JPH05312448A - 氷雪粒径調整装置 - Google Patents

氷雪粒径調整装置

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JPH05312448A
JPH05312448A JP4146509A JP14650992A JPH05312448A JP H05312448 A JPH05312448 A JP H05312448A JP 4146509 A JP4146509 A JP 4146509A JP 14650992 A JP14650992 A JP 14650992A JP H05312448 A JPH05312448 A JP H05312448A
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JP
Japan
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snow
ice
chamber
particle size
air
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JP4146509A
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English (en)
Inventor
Ryosuke Satake
良祐 佐武
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Mitsui Construction Co Ltd
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Mitsui Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】氷雪を圧送する管路長に影響されることなく任
意の粒径の氷雪を形成すること。 【構成】チャンバ31の上面31aに、吸気口11及び
氷雪取込口12を設けると共に、チャンバの下方に、加
工氷雪送出口16を設け、また、チャンバの上面の中心
に、空気循環口13を設け、かつチャンバの側面に、吹
出口15を該チャンバの接線方向に向けて吹き出し得る
形で設け、空気循環口13と吹出口との間に、風量可変
自在なブロア32、熱交換器35、第1循環管36、第
2循環管37、第3循環管38を設けて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキー場のゲレンデ等
に散布する人工雪等の氷雪の粒径を調整するのに好適な
氷雪粒径調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の氷雪圧送装置の一例を示
す模式図である。従来の氷雪圧送装置1は、例えば図2
に示すように、吸気管25、第1排気管26、第2排気
管27、氷雪圧送管28等からなる管路8を有してお
り、管路8には、ブロア2、氷雪フィーダ3、噴氷装置
4及び熱交換器5等がそれぞれ所定の位置に設けられて
いる。即ち、氷雪圧送装置1は、ブロア2を有してお
り、ブロア2の図1右側には吸気管25が接続されてい
る。吸気管25の先端、即ち図1上端にはエアフィルタ
9が設けられており、ブロア2を駆動することにより、
外部の空気10をエアフィルタ9を介して吸気管25内
に吸入することが出来る。また、ブロア2の図1左側、
即ち前記吸気管25とは反対側には、第1排気管26が
接続されており、第1排気管26の他端には、熱交換器
5が設けられている。熱交換器5は、前記第1排気管2
6内を搬送される空気10をブライン又は冷風等の冷媒
を導入することにより所定の温度に冷却することができ
る。また、熱交換器5の図中下側には、第2排気管27
が接続されており、第2排気管27の他端、即ち図中左
端には、氷雪フィーダ3が設けられている。氷雪フィー
ダ3の図1上側には、氷雪取込口3aが管路8内に連通
する形で形成されており、氷雪フィーダ3の図中左側に
は氷雪圧送管28が接続されている。氷雪圧送管28の
先端、即ち図中左端には、噴氷装置4が設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは、氷
雪フィーダ3から管路8内に供給された氷雪6は、氷雪
フィーダ3から噴氷装置4まで圧送される途上における
