JPH05312497A - 特別に形成された砲弾の所期の分解による成功確率の向上方法 - Google Patents

特別に形成された砲弾の所期の分解による成功確率の向上方法

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JPH05312497A
JPH05312497A JP4332014A JP33201492A JPH05312497A JP H05312497 A JPH05312497 A JP H05312497A JP 4332014 A JP4332014 A JP 4332014A JP 33201492 A JP33201492 A JP 33201492A JP H05312497 A JPH05312497 A JP H05312497A
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JP4332014A
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Peter Toth
ペーター・トト
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Oerlikon Contraves AG
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    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42CAMMUNITION FUZES; ARMING OR SAFETY MEANS THEREFOR
    • F42C13/00Proximity fuzes; Fuzes for remote detonation
    • F42C13/04Proximity fuzes; Fuzes for remote detonation operated by radio waves
    • F42C13/047Remotely actuated projectile fuzes operated by radio transmission links

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 弾片の飛散により目標を撃墜する対空射撃の
成功確率を向上する。 【構成】 射撃指揮装置及び大砲を含む火器装置から遠
隔破裂可能な砲弾を発射する。砲弾の破裂時機及び位置
は飛行中に遠隔決定する。砲弾の発射後も射撃指揮装置
により目標位置の標定を行い、予測命中点より正確に決
定する。砲弾破裂後、その破片はほぼ等しいラジアル方
向速度でリング10上に円錐外皮状に広がる。砲弾の破
片は、位置的及び時間的に砲弾破片のリング10上の一
点8で目標と一致するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャノン砲弾による飛
行体防御の領域であって、特別に形成された砲弾の所期
の分解による成功確率の向上のための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロケット、誘導弾、砲弾、ドローネ(D
RONEN)のような無人飛行対象である。この種の対
象物の可能な運動の態様は非常に多様である。相応して
その攻撃のための手段も多様である。手段は簡単な飛行
体防御大砲から目標追尾ヘッドを備えた空対空火器まで
に至る。ここで対象とする敵の飛行体の制圧及び撃退の
ための装置は砲弾の発射のための少なくとも1 つの1つ
のキャノン砲及び飛行体の運動の測定のため並びに発射
方向及び点火作動の時点の計算のための射撃指揮装置を
包含する。迅速かつ機敏な飛行体の制圧のためには自動
射撃指揮が便利であり、即ち目標−本願では飛行体の追
尾及び発射方向の計算は測定の合成に基づいて連続的に
行われ、かつキャノンは連続的に制御される。所望の場
合、射撃阻止の中断では点火撃針の時点と長さも自動的
に行われる。
【0003】飛行体又は飛行体防御の一般的な問題は、
充分に大きい破壊ポテンシャルが丁度よい時に防御され
