JPH05311005A - 改良エラストマーとそれを利用した中底および履物 - Google Patents

改良エラストマーとそれを利用した中底および履物

Info

Publication number
JPH05311005A
JPH05311005A JP1722691A JP1722691A JPH05311005A JP H05311005 A JPH05311005 A JP H05311005A JP 1722691 A JP1722691 A JP 1722691A JP 1722691 A JP1722691 A JP 1722691A JP H05311005 A JPH05311005 A JP H05311005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastomer
footwear
insole
polyisoprene
midsole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1722691A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiartchai Santiyanont
キャルチャイ・サンチャノント
Narong Chokwatana
ナロング・チョックワターナ
Jariya Boonjawat
ジャリヤ・ブーンジャワット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ANSONII CHIYAARUZU RATSUKAMU
RACKHAM ANTHONY CHARLES
Original Assignee
ANSONII CHIYAARUZU RATSUKAMU
RACKHAM ANTHONY CHARLES
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ANSONII CHIYAARUZU RATSUKAMU, RACKHAM ANTHONY CHARLES filed Critical ANSONII CHIYAARUZU RATSUKAMU
Publication of JPH05311005A publication Critical patent/JPH05311005A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/02Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the material
    • A43B13/04Plastics, rubber or vulcanised fibre
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/01Hydrocarbons