氷雪圧送管28の内壁等との衝突によって砕かれて小片
化するので、その小片化の程度、即ち、氷雪6の粒径
は、氷雪圧送管28の管路長によって決まっていた。従
って、氷雪圧送管28を所定長さで敷設してしまうと、
氷雪6の粒径を任意に変化させることはできず、また、
粉雪のように粒径の小さい良質な氷雪6を形成する場合
には、氷雪6を圧送する管路を長く取る必要があるとい
う不都合があった。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑み、氷雪
を圧送する管路長に影響されることなく任意の粒径の氷
雪を形成し得る氷雪粒径調整装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、内面
(31c)が形成されたチャンバ(31)を有し、前記
チャンバの上面(31a)に、空気吸入部(11)及び
氷雪取込部(12)を設けると共に、該チャンバの下方
に、送出部(16)を設け、また、前記チャンバの上面
の中心に、空気取出部(13)を設け、かつ該チャンバ
の側面(31d)に、空気吹出部(15)を該チャンバ
の接線方向に向けて吹き出し得る形で設け、前記空気取
出部と空気吹出部との間に、風量可変自在な送風手段
(32、35、36、37、38)を設けて構成され
る。
【0006】なお、括弧内の番号は、図面における対応
する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は
図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0007】
【作用】上記した構成により、本発明は、氷雪の圧送に
際して、送風手段(32、35、36、37、38)に
より空気吹出部(15)からチャンバ(31)内へ、該
チャンバの接線方向に向けて吹き出すことにより、チャ
ンバ内に旋回流を発生させて、氷雪取込部(12)から
チャンバ内に供給された氷雪を、送出部(16)に達す
るまでの間に、チャンバの内面(31c)と螺旋状の道
程で衝突させるように作用する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による氷雪粒径調整装置の一実施例
を示す模式図である。
【0009】本発明による氷雪粒径調整装置30は、図
1に示すように、上部(図中上方)が円筒形状で、下部
(図中下方)が逆円錐形状のチャンバ31を有してお
り、チャンバ31内部には、外径と略相似な内面31c
で囲まれた滞留空間31aが形成されている。チャンバ
31の上面31bの略中心には、開口部である空気循環
口13が滞留空間31aと外部を連通する形で穿設形成
されており、また、チャンバ31の側面31d上部に
は、チャンバ31の接線方向に向いた吹出口15が滞留
空間31aと外部を連通する形で穿設形成されている。
空気循環口13には、第1循環管36が接続されてお
り、第1循環管36の他端(図中右方)には、ブロア3
2が設けられている。ブロア32の他端(図中右方)に
は、第2循環管37が接続されており、第2循環管37
の他端(図中下方)には、熱交換器35が設けられてい
る。熱交換器35は、第2循環管37内を搬送される空
気10をブライン又は冷風等の冷媒を導入することによ
り所定の温度に冷却することができる。熱交換器35の
図中下側(図中下方)には、第3循環管38が接続され
ており、第3循環管38の他端(図中左方)は、チャン
バ31の側面31d上部の吹出口15に接続されてい
る。即ち、これら第1循環管36、ブロア32、第2循
環管37、熱交換器35及び第3循環管38は、空気循
環口13から吹出口15へ連通する形で設けられてお
り、チャンバ31の滞留空間31aの空気10は、これ
ら第1循環管36、ブロア32、第2循環管37、熱交
換器35及び第3循環管38を通って循環することがで
きる。
【0010】また、チャンバ31の上面31bの周端部
には、開口部である吸気口11及び氷雪取込口12が滞
留空間31aと外部を連通する形で穿設形成されてお
り、また、チャンバ31の下部(図中下方)、即ち、逆
円錐形の頂部には、加工氷雪送出口16が滞留空間31
aと外部を連通する形で穿設形成されている。加工氷雪
送出口16の下方(図中下方)には、透過率から加工氷
雪6Aの粒径を検出する粒径センサ23が設けられてお
