JPH053110U - パスタのような食品をパツケージするための容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【構成】底部２と、側面３、４、５、６と、開口部７
と、開口部７の周囲に設けられ且つ側面より外方に突出
しているフランジ状部８とを備えたパスタのような食品
をパッケ−ジするための容器において、さらに容器は、
フランジ状部８の少なくとも一つの側の位置において、
容器１を、フランジ部８の対応する箇所と協働して書見
台状の場所に置くようにするための角度のついたブラケ
ット形状の支持脚部９、１０、１１、１２を有してい
る。 【効果】書見台状の商品陳列棚の上に、容器を、そのブ
ラケット形状の支持脚部とそれに対応するフランジ部の
対応箇所が棚の上面に接するようにして置くことがで
き、容器の上部開口が棚の上面に対して立った状態とな
り、お客の方に向くようになる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、食品をパッケ−ジするための容器に関し、さらに詳しくは、パスタ のような食品をパッケ−ジするためのトレ−状の容器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

食品をパッケ−ジしそれを展示する業界においては、パッケ−ジトレ−として 知られている容器が広く使用されている。特に、かかるパッケ−ジは、ハンドメ イド或いはホ−ムメイドの風味を保つために広く利用されており、それは重要な 要素であり且つ広く望まれているものでもある。

【０００３】 この種のパッケ−ジは、トレ−と、該トレ−に収容された食品を適切に密封す るように該トレ−を包む透明なフイルム状のラップとを有している。このパッケ −ジの上部は、パッケ−ジされている内容物の性質、品質及び量などの詳細につ いての情報を需要者に与える他、また製造者名や商標などの表示がなされるよう になっている。しかしながら、かかるパッケ−ジが、ス−パ−マッケトなどで行 われているように需要者が自ら手に取るようになっている展示通路の陳列台に置 かれている場合には、上述した食品の表示効果は失われてしまう。

【０００４】 実際に、パッケ−ジトレ−の幾何学的な構造から、陳列台にいくつものパッケ −ジトレ−を積み重ねなければならない場合もあり、それによってお客が最も必 要としている情報の多くが隠されてしまうという問題がある。

【０００５】 また陳列台の棚を傾斜させりした場合には、スペ−スの必要性や場所代のため 、必ずコストの問題が生じるものである。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の目的は、上述した従来例の問題点を解決しうる構造を有したパスタの ような食品をパッケ−ジするための容器を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

上記目的を解決するために、本考案は、底部２と、側面３、４、５、６と、開 口部７と、前記開口部７の周囲に設けられ且つ前記側面より外方に突出している フランジ状部８とを備えたパスタのような食品をパッケ−ジするための容器にお いて、前記容器に、前記フランジ状部８の少なくとも一つの側の位置において、 該容器１を、前記フランジ部８の対応する箇所と協働して書見台状の場所に置く ようにするための角度のついたブラケット形状の支持脚部９、１０、１１、１２ を形成している。

【０００８】

【作用】

上述した本考案にかかるパスタのような食品をパッケ−ジするための容器によ れば、書見台状の商品陳列棚の上に、容器を、そのブラケット形状の支持脚部と それに対応するフランジ部の対応箇所が棚の上面に接するようにして置くことに より、容器の上部開口が棚の上面に対して立った状態となり、お客に向くように なる。

【０００９】 本考案の他の特徴は、以下図面に基づいて記載された実施例の説明により、よ り明らかとなるであろう。

【００１０】

【実施例】

以下、本考案の一実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。

【００１１】 図１及び図２において、符号１は本実施例に係るパスタのような食品をパッケ −ジするために用いられるトレ−状の容器を示している。この容器１は、底部２ と、上部開口７を区画形成する４つの側面３、４、５及び６とを有している。前 記開口７の周囲には、フランジ状部８が該開口を囲むように突出形成されている 。 このトレ−状の容器は、前記底部２の各縁部のほぼ中心部において、支持脚 部９、１０、１１、１２を有している。これらの脚部は、角度のついたブラケッ ト状に形成されており、各ブラケットのフランジ状部８は、前記底部２と、対応 する側面のそれぞれと共通の面をなすように伸びている。

【００１２】 上記支持脚部１１は、それぞれ対応する前記フランジ８の直線状部分と協働す るように配置されており、該トレ−状容器を実質的に書見台状の棚の上において 支持する手段を提供する。前記トレ−状容器の底部２は、４つの三角形状の傾斜 面１３、１４、１５及び１６を介して前記容器の側面３−６と一体になっており 、それらは容器にほぼ多角形柱の面を与えると共に有役な平らな支持面を提供す るものである。

【００１３】 特に、パスタ等の食品用容器１７は、上述したようなトレ−状の容器と、該ト レ−状容器内の食品を密封するように該容器１を包む透明な材料からなる適当な フィルムとを有している。かかる容器は、従来の陳列台の棚１８の書見台状の箇 所に置くことができ、お客に該食品及び製造者の識別に必要な情報の全ての事項 を表示した面を向けることができる。

【００１４】

【考案の効果】

本考案に係る容器は、通常の陳列台の棚１８の書見台状の箇所に開口部をお客 に向くように立てた状態で置くことができ、該開口部を覆うフィルムに表示され た該食品及び製造者の識別に必要な情報をお客の方に向けることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るトレ−状容器の斜視図である。

【図２】図１のトレ−状容器の側面図である。

【図３】図１のトレ−状容器の他の側面図である。

【図４】本考案に係る容器の使用状態を示す斜視図であ
る。

【図５】本考案に係る容器の使用状態を示す側面図であ
る。

【符号の説明】

１ 容器 ２ 底部 ３、４、５、６ 側面 ７ 開口部 ８ フランジ状部 ９、１０、１１、１２ 支持脚部 １３、１４、１５、１６ 傾斜面 １８ 書見台状の棚

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 底部２と、側面３、４、５、６と、開口
   部７と、前記開口部７の周囲に設けられ且つ前記側面よ
   り外方に突出しているフランジ状部８とを備えたパスタ
   のような食品をパッケ−ジするための容器において、さ
   らに該容器は、前記フランジ状部８の少なくとも一つの
   側の位置において、該容器１を、前記フランジ部８の対
   応する箇所と協働して書見台状の場所に置くようにする
   ための角度のついたブラケット形状の支持脚部９、１
   ０、１１、１２を有していることを特徴とするパスタの
   ような食品をパッケ−ジするための容器。
2. 【請求項２】 前記角度のついたブラケットは、前記容
   器底部２のそれぞれの側に設けられていることを特徴と
   する請求項１記載の容器。
3. 【請求項３】 前記容器にほぼ多角形柱の外観を与える
   ために、前記底部２は、前記側面に、広い三角形の傾斜
   面を介して連結されていることを特徴とする請求項２記
   載の容器。