JPH0531112B2 - - Google Patents

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JPH0531112B2
JPH0531112B2 JP60502443A JP50244385A JPH0531112B2 JP H0531112 B2 JPH0531112 B2 JP H0531112B2 JP 60502443 A JP60502443 A JP 60502443A JP 50244385 A JP50244385 A JP 50244385A JP H0531112 B2 JPH0531112 B2 JP H0531112B2
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Japan
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scene
radiometer
time
scanning
electromagnetic radiation
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JP60502443A
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Chaaruzu Aaru Ederuson
Kaaru Ee Uirii
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Raytheon Co
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Hughes Aircraft Co
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Publication date
Application filed by Hughes Aircraft Co filed Critical Hughes Aircraft Co
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Publication of JPH0531112B2 publication Critical patent/JPH0531112B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K11/00Measuring temperature based upon physical or chemical changes not covered by groups G01K3/00, G01K5/00, G01K7/00 or G01K9/00
    • G01K11/006Measuring temperature based upon physical or chemical changes not covered by groups G01K3/00, G01K5/00, G01K7/00 or G01K9/00 using measurement of the effect of a material on microwaves or longer electromagnetic waves, e.g. measuring temperature via microwaves emitted by the object

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、放射分析イメージング・システムに
関し、特に、干渉計の感度ローブで情景を走査す
ることによつて、その情景の電磁放射線分布を測
定する放射計に関する。ここで、用語「情景」と
は、アンテナ視野中の何もかもすべて、即ち見ら
れるものを指すもので、例えば、無線周波数の電
磁放射線が検出される地上の部分のことを指す。
あるいは、この情景とは、金星の大気の一部、恒
星間空間の一部、又はアンテナ視野内の他のなに
かを指す用語である。
[従来の技術] 放射分析イメージヤは、多くの実在する及び潜
在的な応用を有している。例えば、空中及び宇宙
中継マイクロ波イメージヤは、地球、惑星、及び
海洋の地形図を描くこと、大気中の水、蒸気、
雨、及び海面温度を測定すること、水路現象、及
び雲の下の気象及び地表状態、即ち雨を査定する
こと、等のために使用されることができる。
例えば、現在の静止軌道上の放射分析気象マツ
パは、雲をあまり貫通しない可視及び赤外線周波
数に制限されている。従つて、このようなシステ
ムでは、地表を絶間なく観測することができな
い。マイクロ波スペクトルの一部(ここでは、1
mm乃至1mの波長)は、雲を容易に貫通する。よ
つて、マイクロ波放射計は、気象及び他の応用の
ために、地表の絶間ないイメージングを全ての天
候に於いて提供することができる。このようなマ
イクロ波放射計としては、大きな放物面反射器を
使用するものが良く知られている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記マイクロ波放射計の反射器の放
物面の質量及びサイズは、必要とされる角分解能
と受信される波長とに相関している。上記応用の
ために必要される分解能及び前述の波長を達する
ためには、非常に大きく且つ重い構造物を必要と
する。よつて、このような反射器は一般に、遠く
離れた無線周波数応用のためには、非実用的であ
る。
このような大きさ及び重さについての同様の問
題は、レーダ・システムにもあり、これは合成開
口レーダ(SAR)によつて解決している。しか
しながら、上記SARシステムは、それらが生成
するコヒーレントな放射線の反射に基かれてい
る。これに対し、放射分析システムは、ターゲツ
ト電磁放射線に依存されるものであり、特に、広
帯域且つノンコヒーレントなものである。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、
