
る。このように、トリガ−16が回転運動(揺動)し、ピ
ストン14が直線運動するため、従来の手動式トリガ−タ
イプディスペンサ−では、トリガ−、ピストンの一体成
形が難しい。
【0064】しかし、この発明のディスペンサ−10で
は、トリガ−の前壁16a の左右サイドに連結片16b を残
し、上下を切欠き16cとすることにより、トリガ−16、
ピストン14が、トリガ−の前壁16a を介して一体化され
ている。この構成では、連結片16b がねじれることによ
って、ピストンの直線運動が確保される。
【0065】従来から、トリガ−の揺動中心(枢支ピ
ン)、ピストンの中心間の距離(図7の距離L に該当す
る)は、トリガ−をつかむ指の牽引力の作用点、揺動中
心間の距離の40〜50%とされている。この比率で図示の
距離L を設定すれば、連結片16b の揺動角度αは、10〜
15°となり、この程度の揺動角度であれば、プラスチッ
クよりなる連結片は、破断することなく、ねじれの繰り
返しに耐えられ、耐久性に問題はない。
【0066】たとえば、上述したように、トリガ−16、
ピストン14は、ディスペンサ−本体18、ノズル22と同様
に、ポリプロピレン、ポリエチレンから成形される。
【0067】上記のように、トリガ−の前壁16a の左右
サイドの連結片16b で、トリガ−16、ピストン14を連結
して、トリガ−16、ピストンを一体化した構成では、一
体化により、部品点数が減少し、組立てが迅速に行え
る。
【0068】さらに、この構成では、連結片16b の上下
でトリガ−の前壁16a に切欠き16cが必然的に形成さ
れ、図8に示すように、実施例では、いわゆる、バ−ジ
ンシ−ル76が、この切欠き内に形成されている。バ−ジ
ンシ−ル76は、切欠き16c の中央で一対の連結片76a に
より上下方向で前壁16a に連結されてトリガ−16と一体
成形されている。ここで、連結片76a は、バ−ジンシ−
ル76の端を引けば容易に破断されるような形状とされ
る。
【0069】トリガ−16を牽引してピストン14を押し込
むためには、連結片16b のねじれが不可欠とされる。し
かし、バ−ジンシ−ル76が、連結片76a で上下方向で前
壁16a に連結されているため、バ−ジンシ−ルに邪魔さ
れて、連結片16b のねじりが生じない。そのため、トリ
ガ−16が牽引できず、搬送中、展示中にトリガ−16に牽
引力が誤って作用しても、トリガ−の牽引が阻止され、
液体の漏出が十分に防止される。
【0070】ディスペンッサ−10は、バ−ジンシ−ル76
を除去して使用される。たとえば、バ−ジンシ−ル76の
右端を押し込めば、反対の左端が飛び出すため、この左
端を持って右にねじりながら引けば、一対の連結片76a
が破断されて、バ−ジンシ−ルがトリガ−16から容易に
剥離される(図9参照)。バ−ジンシ−ル76を剥離すれ
ば、図7に示すように、トリガ−16の牽引が可能とな
る。
【0071】このように、この実施例では、トリガ−1
6、ピストン14の一体成形の際、必然的に形成される切
欠き16c 内で前壁16a の一部を残せば、バ−ジンシ−ル
76が成形される。つまり、トリガ−16、ピストン14の一
体成形化に伴って、バ−ジンシ−ル76が、何らの成形上
の困難なく、容易に得られる。
【0072】バ−ジンシ−ル76は連結片16b の上下の切
欠き16のいずれかに設けられればよい。しかし、図示の
ように、切欠き16c の上下にバ−ジンシ−ル76をそれぞ
れ設ければ、トリガ−16の不要な牽引が確実に防止でき
る。
【0073】実施例のディスペンサ−10では、バ−ジン
シ−ル76を設けてトリガ−16の不要な牽引を防止すると
ともに、二次弁54を弁座24に強制的に押圧してロックポ
ジションを設定可能とし、液体の漏出を二重に保護して
いる。しかし、このダブルプロテクト構造は、一例であ
り、一般的な手動式トリガ−タイプディスペンサ−にお
いては、トリガ−16の不要な牽引の防止によるプロテク
トまたは二次弁54のロックによるプロテクトのいずれか
を採用すればよい。
【0074】上述した実施例は、この発明を説明するも
のであり、この発明を何ら限定するものでなく、この発
明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこ
の発明に含まれることはいうまでもない。たとえば、パ
ッキング48、二次弁54等は、通常、ポリプロピレン、ポ
リエチレンのようなプラスチックから成形されるが、必
要なら、エラストマ−のような弾性体(ゴム)から成形
してもよい。
【0075】
【発明の効果】上記のように、この発明では、フレア−
体が、大きなたわみ量を有して形成できるとともに、フ
レア−体の厚さ、長さ等を変えることにより、適切な弾
性の二次弁が容易に設計できる。そのため、液体の種類
に対応した最適な液圧で液体を流出する種々なディスペ
ンサ−が設計できる。
【0076】また、ノズルキャップの移動によって、オ
ンポジション、ロックポジション(オフポジション)
が、確実に設定され、ロックポジションでは、弁体を弁
座に、弾性を介在させず、直接押圧しているため、液体
の漏出が確実に防止できる。
【0077】フレア−体の端が、フレア−体自体の弾性
のもとでノズル先端の壁面に押圧させて、二次弁が常に
閉じられているため、二次弁をロックしなくとも、液体
の漏出が防止される。
【0078】二次弁はプラスチックから成形されている
ため、腐食の虞れがなく、ディスペンサ−が広範囲の液
体の流出に利用できる。
【0079】フレア−体がバルブスプリングとして機能