るべき対象物の瞬間的な所在個所にもたらされかつそこ
で有効になることにある。最も簡単な場合破壊ポテンシ
ャルは弾道学的砲弾の運動質量、即ち動的エネルギーに
存する。ポテンシャルが有効になるために、発射物又は
その少なくとも1 つの部分は目標に命中しなければなら
ない。他の可能性は破裂弾である。破裂弾は爆薬、即ち
濃縮化学エネルギーを伴い、爆薬は直接命中又は目標に
充分接近して際に近接信管によって爆発しかつその破壊
作用は熱放射及び圧力波によって作用される。しかし防
御目的は対象物を無力化することにあり、即ち消滅さ
せ、危険な接近から遠ざけ、又はその目的が達成できな
いように破損させることにある。その際勿論対象物がど
こに命中するか(又は如何なる距離で弾薬が爆発する
か)及び如何に破壊エネルギーが伝達されるかが重要で
ある。しかし対象物の安定化板の滑らかな貫通、即ち命
中は本質的な作用なしに対象物のスリーブが貫通されな
い微細な散弾ボールの所期の正確な命中のような問題が
残る。
【0004】弾薬の形態及び相異なる命中状態のための
対象物での破壊確率が飛行体防御のために考慮される。
しかし先ず、防御ための命中の問題が根本的に解決され
ることから始めなければならない、即ち、−目標測定か
ら砲弾飛行持続の時間の間の目標軌道が知られ、−弾道
学の認識から所定の発射方向のための砲弾の飛行軌道が
知られ、−上記指揮に基づく射撃指揮計算から命中のた
めのキャノンの制御データが知られ、そして−発射後砲
弾と目標との間の空中及び命中時点の予測された命中時
点が分る。
【0005】実際に目標及び砲弾は計算された命中点に
殆ど同時には存在しない。計算は勿論不確実性を有する
外挿法に基礎づけられる。計算された命中時間に対する
砲弾の所在個所の不確実性は照準誤差及びキャノンの的
外れ、砲弾の初速度のばらつき及び例えば風の影響のよ
うな弾道学的外乱からもたらされる。計算された命中時
間に対する目標の所在個所の不確実性は目標追従、予測
アルゴリズムスの固有の変化及び間の時間に把握されな
い目標軌道の制限された測定精度から得られる。従って
この不確実性のために不十分な命中及び破壊確率の問
題、好適な措置によって高められる飛行体防御のための
不十分な成功確率の問題が存在する。
【0006】成功の確率の増大のための公知の措置は砲
弾の信管の時限設定にある。その際発射の際に直接砲弾
が信管時限設定され、即ち爆発にもたらされ又は分解さ
れる時間に設定される。この種の砲弾は空間における円
錐体の内方に分配された爆薬の破片又は圧力波によって
作用する。破壊の時点は、破片又は圧力波が計算された
命中時間に対する目標の所在個所の不確実性の領域をカ
バーするように選択される。セットされた時間は時間早
期化を除いて理想の命中点までの計算れた砲弾飛行時間
である。時間先行は一定であり得るか又は瞬間的状況に
基づいて最適に計算されることができる。
【0007】記載の方法は、使用される目標−不確実地
帯帯の比較的大きな空間に分配されなければならないと
いう欠点を有し、このことは命中の作用を減少させる。
これに関連する改良は近接信管を備えた砲弾によって達
成される。その際一般にドップラ測定によって得られる
砲弾に対する目標の相対速度に設定される。目標近くで
低下する相対速度が所定の値を下回ると、点火が行われ
る。それによって直接の命中は排除されない。砲弾の分
解は一般に信管の時限設定の方法の場合よりも対象物の
近くで行われ、このことは高い破壊確率を生ずる。しか
し近接信管は砲弾上の測定及び信号処理を必要とする。
【0008】他の改良可能性は、砲弾を飛行中プログラ
ミングすることにある。発射後計算された命中時点に砲
弾がどこに所在するかが次第に正確に決定可能である。
それから再びいかなる特定時限に信管を合わせるべきか
が導かれる。砲弾が受信装置を備えかつ発射の際に平均
値に特定時限に合わせるのみならず、個性化されること
ができる場合、何時分解されるべきかが飛行中各個々の
砲弾に個別に伝送される。西独国特許明細書23483
65号は飛行中放射体の信管に影響を与えることができ
る火器システムを記載している。送信アンテナを介して