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリイソプレンエラストマーは、平均分子量
15,000から70,000、好ましくは、25,0
00から50,000を有するポリイソプレン含量を有
する。これは、不飽和芳香族化合物で架橋結合され、か
つ、硫黄あるいは過酸化物硬化系により硬化される。エ
ラストマーは、非常に低い圧縮永久ひずみ(0パーセン
トから5パーセント)と低硬度(ショアA、0から2
0)を有する。 【効果】 このエラストマーは、軽量で柔軟であり、可
撓性とともに耐久性があり、その特性により、衝撃吸収
と衝撃緩和の特質を比類の無いものとしている。その特
質により、エラストマーは、履物用の中底あるいはミッ
ドソールの構成要素として最適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エラストマー、詳しく
は、ポリイソプレンエラストマーであって、履物の構成
要素、詳しくは、履物用中底あるいはミッドソールのよ
うな挿入物に使用するポリイソプレンエラストマーに関
する。
【0002】
【従来の技術】衝撃を緩和するための周知のエラストマ
ーは、ポリウレタンエラストマーやエチレン酢酸ビニル
重合体から成る。アメリカ特許第4,346,205号
は、ポリウレタンの典型的な例を開示している。このポ
リウレタンは、低硬度および低圧縮永久ひずみを有する
が、圧縮後元の状態への戻りが遅く、このため、履物の
挿入物として使用するには不適当である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、履物に挿入するのに最も適している非ポリウレタン
エラストマーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明により、ポリイソ
プレンエラストマーが提供されており、このポリイソプ
レンエラストマーにおいて、ポリイソプレン含量が1
5,000から70,000の平均分子量を有し、か
つ、このポリイソプレンが不飽和芳香族化合物架橋結合
剤で架橋結合され、かつ、硫黄硬化系あるいは過酸化物
硬化系で硬化されており、その結果生じるエラストマー
が、0パーセントから5パーセントの低圧縮永久ひずみ
と0から20のショアAスケールの低硬度を有する。
【0005】
【発明の効果】中底あるいはミッドソール構成要素は、
要求される硬度および圧縮永久ひずみ、さらに、架橋結
合の程度を変えることにより、一定の厚みで要求される
反跳弾性率などを有するように、エラストマーで構成可
能である。その結果、中底あるいはミッドソールの異な
る構成要素は、これまでにない幅広い可変範囲を有する
緩和効果を提供可能であり、このことは、体重が異なる
人が履く履物、さらには、異なるスポーツ行動に使用す
る履物とって必要なことである。本発明のポリイソプレ
ンエラストマーは、完全に硬化され、その特性は、時が
経っても一定していることである。
【0006】このことは、先行技術による履物と異な
り、履物用の中底構成要素の厚さと容量とは、履物のデ
ザインと大きさとにより決定され、中底構成要素の材質
は、履物の特殊な部分の緩和ための要求に従って選択さ
れる。アメリカ特許第900,867号、第1,06
9,001号、第1,304,915号、第1,51
4,468号、第1,869,257号、第2,08
0,469号、第2,645,865号、第2,67
7,906号、第3,469,576号、第4,18
3,156号、第4,451,994号に、履物の快適
な部材、特に、流体(例えば、液体あるいは気体)が充
満された中底を提供する組合せ方が記述されている。ア
メリカ特許第2,055,077号には、スポンジゴム
の中底が開示され、さらに、アメリカ特許第4,45
1,994号には、空気を入れるための空間を有するス
ポンジゴムの中底の構成要素が開示されている。これら
のすべての組合せ方において、中底の製造が異なり、こ
の中底のデザインが複雑になるので、上記中底の形のい
ずれもが、履物を履く人の体重の範囲を制限するという
ことが判明した。
【0007】ふさわしくは、本発明のエラストマーは、
要求される中底構成要素の形にモールドされることであ
る。エラストマーの非常に柔軟でかつほとんど流動可能
な性質により、中底の前足の部分およびかかとの部分に
かかる力を均一に配分する。
【0008】不飽和芳香族化合物とは、芳香族アルケニ
ール化合物でよく、一例としては、ジビニルベンゼンの
ようなジビニル化合物のことである。
【0009】硫黄硬化系とは、硫黄の塩基を有するか、
または、テトラメチルthiuram 二硫化物かあるいは従来
の硫黄の硫化促進物質のように硫黄の影響を受けやすい
材質のことである。
【0010】ふさわしくは、中底あるいはミッドソール
構成要素は、歩いたり、走ったり、跳ねたりする間に受
ける衝撃力を吸収緩和することにある。特に、使用者の
異なる体重および異なるスポーツ行動により、衝撃の吸
収散逸の異なる程度が要求され、このエラストマーの性
質がそれに適合可能である。有利な点として、上述のよ
うに、前足の部分とかかとの部分にかかる力をさらに均
一に一様に配分することであり、それによって、楽さを
増すとともに、足部や脚部を痛める履物の傾向を減少す
る。そのほかの本発明の有利な点は、一連の中底あるい
はミッドソールの構成要素は、衝撃吸収と緩和の性質を
備えており、これらの構成要素は、履物の使用者の幅広
い体重や異なるスポーツの行動あるいは自由な歩行のす
べてに応用される。
【0011】本発明によるエラストマーで作られる中底
あるいはミッドソール構成要素は、特に、礼装用靴およ
びすべてのタイプのスポーツ用靴に使用され、特に、体
重の異なる人が使用するのに適している。
【0012】本発明のさらに有利な点は、本発明による