り、即ち、粒径センサ23が、チャンバ31内部で氷雪
6が小片化した後の加工氷雪6Aの粒径を検出する形
で、加工氷雪送出口16に設けられている。
【0011】また、粒径センサ23には、該粒径センサ
23が検出した粒径の情報を得てブロア32の流量調整
及び、後述の粒径制御部21からの指令を得てブロア3
2の流量調整を制御するブロア制御部22が設けられて
いる。ブロア制御部22には、後述する噴氷装置4に供
給すべき加工氷雪6Aの粒径の指令を出力する粒径制御
部21が設けられており、粒径制御部21には、ゲレン
デに散布する加工氷雪6Aの粒径に応じた粒径を指令で
きる操作部20が設けられており(噴氷機4に装着され
ている)、操作部20は、選択可能な「1」、「2」、
「3」の3個の操作ボタン20aを有している。操作ボ
タン20aの「1」を操作すると指令C1が出力され、
ゲレンデに散布する加工氷雪6Aの粒径が最大径になる
ように制御され、「3」を操作すると指令C3が出力さ
れ、最小径になるように制御され、「2」を操作すると
指令C2が出力され、「1」と「3」の中間の径になる
ように制御される。
【0012】本発明による氷雪粒径調整装置30は以上
のような構成を有するので、図2に示す氷雪圧送装置1
に適用すると、氷雪粒径調整装置30のチャンバ31の
上面31bに形成された吸気口11には、第2排気管2
7を接続して図2に示すブロア2で生成される空気10
を滞留空間31aへ取り入れる。また、氷雪取込口12
には、氷雪供給管34を接続して図示しない氷雪製造プ
ラントで製造される氷雪6を滞留空間31aへ取り入れ
る。また、チャンバ31の下方の加工氷雪送出口16に
は、粒径センサ23を介して氷雪圧送管28を接続し
て、チャンバ31内部で形成された加工氷雪6Aを粒径
センサ23、氷雪圧送管28を介して噴氷装置4に搬送
する。即ち、図2に示す氷雪圧送装置1の氷雪フィーダ
3の代わりに、本発明による氷雪粒径調整装置30を接
続する形で適用する。
【0013】そこで、本発明による氷雪粒径調整装置3
0を適用した氷雪圧送装置1を用いて、スキー場のゲレ
ンデに人工雪を散布する際には、氷雪粒径調整装置30
を適用した氷雪圧送装置1を該ゲレンデ上に設置した
後、ブロア2を駆動して外部の空気10をエアフィルタ
9を介して吸気管25内に吸入すると共に、図1に示す
氷雪粒径調整装置30のブロア32を駆動させる。する
と、外部の空気10は、図2に示す管路8を通って、氷
雪粒径調整装置30の吸気口11を通り、チャンバ31
内部へ供給される。チャンバ31内部へ供給された空気
10の一部は、加工氷雪送出口16、氷雪圧送管28を
通り噴氷装置4に送出されるが、チャンバ31内部へ供
給された空気10の他の一部は、ブロア32に吸い込ま
れる形で、第1循環管36、ブロア32、第2循環管3
7、熱交換器35及び第3循環管38を通って、吹出口
15からチャンバ31内部へ接線方向に向けて吹き出さ
れる。そして、該空気10が吹出口15からチャンバ3
1内部へ接線方向に向けて吹き出されることにより、チ
ャンバ31の滞留空間31aに旋回流(図1中二点鎖線
で示す)が発生する。従って、ブロア32が発生する風
量を変化させることにより、吹出口15からチャンバ3
1内部へ吹き出される空気10の流量を変化させること
ができるので、チャンバ31の滞留空間31aに発生さ
せる旋回流の流速を任意に変化させることができる。と
ころで、第1循環管36内に吸入された空気10は、ブ
ロア2により断熱圧縮されて昇温して、第2循環管37
内を通り第3循環管38に至るが、ブロア2から排気さ
れて後、熱交換器35内に連続的に供給されてくる冷媒
により吸入以前の温度に冷却される。従って、冷却され
た空気10が、第3循環管38内を通り、チャンバ31
内部に供給される。
【0014】次に、チャンバ31の滞留空間31aに旋
回流を発生させたら、図示しない氷雪製造プラントから
氷雪粒径調整装置30のチャンバ31の上面31bに形
成された氷雪取込口12を介して小塊状の氷雪6をチャ
ンバ31内に供給する。すると、氷雪6は、チャンバ1
3の上方から下方の加工氷雪送出口16まで、滞留空間
31aを旋回することにより、チャンバ31の内面31
cと略螺旋状の道程で衝突し砕かれて小片化することに
なる。従って、チャンバ31内に供給された氷雪6は、
該チャンバ31の内面31cと衝突する螺旋状の道程に