大きさ及び出力を小さなものとしつつ高分解能且
つ高忠実度のイメージを提供する実際的な放射分
析イメージング・システム用の放射計を提供する
ことを目的とする。そのような放射分析イメージ
ング・システムは、静止軌道からの衛星イメージ
ングのために適合させ得るということが、さらに
重要である。
[課題を解決するための手段及び作用] 上記の目的を達成するために、本発明による放
射計は、干渉計と、該干渉計の出力タイム・レコ
ードから情景の無線周波数もしくは他の電磁放射
線の分布を再現するための、マツチド・フイルタ
のような変換手段とを含む。上記干渉計は、幅が
変化する一連の感度ローブを有する縞模様を特徴
としている。上記タイム・レコードは、上記一連
のローブが情景を走査するにつれて、上記干渉計
によつて生成されるものである。
走査の方向に沿つた情景の無線周波数分布は、
走査動作及び予め測定された縞模様から導出せる
基準サインの関数に従つて再現される。ここで、
上記用語「サイン」とは、情景が走査されるにつ
れての、その情景の一定の点放射源に起因するタ
イム・レコードのことである。つまり、これは、
情景中の特定の位置即ち場所に独特のものであり
且つそれを示すレコード即ちパターンを指してい
る。この用語「サイン」は、本来、合成開口レー
ダ(SAR)の分野に於けるのと同様の意味を持
つている。本発明では、それは、情景中の特定の
位置即ち場所から放射された電磁放射線のタイ
ム・レコード、即ちそのような点のための放射源
タイム・レコードを指すものとする。この「サイ
ン」は、同一点の異なつた情景間で自己相関をな
して、その特定点の輝度を決定することを許す。
また、上記変換手段がマツチド・フイルタを含
むと、その変換関数は、上記サインのフーリエ変
換の共役複素数に等しい変調伝達関数を含むであ
ろう。
情景が複数の感度ローブによつて走査され、且
つ適当な走査手段が提供されることが必要であ
る。この走査動作は、放射計と情景の相対的な回
転又は平行移動、あるいはその両方によつて提供
される。より複雑な動作は、伝達関数の適当な選
択によつて適応させられる。幾つかの応用に於い
ては、上記走査手段は、星図を描くために使用さ
れる地上局干渉計に於けるように、固有なもので
ある。
本発明は、実質上等価の手段によつて、実質上
同様の結果を提供する。例えば、畳込み及び相互
相関が時間領域内で実行されて、空間周波数領域
内の変調伝達関数の結果を生成することができる
ということが良く知られている。従つて、本発明
の別の実現に於いては、結果は、走査移動のタイ
ム・レコードとサインとの相関である。それぞれ
の実現に於いては、上記タイム・レコードは、画
素強度を個々に表わし且つ再現された情景を個々
に構成するパルスにつぶされる(collapseされ
る)(「スプレツド・フアンクシヨン」)。
本発明により、走査の方向の無線周波数分布を
再現するための新規な放射計が提供される。マル
チ走査によつて、即ち、1次元「トラツク方向
(アロング・トラツク)」走査を、それと直交する
「トラツク交差(クロス・トラツク)」方向の解像
方向への代替アプローチで補うことによつて、2
次元分布が得られることができる。そのような代
替アプローチの一つは、例えば、干渉計の素子と
して、周波数又は他のフアンビーム走査アンテナ
を使用することである。本発明のこれらの種々の
実現のために、情景の放射線分布を再現する種々
の変換関数が知られている。
本発明は、互いに関して動くことができる、例
えば地面上を飛ぶ航空機であることができる、マ
ルチ情景(これは、一つ以上の上希有情景、例え
ば、2つの異なつた地上の部分を指す)の電磁放
射線分布の再現を提供する。このマルチ再現は、
複数のサインに従つた干渉計タイム・レコードの
マルチ処理に起因するもので、それぞれのサイン
は干渉計縞模様による関連する情景の走査を特徴
としている。
幅が変化する干渉計ローブは、それらが走査さ
れる時、情景の変化する空間周波数を逐次受入れ
る櫛形フイルタと見ることができる。これらの空
間周波数は、受信された無線周波数エネルギーの
到達角度の関数として生じる位相の変化によつて
引起こされる建設的な及び破壊的な干渉によつて
形成される。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明
する。
第1図は、本発明の第1の実施例の構成を示す
図で、第1の実施例の放射計10は、干渉計12
と、この干渉計12の出力、即ち「タイム・レコ
ード」を、情景の無線周波数輝度分布の表示に変
換するための変換手段24とを含んでいる。この
記変換手段24は、縞模様に関しての走査移動の
基準サイン22の関数に従つて、上記干渉計タイ
ム・レコードから上記情景の無線周波数輝度分布
を再現する。ここで、サインとは、上記干渉計縞
模様によるインパルス関数の走査に起因するだろ
うタイム・レコードのことである。このタイム・
レコードは、合成開口レーダによつて生成された
ドツプラー履歴波形との類似点のため、「ローブ
履歴」として参照される。上記再現された情景の
無線周波数輝度分布は、表示レコーダ26にスト
アされ及び/又は表示されることができる。
本実施例に於いては、上記変換手段24は、以
下に特徴を記述される上記サインのフーリエ変換
の共役複素数に等しい変調伝達関数(MTF)を
有するマツチド・フイルタである。あるいは、変
換関数は、相互相関又は畳込みであつても良い。
上記干渉計12は、情景からの無線周波数の電
磁放射線に応じて個々のアンテナのタイム・レコ
ードを生成するように適合された2つのアンテナ
14及び16を含んでいる。個々のタイム・レコ
ードは、掛算器18又は他の結合手段によつて結
合され、振幅又は位相と振幅の干渉計タイム・レ
コードを生成し、これが上記変換手段24に対す
る入力となる。
第2図は、上記放射計10のための縞模様40
を示しており、この縞模様40は、その中心動作
周波数の約5倍の波長の基線を持つている。位相
