JPH05313536A - 画像形成装置の熱定着装置 - Google Patents
画像形成装置の熱定着装置Info
- Publication number
- JPH05313536A JPH05313536A JP4116051A JP11605192A JPH05313536A JP H05313536 A JPH05313536 A JP H05313536A JP 4116051 A JP4116051 A JP 4116051A JP 11605192 A JP11605192 A JP 11605192A JP H05313536 A JPH05313536 A JP H05313536A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- heating element
- electric power
- voltage
- detecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Temperature (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発熱素子の異常発熱を正確に判断し、電力供
給を遮断する。 【構成】 電流を流すことで発熱する発熱素子４と、発
熱素子４に流れる電流値を検出する電流検出回路５と、
発熱素子４に印加される電圧値を検出する電圧検出回路
６と、電流検出回路５から出力される電流値と電圧検出
回路６から出力される電圧値とから、発熱素子４に供給
される電力を演算する乗算器７と、乗算器７の演算結果
から所定時間内での発熱素子４への供給電力量があらか
じめ設定しておいた供給電力量を越えたときに発熱素子
４に電力を供給する経路を遮断する積分器８，時間式初
期化回路９，比較器１０，遮断回路２とを具える。
給を遮断する。 【構成】 電流を流すことで発熱する発熱素子４と、発
熱素子４に流れる電流値を検出する電流検出回路５と、
発熱素子４に印加される電圧値を検出する電圧検出回路
６と、電流検出回路５から出力される電流値と電圧検出
回路６から出力される電圧値とから、発熱素子４に供給
される電力を演算する乗算器７と、乗算器７の演算結果
から所定時間内での発熱素子４への供給電力量があらか
じめ設定しておいた供給電力量を越えたときに発熱素子
４に電力を供給する経路を遮断する積分器８，時間式初
期化回路９，比較器１０，遮断回路２とを具える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トナー像を熱定着させ
る画像形成装置の熱定着装置に関し、特にその異常発熱
時の制御に関するものである。
る画像形成装置の熱定着装置に関し、特にその異常発熱
時の制御に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】熱定着装置の異常発熱時の制御には、従
来、次のようなものがある。
来、次のようなものがある。
【０００３】１．サーミスタなどの温度検知手段によ
り、異常高温を検知した場合、熱定着装置への電力供給
を停止する。
り、異常高温を検知した場合、熱定着装置への電力供給
を停止する。
【０００４】２．熱定着装置に流れる電流を検知し、単
位時間での電流の積算が、規定値を越えると電力供給を
停止する。
位時間での電流の積算が、規定値を越えると電力供給を
停止する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サーミ
スタなどの温度検出手段は、敏速な温度検出を達成する
ために発熱素子に直接当てて用いるが、発熱素子との当
接不良が起こった場合に、正しく温度を測定できない。
また、発熱素子の発熱量は、発熱素子の抵抗値に比例す
る。このため、セラミックヒーターなどの抵抗発熱素子
では、抵抗値のばらつきが大きい場合には、発熱量も大
きくばらつく。したがって、熱定着装置への単位時間の
供給電流量を検出するだけでは、熱定着装置の発熱状態
を正しく検知できず、供給電流量から温度異常を正しく
推測できないという問題があった。
スタなどの温度検出手段は、敏速な温度検出を達成する
ために発熱素子に直接当てて用いるが、発熱素子との当
接不良が起こった場合に、正しく温度を測定できない。
また、発熱素子の発熱量は、発熱素子の抵抗値に比例す
る。このため、セラミックヒーターなどの抵抗発熱素子
では、抵抗値のばらつきが大きい場合には、発熱量も大
きくばらつく。したがって、熱定着装置への単位時間の
供給電流量を検出するだけでは、熱定着装置の発熱状態
を正しく検知できず、供給電流量から温度異常を正しく
推測できないという問題があった。
【０００６】そこで本発明の目的は以上のような問題を
解消した画像形成装置の熱定着装置を提供することにあ
る。
解消した画像形成装置の熱定着装置を提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は電流を流すことで発熱する発熱手段と、前記発
熱手段に流れる電流値を検出する電流検出手段と、前記
発熱手段に印加される電圧値を検出する電圧検出手段
と、前記電流検出手段から出力される電流値と電圧検出
手段から出力される電圧値とから、前記発熱手段に供給
される電力を演算する電力演算手段と、前記電力演算手
段の演算結果から所定時間内での前記発熱手段への供給
電力量があらかじめ設定しておいた供給電力量を越えた
ときに前記発熱手段に電力を供給する経路を遮断する手
段とを具えたことを特徴とする。
本発明は電流を流すことで発熱する発熱手段と、前記発
熱手段に流れる電流値を検出する電流検出手段と、前記
発熱手段に印加される電圧値を検出する電圧検出手段
と、前記電流検出手段から出力される電流値と電圧検出
手段から出力される電圧値とから、前記発熱手段に供給
される電力を演算する電力演算手段と、前記電力演算手
段の演算結果から所定時間内での前記発熱手段への供給
電力量があらかじめ設定しておいた供給電力量を越えた
ときに前記発熱手段に電力を供給する経路を遮断する手
段とを具えたことを特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明によれば、熱定着装置の発熱素子に流れ
る電流と、印加する電圧とを検出し、その検出値からあ
らかじめ設定しておいた単位時間あたりの供給電力量が
あらかじめ設定しておいた電力量を越えたときに熱定着
装置の発熱異常と判断し、電力供給を遮断する。
る電流と、印加する電圧とを検出し、その検出値からあ
らかじめ設定しておいた単位時間あたりの供給電力量が
あらかじめ設定しておいた電力量を越えたときに熱定着
装置の発熱異常と判断し、電力供給を遮断する。
【０００９】
【実施例】本発明の実施例を図１に示す。電源１から遮
断回路２を通して、電力制御回路３によって発熱素子
（例えば線状抵抗発熱体）４に電力が制御供給される。
発熱素子４に流れる電流は、電流検出回路５によって検
出され、同様に、発熱素子４に印加される電圧は、電圧
検出回路６によって検出される。電流検出回路５と、電
圧検出回路６の検出出力は、乗算器７に入力され、発熱