対応した粒径に加工された加工氷雪6Aに形成される。
即ち、氷雪6の小片化の程度(氷雪6の粒径)は、チャ
ンバ31の内面31cと衝突する螺旋状の道程で決ま
る。そこで、ブロア32が発生する風量を変化させて、
チャンバ31の滞留空間31aに発生させる旋回流の流
速を任意に変化させることにより、チャンバ31内を旋
回する氷雪6の流速を変えることができるので、氷雪6
がチャンバ31の内面31cと衝突する螺旋状の道程を
任意に変化させることができる。従って、ブロア32が
発生する風量が小さくて氷雪6の流速が小さくなると、
螺旋状の道程は短くなり、氷雪6の外径は大きくなる。
一方、ブロア32が発生する風量が大きくて氷雪6の流
速が大きくなると、螺旋状の道程は長くなり、氷雪6の
外径は小さくなるといったように、ブロア32の風量に
応じて氷雪6の外径が変化する。
【0015】そこで、ゲレンデに加工氷雪6Aを散布す
る作業者は、希望する加工氷雪6Aの粒径を選択する。
例えば、図1に示す操作部20の操作ボタン20aの
「1」を選択操作することにより、噴氷装置4から噴射
される加工氷雪6Aの粒径が最大径になる。即ち、操作
ボタン20aの「1」の指令C1を受けた粒径制御部2
1は、ブロア制御部22に対して、ブロア32の風量を
最も小さくするように指示する。すると、ブロア制御部
22は、ブロア32の風量を最も小さくする。更に、チ
ャンバ31内を旋回して内面31cと衝突し小片化して
加工氷雪送出口16に達した加工氷雪6Aの粒径を粒径
センサ23が検出し、指示された粒径に該加工氷雪6A
の外径が成るようにブロア32の風量調整を行なうよう
フィードバック制御を行なう。そして、所定の粒径に形
成された後、噴氷装置4を介してゲレンデに散布され
る。次に、作業者は、図1に示す操作部20の操作ボタ
ン20aの「3」を選択操作することにより、噴氷装置
4から噴射される加工氷雪6Aの粒径が最小径になる。
即ち、操作ボタン20aの「3」の指令C3を受けた粒
径制御部21は、ブロア制御部22に対して、ブロア3
2の風量を最も大きくするように指示する。すると、ブ
ロア制御部22は、ブロア32の風量を最も大きくす
る。更に、チャンバ31内を旋回して内面31cと衝突
し小片化して加工氷雪送出口16に達した加工氷雪6A
の粒径を粒径センサ23が検出し、指示された粒径に該
加工氷雪6Aの外径が成るようにブロア32の風量調整
を行なうようフィードバック制御を行なう。そして、所
定の粒径に形成された後、噴氷装置4を介してゲレンデ
に散布される。更に、作業者は、図1に示す操作部20
の操作ボタン20aの「2」を選択操作することによ
り、噴氷装置4から噴射される加工氷雪6Aの粒径が中
間の径になる。即ち、操作ボタン20aの「2」の指令
C2を受けた粒径制御部21は、ブロア制御部22に対
して、ブロア32の風量を前記風量の中間程度にするよ
うに指示する。すると、ブロア制御部22は、ブロア3
2の風量を前記風量の中間程度にする。更に、チャンバ
31内を旋回して内面31cと衝突し小片化して加工氷
雪送出口16に達した加工氷雪6Aの粒径を粒径センサ
23が検出し、指示された粒径に該加工氷雪6Aの外径
が成るようにブロア32の風量調整を行なうようフィー
ドバック制御を行なう。そして、所定の粒径に形成され
た後、噴氷装置4を介してゲレンデに散布される。
【0016】このように、ゲレンデに加工氷雪6Aを散
布する作業者は、希望する加工氷雪6Aの粒径を操作部
20で選択することにより、粒径制御部21が操作部2
0からの指示に対応して、ブロア制御部22に対してブ
ロア32の風量調整を指示することにより、氷雪6の流
速が変化し、チャンバ31の内面31cと衝突する螺旋
状の道程を任意に制御することができるので、チャンバ
31内に供給された氷雪6を、所望の粒径の加工氷雪6
Aに形成することができる。従って、氷雪6を圧送する
氷雪圧送管28等の管路長に影響されることなく任意の
粒径の加工氷雪6Aを形成することができる。そこで、
所望の粒径を有する加工氷雪6Aをゲレンデに散布する
ことが可能となり、常にスキー板の滑走に適した雪質の
ゲレンデを形成することが出来る。
【0017】なお、上述の実施例においては、操作部2
0、粒径制御部21、ブロア制御部22等の制御装置を
用いてブロア32の風量制御を行う形で加工氷雪6Aの
粒径を調整したが、ブロア32の風量を調整すれば任意