及び振幅情報の両方を保つために、同相及び直角
位相検波が使用されることができる。上記縞模様
40の同相成分41は同図中に於いて実線によつ
て示されており、直角位相成分42は破線で示さ
れている。上記縞模様40とその成分41及び4
2のそれぞれは、その幅の変化する一連の感度ロ
ーブ44を含むということに注意されたい。ま
た、基準感度ローブは、同図中に於いて、円43
によつて示されている。
情景の無線周波数分布を決定するための当該放
射計10のためには、情景と干渉計縞模様との干
渉計基線に沿つた(「アロング・トラツク」の)
相対的な移動がなければならない。そのような移
動は、基準点50に関しての上記縞模様40の回
転移動を示す矢印30によつて表わされている。
この回転は、上記一連のローブ44が上記基準点
50を順次走査するようなものである。
基準点50が一定の放射源であると仮定する
と、この基準点50に関する一定角速度での上記
縞模様40の回転は、第3図に示されるような点
サイン47、即ちタイム・レコードを生成する。
単一点を走査する代わりに、放射計10が互い
に一定の物理的関係にある一定放射源の2次元情
景を走査する時、その情景に於けるそれぞれの放
射源は、第3図に示されたような点サイン47と
同様のタイム・レコードを生成する。そのような
情景を走査するにつれて、上記干渉計12の出力
は、多くのそのようなタイム・レコードの合計で
あるだろう。
点放射源のタイム・レコードの振動の振幅は、
干渉計要素から見られるような電磁放射源の輝度
に従つて変化する。このパータンは、上記点放射
源が情景の要素であるとするならば、上記点放射
源が上記基準点50の「前又は後に」遭遇される
かどうかに従つて、(第3図に示されるように左
又は右に)それに合せてシフトされる。
一定の点放射源の静止情景と一定レートの縞模
様40の回転であれば、上記干渉計12のタイ
ム・レコード出力は、異なる振幅と発生時間の同
様の波形の重ね合せである。実際には、成分波形
はすべて、位置、輝度、及び範囲の許容値を有し
て、仮定的な基準点50の点サインと同様のもの
である。
情景のタイム・レコードと上記走査移動のサイ
ンとの継続的な相互相関は、「スプレツド・フア
ンクシヨン」としてもまた知られているように、
電磁放射源タイム・レコードを適正に配置された
パルスにつぶす(collapseする)ことによつて、
走査の方向に沿つたその情景の無線周波数輝度分
布の決定を許すということがわかる。そのサイン
の自己相関によつて得られた上記基準点50のス
プレツド・フアンクシヨンが第4図に示されてい
る。
同様に、情景の無線周波数分布が、数理的に等
価の変換を使用するタイム・レコードから得られ
ることができる。イメージ再現の当業者は、理論
的に同一且つ実際に同様の結果を提供するのに、
相関的な、畳込み的な、且つマツチド・フイルタ
リングするアプローチが適当であると認めること
ができる。上記縞模様から、及び上記縞模様と情
景の相対的な移動からサインが導出せる故に、実
際の点放射源は必要とされないということに注意
されたい。
全縞模様で情景を走査することは必要ではな
い。所定の一連のローブで全情景を走査すること
が望ましい。これは、すべての情景放射源が(タ
イミング及び振幅を除いては)共通の波形を共有
するということを確実にする。特定数のローブで
あれば、ローブ幅の最大変更レートを有する一連
のローブを選択することが望ましい。
所定のタイム・レコードは、それぞれの時に異
なつたサインに関して、多数回、処理されること
ができる。例えば、異なつた速度に焦点を合わさ
れた基準サインを使用することによつて、マルチ
処理は、干渉計アンテナのパースから互いに関し
て動かされることができるマルチ情景の無線周波
数分布の再現を許す。そのようなアプローチは、
飛行機に焦点を合わされたイメージ及び該飛行機
が飛んでいる回りの地形を得るために使用される
だろう。
単純な回転及び平行移動のサインは、容易に導
き出せる。情景が複数のローブによつて走査され
る場合には、情景と縞模様のより複雑な相対移動
が適合させられることができる。しかしながら、
幾つかの複雑な相対移動は、複数の基準点サイン
に関して、及びより複雑な基準縞のサインに関し
て、マルチ処理を必要とすることができる。
一般に、上記縞模様の移動は、干渉計の移動に
よつて成し遂げられる。しかしながら、情景と縞
模様の相対移動は、情景だけの移動を含むことが
できる。例えば、移動する輸送手段が、静止した
干渉計対を通り過ぎるというような場合がある。
一般に、縞模様が干渉計の移動を包含するのに対
し、幾つかの干渉計に於いては、縞模様は、例え
ば可変位相及び時間遅延デバイスの使用によつ
て、干渉計アンテナ構造物に関して電子的に移動
されることができる。この故に、この説明は、縞
模様と情景の相対的な移動に当てはまる。
第5図に示された第2の実施例に係る放射計1
00は、アロング・トラツクの解像度を、(この
アロング・トラツクの解像度に直交する)クロ
ス・トラツク解像度で補つて、2次元イメージを
再現する。この放射計100は、メモリ即ちバツ
フア130を介してマルチド・フイルタ120に
結合された干渉計110を含む。上記マツチド・
フイルタの結果は、イメージ表示メモリ140に
ストアされ、デイスプレイ141に表示される。
上記干渉計110は、情景の同期走査のために
適合された一対の周波数走査フアンビーム・アン
テナ111を含む。この周波数走査フアンビー
ム・アンテナ111は、周波数の関数としてのク
ロス・トラツク源方向データを含むタイム・レコ
ードを提供する。当該アンテナ111の出力は、
FET増幅器112によつて増幅された後、クロ
ス・トラツク方向によるタイム・レコード成分を
分離するために、マルチ・タツプ遅延ライン11
3に沿つて分割される。
また、上記マルチ・タツプ遅延ライン113の
代わりに、可変遅延を使用するようにしても良
い。これは、データ・スループツトの若干の損失
と共に、上記タイム・レコードを処理するために