データを砲弾の信管に伝送することができるパルス送信
器が包含される。砲弾中の信管は特にこれらのデータの
電子的受信装置を有する。データは個別的アドレスを含
み、それによって各1つの特定の信管のみが応答し、そ
して稼働中のカウンタのための修正値が送られる。爆発
は特定のカウンタ距離の達成の際に行われる。カウンタ
距離の修正によって小さい目標不確実性地域及び適合し
た時間先行が行われる。勿論目標及び砲弾が比較的大き
な距離で交叉することが起こると、破片を目標近くに達
せしめるために砲弾を早く分解する以上の何ものも残ら
ない。この僅かな破片の破壊ポテンシャルは目標を無力
化させさせるために充分ではない。
【0009】
【解決しようとする課題】解決しようとする問題点は、
分解可能な砲弾により飛行体の防御の成功確率を高める
方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、特許請
求の範囲第1項の特徴部の記載によって解決される。本
発明による方法は、破裂の際にその破片が円錐外皮上に
集中するような、例えば米国特許明細書4,899,6
61による、しかし遠隔制御される信管を備えた、砲弾
に基礎を置く。目標は砲弾の発射後に更に測定される。
先に計算された命中時点に対して目標の所在個所は次第
に正確に知られる。所在個所は一般に始めに計算された
所在個所は一致しない。分解命令は飛行中の砲弾に可能
な限り遅く伝えられる。分解時点は、円錐外皮中に拡散
する破片が新たな目標軌道上で目標に命中するように選
択される。砲弾分解は砲弾質量の一部のための円錐の開
き角の半分だけ砲弾飛行軌道の一度の転向を作用する。
これは破壊ポテンシャルが従来の特定時刻に信管の時間
をセットされた場合及び近接信管の場合よりも一層集中
するという利点を有する。近接信管の場合のような砲弾
の積極的測定は不要となる。
【0011】
【実施例】本発明を次の実施例に基づいて説明する。出
発点は、略図1に示すように、砲弾32、少なくとも1
つの射撃指揮装置33及び少なくとも1 つの大砲34に
よる飛行体31の制圧のための装置30を形成する。飛
行体31をキャノン35から発射された砲弾32によっ
て直接命中することが意図されることが前提である。射
撃指揮装置33は連続的に目標、即ち飛行体31の軌道
1を測定する。飛行体31従ってその機動性の態様につ
いての認識と共に目標のその先の予測飛行軌道1が決定
される。他方ではキャノン35と協働する使用された砲
弾32の弾道学が知られる。予め設定された発射方向の
ために砲弾32の飛行軌道3が指示される。いかなる時
点で砲弾32がいかなる方向に発射されなければならな
いかも決定されることができ、それによって目標飛行軌
道1と砲弾飛行軌道3は交わりかつ砲弾32’も目標3
1’も同時にこの交点11にある。通常の方法でキャノ
ン35は自動的射撃指揮によって連続的に、所望の飛行
軌道を占める砲弾32はいつでも点火されることができ
るように準備される。このために射撃指揮装置33及び
大砲34は1つの装置に組合せられ又は必要な導線36
を介して相互に接続されている。
【0012】図2には成功性の高い飛行体防御の既知の
理想の場合が示される。計算された目標飛行軌道1は直
線によって表され、計算された砲弾飛行軌道3も直線に
よって表される。両軌道は計算上目標と砲弾命中時点t
3で相会する命中点11で交わる。そこでは空間的及び
時間的な要素が一緒に表示されている。例えば砲弾飛行
軌道3は砲弾が時間の経過において描く空間の点を示
す。砲弾は時間t0まで点4にあり、時間t3>t0ま
では命中点11にある。空間的に考察すれば、砲弾は図
平面の左後方から右前方上方に動く。
【0013】しかし勿論目標及び砲弾の所在個所の計算
は不確実性を伴う。そのために測定精度及びモデル精度
並びに外乱が決定的である。特に目標が短い時間に渡っ
て追尾されることができかつ外挿法計算並びに砲弾発射
後の目標の未知の機動のために比較的長い砲弾飛行時間
が計算されなければならない。砲弾のために火器及び弾
薬のばらつき、弾薬では初速度のばらつき、サーボ制御
における標準偏差のために特に照準誤差が、並びに気象