素子４に供給される電力として出力される。この出力
は、積分器８に入力される。積分器８には、時間式初期
化回路９から一定周期Ｔで初期化信号が送られ、その都
度初期化される。積分器８の出力は一定時間内１／Ｔで
の発熱素子４が消費する電力量となり比較器１０に入力
され、あらかじめ設定しておいた電力量と比較される。
その結果、比較器１０は、積分器８の出力値が、設定値
を上回ると、電力制御回路３による電力制御が正常に行
われなくなったと判断し、遮断回路２を遮断動作させる
信号を出力し、発熱素子４への電力供給を遮断する。
断回路２を通して、電力制御回路３によって発熱素子
（例えば線状抵抗発熱体）４に電力が制御供給される。
発熱素子４に流れる電流は、電流検出回路５によって検
出され、同様に、発熱素子４に印加される電圧は、電圧
検出回路６によって検出される。電流検出回路５と、電
圧検出回路６の検出出力は、乗算器７に入力され、発熱
素子４に供給される電力として出力される。この出力
は、積分器８に入力される。積分器８には、時間式初期
化回路９から一定周期Ｔで初期化信号が送られ、その都
度初期化される。積分器８の出力は一定時間内１／Ｔで
の発熱素子４が消費する電力量となり比較器１０に入力
され、あらかじめ設定しておいた電力量と比較される。
その結果、比較器１０は、積分器８の出力値が、設定値
を上回ると、電力制御回路３による電力制御が正常に行
われなくなったと判断し、遮断回路２を遮断動作させる
信号を出力し、発熱素子４への電力供給を遮断する。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように熱定着装置の発熱素
子に流れる電流と、印加する電圧とを検知し、あらかじ
め設定しておいた単位時間内での供給電力量を演算し、
これを制御因子とすることで、発熱素子の抵抗値のばら
つきに左右されることなく、またサーミスタなどの当接
不良に左右されることなく発熱素子の発熱量を監視で
き、熱定着器の異常発熱制御が可能になる。
子に流れる電流と、印加する電圧とを検知し、あらかじ
め設定しておいた単位時間内での供給電力量を演算し、
これを制御因子とすることで、発熱素子の抵抗値のばら
つきに左右されることなく、またサーミスタなどの当接
不良に左右されることなく発熱素子の発熱量を監視で
き、熱定着器の異常発熱制御が可能になる。
【図１】本発明の実施例のブロック図である。
１ 電源 ２ 遮断回路 ３ 電力制御回路 ４ 発熱素子 ５ 電流検出回路 ６ 電圧検出回路 ７ 乗算器 ８ 積分器 ９ 時間式初期化回路 １０ 比較器
Claims (2)
- 【請求項１】 電流を流すことで発熱する発熱手段と、
前記発熱手段に流れる電流値を検出する電流検出手段
と、前記発熱手段に印加される電圧値を検出する電圧検
出手段と、前記電流検出手段から出力される電流値と電
圧検出手段から出力される電圧値とから、前記発熱手段
に供給される電力を演算する電力演算手段と、前記電力
演算手段の演算結果から所定時間内での前記発熱手段へ
の供給電力量があらかじめ設定しておいた供給電力量を
越えたときに前記発熱手段に電力を供給する経路を遮断
する手段とを具えたことを特徴とする画像形成装置の熱
定着装置。 - 【請求項２】 前記発熱手段は、線状抵抗発熱体である
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置の熱定
着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4116051A JPH05313536A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 画像形成装置の熱定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4116051A JPH05313536A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 画像形成装置の熱定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05313536A true JPH05313536A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14677494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4116051A Pending JPH05313536A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 画像形成装置の熱定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05313536A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7006773B2 (en) | 2004-03-12 | 2006-02-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus, image forming method, and fixing device thereof |
| JP2008134302A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Canon Inc | 加熱装置及び画像形成装置 |
| JP2008209718A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| JP2011248098A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 定着装置および画像形成装置 |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP4116051A patent/JPH05313536A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7006773B2 (en) | 2004-03-12 | 2006-02-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus, image forming method, and fixing device thereof |
| JP2008134302A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Canon Inc | 加熱装置及び画像形成装置 |
| JP2008209718A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| JP2011248098A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 定着装置および画像形成装置 |
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