必要とされる計算力を大いに減ずる。
対応する交差方向成分は、DC及び他の不必要
な信号成分を除去するための帯域通過フイルタ1
15に結合された二乗検波器114によつて同時
に乗算される。上記帯域通過フイルタ115の出
力は、情景の低周波数タイム・レコードを構成す
る。
これらの帯域通過フイルタ115の帯域は、ク
ロス・トラツク・ビーム位置の間で区別するほど
には狭くはないということに注意されるべきであ
る。この区別機能は、時間遅延によつて行なわれ
る。従つて、これらの帯域通過フイルタ115
は、高解像度のイメージングのために必要とされ
る情報を破棄するようなことはない。
マルチプレクサ116は上記乗算された信号を
結合して信号出力を形成し、この信号出力は、ア
ナログ・デイジタル変換器(ADC)117によ
つてデイジタル化される。
上記ADC117の出力は、高速フーリエ変換
器118によつて空間領域に再変換されて、干渉
計タイム・レコードを形成する。上記バツフア1
30は、この干渉計タイム・レコードを受け取つ
て一時的にストアするために使用される。このバ
ツフア130は、クロス・トラツク方向符号化セ
グメントで受信したタイム・レコードを、マツチ
ド・フイルタ120によつて、変換のための時間
符号化セグメントで伝達されるクロス・トラツク
方向のデータに変換する。
上記マツチド・フイルタ120は、高速フーリ
エ変換(FFT)手段121、掛算器122、及
び高速逆フーリエ変換(FFT-1)手段124を
有している。上記FFT121は、上記バツフア
130の出力を、空間周波数セグメントで符号化
されたクロス・トラツク方向のデータに変換す
る。
上記FFT121の出力は、変調伝達関数
(MTF)123を用いて掛算器122によつて変
更される。この変調伝達関数123は、所定の縞
模様に関して情景の移動を特徴とするサインのフ
ーリエ変換の共役複素数である。上記相対移動が
予め決定されたものであれば、上記変調伝達関数
123は、変更されたタイム・レコードを処理す
るために周期的にアクセスされるROMにストア
される。別の実施に於いては、選択されるべき
MTFのセツトがROMにストアされる。また、
別の態様に於いては、ROMは、相対移動センサ
(図示せず)によつて提供される関連するサイン
からMTFを決定するためのアルゴリズムを含む。
上記変換されたデータはFFT-1124によつ
て処理されて、情景の所望の2次元無線周波数分
布であるクロス・トラツク方向のデータのアロン
グ・トラツク方向符号化セグメントを生じる。こ
の結果は、異なつた振幅の、時間に関して置換え
られた、フアンビーム位置によつて符号化され
た、重ね合されたパルスの形、即ちスプレツド・
フアンクシヨンである。この結果は、デイスプレ
イ141に表示するために表示メモリ140にス
トアされる。
第6図は、本発明の第3の実施例に係る放射計
600を示している。この放射計600は、変換
分光計603を使用するもので、宇宙船に応用さ
れる。無線周波数装置及び光学装置に於いて、重
く且つかさばつたフイルタ・バンク分光計の代わ
りに、変換分光計が使用される。変換分光計は、
或る関数の自己相関関数が上記関数の出力スペク
トルのフーリエ変換であるということを述べてい
るウイーナー・ヒンチン(Wiener−Khinchin)
の定理として知られた数理的な概念に依存してい
る。ここで、上記関数は、アンテナの出力の時間
関数である。この波形の自己相関を取ると、その
波形の出力スペクトルのフーリエ変換を得る。上
記出力スペクトルは、走査角の関数としての情景
の輝度の符号化された測定値である。従つて、ア
ンテナの信号出力の自己相関は、情景のフーリエ
変換である。アンテナ605は、地球軌道上にあ
り、下方に情景を見る。上記アンテナ605の出
力は、一対の変換放射計分光計603に通されて
周波数走査又はクロス・トラツク方向を並列のア
ロング・トラツクのストライプに分離された後、
複素数掛算器607で相互に掛算されて、バツフ
ア609にバツフアリングされる。データがオリ
ジナルの情景データのフーリエ変換の形である故
に、1次元逆フーリエ変換が逆フーリエ変換器6
11で行なわれる。次に、その信号がマツチド・
チヤープ・フイルタ613でマツチド・チヤー
プ・フイルタリングされ、アロング・トラツク・
エネルギーを分離即ちつぶして、それぞれの周波
数走査の即ちアロング・トラツク進路のための地
図即ちイメージを並列に形成する。これらの関数
のそれぞれは、2つの変数が分離できるので、1
次元処理として実行されることができる。この処
理は、SARイメージが処理されるのと同様に1
アド1ドロツプの方法で成し遂げられることがで
きる。宇宙中継及び地上機能間の境界の線は、地
上へのデータ送信帯域幅を最小にするように選択
されている。
第7図は、本発明の第4の実施例の放射計70
0を示す図で、本実施例の放射計700に於いて
は、2つの周波数走査アンテナ701からの受信
信号が、相関放射計の2つの分離チヤンネル70
3の供給される。ここに使用される相関放射計
は、アンテナ及び伝播のIEEE会報、1967年3月、
のウエセリング(Wesseling)によつて述べられ
た種類のACオフセツト相関放射計である。変換
分光器を完成する自己相関器705は、二乗検波
器709とフイルタ711と共に、両側から供給
された遅延ライン727で成る。上記相関器出力
のそれぞれは、I及びQ検波器713に於いて位
相を保持するように同期検波される。これらの検
波された信号は、次にデイジタル化され、データ
の全フレームが、1アド1ドロツプの方法で地上
コンピユータ又はバツフア715にバツフアリン
グされる。この時、1次元逆FFT717及びマ
ツチド・チヤープ・フイルタ719は、イメージ
を再現する。
相関放射計の概念は、「信号ノイズ」が2つ
(又はそれ以上)のアンテナ及び増幅チヤンネル
のそれぞれに於いて同様の時間履歴を有すのに対
して汚染計器ノイズはそうではないということを
使用することが、不所望なノイズである計器ノイ