の粒径の加工氷雪6Aが形成されるので、手動で、ブロ
ア32の風量を調整しても良いことは言及するまでもな
い。
【0018】また、上述の実施例においては、チャンバ
31の内面31cと衝突させることにより、チャンバ3
1内に供給された氷雪6を、所望の粒径の加工氷雪6A
に形成したが、チャンバ31の内面31cを下し金状と
したり、内面31cに棒状、円錐や角錐形状等の突起物
を多数立設させて、氷雪6を衝突させることにより、氷
雪6を小片化させる効率を高めても良い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内面31c等の内面が形成されたチャンバ31等のチャ
ンバを有し、前記チャンバの上面31a等の上面に、吸
気口11等の空気吸入部及び氷雪取込口12等の氷雪取
込部を設けると共に、該チャンバの下方に、加工氷雪送
出口16等の送出部を設け、また、前記チャンバの上面
の中心に、空気循環口13等の空気取出部を設け、かつ
該チャンバの側面31d等の側面に、吹出口15等の空
気吹出部を該チャンバの接線方向に向けて吹き出し得る
形で設け、前記空気取出部と空気吹出部との間に、風量
可変自在なブロア32、熱交換器35、第1循環管3
6、第2循環管37、第3循環管38等の送風手段を設
けて構成したので、
【0020】氷雪の圧送に際して、送風手段により空気
吹出部からチャンバ内へ、該チャンバの接線方向に向け
て吹き出すことにより、チャンバ内に旋回流が発生する
ので、氷雪取込部からチャンバ内に供給された氷雪が、
送出部に達するまでの間に、チャンバの内面と螺旋状の
道程で衝突させることができる。そこで、送風手段の風
量調整をすることにより、氷雪の流速が変化し、チャン
バの内面と衝突する螺旋状の道程を任意に制御すること
ができるので、チャンバ内に供給された氷雪を、所望の
粒径の加工氷雪に形成することができる。従って、氷雪
を圧送する氷雪圧送管等の管路長に影響されることなく
任意の粒径の加工氷雪を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による氷雪粒径調整装置の一実
施例を示す模式図である。
【図2】図2は、従来の氷雪圧送装置の一例を示す模式
図である。
【符号の説明】 11……空気吸入部(吸気口) 12……氷雪取込部(氷雪取込口) 13……空気取出部(空気循環口) 15……空気吹出部(吹出口) 16……送出部(加工氷雪送出口) 31……チャンバ(チャンバ) 31a……上面(上面) 31c……内面(内面) 31d……側面(側面) 32……送風手段(ブロア) 35……送風手段(熱交換器) 36……送風手段(第1循環管) 37……送風手段(第2循環管) 38……送風手段(第3循環管)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面が形成されたチャンバを有し、 前記チャンバの上面に、空気吸入部及び氷雪取込部を設
    けると共に、該チャンバの下方に、送出部を設け、 また、前記チャンバの上面の中心に、空気取出部を設
    け、かつ該チャンバの側面に、空気吹出部を該チャンバ
    の接線方向に向けて吹き出し得る形で設け、 前記空気取出部と空気吹出部との間に、風量可変自在な
    送風手段を設けて構成した氷雪粒径調整装置。
JP4146509A 1992-05-12 1992-05-12 氷雪粒径調整装置 Pending JPH05312448A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011029115A3 (de) * 2009-09-11 2011-12-29 Technische Universität Wien Verfahren und vorrichtung zur herstellung von schnee

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US9429348B2 (en) 2009-09-11 2016-08-30 Technische Universität Wien Method and device for producing snow

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