エラストマーで作られる中底/ミッドソール構成要素
は、デザインすることが比較的簡単であり、既存の履物
を変形する必要がほとんどない。
【0013】
【実施例】図1および図2には、礼装用靴10が図示さ
れており、この靴10はつま先革部12と靴底部14と
を有する。
【0014】また、中底部16も示されており、この中
底部16は、上部中間層18と下部中間層20とから成
る。二つの衝撃吸収中底パッド22と24は、これら中
間層18,20の間に、サンドイッチ状にはさまれてお
り、二つのパッド22,24は、下部中間層20の前足
の端部とかかとの端部にある凹所26と28とに別々に
置かれる。これらの中底パッド22,24は、以下の表
2の試料Aの本発明のエラストマーで作られる。
【0015】図3には、ランニングシューズ30が示さ
れており、このランニングシューズ30は、上部あるい
はかかと部分32と二つの部材から成る靴底部34を有
し、この靴底部34の上に中底あるいはミッドソール部
36が置かれる。
【0016】この中底36は、その下部に、すなわち、
中底の前足とかかとの端部に、二つの凹所38と40と
を備えており、この二つの凹所38,40に、本発明の
ポリイソプレンエラストマー製のパッドが置かれる。
【0017】図4には、ブーツ40が示されており、こ
のブーツ40は、つま先革部42と靴底部44を有す
る。
【0018】この靴底部44の上側表面は、この靴底部
44の前足とかかとの端部に凹所46と48とを有して
おり、これらの凹所46,48に、本発明の低分子量の
ポリイソプレンエラストマー製のパッド50の形をした
弾力のある衝撃吸収物質が備えられる。
【0019】図5から図7は、全体に挿入可能な二つの
形の靴底ライナー60と62を示し、本発明のエラスト
マー製の衝撃吸収部材64は、上部構造部材66と下部
構造部材68との間にサンドイッチ状にはさまれる。上
述のライナー60と62は、従来の靴に使用可能であ
る。
【0020】図1から図7に示されている前足に置かれ
るエラストマーパッドあるいはライナーは、2ミリメー
トルから6ミリメートルの厚さ(かかとパッドは3ミリ
メートル、つま先パッドは2ミリメートルであることが
ふさわしい)、0から20の硬度(ショア A)、5パ
ーセント以下の圧縮永久ひずみを有するとともに、履物
を履く人の体重や行動(この体重と行動により衝撃吸収
の程度が異なる)に応じて、履物を履いている間に受け
る推定衝撃力を吸収緩和するように構成されている。こ
のエラストマーパッドは、履物の前足とかかと部にかか
る力を均一に与えるように構成されており、それによっ
て、楽さと安定性を増すとともに、足部や脚部を痛める
可能性を少なくすることになる。
【0021】図1から図4は、履物の簡単化された実施
例を示し、ポリイソプレンエラストマーパッドは、複数
の中底を有する履物、実際には、ミッドソール部のない
履物に備えられることが可能であるということが分か
る。また、図1から図4に示されている二つのパッドの
代わりに、前足からかかとに伸びるエラストマー材質の
一つのパッドが備えられてもよい。
【0022】履物のパッドに使用する本発明のポリイソ
プレンエラストマーの好ましい製造方法は、一般には、
下記の表1に挙げた成分から成る混合物をモールドする
ことである。
【0023】 表 1 成 分 重 量 部 液体ポリイソプレンゴム1 100 充填剤2 40−80 石油可塑剤3 40−80 石油樹脂4 3−8 染料5 2−5 亜鉛イソプロピルキサントゲン酸塩 2−6 2−メルカプトベンゾチアゾールの亜鉛塩 2−6 酸化亜鉛 3−5 硫黄 0.8−8 (好ましくは1−5) ジビニルベンゼン 1−3 フェノール基を有する抗酸化剤6 0.5−2 ステアリン酸 0.5−2
【0024】1 使用可能な典型的な液体イソプレンゴ
ムは、商品名がKuraray Liquid IRで
ありクラレイソプレン化学会社(Kuraray Is
oprene Chemical Co Ltd)で入
手可能な液体イソプレンゴムである。特殊なゴムは、好
ましくは、LIR−50およびLIR−30として知ら
れているゴムがあるが、好ましいのは、LIR−50で
ある。LIR−30およびLIR−50の一般的な性質
は、下記の通りである:
【0025】 LIR−30 LIR−50 分子量 29000 47000 比 重 0.91 0.91 溶融粘度 740 480 (38度でのポアズ) 溶解粘度 12 29 (cps T.S.C.=20パーセント、溶剤は、トルエン) 揮発度、重量パーセント 0.45 0.45 機能原子団 − − 機能原子団のモルの数 − − (LIRの−モルにおける) インデン価(g/100) 368 368
【0026】2 ふさわしい充填剤は、二酸化珪素かあ
るいは炭酸カルシウムかである。
【0027】3 ふさわしい石油可塑剤は、商品名がR
ubber Oil BRであり、タイランド リミテ
ッド(Thailand Limited)から入手可
能な石油可塑剤である。これは、高度に精製された基原
料である。石油は、比較的低い粘性を有する。
【0028】4 ふさわしい石油樹脂は、クマロン樹脂
であり、日本の日鉄化学株式会社(Nittetsu
Chemical Company)から入手可能であ
る。この樹脂は、主として、スチレンおよびクマロン、
インデンから成る重合体である。
【0029】5 典型的な染料は、Green FG−
9000であり、大韓民国釜山にあるユーケイ スング
ケミカル コーポレイション リミテッド(UK S
eung Chemical Co.Ltd.)から入
手可能である。
【0030】6 ふさわしい抗酸化剤は、上質のキシレ
ノールのメチルシクロヘキシル誘導体であるPerma
nax WSLであり、バルナックス インターナショ
ナルリミテッド(Vulnax Internatio