ズから、放射計中の信号である情景から受信され
た熱放射ノイズを抽出するための最も有効な方法
であるということの理解に基かれるものである。
ここで、上記用語「汚染計器ノイズ」とは、情景
から受信された信号をよごすような計器によつて
発生されるノイズを指しているものである。絶対
零度の温度にないどのような計器のどのような部
分もノイズを発生する。このノイズがアンテナ視
野中、もしくは信号の処理経路のどこかにある
時、このノイズが信号と結合されることができ、
それによつて、情景から受信された信号に有害に
作用する、即ちよごしてしまう。
上記計器ノイズから熱放射ノイズを抽出するた
めの最も有効な方法は、信号が行うのと同様に、
(アンテナ金属自身が絶対零度でないということ
によつて発生される)熱ノイズが相関しないよう
に、2個の分離したアンテナを使用することであ
るのは明かであろう。2個の分離したアンテナに
よつて発生されたノイズは、それらが2つの分離
した金属部分に独立して発生されるので、相関さ
れない。従つて、該相関放射計は、信号ノイズの
受信のための2つの独立したチヤンネルを提供
し、よつて、真正の信号のみが残るように、互い
に真正の信号の2つの汚染版を相関するための手
段を提供する。ここで、「真正の信号の汚染版」
とは、アンテナ又は別の計器によつてノイズが導
かれた後、相関器によつて受信された真正の信号
の作り替えたものである。即ち、このフレーズ
は、計器ノイズによつてよごされた後の真正の信
号を指している。
本質に於いて、それぞれのスペクトル・チヤン
ネルのノイズ源は、それらが相関しないので、シ
ステムのDC出力に寄与しない。相関の最も簡単
な形は、それぞれに於ける総時間遅延が等しくな
るように2つのチヤンネルを調整し、次に2つの
信号を互いに掛け合わせることである。即ち、よ
り一般的な言い方に於いては、上記処理は、2つ
の時間変化関数の間の時間差を変更すること、積
を取ると、及びその結果を積分することの内の一
つである。この点に述べられた相関放射計はま
た、ペンシル・ビーム・アンテナを使用して、優
秀なシステムを提供することができる。
ここに提唱されたAC相関システムは、若干の
変更でこれを成し遂げる。先ず、オフセツト周波
数が局部発振器721中に導かれるもので、この
オフセツト周波数は、ミキサ723で、2つの信
号を、最大限の増幅のため都合の良い中間周波数
725に混合するために使用される。これは、信
号の空間周波数内容の一部である位相情報の損失
を妨げるために行なわれる。これは、基準として
上記オフセツト周波数を使用する信号を同期検波
することによつて成し遂げられる。上記検波が90
度シフトされた2つの基準を用いて行なわれる故
に、2つの合成された出力は、位相情報が取戻さ
れることができるsin及びcos成分を含む。
並列に多数の相関を成す能力が、変換分光計を
完成するために提供される。これは、遅延ライン
727を使用することによつて行われるもので、
該遅延ライン727は、その相対的な時間遅延が
周波数走査アンテナのフアンビーム間の周波数の
差に対応している多数のタツプを有している。そ
れぞれのタツプの出力は、相関される2つのチヤ
ンネルからの信号の合計である信号を提供する。
この遅延ライン727からの一対の信号は、代数
関係(a+b)2=a2+2ab+b2の使用を許す二乗
検波器709に入力される。上記a2の項及びb2
項はDC項であり、これらはフイルタ711によ
つて容易に破棄されることができる。即ち、この
フイルタ711は、自己相関処理のために必要と
される積の項だけを残す。次のステツプは、DC
成分を除去するために使用される上記同一フイル
タ711によつて、高精度に近付けられることが
できる積分を提供することである。つまり、上記
フイルタ711は、2つの中間周波数(i.f.)チ
ヤンネルをオフセツトするために使用されたAC
基準周波数の回りに中心を置かれた帯域通過フイ
ルタである。次に、信号は、基準としての上記オ
フセツト周波数で同期検波される。自己相関がウ
イーナー・ヒンチンの定理によつて入力パワー・
スペクトルのフーリエ変換を取るので、2つの同
相及び直角位相(I及びQ)信号は、この点で発
生された空間周波数信号の位相を保存する。それ
ぞれの検波器713のI及びQ信号出力のセツト
は、フーリエ変換のセツト、又はスペクトルのセ
ツト、又は全情景から受信された信号ノイズの並
列アナログ処理に起因する信号の空間周波数と位
相のセツトである。
この点で、データは、A/D変換器でデイジタ
ル化されることができる。宇宙中継システムに於
いては、これは、信号がバツフアリングされ且つ
地上局コンピユータに送信されることができる点
である。最小送信帯域幅が必要とされるように、
相関処理がこの点で最大帯域幅縮小を与えるの
で、上記処理に於けるこの点が選択されている。
処理の次のステツプは、さらにデータの全走査
が成されるように、情報を(バツフア715に)
バツフアリングすることである。即ち、ローブ履
歴マツチド・フイルタ719が最終イメージの点
にこのエネルギーすべてをつぶすことができるよ
うに、それぞれのイメージ要素から集められた全
てのデータが与えられねばならない。先ず、アン
テナのそれぞれのフアンビームからのデータは、
全ての他のフアンビームから分離されねばならな
い。これは、それぞれの遅延ライン・タツプから
のデイジタル化されたデータの(FFTアルゴリ
ズムを使用する)1次元フーリエ変換を取ること
によつて成し遂げられる。それぞれのタツプ位置
は、或る一定の自己相関時間遅延に依存し、従つ
てウイーナー・ヒンチンの定理によつて、或る一
定の周波数走査アンテナ・フアンビームに依存す
る。ゆえに、時間遅延又はタツプ位置によるデー
タのフーリエ変換は、平行移動もしくは回転して
いる宇宙船によつて移動されるにつれての、それ
ぞれのフアンビームに沿つた信号パワーの測定で
ある。従つて、時間の関数としてのデータの連続
的なフーリエ変換は、クロス・トラツク方向に於