学的影響が重大である。飛行軌道では計算モデルによる
最も確率の高い軌道を対象とする。各軌道点に対して目
標又は砲弾の実際の所在個所の確率分布、ここでは短く
不確実地帯という、がある。
【0014】図2には不確実地帯6が示されている。目
標が最も確率高く目標に命中点11で所在の時点t3に
対してその内方に1に近い確率で目標がある空間領域が
ある。この時点に対して図示しない空間領域があり、そ
の内方には1に近い確率で砲弾が存在する。両領域を考
慮すれば図示の不確実地帯6は共通点11であり、その
形はここでは模型的に描かれている。その際目標不確実
性の割合は著しく高い。砲弾が目標を反れるという高い
確率が存在する。
【0015】命中の確保のために砲弾の特定時間に信管
を合わせることが行われる。図2は相応する事情を示
す。点火又は分解時点t0は計算された命中時点t3よ
りも時間的に前にある。時間t0には砲弾は分解点4に
ある。点火後砲弾の破片は円錐状に広がる。この円錐1
4は図2に示され、円錐は観察者に対して開いている。
円錐14の尖端は点火の際に砲弾の位置にあり、軸線は
砲弾の運動方向に位置し、破片の開き角及び密度分布は
砲弾の特性である。代表的には密度は外法へ向かって減
少する。時間t3では破片は円形の平面内に分配されか
つ破片ディスク5を形成する。平面は砲弾軌道3に対し
て対角線に位置しかつ計算された命中点11を含む。破
片5の曲率半径は理想的には不確実地帯6の最大の広が
りが入る程の大きさである。計算された命中時点t3の
前に砲弾が分解する時間差t3−t0の時間先行は砲弾
特性の認識、即ち円錐の開き角の認識において、時間t
3に破片ディスク5が不確実地帯6の広がりを有するよ
うに有利に選択される。長い砲弾飛行時間に対しては不
確実地帯6は短い砲弾飛行時間の場合よりも明らかに高
い。ここでは特定時間に信管を合わせることの利点は、
事情が知られている場合に、発射の際に初めて示され
る。時間先行は存在する事情に調整される。
【0016】命中確率は特定時刻に信管を合わせること
の方法によって本質的に高められることができる。その
際成功の確率は等しい程度には上昇しない。時間先行又
は破片ディスク5の増大に伴って破片密度はその二乗で
減少する。しかし密度と共に破壊の確率も減少する。こ
のことは破片数と破片重量との間の最適化とは無関係に
基本的には所定の全重量の場合に通用する。
【0017】これに関する改良は、砲弾の飛行の間目標
が更に測定されかつ特定時刻に信管を合わせるが先ず飛
行中に調整される場合に達成される。特定時刻に信管を
合わせるが如何に実現されることができるかは西独国特
許明細書2348365に記載されている。記載された
データは図1中にアンテナ38及び無線信号39によっ
て示された無線回線によって砲弾32’に送られる。特
定時刻に信管を合わせるの時点に目標軌道の先に行われ
る測定及び計算のために既に修正された命中点の指示が
可能であり、目標の所在個所のための不確実地帯は一般
に小さい。飛行中の特定時刻に信管を合わせるの時点に
おいても殆ど不変に計算された命中点の場合のために図
2は不変の妥当性を有するが、しかしこれに対して前に
は他の測定尺が適用される。不確実地帯6は先行する測
定のためにその広がりは小さく(形は不変である)かつ
計算された命中点11から破裂点4までの距離は短い。
破片ディスク5の密度は相応して高い。殆ど不変の命中
確率では破壊確率従って成功確率は、砲弾が正しい路程
にある限り、高められる。
【0018】しかし先行する測定が元の不確実地帯の縁
にある修正された命中点を生ずると、命中が大抵可能に
なるために、発射の際の特定時刻に信管を合わせる場合
と同様に大きな時間の先行を選択する以外に方法がな
い。命中確率は保持されることができるが、成功確率は
増大しない。換言すれば、命中時点が計算されかつ砲弾
が相応して発射されると、先行する測定によって理論的
命中点の近くの予測目標所在個所が次第に正確に決定さ
れるが、砲弾が直接その上に作用する可能性は非常に制
限される。追加の情報が砲弾と目標との間の好適な状況
を確認する場合にのみ、僅かな時間先行が選択されるこ