するとともに、弁体の前面にスピンナを成形すれば、バ
ルブスプリング、スピンナが二次弁に渾然一体化され、
部品点数としては二次弁の一点だけとなり、部品点数が
少なく、組立てが容易に行える。
【0080】ノズル壁面に線接触する環状突起をフレア
−体の端面に形成すれば、フレア−体、ノズル壁面間の
液密が確実に得られる。フレア−体にフランジを設け、
このフランジに環状突起を形成してもよい。
【0081】フレア−体の端を外方に折り返して成形す
れば、簡単な構成にも拘らず、フレア−体がノズル壁面
に線接触される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る手動式トリガ−タイ
プディスペンサ−の縦断面図である。
【図2】負圧防止孔付近でのディスペンサ−の拡大部分
縦断面図であり、(A) は外気、容器内の連通を遮断した
状態、(B) は外気、容器内の連通状態をそれぞれ示す。
【図3】負圧防止孔のためのパッキングの変形例の平面
図である。
【図4】二次弁付近でのディスペンサ−の拡大部分縦断
面図であり、(A) は二次弁のオンポジション、(B) は二
次弁の開かれた状態、(C)は二次弁のロックポジション
を示す。
【図5】二次弁の拡大斜視図である。
【図6】別実施例に係る二次弁の一部破断の側面図であ
る。
【図7】ピストン牽引時でのディスペンサ−の部分縦断
面図である。
【図8】ディスペンサ−の正面図である。
【図9】バ−ジンシ−ル剥離後でのディスペンサ−の正
面図である。
【符号の説明】
10 手動式トリガ−タイプディスペンサ− 12 シリンダ 12a シリンダ上縁 14 ピストン 16 トリガ− 16a トリガ−の前壁 16b トリガ−前壁の連結片 16c トリガ−前壁の切欠き 18 ディスペンサ−本体 18U ディスペンサ−本体の上半部 18L ディスペンサ−本体の下半部 22 ノズル 22a ノズル先端の壁面 23 ノズルの流出路 24 二次弁用弁座 28 トリガ−の枢支ピン(揺動中心) 30 バルブケ−ス 36 一次弁 38 サクションチュ−ブ 40 ボトルキャップ 42 容器 44 容器口部 46 負圧防止孔(換気孔) 48 パッキング 48a パッキングの環状基部 48b パッキングの本体 49 パッキング本体の屈曲部 50 環状突起 54 二次弁 56 ノズルキャップ 58 ノズルキャップのオリフィス(流出口) 60-1、60-2 ディスペンサ−本体の上半部上縁の係合孔 62 ノズルキャップの係合突起 64 二次弁の弁体 66 二次弁のフレア−体 66a フレア−体のフランジ 70 フレア−体のフランジの環状突起 72 リタ−ンばね用空所 74 リタ−ンばね 74a 中空パイプ 76 バ−ジンシ−ル α トリガ−の揺動角度

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流出されるべき液体の収納された容器の
    口部に装着されるディスペンサ−本体と;ディスペンサ
    −本体内に設けられるシリンダと;シリンダへの液体の
    流入口サイド、流出口サイドにそれぞれ設けられて液体
    の流れを制御する一次弁および二次弁と;リタ−ンばね
    に抗して牽引される揺動可能なトリガ−と;トリガ−に
    連動してシリンダ内を往復動することにより、容器内の
    液体をシリンダに吸上げ、加圧して流出するピストン
    と;シリンダに連通する流出路を持ち、先端に二次弁の
    配置されるノズルと;二次弁、ノズルの流出路を介して
    シリンダに連通するオリフィスを持ち、二次弁を収納し
    てノズル先端に進退自在に取付けられるノズルキャップ
    と;を具備し、二次弁が、ノズルキャップを後退させて
    二次弁をノズルキャップ、ノズル間に挟持するとき、ノ
    ズルの流出路先端の弁座に強制的に押圧されてロックポ
    ジションを設定する弁体と、弁体の外方にフレア−形状
    にのびて弾性を生じ、その端を自らの弾性のもとでノズ
    ル先端の壁面に押圧するフレア−体とを一体的に有して
    プラスチックから成形されている手動式トリガ−タイプ
    ディスペンサ−。
  2. 【請求項2】 スピンナが、ノズルキャップの背面に面
    して二次弁の弁体前面に形成されている請求項1記載の
    手動式トリガ−タイプディスペンサ−。
  3. 【請求項3】 ノズル先端の壁面に線接触可能な環状突
    起が、フレア−体の端面に成形されている請求項1また
    は2記載の手動式トリガ−タイプディスペンサ−。
  4. 【請求項4】 フレア−体の端が、ノズル先端の壁面に
    線接触可能に、外方に折り返して成形されている請求項
    1または2記載の手動式トリガ−タイプディスペンサ
    −。
  5. 【請求項5】 フランジがフレア−体の端に設けられ、
    ノズル先端の壁面に線接触可能な環状突起が、フランジ
    に成形されている請求項1または2記載の手動式トリガ
    −タイプディスペンサ−。
  6. 【請求項6】 ノズルキャップを後退させて二次弁をノ
    ズルキャップ、ノズル間に挟持するとき、ノズルの流出
    路先端の弁座に強制的に押圧されてロックポジションを
    設定する弁体と;弁体の外方にフレア−形状にのびて弾
    性を生じ、その端を自らの弾性のもとでノズル先端の壁
    面に押圧するフレア−体と;を一体的に有してプラスチ
    ックから成形された手動式トリガ−タイプディスペンサ
    −用二次弁。