ける間隔で間隔をあけて配置された情景データの
平行トラツクのセツトを形成する。
それぞれのトラツクのエネルギーは、アンテナ
間隔及び周波数によつて定義されるようなローブ
履歴の変化のレートに依存するマツチド・フイル
タつぶれ(collapsing)関数のセツトによつて、
同時に処理される。(それぞれのフアンビームの
ローブ履歴は、それぞれのものが異なつた無線周
波数及び波長を持つので、異なつたレートを持つ
ということを注意されたい。これは、それぞれの
フアンビームが、より高い周波数フアンビームを
持つ側がより高い解像度に対応する一方の側から
他方の側に単調に変化する幾分異なつた解像度を
達成するということを意味する。これは、ドツプ
ラー周波数が近いターゲツトのためには高く、且
つ遠いターゲツトのためには低いということか
ら、合成開口レーダに生ずる根本原理効果と同様
である。) それぞれのフアンビームからのエネルギーがつ
ぶされた後では、それはその一方のフアンビーム
に対応するイメージ画素の輝度温度を表わす。そ
れぞれのフアンビームの輝度温度のセツトは、ク
ロス・トラツク方向の一列のためのイメージを定
義する画素のセツトを形成する。1次元フーリエ
変換及びマツチド・フイルタつぶれ関数計算のこ
の処理は、システムの最大分解像度能力と、為信
号エラーの発生を防止するためのプラツトホーム
速度とに対応するレートで繰返される。
上記マツチド・フイルタ719によつて情景画
素データのこれらの連続する列が発生されるにつ
れて、新しい一列が連続的に加えられ且つデータ
の最も古い列が削除される進路要図の形で、それ
らが表示されることができる。同時に、上記コン
ピユータ・データ・バツフア715は、処理のた
めの新しい入力データを連続的に加え、最も古い
データをそれが最後に使用された後に削除する。
また、これは、SARで使用されている処理と全
く同様である。もちろん、針路要図データは、所
望ならば、連続地図を提供するために記録される
ことができる。
第8図は、本発明の第5の実施例に係る放射計
800の構成を示す図である。本実施例の放射計
800は、ライン・ソース・アンテナ803を使
用するもので、それぞれのライン・ソース・アン
テナ803は、ソナー・トランスデユーサ・シス
テムが動作するのと同様に、検波の後に様々なビ
ームを形成するように相互接続された位相コヒー
レントを維持する分離した複数のアンテナ素子8
10と複数の受信機(図示せず)を含む。個々の
アンテナ素子810は、ダイポール又は当業者に
明らかな何か他の適当な種類の素子を組合わせら
れることができる。それぞれのアンテナ素子の後
は、チツプ上の受信機である。
アンテナ素子810のセツトの出力は、それぞ
れのバツフア830に一時的にストアされる。相
関されたデータが次に、幾つかのソナー装置と同
様に、ビーム形成コンピユータ832によつて処
理される。マルチプレクサ834は、バツフア8
36に記憶のために、信号経路に沿つて、処理さ
れたデータを送る。相関されたデータは次に、マ
ツチド・フイルタ838によつてイメージ・デー
タに形成される。
上記分離したアンテナの細部は、第9図にさら
に詳細に示されている。これは、分離した放射計
アンテナ803の一方のブロツク図であり、該ア
ンテナ803は中央局部発振器及びコントローラ
813と、非常に多数のアンテナ増幅器ユニツト
の内の2つの810,811を有する。一方のア
ンテナ素子811が基準側に指定されている。信
号は、全てのアンテナ素子によつて受信される
が、しかし素子間隔に合う到達角度のsinに比例
したフアクタにより、ライン・アレーに沿つて逐
次に異なる時間で受信される。
クロス・トラツク方向の到達角度は、隣接する
素子810での受信との間の時間差を測定するこ
とによつて測定されることができる。一般的に
は、放射計信号は、多くの場合、瞬間時間ベース
の機器のランダムなノイズよりも弱いものであ
る。自然背景電磁放射線は、上記機器ノイズより
も高いレベルにまで信号ノイズを上げるのに十分
なだけ長い期間、信号積分を行つた後にのみ、回
復されるとができる。
検波の前にそれぞれのアンテナ素子810に与
えられた信号及びノイズをデイジタル化すること
と、次に、デイジタル・コンピユータ829に於
いて、それぞれのクロス・トラツク方向のビーム
のセツトを形成するために必要とされる時間遅延
を挿入することによつて、ソナーに使用されるそ
れと同様のビーム形成テクニツクが働く。上記処
理がデイジタル・ワードのセツトで起こる故に、
多数ののビームビン中の信号の繰返しに於いて感
度がロスすることはなく、上記多数のビームの実
施は多くの装置を必要としない。(ソナー・デー
タ処理の分野で使用されるアプローチの説明は、
1981年11月のIEEEの会報のナイト(Knight)等
の「ソナーのためのデイジタル信号処理」の論文
に含まれる。) 第9図に示された実施に於いて、それぞれのア
ンテナ素子810,811からの信号は、積分ア
ンテナ増幅器ユニツト815で増幅され且つ検波
される。基準チヤンネルのミキサ821に供給さ
れた局部発振器信号は、他のミキサ820の全て
に供給される局部発振器信号から僅かに外されて
いる。それぞれの信号は、増幅処理のために都合
の良い中間周波数(i.f.)に混合される。信号フ
イルタ823は、受信機の帯域通過を定義するた
めに働く。上記i.f.と一致する基準信号は、同期
検波器825に対する入力として使用される。上
記i.f.信号は次に、(i.f.位相を保存するため)検波
される前にマルチプレクサ及びアナログ・デイジ
タル変換器827でデイジタル化され且つマルチ
プレクスされて、上記中央コンピユータ829に
このデイジタル形で伝送される。もちろん、上記
コンピユータ829は、その応用に依存して、輸
送手段に載せることもできるし、地上に配置され
ることもできる。この点で、デイジタル・ワード
のセツトは、それぞれのアンテナ素子810,8
11で受信された信号及びノイズを表わしてい
る。上記コピユータ829は、全ての所望のクロ