とができ、それによって衝突の際の破片密度従って破壊
確率は高い。
【0019】本発明は補助を提供する。追加の情報は、
略同等の命中確率において飛行中に特定時刻に信管を合
わせる破片砲弾による方法に対していかなる場合にも破
壊確率を高めかつ成功展望を改良するために、利用され
る。この目的のために同様に飛行中に射撃指揮装置によ
って特定時刻に信管を合わせる又は優先的に遠隔点火さ
れ得るが、その破片は破裂後に円錐状に広がる砲弾が利
用される。破片中の運動エネルギーの形の破壊ポテンシ
ャルは拡大されたリング上に集中する。
【0020】図3は図2と同様な方法で空間的及び時間
的要素の入り混じった形でこの種の円錐外皮砲弾の分解
後の状況を示す。時間t1には砲弾は分解点9にある。
砲弾の破片は空間を殆ど同一のアキシャル方向速度で飛
行しかつその際殆ど等しいラジアル方向速度で全てが均
一に全ての方向に広がる。破片は時間の進行と共に空間
において図3に示されたような最終的厚さ円錐外皮19
を形成する。観察者は狭くなる漏斗を見る。直線によっ
て示された計算された砲弾飛行軌道3は円錐の軸線を、
そして破裂点9は円錐の尖端を形成する。時点t2には
砲弾は飛行軌道3上の点12にあった。今や砲弾は点1
2を通り軌道3に対して対角線に位置する円錐状の破片
リング10上に分解する。破片密度はこのリングでは全
円面に亘破片の等しい数の分布の場合よりも本質的に高
いことは容易に推察される。
【0021】図3は本発明による方法による成功に富ん
だ飛行体防御のための状況を示す。砲弾の発射の時点に
計算された目標飛行軌道1は理論的命中時点t3に予め
計算された命中点11において砲弾飛行軌道3に交わ
る。先に行われる目標測定によって砲弾飛行時間の間、
砲弾が点9に達する前に予測目標飛行軌道は時間t3だ
け正確に決定されることができる。これは修正された目
標飛行軌道2として表される。時点t2において−図中
でt2<t3であるが、このことは条件ではない−目標
は高い確率で点8にある。目標の滞在個所は時間t2で
不確実地帯7上にあり、不確実地帯は一般に砲弾の発射
の際に確定しているような、時間t3における理論的命
中点11だけ目標の所在個所のための図2に記載された
不確実地帯6よりも本質的に小さい。開始された計算に
よる時間t3における目標の所在個所13は勿論不確実
地帯6の内方に位置する。
【0022】この個所でもう一度、前記の考察で確定と
想定された砲弾飛行軌道に関する相対的指示が対象とさ
れることが注目される。空間中の砲弾飛行軌道も予め計
算された個所とは絶対的に相違して位置する。砲弾飛行
軌道も不確実性を伴う。しかし不確実性は決定された砲
弾飛行軌道に対する目標の不確実地帯に目標の不確実性
が統合される。特に例えば砲弾発射測定に基づいて計算
された結果と実際の砲弾飛行軌道の求められた起こり得
る偏倚は目標の狭められた不確実地帯において計算され
る。更に命中点の直ぐ近くにおける計算に対しては弾道
学的影響は無視されかつ砲弾と破片の運動は殆ど直線的
でありかつ一様な速度で進むものと見做される。この観
察方法は次に使用される。
【0023】重要な砲弾発射測定は砲弾飛行軌道に最終
的に影響を与える初速度の測定である。更にサーボ制御
された大砲において標準偏差による射撃誤差が良好に測
定可能でありかつ不確実地帯の決定のために役立て得
る。
【0024】方法の特別な構成のために装置はその上発
射された砲弾のための追従及び測定装置37(図1)に
よって補完される。追従及び測定装置は大砲上に有利に
存在するが、射撃指揮装置33とも組合可能である。そ
れによって予め計算された命中時点における各個々の砲
弾32’の予め計算された現在個所も連続的に正確に決
定されることができ、このことは不確実地帯の一層の縮
小に寄与する。
【0025】図3に示すように、目標は時間t2には破
片リング10の壁厚の中心に位置する点8の回りの不確
実地帯7の内方にある。これは命中状態であり、その際
砲弾は時間t1には分解され、その結果破片リング10
は目標と時点t2に命中する。比較的高い破片密度のた
めにそのような命中では破壊の確率は大きい。