  7. 【請求項7】 スピンナが、ノズルキャップの背面に面
    して弁体前面に形成されている請求項6記載の手動式ト
    リガ−タイプディスペンサ−用二次弁。
JP3214500A 1991-07-31 1991-07-31 手動式トリガ−タイプデイスペンサ−および二次弁 Pending JPH0531412A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3214500A JPH0531412A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 手動式トリガ−タイプデイスペンサ−および二次弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3214500A JPH0531412A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 手動式トリガ−タイプデイスペンサ−および二次弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0531412A true JPH0531412A (ja) 1993-02-09

Family

ID=16656743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3214500A Pending JPH0531412A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 手動式トリガ−タイプデイスペンサ−および二次弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0531412A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016026862A (ja) * 2014-06-30 2016-02-18 株式会社吉野工業所 トリガー式液体噴出器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016026862A (ja) * 2014-06-30 2016-02-18 株式会社吉野工業所 トリガー式液体噴出器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4986453A (en) Atomizing pump
US4538745A (en) Trigger sprayer
US4489861A (en) Manual liquid dispensing device
US5772078A (en) Combined turret and closure seal
US4161288A (en) Fluid dispenser method and apparatus
EP1914005B1 (en) Aerosol Spray Dispenser
US20090173751A1 (en) Check valve and a split-body fluid device having such a check valve
US5725132A (en) Dispenser with snap-fit container connection
US5810209A (en) Dispenser with improved bottle connection
JP3395065B2 (ja) 泡分与装置及びこの種の分与装置用の押しボタン
US6089414A (en) Pump assembly with one piece piston
EP2000219B1 (en) Vacuum release mechanism
EP3524360A1 (en) Trigger dispenser
EP0784512B1 (en) Pump device with collapsible pump chamber and including dunnage means
AU2001293171A1 (en) Aerosol spray dispenser
JP4327276B2 (ja) 媒体ディスペンサー
US20070215648A1 (en) Trigger Sprayer Piston Rod With Integral Spring and Pivoting Piston Connection
GB1583469A (en) Fluid dispenser method and apparatus
EP0498275A1 (en) A pump dispenser and a primary valve thereof
GB2395711A (en) Self-closing fluid dispensing closure
US5561901A (en) Assembly process including severing part of integral collapsible pump chamber
US20190176177A1 (en) Trigger-type ejector
JPH0531412A (ja) 手動式トリガ−タイプデイスペンサ−および二次弁
US3333549A (en) Liquid dispenser
US5887763A (en) Reciprocating fluid pump with bottle closure having inner and outer rim seals