ス・トラツク方向のビームを形成するために必要
な時間遅延を供給するために、同時にワードをシ
フトする。次のステツプは、他の信号のそれぞれ
と基準信号を結合することによつて形成されるシ
フトされた信号対の間の自己相関を成すことであ
る。上記基準チヤンネル・ミキサ821と全ての
他のミキサ820に供給された局部発振器信号の
間の周波数差のため、それぞれの信号対には、
ACビートがある。このビート周波数では、信号
はフイルタリングされない。もちろん、零の周波
数又はDCを含む何か別の周波数である信号は、
実は、アンテナの零でない温度によつて導かれる
不必要なノイズであり、上記増幅器及びミキサの
ノイズ形である。この点で、個々のフアンビーム
のセツトが、相関された信号対を加えることによ
つて形成される。それぞれの信号対は、加算され
るときに、それらの装置エネルギーが、狭いフア
ンビームの幅に対応する角度のレンジにわたつて
ベクトル的にのみ合計するように、必要とされる
量を時間シフトされる。
必要であれば、より高いデータ・レートが色々
の方法によつて減ぜられることができる。これら
の方法の一つは、ボート・コンピユータの遅延さ
れた信号間の相互相関を成すことである。この相
関の後、データ・レートは非常に減ぜられる。こ
れを成し遂げるための他の方法は、デイジタル化
の前か又は後にi.f.信号の直接的な相互相関を成
し、次にI及びQ信号を得るためにフイルタリン
グし、同期検波することである。もちろん、この
後者のアプローチは、真正の時間遅延デバイスよ
りはむしろ位相シフタが使用されるならば、いく
らかの時間遅延による非相関を導くだろう。
システムのこの点からは、周波数走査システム
と同一である。クロス・トラツク方向のそれぞれ
のフアンビームからのデータを有すると、バツフ
アにこの情報をストアし、次に、アロング・トラ
ツク方向のそれぞれの情景要素からのエネルギー
をつぶすようにマツチド・フイルタによつてそれ
ぞれのフアンビーム信号を処理して、それぞれの
画素の輝度の測定値を形成することができる。情
報のそれぞれの列が形成された時、それは1アド
1ドロツプの方法で表示され、又は針路要図を形
成するため記録されることができる。バツフアメ
モリもまた、1アド1ドロツプの方法で使用され
る。
他の実施例も、本発明によつて提供される。上
記数理的なアルゴリズムは、色々な方法で自然科
学領域に変更され、再配列され且つ平行移動され
ることができる。それぞれの実現化は、提唱され
た数理的なアルゴリズムから逸脱しても行うこと
ができる。その上、相対移動の多くの形が、成し
遂げられることができる。サインの適当な選択
は、マルチ情景及び複雑な走査移動の無線周波数
分布の焦点を合せられた測定を許す。
アクテイブ・レーダ・システムもまた、情景を
解明するためのフラツド・ビームを使用して提供
される。この実施例に於いては、ずつと大きな感
度と短いイメージング及び積分時間とが可能であ
る。広帯域又はノイズ変調信号を使用する極端に
低い出力の送信機は、ある程度の静寂を保持する
ことができる。2次元の実施に関連してゲートす
るレンジは、3次元イメージが作られることを許
す。
2次元イメージの場合に於いては、クロス・ト
ラツク走査は、機械的又は電子的になされること
ができる。周波数走査に加えて、電子的走査は、
真正の時間遅延又は位相シフト走査である。電子
的に走査されたフアンビームは、円錐形である傾
向があるということに注意されたい。縞模様及び
情景の相対移動が回転よりはむしろ平行移動であ
る場合に於いては、レーダに於けるレンジ・ウオ
ークと類似のローブ・ウオーク問題が現れるが、
これは当業者によつて同様の方法で解ける。述べ
られた実施例のこれらの及び他の変更及び修正
は、本発明の範囲内である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、大きさ
及び出力を小さなものとしつつ高分解能且つ高忠
実度のイメージを提供する実際的な放射分析イメ
ージング・システム用の放射計を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の放射計の第1の実施例のブロ
ツク構成図、第2図は第1の実施例の放射計に組
込まれた干渉計の縞模様を示す図、第3図は第2
図の縞模様の反時計回りの走査動作のサイン特性
を示す図、第4図は第3図のサインの自己相関の
つぶされた結果を示す図、第5図は本発明の放射
計の第2の実施例のブロツク構成図、第6図は本
発明の放射計の第3の実施例のブロツク構成図、
第7図は本発明の放射計の第4の実施例のブロツ
ク構成図、第8図及び第9図はそれぞれ本発明の
放射計の第5の実施例に係る遅延走査放射計のブ
ロツク構成図である。 10,100,600,700,800……放
射計、12,110……干渉計、14,16……
アンテナ、18……掛算器、22……サイン、2
4……変換手段、26……表示レコーダ、40…
…縞模様、41……同相成分、42……直角位相
成分、43……基準感度ローブ、44……感度ロ
ーブ、50……基準点、111……周波数走査フ
アンビーム・アンテナ、112……FET増幅器、
113……マルチ・タツプ遅延ライン、114,
709……二乗検波器、115,711……帯域
通過フイルタ、116,834……マルチプレク
サ、117……アナログ・デイジタル変換器
(ADC)、118……高速フーリエ変換器
(FFT)、120,838……マツチド・フイル
タ、121……高速フーリエ変換(FFT)手段、
122……掛算器、123……変調伝達関数
(MTF)、124……高速逆フーリエ変換
(FFT-1)手段、130,609,715,83
0,836……バツフア、140……イメージ表
示メモリ、141……デイスプレイ、603……
変換分光計、605……アンテナ、607……複
素数掛算器、611,717……逆フーリエ変換
器、613,719……マツチド・チヤープ・フ
イルタ、701……周波数走査アンテナ、703