nsl Ltd.)あるいはクック ケミカル カンパ
ニー(Cook Chemical Company)
から入手可能である。
【0031】混合物を調合するために、最初に、充填剤
と可塑剤を混ぜ、次に、亜鉛イソプロピルキサントゲン
酸塩および亜鉛塩、酸化亜鉛、硫黄、ジビニルベンゼ
ン、抗酸化剤、ステアリン酸を均一になるように混合す
る。それとは別に、液体ポリイソプレンゴムおよび染料
を十分に練り合わせ、調合したそのほかの成分の混合物
を加える。その混合物が粘りけが出るように約一時間練
ってどろどろにする。そして、架橋結合反応は、ステン
レス鋼のモールド内で、約一時間、硬化温度を120゜
Cから125゜Cに上げることにより行われる。
【0032】本発明の調合の結果生じた架橋結合された
一つの液体ゴム、試料 Aの物理性特質は、下記の表2
に要約されている。低硬度および低圧縮永久ひずみが持
続されていることが示されている。試料Aの明確な記述
は、下記の通りである:
【0033】 成 分 重 量 部 液体ポリイソプレンゴム(LIB−30) 100 炭酸カルシウム 48.0 石油可塑剤 50.0 石油樹脂 5.0 染料 3.0 亜鉛イソプロピルキサントゲン酸塩 3.5 2−メルカプトベンゾチアゾールの亜鉛塩 2.5 硫黄 0.9 ジビニルベンゼン 1.0 フェノール−を有する抗酸化剤 1.0 ステアリン酸 1.0
【0034】 表 2 物性 単位 試料 A 硬 度 ショア A 0.5 硬 度 ショア C 5 縮化 70゜Cで40分 % 0 破壊時の伸び % 600 引っ張り強さ km/cm2 1.5 引き裂き強さ kg/cm 1.2 密 度 g/cm3 1.06 圧縮永久ひずみ % 0 (50゜Cで5時間) 衝撃エネルギーの回復 % 0 (153cm高さで47gのボール)
【0035】本発明のポリイソプレンの三つの試料Aか
らCの衝撃吸引特性およびエネルギーの回復は、角度落
下40度でサンプル厚さ4ミリメートルの状態で、摂氏
20度で、ダンロップのトリプソメーター(Dunlo
p tripsometer)(BS 903)振子反
跳テストによって行われた。下記の表3は、この三つの
試料AからCと周知の種々のエラストマーとの比較であ
る。
【0036】非常に低い硬度を有する本発明の試料の衝
撃吸収特性は、時間的に変動しない一定の値、すなわ
ち、全く跳ね返りが無いというように示されている。
【0037】 表 3 物質 硬度 硬度 跳ね返り弾性 ショア A ショア C (%) 試料 A 1 5 0 試料 B 2 15 0 試料 C 3−4 21 22.5 ポリウレレタン 12−13 36 7.3 EVA 17 33 27.8 EVA 20 35 54.4 天然ゴム 58 82 86.7
【0038】上記の表3において、ポリウレタンは、商
標Sorbothaneで入手可能なポリウレタンであ
る。EVAのサンプルは、エチレン酢酸ビニル重合体で
あり、一般的には、履物の底革ライナーとして入手可能
であるのに対して、天然ゴムは、アメリカ化学標準(A
merican Chemical standar
d)に従って入手可能な天然ゴムである。
【0039】試料AからC、エラストマーを硬化するの
に使用される硫黄の量が異なり、その他の成分は、表1
に記述の通りである。
【0040】 表 4 試 料 硫 黄 硬 度 (部/ポリイソプレンの重量100部) (ショア A) A 0.9 1 B 2.7 2 C 4.0 3−4
【0041】表示されているように、硬度は、硫黄硬化
剤の量を変えることにより変化可能である。変質素のよ
うに、硬度は、亜鉛イソプロピルキサントゲン酸塩およ
び/または充填剤の量を変えることにより制限範囲内で
変化可能である。
【0042】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエラストマーで作られる中底あるいは
ミッドソール構成要素使用の婦人用礼装用靴の斜視図
【図2】本発明のエラストマーで作られる中底あるいは
ミッドソール構成要素使用の婦人用礼装用靴の分解斜視
【図3】本発明のエラストマーで作られた中底あるいは
ミッドソール構成要素使用のランニングシューズの分解
斜視図
【図4】本発明のエラストマーで作られる中底あるいは
ミッドソール構成要素使用の履物の別の実施例の分解斜
視図
【図5】本発明のエラストマーで作られる衝撃吸収のパ
ッドを全体に組み込んでいる履物に挿入可能な底革ライ
ナー
【図6】本発明のエラストマーで作られる衝撃吸収のパ
ッドを全体に組み込んでいる履物に挿入可能な底革ライ
ナーの斜視図
【図7】本発明のエラストマーで作られる衝撃吸収のパ
ッドを全体に組み込んでいる履物に挿入可能な底革ライ
ナーの断面図
【符号の説明】
10 礼装用靴 12 つま先革部 14 靴底部 16 中底部 18 上部中間層 20 下部中間層 22,24 衝撃吸収中底パッド 26,28 凹所 30 ランニングシューズ 32 かかと部分 34 靴底部 36 ミッドソール部 38,40 凹所 40 ブーツ 42,44 つま先 46,48 凹所 50 パッド 60,62 靴底ライナー 64 衝撃吸収部材 66 上部構造部材 68 下部構造部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/09 KDB 7242−4J 5/13 KDC 7242−4J 5/36 KDN 7242−4J 5/38 KDP 7242−4J //(C08L 9/00 57:02) (72)発明者 ナロング・チョックワターナ タイ国 バンコック 10110 プラカノン グ バンチャック スクフムヴィット・ロ ード 2 ソイ 56 (72)発明者 ジャリヤ・ブーンジャワット タイ国 バンコック 10310 スチサー ン・ロード ワタナニワッテ 41 ソイ 6