【0026】ここにその破片密度が外方へ向かって減少
する、いかなる場合も飛行中に信管の時限設定が行われ
る従来の砲弾との本質的な相違がある。そのわけは不確
実地帯の中心における目標の現在確率が破片が中心に集
中するものよりも外方に対して高いからであり,即ち大
抵の予測で成功があるからである。図4は曲率半径rに
渡って描かれ、2つの相異なる時点における両砲弾の相
異なる破片密度dを示す。曲線21は従来の破片砲弾の
可能な密度分布を示し、分解後の時間T1=r1/v
r、曲線22は同一の時点における円錐外皮砲弾の可能
な破片密度を示す。双方の場合に密度は時間と共に減少
する、そのわけは時間と共に二乗で広がる面積上に一定
数の破片が分配されるからであり、即ち円の面積の半径
は時間と共に直線的に増加する。曲線23は分解後時間
2・T1における従来の破片砲弾の状態を示し、曲線2
4は円錐外皮砲弾の状態を示す。
【0027】記載の方法は第1に飛行体を防御するため
に役立つものと思われる。飛行体は小さい寸法を有す
る。700平方センチメートルの目標面積も稀ではな
い。小さ過ぎる破片密度では命中が飛行体を無力化する
状態にないか又は非常に小さい破片の命中が充分ではな
いとう危険がある。
【0028】次の説明に基づいて、記載の方法によって
破片リング及び目標の予測所在個所の命中が可能なこと
が示され、その結果高い確率で命中が行われ、その際比
較的高い破片密度のために成功も非常に高い確率とな
る。その際線形等式に指示された簡単化された観察が適
用される。本発明の適用では当業者は詳細にされたモデ
ルに精度の向上のために引き出された。計算のために直
角座標が基礎にされ、その軸宝庫は次のように定義され
る。x軸は砲弾飛行軌道3の方向、y軸は対角線の方向
でこれと水平である。軸は砲弾飛行軌道を通る垂直平面
と砲弾飛行軌道に対して対角線平面との間の交点直線の
方向である。軸方向は図3に点13で表される。砲弾は
x軸に沿って速度vg>0で動き、破片は追加的にラジ
アル方向成分vrを有する。比vr/vgは円錐の開き
角を決定する。破片は時間t>t1で全てx座標xg
(t)及び砲弾飛行軌道3から距離r(t)=vr・
(t−t1)を有する。瞬間の目標位置p(t)は成分
xf(t)、yf(t)及び f(t)によって、目標
速度は成分vfx、vfy及びvfによって表される。
円錐軸線上に、即ち砲弾飛行軌道3上のどこに座標系の
原点が選ばれるかは問題ではない。
【0029】先に行われた測定に基づいて目標個所13
が時間t3にp(t3)にあることがわかる。分解時点
t1が、未知の修正された命中時点t2に破片リング1
0が目標の個所8、p(t)を有するように求められ
る。それから第1の条件が得られ、それにより砲弾破片
の座標及び目標は等しくなければならず、即ちxf(t
2)=xg(t2)。同様に修正された命中時点t2と
先に計算された命中時点t3の間の先に未知の差はTで
表され、T=t2−t3。Tは正又は負であり、図3に
おいてはTは明らかに負である。 xf(t2)=xf(t3)+vfx・T及びxg(t
2)=xg(t3)+vg・T これより、次の結果が直接得られる。
【0030】 等式は常に良好な近似において命中時点の修正Tの値を
生ずる解決を有する。それは1つの意味のある前提が充
足され、それによってvg>vfx、即ち目標が砲弾方
向において砲弾自体よりも早くは運動せず、通常vfx
<0である。局部的な値、即ち図3中点11から点13
までの距離のx成分としてのxf(t3)−xg(t
3)は元の不確実地帯6によって制限される。Tは常に
決定可能でありかつ充分に小さい。
【0031】既知のT及びt2=t3+Tによって砲弾
飛行軌道3又は円錐軸線から目標までの距離a(t2)
が次の式の平方根から得られる。 yf(t2)=yf(t3)+vfy・T及びZf(t
2)=Zf(t3)+vfy・T: a(t3)=√〔yf(t2)・yf(t2)+Zf
(t2)・Zf(t2)〕 第2の命中条件として破片リング半径が砲弾飛行軌道か
ら目標までの距離に等しい、即ち条件r(t2)=vr
・(t2−t1)=vr・(t3+T−t1)である。