……分離チヤンネル、705……自己相関器、7
13……I及びQ検波器、721……局部発振
器、723,820,821……ミキサ、725
……中間周波数(i.f.)、727……遅延ライン、
803……ライン・ソース・アンテナ、810…
…アンテナ素子、813……中央局部発振器及び
コントローラ、815……積分アンテナ増幅器ユ
ニツト、823……信号フイルタ、825……同
期検波器、827……マルチプレクサ及びアナロ
グ・デイジタル変換器、829……デイジタル・
コンピユータ、832……ビーム形成コンピユー
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 情景の電磁放射線分布を再現するための放射
    計で、 異なつた幅を有する一連の感度ローブを有する
    所定の縞模様を持ち、前記情景に応じたタイム・
    レコードを発生するための干渉計と、 所定の複数の前記ローブが前記情景を走査する
    ように、前記縞模様と前記情景との間に、測定可
    能な相対移動をもたらすための走査手段と、 前記所定の縞模様に関する前記測定可能な走査
    移動のサインを提供するためのサイン手段と、 前記情景の電磁放射線分布の再現された結果を
    得るように選択された前記サインの関数に従つ
    て、前記タイム・レコードから前記情景の電磁放
    射線分布を再現するための変換手段と、 を具備することを特徴とする放射計。 2 前記タイム・レコードは複数の電磁放射線放
    射源のタイム・レコードの重ね合せであり、前記
    変換手段は前記情景の前記再現を形成するパルス
    に前記タイム・レコードをつぶすことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の放射計。 3 前記変換手段は、前記サインのフーリエ変換
    の共役複素数に等しい変調伝達関数を持つマツチ
    ド・フイルタであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の放射計。 4 前記変換手段は、上記タイム・レコードと前
    記サインの相関を含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の放射計。 5 前記走査手段は、前記縞模様と前記情景との
    相対的な回転移動をもたらすように適合されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の放射計。 6 前記走査手段は、前記縞模様と前記情景との
    相対的な平行移動をもたらすように適合されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の放射計。 7 前記サイン手段は複数のサインを提供するよ
    うに適合され、前記変換手段は互いに関して移動
    する同時発生の情景の放射線分布を再現するよう
    に、前記複数のサインに従つて前記タイム・レコ
    ードをマルチ処理することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の放射計。 8 前記結果が前記情景の電磁放射線分布の2次
    元表示であるように、前記走査移動に直交する方
    向の無線周波数分布を解釈するための手段を具備
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の放射計。 9 前記走査手段は複数の回転方向に沿つた前記
    情景のマルチ走査を提供し、前記変換手段は複数
    の回転方向に沿つた前記情景のマルチ走査のタイ
    ム・レコードから、前記情景の無線周波数分布の
    2次元表示を再現するための手段を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第8項に記載の放射計。 10 前記干渉計は、前記タイム・レコードの成
    分がフアンビーム位置に従つて符号化されるよう
    に、前記情景を同期走査するように適合された複
    数のフアンビーム・アンテナを含み、前記変換手
    段が前記情景の電磁放射線分布の少なくとも2次
    元表示を提供することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の放射計。
JP60502443A 1984-05-07 1985-05-03 干渉計使用法による放射計 Granted JPS61502075A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US607848 1984-05-07
US06/607,848 US4990925A (en) 1984-05-07 1984-05-07 Interferometric radiometer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61502075A JPS61502075A (ja) 1986-09-18
JPH0531112B2 true JPH0531112B2 (ja) 1993-05-11

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JP60502443A Granted JPS61502075A (ja) 1984-05-07 1985-05-03 干渉計使用法による放射計

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EP (1) EP0181392B1 (ja)
JP (1) JPS61502075A (ja)
DE (1) DE3568494D1 (ja)
WO (1) WO1985005189A1 (ja)

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