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリイソプレンエラストマーであって、
    ポリイソプレン含量が15,000から70,000の
    平均分子量を有し、前記ポリイソプレンが不飽和芳香族
    化合物架橋結合剤で架橋結合され、かつ、硫黄硬化系あ
    るいは過酸化物硬化系で硬化されており、その結果生じ
    るエラストマーが、0パーセントから5パーセントの低
    圧縮永久ひずみと0から20のショアAスケールの低硬
    度を有するポリイソプレンエラストマー。
  2. 【請求項2】 前記ポリイソプレン含量が25,000
    から50,000の平均分子量を有する請求項1に記載
    のエラストマー。
  3. 【請求項3】 前記不飽和芳香族化合物が芳香族アルキ
    ニール化合物である請求項1または2のいずれかに記載
    のエラストマー。
  4. 【請求項4】 前記不飽和芳香族化合物がジビニル化合
    物である請求項3に記載のエラストマー。
  5. 【請求項5】 前記不飽和芳香族化合物がジビニルベン
    ゼンである請求項4に記載のエラストマー。
  6. 【請求項6】 前記エラストマーが下記の成分: 成 分 重 量 部 液体ポリイソプレンゴム 100 充填剤 40−80 石油可塑剤 40−80 石油樹脂 3− 8 染料 2− 5 亜鉛イソプロピルキサントゲン酸塩 2− 6 2−メルカプトベンゾチアゾールの亜鉛塩 2− 6 酸化亜鉛 3− 5 硫黄 0.8− 8 ジビニルベンゼン 1− 3 フェノール基を有する抗酸化剤 0.5− 2 ステアリン酸 0.5− 2 を含む請求項1から5のいずれかに記載のエラストマ
    ー。
  7. 【請求項7】 前記エラストマーが下記の成分: 成 分 重 量 部 部液体ポリイソプレンゴム(LIB−30) 100 炭酸カルシウム 48.0 石油可塑剤 50.0 石油樹脂 5.0 染料 3.0 亜鉛イソプロピルキサントゲン酸塩 3.5 2−メルカプトベンゾチアゾールの亜鉛塩 2.5 硫黄 0.9 ジビニルベンゼン 1.0 フェノール基を有する抗酸化剤 1.0 ステアリン酸 1.0 を含む請求項6に記載のエラストマー。
  8. 【請求項8】 履物用中底あるいはミッドソールであっ
    て、前記履物用中底あるいはミッドソールが請求項1か
    ら7のいずれかに記載の前記エラストマーから作られる
    履物用中底。
  9. 【請求項9】 履物であって、前記履物が中底あるいは
    ミッドソールの構成要素を有し、前記構成要素が請求項
    1から7のいずれかに記載の前記エラストマーから作ら
    れる履物。
JP1722691A 1990-02-09 1991-02-08 改良エラストマーとそれを利用した中底および履物 Pending JPH05311005A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB909002995A GB9002995D0 (en) 1990-02-09 1990-02-09 Improvements in and relating to footwear
GB90029950 1990-02-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05311005A true JPH05311005A (ja) 1993-11-22