これから次の分解時点t1が求められる、即ち a(t2)もvrも正の値である。t1は如何なる場合
でもt2=t3+Tよりも小さく、即ち求められた解は
存在する。
【0032】実際の使用のために破片のラジアル方向の
速度vrは幾分ばらつき、それによって破片リング10
は最終的な幅を有する。この措置によって減少された不
確実地帯7が計算される。
【0033】本発明による方法は砲弾の破片の高い集中
と合わせて高い命中確率を保証しかつ高い成功確率を保
証する。勿論方法は運動する他の目標の攻撃、即ち飛行
機及び攻撃ヘリコプタの防御にも使用される。本発明の
認識において当業者に直ちに、特徴的な課題設定におけ
る必要な適合が実施可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、分解可能な砲弾により
飛行体の防御の成功確率を高める方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】飛行体防御のための装置を示す図である。
【図2】特定時間に信管を合わせられた砲弾(技術水
準)による飛行体防御のための状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図3は本発明による方法のための状態を示す図
である。
【図4】2つの異なる時点に対する2つの砲弾の相異な
る密度分布を示す図である。
【符号の説明】
8 リング10上の点 1 0 リング 30 火器装置 32 砲弾 33 射撃指揮装置 34 大砲

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔分解可能な砲弾による飛行体防御の
    際に射撃指揮装置(33)及び大砲(34)を含む火器
    (30)から発射され、その際砲弾(32)は発射の際
    に個性化されかつその分解時点は飛行中に遠隔決定され
    る、成功確率の向上のための方法において、 目標測定は砲弾(32)の発射後射撃指揮装置(33)
    によって実施されかつそれによって予測命中点における
    目標の所在個所がより正確に決定され、砲弾(32)が
    使用され、その砲弾部分は分解後殆ど等しいラジアル方
    向速度で広がるリング(10)上に円錐外皮状に広が
    り、そして分解の時点は、目標の位置的及び時間的な合
    致が砲弾部分のリング(10)上の一点で生ずるように
    選択されることを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】 砲弾部分が拡大されるリング(10)上
    に均等に分配される、請求項1 記載の方法。
  3. 【請求項3】 砲弾(32)の発射の際に発射値が測定
    され、それから砲弾(32’)の予測所在個所が予測命
    中点に正確に決定されかつ分解時点の計算に引き込まれ
    る、請求項1 又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 砲弾(32)の初速度が測定されかつ計
    算に引き込まれる、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 発射値として大砲(34)の射撃誤差が
    測定されかつ計算に引き込まれる、請求項3記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 砲弾(32)が発射後飛行中に測定され
    かつそれから砲弾(32’)の所在個所が予測命中時点
    に次第に正確に決定される、請求項1 又は2記載の方
    法。
JP4332014A 1991-12-18 1992-12-11 特別に形成された砲弾の所期の分解による成功確率の向上方法 Withdrawn JPH05312497A (ja)

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CH03755/91-5 1991-12-18
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