Family

ID=10670752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1722691A Pending JPH05311005A (ja) 1990-02-09 1991-02-08 改良エラストマーとそれを利用した中底および履物

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0441068B1 (ja)
JP (1) JPH05311005A (ja)
DE (1) DE69019499D1 (ja)
GB (1) GB9002995D0 (ja)
TW (1) TW210344B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148868A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Kowa Co 薄型爪先パッド
JP2013534555A (ja) * 2010-06-25 2013-09-05 アレジアンス、コーポレイション 減少したアレルゲンのポテンシャルを有する加硫組成物

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6453578B1 (en) * 2001-10-15 2002-09-24 Taiwan Footwear Research Institute Orthopedic sole structure
EP3788902B1 (en) * 2016-01-15 2022-05-11 NIKE Innovate C.V. Article of footwear with multiple layers

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4569382A (en) * 1981-05-11 1986-02-11 The Goodyear Tire & Rubber Company Composite of rubber and metal reinforcement therefor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148868A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Kowa Co 薄型爪先パッド
JP2013534555A (ja) * 2010-06-25 2013-09-05 アレジアンス、コーポレイション 減少したアレルゲンのポテンシャルを有する加硫組成物
JP2016000821A (ja) * 2010-06-25 2016-01-07 アレジアンス、コーポレイション 減少したアレルゲンのポテンシャルを有する加硫組成物

Also Published As

Publication number Publication date
EP0441068A1 (en) 1991-08-14
EP0441068B1 (en) 1995-05-17
GB9002995D0 (en) 1990-04-04
DE69019499D1 (de) 1995-06-22
TW210344B (ja) 1993-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105167320B (zh) 具有轻重量鞋底部件的鞋制品
US4232457A (en) Orthotic insert
US20050262736A1 (en) Footwear comfort componentry
US6335392B1 (en) Outsole of shoes
WO2011088198A1 (en) Responsive insoles
US5218056A (en) Elastomers
CN110713641B (zh) 一种柔软缓震、耐撕裂运动鞋垫材料的制备方法
US11627777B2 (en) Shoe sole with enhanced performance characteristics
CN111100369A (zh) 用于鞋子的发泡材料、制备方法及鞋子
JPH05311005A (ja) 改良エラストマーとそれを利用した中底および履物
EP0434834B1 (en) Shock absorbing structure
JP2864493B2 (ja) 靴用中底
KR101149659B1 (ko) 신발류 물품용 바깥창
JP3398235B2 (ja) ゴルフ用スパイクシューズ
KR100450187B1 (ko) 고중량 신발
Hao et al. Study on the effect of rubber sole on pressure change of foot movement
US11857024B2 (en) Composite foam for midsole
US2323801A (en) Footwear and the manufacture thereof
JPH02234702A (ja) シューズ
Mills Running shoe materials
CN115991920A (zh) 一种高弹性高缓冲鞋底材料及其制备方法
JPS6395213A (ja) 低硬度高強度で低反撥弾性のゴム組成物
Limon et al. Rebound effect evaluation of commonly used footbeds under repeated foot pressure
CN117621552A (zh) 一种多层复合材料及其成型方法与应用
KR20210013825A (ko) 고분자 압축 우레탄 밑창